JPH11319295A - プリペイドカードシステム - Google Patents

プリペイドカードシステム

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Publication number
JPH11319295A
JPH11319295A JP10134797A JP13479798A JPH11319295A JP H11319295 A JPH11319295 A JP H11319295A JP 10134797 A JP10134797 A JP 10134797A JP 13479798 A JP13479798 A JP 13479798A JP H11319295 A JPH11319295 A JP H11319295A
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JP
Japan
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prepaid card
user
game
unit
card
Prior art date
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Pending
Application number
JP10134797A
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English (en)
Inventor
Toshio Kuroi
俊夫 黒井
Takayuki Kamata
隆之 鎌田
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技終了時におけるプリペイドカードの取り
忘れを効果的に抑制する。 【解決手段】 利用者検知部47は、遊技操作部46に
利用者が接触又は接近していることを検出することによ
り、利用者が当該遊技装置に臨席しており、遊技中であ
ることを検知する。表示部48は、忘れ検出部49によ
り、プリペイドカードの取り忘れが検出された際には、
カードの取り出しを促す文字等を表示する。忘れ検出部
49は、物販制御部41及び読書装置2の消費処理部2
2を介してリーダ/ライタ24内にプリペイドカードが
存在することが検出されている状態で、利用者検知部4
7により利用者が検知できなくなったときに、プリペイ
ドカードの取り忘れと判定する。忘れ検出部49が、プ
リペイドカードの取り忘れを検出すると、カードの取り
忘れである可能性があることを示す文字等やカードの取
り出しを促す文字等を表示部48に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
を金額消費に応じて処理するシステムに係り、特にプリ
ペイドカードを遊技サービスにおける遊技媒体の貸出の
対価の支払いに利用するシステムに好適なプリペイドカ
ードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】金銭的価値に対応する金額情報を記憶す
るプリペイドカードを金銭的決済に用いるプリペイドカ
ードシステムが実現されている。プリペイドカードシス
テムでは、通常の場合、複数の店舗においてサービスが
提供される。例えば、各店舗には、複数の読書装置、物
販機及び該読書装置の上位処理装置である中継装置等が
設置されている。読書装置は、プリペイドカードを使用
するための端末装置であり、この読書装置においては、
プリペイドカードに記憶される金額情報に基づいて、遊
技媒体の貸出等の対価として当該プリペイドカードが消
費される。物販機は、プリペイドカードの消費のための
物品等の販売/提供を行う。例えば遊技サービスの提供
を行うシステムの場合、物販機は、遊技処理を行う遊技
装置として構成され、消費に際して遊技媒体の貸出を行
う。遊技装置は、貸し出された遊技媒体を用いて利用者
が遊技を実行するための遊技処理も行う。読書装置はこ
の物販機である遊技装置の動作に基づいてプリペイドカ
ードの消費処理を行う。中継装置は、店舗内の複数の読
書装置等を例えばプリペイドカードの発行元に設置され
た決済センタに結合し、該決済センタとの間で通信を行
って読書装置等の管理及び消費金額の決済処理を行う。
【0003】すなわち、プリペイドカードは、例えば店
舗に設置された物販機を内蔵する遊技装置及びそれに付
設された読書装置を用いることによって、遊技媒体の貸
出の対価として消費される。このプリペイドカードの消
費に際して、読書装置は、消費金額を計上して決済処理
に供し、且つ該消費金額に応じて、プリペイドカードに
記憶される金額情報を更新する。プリペイドカードの消
費による読書装置の売上情報は、例えば中継装置によっ
て収集され、該中継装置は、支配下の各読書装置の売上
情報を集計して決済センタに送信する。このようにし
て、プリペイドカードの消費決済が行われる。
【0004】利用者が、遊技媒体の貸出を所望する場合
には、遊技装置に設けられた貸出ボタンを押下すること
により、所定の単位金額相当分の遊技媒体が貸し出さ
れ、遊技装置に供給される。また、遊技を終了する際に
は、遊技装置に設けられたプリペイドカードを返却させ
るための返却ボタンを押下してプリペイドカードを排出
させる。また、遊技装置の大当たり状態等の所定の状況
に達したときに、プリペイドカードを自動的に排出する
ようにしている場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、利用
者が遊技を終了する際に、返却ボタンの押下による返却
操作又は自動排出により、読書装置に装填していたプリ
ペイドカードが排出される。このとき、利用者がプリペ
イドカードが排出されていることに気付かなかったり、
排出されたのを忘れてしまうなどして、プリペイドカー
ドを回収せずに離席してしまうことがある。これがプリ
ペイドカードの取り忘れである。このように、プリペイ
