JP5185036B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者が遊技場に預け入れた持玉による再遊技を台移動無という条件で許可する遊技場用システムに関する。
今日、多くの遊技場では、遊技者の利便性の向上、或いは従業員の作業負担軽減等の為に遊技機毎に対応付けて計数機を設ける所謂台毎計数装置が設置されている(特許文献1、特許文献2参照)。
実用新案登録第2579792号公報 特許第4040709号公報
この様な台毎計数装置は、玉箱を運ぶという作業が無くなり、遊技者が玉箱を持ち運びしていないことを監視すれば、あとはシステム上で台移動を監視できるので、獲得玉による遊技をその獲得玉を獲得した遊技機のみ、或いは対応する遊技機種のみに限定する場合に非常に効果的である。特許文献2では、会員ID毎に対応する遊技機ID(台番)を監視することで、許容範囲内の台移動であれば獲得玉(持玉)を等価返却する再遊技(持玉遊技)を許容し、範囲外であれば持玉遊技を許容しない構成とすることを提案している。
しかし、この様な管理形態とした場合、以下の様な不都合が生ずる。即ち、一般的に台毎計数装置を設けずに台移動を禁止する遊技場の場合、遊技者が同一遊技機を遊技する場合であっても、一度、遊技機から離れ、他の遊技者がその遊技機にて遊技した後に、もう一度、同一遊技機に戻って遊技する場合には、台移動とみなして持玉遊技を許容しない。これは、持玉遊技が同一遊技機にて継続して遊技することを条件とした遊技者への特典で有り、その特典を与えることで遊技場の利益を害せず(即ち、台移動後の売上を確保出来)、効率的に稼動を増加させる為であるが、この様な営業形態にしたい場合に、台毎計数装置に対応した遊技場において特許文献2の管理形態とすると、遊技者が他の遊技機にて遊技しなければ対応する台番が更新されない為、上記の様な挙動を台移動と判定出来ない。この場合、台番毎に対応する会員IDを管理すれば良いとも考えられるが、台番毎の管理のみでは複数の遊技機に渡って遊技する遊技者に対して対応出来ない。即ち、台番に自身のIDが対応付けられる程度の遊技を複数の遊技機に渡って行い、いずれかの遊技機にて持玉を得た後に、それまでに自身のIDを対応付けた遊技機に戻って遊技する場合に、そのいずれの遊技機に移動しても自身のIDが対応付けられている為、実質的に台移動を検知することが出来なくなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、台毎計数装置で計数した持玉の再遊技を許可する遊技場において効果的に台移動を検知することが可能な遊技場用システムを提供することにある。
本発明は、遊技者が遊技場へと預け入れた遊技媒体である貯玉の数を遊技者に対応したIDである遊技者IDに対応付けて記憶する遊技者貯玉記憶手段と、遊技機に対応して設けられ、前記遊技者IDを受付けるID受付手段と、前記ID受付手段に対応して設けられ、前記ID受付手段が遊技者IDを受付けた状態で所定の再遊技操作を受付けた場合に、遊技媒体を再遊技媒体として払出す払出処理を行う払出手段と、前記払出手段による払出処理に基づいて前記遊技者貯玉記憶手段が記憶する貯玉数を更新する遊技者貯玉更新手段と、を備え、前記遊技者貯玉記憶手段は、普通貯玉と、当該普通貯玉よりも遊技者にとって有利な貯玉である特別貯玉とを区別可能に前記貯玉数を記憶し、前記払出手段は、少なくとも前記特別貯玉に対応付けて払出処理を行い、前記遊技者貯玉更新手段は、前記払出手段が特別貯玉に対応した払出処理により払出した再遊技媒体によって特定される対価に基づいて特別貯玉に相当する貯玉数を更新する遊技場用システムであって、
遊技者ID毎に対応する前記払出手段のIDである払出IDを記憶する払出ID記憶手段と、前記払出手段毎に対応する遊技者IDを記憶する遊技者ID記憶手段と、前記ID受付手段が遊技者IDを受付けた場合に、そのID受付手段に対応する払出手段のIDと、受付けた遊技者IDに対応付けて前記払出ID記憶手段が記憶する払出IDとを照合する第1照合手段と、前記ID受付手段が遊技者IDを受付けた場合に、そのID受付手段に対応する前記払出手段に対応付けて前記遊技者ID記憶手段が記憶する遊技者IDと、前記ID受付手段が受付けた遊技者IDとを照合する第2照合手段と、前記第1照合手段、及び前記第2照合手段の照合結果に基づいて前記ID受付手段が受付けた遊技者IDに対応する遊技者が台移動を行ったかを判定する台移動判定手段と、前記台移動判定手段の判定結果に基づいて、前記ID受付手段による遊技者IDの受付前に前記遊技者貯玉記憶手段が記憶していた特別貯玉に相当する貯玉数に対応した前記払出手段による払出処理を許容する許容手段と、を備えたものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技場用システムにおいて、前記払出手段に対応付けて前記普通貯玉と前記特別貯玉とを区別可能に貯玉数を記憶する払出貯玉記憶手段と、前記払出手段が特別貯玉に対応した払出処理により払出した再遊技媒体によって特定される対価に基づいて前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数を更新する更新処理を行う払出貯玉更新手段と、を備え、
前記払出手段は、払出処理を行う場合に、前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数が残存する場合は特別貯玉に対応付けて払出処理を行う一方、残存しない場合は特別貯玉に対応した払出処理を行わず、前記払出貯玉更新手段は、前記ID受付手段による遊技者IDの受付けが行われた場合に前記遊技者貯玉記憶手段により記憶される貯玉数に基づいて前記払出貯玉記憶手段が記憶する貯玉数を更新し、前記許容手段は、前記ID受付手段による遊技者IDの受付けが行われ、前記台移動判定手段により台移動が行われたと判定された場合は、前記遊技者貯玉記憶手段により記憶される特別貯玉に相当する貯玉数に基づく、前記払出貯玉記憶手段により記憶される特別貯玉に相当する貯玉数についての更新処理である特別貯玉更新処理を許容しない一方、台移動が行われていないと判定された場合には前記特別貯玉更新処理を許容することで、前記ID受付手段による遊技者IDの受付前に前記遊技者貯玉記憶手段が記憶していた特別貯玉に相当する貯玉数に対応した前記払出手段による払出処理を許容するようにしてもよい(請求項2)。
