JPH11318086A - 供給電圧が無制限の静止電力変換装置 - Google Patents
供給電圧が無制限の静止電力変換装置Info
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- JPH11318086A JPH11318086A JP11078618A JP7861899A JPH11318086A JP H11318086 A JPH11318086 A JP H11318086A JP 11078618 A JP11078618 A JP 11078618A JP 7861899 A JP7861899 A JP 7861899A JP H11318086 A JPH11318086 A JP H11318086A
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- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
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- H02M7/483—Converters with outputs that each can have more than two voltages levels
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
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- Dc-Dc Converters (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静止電力変換装置の半導体スイッチをほぼ最
大効率で動作させ、所要電力が小さくなっても効率を低
下させない。 【解決の手段】 直列接続の複数のH−ブリッジ電力モ
ジュールからなる多重レベル相駆動器列を用いる。直列
接続電力用半導体素子の中位接続点を隣接H−ブリッジ
の対応中位接続点に接続し、利用可能な定格の電力スイ
ッチを用いて高出力電圧を得る。H−ブリッジを3元多
重レベル、多相、多重回路列として、高品位電力を供給
する大電力用静止電力変換器を得る。電力用半導体スイ
ッチを、単スイッチより一桁以上高いスイッチング周波
数波形を作る2元インターリーブされたパルス幅変調ア
ルゴリズムに従って運転する。PWM相補三角波を各多
重レベル相駆動器の各H−ブリッジの個々のPWM制御
に用いる。部分負荷に対する効率を独特の負荷区分方法
を用いて高める。
大効率で動作させ、所要電力が小さくなっても効率を低
下させない。 【解決の手段】 直列接続の複数のH−ブリッジ電力モ
ジュールからなる多重レベル相駆動器列を用いる。直列
接続電力用半導体素子の中位接続点を隣接H−ブリッジ
の対応中位接続点に接続し、利用可能な定格の電力スイ
ッチを用いて高出力電圧を得る。H−ブリッジを3元多
重レベル、多相、多重回路列として、高品位電力を供給
する大電力用静止電力変換器を得る。電力用半導体スイ
ッチを、単スイッチより一桁以上高いスイッチング周波
数波形を作る2元インターリーブされたパルス幅変調ア
ルゴリズムに従って運転する。PWM相補三角波を各多
重レベル相駆動器の各H−ブリッジの個々のPWM制御
に用いる。部分負荷に対する効率を独特の負荷区分方法
を用いて高める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静止電力変換装置に
関し、さらに詳しくは、供給電圧が無制限の静止電力変
換装置に関する。
関し、さらに詳しくは、供給電圧が無制限の静止電力変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の静止電力変換装置は、利用できる
電力用半導体素子が十分でないことによる限界がある。
電力用半導体素子を直接に、並列及び/または直列駆動
するには、素子動作条件を定格より極端に小さくし、ま
た電圧及び電流配分並びに熱的安定を確実にとるために
素子を慎重に整合させる必要がある。
電力用半導体素子が十分でないことによる限界がある。
電力用半導体素子を直接に、並列及び/または直列駆動
するには、素子動作条件を定格より極端に小さくし、ま
た電圧及び電流配分並びに熱的安定を確実にとるために
素子を慎重に整合させる必要がある。
【0003】ペイス(Paice)等の米国特許第4,
674,024号は、絶縁型の個別のDC電源から電力
を供給される半導体スイッチのH−ブリッジを有する標
準モジュールを一列に接続し、出力変圧器を必要とせず
に可変速電動機制御するためのパルス幅変調電力を供給
するため、前記インバータ・モジュール列をY結線する
ことにより中電圧多重インバータ装置を形成するよう
に、低電圧インバータ・モジュールが結合されている、
周波数可変インバータ電動機用の中電圧モジュール型イ
ンバータ及びその制御装置を開示している。
674,024号は、絶縁型の個別のDC電源から電力
を供給される半導体スイッチのH−ブリッジを有する標
準モジュールを一列に接続し、出力変圧器を必要とせず
に可変速電動機制御するためのパルス幅変調電力を供給
するため、前記インバータ・モジュール列をY結線する
ことにより中電圧多重インバータ装置を形成するよう
に、低電圧インバータ・モジュールが結合されている、
周波数可変インバータ電動機用の中電圧モジュール型イ
ンバータ及びその制御装置を開示している。
【0004】ハモンド(Hammond)の米国特許第
5,625,545号は、複数の、位相がずらされ、互
いに絶縁された二次巻線を有する入力変圧器を用いる電
気的駆動装置を開示している。前記複数の二次巻線はそ
れぞれ絶縁型電力モジュールに電力を供給し、該モジュ
ールは電動機用の高電圧出力を得るために直列接続され
ている。前記電力モジュールの制御は、正(norma
l)及び補(complementary)三角波を、
外部で発生させた基準波と比較することによりなされ
る。(ここで補波とは、正波の振幅を正負反転させた波
をいい、正波と補波は相補であるという。正波と補波と
の合成波形はゼロである。)直列接続モジュール列の各
モジュールに対する三角波は、相互に時間遅延がつけら
れている。
5,625,545号は、複数の、位相がずらされ、互
いに絶縁された二次巻線を有する入力変圧器を用いる電
気的駆動装置を開示している。前記複数の二次巻線はそ
れぞれ絶縁型電力モジュールに電力を供給し、該モジュ
ールは電動機用の高電圧出力を得るために直列接続され
ている。前記電力モジュールの制御は、正(norma
l)及び補(complementary)三角波を、
外部で発生させた基準波と比較することによりなされ
る。(ここで補波とは、正波の振幅を正負反転させた波
をいい、正波と補波は相補であるという。正波と補波と
の合成波形はゼロである。)直列接続モジュール列の各
モジュールに対する三角波は、相互に時間遅延がつけら
れている。
【0005】ワイス(Weiss)の米国特許第4,3
49,772号は、複数のインバータ回路を用い、要求
される電動機トルクが小さくなると、電力供給に関わる
インバータ回路数がその全数より少なくなるDCインバ
ータ電源を開示している。
49,772号は、複数のインバータ回路を用い、要求
される電動機トルクが小さくなると、電力供給に関わる
インバータ回路数がその全数より少なくなるDCインバ
ータ電源を開示している。
【0006】ステイシー(Stacey)の米国特許第
5,515,264号は、共通DC電源に接続した複数
の6パルス・ブリッジによる電気的駆動装置の高調波中
和法を開示している。各6パルス・ブリッジの出力にジ
グザグ相間変圧器を用いて、最大120パルスを供給す
る、準高調波中和インバータ装置が開示されている。相
間変圧器を用いる高調波連続スタガ中和技法がステイシ
ー等の米国特許第5,337,227号に開示されてい
る。さらに、バウシュ(Bausch)の米国特許第
5,426,354号は、電動機の固定子の種々の位相
端子に供給されるパルス幅変調電圧波形を発生する、パ
ワー・トランジスタのH−ブリッジ構成を開示してい
る。
5,515,264号は、共通DC電源に接続した複数
の6パルス・ブリッジによる電気的駆動装置の高調波中
和法を開示している。各6パルス・ブリッジの出力にジ
グザグ相間変圧器を用いて、最大120パルスを供給す
る、準高調波中和インバータ装置が開示されている。相
間変圧器を用いる高調波連続スタガ中和技法がステイシ
ー等の米国特許第5,337,227号に開示されてい
る。さらに、バウシュ(Bausch)の米国特許第
5,426,354号は、電動機の固定子の種々の位相
端子に供給されるパルス幅変調電圧波形を発生する、パ
ワー・トランジスタのH−ブリッジ構成を開示してい
る。
【0007】しかし前記従来技術による各装置において
は、半導体パワー・トランジスタが1元パルス幅変調制
御アルゴリズムに従い2元構成で運転されている。さら
に前記装置においては、半導体パワー・トランジスタは
最大効率より低い効率で運転されており、特に装置から
の要求電力が小さくなったときに効率が低くなる。
は、半導体パワー・トランジスタが1元パルス幅変調制
御アルゴリズムに従い2元構成で運転されている。さら
に前記装置においては、半導体パワー・トランジスタは
最大効率より低い効率で運転されており、特に装置から
の要求電力が小さくなったときに効率が低くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の欠点を排した、出力電圧が無制限の高電力静
止電力変換装置を提供することである。
従来技術の欠点を排した、出力電圧が無制限の高電力静
止電力変換装置を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、多相、多重回路構成
の負荷に多相、多重回路電力を供給する静止電力変換装
置を提供することである。
の負荷に多相、多重回路電力を供給する静止電力変換装
置を提供することである。
【0010】本発明のさらなる目的は、2元インターリ
ーブ制御アルゴリズムを用いる多相、多重回路静止電力
変換装置の制御装置を提供することである。
ーブ制御アルゴリズムを用いる多相、多重回路静止電力
変換装置の制御装置を提供することである。
【0011】本発明のさらなる目的は、能動出力フィル
タ能力をもたせるために、バンド幅を広げた静止電力変
換装置を提供することである。
タ能力をもたせるために、バンド幅を広げた静止電力変
換装置を提供することである。
【0012】本発明の別の目的は、無制限出力電圧を作
り、いかなる負荷に対しても効率が高い静止電力変換装
置を提供することである。
り、いかなる負荷に対しても効率が高い静止電力変換装
置を提供することである。
【0013】本発明のまた別の目的は、入力及び出力電
圧波形のいずれの高調波成分も低減する静止電力変換器
を提供することである。
圧波形のいずれの高調波成分も低減する静止電力変換器
を提供することである。
【0014】本発明のさらなる目的は、基準波形に高調
波注入を行うことにより出力電圧波形の高調波成分をさ
らに低減する静止電力変換装置を提供することである。
波注入を行うことにより出力電圧波形の高調波成分をさ
らに低減する静止電力変換装置を提供することである。
【0015】本発明の別の目的は、回生中の電動機負荷
からの有害な回生エネルギーを発電制動方法が散逸させ
る静止電力変換装置を提供することである。
からの有害な回生エネルギーを発電制動方法が散逸させ
る静止電力変換装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及びその他