ドカードを取り忘れると、プリペイドカードが、読書装
置のカード排出口(通常の場合挿入口と共通)に残った
ままとなってしまい、後に気が付いても回収できないこ
とも多い。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、遊技終了時におけるプリペイドカードの取り忘
れを効果的に抑制し得るプリペイドカードシステムを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るプリペイドカードシステ
ムは、金銭的価値に対応する金額情報を含む所定のカー
ド情報を記憶するプリペイドカードを用いて遊技サービ
スのための遊技媒体の貸出の対価に関する金銭的決済を
行うプリペイドカードシステムにおいて、貸出要求操作
部及び遊技操作部を有し、前記貸出要求操作部の利用者
による操作によって貸出要求を発生し、該貸出要求に基
づく貸出指示に対応して遊技媒体を利用者に提供して前
記プリペイドカードを消費させるとともに、利用者によ
る前記遊技操作部の遊技操作に応動して前記遊技媒体を
用いる遊技サービスを提供するサービス提供手段、前記
プリペイドカードがセットされると、前記サービス提供
手段に関連して動作して、前記貸出要求に対応する消費
金額に応じて前記プリペイドカードの前記金額情報を更
新するとともに、前記サービス提供手段に前記消費金額
に対応する貸出指示を与えて前記遊技媒体を提供させ、
前記消費金額に基づく売上情報を蓄積保持する読書手
段、及び前記読書手段との間で通信を行って、前記読書
手段から前記売上情報を収集する上位処理手段、を具備
し、且つ前記サービス提供手段における前記遊技操作部
への利用者の接触を検知する利用者検知手段と、前記読
書手段におけるプリペイドカードのセット状況及び前記
利用者検知手段の検知に基づき、前記プリペイドカード
がセットされた状態で前記利用者が前記遊技操作部に対
して非接触状態となると前記読書手段からの前記プリペ
イドカードの取り忘れを利用者に警告する警告手段と、
を備える。
【0008】このような構成によれば、返却操作又は自
動排出により、プリペイドカードが排出されていて、利
用者が排出口から回収していない状況で、利用者が遊技
装置から離れようとすると、プリペイドカードを取り忘
れている旨の警告を発することにより、取り忘れを有効
に防止することができる。
【0009】また、本発明の第2の観点に係るプリペイ
ドカードシステムは、金銭的価値に対応する金額情報を
含む所定のカード情報を記憶するプリペイドカードを用
いて遊技サービスのための遊技媒体の貸出の対価に関す
る金銭的決済を行うプリペイドカードシステムにおい
て、利用者の操作によって貸出要求を発生する貸出操作
部、前記貸出要求に基づく貸出指示に対応して遊技媒体
を利用者に提供して前記プリペイドカードを消費させる
媒体処理手段、前記遊技媒体を用いる遊技サービスの利
用者による遊技操作のための遊技操作部、及び前記遊技
操作部への利用者の接触を検知する利用者検知手段を有
し、前記遊技操作部による遊技操作に応動して前記遊技
媒体を用いる遊技サービスを提供するサービス提供手段
と、前記プリペイドカードがセットされると、前記サー
ビス提供手段に関連して動作して、前記貸出要求に対応
する消費金額に応じて前記プリペイドカードの前記金額
情報を更新し、前記サービス提供手段に前記消費金額に
対応する貸出指示を与えて前記遊技媒体を提供させ、前
記消費金額に基づく売上情報を蓄積保持する読書手段
と、前記読書手段との間で通信を行って、前記読書手段
から前記売上情報を収集する上位処理手段と、前記サー
ビス提供手段及び前記読書手段の少なくとも一方に設け
られ、前記読書手段におけるプリペイドカードのセット
状況及び前記利用者検知手段の検知に基づき、前記プリ
ペイドカードがセットされた状態で前記利用者が前記遊
技操作部に対して非接触状態となると前記読書手段から
の前記プリペイドカードの取り忘れを利用者に警告する
警告手段と、を備える。
【0010】このような構成によれば、プリペイドカー
ドが排出されていて、排出口から回収していない状況
で、利用者が遊技操作部から手を離して遊技装置から離
れようとすると、プリペイドカードを取り忘れている旨
の警告を発することにより、取り忘れを有効に防止する
ことができる。
【0011】前記利用者検知手段は、前記遊技操作部か
ら利用者の人体を通る電路が形成されることを検知する
手段を含んでいてもよい。前記警告手段は、前記サービ
ス提供手段及び前記読書手段の少なくとも一方に文字表
示を行う手段を含んでいてもよい。前記警告手段は、前
記サービス提供手段の遊技サービス用の表示部を利用し
て文字表示を行う手段を含んでいてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技サービス
に適用したプリペイドカードシステムを、その実施の形
態について、図面を参照して説明する。本発明の第1の
実施の形態に係るプリペイドカードシステムの主要部
は、図1に示すように、読書装置2及び物販機4を備え
ている。この場合、物販機4は、遊技装置を構成してお
り、読書装置2は該遊技装置に付設されている。
【0013】読書装置2は、中継装置3に接続され、該
中継装置3からデータ要求コマンドを受信すると、それ
に応答して、売上情報等を含むレスポンスを生成し、中
継装置3に送信する。また、読書装置2は、物販機4に
よる遊技媒体の貸出の対価としての消費金額等に対応し
てプリペイドカードの記憶情報を更新する。読書装置2
は、通信処理部21、消費処理部22、記憶部23及び
リーダ/ライタ24を備えている。
【0014】通信処理部21は、読書装置2の消費処理
部22と、中継装置3との間に通信路を形成し、両者間
での売上情報等の情報の授受を処理する。消費処理部2
2は、物販機4から与えられる遊技媒体の貸出要求に応
答して、貸出を許可し且つ指示する貸出指示を物販機4
に返す。同時に、該消費処理部22は、物販機4から与
えられる遊技媒体の貸出要求に対応する消費金額等の情
