JPH11317154A - 画像表示装置、その製造方法及びその製造装置 - Google Patents

画像表示装置、その製造方法及びその製造装置

Info

Publication number
JPH11317154A
JPH11317154A JP10121392A JP12139298A JPH11317154A JP H11317154 A JPH11317154 A JP H11317154A JP 10121392 A JP10121392 A JP 10121392A JP 12139298 A JP12139298 A JP 12139298A JP H11317154 A JPH11317154 A JP H11317154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
image display
display device
manufacturing
electron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10121392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Fujimura
秀彦 藤村
Masaaki Ogura
全昭 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10121392A priority Critical patent/JPH11317154A/ja
Publication of JPH11317154A publication Critical patent/JPH11317154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子放出素子を活性化処理で使用されるガス
に含まれる水素、水、一酸化炭素、二酸化炭素、酸素等
の不純物を除去し、当該ガスの純度を上げて画像表示装
置を構成する気密容器内に導入し、活性化処理を施す画
像表示装置を製造する製造方法を提供する。 【解決手段】 封着工程と、排気工程と、フォーミング
工程と、更なる排気工程と、気密容器に電子放出素子を
活性化させる有機系ガスを導入するガス導入工程と、活
性化工程と、有機系ガスを除去させる工程と、を有し、
ガス導入工程では、ゲッタポンプを使用して有機系ガス
の不純物をゲッタ効果により吸着捕獲して外部に排気す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビームを利用
した画像表示装置の製造方法及びそのための装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、真空装置にガスを導入する場合
には、必要な導入ガス以外のガスが真空装置内に導入さ
れないようにするために、予め導入ガスの純度を上げる
方法が採用されている。通常、窒素、酸素、炭酸ガス、
アルゴン等の一般的なガスの純度は5N程度であり、通
常の使用に対しては特に問題は発生しない。
【0003】また、半導体製造装置などの製造において
特に不純物濃度をできるだけ下げる必要のある場合に
は、さらに、工夫が必要である。この場合、簡単に純度
を高めるために、例えば市販されているガスフィルタを
使用することにより、水、酸素、一酸化炭素、二酸化炭
素等の不純物を除去している。この場合、導入するガス
に対応したガスフィルターが使用される。
【0004】更に、一般に市販されていないガスを高純
度で導入する場合には、導入ガスの精製が必要である。
精製法としては、すでに公知の技術として、日本化学学
会編「実験化学講座 2 基礎技術」に様々な方法が記
載されている。精製する物質が常温で固体であるか、液
体であるかによって精製法は大きく異なる。当然、精製
する材料の違い、除去する不純物によってもその精製法
は異なる。
【0005】例えば、常温状態で液体である物質から不
純物として水を除去する(乾燥させる)ことを考える。
簡単な方法として、凍結乾燥法がある(前述の書籍に記
載)。凍結乾燥法とは、物質の水溶液を冷却し全体を凍
結させ、これを再び溶融させることなく凍結状態のまま
水分を昇華させ乾燥させる方法である。昇華させるため
には、凍結状態の物質を減圧下状態に保つ真空乾燥法が
有効である。
【0006】図8に電子源を用いた画像表示装置の真空
排気装置を示す。1は画像表示装置を構成する気密容器
であり、2はガス成分を調べる分圧測定用の四極子マス
フィルターである。3は全圧測定用のBAゲージであ
る。4は真空容器を排気するメインバルブであり、5は
真空容器を排気するメインポンプである。6はガス導入
管であり、7はガスの流量を調整するためのバリアブル
リークバルブである。さらに8はガスフィルターであ
り、主に導入ガスの水成分を除去するために配置してあ
る。9は導入ガスを封入してある導入ガス容器である。
10はガス導入源である。11は補助バルブである。
【0007】導入ガス容器9内には、常温で液体状態で
ある有機材料であるベンゾニトリル(BN)が封入して
ある。また、このベンゾニトリルはすでに真空乾燥法を
施してある。
【0008】図6に電子源を用いた画像表示装置を示
す。ガラス等の絶縁物からなる画像表示面としてのフェ
イスプレート15と、フェイスプレート15と対向して
配置されたリアプレート16と、ガラス等からなる絶縁