の目的は、多重レベル相駆動器列を含み、該駆動器列
は、駆動器の一端が浮動中性点で結ばれ、他端が多相、
多重回路負荷の対応する位相回路に接続されるスター結
線になっているか、あるいは各駆動器の一端が別の駆動
器の対向する一端に結ばれ、得られた接続点が多重回路
負荷の対応する位相回路に接続される環状結線になって
いる、無制限出力電圧を作り出す静止電力変換装置を提
供することにより達成される。3相装置に対しては、前
記駆動器の結線はYあるいはΔ結線となる。前記多重レ
ベル相駆動器のそれぞれは直列接続された複数のH−ブ
リッジを含み、各H−ブリッジはDC電源の正及び負端
子間に直列接続された2対の電力用半導体素子からなっ
ている。前記直列接続された電力用半導体素子の中位接
続点は隣接するH−ブリッジの対応する中位接続点に接
続され、要求電圧の単相出力を作る。複数のH−ブリッ
ジの上記直列接続により、負荷の要求に基づくいかなる
所望出力電圧も作ることができ、前記出力電圧は半導体
素子の定格に束縛されない。
の目的は、多重レベル相駆動器列を含み、該駆動器列
は、駆動器の一端が浮動中性点で結ばれ、他端が多相、
多重回路負荷の対応する位相回路に接続されるスター結
線になっているか、あるいは各駆動器の一端が別の駆動
器の対向する一端に結ばれ、得られた接続点が多重回路
負荷の対応する位相回路に接続される環状結線になって
いる、無制限出力電圧を作り出す静止電力変換装置を提
供することにより達成される。3相装置に対しては、前
記駆動器の結線はYあるいはΔ結線となる。前記多重レ
ベル相駆動器のそれぞれは直列接続された複数のH−ブ
リッジを含み、各H−ブリッジはDC電源の正及び負端
子間に直列接続された2対の電力用半導体素子からなっ
ている。前記直列接続された電力用半導体素子の中位接
続点は隣接するH−ブリッジの対応する中位接続点に接
続され、要求電圧の単相出力を作る。複数のH−ブリッ
ジの上記直列接続により、負荷の要求に基づくいかなる
所望出力電圧も作ることができ、前記出力電圧は半導体
素子の定格に束縛されない。
【0017】非常に高い実効スイッチング周波数を得る
ため、単スイッチのスイッチング周波数よりも一桁より
さらに高いスイッチング波形周波数を前記静止電力変換
器端子に作る、2元インターリーブ・パルス幅変調アル
ゴリズムあるいはランダム・スイッチング・アルゴリズ
ムを用いて、前記電力用半導体スイッチが運転される。
特有の実施の形態の1つにおいて、ある特定のH−ブリ
ッジをスイッチングするためのキャリア波形は三角波及
びその補波である。前記波形が出力基準波形と比較され
て、上部左側及び下部右側のスイッチがオンのときには
出力電圧が印加DC電圧に等しい正電圧であり、下部左
側及び上部右側のスイッチがオンの時には出力電圧が前
記印加電圧の反転(負)電圧であるように、前記スイッ
チのゲート信号を発生させる。上部スイッチの双方ある
いは下部スイッチの双方がオンであれば、前記H−ブリ
ッジの出力電圧はゼロであり、前記印加DC電圧源から
電力を消費することなくブリッジを通して電流が流れ
る。
ため、単スイッチのスイッチング周波数よりも一桁より
さらに高いスイッチング波形周波数を前記静止電力変換
器端子に作る、2元インターリーブ・パルス幅変調アル
ゴリズムあるいはランダム・スイッチング・アルゴリズ
ムを用いて、前記電力用半導体スイッチが運転される。
特有の実施の形態の1つにおいて、ある特定のH−ブリ
ッジをスイッチングするためのキャリア波形は三角波及
びその補波である。前記波形が出力基準波形と比較され
て、上部左側及び下部右側のスイッチがオンのときには
出力電圧が印加DC電圧に等しい正電圧であり、下部左
側及び上部右側のスイッチがオンの時には出力電圧が前
記印加電圧の反転(負)電圧であるように、前記スイッ
チのゲート信号を発生させる。上部スイッチの双方ある
いは下部スイッチの双方がオンであれば、前記H−ブリ
ッジの出力電圧はゼロであり、前記印加DC電圧源から
電力を消費することなくブリッジを通して電流が流れ
る。
【0018】多重レベル相駆動器内のレベル間を2元イ
ンターリーブ・アルゴリズムを用いてインターリーブす
るために、前記三角キャリア波形は360°/2lに等
しい角度だけ互いに位相がずれている。ここでlは1つ
の多重レベル相駆動器に含まれるレベル数である。さら
に多重静止電力変換器回路のH−ブリッジ・レベルに対
して、正及び補三角キャリア波形は、注目するレベルに
おける各回路に対するキャリア波形が同じレベルの対応
する回路に対してレベル間の位相ずれを静止電力変換器
回路数で割った値に等しい角度だけ位相がずれるように
設定される。本構成により、単スイッチのパルス幅変調
周波数×レベル数×回路数の2倍に等しい非常に高い実
効スイッチング周波数が得られる。これにより、高い実
効スイッチング周波数を達成しながら、電力用半導体ス
イッチを最も効率の良い動作モードで運転することがで
きる。
ンターリーブ・アルゴリズムを用いてインターリーブす
るために、前記三角キャリア波形は360°/2lに等
しい角度だけ互いに位相がずれている。ここでlは1つ
の多重レベル相駆動器に含まれるレベル数である。さら
に多重静止電力変換器回路のH−ブリッジ・レベルに対
して、正及び補三角キャリア波形は、注目するレベルに
おける各回路に対するキャリア波形が同じレベルの対応
する回路に対してレベル間の位相ずれを静止電力変換器
回路数で割った値に等しい角度だけ位相がずれるように
設定される。本構成により、単スイッチのパルス幅変調
周波数×レベル数×回路数の2倍に等しい非常に高い実
効スイッチング周波数が得られる。これにより、高い実
効スイッチング周波数を達成しながら、電力用半導体ス
イッチを最も効率の良い動作モードで運転することがで
きる。
【0019】ランダム・スイッチング・アルゴリズム
は、最低及び最高周波数の間で周期がランダムに変動す
る、三角PWM(パルス幅変調)キャリア波形を用いて
行われる。最低及び最項周波数は、選ばれるスイッチン
グ素子及び効率あるいは電力品質のような所望の性能に
従って選ばれる。他のランダム・スイッチング・アルゴ
リズムを用いることもできる。
は、最低及び最高周波数の間で周期がランダムに変動す
る、三角PWM(パルス幅変調)キャリア波形を用いて
行われる。最低及び最項周波数は、選ばれるスイッチン
グ素子及び効率あるいは電力品質のような所望の性能に
従って選ばれる。他のランダム・スイッチング・アルゴ
リズムを用いることもできる。
【0020】本発明の多重レベル電力変換器において
は、全負荷も自動的に3つの元に区分される。全ての多
相静止電力変換器の場合と同様に、第1の元は相の数で
ある。静止電力変換器の各相は全電力の1/p(ここで
pは全相数)を与える。第2の元は、各相を構成する回
路の数である。どの相でも各回路は全電力の(1/p)
/kを与える。ここでkは1相あたりの回路数である。
最後の元は、どの相についても個々の回路を構成するレ
ベル数である。ある与えられた相のある与えられた回路
の各レベルは全電力の((1/p)/k)/lを与え
る。ここでlは各回路を構成するレベル数である。この
電力増分が前記H−ブリッジ電力モジュールの定格であ
る。
は、全負荷も自動的に3つの元に区分される。全ての多
相静止電力変換器の場合と同様に、第1の元は相の数で
ある。静止電力変換器の各相は全電力の1/p(ここで
pは全相数)を与える。第2の元は、各相を構成する回
路の数である。どの相でも各回路は全電力の(1/p)
/kを与える。ここでkは1相あたりの回路数である。
最後の元は、どの相についても個々の回路を構成するレ
ベル数である。ある与えられた相のある与えられた回路
の各レベルは全電力の((1/p)/k)/lを与え
る。ここでlは各回路を構成するレベル数である。この
電力増分が前記H−ブリッジ電力モジュールの定格であ
る。
【0021】本発明の静止電力変換器では、全供給電力
に寄与する電力モジュール数を調節することにより、変
換器から得られる電力を負荷が要求する電力に合わせる
ことができる。第1の負荷区分方法は、軽負荷における
全静止電力変換器損失を実効的に低減するために、前記
静止電力変換器回路の半数を停止させることを含む。別
の負荷区分方法においては、前記静止電力変換器により
与えられる電力を前記負荷の要求に整合させるためによ
り精密に調整するように、個々の静止電力変換器回路が
停止させられる。
に寄与する電力モジュール数を調節することにより、変
換器から得られる電力を負荷が要求する電力に合わせる
ことができる。第1の負荷区分方法は、軽負荷における
全静止電力変換器損失を実効的に低減するために、前記
静止電力変換器回路の半数を停止させることを含む。別
の負荷区分方法においては、前記静止電力変換器により
与えられる電力を前記負荷の要求に整合させるためによ
り精密に調整するように、個々の静止電力変換器回路が
停止させられる。
【0022】本発明の多重レベル相駆動器では、全モジ
ュールが無出力電圧でありながら前記モジュールを通る
電流路は提供するような構成の動作モードが可能とな
る。本構成は“通過”と呼ばれ、各相において1つまた
はそれ以上のレベルを“通過”として構成し、よって前
記電力用半導体素子に伴うスイッチング損失を低減する
ことにより、部分電力時の静止電力変換器損失をさらに
低減するために利用することができる。
ュールが無出力電圧でありながら前記モジュールを通る
電流路は提供するような構成の動作モードが可能とな
る。本構成は“通過”と呼ばれ、各相において1つまた
はそれ以上のレベルを“通過”として構成し、よって前
記電力用半導体素子に伴うスイッチング損失を低減する
ことにより、部分電力時の静止電力変換器損失をさらに
低減するために利用することができる。
【0023】本発明の静止電力変換器により、電力定格
は回路かまたはレベルのいずれかを停止することにより
調整することができる。提出されるもう1つの負荷区分
方法は、負荷に電力を供給している一組の対称平衡な相
は残して相群を停止することにより、電力定格を区分す
ることを含む。例えば6相の電動機及び静止電力変換器
において、静止電力変換モジュール数を要求負荷を支え
るに必要な数まで低減するため、3つの相を停止するこ
ともある。
は回路かまたはレベルのいずれかを停止することにより
調整することができる。提出されるもう1つの負荷区分
方法は、負荷に電力を供給している一組の対称平衡な相
は残して相群を停止することにより、電力定格を区分す
ることを含む。例えば6相の電動機及び静止電力変換器
において、静止電力変換モジュール数を要求負荷を支え
るに必要な数まで低減するため、3つの相を停止するこ
ともある。
【0024】
【発明の実施の形態】図5に示す電気的負荷に対する代
表的な電力変換装置において、負荷54へのある特定の
出力相に対して要求される線路対中性点電圧を作るため
に、図示されるように直列に、すなわち“レベル”とな
って接続されるH−ブリッジ12を構成する電力用半導
体スイッチ列38に、6台の絶縁型DC電源50が電力
を供給する。代表的な実施の形態において、図1aに示
す代表的なH−ブリッジ12は、コンデンサ18でシャ
ントされた2つの端子14及び16を介して絶縁型DC
電源から電力を受け取り、線路14と16の間に接続さ
れ中位点が出力端子24に接続される2個のパワー・ト
ランジスタ20及び22、並びに線路15と17の間に
接続され中位点がもう1つの出力端子30に接続される
別の2個の2個のパワー・トランジスタ26及び28を
有する。
表的な電力変換装置において、負荷54へのある特定の
出力相に対して要求される線路対中性点電圧を作るため
に、図示されるように直列に、すなわち“レベル”とな