報に基づいて、リーダ/ライタ24を制御して、プリペ
イドカードの記憶情報を更新させる。
【0015】また、消費処理部22は、物販機4の要求
に応じた消費金額等の情報に基づく売上情報を記憶部2
3に累積的に蓄積する。さらに、消費処理部22は、通
信処理部21を介して中継装置3に接続されており、記
憶部23に蓄積された売上情報を通信処理部21を介し
て中継装置3に送信する。この消費処理部22から中継
装置3への売上情報の送信は、中継装置3からの要求に
応じて行われる。記憶部23は、物販機4から与えられ
る該物販機4で発生した消費金額等の情報に基づく累積
的な売上情報等を格納する。
【0016】リーダ/ライタ24は、プリペイドカード
を装填し、消費処理部22に制御されて金額情報等の情
報をプリペイドカードから読み出し且つプリペイドカー
ドに更新書き込みする。また、リーダ/ライタ24は、
物販機4のカード返却要求に応動してプリペイドカード
を排出させる。さらに、リーダ/ライタ24は、カード
検出手段(図示していない)を有しており、リーダ/ラ
イタ24内、例えばカード排出口(通常の場合、カード
排出口はカード挿入口と共通に構成される)等の部分
に、プリペイドカードが残っているか否かを検出し、検
出結果を消費処理部22に与える。
【0017】遊技装置においては、遊技の過程におい
て、入賞及び大当たり等が発生する場合がある。入賞時
には、所定量の遊技媒体が利用者に還元され、大当たり
に際しては、例えば連続的に複数回通常の入賞と同等の
状況を生じさせることにより、通常の入賞よりもはるか
に多量の遊技媒体が利用者に提供される。物販機4は、
物販制御部41、媒体処理部42、遊技処理部43、返
却スイッチ44、貸出スイッチ45、遊技操作部46、
利用者検知部47、表示部48及び忘れ検出部49を備
えている。
【0018】物販制御部41は、貸出スイッチ45の操
作に応答して、プリペイドカードの残額の範囲内で、所
定の単位金額毎、例えば500円毎、の遊技媒体に相当
する貸出要求情報を読書装置2の消費処理部22に与え
る。同時に、物販制御部41は、該貸出要求情報に応答
して消費処理部22から提供される貸出指示情報に応答
して、媒体処理部42を介して単位金額相当の遊技媒体
を提供する。すなわち、物販制御部41は、貸出スイッ
チ45の操作に基づく所定の単位金額毎の貸出指示情報
に従い、プリペイドカードの残額の範囲内で、所定の単
位金額毎、例えば500円毎、の遊技媒体を媒体処理部
42から提供させる。
【0019】媒体処理部42は、物販制御部41により
制御されて、例えば単位金額毎の遊技媒体を利用者に貸
し出すとともに、遊技処理部43から入賞情報が与えら
れると、当該入賞情報に応じた所定の数量の遊技媒体を
利用者に提供する。遊技処理部43は、利用者による遊
技装置の操作に応答し、遊技媒体を用いて遊技を実行さ
せる。該遊技の入賞に際し、該遊技処理部43は、媒体
処理部42から所定数量の遊技媒体を提供する。返却ス
イッチ44は、当該遊技装置の利用を終了して、読書装
置2のリーダ/ライタ24にセットされているプリペイ
ドカードを返却させる際に押下する。該返却スイッチ4
4を押下すると、物販制御部41は、読書装置2の消費
処理部22を介して、リーダ/ライタ24よりプリペイ
ドカードを排出する。
【0020】貸出スイッチ45は、遊技媒体の貸出を要
求する際に押下する。貸出スイッチ45を押下すると、
物販制御部41は、上述のようにプリペイドカードの残
額の範囲内で、単位金額毎の貸出要求情報を読書装置2
の消費処理部22に与えるとともに、該貸出要求に応答
して消費処理部22から与えられる貸出指示に従って該
単位金額に対応する遊技媒体を媒体処理部42を介して
利用者に提供させる。
【0021】遊技操作部46は、遊技処理部43と連動
するハンドル及びダイヤル等として構成され、該遊技処
理部43による遊技媒体を用いた遊技を実行する際に利
用者が操作する。利用者検知部47は、遊技操作部46
に利用者が接触又は接近していることを検出することに
より、利用者が当該遊技装置に臨席しており、遊技中で
あることを検知する。
【0022】利用者検知部47は、具体的には、例えば
遊技操作部46に利用者が触れることにより、利用者の
身体を介して遊技操作部46がアースされることなどを
検知する。この場合、充分に安全な微弱電流が、遊技操
作部46から人体及び床を介して物販機4に戻る電路を
形成させることにより、利用者の接触及び臨席を検知さ
せる。なお、利用者検知部47は、安全に且つ確実に利
用者の臨席及び遊技中を検知できればよく、上述のよう
に人体を通る電路を利用する他、遊技操作部46と利用
者の身体との間の浮遊容量を検出するようにしたり、遊
技操作部46にいわゆるタッチセンサを設けるようにし
たり、利用者による遊技操作部46の把持により光路が
遮断又は形成されるフォトインタラプタを用いるように
したりしてもよい。
【0023】該利用者検知部47の検知結果は遊技処理
部43及び忘れ検出部49に与えられる。この場合、遊
技処理部43は、利用者検知部47による検知結果によ
り、利用者が当該遊技装置に臨席し且つ遊技中であるこ
とを条件に遊技処理を実行する。すなわち、遊技処理部
43は、利用者検知部47により、利用者が検知されな
いときは、遊技処理を実行しない。
【0024】表示部48は、例えばディジタル式表示装
置等からなり、遊技処理部43による遊技の実行に伴っ
て遊技の一部として文字等を表示する。該表示部48
は、忘れ検出部49により、プリペイドカードの取り忘
れが検出された際には、カードの取り忘れである可能性
があることを示す文字等やカードの取り出しを促す文字
等を表示する。
【0025】忘れ検出部49は、物販制御部41及び読
書装置2の消費処理部22を介してリーダ/ライタ24
内にプリペイドカードが存在することが検出されている
状態で、利用者検知部47による利用者の臨席及び遊技
中が検知できなくなったときに、プリペイドカードの取
り忘れと判定する。忘れ検出部49が、プリペイドカー