請求項2記載の遊技場用システムにおいて、前記払出手段に対応して設けられ、対応する前記払出手段に対応付けて前記払出貯玉記憶手段が記憶する普通貯玉、及び特別貯玉に相当する貯玉数を遊技者IDに対応付ける発行処理を行う為の発行操作を受付ける操作手段と、遊技者が所定の遊技を行ったかを判定する為の更新条件を記憶し、その更新条件の成立状況を判定する更新判定手段と、前記更新判定手段による更新条件が成立しているとの判定結果を条件として、前記操作手段による発行操作の受付けに応じて、その操作手段に対応する前記払出手段に対応付けて前記遊技者ID記憶手段が記憶する遊技者IDを、当該発行処理の対象となった遊技者IDへと更新する遊技者ID更新手段と、前記更新判定手段による更新条件が成立しているとの判定結果を条件として、前記操作手段による発行操作の受付けに応じて、当該発行処理の対象となった遊技者IDに対応付けて前記払出ID記憶手段が記憶する払出IDを、当該発行操作を受付けた前記操作手段に対応する払出手段のIDへと更新する払出ID更新手段とを備えるようにしてもよい(請求項3)。
請求項3記載の遊技場用システムにおいて、前記普通貯玉は、前記払出手段により対応付けされた払出処理が許容されない、或いは対応付けされた払出処理は許容されるが、前記特別貯玉に対応付けされた払出処理と比較して特定される対価が遊技者にとって不利であることから、前記特別貯玉は前記普通貯玉よりも遊技者にとって有利であり、前記遊技者貯玉記憶手段は、遊技者ID毎に、普通貯玉数と特別貯玉数との和に相当する総貯玉数と、特別貯玉数とを記憶することで、普通貯玉と特別貯玉とを区別可能に記憶し、前記遊技者貯玉更新手段は、前記更新判定手段により更新条件が成立しているとの判定結果を条件として、前記操作手段による発行操作の受付けに応じて前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数に基づいて前記特別貯玉数を更新し、前記払出貯玉更新手段は、前記ID受付手段が遊技者IDを受付けた場合に、前記台移動判定手段により台移動が行われたと判定されたのであれば、前記遊技者貯玉記憶手段が記憶する普通貯玉に相当する総貯玉数に基づいて普通貯玉に相当する貯玉数の更新処理を行う一方、台移動が行われていないと判定されたのであれば、前記遊技者貯玉記憶手段が記憶する総貯玉数と特別貯玉数との差に基づいて普通貯玉に相当する貯玉数の更新処理を行うようにしてもよい(請求項4)。
請求項4記載の遊技場用システムにおいて、前記更新判定手段は、遊技機側から出力される遊技信号により特定される遊技情報の量を示す数値に対応する条件値である遊技中更新条件と、前記操作手段による発行操作受付時における前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数に対応する条件値である発行時更新条件との双方を記憶することで前記更新条件を記憶し、前記操作手段による発行操作の受付けまでに前記遊技情報の量を示す数値が遊技中更新条件を満たしている、或いは前記操作手段による発行操作の受付時に前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数が発行時更新条件を満たしている場合に前記更新条件が成立していると判定するようにしても良い(請求項5)。
請求項1の発明によれば、遊技者が同一遊技機を遊技する場合であっても、一度、遊技機から離れ、他の遊技者がその遊技機にて遊技した後に、もう一度、同一遊技機に戻って遊技する場合、或いは台番に自身のIDが対応付けられる程度の遊技を複数の遊技機に渡って行い、いずれかの遊技機にて持玉(特別貯玉)を得た後に、それまでにID対応付けた遊技機に戻って遊技する場合の2つの遊技者の挙動に対応出来、遊技場のニーズに対応した適切な再遊技を許容する遊技場用システムを提供可能となる。
請求項2の発明によれば、台移動が無い場合に持玉を手数料無しで払出す貯玉システムに容易に適用することができる。
請求項3の発明によれば、更新条件が成立しないまま発行処理を行った場合、即ち、休憩の為に遊技機を離れる為に発行処理を行い、その後、その遊技機に他の遊技者が間違えて遊技者IDを受付けした場合、或いは休憩を終えた遊技者が他の遊技機に間違えて遊技者IDを受付けた場合であっても、更新条件が成立しないまま発行処理を行えば、台移動判定時に参照される遊技者ID、及び払出IDが更新されることはない。従って、台移動判定を適切に行いつつ、遊技者の意図しない台移動判定時にはその台移動判定を容易な構成にてキャンセル可能となる。
請求項4の発明によれば、更新条件の成立を条件として遊技者毎の貯玉数を更新するので、仮に台移動判定により払出手段毎の特別貯玉を0に更新しても、そのキャンセル時には遊技者ID受付前の普通貯玉、或いは特別貯玉へと容易に復旧出来る。
請求項5の発明によれば、遊技者IDを間違えて受付けした場合に対応しつつ、貸出処理後、遊技を行うことなく貸出玉についてそのまま発行処理を行った場合についても対応可能となる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の遊技場用システムは、遊技者毎に所謂貯玉を普通貯玉と持玉とに区別して管理し、普通貯玉による再遊技(処理)時には普通貯玉を手数料込みで減算する一方、持玉による再遊技時には持玉を手数料無しで減算する再遊技を遊技機毎に可能とし、台移動が無いことを条件として持玉による再遊技を許容するシステムである。
図1は、システムの全体構成を示す概略図である。遊技機1に対応して貸出装置2が設置されている。管理室には管理装置3が設置されている。2台の遊技機1、貸出装置2に対応して中継装置4が設置されている。中継装置4は、遊技機1、貸出装置2、及び管理装置3と接続されている。管理装置3、及び貸出装置2は、中継装置4を介して遊技機側(遊技機1、貸出装置2等)から送信される遊技信号を受信して遊技情報を管理する。
貸出装置2は、CPUを主体とする制御部(払出手段、第2照合手段、払出貯玉更新手段、更新判定手段、遊技者ID更新手段に相当)、HDD、RAM、ROM等からなる記憶部(遊技者ID記憶手段、更新判定手段に相当)から構成されている。