性の外枠17とを、フェイスプレート15及びリアプレ
ート16の周辺部分において低融点ガラスでもって接合
し、気密容器1を形成する。外部から気密容器1にかか
る圧力は前記の外枠16と大気圧支持支柱21でもって
支持され、フェイスプレート15とリアプレート16間
の間隔は一定に保たれる。フェイスプレート15とリア
プレート16の間隔は10mmとした。フェイスプレー
ト15上には蛍光体18とアルミ薄膜19が形成されて
おり、アルミ薄膜19には外部高圧電源(不図示)によ
り1kV乃至10kVの高圧が印可される。6は活性化
処理時に導入するガスの導入管である。導入された活性
化ガスは電子放出素子20を活性化させる。23は前記
気密容器を排気する排気管であり、バルブを介して真空
ポンプに接続してある。24は気密容器封止後、容器内
の真空度を保つために設けたゲッタであり、Ba−Al
−Ni(バリウム、アルミニウム、ニッケル)の蒸発型
ゲッタを用いた。25はゲッタ材をフラッシュ(活性
化)させたときに、ゲッタ材が画像表示領域に拡散する
のを防止するための遮蔽板である。
【0009】図7に画像表示装置の電子源である表面伝
導型電子源20の概略図を示す。リアプレート16上に
電子源20の素子電極26および27が形成されてお
り、電極間は一定の間隔(2μm程度)で配置されてい
る。素子電極26および27上に有機パラジウム(Pd
O)薄膜28が形成されており、有機パラジウム薄膜2
8の中央部には亀裂部29が形成されておりこの亀裂部
が電子放出部29となっている。
【0010】上述した画像表示装置の従来の製造方法に
ついて説明する。
【0011】リアプレート16には予め素子部を形成す
る。素子部とは、素子電極26、27及びPdO(酸化
パラジウム)薄膜28からなる電子放出素子20並びに
配線とからなるものである。素子部が形成されたリアプ
レート16上に低融点ガラスを焼成させてゲッタ24及
び大気圧支持支柱21を固着させる。電子放出素子2
0、ゲッタ24及び、大気圧支持支柱21が形成された
リアプレート16と、蛍光体18、アルミ薄膜19が形
成されたフェイスプレート15との周辺部と、外枠17
との接合部分に低融点ガラスを塗布しておく。また、外
枠17の周囲にはガス導入管6と、排気管23の配置部
が設けられており、前記設置部にも低融点ガラスが塗布
されている。これら部材を低融点ガラスを焼成すること
により封着させ気密容器1を完成させる。
【0012】全ての部材の封着後、この気密容器を図8
の真空排気装置に接続し、ガス導入管6及び排気管23
により気密容器内の残留気体を排気する。気密容器内の
圧力がおよそ1×10-5Torr以下に達したら、フォ
ーミング処理(素子電極26、27に電圧印可)を行い
PdO薄膜28に電子放出部である亀裂29を形成す
る。その後、気密容器内の圧力がおよそ5×10-7To
rr以下に達したら、気密容器内の圧力が4×10-6
orrとなるようにベンゾニトリルをガス導入管6より
導入し排気管23より排気し、素子の活性化処理を行
う。活性化処理とは、気密容器内に活性化ガスを導入し
素子電極26、27間にパルス電圧を印加する処理であ
る。この活性化処理を行うことにより電子放出の効率が
増大し、画像表示装置の輝度が向上する。
【0013】素子の活性化後、脱ガス処理を行うため真
空高温ベーキング処理を行う。気密容器を200℃迄昇
温し、5時間から10時間保持する。その後、室温まで
降温し、ガス導入管6及び排気管23を封止した後、ゲ
ッタ24を誘導加熱によってフラッシュ(活性化)させ
る。ゲッタ24は排気効果をもたせるものであり、この
ゲッタ24を活性化する事により気密容器内の残留ガス
は捕獲され、気密容器内が長期にわたり高真空に維持さ
れる。以上で画像表示装置を完成させる。
【0014】従来例で導入した場合の気密容器1内の分
圧をQMS2で測定した結果を図9に示す。この測定で
は、全圧をBAゲージ3で4×10-6Torrになるよ
うにバリアブルリークバルブ7を制御した。さらに、分
圧が安定するためには30分程度時間が必要であり、本
測定結果はガス導入後1時間後の結果を示している。こ
れから解るように、気密容器内には、ベンゾニトリル以
外に水素が同レベル導入され、水はフィルターでは除去
できず導入されてしまうことが解る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】画像表示装置を製造す
る活性化工程に於て、有機系材料をガス導入する場合、
前述したような方法で水を除去する場合でも、水は十分
に除去できない場合が多い。さらに、不純物としては、
水以外にも、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、酸素等を
除去したいことが非常に多い。また、これらの不純物を
除去する方法として、非常に多くの工程を施さなければ
ならない。さらに、既存の方法では十分に純度を上げる
ことができない場合が多い。
【0016】そこで、本発明は、電子放出素子を活性化
処理で使用されるガスに含まれる水素、水、一酸化炭
素、二酸化炭素、酸素等の不純物を除去し、当該ガスの
純度を上げて画像表示装置を構成する気密容器内に導入
し、活性化処理を施す画像表示装置を製造する製造方法
及び製造装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による画像表示装