ドの取り忘れを検出すると、上述したようにカードの取
り忘れである可能性があることを示す文字等やカードの
取り出しを促す文字等を表示部48に表示する。この場
合、リーダ/ライタ24は、カード挿入口24a及び排
出口にプリペイドカードが存在する場合にもプリペイド
カードの取り忘れと判定する。
【0026】図2に、物販機4により構成される遊技装
置及び該遊技装置に付設される読書装置2の外観を示
す。読書装置2の前面には、リーダ/ライタ24のカー
ド挿入口24a(排出口兼用)が設けられている。遊技
装置である物販機4の前面には、返却スイッチ44の返
却ボタン44a、及び貸出スイッチ45の貸出ボタン4
5aが設けられている。遊技装置である物販機4の前面
には、さらに、遊技操作部46の操作ハンドル46a及
び表示部48の表示画面48aが配置されている。
【0027】このように構成される読書装置2及び物販
機4を含む本発明の実施の形態に係るプリペイドカード
システムは、図3に示すように記録装置1、読書装置
2、中継装置3、物販機4及び決済センタ5を有して構
成される。記録装置1及び決済センタ5は、カード発行
会社又はカード製造工場等のようなカード発行元Dに設
置されている。一般に、カード発行元Dに対応する店舗
Sは複数存在し、各店舗Sには、複数の読書装置2及び
これらの読書装置2を決済センタ5に接続する中継装置
3が設置されている。中継装置3は各店舗Sに1個とは
限らず、例えば店舗S内の所定の領域、例えばホール又
はフロア毎に中継装置3が1個ずつ設けられていてもよ
い。すなわち、中継装置3は、店舗S毎の複数の読書装
置2、店舗S内のホール毎の複数の読書装置2あるいは
店舗S内のフロア毎の複数の読書装置2と決済センタ5
との間に設けられる。
【0028】このプリペイドカードシステムでは、カー
ド発行元Dで製造され発行されたプリペイドカードが店
舗Sに販売され、さらに店舗Sで利用者に販売される。
利用者は、店舗Sにおいて、遊技媒体の貸出の対価をプ
リペイドカードにより支払うことができる。
【0029】この遊技媒体の貸出及び支払いは、例え
ば、店舗Sに設置された遊技装置を構成する物販機4及
び読書装置2を用いて上述のように行われ、プリペイド
カードに金額情報として記憶されている金額が消費され
る。店舗Sは、中継装置3において消費された金額情報
に基づく売上情報を集計し、カード発行元Dの決済セン
タ5に送信する。カード発行元Dは、各店舗Sから決済
センタ5において受信した金額情報に相当する金額を売
上金として各店舗Sに支払う。
【0030】このプリペイドカードシステムで使用する
プリペイドカードを、図4を参照して説明する。図4に
示すように、プリペイドカードCは、例えば磁性層を用
いた磁気的な情報記憶部Aを持つ。該情報記憶部Aは、
金額情報領域A1及び他の情報領域A2を有する。金額
情報領域A1には、残額等の金額情報が記録される。他
の情報領域A2には、クレジット情報及び金額情報以外
の情報、例えば、プリペイドカードCのカード識別情報
(カードID)、製造元を示す製造元コード、製造日
(エンコード日)情報、及びエラー発生時におけるエラ
ーコード等が記録される。
【0031】記録装置1は、カード発行元Dにおいてプ
リペイドカードCを発行するための装置である。読書装
置2は、物販機4から利用者に提供する遊技媒体の貸出
の対価をプリペイドカードCに記憶されている金額情報
から差し引くことにより、プリペイドカードCの消費を
具体化する。物販機4は、この場合、上述したように遊
技媒体の貸出機能を有し且つ該遊技媒体を用いて遊技を
実行する遊技装置を構成する。中継装置3は、店舗S内
の各読書装置2において消費金額として処理された金額
情報を集約して、決済センタ5に送信する。
【0032】次に、上述したプリペイドカードシステム
における消費処理について、図5及び図6に示すフロー
チャートを参照して説明する。図5に示す消費処理は、
読書装置2のリーダ/ライタ24のカード挿入口24a
にプリペイドカードCがセットされるとその都度起動さ
れる。処理が開始されると、消費処理部22により、リ
ーダ/ライタ24を介してプリペイドカードCの残額を
確認し、記憶部23に格納する(ステップS11)。残
額があれば、物販機4からの返却スイッチ44の押下に
よるカード返却要求の有無を調べ(ステップS12)、
カード返却要求がなければ物販機4からの貸出スイッチ
45の押下による媒体貸出要求の有無を調べる(ステッ
プS13)。
【0033】ステップS13で物販機4からの媒体貸出
要求があれば、物販機4に貸出指示を与えて物販制御部
41及び媒体処理部42を介して利用者に遊技媒体を貸
出して、消費を行わせる(ステップS14)。これと同
時に又は前後して(ステップS14以前でもよい)、消
費処理部22は、もとの残額から消費額を減算し、新た
な残額として、記憶部23に記憶されている残額を更新
する(ステップS15)。そして、新たな残額が“0”
であるか否かを調べ(ステップS16)、残額が“0”
であれば、その旨のメッセージを表示して(ステップS
17)、終了処理に移行する(ステップS18)。終了
処理の終了後は消費処理を終了して、待機状態に戻り、
次のプリペイドカードのセットに備える。
【0034】ステップS11において、プリペイドカー
ドCの残額がない場合又は確認できない場合には、直ち
にステップS18にジャンプして終了処理を実行する。
ステップS12において、カード返却要求が認識された
場合にも直ちにステップS18にジャンプして終了処理
を実行する。
【0035】ステップS13において、媒体貸出要求が
ない場合には、ステップS12に戻り、終了要求又は貸
出要求を待つ。ステップS16において、差し引き残額
が“0”にならず、残額が残っている場合にも、ステッ
プS12に戻り、カード返却要求又は媒体貸出要求を待
つ。
【0036】ステップS18の終了処理の詳細を図6に
示している。終了処理が開始されると、その時点で記憶
部23に記憶されている最終残額に基づいて、プリペイ