貸出装置2は、記憶領域(払出貯玉記憶手段に相当)を備え、後述する様に会員カード、或いは計数カードの受付等に応じて記憶領域を更新する。この記憶領域には、対価としての手数料が記憶されており、管理装置2は、対価記憶手段としても機能する。
図2は貸出装置2の記憶領域のフォーマットを示している。記憶領域には、「受付ID」、「普通貯玉」、「持玉」、「最終ID」、「最終持玉」、「手数料」の各項目が設定されており、それらの項目の意味は次の通りである。
受付ID:カード(会員カード、計数カード)を受付けた(対応する)遊技者ID。
普通貯玉:対応する遊技者の普通貯玉。管理装置3からの貯玉情報受信時に加算され、割引返却時に減算される。
持玉(特別貯玉に相当):対応する遊技者の持玉。貯玉情報受信時に条件付きで加算され、計数時にも加算される。また、等価返却時には減算される。
最終ID(遊技者IDに相当):発行処理した最終遊技者の遊技者ID。更新条件(所定数(100)のアウト発生(遊技中更新条件)、発行処理時の持玉が所定数(125)以上(発行時更新条件))が成立した状態での発行処理時の受付ID。
最終持玉:更新条件が成立した状態での発行処理時の持玉。
手数料(第1対価単価):所定数(125)の再遊技玉に対する手数料玉の設定値(図2に示す様に手数料が42玉に設定されている場合は、再遊技玉125玉を割引返却する際に手数料玉42玉を加算した167玉を普通貯玉から減算する)。
アウト:対応する遊技者が遊技に使用した遊技媒体数(遊技情報の量を示す数値に相当)。遊技機1に対応して設けられる遊技に使用された遊技玉を回収するアウトBOXから出力されるアウト信号により更新。尚、アウト信号は回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスなので、アウト信号数×10をアウトとして特定する。また、対応する遊技者の使用媒体数が対象であるため、発行処理等の遊技者交代検出時にリセットする。
尚、図2の記憶領域は日付更新時にリセットされる。
図1において、貸出装置2は、タッチ式の情報表示部5を有し、貨幣投入口6に投入された貨幣の価額に応じた数の玉を玉払出口(払出手段に相当)7から遊技機1の上玉受皿8aに払出す。貸出装置2の下部には計数部9が設けられており、その計数部9に、先端に可動玉受皿10を有した案内腕11が旋回可能に支持されている。遊技機1の下玉受皿8bのレバー12がスライドさせたときは、下玉受皿8bから落下した玉が可動玉受皿10、案内腕11を介して計数部9に送られて計数される。計数部9の上方には会員カード受入口(ID受付手段に相当)13及び計数カード排出口(ID受付手段に相当)14が設けられており、会員カード受入口13にて会員カードを、計数カード排出口14にて計数カードを受付可能である。計数カード排出口14の奥部には予め所定枚数(5枚)までカードをストック出来るカードストッカが備えられている。発行釦(操作手段に相当)15の押下(発行操作)を受付けた場合、会員カード或いは計数カードを受付けていれば受付中のカードを排出し、受付けていなければカードストッカのカードのIDを受付IDに記憶し計数カードとして排出する発行処理を行う。
貸出装置2は、再遊技釦(払出手段に相当)16に対する操作に応じて貯玉を対価として玉払出口7から遊技玉の払出(再遊技処理)を行う場合は、持玉が残存すれば持玉を再遊技玉(再遊技処理により払出す遊技玉)と同数減算する(手数料無(第2対価単価)の等価返却)が、残存しなれば再遊技玉に手数料を加算した値を普通貯玉から差引く(割引返却)。
尚、設定により台移動を禁止しないことも可能で、その場合には台移動の判断を行わずに持玉を台移動後も使用可能とする。
管理装置3は、CPUを主体とする制御部(遊技者貯玉更新手段、第1照合手段、台移動判定手段、許容手段、払出ID更新手段に相当)、HDD、RAM、ROM等からなる記憶部(遊技者貯玉記憶手段、払出ID記憶手段に相当)から構成されている。
管理装置3は、会員DBにより遊技者ID毎の貯玉情報を記憶しており、後述する様に貸出装置2からの各種情報等に基づいて会員データベース(DB)を更新する。
図3は、管理装置3の会員DBである。会員DBには、「遊技者ID」に対応して、「氏名」、「メールアドレス」等の周知の会員情報に加えて、本発明に関連して、「端末ID」、「貯玉」、「持玉」の各項目が設定されており、それらの意味は次の通りである。
遊技者ID:会員遊技者であれば会員ID、非会員遊技者であれば発行した計数カードID。
端末ID(払出IDに相当):更新条件が満たされた状態で最終的に発行処理がなされた貸出装置2の端末ID。更新条件が満たされた状態での発行処理毎に更新され、日付更新時に初期化される。
貯玉:遊技者が遊技場へと預け入れた獲得玉である貯玉の総数。即ち、普通貯玉と持玉の合算値(総貯玉数に相当)。
持玉:持玉払出可能玉数(再遊技時に等価返却(再遊技玉と同数の貯玉数を減算)の対象として払出可能な貯玉数)。更新条件が満たされた状態での発行処理毎に更新され、日付更新時に初期化される。
尚、本実施形態では、非会員遊技者も、後述する様に端末ID、貯玉、持玉を会員同様に管理するが、貯玉を当日限り有効とする為、非会員のレコードは貯玉も含め日付更新時に消去する。
計数カードには更新条件が成立した状態で発行処理を行った時点の端末ID、貯玉、持玉が記憶され、管理装置3と貸出装置2との間で通信障害があった場合は、計数カードのデータに基づいて所謂オフライン処理がなされる。
尚、オフライン処理では管理装置3との通信が出来ない為、貸出装置2と計数カードの記憶情報とを照合することにより持玉遊技を可能とする。即ち、計数カード受付時に計数カードのID、端末ID、貯玉、持玉を読み出して、自身が記憶する最終IDと計数カードのIDとが一致するか、及び自身のIDと計数カードの端末IDが一致するかを照合し、両者共に一致すれば、計数カードの貯玉−持玉を普通貯玉として記憶する一方、持玉はそのまま記憶する。いずれかが一致しなければ持玉を0として記憶し、貯玉をそのまま普通貯玉として記憶する。そして、再遊技時、或いは更新条件が成立した状態での発行処理時に計数カードの記憶領域を更新する。オフライン処理として、計数カードの持玉と貸出装置2の最終持玉とを照合しても良い。また、会員カードに計数カードと同様に情報を記憶させ、会員カードについてもオフライン処理を行っても良い。
管理装置3は、手数料、持玉遊技の許容有無、或いは更新条件等の各種設定が可能で、設定更新した場合には貸出装置2に設定情報を送信する。貸出装置2では設定情報の受信に応じて各種設定を更新する。尚、図2では説明簡略化の為、設定情報として手数料のみを例示した。
次に、上記構成の作用について説明する。
図10は、貸出装置2の動作のうち本発明に関連した処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、会員カードまたは計数カードを受付けたか(A1)、更新フラグが0か(A8)、計数有りか(A11)、再遊技操作を受付けたか(A12)、発行操作を受付けたか(A13)を判断している。
遊技者が遊技玉の貸出を受けるために会員カードを貸出装置2の会員カード受入口13に差込むと、貸出装置2は、会員カードを受付けたと判断し(A1:YES)、図2の記憶領域の受付IDを更新してから(A2)、最終IDがブランクか、または受付IDが記憶されているかを判断する(A3)。開店直後においては、最終IDはブランクであることから(A3:YES)、台移動無しの受付情報を管理装置3へ送信してから(A4)、貯玉情報の受信待機状態となる(A6)。
図4は受付情報のフォーマットを示している。受付情報は、「端末ID」、「受付ID」、「台移動」から構成されている。
図13は、管理装置3の動作のうち本発明に関連した処理を示すフローチャートである。管理装置3は、受付情報を受信したか(D1)、発行情報を受信したか(D6)、貯玉更新情報を受信したか(D12)を判断している。貸出装置2から受付情報を受信したときは(D1:YES)、台移動無しかを判断する(D2)。この場合、台移動無しの受付情報を受信するので(D2:YES)、会員DBの端末IDに送信元の端末IDか、ブランクが記憶されているかを判断する(D3)。会員の来店時における端末IDはブランクであるので(D3:YES)、「普通貯玉=貯玉−持玉」の貯玉情報を貸出装置2へ送信する(D4)。この場合、持玉は0であるので、前回の貯玉を貸出装置2へ送信することになる。
図5は貯玉情報のフォーマットを示している。貯玉情報は、「端末ID」、「普通貯玉」、「持玉」から構成されている。
貸出装置2は、図10の処理において、管理装置3から貯玉情報を受信したときは(A6:YES)、図2の記憶領域の普通貯玉及び持玉を更新する(A7)。この場合、持玉は0である。
遊技者が貯玉を再遊技玉として払出すために貸出装置2の再遊技釦16を押下げると、貸出装置2は、再遊技操作を受付けたと判断し(A12:YES)、再遊技処理を実行する(A16)。
図12は、貸出装置2による再遊技処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、持玉が0の場合は(C1:YES)、普通貯玉が有るかを判断する(C2)。普通貯玉が無い場合は(C2:NO)、そのままリターンする。普通貯玉が有る場合は(C2:YES)、払出単位(125玉)を上限とした割引返却による再遊技玉を払出し(C3)、再遊技玉の対価分の普通貯玉を減算し(C4)、貯玉更新情報を管理装置3へ送信してから(C5)、リターンする。
図6は貯玉更新情報のフォーマットを示している。貯玉更新情報は、「端末ID」、「受付ID」、「貯玉」から構成されている。尚、「貯玉」は、「普通貯玉」と「持玉」の合算値であるが、持玉=0での再遊技操作に応じて貯玉更新情報が送信されるので、実質的には貯玉=普通貯玉となる。
管理装置3は、図13の処理において、貸出装置2から貯玉更新情報を受信したときは(D12:YES)、図3の会員DBの貯玉を更新する(D14)。
遊技者が再遊技玉で遊技を開始し、再遊技玉が無くなった場合は、払出単位を上限とした割引返却による再遊技玉を払出して遊技を行うことができる。貯玉が無くなった場合は、貸出装置2に貨幣を投入することにより貸玉の払出を受けることができる。
遊技者は遊技にて玉を獲得して下玉受皿8bに玉が溜まった場合は、遊技機1のレバー12をスライドさせて玉を可動玉受皿10へと導く。玉は可動玉受皿10、案内腕11を介して貸出装置2下部に設けられている計数部9にて計数される。
貸出装置2は、図10の処理において、計数が有ったときは(A11:YES)、図2の記憶領域の持玉を加算する(A15)。
遊技者が持玉を有する状態で再遊技するために貸出装置2の再遊技釦16を押下げたときは、貸出装置2は、図12の再遊技処理において、持玉が有ることから(C1:NO)、払出単位(125玉)を上限とした等価返却(手数料無)による再遊技玉を払出し(C6)、払出再遊技玉分の持玉を減算してから(C7)、リターンする。
要するに、貸出装置2は、再遊技釦16の押下(再遊技操作)を受付けた場合、持玉が残存すれば持玉を減算し等価返却による再遊技処理を行い、持玉が残存しなくとも普通貯玉が残存すれば普通貯玉を減算し割引返却による再遊技処理を行うようになっている。
貸出装置2は、図10の処理において、更新フラグが0の状態では(A8:YES)、遊技中更新条件(アウト100)が成立したかを判断しており(A9)、遊技中更新条件が成立したときは(A9:YES)、更新フラグを1とする(A10)。この更新フラグは、発行処理時にデータを更新することを示すフラグである。
図11は、貸出装置2による発行処理を示すフローチャートである。遊技者が遊技を終了するために貸出装置2の発行釦15を押下げたとき(A13:YES)は、発行処理(A14)として貸出装置2は、会員カードの受付中であることから(B1:YES)、受付中のカードを排出してから(B2)、更新フラグが0かを判断する(B5)。この場合、更新フラグは1であるので(B5:NO)、更新フラグを0としてから(B7)、最終IDを受付IDとすると共に最終持玉を持玉とし(B8)、発行情報を管理装置3へ送信し(B9)、普通貯玉、持玉、アウトをリセットしてから(B10)、リターンする。
図7は発行情報のフォーマットを示している。発行情報は、「端末ID」、「受付ID」、「最終ID」、「普通貯玉」、「持玉」から構成されている。
管理装置3は、図13の処理において、貸出装置2から発行情報を受信したときは(D6:YES)、発行情報の受付IDに対応するレコードが無いかを判断する(D7)。この場合、受付IDのレコードが有ることから(D7:NO)、受付IDと最終IDとが一致しているかを判断する(D13)。遊技者が台移動した場合は、両者は一致しないことから(D13:NO)、貯玉を更新する(D14)。
非会員の遊技者が発行釦15を押下げた場合は、貸出装置2は、会員カードも計数カードも受付中でないと判断し(B1:NO)、ストックしている計数カードを排出し(B3)、排出したカードIDを受付IDとしてから(B4)、ステップB5へ移行することにより上述した会員カードの場合と同様にして、発行情報を管理装置3へ送信する(B9)。このように発行された計数カードは当日に限って会員カードと同等に機能し、貯玉及び持玉による再遊技が可能となる。尚、計数カードには、オフライン処理のために端末ID、貯玉、持玉が記憶される。
管理装置3は、図13の処理において、発行情報を受信した場合に(D6:YES)、発行情報の受付IDに対応するレコードが無いことから(D7:YES)、新レコードを作成し(D8)、端末ID、持玉、貯玉を更新する(D9〜11)。
以上のようにして、会員、或いは非会員の遊技者が持玉を有する状態で発行操作を行う毎に、管理装置3の会員DBには発行時の端末ID、貯玉、持玉が記憶される。
ところで、遊技者の中にはトイレ等の休憩のために発行処理を行ったうえで、一旦遊技機を離れ、休憩後、遊技機へと戻る場合に戻る先の遊技機を間違えて計数カードの受付けを行ってしまう遊技者もいれば、貸出処理後に遊技を行わず、そのまま休憩のため、貸出玉を計数して発行処理を行い、遊技機1を離れる遊技者もいる。前者の遊技者に対して持玉が0となる台移動判定を行うと酷である一方、後者の遊技者に対して最終遊技者の特定を行わず、最終IDがブランク、或いは他の遊技者IDであるために、遊技機1に戻った場合に台移動と判定し、持玉が0となっても酷であるため、本実施形態では、次のようにして最終遊技者を特定する。
貸出装置2は、図11の発行処理において、更新フラグが0の場合(B5:YES)、つまりアウトが100未満の場合は、発行時更新条件(持玉125以上)が成立したかを判断する(B6)。即ち、前者の遊技者の場合、戻る先の遊技機1を間違えたことに気づき、遊技せずにそのまま発行処理を行えば、計数カードの受付けに応じて持玉=0の貯玉情報により持玉が特定されているので、発行時更新条件が成立せず(B6:NO)、ステップB8が実行されない。これに対して、後者の遊技者の場合、持玉は貸出玉の計数により125以上となり、発行時更新条件が成立し(B6:YES)、ステップB8が実行される。このような動作により、上述した前者、後者の遊技者に対しても適切に対処することができる。
さて、遊技者が同一の遊技機1で遊技する場合であっても、一度、遊技機1から離れ、他の遊技者がその遊技機1にて遊技した後に、もう一度、同一の遊技機1で遊技を行う場合、管理装置3の会員DBの端末IDでもって台移動を監視すると、複数の遊技者に同一の端末IDが対応付けられてしまうことから、遊技者の離席後、同一の端末IDが対応付けられた他のいずれの遊技者であっても前遊技の持玉による等価返却による遊技(持玉遊技)が可能となってしまう。
一方、遊技者が貸出装置2の記憶領域の最終IDに自身のIDが受付けられる程度の遊技を複数の遊技機1に渡って行い、いずれかの遊技機1にて持玉を得た後に、それまでにIDが対応付けられた遊技機1に戻って遊技する場合に、いずれの遊技機1においても持玉遊技を許容してしまう。
このような不具合に対して、本実施形態では、貸出装置2が遊技者IDを受付けた場合に、受付けた直近の遊技者と受付対象の遊技者が一致し、さらに受付対象の遊技者が直近で遊技した遊技機1と受付した遊技機1とが一致することを条件として台移動無と判定し、ID受付前の持玉による再遊技を許容するようにした。
即ち、貸出装置2は、図10の処理において、最終IDと受付IDとが一致する場合は(A3:YES)、台移動無しの受付情報を管理装置3へ送信し(A4)、最終IDと受付IDとが一致しない場合は(A3:NO)、台移動有りの受付情報を管理装置3へ送信する(A5)。
管理装置3は、図13の処理において、台移動無しの受付情報を受信したときは(D2:YES)、会員DBの端末IDに送信元の端末IDが記憶されているか、ブランクかを判断し(D3)、一致しない場合は(D3:NO)、台移動が有ったと最終的に判断し、「持玉=0」の貯玉情報を送信する(D5)。この「持玉=0」の貯玉情報とは、会員DBに記憶されている持玉についての情報を送信しない、或いは持玉を0として、貯玉を普通貯玉として送信するものである。これに対して、一致する場合は(D3:YES)、台移動が無いと最終的に判断し、「普通貯玉=貯玉−持玉」の貯玉情報を貸出装置2へ送信する(D4)。この「普通貯玉=貯玉−持玉」の貯玉情報とは、会員DBに記憶されている貯玉に含まれている持玉を差引くことにより普通貯玉を特定し、持玉と共に送信するものである。
図8及び図9は、上述のような貸出装置2の動作による記憶領域の変化、及び管理装置3の会員DBの変化の一例を示している。尚、手数料等、変動が無い項目は省略した。
(a)開店時の2番台の貸出装置2の記憶領域を示している。また、開店時の管理装置3の会員DBにおける遊技者ID=0001のレコードの貯玉には15000が記憶されているものとする。
(b)開店後、2番台にて遊技者ID=0001のカードを受付け、貸出装置2の記憶領域の最終IDと管理装置3の会員DBの端末IDの両方ともブランクであるので、普通貯玉、持玉を加算した状態を示している。つまり、開店後の最初の遊技であることから、普通貯玉及び持玉の使用を可能とするものであるが、この場合は日付更新時に持玉がリセットされていることから、普通貯玉のみが使用可能となる。
(c)2番台にて再遊技を1回分行ったことにより普通貯玉が14833となった状態を示している。このとき、貯玉更新情報により管理装置3の会員DBの貯玉が14833に更新される。
(d)2番台にて更新条件を満たした状態(アウト100計数)で発行処理を行った状態を示している。貸出装置2の記憶領域は、受付IDを最終ID、持玉を最終持玉に移行した発行情報を送信後に、受付ID、普通貯玉、持玉をリセットして空台となった状態を示している。管理装置3の会員DBの受付ID=0001において、遊技者IDと最終IDとが一致することから、端末ID、貯玉、持玉が更新される。このとき発行情報により管理装置3の会員DBの端末IDが2に更新される。
(e)1番台にて遊技者ID=0001のカードが受付けられ、普通貯玉に14833が記憶された状態を示している。
