JPH1131930A - クランプ回路 - Google Patents
クランプ回路Info
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- JPH1131930A JPH1131930A JP9182428A JP18242897A JPH1131930A JP H1131930 A JPH1131930 A JP H1131930A JP 9182428 A JP9182428 A JP 9182428A JP 18242897 A JP18242897 A JP 18242897A JP H1131930 A JPH1131930 A JP H1131930A
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Abstract
可能なクランプ回路を実現する。 【解決手段】 容量の充電電圧を一定値にクランプする
クランプ回路において、容量と、容量を充電する定電流
源と、一方のトランジスタのベースにクランプ設定電圧
を印加し、他方のトランジスタのコレクタ及びベースが
定電流源及び容量の接続点に接続される差動回路とを設
ける。
Description
一定値にクランプするクランプ回路に関し、特に温度特
性が良好で任意の電圧にクランプすることが可能なクラ
ンプ回路に関する。
実現するICでは外部に接続された外部容量の充放電時
間を利用して一定時間経過後に信号を出力していた。
する回路の一例を示す構成ブロック図である。
イッチ回路、3は外部容量、5はクランプ回路、6及び
7は比較器、100及び101はしきい値電圧、102
及び103は出力信号である。
端子に接続され、定電流源4の一端はスイッチ回路2の
出力端子に接続される。
3の一端、クランプ回路5、比較器6及び7の非反転入
力端子にそれぞれ接続され、比較器6及び7の反転入力
端子にはしきい値電圧100及び101がそれぞれ印加
される。
され、外部容量3の他端及び定電流源4の他端は接地さ
れる。
いて説明する。図5は図4の回路の動作を示すタイミン
グ図である。
2で定電流源1を選択すると定電流源1からの出力電流
が外部容量3に流れ込み外部容量3を充電して行く。図
5中”イ”の時点でこのような充電を開始すると外部容
量3の端子電圧が図5中”ロ”に示すように上昇して行
く。
5のクランプ電圧まで上昇するとクランプ回路5により
定電流源1の出力電流が吸収され図5中”ニ”に示すよ
うに外部容量3の端子電圧の上昇が停止する。
5中”ホ”に示す値だとすれば図5中”ヘ”の時点で比
較器6の出力信号102が”ローレベル”から”ハイレ
ベル”になる。
ト”に示す時間経過後に出力信号102が”ハイレベ
ル”になり、タイマ機能を実現したことになる。
路2で定電流源4を選択すると外部容量3に充電されて
いた電荷が定電流源4により放電され、外部容量3の端
子電圧が図5中”リ”に示すように下降して行く。
外部容量3の電圧が”0V”になると外部容量3の端子
電圧の下降が停止する。
5中”ヌ”に示す値だとすれば図5中”ル”の時点で比
較器7の出力信号103が”ハイレベル”から”ローレ
ベル”になる。
ヲ”に示す時間経過後に出力信号103が”ローレベ
ル”になり、タイマ機能を実現したことになる。
す回路図であり、1及び3は図4と同一符号を付してあ
る。図6(A)において8及び9はダイオード、図6
(B)において10はツェナーダイオードである。
部容量3の一端及びダイオード8のアノードに接続さ
れ、ダイオード8のカソードはダイオード9のアノード
に接続される。
れ、外部容量3の他端及びダイオード9のカソードは接
地される。
端は外部容量3の一端及びツェナーダイオード10のカ
ソードに接続され、定電流源1の他端は電圧源に接続さ
れ、外部容量3の他端及びツェナーダイオード10のア
ノードは接地される。
説明する。図6(A)において定電流源1からの出力電
流が外部容量3に流れ込み外部容量3を充電して行くの
で前述のように外部容量3の端子電圧は上昇して行く。
0.7V”になると”on”状態になるので、外部容量
3の端子電圧が”1.4V”になるとダイオード8及び
9は共に”on”状態になり定電流源1からの出力電流
が全て接地に流れ込み、外部容量3には流れ込まなくな
る。
れた2つのダイオード8及び9を順バイアス方向に接続
することにより、外部容量3の端子電圧は”1.4V”
にクランプされることになる。
宜調整することによりクランプ電圧を設定することが可
能になる。
源1からの出力電流が外部容量3に流れ込み外部容量3
を充電して行くので前述のように外部容量3の端子電圧
は上昇して行く。
オード10が接続されているので、外部容量3の端子電
圧がツェナーダイオード10のツェナー電圧に達する
と、定電流源1からの出力電流はツェナーダイオード1