置の製造方法は、気密容器内に電子放出素子を備える画
像表示装置を製造する画像表示装置の製造方法におい
て、前記気密容器を封着する工程と、前記画像表示装置
の気密容器から内部の気体を排気する工程と、前記電子
放出素子をフォーミングする工程と、前記画像表示装置
の気密容器から内部の気体を更に排気する工程と、前記
気密容器に前記電子放出素子を活性化させる有機系ガス
を導入するガス導入工程と、前記電子放出素子を活性化
させる工程と、前記有機系ガスを除去させる工程と、を
有し、前記ガス導入工程では、ゲッタポンプを使用して
前記有機系ガスの不純物をゲッタ効果により吸着捕獲し
外部に排気することを特徴とする。
【0018】本発明による画像表示装置の製造装置は、
気密容器内に電子放出素子を備える画像表示装置を製造
する画像表示装置の製造装置において、前記画像表示装
置の気密容器から内部の気体を排気する排気手段と、前
記気密容器に前記電子放出素子を活性化させる有機系ガ
スを導入するガス導入手段と、を備え、前記ガス導入手
段は、前記有機系ガスの不純物をゲッタ効果により吸着
捕獲し外部に排気するためのゲッタポンプを備えること
を特徴とする。
【0019】また、本発明による画像表示装置の製造装
置は、上記の画像表示装置の製造装置において、前記ガ
ス導入手段は、更に、ゲッタポンプを通過する前記有機
系ガスを増やす手段を備えることを特徴とする。
【0020】更に、本発明による画像表示装置の製造装
置は、上記の画像表示装置の製造装置において、前記ガ
ス導入手段は液化した前記有機系ガスの容器と該容器と
前記気密容器とを繋ぐ導入管とを備え、前記ゲッタポン
プは前記導入管に配設されることを特徴とする。
【0021】更に、本発明による画像表示装置の製造装
置は、上記の画像表示装置の製造装置において、前記電
子放出素子をフォーミングする手段と、前記電子放出素
子を活性化させる手段と、前記有機系ガスを除去させる
手段と、を更に備えることを特徴とする。
【0022】本発明による画像表示装置は、上記の製造
装置により製造されることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】[実施形態1]本発明の実施形態
について以下図面を参照しながら説明する。
【0024】図1は、実施形態1による画像表示装置の
製造方法である。図1において、図8に示した従来例と
同じ部分には同一番号をつけ説明を省略する。12は導
入ガスの不純物を除去する補助ポンプである。補助ポン
プ12はゲッタポンプである。
【0025】ゲッタポンプ12は、特に有機系ガス以外
の残留ガスをゲッタ効果により吸着捕獲し、排気するポ
ンプである。そのため、ゲッタポンプを使用することに
より、有機系ガス以外のガス成分を特に除去することが
可能となる。
【0026】従来例と同様に、画像表示装置を構成する
気密容器1の全ての部材の封着後、気密容器を図1に示
す真空装置に接続し、従来例と同様に排気、フォーミン
グ処理を施した後、バリアブルバルブ7を開き、導入ガ
スであるベンゾニトリルを精製する。その後補助バルブ
11を開き、全圧をBAゲージ3で4×10-6Torr
になるようにバリアブルリークバルブ7を制御した。補
助ポンプ12はバリアブルバルブの開閉に関わらず絶え
ず運転状態(排気状態)としておく。ガス導入後1時間
後の真空容器内の分圧を図2に示す。
【0027】これから、従来例に比べて真空容器内のベ
ンゾニトリルの純度がかなり向上しているのが解る。ま
た、分圧が安定するまでの時間は10分以下になり、従
来例に比べて分圧の安定時間の短縮も可能になり、製造
時間の短縮化も同時に実現できる。
【0028】この状態で、活性化処理を施し、その後、
従来例と同様にベーキング処理、ガス導入管6及び排気
管23を封止した後、ゲッタフラッシュさせ画像表示装
置を完成させる。
【0029】本実施形態の製造方法で作成した画像表示
装置と、補助ポンプ12を使用しない従来の製造方法で
作成した画像表示装置の特性を評価するために、素子特
性の評価を行った。
【0030】素子電極間の駆動電圧を15V、パルス幅
100μS、周期16Hzの矩形波を印可した。また、
蛍光体及びアルミ薄膜に4kVの加速電圧を印可した。
このときの素子電極間に流れる電流をIf、蛍光体及び
アルミ薄膜に流れる電流をIeとしたときの、駆動時間
1時間後の1素子当たりの素子特性結果を表1に示す。
【0031】
【表1】 この結果から、本実施形態の製造方法で作成された画像
表示装置の素子特性は従来例に比べて画像の輝度に寄与
するIeが大きく、効率も改善されているのが解る。こ
れから、本実施形態による画像表示装置の製造方法の効
果は明らかであり、本発明の効果が確認できた。
【0032】[実施形態2]図3はガス導入源10と補
助ポンプ12の間に導入ガス源の純度をさらに向上させ
るために挿入するルーバー13を示す。このルーバー機
構をガス導入管6に具備した場合、実施形態1と同様に
全圧をBAゲージ3で4×10-6になるようにバリアブ
ルリークバルブ7を制御した。その時の分圧測定結果を
図4に示す。
【0033】図4から解るように、実施形態1の結果よ
り、ルーバー13をガス導入源10と補助ポンプ12の
間に配置することにより、純度をより一層向上させるこ
とが可能となる。これは、ガス導入管6と補助ポンプ1
2間のコンダクタンスをガス導入管6と気密容器1のコ
ンダクタンスよりかなり大きくすることにより、ガスの