(f)1番台にて1回の再遊技処理が行われることにより普通貯玉が14666となった状態を示している。
(g)1番台にて計数により持玉が6000となった状態を示している。
(h)1番台にて再遊技処理を8回行うことにより持玉が5000となった状態を示している。
(i)1番台にて更新条件が成立した状態で発行処理を行い空台となった状態を示しており、最終IDと最終持玉とが更新され、受付ID、普通貯玉、持玉がリセットされる。管理装置3の会員DBでは、端末ID、持玉を更新すると共に、貯玉を発行情報における持玉と普通貯玉の合算値とする。
(j)1番台にてカードを受付けないまま3000玉計数(持玉に加算)した状態を示している。
(k)1番台にてカードを受付けることなく発行操作により更新条件が成立した状態で計数カードを発行した状態を示している。
(l)1番台にてカードを受付けないまま遊技者が2000玉計数した状態を示している。
(m)1番台にて遊技者ID=0001の会員カードを受付け、受付IDと最終IDとが異なる為に持玉=0の貯玉情報により、貸出装置2の記憶領域の普通貯玉、持玉を加算した状態を示している。尚、この場合、持玉=0なので持玉についての実質的な加算はない。
(n)1番台にて発行処理を行った状態を示している。貸出装置2の記憶領域は、更新条件が成立している為、最終ID、最終持玉を更新。管理装置3の会員DBでは、発行情報の持玉を持玉、発行情報の普通貯玉と持玉の合算値を貯玉として更新。
(o)2番台にて遊技者ID=0001の会員カードを受付けたが、端末ID不一致であることから、「持玉=0」の貯玉情報により貸出装置2の記憶領域を更新した状態を示している。
(p)2番台にて更新条件が成立しないまま発行処理を行い、その後1番台にて遊技者ID=0001の会員カードを受付けた状態。管理装置3の会員DBの更新は無く、台移動と判定されない為、持玉をそのままとし、普通貯玉を貯玉と持玉の差(21666−2000)とした貯玉情報により貸出装置2の記憶領域を更新。
ところで、以上のような動作において、図8(i)において、遊技者ID=0001の遊技者が持玉を獲得した状態で離席し、その後、(k)に示す様な他の遊技者による遊技を介して、再度(m)に示す様に遊技を行う場合、従来の様に遊技者ID毎に台移動を監視したとすると、遊技者ID=0001の遊技者と遊技者ID=9001の遊技者の双方に端末ID1が対応付けられ、遊技者ID=9001の遊技者の離席後、いずれの遊技者であっても前遊技の持玉による等価返却による遊技(持玉遊技)が可能である。
しかしながら、本実施形態では、(m)に示す様に端末ID毎に最終IDを照合する為、最後の遊技者である遊技者ID=9001の遊技者のみが持玉遊技可能となり、遊技者ID=0001の遊技者が持玉遊技を行おうとしても、(m)に示す様に獲得した持玉による持玉遊技を抑制出来る。
この場合、遊技者ID=9001の遊技者の離席後に(l)に示す様に遊技者を特定出来ないまま加算した持玉分の持玉遊技は許容されるので、単純にカードの受付を忘れていた遊技者に対して持玉遊技の無用な抑制を防止出来る。
一方、端末ID毎に最終遊技者を管理する場合、遊技者が(c)に示す様に、後の台移動を考慮して複数の端末ID(1と2)に対して最終IDを記憶させた場合に、いずれの遊技機1においても持玉遊技を許容してしまう虞がある。
しかしながら、本実施形態では(o)に示す様に遊技者ID毎にも対応する端末IDを参照する為、他の端末IDによる持玉遊技を抑制出来る。
従って、遊技者によるシステム上の盲点をついた台移動を遊技場のニーズに応じて抑制することが可能となる。
また、上述した通り、更新条件が成立しない限り最終IDを更新しない為、休憩中に他の遊技者が空台と間違えてカードを挿入しても更新条件が成立しない状態でカードを排出すれば、休憩中の遊技者が休憩後に継続して持玉遊技が可能となる。
更には、(o)、(p)に示す様に台移動の判断により会員DBと異なる持玉、普通貯玉を使用可能とし、更新条件が成立しなければ会員DBを更新しないので、休憩中に他の貸出装置2に間違えてカード挿入しても、直ぐにカードを排出し元の遊技機1へと戻れば元の持玉遊技が可能となり、この場合も持玉遊技を無意味に抑制する虞が無くなる。
このような実施形態によれば、遊技者毎に普通貯玉と持玉とを区別して管理し、普通貯玉による再遊技(処理)時には普通貯玉を手数料込みで減算する一方、持玉による再遊技時には持玉を手数料無しで減算する再遊技を台毎に可能とした遊技場用システムにおいて、遊技者IDの受付時に、遊技機毎に対応する遊技者IDの変更が無く、遊技者毎に対応する遊技機IDも変更が無いことを条件として台移動無と判定し、遊技者ID受付前の持玉による再遊技を許容するようにしたので、遊技者が同一遊技機を遊技する場合であっても、一度、遊技機から離れ、他の遊技者がその遊技機にて遊技した後に、もう一度、同一遊技機に戻って遊技する場合、或いは台番に自身のIDが対応付けられる程度の遊技を複数の遊技機に渡って行い、いずれかの遊技機にて持玉を得た後に、それまでにID対応付けた遊技機に戻って遊技する場合の2つの遊技者の挙動に対応出来、遊技場のニーズに対応した適切な再遊技を許容する遊技場用システムを提供可能となる。
また、遊技機毎に対応する普通貯玉と持玉とを管理して、その持玉に基づいて手数料無しの再遊技を許容する構成とし、遊技者IDの受付時に、台移動があると判定した場合は遊技者毎に対応する持玉を遊技機毎に対応する持玉として更新しない一方、台移動が無いと判定した場合は遊技者毎に対応する持玉を遊技機毎に対応する持玉として更新することで遊技者ID受付前の持玉による再遊技を許容するようにしたので、台移動が無い場合に持玉を手数料無しで払出す貯玉システムに容易に適用することができる。
また、更新条件が成立した状態で発行操作を受付けたことを条件として、遊技機毎に対応する遊技者ID、及び遊技者毎に対応する遊技機IDを更新するようにしたので、更新条件が成立しないまま発行処理を行った場合、即ち、休憩の為に遊技機を離れる為に発行処理を行い、その後、その遊技機に他の遊技者が間違えて遊技者IDを受付した場合、或いは休憩を終えた遊技者が他の遊技機に間違えて遊技者IDを受付けた場合であっても、更新条件が成立しないまま発行処理を行えば、台移動判定時に参照される遊技者ID、及び払出IDが更新されることはない。従って、台移動判定を適切に行いつつ、遊技者の意図しない台移動判定時にはその台移動判定を容易な構成にてキャンセル可能となる。