って接続されるH−ブリッジ12を構成する電力用半導
体スイッチ列38に、6台の絶縁型DC電源50が電力
を供給する。代表的な実施の形態において、図1aに示
す代表的なH−ブリッジ12は、コンデンサ18でシャ
ントされた2つの端子14及び16を介して絶縁型DC
電源から電力を受け取り、線路14と16の間に接続さ
れ中位点が出力端子24に接続される2個のパワー・ト
ランジスタ20及び22、並びに線路15と17の間に
接続され中位点がもう1つの出力端子30に接続される
別の2個の2個のパワー・トランジスタ26及び28を
有する。
【0025】図1bに示すように、一続きのH−ブリッ
ジ12a,12bから12nは、出力端子が隣のH−ブ
リッジと直列接続され、前記絶縁型DC電源電圧の合計
に等しいピーク出力電圧を有する多重レベル相駆動器3
2を構成する。
ジ12a,12bから12nは、出力端子が隣のH−ブ
リッジと直列接続され、前記絶縁型DC電源電圧の合計
に等しいピーク出力電圧を有する多重レベル相駆動器3
2を構成する。
【0026】図2は、多相、多重回路負荷の相のいくつ
かに電力を供給するように構成される複数の多重レベル
相駆動器32の構成を示す。図の構成においては、全て
の多重レベル相駆動器32は一端が中性点34に接続さ
れ、前記負荷のいくつかの相A,...,mに前記多重
レベル相駆動器の他端から電力を供給する。
かに電力を供給するように構成される複数の多重レベル
相駆動器32の構成を示す。図の構成においては、全て
の多重レベル相駆動器32は一端が中性点34に接続さ
れ、前記負荷のいくつかの相A,...,mに前記多重
レベル相駆動器の他端から電力を供給する。
【0027】図3は、図2に示した静止電力変換器から
電力が供給される代表的な電動機負荷の回路構成を示す
簡単な回路図である。図3に示すように、この電動機は
合計k個の回路36を含み、各回路36は前記静止電力
変換器からm個の相の電力を供給される。
電力が供給される代表的な電動機負荷の回路構成を示す
簡単な回路図である。図3に示すように、この電動機は
合計k個の回路36を含み、各回路36は前記静止電力
変換器からm個の相の電力を供給される。
【0028】非常に高い実効スイッチング周波数、すな
わち静止電力変換器出力電圧波形により発生するリップ
ル電流の結果である前記代表的な電動機負荷における高
周波磁束成分を得るためには、2元インターリーブ・パ
ルス幅変調(PWM)アルゴリズムが用いられ、単スイ
ッチの前記PWM周波数よりも一桁よりさらに高いスイ
ッチング波形を前記静止電力変換器端子に作りながら、
最も効率の高い動作モードで前記電力用半導体スイッチ
が動作できるようにする。後述するように、2種のアル
ゴリズムのいずれも前記2元インターリーブを生じさせ
るために用いることができる。
わち静止電力変換器出力電圧波形により発生するリップ
ル電流の結果である前記代表的な電動機負荷における高
周波磁束成分を得るためには、2元インターリーブ・パ
ルス幅変調(PWM)アルゴリズムが用いられ、単スイ
ッチの前記PWM周波数よりも一桁よりさらに高いスイ
ッチング波形を前記静止電力変換器端子に作りながら、
最も効率の高い動作モードで前記電力用半導体スイッチ
が動作できるようにする。後述するように、2種のアル
ゴリズムのいずれも前記2元インターリーブを生じさせ
るために用いることができる。
【0029】前記静止電力変換器により作られる実効ス
イッチング周波数は、個々のスイッチのPWM周波数、
多重レベル相駆動器のH−ブリッジ・レベル数、及び1
相あたりの多重レベル相駆動器回路数の関数であり、関
係式:
イッチング周波数は、個々のスイッチのPWM周波数、
多重レベル相駆動器のH−ブリッジ・レベル数、及び1
相あたりの多重レベル相駆動器回路数の関数であり、関
係式:
【0030】
【数1】
【0031】に従う。ここでfeff は、前記負荷から見
た実効スイッチング周波数;fPWM は、キャリア波形周
波数;lは、直列レベル数;kは、静止電力変換器回路
数;である。
た実効スイッチング周波数;fPWM は、キャリア波形周
波数;lは、直列レベル数;kは、静止電力変換器回路
数;である。
【0032】スイッチングパターンを作るために用いら
れるPWMアルゴリズムは、キャリア波形が所望の出力
波形を表す基準波形と比較される基本的な三角波PWM
アルゴリズムの変形である。他のPWMアルゴリズムも
有効に用いることができる。
れるPWMアルゴリズムは、キャリア波形が所望の出力
波形を表す基準波形と比較される基本的な三角波PWM
アルゴリズムの変形である。他のPWMアルゴリズムも
有効に用いることができる。
【0033】本発明の望ましい実施の形態においては、
個々のH−ブリッジに対するキャリア波形は三角波及び
その補波である。図6に示す代表的なH−ブリッジにお
いて、左側のスイッチ対40及び42の状態は、前記正
三角波を前記基準波と比較して制御され、右側のスイッ
チ対44及び46の状態は前記補三角波を基準波と比較
して制御される。各スイッチはダイオード55によりシ
ャントされる。
個々のH−ブリッジに対するキャリア波形は三角波及び
その補波である。図6に示す代表的なH−ブリッジにお
いて、左側のスイッチ対40及び42の状態は、前記正
三角波を前記基準波と比較して制御され、右側のスイッ
チ対44及び46の状態は前記補三角波を基準波と比較
して制御される。各スイッチはダイオード55によりシ
ャントされる。
【0034】上部左側及び下部右側のスイッチ40及び
46がオンの時、前記ブリッジの出力電圧はブリッジの
前記端子14と16の間に印加される電圧+Vレールであ
る。下部左側及び上部右側のスイッチ42及び44がオ
ンの時、ブリッジの出力電圧は−Vレールである。上部ス
イッチの双方あるいは下部スイッチの双方のいずれかが
オンの時はブリッジの出力電圧はゼロであり、電流は2
つのスイッチの内1つを通して流れ、前記ダイオード5
5は出力端子の極性に従ってもう一方のスイッチをシャ
ントする。
46がオンの時、前記ブリッジの出力電圧はブリッジの
前記端子14と16の間に印加される電圧+Vレールであ
る。下部左側及び上部右側のスイッチ42及び44がオ
ンの時、ブリッジの出力電圧は−Vレールである。上部ス
イッチの双方あるいは下部スイッチの双方のいずれかが
オンの時はブリッジの出力電圧はゼロであり、電流は2
つのスイッチの内1つを通して流れ、前記ダイオード5
5は出力端子の極性に従ってもう一方のスイッチをシャ
ントする。
【0035】多重レベル相駆動器内の前記レベルのイン
ターリーブは、以下のアルゴリズムのいずれかに従って
行われる。
ターリーブは、以下のアルゴリズムのいずれかに従って
行われる。
【0036】インターリーブ・アルゴリズム1:所望の
スイッチング周波数の正及び補三角波形を、多重レベル
相駆動器の各H−ブリッジ・レベルに対して設定する。
各レベルの前記三角キャリア波形は互いに角αlvl=3
60°/lだけ位相がずれている。ここでlは多重レベ
ル相駆動器の相レベル数である。
スイッチング周波数の正及び補三角波形を、多重レベル
相駆動器の各H−ブリッジ・レベルに対して設定する。
各レベルの前記三角キャリア波形は互いに角αlvl=3
60°/lだけ位相がずれている。ここでlは多重レベ
ル相駆動器の相レベル数である。
【0037】さらに所望のスイッチング周波数の正及び
補三角波形を、注目するレベルの各回路の前記キャリア
波形が同じレベルの対応する回路に対して角αckt=α
lvl/2kだけ位相がずれるように、前記多重回路の多
重レベル相駆動器に対して設定する。ここでkは静止電
力変換器回路数である。5レベル、4回路静止電力変換
器に必要なキャリア波形を図4に示す。
補三角波形を、注目するレベルの各回路の前記キャリア
波形が同じレベルの対応する回路に対して角αckt=α
lvl/2kだけ位相がずれるように、前記多重回路の多
重レベル相駆動器に対して設定する。ここでkは静止電
力変換器回路数である。5レベル、4回路静止電力変換
器に必要なキャリア波形を図4に示す。
【0038】インターリーブ・アルゴリズム2:第2の
2元インターリーブ・アルゴリズムは、所望のスイッチ
ング周波数の正及び補三角キャリア波形が多重レベル相
駆動器の各H−ブリッジ・レベルに設定される、第1の
アルゴリズムと同様である。しかし第2の場合は、各レ
ベルの前記三角キャリア波形が互いに角αlvl=360
°/2lだけ位相がずれている。ここでlは多重レベル
相駆動器のレベル数である。さらに所望のスイッチング
周波数の正及び補三角キャリア波形を、注目するレベル
の各回路の前記キャリア波形が同じレベルの対応する回
路に対して角αckt=αlvl/kだけ位相がずれるよう
に、前記多重回路の多重レベル相駆動器に対して設定す
る。ここでkは静止電力変換器回路数である。
2元インターリーブ・アルゴリズムは、所望のスイッチ
ング周波数の正及び補三角キャリア波形が多重レベル相
駆動器の各H−ブリッジ・レベルに設定される、第1の
アルゴリズムと同様である。しかし第2の場合は、各レ
ベルの前記三角キャリア波形が互いに角αlvl=360
°/2lだけ位相がずれている。ここでlは多重レベル
相駆動器のレベル数である。さらに所望のスイッチング
周波数の正及び補三角キャリア波形を、注目するレベル
の各回路の前記キャリア波形が同じレベルの対応する回
路に対して角αckt=αlvl/kだけ位相がずれるよう
に、前記多重回路の多重レベル相駆動器に対して設定す
る。ここでkは静止電力変換器回路数である。
【0039】上記インターリーブ・アルゴリズムのいず
れに対してもPWMキャリア波形間の時間のずれは次の
ようにして計算される。
れに対してもPWMキャリア波形間の時間のずれは次の
ようにして計算される。
【0040】
【数2】
【0041】
【数3】
【0042】
【数4】
【0043】ランダムスイッチング・アルゴリズム:第
3のスイッチング技法は、ランダム化されたスイッチン
グ・アルゴリズムを用いるものである。ランダムスイッ
チング・アルゴリズムを利用すると、出力波形に存在す
る電流高調波が、あるスペクトル範囲にわたって広が
る。スイッチング高調波が分散する前記範囲は、最低ラ
ンダムキャリア周波数にはじまり前記ランダム周波数範
囲にわたって連続し、ランダム周波数の倍数も含む。従
って出力電流高調波スペクトルは、基準波形の基本高調
波に加えて広帯域雑音として現われる。基本波のスイッ
チング高調波に対する比(すなわち信号対雑音比)は大
きく、出力をフィルタする必要はほとんどあるいは全く
ない。また、ランダムスイッチング・アルゴリズムを用
いる静止電力変換器から負荷に固有の組合せの高調波が
発生することもない。
3のスイッチング技法は、ランダム化されたスイッチン
グ・アルゴリズムを用いるものである。ランダムスイッ
チング・アルゴリズムを利用すると、出力波形に存在す
る電流高調波が、あるスペクトル範囲にわたって広が
る。スイッチング高調波が分散する前記範囲は、最低ラ
ンダムキャリア周波数にはじまり前記ランダム周波数範
囲にわたって連続し、ランダム周波数の倍数も含む。従
って出力電流高調波スペクトルは、基準波形の基本高調
波に加えて広帯域雑音として現われる。基本波のスイッ
チング高調波に対する比(すなわち信号対雑音比)は大
きく、出力をフィルタする必要はほとんどあるいは全く
ない。また、ランダムスイッチング・アルゴリズムを用
いる静止電力変換器から負荷に固有の組合せの高調波が
発生することもない。
【0044】本発明に従う多重レベル電力変換器に対し
てランダムスイッチング・アルゴリズムを適用すると、
キャリア波形をインターリーブする必要がなく、よって
制御装置・アーキテクチャーが簡略化される。多重レベ
ル電力変換器でランダムスイッチング・アルゴリズムを
実施することにより、出力中に存在する前記スイッチン
グ高調波は分散し、前記信号対雑音比は向上する。
てランダムスイッチング・アルゴリズムを適用すると、
キャリア波形をインターリーブする必要がなく、よって
制御装置・アーキテクチャーが簡略化される。多重レベ
ル電力変換器でランダムスイッチング・アルゴリズムを
実施することにより、出力中に存在する前記スイッチン
グ高調波は分散し、前記信号対雑音比は向上する。
【0045】ランダムスイッチングは、最低及び最高周
波数の間でランダムに変動する周期を有する三角キャリ
ア波形を用いて行われる。前記最低及び最高周波数は、
選ばれるスイッチング素子、及び効率あるいは電力品質
のような所望の性能に従って選ばれる。本発明の多重レ
ベル静止電力変換器に関しては、前記ランダム周期三角
波形を基準波形と比較することにより、前記右列のスイ
ッチ対を制御する。前記基準がキャリアより大きいとき
は上部スイッチがオン(下部スイッチがオフ)であり、
基準がキャリアより小さいときは下部スイッチがオン
(上部スイッチがオフ)である。左列のスイッチ対は前
記ランダム三角波の反転と前記基準との比較により制御
される。基準が前記キャリアより小さいときは上部スイ
ッチがオン(下部スイッチはオフ)、基準がキャリアよ
り大きいときは下部スイッチがオン(上部スイッチがオ
フ)である。あるいは、前記三角PWMキャリア波形の
ランダム立上がり時間及びランダム立下がり時間が同じ
多重レベル完全ブリッジ構造に対して与えられる。
波数の間でランダムに変動する周期を有する三角キャリ
ア波形を用いて行われる。前記最低及び最高周波数は、
選ばれるスイッチング素子、及び効率あるいは電力品質
のような所望の性能に従って選ばれる。本発明の多重レ
ベル静止電力変換器に関しては、前記ランダム周期三角
波形を基準波形と比較することにより、前記右列のスイ
ッチ対を制御する。前記基準がキャリアより大きいとき
は上部スイッチがオン(下部スイッチがオフ)であり、
基準がキャリアより小さいときは下部スイッチがオン
(上部スイッチがオフ)である。左列のスイッチ対は前
記ランダム三角波の反転と前記基準との比較により制御
される。基準が前記キャリアより小さいときは上部スイ
ッチがオン(下部スイッチはオフ)、基準がキャリアよ
り大きいときは下部スイッチがオン(上部スイッチがオ
フ)である。あるいは、前記三角PWMキャリア波形の
ランダム立上がり時間及びランダム立下がり時間が同じ
多重レベル完全ブリッジ構造に対して与えられる。
【0046】もう1つのランダムスイッチング・アルゴ
リズムであるパルス密度変調は、固定幅を有する(すな
わち周期が固定された)電圧パルスを、出力電圧を作り
出すキャリアとして用いる場合に行われる。この場合、
パルスの積分値が出力波形を合成するために用いられ、
変調器がパルス列の形を決定する。
リズムであるパルス密度変調は、固定幅を有する(すな
わち周期が固定された)電圧パルスを、出力電圧を作り
出すキャリアとして用いる場合に行われる。この場合、
パルスの積分値が出力波形を合成するために用いられ、
変調器がパルス列の形を決定する。
【0047】得られる電圧波形のスペクトルは、前記ラ
ンダムPWMスイッチング・アルゴリズムと同様の、多
重レベル電力変換器に有利である、特徴的な広帯域“色
付雑音”のように見える。具体的にいうと、非コヒーレ
ント広帯域スペクトルは電力和の関係式:
ンダムPWMスイッチング・アルゴリズムと同様の、多
重レベル電力変換器に有利である、特徴的な広帯域“色
付雑音”のように見える。具体的にいうと、非コヒーレ
ント広帯域スペクトルは電力和の関係式:
【0048】
【数5】
【0049】に従って和がとられる。ここでVhrは得ら
れたスペクトル、Vhlは1つの電力変換器レベルによっ
て作られるスペクトル、nは電力変換器レベル数であ
る。復調される基本波はコヒーレントであり、関係式:
れたスペクトル、Vhlは1つの電力変換器レベルによっ
て作られるスペクトル、nは電力変換器レベル数であ
る。復調される基本波はコヒーレントであり、関係式:
【0050】
【数6】
【0051】に従って直接に和がとられる。ここでVfr
は得られる基本波電圧、Vflは1つの電力変換器レベル
によって作られる基本波電圧、nは電力変換器レベル数
である。従って、単レベルの信号対雑音比と比較する
と、得られる信号対雑音比は関係式:
は得られる基本波電圧、Vflは1つの電力変換器レベル
によって作られる基本波電圧、nは電力変換器レベル数
である。従って、単レベルの信号対雑音比と比較する
と、得られる信号対雑音比は関係式:
【0052】
【数7】
【0053】に従い、レベル数の増加にともなって向上
する。
する。
【0054】本発明の静止電力変換装置は、独特の負荷
区分方法を適用して非常に高い全電力及び部分電力効率
を得ている。前記静止電力変換装置の容量は、kを回路
数として各多相回路が全電力の1/kを与えるような、
静止電力変換器回路数に従う設計により区分される。選
ばれたキャリア波形を止めることにより、全多重レベ
ル、多相回路は停止され、よって総合静止電力変換器損
失が低減される。静止電力変換器回路が停止されたとき
に、出力スペクトル特性に不利な影響がまったく生じな
いようにするためには、残る多相回路の内でのキャリア
波形の対称性が維持されなければならない。これはいく
つかの選ばれた負荷区分方法の1つを用いることにより
達成される。
区分方法を適用して非常に高い全電力及び部分電力効率
を得ている。前記静止電力変換装置の容量は、kを回路
数として各多相回路が全電力の1/kを与えるような、
静止電力変換器回路数に従う設計により区分される。選
ばれたキャリア波形を止めることにより、全多重レベ
ル、多相回路は停止され、よって総合静止電力変換器損
失が低減される。静止電力変換器回路が停止されたとき
に、出力スペクトル特性に不利な影響がまったく生じな
いようにするためには、残る多相回路の内でのキャリア
波形の対称性が維持されなければならない。これはいく
つかの選ばれた負荷区分方法の1つを用いることにより
達成される。
【0055】負荷区分方法1:負荷を区分する第1の方
法においては、静止電力変換器の定格を増分1/kで区
分できるように、静止電力変換器回路が1つずつ閉鎖で
きる。これにより、前記静止電力変換器の容量を負荷の
要求する電力に細かく適合させることができる。これ
は、注目する回路のキャリア波形を停止し、次いで残り
のキャリア波形を上述の2元インターリーブ法に従って
再分配することにより達成されるが、前記残りのキャリ
ア波形の再計算及び再分配が必要である。
法においては、静止電力変換器の定格を増分1/kで区
分できるように、静止電力変換器回路が1つずつ閉鎖で
きる。これにより、前記静止電力変換器の容量を負荷の
要求する電力に細かく適合させることができる。これ
は、注目する回路のキャリア波形を停止し、次いで残り
のキャリア波形を上述の2元インターリーブ法に従って
再分配することにより達成されるが、前記残りのキャリ
ア波形の再計算及び再分配が必要である。
【0056】負荷区分方法2:第2の負荷区分法におい
ては、インターリーブされた回路キャリア波形は、残る
キャリア波形をまったく変形する必要がないように停止
するために、残るキャリア波形間の位相のずれが時間的
に平等に分配されるように選択される。1つの例では、
図4に示したようなキャリア波形を有する4回路静止電
力変換器が用いられる。この場合、偶数番号の回路を停
止させ、残る回路は対称に分配されたままにして、前記
静止電力変換器の容量を50%減少させ、前記停止させ
た回路に関わる損失を全て取り除く。さらに残る2つの
キャリアの内1つを停止し、静止電力変換器の容量を2
5%まで縮小することもできる。本方法は負荷区分方法
1よりも簡単であるが、確実に対称性が維持される回路
の組合せの数により適応性が制限される。
ては、インターリーブされた回路キャリア波形は、残る
キャリア波形をまったく変形する必要がないように停止
するために、残るキャリア波形間の位相のずれが時間的
に平等に分配されるように選択される。1つの例では、
図4に示したようなキャリア波形を有する4回路静止電
力変換器が用いられる。この場合、偶数番号の回路を停
止させ、残る回路は対称に分配されたままにして、前記
静止電力変換器の容量を50%減少させ、前記停止させ
た回路に関わる損失を全て取り除く。さらに残る2つの
キャリアの内1つを停止し、静止電力変換器の容量を2
5%まで縮小することもできる。本方法は負荷区分方法
1よりも簡単であるが、確実に対称性が維持される回路
の組合せの数により適応性が制限される。
【0057】負荷区分方法3:第3の負荷区分方法は、
静止電力変換器の定格電圧が増分1/lで区分されるよ
うに、前記静止電力変換器レベルを1つずつ停止させ
る。これにより、静止電力変換器の容量を負荷の要求す
る電力に細かく適合させるために、各多相回路への出力
電圧を調整することができる。またこれは、ある与えら
れたレベルの上部スイッチの双方あるいは下部スイッチ
の双方のいずれかをオンにし、よって前記レベルでの発
生電圧はゼロであるが隣のレベルへの電流路は残すこと
により達成される。本方法は、レベルを対称的に停止す
るように要求される場合を除いて、残るキャリア波形の
再計算及び再分配を必要とする。
静止電力変換器の定格電圧が増分1/lで区分されるよ
うに、前記静止電力変換器レベルを1つずつ停止させ
る。これにより、静止電力変換器の容量を負荷の要求す
る電力に細かく適合させるために、各多相回路への出力
電圧を調整することができる。またこれは、ある与えら
れたレベルの上部スイッチの双方あるいは下部スイッチ
の双方のいずれかをオンにし、よって前記レベルでの発
生電圧はゼロであるが隣のレベルへの電流路は残すこと
により達成される。本方法は、レベルを対称的に停止す
るように要求される場合を除いて、残るキャリア波形の
再計算及び再分配を必要とする。
【0058】負荷区分方法4:第4の負荷区分方法で
は、各回路内の残る多重レベル相駆動器が平衡相分離さ
せるような方法で、静止電力変換器相を停止させる。例
えば、6相、多重レベル、多重回路静止電力変換器にお
いて、多重レベル相駆動器の内3つが停止され、多相、
多重回路負荷には平衡3相電力が供給されるようにす
る。
は、各回路内の残る多重レベル相駆動器が平衡相分離さ
せるような方法で、静止電力変換器相を停止させる。例
えば、6相、多重レベル、多重回路静止電力変換器にお
いて、多重レベル相駆動器の内3つが停止され、多相、
多重回路負荷には平衡3相電力が供給されるようにす
る。
【0059】負荷区分方法5:第5の負荷区分法では、
負荷区分方法1から4の組合せを用いて負荷を区分す
る。レベル、回路及び相を組合せて選ばれるH−ブリッ
ジを停止させる。本方法は、静止電力変換器容量を負荷
に要求される電力に適合させる上で最も適応性が高くな
るが、全負荷区分方法の中で最高水準の複雑な制御が必
要となる。
負荷区分方法1から4の組合せを用いて負荷を区分す
る。レベル、回路及び相を組合せて選ばれるH−ブリッ
ジを停止させる。本方法は、静止電力変換器容量を負荷
に要求される電力に適合させる上で最も適応性が高くな
るが、全負荷区分方法の中で最高水準の複雑な制御が必
要となる。
【0060】本明細書に述べる実施の形態の静止電力変
換器には、電動機負荷制御用モジュール型発電制動器を
導入することができる。図8に示すように、モジュール
型発電制動器53は、電力用半導体素子57,フリーホ
イール・ダイオード56,及び制動抵抗器58を含み、
電力用半導体素子57のコレクタ60がダイオード56