0に全て流れ込み、外部容量3には流れ込まなくなる。
イオード10を逆バイアス方向接続することにより、外
部容量3の端子電圧はツェナー電圧にクランプされるこ
とになる。
ー電圧を適宜選択することによりクランプ電圧を設定す
ることが可能になる。
示すクランプ回路ではクランプ電圧がダイオードの順方
向電圧の倍数でしか選択できず任意のクランプ電圧に設
定することは出来ないと言った問題点があった。
図6(A)に示すクランプ回路よりはクランプ電圧の選
択の幅があるものの任意のクランプ電圧に設定出来る訳
ではない。
するためにクランプ電圧が温度により変動してしまう。
するための回路で図5中”ヲ”に該当する設定時間はク
ランプ電圧が変動してしまうとそれに伴い変動してしま
うと言った問題点があった。従って本発明が解決しよう
とする課題は、温度特性が良好で任意のクランプ電圧が
設定可能なクランプ回路を実現することにある。
るために、本発明の第1では、容量の充電電圧を一定値
にクランプするクランプ回路において、前記容量と、前
記容量を充電する定電流源と、一方のトランジスタのベ
ースにクランプ設定電圧を印加し、他方のトランジスタ
のコレクタ及びベースが前記定電流源及び前記容量の接
続点に接続される差動回路とを備えたことを特徴とする
ものである。
の第2では、本発明の第1において、前記定電流源及び
前記差動回路を同一IC上に形成したことを特徴とする
ものである。
の第3では、本発明の第2において、前記差動回路を構
成する2つのトランジスタを前記IC内部でペアで形成
したことを特徴とするものである。
の第4では、本発明の第2において、前記定電流源及び
前記差動回路を構成する定電流源を前記IC内部でペア
で形成したことを特徴とするものである。
の第5では、本発明の第2において、前記容量の充放電
によりタイマ機能を実現するICに用いたことを特徴と
するものである。
説明する。図1は本発明に係るクランプ回路の一実施例
を示す構成ブロック図である。
付してあり、11及び12はトランジスタ、13は定電
流源、104はクランプ設定電圧である。また、11〜
13は差動回路50を構成している。
1のベースに印加され、トランジスタ11のエミッタは
トランジスタ12のエミッタ及び定電流源13の一端に
接続される。
ースは定電流源1の一端及び外部容量3の一端にそれぞ
れ接続される。
定電流源1の他端は正電圧源に接続され、外部容量3の
他端及び定電流源13の他端は接地される。
用いて説明する。図2は充電動作の一例を示す特性曲線
図であり、図2(A)は外部容量3の端子電圧の特性曲
線図、図2(B)はトランジスタ11及び12のコレク
タ電流の特性曲線図である。
を”I”、定電流源の出力電流を”2・I”とする。
ベースにクランプ設定電圧104が印加されるとトラン
ジスタ11が”on”になるが外部容量3の端子電圧は
まだ”0V”であるのでトランジスタ12は”off”
である。
全てが外部容量3に流れ込み外部容量3を充電して行
く。
い換えれば、トランジスタ12のコレクタ電流は図2
中”ロ”に示すように”0”なのでトランジスタ11の
コレクタ電流は図2中”ハ”に示すように定電流源13
の出力電流”2・I”となる。
が充電されると図2中”ニ”に示すように外部容量3の
端子電圧が上昇し、図2中”ホ”の時点でクランプ設定
電圧104に近づく。
ジスタ12にコレクタ電流が流れはじめる。また、トラ
ンジスタ11及び12と定電流源13とは差動回路50
を構成しているので図2中”ト”に示すようにトランジ
スタ11のコレクタ電流が減少する。
プ設定電圧104と外部容量3の端子電圧が等しくなる
とトランジスタ11及び12のコレクタ電流は図2中”
リ”に示すように”I”と等しくなる。
ランジスタ12に流れるコレクタ電流も”I”となるの
で定電流源1の出力電流は全てトランジスタ12のコレ
クタに流れ込み、外部容量3には流れ込まないので図2
中”チ”に示すように外部容量3の端子電圧の上昇は止
まりクランプされる。
設定電圧104と等しくなるので、クランプ設定電圧1
04の値を適宜設定することにより任意のクランプ電圧
の設定が可能になる。
部でペアで形成することにより、両者の温度特性はほぼ
等しくなるので温度特性が互いに相殺されてクランプ電
圧には影響を及ぼさなくなる。
ペアで形成することによりクランプ回路自体の温度特性
が殆どなくなり、印加されるクランプ設定電圧104の
温度特性とほぼ等しくなるので温度特性が良好なクラン
プ回路が可能になる。
の温度特性の一例を示す特性曲線図である。例えば、図
6(A)のダイオードの温度係数は”−2mV/°
C”、クランプ設定電圧104としては温度係数が”1
00ppm/°C”で”1.4V”の基準電圧等を用い
るものとする。
温度特性であり、図6(A)では2つのダイオードを用