ドカードCの金額情報領域A1の残額を更新記録し(ス
テップS21)、リーダ/ライタ24からプリペイドカ
ードCを排出する(ステップS22)。そして、処理を
終了し、図5の消費処理に戻る。
【0037】次に、上述したプリペイドカードシステム
における物販機4の利用者検知部47における利用者検
知処理について、図7に示すフローチャートを参照して
説明する。図7に示す利用者検知処理は、利用者検知部
47において利用者が検知されている状態から利用者が
検知されなくなったときにその都度起動される。処理が
開始されると、利用者検知部47において、利用者が検
知されなくなってからの経過時間が計測され、予め設定
した所定時間を経過したか否かが判別される(ステップ
S31)。所定時間が経過していなければ、再度利用者
の検知状態が確認され(ステップS32)、利用者が検
知されれば処理を終了し、待機状態に戻る。
【0038】ステップS32で、利用者が検知されなけ
れば、ステップS31に戻り、繰り返し時間経過及び利
用者検知状態の確認が行われる。ステップS31におい
て利用者が再検知される以前に所定時間が経過すると、
利用者が離席したとみなされ警告処理が行われる(ステ
ップS33)。このとき、ステップS31で、利用者の
非検知状態が所定時間経過するのを計測しているのは、
利用者がごく短時間遊技操作部46の操作ハンドル46
aから手を離した程度で、離席したと誤検出されるのを
防止するためである。
【0039】ステップS33における表示部48及び忘
れ検出部49による警告処理の詳細を図8に示してい
る。警告処理がスタートすると、その時点で読書装置2
のリーダ/ライタ24に、プリペイドカードCが残って
いるか否かが判別される(ステップS41)。リーダ/
ライタ24にプリペイドカードCが残っていれば、表示
部48により、カード忘れ警告を表示して(ステップS
42)、利用者がプリペイドカードCを取り出し忘れな
いようにする。取り出し忘れの警告は、例えば、図11
に示すように、「カードを取り忘れています」等の文字
列による警句表示となる。
【0040】ステップS41において、リーダ/ライタ
24に、プリペイドカードCが残っていないと判別され
ると、次の利用者を迎えるための「いらっしゃいませ」
等の文字列を表示部48に表示させるウエルカム表示が
行われて処理を終了し(ステップS43)、待機状態に
戻る。
【0041】上述したプリペイドカードシステムについ
て、さらに具体的に例を挙げて説明する。図1に示すプ
リペイドカードシステムにおいては、遊技を行う場合、
利用者は読書装置2のリーダ/ライタ24にプリペイド
カードCを挿入し、貸出スイッチ45の貸出ボタン45
aを押下し、遊技操作部46の操作ハンドル46aに手
を触れていると、図9に示すように遊技装置Mには、操
作ハンドル46aから利用者の身体を通り、床Fを通っ
て遊技装置Mに至るアース電流の電路が形成される。遊
技装置Mの物販機4の利用者検知部47は、このアース
電流により利用者の臨席及び遊技中を検知する。このシ
ステムでは、利用者の臨席及び遊技中を検知している状
態でなければ、遊技処理部43は動作せず、遊技操作を
行うことができない。
【0042】そして、遊技終了時には返却スイッチ44
の返却ボタン44aを押下することにより、あるいは自
動排出処理によって、プリペイドカードCが排出され
る。その際に、利用者が、プリペイドカードCの排出に
気付かず離席してしまうと、プリペイドカードCの取り
忘れが発生する。そこで、図1のシステムにおいては、
プリペイドカードCが読書装置2のリーダ/ライタ24
内に残っている状態で、操作ハンドル46aから手を離
すと、図10に示すように、上述の電流路における操作
ハンドル46aから利用者の身体に至る電路が遮断され
る。このため、利用者検知部47は利用者が離席したと
判定し、例えば図11に示すように表示部48の表示画
面48aに、「カードを取り忘れています」などという
警告を表示して、プリペイドカードCの回収を促す。
【0043】このように、文字表示によって、利用者に
プリペイドカードCの取り忘れを警告する。この場合、
店舗S内は、一般に明るくしかも騒然としているため、
音声やランプによる発光表示では、利用者に明確にプリ
ペイドカードCの取り忘れを警告することは困難である
場合がある。そのような場合にも目立つ個所において文
字表示することは望ましい。
【0044】なお、上述したシステムにおいて、警告表
示は、遊技処理部43による遊技装置自体の動作には連
動させないが、利用者が操作ハンドル46aから手を離
したことにより、遊技処理部43による遊技動作は休止
する。また、利用者の、臨席の検出にアース電路を用い
るようにしたが、人体との間の浮遊容量を用いて検出す
るようにしたり、赤外線等を用いたフォトリフレクタや
フォトインタラプタを用いた光センサにより非接触で利
用者を検知するようにしてもよい。
【0045】また、一部の遊技装置は、図12に示すよ
うに、中央部に数字等を表示させるためのディジタル表
示装置からなる表示画面48bが設けられているが、こ
の表示画面48bを用いて、上述と同様の警告表示を行
うようにしてもよい。
【0046】このようにして、利用者がプリペイドカー
ドCを排出口から回収していない状況で、利用者が遊技
装置から離れようとすると、プリペイドカードCを取り
忘れている旨の警告を発することにより、取り忘れを有
効に防止することができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態に係るプ
リペイドカードシステムの主要部は、図13に示すよう
に、読書装置2′及び物販機4′を備えている。この場
合、プリペイドカードCの取り忘れに対する警告表示を
遊技装置である物販機4′で行わず、読書装置2′側で
表示させる点で、図1の場合と異なっている。すなわ
ち、この場合、読書装置2′に警告表示に用いる表示部
25を設けており、物販機4′には表示部(48)が設
けられていない。したがって、読書装置2′は、通信処
理部21、消費処理部22、記憶部23、リーダ/ライ
タ24及び表示部25を備えている。
【0048】通信処理部21は、読書装置2′の消費処
理部22と、中継装置3との間に通信路を形成し、両者
間での売上情報等の情報の授受を処理する。消費処理部
22は、物販機4′から与えられる遊技媒体の貸出要求
に応答して、貸出を許可し且つ指示する貸出指示を物販
機4′に返す。同時に、該消費処理部22は、物販機
4′から与えられる遊技媒体の貸出要求に対応する消費
金額等の情報に基づいて、リーダ/ライタ24を制御し
て、プリペイドカードCの記憶情報を更新させる。
【0049】また、消費処理部22は、物販機4′の要
求に応じた消費金額等の情報に基づく売上情報を記憶部
23に累積的に蓄積する。さらに、消費処理部22は、
通信処理部21を介して中継装置3に接続されており、
記憶部23に蓄積された売上情報を通信処理部21を介
して中継装置3に送信する。この消費処理部22から中
継装置3への売上情報の送信は、中継装置3からの要求
に応じて行われる。記憶部23は、物販機4′から与え
られる該物販機4′で発生した消費金額等の情報に基づ
く累積的な売上情報等を格納する。
【0050】リーダ/ライタ24は、プリペイドカード
Cを装填し、消費処理部22に制御されて金額情報等の
情報をプリペイドカードCから読み出し且つプリペイド
カードCに更新書き込みする。また、リーダ/ライタ2
4は、物販機4′のカード返却要求に応動してプリペイ
ドカードCを排出させる。さらに、リーダ/ライタ24
は、カード検出手段を有しており、リーダ/ライタ24
内、例えばカード排出口等の部分に、プリペイドカード
Cが残っているか否かを検出し、検出結果を消費処理部
22に与える。
【0051】表示部25は、例えばディジタル式表示装
置等からなり、物販機4′の忘れ検出部49により、プ
リペイドカードCの取り忘れが検出された際には、物販
制御部41及び消費処理部22を介してカードの取り忘
れである可能性があることを示す文字等やカードの取り
出しを促す文字等を表示する。物販機4′は、物販制御
部41、媒体処理部42、遊技処理部43、返却スイッ
チ44、貸出スイッチ45、遊技操作部46、利用者検
知部47及び忘れ検出部49を備えている。
【0052】物販制御部41は、貸出スイッチ45の操
作に応答して、プリペイドカードCの残額の範囲内で、
所定の単位金額毎の遊技媒体に相当する貸出要求情報を
読書装置2′の消費処理部22に与える。同時に、物販
制御部41は、該貸出要求情報に応答して消費処理部2
2から提供される貸出指示情報に応答して、媒体処理部
42を介して単位金額相当の遊技媒体を提供する。媒体
処理部42は、物販制御部41により制御されて、例え
ば単位金額毎の遊技媒体を利用者に貸し出すとともに、
遊技処理部43から入賞情報が与えられると、当該入賞
情報に応じた所定の数量の遊技媒体を利用者に提供す
る。遊技処理部43は、利用者による遊技装置の操作に
応答し、遊技媒体を用いて遊技を実行させる。該遊技の
入賞に際し、該遊技処理部43は、媒体処理部42から
所定数量の遊技媒体を提供する。
【0053】返却スイッチ44は、当該遊技装置の利用
を終了して、読書装置2′のリーダ/ライタ24にセッ
トされているプリペイドカードCを返却させる際に押下
する。該返却スイッチ44を押下すると、物販制御部4
1は、読書装置2′の消費処理部22を介して、リーダ
/ライタ24よりプリペイドカードCを排出する。貸出
スイッチ45は、遊技媒体の貸出を要求する際に押下す
る。貸出スイッチ45を押下すると、物販制御部41
は、上述のようにプリペイドカードCの残額の範囲内
で、単位金額毎の貸出要求情報を読書装置2′の消費処
理部22に与えるとともに、該貸出要求に応答して消費
処理部22から与えられる貸出指示に従って該単位金額
に対応する遊技媒体を媒体処理部42を介して利用者に
提供させる。
【0054】遊技操作部46は、遊技処理部43と連動
する操作ハンドルを有して構成され、該遊技処理部43
による遊技媒体を用いた遊技を実行する際に利用者が操
作する。利用者検知部47は、遊技操作部46に利用者
が接触又は接近していることを検出することにより、利
用者が当該遊技装置に臨席しており、遊技中であること
を検知する。利用者検知部47は、具体的には、例えば
遊技操作部46に利用者が触れることにより、利用者の
身体を介して遊技操作部46がアースされることなどを
検知する。この場合、充分に安全な微弱電流が、遊技操
作部46から人体及び床を介して物販機4′に戻る電路
を形成させることにより、利用者の接触及び臨席を検知
させる。
【0055】なお、利用者検知部47は、安全に且つ確
実に利用者の臨席及び遊技中を検知できればよく、上述
のように人体を通る電路を利用する他、遊技操作部46
と利用者の身体との間の浮遊容量を検出するようにした
り、遊技操作部46にいわゆるタッチセンサを設けるよ
うにしたり、利用者による遊技操作部46の把持により
光路が遮断又は形成されるフォトインタラプタを用いる
ようにしたりしてもよい。
【0056】該利用者検知部47の検知結果は遊技処理
部43及び忘れ検出部49に与えられる。この場合、遊
技処理部43は、利用者検知部47による検知結果によ
り、利用者が当該遊技装置に臨席し且つ遊技中であるこ
とを条件に遊技処理を実行する。すなわち、遊技処理部
43は、利用者検知部47により、利用者が検知されな
いときは、遊技処理を実行しない。
【0057】忘れ検出部49は、物販制御部41及び読
書装置2′の消費処理部22を介してリーダ/ライタ2
4内にプリペイドカードCが存在することが検出されて
いる状態で、利用者検知部47による利用者の臨席及び
遊技中が検知できなくなったときに、プリペイドカード
Cの取り忘れと判定する。忘れ検出部49が、プリペイ
ドカードCの取り忘れを検出すると、上述したようにカ
ードの取り忘れである可能性があることを示す文字等や
カードの取り出しを促す文字等を表示部25に表示す
る。この場合、リーダ/ライタ24は、カード挿入口2
4a及び排出口にプリペイドカードCが存在する場合に
もプリペイドカードの取り忘れと判定する。
【0058】図14に、物販機4′により構成される遊
技装置及び該遊技装置に付設される読書装置2の外観を
示す。読書装置2′の前面には、リーダ/ライタ24の
カード挿入口24a(排出口兼用)が設けられ、読書装
置2′の前面には、さらに、表示部25の表示画面25
aが配置されている。遊技装置である物販機4′の前面
には、返却スイッチ44の返却ボタン44a、及び貸出
スイッチ45の貸出ボタン45aが設けられている。遊
技装置である物販機4′の前面には、さらに、遊技操作
部46の操作ハンドル46aが配置されている。この場
合には、プリペイドカードCの取り出し忘れの警告表示
は読書装置2′に設けられた表示部25aの表示画面2
5に表示される。
【0059】本発明のプリペイドカードシステムは、専
用のプリペイドカードシステムとして構成することな
く、通常のコンピュータシステムを用いて実現すること
ができる。例えば、コンピュータシステムに上述の動作
を実行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピ
ーディスク、CD−ROM等)から該プログラムをイン
ストールすることにより、上述の処理を実行するシステ
ムを構築することができる。インストールによって、当
該プログラムは、コンピュータシステム内のハードディ
スク等の媒体に格納されて、システムを構成し、実行に
供される。また、コンピュータにプログラムを供給する
ための媒体は、狭義の記憶媒体に限らず、通信回線、通
信ネットワーク及び通信システムのように、一時的且つ
流動的にプログラム等の情報を保持する通信媒体等を含
む広義の記憶媒体であってもよい。
【0060】例えば、インターネット等の通信ネットワ
ーク上に設けたFTP(File Transfer Protocol)サー
バに当該プログラムを登録し、FTPクライアントにネ
ットワークを介して配信してもよく、通信ネットワーク
の電子掲示板(BBS:Bulletin Board System)等に
該プログラムを登録し、これをネットワークを介して配
信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS
(Operating System)の制御下において実行することに
より、上述の処理を達成することができる。さらに、通
信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動
実行することによっても、上述の処理を達成することが
できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者がプリペイドカードを排出口から回収していない
状況で、遊技装置から離れようとしても、プリペイドカ
ードを取り忘れている旨の警告を発し、遊技終了時にお
けるプリペイドカードの取り忘れを効果的に抑制し得る
プリペイドカードシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプリペイドカ
ードシステムの主要部である読書装置及び物販機の構成
を模式的に示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るプリペイドカ
ードシステムで使用される遊技装置部分の外観構成を模
式的に示す図である。
【図3】図1の構成が組み込まれたプリペイドカードシ
ステムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】図3のプリペイドカードシステムで使用される
プリペイドカードの構成を模式的に示す図である。
【図5】図3のプリペイドカードシステムにおける消費
処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】図3のプリペイドカードシステムにおける終了
処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】図3のプリペイドカードシステムにおける利用
者検知処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図3のプリペイドカードシステムにおける警告
処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】図3のプリペイドカードシステムにおける臨席
時の動作を説明するための模式図である。
【図10】図3のプリペイドカードシステムにおける離
席時の動作を説明するための模式図である。
【図11】図3のプリペイドカードシステムにおける離
席時の動作を説明するための遊技装置部分の外観構成の
一例を模式的に示す図である。
【図12】図3のプリペイドカードシステムにおける離
席時の動作を説明するための遊技装置部分の外観構成の
他の一例を模式的に示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るプリペイド
カードシステムの主要部である読書装置及び物販機の構
成を模式的に示すブロック図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係るプリペイド
カードシステムで使用される遊技装置部分の外観構成を
模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 記録装置 2 読書装置 2′ 読書装置 3 中継装置 4 物販機 4′ 物販機 5 決済センタ 21 通信処理部 22 消費処理部 23 記憶部 24 リーダ/ライタ 24a カード挿入口 25 表示部 25a 表示画面 41 物販制御部 42 媒体処理部 43 遊技処理部 44 返却スイッチ 44a 返却ボタン 45 貸出スイッチ 45a 貸出ボタン 46 遊技操作部 46a 操作ハンドル 47 利用者検知部 48 表示部 48a 表示画面 49 忘れ検出部 C プリペイドカード D カード発行元 S 店舗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金銭的価値に対応する金額情報を含む所定
    のカード情報を記憶するプリペイドカードを用いて遊技
    サービスのための遊技媒体の貸出の対価に関する金銭的
    決済を行うプリペイドカードシステムにおいて、 貸出要求操作部及び遊技操作部を有し、前記貸出要求操
    作部の利用者による操作によって貸出要求を発生し、該
    貸出要求に基づく貸出指示に対応して遊技媒体を利用者
    に提供して前記プリペイドカードを消費させるととも
    に、利用者による前記遊技操作部の遊技操作に応動して
    前記遊技媒体を用いる遊技サービスを提供するサービス
    提供手段、 前記プリペイドカードがセットされると、前記サービス
    提供手段に関連して動作して、前記貸出要求に対応する
    消費金額に応じて前記プリペイドカードの前記金額情報
    を更新するとともに、前記サービス提供手段に前記消費
    金額に対応する貸出指示を与えて前記遊技媒体を提供さ
    せ、前記消費金額に基づく売上情報を蓄積保持する読書
    手段、及び前記読書手段との間で通信を行って、前記読
    書手段から前記売上情報を収集する上位処理手段、を具
    備し、且つ前記サービス提供手段における前記遊技操作
    部への利用者の接触を検知する利用者検知手段と、 前記読書手段におけるプリペイドカードのセット状況及
    び前記利用者検知手段の検知に基づき、前記プリペイド
    カードがセットされた状態で前記利用者が前記遊技操作
    部に対して非接触状態となると前記読書手段からの前記
    プリペイドカードの取り忘れを利用者に警告する警告手
    段と、を備えることを特徴とするプリペイドカードシス
    テム。
  2. 【請求項2】金銭的価値に対応する金額情報を含む所定
    のカード情報を記憶するプリペイドカードを用いて遊技
    サービスのための遊技媒体の貸出の対価に関する金銭的
    決済を行うプリペイドカードシステムにおいて、 利用者の操作によって貸出要求を発生する貸出操作部、
    前記貸出要求に基づく貸出指示に対応して遊技媒体を利
    用者に提供して前記プリペイドカードを消費させる媒体
    処理手段、前記遊技媒体を用いる遊技サービスの利用者
    による遊技操作のための遊技操作部、及び前記遊技操作
    部への利用者の接触を検知する利用者検知手段を有し、
    前記遊技操作部による遊技操作に応動して前記遊技媒体
    を用いる遊技サービスを提供するサービス提供手段と、 前記プリペイドカードがセットされると、前記サービス
    提供手段に関連して動作して、前記貸出要求に対応する
    消費金額に応じて前記プリペイドカードの前記金額情報
    を更新するとともに、前記サービス提供手段に前記消費
    金額に対応する貸出指示を与えて前記遊技媒体を提供さ
    せ、前記消費金額に基づく売上情報を蓄積保持する読書
    手段と、 前記読書手段との間で通信を行って、前記読書手段から
    前記売上情報を収集する上位処理手段と、 前記サービス提供手段及び前記読書手段の少なくとも一
    方に設けられ、前記読書手段におけるプリペイドカード
    のセット状況及び前記利用者検知手段の検知に基づき、
    前記プリペイドカードがセットされた状態で前記利用者
    が前記遊技操作部に対して非接触状態となると前記読書
    手段からの前記プリペイドカードの取り忘れを利用者に
    警告する警告手段と、を備えることを特徴とするプリペ
    イドカードシステム。
  3. 【請求項3】前記利用者検知手段は、前記遊技操作部か
    ら利用者の人体を通る電路が形成されることを検知する
    手段を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のプ
    リペイドカードシステム。
  4. 【請求項4】前記警告手段は、前記サービス提供手段及
    び前記読書手段の少なくとも一方に文字表示を行う手段
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれ
    か1項に記載のプリペイドカードシステム。
  5. 【請求項5】前記警告手段は、前記サービス提供手段の
    遊技サービス用の表示部を利用して文字表示を行う手段
    を含むことを特徴とする請求項4に記載のプリペイドカ
    ードシステム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014004027A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Glory Ltd 台間装置及び遊技管理方法
CN103679937A (zh) * 2013-12-18 2014-03-26 河海大学常州校区 一种具备防吞卡功能的atm自动提醒系统
JP2014100246A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Toyomaru Industry Co Ltd パチンコ機
JP2015156957A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社三共 遊技用装置
JP2015223420A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム
JP2017202225A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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