また、遊技機毎の普通貯玉に基づいて手数料有りの再遊技を行う構成とし、更新条件が成立した状態で発行操作を受付けたことを条件として、遊技機毎の普通貯玉+持玉を遊技者毎の普通貯玉に、遊技機毎の持玉を遊技者毎の持玉へと更新し、遊技者IDの受付時に、台移動があると判定した場合は遊技者毎の普通貯玉を遊技機毎の普通貯玉とする一方、台移動が無いと判定した場合は遊技者毎の普通貯玉−持玉を遊技機毎の普通貯玉として更新するようにしたので、更新条件の成立を条件として遊技者毎の貯玉数を更新することができる。従って、仮に台移動判定により持玉を0に更新しても、そのキャンセル時には遊技者ID受付前の普通貯玉、或いは持玉へと容易に復旧出来る。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
図4〜7の情報は、例示した以外の情報を特定出来ても良い。また、図7の発行情報では、普通貯玉を送信するようにしたが、普通貯玉と持玉の合算値である貯玉を送信する等、各種必要な情報を特定出来ればその情報項目は例示した内容に限定されない。
図3の会員DBでは、貯玉を普通貯玉と持玉の総数とし、図2の貸出装置2の記憶領域では貯玉を普通貯玉として記憶したが、両者を特定出来ればどのように記憶しても良い。
台移動検知時に持玉を0として更新したが、別途前遊技までの持玉として記憶し、その持玉についての再遊技を許容しない構成としても良い。
手数料の有無により貯玉と持玉とを区分けしたが持玉について手数料を設定し、2種類の対価単価を設定しても良い。尚、実施例の構成であっても持玉については手数料無と対応付けられている為、その対価単価自体が記憶されていなくとも対価単価が記憶されていることになる。勿論、2種類以上の対価単価を設定し、対応した貯玉を区分けしても良い。
対価単価としては、実施形態の様に手数料のみを記憶しても、手数料と再遊技玉の合算値とを記憶しても、再遊技玉の対価が特定出来ればどの様に記憶しても良い。
図3の会員DBにおいて、貯玉は再遊技毎に更新する一方、持玉は発行処理時に一括して更新する構成としたが、持玉を再遊技毎、或いは計数毎に更新したり、貯玉を発行処理時に一括して更新したりする構成としても良い。
非会員の貯玉について日付更新時に更新しない様にしたが、会員同様に更新しても良い。また、非会員の普通貯玉について再遊技を許容しないようにしても良い。この場合、非会員は持玉についてのみ再遊技が許容され、普通貯玉を景品交換のみに利用することになる。更には、会員システム(会員ID)のないシステムにて本発明を適用しても良い。
会員カード、計数カード等の記憶媒体はカード以外に、コインや携帯電話等の媒体を想定出来る。勿論、指紋等を生体認証し、その指紋をIDとしても良い。即ち、発行処理とは遊技者IDと貯玉とを対応付ける処理とする。
再遊技玉の払出について、暗証番号を設ける等別途セキュリティを付加しても良い。
全ての数値は例示である。また、手数料は、複数設定可能とし時間帯に応じて変更しても良い。
更新情報としてアウトを条件としたが、スタートや大当たり等を条件としたが、図柄変動数や大当たり数等の遊技情報を条件としても良い。この場合、対象となる遊技情報を特定可能な遊技信号を遊技機側から受信すれば良い。
貸出装置2における処理の一部を管理装置3や中継装置4等で行っても良いし、管理装置3の処理の一部を貸出装置2や中継装置4にて行っても良い。特に台移動の判定を貸出装置2と管理装置3の双方で行ったが、例えば貸出装置2毎の記憶領域を管理装置3に持たせて管理装置3のみで判定しても良い。同様に、台移動判定時に管理装置3から遊技者IDに対応する端末IDを受信して貸出装置2のみで判定しても良い。
会員カードを受付ているか否かに関わらず、計数カードを発行する構成としても良い。この場合、計数が0→1となった時点で、内部的に計数カードを発行(カードID読取→受付ID更新)し、発行操作時そのカードを排出することが望ましい。また、計数カードと会員カードのIDを対応付ければ、その後は、計数カードを受付けるだけで、会員管理が可能となる。
本発明の一実施形態における全体構成を示す概略図 貸出装置の記憶領域を示す図 会員DBを示す図 受付情報を示す図 貯玉情報を示す図 貯玉更新情報を示す図 発行情報を示す図 貸出装置の記憶領域及び会員DBの情報の変化の一例を示す図(その1) 貸出装置の記憶領域及び会員DBの情報の変化の一例を示す図(その2) 貸出装置による処理を示すフローチャート 貸出装置による発行処理を示すフローチャート 貸出装置による再遊技処理を示すフローチャート 管理装置による処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は遊技機、2は貸出装置(払出手段、第2照合手段、払出貯玉更新手段、更新判定手段、遊技者ID更新手段、遊技者ID記憶手段)、3は管理装置(遊技者貯玉更新手段、第1照合手段、台移動判定手段、許容手段、払出ID更新手段、遊技者貯玉記憶手段、払出ID記憶手段)、7は玉払出口(払出手段)、13は会員カード受入口(ID受付手段)、14は計数カード排出口(ID受付手段)、15は発行釦(操作手段)、16は再遊技釦(払出手段)である。

Claims (5)

  1. 遊技者が遊技場へと預け入れた遊技媒体である貯玉の数を遊技者に対応したIDである遊技者IDに対応付けて記憶する遊技者貯玉記憶手段と、
    遊技機に対応して設けられ、前記遊技者IDを受付けるID受付手段と、
    前記ID受付手段に対応して設けられ、前記ID受付手段が遊技者IDを受付けた状態で所定の再遊技操作を受付けた場合に、遊技媒体を再遊技媒体として払出す払出処理を行う払出手段と、
    前記払出手段による払出処理に基づいて前記遊技者貯玉記憶手段が記憶する貯玉数を更新する遊技者貯玉更新手段と、を備え、
    前記遊技者貯玉記憶手段は、普通貯玉と、当該普通貯玉よりも遊技者にとって有利な貯玉である特別貯玉とを区別可能に前記貯玉数を記憶し、
    前記払出手段は、少なくとも前記特別貯玉に対応付けて払出処理を行い、
    前記遊技者貯玉更新手段は、前記払出手段が特別貯玉に対応した払出処理により払出した再遊技媒体によって特定される対価に基づいて特別貯玉に相当する貯玉数を更新する遊技場用システムであって、