のアノード62及び制動抵抗器58の端子64に接続さ
れるように構成される。前記ダイオード56のカソード
端子66及び前記制動抵抗器58のもう一方の端子68
はH−ブリッジ72の正DC入力端子70に接続され、
一方前記電力用半導体素子のエミッタ74は前記H−ブ
リッジの負入力端子76に接続される。前記静止電力変
換器の各H−ブリッジはDC入力端子間に接続される同
一構成の制動器を備え、前記制動抵抗器のそれぞれは電
動機の回生エネルギーの一部を散逸させるだけの大きさ
をもち、前記静止電力変換器が電動機の全回生エネルギ
ーを散逸できるようにする。制動抵抗器58をスイッチ
するために前記回路内に用いられる電力用半導体素子5
7は、それぞれのH−ブリッジにかかるDC電圧を監視
することにより個々に制御することができる。DC電圧
が既定の設定値をこえると前記電力用半導体素子がオン
となり、よって前記制動抵抗器が回路内に導入されて、
DC電圧が正常値に降下するまでエネルギーを散逸す
る。
換器には、電動機負荷制御用モジュール型発電制動器を
導入することができる。図8に示すように、モジュール
型発電制動器53は、電力用半導体素子57,フリーホ
イール・ダイオード56,及び制動抵抗器58を含み、
電力用半導体素子57のコレクタ60がダイオード56
のアノード62及び制動抵抗器58の端子64に接続さ
れるように構成される。前記ダイオード56のカソード
端子66及び前記制動抵抗器58のもう一方の端子68
はH−ブリッジ72の正DC入力端子70に接続され、
一方前記電力用半導体素子のエミッタ74は前記H−ブ
リッジの負入力端子76に接続される。前記静止電力変
換器の各H−ブリッジはDC入力端子間に接続される同
一構成の制動器を備え、前記制動抵抗器のそれぞれは電
動機の回生エネルギーの一部を散逸させるだけの大きさ
をもち、前記静止電力変換器が電動機の全回生エネルギ
ーを散逸できるようにする。制動抵抗器58をスイッチ
するために前記回路内に用いられる電力用半導体素子5
7は、それぞれのH−ブリッジにかかるDC電圧を監視
することにより個々に制御することができる。DC電圧
が既定の設定値をこえると前記電力用半導体素子がオン
となり、よって前記制動抵抗器が回路内に導入されて、
DC電圧が正常値に降下するまでエネルギーを散逸す
る。
【0061】図5に示した望ましい実施の形態の代表的
な例においては、18台の絶縁型DC電源50が3相、
3レベル、2回路静止電力変換器52に電圧を供給し、
次いで、前記静止電力変換器が中電圧3相、2回路永久
磁石同期電動機54に電力を供給する。この代表的例に
おいては、前記18台の絶縁型DC電圧源50はそれぞ
れほぼ1,150ボルトを供給する。
な例においては、18台の絶縁型DC電源50が3相、
3レベル、2回路静止電力変換器52に電圧を供給し、
次いで、前記静止電力変換器が中電圧3相、2回路永久
磁石同期電動機54に電力を供給する。この代表的例に
おいては、前記18台の絶縁型DC電圧源50はそれぞ
れほぼ1,150ボルトを供給する。
【0062】本発明に従えば、静止電力変換器はH−ブ
リッジ電力モジュール12の集合体、PWMシーケンサ
及び外部で作られる3相基準信号から構成される。上述
しまた図6に示したように、各電力モジュールは1対の
絶縁型DC電源線路15及び17、DCリンクコンデン
サ・バンク18、ダイオード55でシャントされた4個
のスイッチ40,42,44及び46からなるH−ブリ
ッジ、並びに1対の出力線路25及び31を含む。前記
H−ブリッジ・スイッチ40,42,44及び46を駆
動するゲート信号は、図7に示すPWMシーケンサ80
で発生させる。各PWMシーケンサ80は外部で作られ
た、正弦波のような基準波形を受け取り、この基準波形
を上述し図4に示した2元インターリーブ法に従ってP
WMシーケンサ内部で発生させた三角波形と比較する。
PWM周波数は、三角波間に必要な位相ずれとともに、
上述した手順に従って計算された既定値である。
リッジ電力モジュール12の集合体、PWMシーケンサ
及び外部で作られる3相基準信号から構成される。上述
しまた図6に示したように、各電力モジュールは1対の
絶縁型DC電源線路15及び17、DCリンクコンデン
サ・バンク18、ダイオード55でシャントされた4個
のスイッチ40,42,44及び46からなるH−ブリ
ッジ、並びに1対の出力線路25及び31を含む。前記
H−ブリッジ・スイッチ40,42,44及び46を駆
動するゲート信号は、図7に示すPWMシーケンサ80
で発生させる。各PWMシーケンサ80は外部で作られ
た、正弦波のような基準波形を受け取り、この基準波形
を上述し図4に示した2元インターリーブ法に従ってP
WMシーケンサ内部で発生させた三角波形と比較する。
PWM周波数は、三角波間に必要な位相ずれとともに、
上述した手順に従って計算された既定値である。
【0063】図7に示したように、代表的なPWMシー
ケンサ80は、2つの三角波発生器82及び84,基準
信号入力端子86及び4つのPWM出力線路88,9
0,92及び94を有する。3相正弦基準波は、互いに
120°位相がずれた3つのAC波形から作られる。前
記信号の振幅は、1に規格化された変調指数Mを有し、
PWM出力信号の幅を一部決定する。このようにして、
基準信号は前記指数Mを変えることにより変形され得
る。前記3相正弦基準波もまた、出力電圧波形中のDC
リンク・リップル電圧、あるいはいかなる高調波または
非高調波電圧も減衰するように、高調波または非高調波
成分を注入することにより変形され得る。
ケンサ80は、2つの三角波発生器82及び84,基準
信号入力端子86及び4つのPWM出力線路88,9
0,92及び94を有する。3相正弦基準波は、互いに
120°位相がずれた3つのAC波形から作られる。前
記信号の振幅は、1に規格化された変調指数Mを有し、
PWM出力信号の幅を一部決定する。このようにして、
基準信号は前記指数Mを変えることにより変形され得
る。前記3相正弦基準波もまた、出力電圧波形中のDC
リンク・リップル電圧、あるいはいかなる高調波または
非高調波電圧も減衰するように、高調波または非高調波
成分を注入することにより変形され得る。
【0064】DCリンク・リップル電圧、すなわちいか
なる高調波あるいは非高調波電圧の影響も、図8aに示
すような電力用半導体素子19の使用により減衰させる
ことができる。本実施の形態においては、図6に示した
電力モジュールが前記DCリンクコンデンサ・バンク1
8に並列に1つあるいはそれ以上の電力用半導体素子1
9をさらに含む。
なる高調波あるいは非高調波電圧の影響も、図8aに示
すような電力用半導体素子19の使用により減衰させる
ことができる。本実施の形態においては、図6に示した
電力モジュールが前記DCリンクコンデンサ・バンク1
8に並列に1つあるいはそれ以上の電力用半導体素子1
9をさらに含む。
【0065】図2に描いた代表的な最高級の静止電力変
換器を作るためには、18個の上述した電力モジュール
を随伴するPWMシーケンサとともに相互接続して、3
レベル、3相、2回路静止電力変換器を作る。直列接続
された3つのレベルは前記DCレール(rail)電圧
のプラスまたはマイナス3倍の出力端(end−to−
end)電圧を作ることができる。各回路の前記3つの
静止電力変換器相のそれぞれの一端は、駆動器内の浮動
中性点34となる1つの点に接続されて、最高線路対中
性点根二乗平均(rms)電圧が:
換器を作るためには、18個の上述した電力モジュール
を随伴するPWMシーケンサとともに相互接続して、3
レベル、3相、2回路静止電力変換器を作る。直列接続
された3つのレベルは前記DCレール(rail)電圧
のプラスまたはマイナス3倍の出力端(end−to−
end)電圧を作ることができる。各回路の前記3つの
静止電力変換器相のそれぞれの一端は、駆動器内の浮動
中性点34となる1つの点に接続されて、最高線路対中
性点根二乗平均(rms)電圧が:
【0066】
【数8】
【0067】である、スター結線(3相の装置ではY結
線)、3相、2回路電源を構成する。得られる最高線間
rms出力電圧は:
線)、3相、2回路電源を構成する。得られる最高線間
rms出力電圧は:
【0068】
【数9】
【0069】である。
【0070】電動機の巻線構成も、電動機負荷の出力、
電圧及び速度条件に従って変えることができる。いくつ
かの電動機巻線を、前記巻線が電磁結合しているかいな
いかのいずれにせよ、並列、直列あるいは開放接続に再
構成することにより、同じ静止電力変換器出力電圧にお
いて速度を幾通りかにすることができ、よって電動機負
荷への出力電力を高めることができる。再構成はまた静
止電力変換器の出力周波数または電圧を低め、よって電
動機負荷出力定格を下げるためにも行われる。
電圧及び速度条件に従って変えることができる。いくつ
かの電動機巻線を、前記巻線が電磁結合しているかいな
いかのいずれにせよ、並列、直列あるいは開放接続に再
構成することにより、同じ静止電力変換器出力電圧にお
いて速度を幾通りかにすることができ、よって電動機負
荷への出力電力を高めることができる。再構成はまた静
止電力変換器の出力周波数または電圧を低め、よって電
動機負荷出力定格を下げるためにも行われる。
【0071】図示された例において図9から16の波形
を作るために前記入力端子86に印加される外部基準波
形は、変調指数Mが0.8に設定された3相、60Hz
の正弦波である。PWM周波数は1,667Hzであ
り、時間遅延(三角波形間の位相ずれ)は上述した2元
インターリーブ法2を用いて計算され、下表1に与えら
れる。上述の静止電力変換器に関しては、実効スイッチ
ング周波数は:
を作るために前記入力端子86に印加される外部基準波
形は、変調指数Mが0.8に設定された3相、60Hz
の正弦波である。PWM周波数は1,667Hzであ
り、時間遅延(三角波形間の位相ずれ)は上述した2元
インターリーブ法2を用いて計算され、下表1に与えら
れる。上述の静止電力変換器に関しては、実効スイッチ
ング周波数は:
【0072】
【数10】
【0073】である。
【0074】
【表1】
【0075】本例のシミュレーションに用いた電力回路
モジュール部品の値を参考のために表2に明らかにして
おく。
モジュール部品の値を参考のために表2に明らかにして
おく。
【0076】
【表2】
【0077】上述した装置例の駆動器のシミュレーショ
ン結果を図9から16に示す。
ン結果を図9から16に示す。
【0078】別の実施の形態においては、多重レベル、
多相、多重回路静止電力変換器の各モジュールは、図1
7に示すように出力部で相間変圧器96と結合される2
つのH−ブリッジを含む。この静止電力変換器で作られ
る実効スイッチング周波数は、関係式:
多相、多重回路静止電力変換器の各モジュールは、図1
7に示すように出力部で相間変圧器96と結合される2
つのH−ブリッジを含む。この静止電力変換器で作られ
る実効スイッチング周波数は、関係式:
【0079】
【数11】
【0080】に従う、PWMキャリア波形のPWM周波
数、レベル数、および回路数の関数である。ここで:f
eff は、負荷から見た実効スイッチング周波数;fPWM
は、キャリア波形周波数;lは、直列レベル数;kは、
静止電力変換器回路数;である。
数、レベル数、および回路数の関数である。ここで:f
eff は、負荷から見た実効スイッチング周波数;fPWM
は、キャリア波形周波数;lは、直列レベル数;kは、
静止電力変換器回路数;である。
【0081】本実施の形態では、実効スイッチング周波
数が前記望ましい実施の形態の実効スイッチング周波数
の2倍になる。第1の有意な高調波は前記実効PWMス
イッチング周波数にあり、必要であれば容易にフィルタ
される。望ましい実施の形態で述べたように、個々のH
−ブリッジに対するキャリア波形は三角波及びその補波
である。2つのH−ブリッジからなる各駆動モジュール
内のキャリア波形は、PWM周期にわたって平等に分配
され:
数が前記望ましい実施の形態の実効スイッチング周波数
の2倍になる。第1の有意な高調波は前記実効PWMス
イッチング周波数にあり、必要であれば容易にフィルタ
される。望ましい実施の形態で述べたように、個々のH
−ブリッジに対するキャリア波形は三角波及びその補波
である。2つのH−ブリッジからなる各駆動モジュール
内のキャリア波形は、PWM周期にわたって平等に分配
され:
【0082】
【表3】
【0083】となる。
【0084】所望のスイッチング周波数の正及び補三角
キャリ波形が、駆動モジュールの各H−ブリッジに対し
て設定される。各レベルの前記三角キャリア波の位相は
互いに角:
キャリ波形が、駆動モジュールの各H−ブリッジに対し
て設定される。各レベルの前記三角キャリア波の位相は
互いに角:
【0085】
【数12】
【0086】だけずれている。ここでlは多重レベル相
駆動器のレベル数である。さらに、所望のスイッチング
周波数の正及び補三角キャリアが、前記多重回路の多重
レベル相駆動器に対して、注目するレベルの各回路の前
記キャリア波形が同じレベルの対応する回路に対して
角:
駆動器のレベル数である。さらに、所望のスイッチング
周波数の正及び補三角キャリアが、前記多重回路の多重
レベル相駆動器に対して、注目するレベルの各回路の前
記キャリア波形が同じレベルの対応する回路に対して
角:
【0087】
【数13】
【0088】だけ位相がずれるように設定される。ここ
でkは静止電力変換器回路数である。
でkは静止電力変換器回路数である。
【0089】前記PWMキャリア波形間の時間のずれは
前記望ましい実施の形態について述べたようにして計算
される。2つのH−ブリッジを使用するために、4極モ
ジュールの双対出力を結合するための相間変圧器が必要
である。前記相間変圧器は、PWMスイッチング周波数
を2倍にするようにはたらき、電圧ステップを前記DC
レール電圧の2分の1に下げ、半導体スイッチ間に負荷
電流を精確に配分できるようにする。前記相間変圧器9
6はまた並列モジュール間を絶縁し、よって静止電力変
換器に必要な絶縁型DC電源の数を、モジュール・レベ
ル数×出力相数に等しい数まで低減する。前記2重H−
ブリッジ型の実施の形態では、モジュールの電力定格を
より高くでき、並列モジュールを単DC電源で駆動で
き、さらに出力をフィルタする必要を最小限に抑えられ
る。
前記望ましい実施の形態について述べたようにして計算
される。2つのH−ブリッジを使用するために、4極モ
ジュールの双対出力を結合するための相間変圧器が必要
である。前記相間変圧器は、PWMスイッチング周波数
を2倍にするようにはたらき、電圧ステップを前記DC
レール電圧の2分の1に下げ、半導体スイッチ間に負荷
電流を精確に配分できるようにする。前記相間変圧器9
6はまた並列モジュール間を絶縁し、よって静止電力変
換器に必要な絶縁型DC電源の数を、モジュール・レベ
ル数×出力相数に等しい数まで低減する。前記2重H−
ブリッジ型の実施の形態では、モジュールの電力定格を
より高くでき、並列モジュールを単DC電源で駆動で
き、さらに出力をフィルタする必要を最小限に抑えられ
る。
【0090】図18に示すもう1つの別の実施の形態に
おいては、各H−ブリッジ100に接続され中央DCリ
ンク102により電力が供給される高周波絶縁段98を
介して絶縁が与えられることにより、絶縁型DC電源の
所要数が低減される。すでに確立されているいくつかの
方法のいずれかを用いて、電気的絶縁を有するDC−D
C変換が得られる。次いで、前記望ましい実施の形態に
おいて図1から6を参照して上述した方法と同様にし
て、小容量のDCリンク・コンデンサ104及びH−ブ
リッジ・モジュール100が動作する。前記静止電力変
換器の負荷段にある静止電力変換器レベル、相、及び回
路は、図1から4に関して上述したようにして相互接続
される。
おいては、各H−ブリッジ100に接続され中央DCリ
ンク102により電力が供給される高周波絶縁段98を
介して絶縁が与えられることにより、絶縁型DC電源の
所要数が低減される。すでに確立されているいくつかの
方法のいずれかを用いて、電気的絶縁を有するDC−D
C変換が得られる。次いで、前記望ましい実施の形態に
おいて図1から6を参照して上述した方法と同様にし
て、小容量のDCリンク・コンデンサ104及びH−ブ
リッジ・モジュール100が動作する。前記静止電力変
換器の負荷段にある静止電力変換器レベル、相、及び回
路は、図1から4に関して上述したようにして相互接続
される。
【0091】また別の実施の形態においては、静止電力
変換器の構成は多重レベル相駆動器のΔ結線、あるいは
3相より多相の装置に対してはより一般的に“環状”結
線である。本実施の形態では、A相の静止電力変換器出
力がB相の電力変換器入力に接続され、B相の出力がC
相の入力に接続され、C相の出力がA相の入力に接続さ
れる。次いでΔ結線電力変換器の3相出力が負荷に接続
される。本オプションでは、Y結線モジュールより低い
線間出力電圧、従ってより大電流が得られ、よって負荷
に対してY結線と同じ電圧を作るにはより多くの変換器
レベル数が必要となる。
変換器の構成は多重レベル相駆動器のΔ結線、あるいは
3相より多相の装置に対してはより一般的に“環状”結
線である。本実施の形態では、A相の静止電力変換器出
力がB相の電力変換器入力に接続され、B相の出力がC
相の入力に接続され、C相の出力がA相の入力に接続さ
れる。次いでΔ結線電力変換器の3相出力が負荷に接続
される。本オプションでは、Y結線モジュールより低い
線間出力電圧、従ってより大電流が得られ、よって負荷
に対してY結線と同じ電圧を作るにはより多くの変換器
レベル数が必要となる。
【0092】さらにまた別の実施の形態においては、静
止電力変換器内部に浮動中性点をもたない構成とするこ
とができるが、負荷は開放巻線をもち前記電力変換器の
各相の各回路は前記負荷に対して2本の結線を有するこ
とが必要となる。本オプションでは負荷との接続ケーブ
ル数が増加するが、各相を互いに独立に制御することが
できる。
止電力変換器内部に浮動中性点をもたない構成とするこ
とができるが、負荷は開放巻線をもち前記電力変換器の
各相の各回路は前記負荷に対して2本の結線を有するこ
とが必要となる。本オプションでは負荷との接続ケーブ
ル数が増加するが、各相を互いに独立に制御することが
できる。
【0093】よって、本発明に従う無制限電圧静止電力
変換器は、電力密度が非常に高くトルク振動が非常に小
さく、電圧及び電流波形の忠実度が高く、また近い将来
の用途のもつ電力定格に対する拡張性に優れた完璧な静
止電力変換装置を提供する。
変換器は、電力密度が非常に高くトルク振動が非常に小
さく、電圧及び電流波形の忠実度が高く、また近い将来
の用途のもつ電力定格に対する拡張性に優れた完璧な静
止電力変換装置を提供する。
【0094】本発明を特定の実施の形態を参照してここ
で説明してきたが、当該分野に熟練した技術者はそこに
多くの変形及び変更を容易に考えつくであろう。従っ
て、そのような変更及び変形は全て本発明の意図する範
囲に含まれる。
で説明してきたが、当該分野に熟練した技術者はそこに
多くの変形及び変更を容易に考えつくであろう。従っ
て、そのような変更及び変形は全て本発明の意図する範
囲に含まれる。
【図1a】本発明に従う多重レベル相駆動器に用いられ
るH−ブリッジを示す簡単な回路図
るH−ブリッジを示す簡単な回路図
【図1b】本発明に用いるための多重レベル相駆動器の
代表的な実施の形態を示す略図
代表的な実施の形態を示す略図
【図2】本発明に従う多重レベル、多相、多重回路静止
電力変換装置の簡単なブロック図
電力変換装置の簡単なブロック図
【図3】多相、多重回路電動機の電気的構成を示す簡単
な回路図
な回路図
【図4】5レベル、4回路静止電力変換器に必要なキャ
リア波形を示すグラフ
リア波形を示すグラフ
【図5】本発明の実施の形態に従う静止電力変換装置を
利用する、電気的負荷のための電力変換装置の構成を示
す簡単なブロック図
利用する、電気的負荷のための電力変換装置の構成を示
す簡単なブロック図
【図6】IGBT半導体素子のようなパワー・トランジ
スタを用いる、図1aのH−ブリッジの構成を示す簡単
な回路図
スタを用いる、図1aのH−ブリッジの構成を示す簡単
な回路図
【図7】H−ブリッジ用ゲート駆動信号を作るために用
いられるパルス幅変調シーケンサー・モジュールの簡単
なブロック図
いられるパルス幅変調シーケンサー・モジュールの簡単
なブロック図
【図8】図6のH−ブリッジ内で使用するための発電制
動器の構成を示す簡単な回路図
動器の構成を示す簡単な回路図
【図8a】DCリンク・リップル電圧の影響を減衰させ
るための電力用半導体素子を含む、図6のH−ブリッジ
の構成を示す簡単な回路図
るための電力用半導体素子を含む、図6のH−ブリッジ
の構成を示す簡単な回路図
【図9】本発明に用いられるH−ブリッジの左側及び右
側ゲート駆動信号を示すグラフ
側ゲート駆動信号を示すグラフ
【図10】本発明に用いられる代表的な3相基準波形及
び三角変調波形を示すグラフ
び三角変調波形を示すグラフ
【図11】本発明の静止電力変換器の回路の1つにおけ
る1つの相に対する、代表的な3レベル相駆動器の個々
のレベルに関する電圧を示すグラフ
る1つの相に対する、代表的な3レベル相駆動器の個々
のレベルに関する電圧を示すグラフ
【図12】前記静止電力変換器における1つの相の1つ
の回路に関する前記多重レベル相駆動器出力電圧及び負
荷電流を示すグラフ
の回路に関する前記多重レベル相駆動器出力電圧及び負
荷電流を示すグラフ
【図13】前記静止電力変換器の1つの相の2つの回路
に関する前記出力電圧及び電流を示すグラフ
に関する前記出力電圧及び電流を示すグラフ
【図14】前記静止電力変換器の1つの相の2つの回路
に関する出力電圧及びリップル電流を、個々のリップル
電流を合成した結果とともに示すグラフ
に関する出力電圧及びリップル電流を、個々のリップル
電流を合成した結果とともに示すグラフ
【図15】図3の代表的な電動機負荷における線路対中
性点電圧及び線路間電圧を示すグラフ
性点電圧及び線路間電圧を示すグラフ
【図16】本発明に従う代表的な3相回路の1つに関す
る静止電力変換器の線路対中性点電圧及び負荷電流を示
すグラフ
る静止電力変換器の線路対中性点電圧及び負荷電流を示
すグラフ
【図17】出力で相間変圧器により結合される2つのH
−ブリッジを用いる本発明の別の実施の形態における回
路構成を示す簡単な回路図
−ブリッジを用いる本発明の別の実施の形態における回
路構成を示す簡単な回路図
【図18】DC−DC変換器を利用する本発明の別の実
施の形態を示す簡単なブロック図
施の形態を示す簡単なブロック図
12,12a,12b,...,12n H−ブリッ
ジ 14,16 端子 15,17 線路 18 コンデンサ 19,57 電力用半導体素子 20,22,26,28 パワー・トランジスタ 24,30 出力端子 25,31 出力線路 32 多重レベル相駆動器 34 中性点 36 電動機回路 38 電力用半導体スイッチ列 40,42,44,46 スイッチ 50 絶縁型DC電源 52 静止電力変換器 53 モジュール型発電制動器 54 負荷(同期電動機) 55 ダイオード 56 フリーホイール・ダイオード 58 制動抵抗器 60 コレクタ 62 アノード 64,68 抵抗器端子 66 カソード端子 70 正入力端子 72,100 H−ブリッジ 74 エミッタ 76 負入力端子 80 PWMシーケンサ 82,84 三角波発生器 86 基準信号入力端子 88,90,92,94 PWM出力線路 96 相間変圧器 98 高周波絶縁段 102 中央DCリンク 104 DCリンク・コンデンサ
ジ 14,16 端子 15,17 線路 18 コンデンサ 19,57 電力用半導体素子 20,22,26,28 パワー・トランジスタ 24,30 出力端子 25,31 出力線路 32 多重レベル相駆動器 34 中性点 36 電動機回路 38 電力用半導体スイッチ列 40,42,44,46 スイッチ 50 絶縁型DC電源 52 静止電力変換器 53 モジュール型発電制動器 54 負荷(同期電動機) 55 ダイオード 56 フリーホイール・ダイオード 58 制動抵抗器 60 コレクタ 62 アノード 64,68 抵抗器端子 66 カソード端子 70 正入力端子 72,100 H−ブリッジ 74 エミッタ 76 負入力端子 80 PWMシーケンサ 82,84 三角波発生器 86 基準信号入力端子 88,90,92,94 PWM出力線路 96 相間変圧器 98 高周波絶縁段 102 中央DCリンク 104 DCリンク・コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドガー エス サックストン アメリカ合衆国 ロードアイランド州 02808 ブラッドフォード ウェイランド ストリート 3 (72)発明者 ジョン ウォルター アメリカ合衆国 コネティカット州 06357 ナイアンティック サウス エッ ジウッド ロード 6
Claims (50)
- 【請求項1】 静止電力変換器において、 少なくとも1台の絶縁型DC電源と、 多重レベル、多相、他回路構成に接続された電力変換器
モジュール列を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数のH
−ブリッジを含み、各H−ブリッジは2対の電力用半導
体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び負端子間
に直列接続され、前記直列接続された電力用半導体素子
の中位接続点が隣接するH−ブリッジの対応する中位接
続点に接続され、よって前記ブリッジに印加される前記
DC電圧の合計に等しい最大出力電圧を作ることを可能
にし、さらに前記電力用半導体素子を制御するための制
御手段、を含むことを特徴とする静止電力変換器。 - 【請求項2】 前記電力用半導体素子を制御するための
前記制御手段が前記多重レベル相駆動器列の前記H−ブ
リッジに印加されるゲート信号をインターリーブするよ
うに動作し、 多重レベル相駆動器のレベル数をlとして、互いに角α
lvl=360°/lだけ位相がずれている、所望のスイ
ッチング周波数の正及び補三角キャリア波形が前記多重
レベル相駆動器のそれぞれのレベルに対して設定され、
注目するレベルの各回路に対する前記キャリア波形が、
静止電力変換器回路数をkとして、同じレベルの対応す
る回路に関して角αckt=αlvl/2kだけ位相がずれる
ように、所望のスイッチング周波数の正及び補三角キャ
リア波形が前記多重回路の前記多重レベル相駆動器に対
して設定されるアルゴリズムに従って、前記インターリ
ーブが構成されることを特徴とする請求項1記載の静止
電力変換器。 - 【請求項3】 多重レベル相駆動器のレベル数をlとし
て、互いに角αlvl=360°/2lだけ位相がずれて
いる、所望のスイッチング周波数の正及び補三角キャリ
ア波形が前記多重レベル相駆動器のそれぞれのレベルに
対して設定され、注目するレベルの各回路に対する前記
キャリア波形が、静止電力変換器回路数をkとして、同
じレベルの対応する回路に関して角αckt=αlvl/kだ
け位相がずれるように、所望のスイッチング周波数の正
及び補三角キャリア波形が前記多重回路の前記多重レベ
ル相駆動器に対して設定されるアルゴリズムに従って、
前記インターリーブが構成されることを特徴とする請求
項1記載の静止電力変換器。 - 【請求項4】 前記制御手段が前記H−ブリッジのゲー
トに正及び補三角波形を印加するように動作し、出力電
圧の信号対雑音比を向上させ、及び/またはキャリア波
形をインターリーブする必要を排するために、正及び補
三角キャリア波形のランダムスイッチングを作る手段を
含むことを特徴とする請求項1記載の静止電力変換器。 - 【請求項5】 前記ランダムスイッチングがランダムP
WMスイッチング・アルゴリズムにより作られることを
特徴とする請求項4記載の静止電力変換器。 - 【請求項6】 前記ランダムスイッチングがパルス密度
変調スイッチング・アルゴリズムにより作られることを
特徴とする請求項4記載の静止電力変換器。 - 【請求項7】 前記多重レベル相駆動器列がスター結線
されていることを特徴とする請求項1記載の静止電力変
換器。 - 【請求項8】 前記多重レベル相駆動器列が環状結線さ
れていることを特徴とする請求項1記載の静止電力変換
器。 - 【請求項9】 前記多重相駆動器列が共通中性点をもた
ないように構成されていることを特徴とする請求項1記
載の静止電力変換器。 - 【請求項10】 前記制御手段が、静止電力変換器回路
数をkとして、前記静止電力変換器の電力定格を増分1
/kで区分できるように、選ばれた静止電力変換器回路
を停止させるための手段を含むことを特徴とする請求項
1記載の静止電力変換器。 - 【請求項11】 前記制御手段が、静止電力変換器レベ
ル数をlとして、前記静止電力変換器の電力定格を増分
1/lで区分できるように、静止電力変換器レベルを選
択的に通過させるための手段を含むことを特徴とする請
求項1記載の静止電力変換器。 - 【請求項12】 前記制御手段が、静止電力変換器相数
をpとして、前記静止電力変換器の電力定格を増分1/
pで区分できるように、選ばれた静止電力変換器相を停
止させるための手段を含むことを特徴とする請求項1記
載の静止電力変換器。 - 【請求項13】 前記制御手段が、種々の負荷区分方法
の組合せを用いて、選ばれた静止電力変換器電力モジュ
ールを停止させるための手段を含むことを特徴とする請
求項1記載の静止電力変換器。 - 【請求項14】 中央DCリンクに電力を供給する別々
の電源と、各H−ブリッジ電力モジュールに接続される
高周波絶縁段を含むことを特徴とする請求項1記載の静
止電力変換器。 - 【請求項15】 前記静止電力変換器に電力を供給する
互いに絶縁された巻線を有する電磁気機械を含み、個々
のH−ブリッジ用の絶縁されたDC電力は前記互いに絶
縁された絶縁巻線のそれぞれにより供給されることを特
徴とする請求項1記載の静止電力変換器。 - 【請求項16】 各H−ブリッジが出力端子間に接続さ
れ、モジュラー出力フィルタを作る、フィルタを含むこ
とを特徴とする請求項1記載の静止電力変換器。 - 【請求項17】 前記制御手段が、多重レベル相駆動器
のDC電圧を加算し、前記変換器の前記出力電圧にある
実効DCリップル電圧を減衰させるために共通入力基準
信号を変調するための手段を含むことを特徴とする請求
項1記載の静止電力変換器。 - 【請求項18】 前記制御手段が、前記変換器の前記出
力電圧にある実効DCリンク・リップル電圧を減衰させ
るために、各H−ブリッジへの入力基準信号を独立に変
調するための手段を含むことを特徴とする請求項1記載
の静止電力変換器。 - 【請求項19】 前記制御手段が、前記変換器の前記出
力電圧にあるいかなる高調波または非高調波電圧変動を
も減衰させるために、各H−ブリッジへの入力基準信号
を独立に変調するための手段を含むことを特徴とする請
求項1記載の静止電力変換器。 - 【請求項20】 各H−ブリッジの入力端子間に直列に
接続される電力用半導体素子及び抵抗器並びに抵抗器を
シャントするフリーホイール・ダイオードを含むモジュ
ラー型発電制動器を含み、前記発電制動器の前記電力用
半導体素子は対応するH−ブリッジにかかるDC電圧を
制限するために前記制御手段により個々に運転され、よ
って有害な電圧から回路部品を保護し、前記制動器の前
記抵抗器は前記静止電力変換器に電力を回生する電動機
負荷から生じる有害なエネルギーを散逸させるために有
効であることを特徴とする請求項1記載の静止電力変換
器。 - 【請求項21】 静止電力変換器において、 (a)少なくとも1台の絶縁型DC電源と、 (b)多重レベル、多相、多重回路構成に接続され、各
相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多重レベル
相駆動器を含む、電力変換器モジュール列とを含み、 (c)各多重レベル相駆動器が直列接続された複数の二
重H−ブリッジを含み、各二重H−ブリッジは4対の電
力用半導体素子を含み、各対は前記複数の絶縁型DC電
源の内の同一電源の正及び負端子間に直列に接続され、 (d)相間変圧器が各二重H−ブリッジの2対の半導体
素子の中位接続点を接続し、各二重H−ブリッジの残る
2対の中位接続点は隣接する二重H−ブリッジとの接続
に利用でき、各相間変圧器の出力端子は隣接する二重H
−ブリッジと接続され、さらに (e)前記電力用半導体素子を制御するための制御手
段、を含むことを特徴とする静止電力変換器。 - 【請求項22】 前記制御手段が三角波及びその補波の
形で各H−ブリッジにキャリア波形を供給し、各多重レ
ベル相駆動器内の前記キャリア波形はPWM周期内にわ
たって平等に分配されることを特徴とする請求項21記
載の静止電力変換器。 - 【請求項23】 各レベルの前記三角波が、lを前記多
重レベル相駆動器のレベル数として、互いに角αlvl=
360°/4lだけ位相がずれており、所望のスイッチ
ング周波数の正及び補キャリア三角波が、kを静止電力
変換器回路数として、注目するレベルの各回路の前記キ
ャリア波形が同じレベルの対応する回路に関して角α
ckt=αlvl/kだけ位相がずれるように、前記多重回路
の前記多重レベル相駆動器に対して設定されることを特
徴とする請求項22記載の静止電力変換器。 - 【請求項24】 前記制御手段が、前記H−ブリッジの
ゲートに正及び補三角波形を印加するように動作し、出
力電圧の信号対雑音比を向上させキャリア波形をインタ
ーリーブする必要を排するために、前記正及び補キャリ
ア波形のランダムスイッチングを作るための手段を含む
ことを特徴とする請求項21記載の静止電力変換器。 - 【請求項25】 前記ランダムスイッチングがランダム
PWMスイッチング・アルゴリズムにより作られること
を特徴とする請求項24記載の静止電力変換器。 - 【請求項26】 前記ランダムスイッチングがパルス密
度変調スイッチング・アルゴリズムにより作られること
を特徴とする請求項24記載の静止電力変換器。 - 【請求項27】 前記多重レベル相駆動器列がスター結
線されていることを特徴とする請求項21記載の静止電
力変換器。 - 【請求項28】 前記多重レベル相駆動器列が環状結線
されていることを特徴とする請求項21記載の静止電力
変換器。 - 【請求項29】 前記多重相駆動器列が共通中性点をも
たないように構成されていることを特徴とする請求項2
1記載の静止電力変換器。 - 【請求項30】 前記制御手段が、kを静止電力変換器
回路数として、前記静止電力変換器の電力定格を増分1
/kで区分できるように、選ばれた静止電力変換器回路
を停止するための手段を含むことを特徴とする請求項2
1記載の静止電力変換器。 - 【請求項31】 前記制御手段が、静止電力変換器レベ
ル数をlとして、前記静止電力変換器の電力定格を増分
1/lで区分できるように、静止電力変換器レベルを選
択的に通過させるための手段を含むことを特徴とする請
求項21記載の静止電力変換器。 - 【請求項32】 前記制御手段が、静止電力変換器相数
をpとして、前記静止電力変換器の電力定格を増分1/
pで区分できるように、静止電力変換器相を停止させる
ための手段を含むことを特徴とする請求項21記載の静
止電力変換器。 - 【請求項33】 前記制御手段が、種々の負荷区分方法
の組合せを用いて、選ばれた静止電力変換器電力モジュ
ールを停止させるための手段を含むことを特徴とする請
求項21記載の静止電力変換器。 - 【請求項34】 別々の絶縁型電源と、前記H−ブリッ
ジ・モジュールに電力を供給するための中央DCリン
ク、及び各二重H−ブリッジ電力モジュールに接続され
る高周波絶縁段を含むことを特徴とする請求項21記載
の静止電力変換器。 - 【請求項35】 前記静止電力変換器に電力を供給する
互いに絶縁された巻線を有する電磁気機械を含み、個々
のH−ブリッジ用の絶縁されたDC電力は前記互いに絶
縁された巻線のそれぞれにより供給されることを特徴と
する請求項21記載の静止電力変換器。 - 【請求項36】 前記制御手段が、多重レベル相駆動器
の前記DC電圧を加算し、前記変換器の前記出力にある
実効DCリップル電圧を減衰させるために入力基準信号
を調整するための手段を含むことを特徴とする請求項2
1記載の静止電力変換器。 - 【請求項37】 前記制御手段が、多重レベル相駆動器
の前記DCリンク電圧を加算し、前記変換器の前記出力
にある実効DCリップル電圧を減衰させるために共通入
力基準信号を変調するための手段を含むことを特徴とす
る請求項21記載の静止電力変換器。 - 【請求項38】 前記制御手段が、前記変換器の前記出
力電圧にあるDCリンク・リップル電圧を減衰させるた
めに、各H−ブリッジへの入力基準信号を独立に変調す
るための手段を含むことを特徴とする請求項21記載の
静止電力変換器。 - 【請求項39】 前記制御手段が、前記変換器の前記出
力電圧にあるいかなる高調波または非高調波電圧変動を
も減衰させるために、各H−ブリッジへの入力基準信号
を独立に変調するための手段を含むことを特徴とする請
求項21記載の静止電力変換器。 - 【請求項40】 各H−ブリッジの入力端子間に直列に
接続される電力用半導体素子及び抵抗器並びに抵抗器を
シャントするフリーホイール・ダイオードを含むモジュ
ラー型発電制動器を含み、前記発電制動器の前記電力用
半導体素子は対応するH−ブリッジにかかるDC電圧を
制限するために前記制御手段により個々に運転され、よ
って有害な電圧から回路部品を保護し、前記制動器の前
記抵抗器は前記静止電力変換器に電力を回生する電動機
負荷から生じる有害なエネルギーを散逸させるために有
効であることを特徴とする請求項21記載の静止電力変
換器。 - 【請求項41】 多重回路出力を供給する静止電力変換
器及び前記電力変換器に結合される多重回路電動機を含
み、前記多重電動機回路は電動機速度、電圧及び出力条
件に従い、巻線を直列、並列あるいは開放構成に結線す
ることが可能であることを特徴とする多重回路電動機装
置。 - 【請求項42】 前記静止電力変換器が多重レベル、多
相、多重回路構成に結線される電力変換器モジュール列
を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数のH
−ブリッジを含み、各H−ブリッジは2対の電力用半導
体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び負端子間
に直列に接続され、前記直列接続された電力用半導体素
子の中位接続点は隣接するH−ブリッジの対応する中位
接続点に接続され、よって前記ブリッジに印加される前
記DC電圧の合計に等しい最大出力電圧を作ることを可
能とし、さらに前記電力用半導体素子の動作を制御する
ための制御手段を含み、 前記電動機は分離した電動機スロットに本来備わる性質
により疎結合している前記電力変換器により駆動される
分離したコイルを有する、ことを特徴とする請求項41
記載の多重回路電動機装置。 - 【請求項43】 前記静止電力変換器が多重レベル、多
相、多重回路構成に結線される電力変換器モジュール列
を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数の二
重H−ブリッジを含み、各二重H−ブリッジは4対の電
力用半導体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び
負端子間に直列に接続され、 (c)相間変圧器が各二重H−ブリッジの2対の半導体
素子の前記中位接続点を接続し、各二重H−ブリッジの
残る2対の半導体素子の中位接続点は隣接する二重H−
ブリッジとの接続に利用でき、各相間変圧器の出力端子
は隣接する二重H−ブリッジに接続され、さらに前記電
力用半導体素子の動作を制御するための制御手段を含
み、 前記電動機は分離した電動機スロットに本来備わる性質
により疎結合している前記電力変換器により駆動される
分離したコイルを有する、ことを特徴とする請求項41
記載の多重回路電動機装置。 - 【請求項44】 前記静止電力変換器が多重レベル、多
相、多重回路構成に結線される電力変換器モジュール列
を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数のH
−ブリッジを含み、各H−ブリッジは2対の電力用半導
体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び負端子間
に直列に接続され、前記直列接続された電力用半導体素
子の中位接続点は隣接するH−ブリッジの対応する中位
接続点に接続され、よって前記ブリッジに印加される前
記DC電圧の合計に等しい最大出力電圧を作り出すこと
を可能とし、さらに前記電力用半導体素子の動作を制御
するための制御手段を含み、 前記電動機コイル回路は同じ電動機スロットに本来備わ
る性質により密結合している前記電力変換器により駆動
される、ことを特徴とする請求項41記載の多重回路電
動機装置。 - 【請求項45】 前記静止電力変換器が多重レベル、多
相、多重回路構成に結線される電力変換器モジュール列
を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数の二
重H−ブリッジを含み、各二重H−ブリッジは4対の電
力用半導体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び
負端子間に直列に接続され、 (c)相間変圧器が各二重H−ブリッジの2対の半導体
素子の前記中位接続点に接続し、各二重H−ブリッジの
残る2対の半導体素子の前記中位接続点は隣接する二重
H−ブリッジとの接続に利用でき、各相間変圧器の出力
端子は隣接する二重H−ブリッジに接続され、さらに前
記電力用半導体素子の動作を制御するための制御手段を
含み、 前記電動機は同じ電動機スロットに本来備わる性質によ
り密結合している前記電力変換器により駆動される分離
したコイルを有する、ことを特徴とする請求項41記載
の多重回路電動機装置。 - 【請求項46】 前記静止電力変換器が多重レベル、多
相、多重回路構成に結線される電力変換器モジュール列
を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数のH
−ブリッジを含み、各H−ブリッジは2対の電力用半導
体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び負端子間
に直列に接続され、前記直列接続された電力用半導体素
子の中位接続点は隣接するH−ブリッジの対応する中位
接続点に接続され、よって前記ブリッジに印加される前
記DC電圧の合計に等しい最大出力電圧を作り出すこと
を可能とし、さらに前記電力用半導体素子の動作を制御
するための制御手段を含み、 前記多重電動機回路は、実質的に同じ電圧において幾通
りかの電動機速度で運転できるように構成することがで
き、よって幾通りかの電動機出力を作り出すことができ
る、ことを特徴とする請求項41記載の多重回路電動機
装置。 - 【請求項47】 前記静止電力変換器が多重レベル、多
相、多重回路構成に結線される電力変換器モジュール列
を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数の二
重H−ブリッジを含み、各二重H−ブリッジは4対の電
力用半導体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び
負端子間に直列に接続され、 (c)相間変圧器が各二重H−ブリッジの2対の半導体
素子の前記中位接続点に接続し、各二重H−ブリッジの
残る2対の半導体素子の前記中位接続点は隣接する二重
H−ブリッジとの接続に利用でき、各相間変圧器の出力
端子は隣接する二重H−ブリッジに接続され、さらに前
記電力用半導体素子の動作を制御するための制御手段を
含み、 前記多重電動機回路は、実質的に同じ電圧において幾通
りかの電動機速度で運転できるように構成することがで
き、よって幾通りかの電動機出力を作り出すことができ
る、ことを特徴とする請求項41記載の多重回路電動機
装置。 - 【請求項48】 前記静止電力変換器が多重レベル、多
相、多重回路構成に結線される電力変換器モジュール列
を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数のH
−ブリッジを含み、各H−ブリッジは2対の電力用半導
体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び負端子間
に直列に接続され、前記直列接続された電力用半導体素
子の中位接続点は隣接するH−ブリッジの対応する中位
接続点に接続され、よって前記ブリッジに印加される前
記DC電圧の合計に等しい最大出力電圧を作り出すこと
を可能とし、さらに前記電力用半導体素子の動作を制御
するための制御手段を含み、 前記多重電動機回路は、幾通りかの電動機電圧のいずれ
においても実質的に同じ電動機速度で運転できるように
構成することができる、ことを特徴とする請求項41記
載の多重回路電動機装置。 - 【請求項49】 前記静止電力変換器が多重レベル、多
相、多重回路構成に結線される電力変換器モジュール列
を含み、 (a)各相は複数の回路を含み、各回路は並列構成の多
重レベル相駆動器を含み、 (b)各多重レベル相駆動器は直列接続された複数の二
重H−ブリッジを含み、各二重H−ブリッジは4対の電
力用半導体素子を含み、各対は絶縁型DC電源の正及び
負端子間に直列に接続され、 (c)相間変圧器が各二重H−ブリッジの2対の半導体
素子の前記中位接続点に接続し、各二重H−ブリッジの
残る2対の半導体素子の前記中位接続点は隣接する二重
H−ブリッジとの接続に利用でき、各相間変圧器の出力
端子は隣接する二重H−ブリッジに接続され、さらに前
記電力用半導体素子の動作を制御するための制御手段を
含み、 前記多重電動機回路は、幾通りかの電動機電圧のいずれ
においても実質的に同じ電動機速度で運転できるように
構成することができる、ことを特徴とする請求項41記
載の多重回路電動機装置。 - 【請求項50】 前記絶縁型DC電源と各H−ブリッジ
の間に接続される少なくとも1つの追加された電力用半
導体素子をさらに含み、前記少なくとも1つの追加され
た電力用半導体素子が前記変換器の前記出力にあるリン
ク・リップル電圧の影響を減衰させることを特徴とする
請求項1,3または4のいずれかに記載の静止電力変換
器。
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