いているので前記温度係数の2倍の”−4mV/°C”
の傾きが生じてしまう。
特性では温度係数が、 100ppm/°C×1.4V=0.14mV/°C (1) となるが従来例と比較して”0.035”程度に低減さ
れている。
スタ11のベースにクランプ設定電圧を印加し、他方の
トランジスタ12のコレクタ及びベースを充電用の定電
流源1及び外部容量3の接続点に接続することにより、
温度特性が良好で任意のクランプ電圧が設定可能にな
る。
な外部容量の充放電によりタイマ機能を実現する回路に
適用することにより、任意の設定時間が可能で、設定時
間が温度変動の影響を受けない回路を実現することが可
能になる。
本発明によれば次のような効果がある。差動回路の一方
のトランジスタのベースにクランプ設定電圧を印加し、
他方のトランジスタのコレクタ及びベースを充電用の定
電流源及び外部容量の接続点に接続することにより、温
度特性が良好で任意のクランプ電圧が設定可能なクラン
プ回路が実現できる。
成ブロック図である。
曲線図である。
構成ブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】容量の充電電圧を一定値にクランプするク
ランプ回路において、 前記容量と、 前記容量を充電する定電流源と、 一方のトランジスタのベースにクランプ設定電圧を印加
し、他方のトランジスタのコレクタ及びベースが前記定
電流源及び前記容量の接続点に接続される差動回路とを
備えたことを特徴とするクランプ回路。 - 【請求項2】前記定電流源及び前記差動回路を同一IC
上に形成したことを特徴とする特許請求の範囲請求項1
記載のクランプ回路。 - 【請求項3】前記差動回路を構成する2つのトランジス
タを前記IC内部でペアで形成したことを特徴とする特
許請求の範囲請求項2記載のクランプ回路。 - 【請求項4】前記定電流源及び前記差動回路を構成する
定電流源を前記IC内部でペアで形成したことを特徴と
する特許請求の範囲請求項2記載のクランプ回路。 - 【請求項5】前記容量の充放電によりタイマ機能を実現
するICに用いたことを特徴とする特許請求の範囲請求
項2記載のクランプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18242897A JP3743125B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | クランプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18242897A JP3743125B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | クランプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1131930A true JPH1131930A (ja) | 1999-02-02 |
JP3743125B2 JP3743125B2 (ja) | 2006-02-08 |
Family
ID=16118111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18242897A Expired - Fee Related JP3743125B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | クランプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3743125B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013038958A1 (ja) * | 2011-09-12 | 2013-03-21 | シャープ株式会社 | クランプ回路及びそれを用いた信号処理システム |
-
1997
- 1997-07-08 JP JP18242897A patent/JP3743125B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013038958A1 (ja) * | 2011-09-12 | 2013-03-21 | シャープ株式会社 | クランプ回路及びそれを用いた信号処理システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3743125B2 (ja) | 2006-02-08 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041102 |
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