JPH11319088A - 注射器組立体 - Google Patents

注射器組立体

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JPH11319088A
JPH11319088A JP11029885A JP2988599A JPH11319088A JP H11319088 A JPH11319088 A JP H11319088A JP 11029885 A JP11029885 A JP 11029885A JP 2988599 A JP2988599 A JP 2988599A JP H11319088 A JPH11319088 A JP H11319088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造及び薬剤の充填工程中、注射器の包装及
び取り扱いを容易にする注射器組立体の配置を提供する
こと。 【解決手段】 注射器組立体20は、複数の注射器22
を選択された整合状態に保つ略可撓性の支持ストリップ
40を備えている。該支持ストリップ40は第一及び第
二のストリップ50、52を有し、これら第一及び第二
のストリップ50、52がその間に各注射器の外筒部分
56、62を受け入れ且つ保持し得るように共に接続さ
れることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、医療
用注射器を包装し且つ取り扱うための構造に関する。よ
り具体的には、本発明は、包装及び取り扱い目的のため
に複数の注射器を予め選択した整合状態に保つべく連続
的な可撓性ストリップを有する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】皮下注射器は周知であり、種々の形態の
ものがある。全ての皮下注射器に関連する一つの課題
は、製造及び薬剤の充填工程中、注射器を適切に且つ効
率良く包装し且つ取り扱うことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】種々の形態の包装及び
取り扱い技術及び機械が開発され又は提案されている
が、これらの大部分は、一つの特定型式の注射器を取り
扱うことを専門とする傾向がある。更に、殆どの既存の
装置は、機械が過度に複雑であるため、望ましくない費
用を生じさせ、又は廃棄し若しくはリサイクルする必要
のある過剰な量の廃物を生じる傾向がある。更に、現在
の包装及び取り扱い方法は、労働集約的であることがし
ばしばであり、このことは、製造又は包装工程にて更な
る費用を招来することになる。
【0004】本発明の譲受人が開発した一つの解決策
は、多数の注射器を、注射器間を伸長する一体のウェブ
部分によって共に接続することを含む。この解決策は、
1989年9月12日付けで発行された、米国特許第
4,865,592号に記載されている。この解決策
は、包装し且つ薬剤の予充填工程のため、注射器を略平
行な整合状態に保つのに有用であるが、短所及び欠点が
ない訳ではない。
【0005】米国特許第4,865,592号に記載さ
れた配置において、注射器の間を伸長するウェブ部分に
は、注射器自体が一体に形成されており、また、同一の
材料で出来ている。かかる注射器の製造に使用されるプ
ラスチック材料は、ウェブ部分の接続にも使用されるた
め、このことは、不必要な費用を招来する。ウェブ部分
は後で除去され且つ廃棄されるため、このことは、不要
な廃物を生じさせ、費用の最小化は図れない。更に、堅
固なウェブ部分は、一つの包装体内に含めることのでき
る注射器の数を制限することになる。更に、この米国特
許の配置は、該特許に開示された特定型式の注射器にの
み適している点にて専用的なものである。更に、この配
置は、使用する必要のあるとき、注射器を分離させる外
部工具又は何らかの装置を使用する必要がある。
【0006】製造及び薬剤の充填工程中、注射器の包装
及び取り扱いを容易にする注射器組立体の配置が必要と
される。更に、種々の注射器と共に使用することがで
き、経済的であり且つ好ましくない廃物材料の発生を回
避する、かかる配置が必要とされている。再使用可能で
あり、また、種々の包装又は取り扱い状況下にて簡単に
機能する配置を提供することが更に望まれる。
【0007】本発明は、従来技術の短所及び欠点を回避
しつつ、これらの必要性を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】一般的に説明して、本発
明は、複数の注射器を相互に接続し且つそれら注射器を
包装及び注射器の充填工程中、効率的に且つ容易に取り
扱い得るように選択した整合状態に保つ可撓性のストリ
ップを有する注射器組立体である。本発明に従って設計
された注射器組立体は、各々が一端に外筒部分を有し、
その第二の端部に針の支持部分を有する複数の注射器を
備えている。中心軸線が外筒及び針の支持部分の中心に
沿って伸長している。この注射器は、略剛性なプラスチ
ック材料で出来たものであることが好ましい。略可撓性
の材料で出来たものであることが好ましい支持ストリッ
プが各外筒部分の一部分に係合し、このため、注射器は
予め選択した相対的な整合状態に保たれ、この場合、各
注射器の中心軸線は、その他の注射器の中心軸線に対し
て略平行である。更に、単一の注射器組立体に沿って注
射器の間に予め選択した隔たりが保たれる。
【0009】本発明の支持ストリップは種々の形態をと
ることができる。一つの実施の形態は、複数の外筒受け
入れ部分を有する単一の材料ストリップを備えており、
この場合、注射器外筒はこれらの外筒受け入れ部分にス
ナップ嵌めされて、支持ストリップにより所望の整合状
態に選択的に保たれる。別の実施の形態においては、該
支持ストリップは、相互にスナップ嵌めされる2つのス
トリップを有している。これらのストリップは、注射器
外筒をそのストリップの間に拘束して注射器が所望の整
合状態に保たれるようにする。最適な実施の形態は、2
つのストリップを備えており、これらのストリップは、
その2つのストリップの間に注射器の外筒部分を受け入
れる一方で、相互に固着される。この後者の実施の形態
においては、これら2つのストリップは、接着剤によっ
て共に保持することができ、又は、これらのストリップ
は、支持ストリップを形成し得るように加熱又は溶融し
又は共に融着させる材料で製造することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の種々の特徴及び有利な点
は、好適な実施の形態の以下の詳細な説明から当業者に
明らかになるであろう。
【0011】図1には、複数の注射器22が互いに対し
て選択した整合状態に保たれた、注射器組立体20が示
してある。注射器22の各々は、第一の端部26から注
射器22の主要部分に沿って伸長する外筒部分24を備
えている。該外筒部分24の端部にに設けられたフラン
ジ29が、通常の皮下注射過程中、注射器22を利用す
ることを容易にする。針支持部分28が注射器22の第
二の端部30付近に配置されている。図示した実施の形
態においては、針カバー32が皮下注射器の針の外側の
所定位置に配置されている。中心軸線34が、外筒部分
24及び針支持部分28の中心を貫通して伸長してい
る。
【0012】注射器22は、支持ストリップ40によ
り、注射器22の中心軸線34が略平行であることが好
ましいことを含む予め選択した整合状態に保たれる。支
持ストリップ40は、略可撓性の材料で出来ていること
が好ましい。支持ストリップ40は、注射器22の軸線
34に対して直角の長さ方向に配置されることが好まし
い。支持ストリップ40は、以下により詳細に説明する
方法にて、注射器22の外筒部分24に係合する。支持
ストリップ40は、注射器22を好適な相対的整合状態
に選択的に保つのに十分な幅Wを有している。
【0013】本発明に従って設計された支持ストリップ
40は、種々の形態を取ることができる。図2には、図
1の支持ストリップ40がより詳細に図示されている。
該支持ストリップ40は、複数の外筒受け入れ部分42
と、該外筒受け入れ部分42の間を伸長する複数の接続
部分44とを備えている。注射器22の各々の外筒部分
24は、対応する外筒の受け入れ部分42内にスナップ
嵌めし且つ受け入れられることが好ましい。外筒の受け
入れ部分42の内面は、端部46、48を有することが
好ましく、これら端部46、48は、使用のために注射
器を選択的に除去する迄、注射器22を支持ストリップ
40上の所定の位置に保つような仕方にて外筒部分24
に係合する。図2の実施の形態は、外筒部分24の半分
以上を取り囲む外筒受け入れ部分42を備え、端部4
6、48が、注射器22を支持ストリップ40の上に保
つのに有効な位置に配置されるようにすることが好まし
い。
【0014】図3には、参照番号40’で表示した、支
持ストリップ40の別の実施の形態が図示されている。
この実施の形態において、支持ストリップ40’は、第
一のストリップ50と、第二のストリップ52とを備え
ている。これらストリップ50、52の各々は、略可撓
性の同一の材料で出来ていることが好ましい。この実施
の形態の好適な材料はプラスチックである。
【0015】第一のストリップ50は、外筒受け入れ部
分56の間を伸長する複数の接続部分54を備えてい
る。これら接続部分54は、第一のストリップ50の内
面から伸長する複数のスナップ式突起58を有すること
が好ましい。第二のストリップ52は、外筒受け入れ部
分62の間を伸長する対応する複数の相互接続部分60
を有することが好ましい。接続部分60の内面は、第一
のストリップ50から対応する突起58に係合する止め
部64を有することが好ましい。このようにして、第一
のストリップ50は、第二のストリップ52にスナップ
嵌めされて、注射器22の外筒部分24は、所望に応じ
て外筒受け入れ部分56、62内に受け入れられる。
【0016】図3の実施の形態は、多岐に亙る注射器2
2と共に使用可能であるという利点を有しており、多数
の適当な材料で製造することができる。また、図3の実
施の形態は、図1及び図2の実施の形態と比較して、支
持ストリップ40’と注射器22とを多少なりともより
確実に接続する。
【0017】図1乃至図3の実施の形態は、再使用可能
であり且つ任意の特定の注射器22を注射器組立体20
から選択的に除去し又は交換することを可能にするとい
う利点がある。
【0018】図4には、支持ストリップ40”の最適な
実施の形態が図示されている。図4には、注射器組立体
20を製造する組立て配置の概略図が図示されている。
複数の注射器22が、コンピュータ(図示せず)の制御
の下、矢印72の方向に動くことが好ましい可動の支持
部材70の上に支持されている。注射器22は、一対の
リール74、76に対して移動する。第一のリール74
は、支持ストリップ40”の第一のストリップである材
料のロール78を支持する。同様に、第二のリール76
は、支持ストリップ40”の第二のストリップであるロ
ール80を支持する。第一のストリップ78及び第二の
ストリップ80の好適な材料はプラスチックであるが、
箔又はその他の略可撓性の材料のような種々の材料を使
用することも可能である。
【0019】第一のストリップ78及び第二のストリッ
プ80は、注射器外筒の間を伸長する部分にて共に接合
されることが好ましい。第一のストリップ78又は第二
のストリップ80の少なくとも一方の内面は、これら2
つのストリップを中間の部分にて共に接合するのに有用
な接着剤を含むことができる。これと代替的に、この内
面(すなわち、注射器外筒に面し且つ組み立て工程中、
他方のストリップに面する面)の上に接着剤を施しても
よい。この接着剤は、感熱型又は触圧接着剤とすること
ができる。更に別の代替例は、プラスチック材料を実質
的に変形させずに相互に接合されるような仕方にて共に
容易に溶融させることができるプラスチック材料で出来
た第一のストリップ78及び第二のストリップ80を使
用することを含む。
【0020】一対の可動部材82の各々は内面84を有
している。該内面84は、矢印86で示すように、可動
部材82が注射器22の列に対して内方及び外方に動く
ときに、第一のストリップ78及び第二のストリップ8
0に積極的に係合する。内面84の輪郭は、可動部材8
2が内方に動くとき、注射器の外筒22を入り子式に受
け入れる凹所88、90を有することが好ましい。可動
部材82が十分に内方に動くことにより、第一のストリ
ップ78は、第2のストリップ80と接触せしめられ、
これと同時に2つの可動部材82の間にある注射器の外
筒部分の周りを第一及び第二のストリップが包み込む。
触圧接着剤を使用して第一のストリップ78を第二のス
トリップ80に接合させる1つの実施の形態において
は、第一及び第二のストリップが接触するように可動部
材82を相互に近づくように動かすだけで、注射器22
を支持ストリップ40”により支持された所望の整合状
態に固定するのに十分である。
【0021】感熱型接着剤が使用される1つの実施の形
態においては、可動部材82の内面84は、接着剤を作
用させ且つ適正に接合させる適宜に加熱した面又は加熱
要素を含み、注射器22が選択された整合状態に支持さ
れるようにすることができる。これと同様に、支持スト
リップ40”を形成し得るように加熱した材料を相互に
融着又は溶融させる実施の形態においては、内面84
は、第一のストリップ78及び第二のストリップ80を
所望通りに接続するため、適当な加熱面又は加熱要素を
含んでいる。
【0022】図4の図から理解し得るように、可動部材
82が第一のストリップを第二のストリップに接合させ
るのに十分な距離だけ内方に動く毎に、4つの注射器2
2が第一のストリップ78と第二のストリップ80との
間に固定される。更に、図1及び図4に図示するよう
に、支持ストリップは、注射器22の第一の端部26付
近に配置されることが好ましい。支持ストリップを注射
器外筒部分24の周囲に配置することは、より確実な接
合を提供する点にて特に有利なことである。外筒部分2
4は、典型的には、針の支持部分28よりも大きい直径
を有しており、このため、注射器22を支持ストリップ
に接続するより安定的な面を提供する。更に、外筒部分
の周囲に接合部を提供することは、注射器22の針支持
部分28を傷付ける虞れを軽減する。
【0023】殆どの環境下にて、注射器22は、何らの
外部工具を使用せずに支持ストリップから取り外される
ことが好ましい。注射器22を組立体20から取り外す
必要があるとき、支持ストリップが接着剤で接着した2
つのストリップ(すなわち、第一のストリップ78及び
第二のストリップ80)を含む実施の形態においては、
これらの支持ストリップは、簡単に第一及び第二のスト
リップに分かれる。この作用は、図3の実施の形態の第
一のストリップ50及び第二のストリップ52を分離さ
せる場合と同様である。これら2つの分離の相違点は、
接着剤で接着した第一及び第二のストリップは、殆どの
場合、手で再度相互に接着させることができない点であ
る。
【0024】第一のストリップ78及び第二のストリッ
プ80が共に効果的に融着又は溶融される実施の形態の
場合、注射器の外筒の間を伸長する中間部分には複数の
刻み目又は孔部分96を設けることが好ましい。刻み目
又は孔部分96は、外部工具を使用せずに、選択した数
の注射器を組立体から容易に除去することを促進する。
刻み目96は、組立て工程中、可動部材82の内面84
に適当な突起を形成することにより形成されることが好
ましく、これらの突起は、組立て工程中、支持ストリッ
プ40”に刻み目又は孔部分96を形成する。これと代
替的に第一のストリップ78及び第二のストリップ80
は、リール74、76にてそれぞれ予め刻み目を付ける
か又は孔を形成することができる。
【0025】注射器が組立体から除去された後でさえ、
支持ストリップの外筒受け入れ部分が注射器に留まるよ
うな仕方にて、支持ストリップ40”が外筒部分24の
周囲に固着される実施の形態においては、注射器の外筒
部分に付された全ての標識を支持ストリップを通して見
ることが出来るように、支持ストリップの材料は透明で
あることが好ましい。
【0026】注射器組立体20が一度完成されたなら
ば、この注射器組立体は、予充填工程にて直ちに使用す
ることができるという利点が得られる。例えば、高速度
の直線状の薬剤充填装置は、複数の注射器22の組立体
20を容易に受け入れることができる。更に、注射器2
2が予め選択した相対的な整合状態にあることは、これ
ら注射器を予充填装置内で方向決めされた状態にて提供
するのに十分適したものにする。更に、注射器22は、
注射器組立体20内に組み立てられた後、大量に滅菌処
理することができる。
【0027】組立体20の別の有利な点は、輸送又は取
り扱いのために多量の注射器22を包装するのに直ちに
役立つ点である。図5には、第一の注射器組立体100
を第二の注射器組立体102と共に入れ子式に収容する
方法が示してある。注射器組立体100は、注射器組立
体102と組み合わされている。換言すれば、1つの組
立体の注射器は、もう一方の組立体の注射器の間の中間
スペース内に配置されている。
【0028】図6には、包装体104内の2つの組立体
100、102の1つの好適な配向が示してある。連続
的で可撓性の支持ストリップは、多数の注射器を折り畳
んだパターンにて包装体104内に配置することを可能
にする。図6の折り畳んだパターン106は略S字形で
あることが好ましい。このことは、多数の注射器22を
取り扱うときに使用する必要のあるかさばる包装材料の
量を最少にする容易な包装を可能にするものである。支
持ストリップ40により提供される注射器の安定した整
合状態は、殆どの環境下にて注射器を保護し、必要とさ
れる包装材料の量を軽減することにつながる。更に、連
続的な支持ストリップは、注射器の全体的な配置を乱す
ことなく、選択した数の注射器22を連続的に包装体か
ら取り出すことを容易にする。
【0029】注射器22の第一の組立体100及び第二
の組立体102の最も好適な整合状態が図7に示してあ
る。この配置の場合には、1つの組立体の針支持部分2
8は、もう一方の注射器組立体の外筒部分24と同じ方
向を向いて配置されている。換言すれば、組立体100
における各注射器22の第一の端部26は、第二の組立
体102の各注射器22の第二の端部30に隣接してい
る。かかる配置は、包装密度を最大にし、任意の所定の
包装体内にて極めて多数の注射器を配置することを可能
にする。
【0030】本発明の支持ストリップに対して略可撓性
の種々の材料を使用することは、このストリップを極め
て多岐に亙る型式の注射器に対して使用可能で且つ適用
可能なものにする。更に、本発明の配置は、注射器を組
立体から除去するために外部工具又は装置を使用するこ
とを必要とせず、選択した数の注射器に容易にアクセス
することを可能にする。更に、注射器組立体が本発明に
従って設計されるとき、支持ストリップを形成するため
に比較的安価な材料を使用することができ、また、無駄
になる材料の量も最少となる。
【0031】上記の説明は限定的な性質ではなくて、単
に一例にしか過ぎないものである。これは、本発明の現
在の好適な実施の形態を開示したものである。当然に、
本発明の範囲及び精神から逸脱しない、開示した実施の
形態の変形例及び改良例が当業者に明らかであろう。本
発明に付与される法的な保護範囲は、他に、特許請求の
範囲を検討することによってのみ判断することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って設計した注射器組立体の概略図
である。
【図2】図1の実施の形態の選択した細部を示す概略図
である。
【図3】本発明に従って設計した支持ストリップの第二
の実施の形態の図である。
【図4】本発明に従って設計した支持ストリップの第三
の実施の形態を示す組み立て工程の概略図である。
【図5】本発明に従って設計した1つ以上の注射器組立
体の配置を示す概略図である。
【図6】本発明に従って設計した複数の注射器組立体の
包装方法を示す図である。
【図7】本発明と共に使用可能である別の包装方法を示
す図である。
【符号の説明】
20 注射器組立体 22 注射器 24 外筒部分 26 第一の端
部 28 針支持部分 29 フランジ 30 第二の端部 32 針カバー 34 中心軸線 40、40’、40” 支持ストリップ 42 外筒受け入れ部分 44 接続部分 46、48 端部 50 第一のス
トリップ 52 第二のストリップ 54 接続部分 56、62 外筒受け入れ部分 58 スナップ
式突起 60 相互接続部分 64 スナップ
式止め部 70 可動の支持部材 72 注射器2
2の動く方向 74 第一のリール 76 第二のリ
ール 78 、80 ロール 82 可動部材 84 内面 86 内面84
の動く方向 88、90 凹所 96 刻み目又
は孔部分 100 第一の注射器組立体 102 第二の
注射器組立体 104 包装体 106 折り畳
んだパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 アルフレッド・ダブリュー・プレース アメリカ合衆国ニュージャージー州07421, ヒューイット,ヒルクレスト・ドライブ 34 (72)発明者 アドリアノ・モリジ アメリカ合衆国ニュージャージー州07070, ラザフォード,ウエスト・ニューエル・ア ベニュー 102

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の注射器であって、その各々が、一
    端にて第一の外側寸法を有する外筒部分と、 第二の端部にて該第一の外側寸法よりも小さい第二の外
    側寸法を有する針の支持部分と、 前記外筒部分及び前記針支持部分の中心に沿って伸長す
    る中心軸線と、を有し、第一の略剛性な材料で出来た複
    数の注射器と、 第二の略可撓性の材料によって作られ且つ前記中心軸線
    の各々が他の軸線と略平行に整合されるほぼ平行な整合
    と、隣接する各注射器の間の予め選択した間隔とを含
    む、予め選択された相対的な整合状態に、前記注射器が
    保たれるように、前記外筒部分の各々の少なくとも一部
    分に係合する支持ストリップと、 を含む、注射器組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記支持ストリップが、前記注射器を、前記予め選択し
    た整合状態に解放可能に保持し、または、前記支持スト
    リップが、前記注射器の各々の前記第一の端部に隣接す
    る前記外筒部分の各々に係合する、注射器組立体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記支持ストリップが、前記略可撓性の材料で出来た単
    一のストリップを備え、該支持ストリップが、複数の注
    射器外筒受け入れ部分を有し、前記複数の注射器のそれ
    ぞれ1つが該注射器外筒受け入れ部分内にスナップ嵌め
    され、該注射器外筒受け入れ部分が、隣接する注射器の
    間の前記予め選択した間隔に対応する距離にて前記スト
    リップの長さに沿って隔てられている、注射器組立体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記注射器外筒受け入れ部分の各々が、略半円形の断面
    を有し、該半円形の断面が、前記外筒部分が手で前記注
    射器外筒受け入れ部分から取り外される迄、受け入れた
    外筒部分を取り囲み且つ前記ストリップと係合した状態
    に保つ、注射器組立体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記支持ストリップが、相互にスナップ嵌めされる前記
    略可撓性の材料から成る2つのストリップを備え、該ス
    トリップが相互にスナップ嵌めされたとき、前記注射器
    の外筒部分が前記2つのストリップの間に保持される、
    注射器組立体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記2つのストリップのうちの第一のストリップが、同
    第一のストリップの一側面に沿って隔置された複数の突
    起を有し、前記2つのストリップのうちの第二のストリ
    ップが、前記突起のそれぞれの1つを受け入れる対応す
    る複数の止め部材を備え、前記第一のストリップを前記
    第二のストリップに隣接する位置に保持し、前記複数の
    前記注射器の選択された注射器の1つを前記予め選択し
    た相対的な整合状態に選択的に保持するようにした、注
    射器組立体。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記支持ストリップが再使用可能であり、前記注射器の
    選択された数がそれぞれの外筒受け入れ部分から取り外
    し可能であり、その後、前記外筒受け入れ部分が、前記
    相対的な整合状態にて前記注射器を選択的に受け入れ且
    つ保持するようにした、注射器組立体。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記ストリップ部材が、各々が、内面と、外面とを有す
    る第一及び第二のプラスチックフィルムストリップを含
    み、前記注射器の外筒部分が、前記第一及び第二のスト
    リップの内面の間に受け入れられる、注射器組立体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記第一又は第二のストリップの内面の少なくとも一方
    が接着剤を有し、同内面同士が、前記注射器の外筒部分
    間の間隔で相互に固着され、又は、前記第一及び第二の
    フイルムが共に加熱されて、前記注射器の外筒部分間の
    間隔で相互に固着状態に維持され、前記注射器が前記相
    対的な整合状態に保持されるようにし、又は前記第一及
    び第二のストリップが透明であるようにした、注射器組
    立体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の注射器組立体であっ
    て、 前記外筒部分に係合する第一及び第二のストリップの部
    分が前記外筒部分に固着され、前記外筒に係合する部分
    間に伸長している前記第一及び第二のストリップの間隔
    部分が、前記第一及び第二のストリップを横断して伸長
    する孔部分を有する、注射器組立体。
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