流れを補助ポンプ12側に多くし、ガスの精製能力を上
げるためである。
【0034】また、ルーバーの代わりに図5に示すよう
に、補助ポンプ12と真空容器1間にオリフィス14を
挟むことにより、補助ポンプ12の役割を十分引き出す
ことが可能となり、ガス導入の純度をあげることが確認
された。
【0035】実施形態1と同様に素子特性の結果を表2
に示す。
【0036】
【表2】 この結果から、本実施形態の製造方法で作成された画像
表示装置の素子特性は従来例に比べて画像の輝度に寄与
するIeが大きく、効率も改善されているのが解る。こ
れから、本実施形態による画像表示装置の製造方法の効
果は明らかであり、本発明の効果が確認できた。
【0037】さらに、補助ポンプ12として、スパッタ
ポンプ、チタンゲッタポンプ、バルクゲッタポンプ等を
採用しても同様の効果が確認できた。また、導入ガスと
して、アセトン、ベンゼン、芳香族等の有機系ガス等を
選択しても本発明は有効であることが確認できた。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、電子源を
利用した画像表示装置の製造方法において、電子源の電
子放出特性を向上させる活性化処理工程で導入する有機
系ガスの純度を上げることが可能となる。それによっ
て、活性化の抑制ガスである水、酸素等の不純物を除去
することにより、電子源の電子放出特性を向上すること
ができ、画像表示装置として表示特性に優れた装置を提
供することが可能となる。
【0039】さらに本発明によれば、真空容器内にガス
導入開始からガス成分が安定するまでの時間が短縮で
き、製造のスループットの向上も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像表示装置の製造装
置の概念図である。
【図2】本発明の実施形態1におけるベンゾニトリル導
入時の気密容器内の各分子の分圧を示すグラフである。
【図3】本発明の実施形態2によるゲッタポンプ12と
ルーバー13の配置を示す概念図である。
【図4】本発明の実施形態2におけるベンゾニトリル導
入時の気密容器内の各分子の分圧を示すグラフである。
【図5】本発明の実施形態2によるゲッタポンプ12と
オリフィス14の配置を示す概念図である。
【図6】本発明による画像表示装置の構成図である。
【図7】図6の電子放出素子20の概略図である。
【図8】従来例による画像表示装置の製造装置の概念図
である。
【図9】従来例におけるベンゾニトリル導入時の気密容
器内の各分子の分圧を示すグラフである。
【符号の説明】
1 真空容器 2 四極子マスフィルター 3 BAゲージ 4 メインバルブ 5 メインポンプ 6 ガス導入管 7 バリアブルリークバルブ 8 ガスフィルター 9 導入ガス容器 10 ガス導入源 11 補助バルブ 12 補助ポンプ(ゲッタポンプ) 13 ルーバー 14 オリフィス 15 フェイスプレート 16 リアプレート 17 外枠 18 蛍光体 19 アルミ薄膜 20 電子放出素子 21 大気圧支持支柱 23 排気管 24 ゲッタ 25 遮蔽板 26,27 素子電極 28 有機パラジウム薄膜 29 電子放出部(亀裂部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密容器内に電子放出素子を備える画像
    表示装置を製造する画像表示装置の製造方法において、 前記気密容器を封着する工程と、 前記画像表示装置の気密容器から内部の気体を排気する
    工程と、 前記電子放出素子をフォーミングする工程と、 前記画像表示装置の気密容器から内部の気体を更に排気
    する工程と、 前記気密容器に前記電子放出素子を活性化させる有機系
    ガスを導入するガス導入工程と、 前記電子放出素子を活性化させる工程と、 前記有機系ガスを除去させる工程と、 を有し、 前記ガス導入工程では、ゲッタポンプを使用して前記有
    機系ガスの不純物をゲッタ効果により吸着捕獲し外部に
    排気することを特徴とする画像表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 気密容器内に電子放出素子を備える画像
    表示装置を製造する画像表示装置の製造装置において、 前記画像表示装置の気密容器から内部の気体を排気する
    排気手段と、 前記気密容器に前記電子放出素子を活性化させる有機系
    ガスを導入するガス導入手段と、 を備え、 前記ガス導入手段は、前記有機系ガスの不純物をゲッタ
    効果により吸着捕獲し外部に排気するためのゲッタポン
    プを備えることを特徴とする画像表示装置の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス導入手段は、更に、ゲッタポン
    プを通過する前記有機系ガスを増やす手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の画像表示装置の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ガス導入手段は液化した前記有機系
    ガスの容器と該容器と前記気密容器とを繋ぐ導入管とを
    備え、前記ゲッタポンプは前記導入管に配設されること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の画像表示装置の製