    遊技者ID毎に対応する前記払出手段のIDである払出IDを記憶する払出ID記憶手段と、
    前記払出手段毎に対応する遊技者IDを記憶する遊技者ID記憶手段と、
    前記ID受付手段が遊技者IDを受付けた場合に、そのID受付手段に対応する払出手段のIDと、受付けた遊技者IDに対応付けて前記払出ID記憶手段が記憶する払出IDとを照合する第1照合手段と、
    前記ID受付手段が遊技者IDを受付けた場合に、そのID受付手段に対応する前記払出手段に対応付けて前記遊技者ID記憶手段が記憶する遊技者IDと、前記ID受付手段が受付けた遊技者IDとを照合する第2照合手段と、
    前記第1照合手段、及び前記第2照合手段の照合結果に基づいて前記ID受付手段が受付けた遊技者IDに対応する遊技者が台移動を行ったかを判定する台移動判定手段と、
    前記台移動判定手段の判定結果に基づいて、前記ID受付手段による遊技者IDの受付前に前記遊技者貯玉記憶手段が記憶していた特別貯玉に相当する貯玉数に対応した前記払出手段による払出処理を許容する許容手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記払出手段に対応付けて前記普通貯玉と前記特別貯玉とを区別可能に貯玉数を記憶する払出貯玉記憶手段と、
    前記払出手段が特別貯玉に対応した払出処理により払出した再遊技媒体によって特定される対価に基づいて前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数を更新する更新処理を行う払出貯玉更新手段と、を備え、
    前記払出手段は、払出処理を行う場合に、前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数が残存する場合は特別貯玉に対応付けて払出処理を行う一方、残存しない場合は特別貯玉に対応した払出処理を行わず、
    前記払出貯玉更新手段は、前記ID受付手段による遊技者IDの受付けが行われた場合に前記遊技者貯玉記憶手段により記憶される貯玉数に基づいて前記払出貯玉記憶手段が記憶する貯玉数を更新し、
    前記許容手段は、前記ID受付手段による遊技者IDの受付けが行われ、前記台移動判定手段により台移動が行われたと判定された場合は、前記遊技者貯玉記憶手段により記憶される特別貯玉に相当する貯玉数に基づく、前記払出貯玉記憶手段により記憶される特別貯玉に相当する貯玉数についての更新処理である特別貯玉更新処理を許容しない一方、台移動が行われていないと判定された場合には前記特別貯玉更新処理を許容することで、前記ID受付手段による遊技者IDの受付前に前記遊技者貯玉記憶手段が記憶していた特別貯玉に相当する貯玉数に対応した前記払出手段による払出処理を許容することを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。
  3. 前記払出手段に対応して設けられ、対応する前記払出手段に対応付けて前記払出貯玉記憶手段が記憶する普通貯玉、及び特別貯玉に相当する貯玉数を遊技者IDに対応付ける発行処理を行う為の発行操作を受付ける操作手段と、
    遊技者が所定の遊技を行ったかを判定する為の更新条件を記憶し、その更新条件の成立状況を判定する更新判定手段と、
    前記更新判定手段による更新条件が成立しているとの判定結果を条件として、前記操作手段による発行操作の受付けに応じて、その操作手段に対応する前記払出手段に対応付けて前記遊技者ID記憶手段が記憶する遊技者IDを、当該発行処理の対象となった遊技者IDへと更新する遊技者ID更新手段と、
    前記更新判定手段による更新条件が成立しているとの判定結果を条件として、前記操作手段による発行操作の受付けに応じて、当該発行処理の対象となった遊技者IDに対応付けて前記払出ID記憶手段が記憶する払出IDを、当該発行操作を受付けた前記操作手段に対応する払出手段のIDへと更新する払出ID更新手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の遊技場用システム。
  4. 前記普通貯玉は、前記払出手段により対応付けされた払出処理が許容されない、或いは対応付けされた払出処理は許容されるが、前記特別貯玉に対応付けされた払出処理と比較して特定される対価が遊技者にとって不利であることから、前記特別貯玉は前記普通貯玉よりも遊技者にとって有利であり、
    前記遊技者貯玉記憶手段は、遊技者ID毎に、普通貯玉数と特別貯玉数との和に相当する総貯玉数と、特別貯玉数とを記憶することで、普通貯玉と特別貯玉とを区別可能に記憶し、
    前記遊技者貯玉更新手段は、前記更新判定手段により更新条件が成立しているとの判定結果を条件として、前記操作手段による発行操作の受付けに応じて前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数に基づいて前記特別貯玉数を更新し、
    前記払出貯玉更新手段は、前記ID受付手段が遊技者IDを受付けた場合に、前記台移動判定手段により台移動が行われたと判定されたのであれば、前記遊技者貯玉記憶手段が記憶する総貯玉数に基づいて普通貯玉に相当する貯玉数の更新処理を行う一方、台移動が行われていないと判定されたのであれば、前記遊技者貯玉記憶手段が記憶する総貯玉数と特別貯玉数との差に基づいて普通貯玉に相当する貯玉数の更新処理を行うことを特徴とする請求項3記載の遊技場用システム。
  5. 前記更新判定手段は、遊技機側から出力される遊技信号により特定される遊技情報の量を示す数値に対応する条件値である遊技中更新条件と、前記操作手段による発行操作受付時における前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数に対応する条件値である発行時更新条件との双方を記憶することで前記更新条件を記憶し、前記操作手段による発行操作の受付けまでに前記遊技情報の量を示す数値が遊技中更新条件を満たしている、或いは前記操作手段による発行操作の受付時に前記払出貯玉記憶手段が記憶する特別貯玉に相当する貯玉数が発行時更新条件を満たしている場合に前記更新条件が成立していると判定することを特徴とする請求項4記載の遊技場用システム。
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