    造装置。
  5. 【請求項5】 前記電子放出素子をフォーミングする手
    段と、 前記電子放出素子を活性化させる手段と、 前記有機系ガスを除去させる手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれ
    か1項に記載の画像表示装置の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の
    製造装置により製造されることを特徴とする画像表示装
    置。
JP10121392A 1998-04-30 1998-04-30 画像表示装置、その製造方法及びその製造装置 Pending JPH11317154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10121392A JPH11317154A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 画像表示装置、その製造方法及びその製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10121392A JPH11317154A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 画像表示装置、その製造方法及びその製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11317154A true JPH11317154A (ja) 1999-11-16

Family

ID=14810069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10121392A Pending JPH11317154A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 画像表示装置、その製造方法及びその製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11317154A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005285721A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Tadahiro Omi 真空管およびその製造装置と真空管の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005285721A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Tadahiro Omi 真空管およびその製造装置と真空管の製造方法
JP4596805B2 (ja) * 2004-03-31 2010-12-15 財団法人国際科学振興財団 真空管製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3518855B2 (ja) ゲッター、ゲッターを有する気密容器および画像形成装置、ゲッターの製造方法
JPH1064457A (ja) 超高真空電界放出表示装置
JP2832510B2 (ja) 表示装置の製造方法
US6422824B1 (en) Getting assembly for vacuum display panels
JPH09511613A (ja) フラットディスプレイスクリーンの組立方法
US4018490A (en) Gas discharge display panel fabrication
JPH11317154A (ja) 画像表示装置、その製造方法及びその製造装置
JP3189786B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JPH05234512A (ja) ガス放電表示パネルの製造方法
US3214245A (en) Reactive metal diffusion pump
JP3896686B2 (ja) 真空外周器の真空方法
JPH10283930A (ja) 陰極線管の製造方法
JPS63181248A (ja) 電子管の製造法
US3285687A (en) Gettering apparatus
JP2003031127A (ja) 平面型蛍光ランプの製造方法
JPH11329243A (ja) 画像表示装置の製造方法
JP2003257316A (ja) 表示装置の製造方法
JPH024093B2 (ja)
JP2000133165A (ja) 蛍光面部材およびこれを用いた画像形成装置
JPS62213060A (ja) 高出力低圧水銀放電ランプ
JP2002140988A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法およびそれらを用いて製造したプラズマディスプレイパネル
JPH10302717A (ja) 低圧水銀蒸気放電ランプおよび照明装置
JPS58152340A (ja) 低圧水銀蒸気放電灯の製造方法
JPH04332417A (ja) 真空インタラプタの製造方法
JP2003158077A (ja) 真空装置及びベーキング方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees