JPH11316067A - 可燃性冷媒を用いた空気調和装置 - Google Patents

可燃性冷媒を用いた空気調和装置

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JPH11316067A
JPH11316067A JP10375278A JP37527898A JPH11316067A JP H11316067 A JPH11316067 A JP H11316067A JP 10375278 A JP10375278 A JP 10375278A JP 37527898 A JP37527898 A JP 37527898A JP H11316067 A JPH11316067 A JP H11316067A
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pipe
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inner diameter
air conditioner
liquid
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JP10375278A
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Akira Fujitaka
章 藤高
Yoshinori Kobayashi
義典 小林
Masako Sakukai
理子 朔晦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和装置の液冷媒の流れる配管を細管化す
ることによって、能力及び効率を低下させることなく、
封入する冷媒量を減らす。 【解決手段】室内機に有する室内熱交換器と、室外機に
有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞれ配
管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を用
い、前記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接続
する空気調和装置において、前記接続配管は、液側接続
配管の内径をガス側接続配管の内径に対して42.5%
未満としたことを特徴とする可燃性冷媒を用いた空気調
和装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒として可燃性
冷媒を用いた空気調和装置に関し、特に可燃性冷媒の内
でもプロパンやイソブタン等のHC系冷媒を冷媒として
用いた空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在空気調和装置に利用されているR2
2に代表されるHCFC系の冷媒は、その物性の安定性
からオゾン層を破壊すると言われている。また近年で
は、HCFC系冷媒の代替冷媒としてHFC系冷媒が利
用されはじめているが、このHFC系冷媒は温暖化現象
を促進する性質を有している。従って、最近ではオゾン
層の破壊や温暖化現象に大きな影響を与えないHC系冷
媒の採用が検討されはじめている。しかし、このHC系
冷媒は、可燃性冷媒であるために爆発や発火を未然に防
止し、安全性を確保する必要がある。HC系冷媒を用い
た場合の爆発や発火を未然に防止する方法として、発火
源を無くしたり、又は隔離し、若しくは遠ざけることが
提案されている(例えば特開平7−55267号公報、
特開平8−61702号公報)。一方、HC系冷媒を用
いた場合の爆発や発火を未然に防止する他の方法とし
て、冷媒自体を不燃化する方法(特開平9−59609
号公報)や使用する冷媒量を少なくする方法(特開平8
−170859号公報、特開平8−170860号公
報)が提案されている。ここでは、使用する冷媒量を少
なくする方法(特開平8−170859号公報、特開平
8−170860号公報)についての従来技術について
さらに詳細に説明する。特開平8−170859号公報
や特開平8−170860号公報に示されるものは、冷
蔵庫に関するものであるが、使用する冷媒量を減らすた
めに、冷凍サイクルとは別体に防露パイプを設け、この
防露パイプには不燃性冷媒を用いること、庫内熱交換用
の冷媒管を蒸発器の冷媒管とは別に設けて庫内熱交換用
の冷媒管には不燃冷媒を用いること、蒸発器や凝縮器の
上流側と下流側とのパス数を変更すること等が提案され
ている。
【0003】まず、発火源を無くしたり、又は隔離し、
若しくは遠ざけることによって爆発や発火を未然に防止
する方法は、空気調和装置単体で考えたときには非常に
有効であるが、空気調和装置は密封された室内で使用さ
れ、この室内に他の機器などによる発火源がないとは言
えない。従って、空気調和装置としては安全性を高める
ことは出来ても使用状態によっては必ずしも安全性が確
保されているとは言えない。
【0004】また、冷媒自体を不燃化することにより爆
発や発火を未然に防止する方法は、上記のような問題は
なく、どのような使用状態においても安全であるといえ
る。しかし、オゾン層の破壊や温暖化現象などの地球環
境に悪影響を及ぼさず、なおかつ一定以上の冷凍能力を
得なければならないなどの制約のもとで可燃性冷媒を不
燃化することは容易なことではない。
【0005】一方、使用する冷媒量を少なくする方法に
ついては、必ずしも完全に爆発や発火を未然に防止する
ことはできないにしても、資源の有効利用にも寄与し、
また仮にHCFC系冷媒のように後日弊害が発見される
ようなことがあったも、使用量自体が少なければその弊
害を最小限にとどめることが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、冷凍
サイクルに封入する冷媒量を減らすことにより、爆発や
発火による危険性を少なくし、安全性を高めることを技
術的解決課題とする。ところで、他の条件を変えずに冷
凍サイクルに封入する冷媒量を減らすと、冷媒の循環量
が少なくなるために、能力が低下してしまうという問題
を生じてしまう。また、この能力低下を防止するため
に、圧縮容積を大きくしたり、圧縮機の回転数を速くす
ると、入力が増大し効率が低下してしまうという問題を
生じてしまう。そこで本発明は、能力及び効率を低下さ
せることなく冷凍サイクルに封入する冷媒量を減らすこ
とを第一の目的とする。また本発明は、冷媒としてR2
90、又はR290を主成分とする冷媒を用いた場合
に、能力を低下させることなく、効率をR22を冷媒と
して用いた場合とほぼ同等とし、冷凍サイクルに封入す
る冷媒量を減らすことを第二の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、室内機に有す
る室内熱交換器と、室外機に有する室外熱交換器、圧縮
機、絞り装置とをそれぞれ配管を介して環状に接続し、
冷媒として可燃性冷媒を用い、前記室内機と前記室外機
とを接続配管を用いて接続する空気調和装置において、
前記接続配管は、液側接続配管の内径をガス側接続配管
の内径に対して42.5%未満としたことを特徴とす
る。請求項2記載の本発明は、請求項1記載の可燃性冷
媒を用いた空気調和装置において、液側接続配管の内径
を1mm〜3.36mmとしたことを特徴とする。請求
項3記載の本発明は、請求項1記載の可燃性冷媒を用い
た空気調和装置において、液側接続配管をキャピラリチ
ューブとしたことを特徴とする。請求項4記載の本発明
による可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、室内機に有
する室内熱交換器と、室外機に有する室外熱交換器、圧
縮機、絞り装置とをそれぞれ配管を介して環状に接続
し、冷媒として可燃性冷媒を用い、前記室内機と前記室
外機とを接続配管を用いて接続する空気調和装置におい
て、前記室外機の配管は、液側配管の内径をガス側配管
の内径に対して42.5%未満としたことを特徴とす
る。請求項5記載の本発明による可燃性冷媒を用いた空
気調和装置は、室内機に有する室内熱交換器と、室外機
に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞれ
配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を用
い、前記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接続
する空気調和装置において、前記室内機の配管は、液側
配管の内径をガス側配管の内径に対して42.5%未満
としたことを特徴とする。請求項6記載の本発明は、請
求項4又は請求項5に記載の可燃性冷媒を用いた空気調
和装置において、前記液側配管の内径を1mm〜3.3
6mmとしたことを特徴とする。請求項7記載の本発明
は、請求項4又は請求項5に記載の可燃性冷媒を用いた
空気調和装置において、液側配管をキャピラリチューブ
としたことを特徴とする。請求項8記載の本発明による
可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルは、凝縮器、蒸発器、
圧縮機、絞り装置をそれぞれ配管を介して環状に接続
し、冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルにおい
て、前記配管は、液側配管の内径をガス側配管の内径に
対して42.5%未満としたことを特徴とする。請求項
9記載の本発明は、請求項8に記載の可燃性冷媒を用い
た冷凍サイクルにおいて、液側配管の内径を1mm〜
3.36mmとしたことを特徴とする。請求項10記載
の本発明による可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルは、凝
縮器、蒸発器、圧縮機をそれぞれ配管を介して環状に接
続し、冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルにお
いて、前記配管の内、液側配管をキャピラリチューブと
したことを特徴とする。請求項11記載の本発明による
可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、室内機に有する室
内熱交換器と、室外機に有する室外熱交換器、圧縮機、
絞り装置とをそれぞれ配管を介して環状に接続し、冷媒
として可燃性冷媒を用い、前記室内機と前記室外機とを
接続配管を用いて接続する空気調和装置において、前記
接続配管の内、液側接続配管の内径を1mm〜3.36
mmとしたことを特徴とする。請求項12記載の本発明
による可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルは、凝縮器、蒸
発器、圧縮機、絞り装置をそれぞれ配管を介して環状に
接続し、冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルに
おいて、前記配管の内、液側配管の内径を1mm〜3.
36mmとしたことを特徴とする。請求項13記載の本
発明による可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、室内機
に有する室内熱交換器と、室外機に有する室外熱交換
器、圧縮機、絞り装置とをそれぞれ配管を介して環状に
接続し、冷媒として可燃性冷媒を用い、前記室内機と前
記室外機とを接続配管を用いて接続する空気調和装置に
おいて、前記接続配管の内、液側接続配管をキャピラリ
チューブとし、前記絞り装置を、前記液側接続配管の長
さ又は管径、若しくは冷凍サイクルの状態に応じて調整
可能な流量可変の膨張弁としたことを特徴とする。請求
項14記載の本発明による可燃性冷媒を用いた空気調和
装置は、室内機に有する室内熱交換器と、室外機に有す
る室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞれ配管を
介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を用い、前
記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接続する空
気調和装置において、前記室内機の液側配管に絞り装置
を設けたことを特徴とする。請求項15記載の本発明に
よる可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルは、凝縮器、蒸発
器、圧縮機、絞り装置をそれぞれ配管を介して環状に接
続し、冷媒として可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルにお
いて、前記凝縮器の出口側の管の内径を入口側の管の内
径よりも絞ったことを特徴とする。請求項16記載の本
発明は、請求項15に記載の可燃性冷媒を用いた冷凍サ
イクルにおいて、前記凝縮器の出口側の管の内径を入口
側の管の内径に対して42.5%未満としたことを特徴
とする。請求項17記載の本発明は、請求項15に記載
の可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、凝縮器の
出口側の管の内径を1mm〜3.36mmとしたことを
特徴とする。請求項18記載の本発明は、請求項15か
ら請求項17のいずれかに記載の可燃性冷媒を用いた冷
凍サイクルにおいて、前記凝縮器の出口側の管の分流数
を入口側に対して多くしたことを特徴とする。請求項1
9記載の本発明は、請求項15に記載の可燃性冷媒を用
いた冷凍サイクルにおいて、凝縮器の出口側の管の内径
を段階的に絞ったことを特徴とする。請求項20記載の
本発明は、請求項19に記載の可燃性冷媒を用いた冷凍
サイクルにおいて、凝縮器の出口側の管の内径を飽和液
線に沿った温度変化になるように徐々に絞ったことを特
徴とする。請求項21記載の本発明による可燃性冷媒を
用いた空気調和装置は、室内熱交換器、室外熱交換器、
圧縮機、絞り装置、四方弁とをそれぞれ配管を介して環
状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を用いた空気調和装
置において、前記室内熱交換器又は前記室外熱交換器の
液側の管の分流数をガス側に対して多くし、前記室内熱
交換器又は前記室外熱交換器が凝縮器として機能する場
合に、前記液側の分流数を減らすことを特徴とする。請
求項22記載の本発明は、請求項1、請求項4、請求項
5、請求項11、請求項13、請求項14、又は請求項
21のいずれかに記載の可燃性冷媒を用いた空気調和装
置において、可燃性冷媒としてR290を主成分とする
冷媒を用いたことを特徴とする。請求項23記載の本発
明は、請求項8、請求項10、請求項12、又は請求項
15のいずれかに記載の可燃性冷媒を用いた冷凍サイク
ルにおいて、可燃性冷媒としてR290を主成分とする
冷媒を用いたことを特徴とする。請求項24記載の本発
明による可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、室内機に
有する室内熱交換器と、室外機に有する室外熱交換器、
圧縮機、絞り装置とをそれぞれ配管を介して環状に接続
し、冷媒としてR290を主成分とする冷媒を用い、前
記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接続する空
気調和装置において、前記接続配管は、ガス側接続配管
の内径を7.13mm〜7.29mmとし、液側接続配
管の内径を前記ガス側接続配管の内径に対して66.6
%以下としたことを特徴とする。請求項25記載の本発
明は、請求項24に記載の可燃性冷媒を用いた空気調和
装置において、液側接続配管をキャピラリチューブとし
たことを特徴とする。請求項26記載の本発明による可
燃性冷媒を用いた空気調和装置は、室内機に有する室内
熱交換器と、室外機に有する室外熱交換器、圧縮機、絞
り装置とをそれぞれ配管を介して環状に接続し、冷媒と
してR290を主成分とする冷媒を用い、前記室内機と
前記室外機とを接続配管を用いて接続する空気調和装置
において、前記室外機の配管は、ガス側配管の内径を
7.13mm〜7.29mmとし、液側配管の内径を前
記ガス側配管の内径に対して66.6%以下としたこと
を特徴とする。請求項27記載の本発明による可燃性冷
媒を用いた空気調和装置は、室内機に有する室内熱交換
器と、室外機に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置
とをそれぞれ配管を介して環状に接続し、冷媒としてR
290を主成分とする冷媒を用い、前記室内機と前記室
外機とを接続配管を用いて接続する空気調和装置におい
て、前記室内機の配管は、ガス側配管の内径を7.13
mm〜7.29mmとし、液側配管の内径を前記ガス側
配管の内径に対して66.6%以下としたことを特徴と
する。請求項28記載の本発明は、請求項26又は請求
項27記載の可燃性冷媒を用いた空気調和装置におい
て、前記液側配管をキャピラリチューブとしたことを特
徴とする。請求項29記載の本発明による可燃性冷媒を
用いた冷凍サイクルは、凝縮器、蒸発器、圧縮機、絞り
装置をそれぞれ配管を介して環状に接続し、冷媒として
R290を主成分とする冷媒を用いた冷凍サイクルにお
いて、前記配管は、ガス側配管の内径を7.13mm〜
7.29mmとし、液側配管の内径を前記ガス側配管の
内径に対して66.6%以下としたことを特徴とする。
請求項30記載の本発明による可燃性冷媒を用いた冷凍
サイクルは、凝縮器、蒸発器、圧縮機をそれぞれ配管を
介して環状に接続し、冷媒としてR290を主成分とす
る冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、前記配管は、ガ
ス側配管の内径を7.13mm〜7.29mmとし、液
側配管をキャピラリチューブとしたことを特徴とする。
請求項31記載の本発明による可燃性冷媒を用いた空気
調和装置用接続配管は、室内機と室外機とを接続する空
気調和装置用接続配管において、液側接続配管の内径を
ガス側接続配管の内径に対して42.5%未満としたこ
とを特徴とする。請求項32記載の本発明による可燃性
冷媒を用いた空気調和装置用接続配管は、室内機と室外
機とを接続する空気調和装置用接続配管において、液側
接続配管の内径を1mm〜3.36mmとしたことを特
徴とする。請求項33記載の本発明による可燃性冷媒を
用いた空気調和装置用接続配管は、室内機と室外機とを
接続する空気調和装置用接続配管において、ガス側接続
配管の内径を7.13mm〜7.29mmとし、液側接
続配管の内径を前記ガス側接続配管の内径に対して6
6.6%以下としたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におけ
る可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、液側接続配管の
内径をガス側接続配管の内径に対して42.5%未満と
し、液側接続配管を細管化したものである。本発明の第
2の実施の形態は、液側接続配管の内径を1mm〜3.
36mmとしたものである。本発明の第3の実施の形態
は、液側接続配管をキャピラリチューブとしたものであ
る。本発明の第4の実施の形態における可燃性冷媒を用
いた空気調和装置は、室外機の液側配管の内径をガス側
配管の内径に対して42.5%未満とし、室外機の液側
配管を細管化したものである。本発明の第5の実施の形
態における可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、室内機
の液側配管の内径をガス側配管の内径に対して42.5
%未満とし、室内機の液側配管を細管化したものであ
る。本発明の第6の実施の形態は、第4又は第5の実施
の形態における液側配管の内径を1mm〜3.36mm
としたものである。本発明の第7の実施の形態は、第4
又は第5にの実施の形態における液側配管をキャピラリ
チューブとしたものである。本発明の第8の実施の形態
における可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルは、液側配管
の内径をガス側配管の内径に対して42.5%未満とし
たものである。本発明の第9の実施の形態は、液側配管
の内径を1mm〜3.36mmとしたものである。本発
明の第10の実施の形態における可燃性冷媒を用いた冷
凍サイクルは、液側配管をキャピラリチューブとしたも
のである。本発明の第11の実施の形態における可燃性
冷媒を用いた空気調和装置は、液側接続配管の内径を1
mm〜3.36mmとしたものである。本発明の第12
の実施の形態における可燃性冷媒を用いた冷凍サイクル
は、液側配管の内径を1mm〜3.36mmとしたもの
である。以上のように本発明の第1から第12の実施の
形態は、空気調和装置又は冷凍サイクルにおいて液冷媒
の流れる配管を細管化することによって、能力及び効率
を低下させることなく、封入する冷媒量を減らすことが
できる。本発明の第13の実施の形態における可燃性冷
媒を用いた空気調和装置は、液側接続配管をキャピラリ
チューブとし、前記絞り装置を流量可変の膨張弁とする
ものである。本実施の形態によれば、液側接続配管の長
さ又は管径、若しくは冷凍サイクルの状態に応じて絞り
度を膨張弁で調整することができる。従って、液側接続
配管を細管化することができるとともに、その絞り度合
いを膨張弁で調整できるために適正な絞り度合いとする
こともでき、能力を低下させることなく封入冷媒量を減
らすことができる。本発明の第14の実施の形態におけ
る可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、室外機の液側配
管だけでなく、室内機の液側配管にも絞り装置を設けた
ものである。このように室内機の液側配管にも絞り装置
を設けることにより、暖房運転時に液側接続配管内の冷
媒を気液2相の状態にすることができ、液状態の時に比
べて封入冷媒量を減らすことができ、しかも能力及び効
率を低下させることがない。本発明の第15の実施の形
態における可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルは、凝縮器
の出口側の管の内径を入口側の管の内径よりも絞ったも
のである。本発明の第16の実施の形態は、第15の実
施の形態における凝縮器の出口側の管の内径を入口側の
管の内径に対して42.5%未満としたものである。本
発明の第17の実施の形態は、第15の実施の形態にお
ける凝縮器の出口側の管の内径を1mm〜3.36mm
としたものである。以上のように本発明の第15から第
17の実施の形態は、凝縮器において液冷媒の流れる管
を細管化することによって、能力及び効率を低下させる
ことなく、封入する冷媒量を減らすことができる。本発
明の第18の実施の形態は、第15から第17の実施の
形態における凝縮器の出口側の管の分流数を入口側に対
して多くしたものである。これは、細管化により圧力損
失が大きくなるが、このように液冷媒の流れる管を分流
することによって圧力損失を小さくすることができる。
従って、細管化を図ることができ、封入冷媒量をさらに
減らすことができる。本発明の第19の実施の形態は、
第15の実施の形態における凝縮器の出口側の管の内径
を段階的に絞ったものである。本発明の第20の実施の
形態は、第19の実施の形態における凝縮器の出口側の
管の内径を飽和液線に沿った温度変化になるように徐々
に絞ったものである。本発明の第19及び第20の実施
の形態のように段階的に徐々に絞ることによって熱交換
器能力を損なうことなく細管化を図ることができる。本
発明の第21の実施の形態における可燃性冷媒を用いた
空気調和装置は、室内熱交換器又は室外熱交換器の液側
の管の分流数をガス側に対して多くし、室内熱交換器又
は室外熱交換器が凝縮器として機能する場合に、前記液
側の分流数を減らすものである。このように凝縮器とし
て機能する場合に、液側の分流を減らすことによって液
冷媒の滞留量を減らすことができる。また蒸発器として
機能する場合には、分流数を増やすことによって蒸発器
入口での圧力損失を小さくすることで高効率な運転がで
きる。本発明の第22及び第23の実施の形態は、第
1、第4、第5、第8、第10、第11、第12、第1
3、第14、第15又は第21の実施の形態において、
冷媒としてR290を主成分とする冷媒を用いたことを
特徴とする。R290冷媒は、例えばR22冷媒と比較
すると潜熱が1.8倍であるために、同一能力を得る場
合には、同一管径では70%の圧力損失となる。従って
圧力損失を同等にすれば、R290冷媒を用いる場合に
は、R22冷媒を用いる場合に比較して管径を細くする
ことができ、封入冷媒量を減少することができる。以下
本発明の第24から第30の実施の形態は、ガス冷媒の
流れる配管径を絞ることにより封入する冷媒量を減らす
ものである。このとき、ガス側配管を絞ると効率は低下
するが、R22を冷媒として用いたときに比較してR2
90の冷媒を用いることにより効率が上がるため、R2
2とR290とのそれぞれの圧力損失に着目し、両者の
圧力損失が同等となるようにガス側配管径を絞るもので
ある。両者の圧力損失が同等となるようなR290を用
いた場合の配管の内径は、R22を用いた場合の配管内
径の90〜92%となる。R22を冷媒として用いた時
に従来使用されていたガス側配管は、3分管と4分管で
あるため、3分管をベースにR290を用いた場合の対
応するガス側配管の内径は、7.13mm〜7.29m
mとなり、ガス側配管の内径をこの範囲に設定すること
によってR22を冷媒として用いた場合と同等な効率を
得ることができる。また、従来ガス側配管として用いて
いた配管径よりも細管化を図ることができるため、封入
冷媒量を減らすことができる。本発明の第24の実施の
形態における可燃性冷媒を用いた空気調和装置は、ガス
側接続配管の内径を7.13mm〜7.29mmとし、
液側接続配管の内径をガス側接続配管の内径に対して6
6.6%以下としたものである。本発明の第25の実施
の形態は、第24の実施の形態における液側接続配管を
キャピラリチューブとしたものである。本発明の第26
の実施の形態における可燃性冷媒を用いた空気調和装置
は、室外機のガス側配管の内径を7.13mm〜7.2
9mmとし、室外機の液側配管の内径を前記ガス側配管
の内径に対して66.6%以下としたものである。本発
明の第27の実施の形態における可燃性冷媒を用いた空
気調和装置は、室内機のガス側配管の内径を7.13m
m〜7.29mmとし、室内機の液側配管の内径を前記
ガス側配管の内径に対して66.6%以下としたもので
ある。本発明の第28の実施の形態は、第26又は第2
7の実施の形態における液側配管をキャピラリチューブ
としたものである。本発明の第29の実施の形態におけ
る可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルは、ガス側配管の内
径を7.13mm〜7.29mmとし、液側配管の内径
を前記ガス側配管の内径に対して66.6%以下とした
ものである。本発明の第30の実施の形態における可燃
性冷媒を用いた冷凍サイクルは、ガス側配管の内径を
7.13mm〜7.29mmとし、液側配管をキャピラ
リチューブとしたものである。以下本発明の第31から
第33の実施の形態は、冷媒の封入量を減らすために、
接続配管を細管化したものである。本発明の第31の実
施の形態における空気調和装置用接続配管は、液側接続
配管の内径をガス側接続配管の内径に対して42.5%
未満としたものである。本発明の第32の実施の形態に
おける空気調和装置用接続配管は、液側接続配管の内径
を1mm〜3.36mmとしたものである。本発明の第
33の実施の形態における空気調和装置用接続配管は、
ガス側接続配管の内径を7.13mm〜7.29mmと
し、液側接続配管の内径を前記ガス側接続配管の内径に
対して66.6%以下としたものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるHC冷媒を用
いた空気調和装置を図面に基づいて説明する。
【0010】図1は、同実施例を説明するための空気調
和装置の冷凍サイクル図である。同図に示すように、圧
縮機10、四方弁20、室外熱交換器30、絞り装置4
0、室内熱交換器50をそれぞれ配管を介して環状に接
続している。ここで、圧縮機10、四方弁20、室外熱
交換器30、絞り装置40は室外機Aに設けられ、室内
熱交換器50は室内機Bに設けられている。室外機Aと
室内機Bとは、液側接続配管60とガス側接続配管70
とで接続されている。液側接続配管60は、液側室外バ
ルブ81と液側室内バルブ82によって接続され、ガス
側接続配管70は、ガス側室外バルブ83とガス側室内
バルブ84によって接続されている。なお、冷凍サイク
ルを構成する配管は、圧縮機10と四方弁20とを接続
する配管71、四方弁20と室外側熱交換器30を接続
する配管72、室外側熱交換器30と絞り装置40を接
続する配管61、絞り装置40と液側室外バルブ81を
接続する配管62、液側室内バルブ82と室内熱交換器
50を接続する配管63、室内熱交換器50とガス側室
内バルブ84を接続する配管73、ガス側室外バルブ8
3と四方弁20を接続する配管74、四方弁20と圧縮
機10を接続する配管75とより構成される。ここで、
液状態の占める割合の多い配管61、62、63を液側
配管とし、ガス状態の占める割合の多い配管71、7
2、73、74、75をガス側配管とする。冷房運転と
暖房運転との選択的な切り替えは、四方弁20を切り替
えて冷媒の流れを変化させることにより行われる。図
中、実線で示す矢印は冷房運転時の冷媒の流れ方向を示
し、破線で示す矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向を示
す。
【0011】
【表1】
【0012】本発明の各実施例に用いる配管を比較例と
ともに表1に示す。表1は、ガス側配管として、従来か
らガス側配管として用いられている3分管及び4分管を
用いたときの本発明の各実施例と比較例の液側配管径の
ガス側配管径に対する内径比率を示したものである。
【0013】実施例1は、液側接続配管60及び液側配
管61〜63として平均内径が1mmのキャピラリチュ
ーブを用いたものである。実施例2及び実施例3は、液
側接続配管60及び液側配管61〜63として、平均内
径が1.775mmの1分管及び平均内径が3.364
mmの1.5分管をそれぞれ用いたものである。ガス側
接続配管70及びガス側配管71〜75としては、従来
からガス側配管に用いられている平均内径が7.92m
mの3分管及び平均内径が11.1mmの4分管をそれ
ぞれ用いている。
【0014】比較例1は、液側接続配管60及び液側配
管61〜63として、平均内径が4.75mmの2分管
を用いたものである。従来は、ガス側配管として4分管
又は2分管を用いた場合には液側配管として2分管を用
いている。表1に示すように、本実施例による液側配管
(液側接続配管を含む)は、従来用いていた液側配管よ
りもさらに細い内径を有する細管を用いるものである。
より具体的には、液側配管として1mm〜3.364m
mの内径を有するものがよい。ガス側配管の内径に対す
る液側配管の内径比で見ると、本発明はガス側配管の内
径に対して、42.5%未満の内径比の細管を用いるこ
とが好ましい。ここで、表2、表3に表1で示した各配
管径を用いた場合について、同一能力を得るために必要
な冷媒量比率を示す。表2は冷房運転時における冷媒量
比率、表3は暖房運転時における冷媒量比率を示す。な
お、同表に示す冷媒量比率は、液側配管として、4.7
5mmの2分管を用いた場合の冷媒量を100としたも
のである。また、液側配管は、接続配管を含めて8mと
した。一方ガス側配管は、接続配管を含めて、冷房時に
高圧側配管となる配管長さを1m、低圧側配管となる配
管長さを8m、暖房時に高圧側配管となる配管長さを8
m、低圧側配管となる配管長さを1mとした。冷媒量の
比率は、比較例1の冷媒量を385gとしてこれを基準
として用いた。なお比較例1は、ガス側配管として3分
管、液側配管として2分管を用いたものである。また冷
媒の液密度を472kg/m3、ガス密度を高圧では3
4.1kg/m3、低圧では12.5kg/m3とし
た。なお冷媒として、実施例及び比較例ともにR290
を用いた。
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】表2、表3に示す通り、液側配管径を細管
化することで少冷媒化を図ることができる。
【0018】本発明の他の実施例として、液側接続配管
60をキャピラリチューブとする場合には、絞り装置4
0を絞り量を制御できる膨張弁とし、この膨張弁にて液
側接続配管60の長さや管径に応じて、冷凍サイクルの
状態を所定の吐出温度になるように、吸入スーパーヒー
トを調整することが好ましい。本発明のさらに他の実施
例は、液側配管63に絞り装置を新たに設けるものであ
る。このように液側配管63に絞り装置を設けることに
より、暖房運転時に液側接続配管60及び液側配管62
を流れる冷媒を気液2相の状態にすることができる。従
って、管内のガス占有分に相当する液冷媒を削減するこ
とができるため少冷媒化を図ることが出来る。
【0019】以下、熱交換器に関する他の実施例を説明
する。本発明の熱交換器に関する一つの実施例は、凝縮
器の出口側の管の内径を入口側の管の内径よりも細くし
たものである。この一実施例を図2に示す。同図は、室
外熱交換器30又は室内熱交換器50を側面からみた概
略構成図である。なお、説明を簡略化するために室外熱
交換器30について説明し、室内熱交換器50について
は、対応する符号のみ括弧で示す。同図に示すように室
外熱交換器30(50)は、2列8段の管a1〜a8、
b1〜b8をフィンに垂直に挿入して構成している。こ
の室外熱交換器30(50)は、2パス化されており、
1列目の管a4、a5にガス側配管72(73)が接続
され、2列目の管b4、b5に液側配管61(63)が
接続されている。管b1〜b8は、管a1〜a8よりも
細管化している。管a4は、室外熱交換器30(50)
の他端側において管a3と接続され、管a3は図示のよ
うに管a2と接続されている。また管a2は、室外熱交
換器30(50)の他端側において管a1と接続されて
いる。一方管b4は、室外熱交換器30(50)の他端
側において管b3と接続され、管b3は図示のように管
b2と接続されている。また管b2は、室外熱交換器3
0(50)の他端側において管b1と接続されている。
管a5から管a8及び管b5から管b8については、そ
れぞれ管a4から管a1又は管b4から管b1と同様に
接続されている。そして、管a1と管b1、管a8と管
b8とがそれぞれ接続されている。ここで、管a1と管
b1との接続、及び管a8と管b8との接続は異径管の
接続となる。
【0020】本実施例のように液側の配管を細管化する
ことで少冷媒化をさらに図ることが出来る。なお、本実
施例では、1列目と2列目で管径を異ならせたが、同一
の列で管径を異ならせてもよい。また、3列以上で構成
する場合には、列毎に順次細管化してもよいし、2列目
3列目を同一の管径として1列目よりも細管化したもの
でもよい。
【0021】また熱交換器に関する他の実施例として
は、室外熱交換器30又は室内熱交換器50の液側管径
を徐々に絞ったものである。このとき、飽和液線に沿う
ように徐々に絞りを入れることが好ましい。この絞り状
態を図3のモリエル線図に基づいて説明する。同図にお
いて1→2は圧縮行程、2→3は凝縮工程、3→4は絞
り行程、4→1は蒸発工程を示している。室外熱交換器
30又は室内熱交換器50の液側管径を飽和液線に沿っ
た温度変化になるように徐々に絞ることにより、凝縮工
程から絞り工程に至る状態を2→a→b→4とすること
が出来る。このように飽和液線に沿った温度変化になる
ように徐々に絞ることにより、熱交換器能力を損なうこ
となく少冷媒化を図ることが出来る。なお、上記の実施
例において、凝縮器の出口側の分流数を入口側の分流数
に比べて多くすることにより、出口側の管の内径をさら
に絞りことができる。また、表1に示した液側配管径と
ガス側配管径との内径比については、凝縮器における出
口側の管と入口側の管の径についても同様に適用するこ
とができる。
【0022】また熱交換器に関するさらに他の実施例を
図4に示す。同図は室外熱交換器の概略構成図である。
同図において、太線で示す配管は細線で示す配管よりも
管内径が大きいことを示している。なお、図1に対応す
る部材には同一番号を付して説明を省略する。
【0023】本実施例は、室外熱交換器30を蒸発器と
して使用する場合には、液側の管の分流数をガス側に対
して多くし、凝縮器として使用する場合に液側の分流数
を減らすものである。また本実施例は、液側の管の内径
をガス側の管の内径よりも細くしている。なお、同図に
おいて、90は分流数を変更する配管接続切換手段であ
る。
【0024】本実施例の冷媒の流れを図5および図6を
用いて説明する。図5は室外熱交換器30を冷房時に凝
縮器として機能させる場合の配管構成図、図6は室外熱
交換器30を暖房時に蒸発器として機能させる場合の配
管構成図である。
【0025】図5に示すように、凝縮器として機能させ
る場合には、配管接続切換手段90によって、室外熱交
換器30内の管はすべて直列に接続され、1パスとして
いる。従って、ガス側配管72から流れ込んだ冷媒は、
室外熱交換器30内で分流されることなく液側配管61
から流出する。一方、蒸発器として使用させる場合に
は、図6に示すように、配管接続切換手段90によっ
て、室外熱交換器30内の液側の管は2パスに分流する
ように接続される。従って、液側配管61から流れ込む
冷媒は、入口において2パスに分流され、途中から合流
して1パスになりガス側配管72から流出する。
【0026】本実施例は、上記のように凝縮器として使
用する場合に液側配管の分流数を減らすことで液冷媒の
滞留量を減らすことができる。次に、ガス冷媒の流れる
配管径を絞ることにより、封入する冷媒量を減らす実施
例について説明する。ガス側配管を絞ると効率は低下す
るが、R22を冷媒として用いたときに比較してR29
0の冷媒を用いることにより効率が上がるため、本実施
例は、R22とR290とのそれぞれの圧力損失に着目
し、両者の圧力損失が同等となるようにガス側配管径を
絞るものである。
【0027】表4に配管の径を細くした場合のR22に
対するR290の圧力損失比を示す。配管径比が100
%のものは、同一配管径でのR22に対するR290の
圧力損失である。実験では、0.671mmの配管を基
準にして、0.61732mmの配管と、0.6039
mmの配管を用いた。
【0028】
【表4】
【0029】表4に示すように、同一内径の配管を用い
た場合、R22の冷媒を用いた場合に対してR290の
冷媒を用いると、同一能力を得るサイクルで高圧ガス領
域においては0.655の圧力損失比であり、また低圧
ガス領域においては0.631の圧力損失比であること
が分かる。
【0030】同表からも分かるとおり、両者の圧力損失
が同等となるようなR290を用いた場合の配管の内径
は、R22を用いた場合の配管内径の90〜92%とな
る。R22を冷媒として用いた時に従来使用されていた
ガス側配管は、3分管と4分管であるため、3分管をベ
ースにR290を用いた場合の対応するガス側配管の内
径は、7.13mm〜7.29mmとなり、ガス側配管
の内径をこの範囲に設定することによってR22を冷媒
として用いた場合と同等な効率を得ることができる。ま
た、従来ガス側配管として用いていた配管径よりも細管
化を図ることができるため、封入冷媒量を減らすことが
できる。
【0031】上記のように、ガス側配管の内径を7.1
3mm〜7.29mmとした場合、液側配管は、このガ
ス側配管よりも細管を用いることができる。液側配管と
してキャピラリチューブを用いた場合を実施例4、1分
管を用いた場合を実施例5、1.5分管を用いた場合を
実施例6、2分管を用いた場合を実施例7として、ガス
側配管の内径に対する液側配管の内径比を示したものが
表5である。
【0032】
【表5】
【0033】表5に示すように、従来からある配管を有
効に利用する場合には、液側配管として2分管以下の内
径の配管を利用することができ、この場合ガス側配管の
内径に対する液側配管の内径比は66.6%以下とな
る。
【0034】ここで、上記実施例4から実施例7までの
配管を用いた場合について、比較例として、冷媒として
R22を用い、ガス側配管として3分管(7.92m
m)、液側配管として2分管(4.75mm)を用いた
場合の冷媒量を100として、この比較例と同一能力を
得るために必要な冷媒量比率を表6、表7に示す。表
6、表7に示す実施例4から実施例7は、いずれも冷媒
としてR290を用い、表6は冷房運転時の冷媒量比
率、表7は暖房運転時の冷媒量比率を示す。また、液側
配管は、接続配管を含めて8mとした。一方ガス側配管
は、接続配管を含めて、冷房時に高圧側配管となる配管
長さを1m、低圧側配管となる配管長さを8m、暖房時
に高圧側配管となる配管長さを8m、低圧側配管となる
配管長さを1mとした。ガス側配管として3分管、液側
配管として2分管を用いた比較例の冷媒量を819gと
した。なお、R290の冷媒の液密度を472kg/m
3、ガス密度を高圧では34.1kg/m3、低圧では
12.5kg/m3とした。
【0035】
【表6】
【0036】
【表7】
【0037】表6、表7に示す通り、実施例4〜実施例
7は、ガス側配管として3分管、液側配管として2分管
を用い、冷媒としてR22を用いた場合と比較して、約
40%〜約47%の冷媒量で同一の能力を得ることかで
きる。このように冷媒としてR290を用いることで、
ガス側配管を細管化することができ、このガス側配管に
対応させて液側配管径を細管化することでさらに少冷媒
化を図ることができる。なお、冷媒配管としてグルーヴ
管を用いる場合には、その内径としては平均内径を用い
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、能力及び効率を
低下させることなく冷凍サイクルに封入する冷媒量を減
らすことができる。また本発明は、冷媒としてR29
0、又はR290を主成分とする冷媒を用いた場合に、
能力を低下させることなく、効率をR22を冷媒として
用いた場合とほぼ同等とし、冷凍サイクルに封入する冷
媒量を減らすことができる。このように本発明は、冷凍
サイクルに封入する冷媒量を減らすことにより、爆発や
発火を未然に防止し、安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための空気調和装置
の冷凍サイクル図
【図2】本発明の一実施例による熱交換器の側面構成図
【図3】本発明の一実施例の状態を示すモリエル線図
【図4】本発明の一実施例による室外熱交換器の構成図
【図5】図4に示す室外熱交換器を凝縮器として機能さ
せる場合の冷媒流れを示す構成図
【図6】図4に示す室外熱交換器を蒸発器として機能さ
せる場合の冷媒流れを示す構成図
【符号の説明】
10 圧縮機 20 四方弁 30 室外熱交換器 40 絞り装置 50 室内熱交換器 60 液側接続配管 61 液側配管 62 液側配管 63 液側配管 70 ガス側接続配管 71 ガス側配管 72 ガス側配管 73 ガス側配管 74 ガス側配管 75 ガス側配管

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機に有する室内熱交換器と、室外機
    に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞれ
    配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を用
    い、前記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接続
    する空気調和装置において、前記接続配管は、液側接続
    配管の内径をガス側接続配管の内径に対して42.5%
    未満としたことを特徴とする可燃性冷媒を用いた空気調
    和装置。
  2. 【請求項2】 前記液側接続配管の内径を1mm〜3.
    36mmとしたことを特徴とする請求項1に記載の可燃
    性冷媒を用いた空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記液側接続配管をキャピラリチューブ
    としたことを特徴とする請求項1に記載の可燃性冷媒を
    用いた空気調和装置。
  4. 【請求項4】 室内機に有する室内熱交換器と、室外機
    に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞれ
    配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を用
    い、前記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接続
    する空気調和装置において、前記室外機の配管は、液側
    配管の内径をガス側配管の内径に対して42.5%未満
    としたことを特徴とする可燃性冷媒を用いた空気調和装
    置。
  5. 【請求項5】 室内機に有する室内熱交換器と、室外機
    に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞれ
    配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を用
    い、前記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接続
    する空気調和装置において、前記室内機の配管は、液側
    配管の内径をガス側配管の内径に対して42.5%未満
    としたことを特徴とする可燃性冷媒を用いた空気調和装
    置。
  6. 【請求項6】 前記液側配管の内径を1mm〜3.36
    mmとしたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記
    載の可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  7. 【請求項7】 前記液側配管をキャピラリチューブとし
    たことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の可燃
    性冷媒を用いた空気調和装置。
  8. 【請求項8】 凝縮器、蒸発器、圧縮機、絞り装置をそ
    れぞれ配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷
    媒を用いた冷凍サイクルにおいて、前記配管は、液側配
    管の内径をガス側配管の内径に対して42.5%未満と
    したことを特徴とする可燃性冷媒を用いた冷凍サイク
    ル。
  9. 【請求項9】 前記液側配管の内径を1mm〜3.36
    mmとしたことを特徴とする請求項8に記載の可燃性冷
    媒を用いた冷凍サイクル。
  10. 【請求項10】 凝縮器、蒸発器、圧縮機をそれぞれ配
    管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を用い
    た冷凍サイクルにおいて、前記配管の内、液側配管をキ
    ャピラリチューブとしたことを特徴とする可燃性冷媒を
    用いた冷凍サイクル。
  11. 【請求項11】 室内機に有する室内熱交換器と、室外
    機に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞ
    れ配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を
    用い、前記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接
    続する空気調和装置において、前記接続配管の内、液側
    接続配管の内径を1mm〜3.36mmとしたことを特
    徴とする可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  12. 【請求項12】 凝縮器、蒸発器、圧縮機、絞り装置を
    それぞれ配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性
    冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、前記配管の内、液
    側配管の内径を1mm〜3.36mmとしたことを特徴
    とする可燃性冷媒を用いた冷凍サイクル。
  13. 【請求項13】 室内機に有する室内熱交換器と、室外
    機に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞ
    れ配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を
    用い、前記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接
    続する空気調和装置において、前記接続配管の内、液側
    接続配管をキャピラリチューブとし、前記絞り装置を、
    前記液側接続配管の長さ又は管径、若しくは冷凍サイク
    ルの状態に応じて調整可能な流量可変の膨張弁としたこ
    とを特徴とする可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  14. 【請求項14】 室内機に有する室内熱交換器と、室外
    機に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞ
    れ配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性冷媒を
    用い、前記室内機と前記室外機とを接続配管を用いて接
    続する空気調和装置において、前記室内機の液側配管に
    絞り装置を設けたことを特徴とする可燃性冷媒を用いた
    空気調和装置。
  15. 【請求項15】 凝縮器、蒸発器、圧縮機、絞り装置を
    それぞれ配管を介して環状に接続し、冷媒として可燃性
    冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、前記凝縮器の出口
    側の管の内径を入口側の管の内径よりも絞ったことを特
    徴とする可燃性冷媒を用いた冷凍サイクル。
  16. 【請求項16】 前記凝縮器の出口側の管の内径を入口
    側の管の内径に対して42.5%未満としたことを特徴
    とする請求項15に記載の可燃性冷媒を用いた冷凍サイ
    クル。
  17. 【請求項17】 前記凝縮器の出口側の管の内径を1m
    m〜3.36mmとしたことを特徴とする請求項15に
    記載の可燃性冷媒を用いた冷凍サイクル。
  18. 【請求項18】 前記凝縮器の出口側の管の分流数を入
    口側に対して多くしたことを特徴とする請求項15から
    請求項17のいずれかに記載の可燃性冷媒を用いた冷凍
    サイクル。
  19. 【請求項19】 前記凝縮器の出口側の管の内径を段階
    的に絞ったことを特徴とする請求項15に記載の可燃性
    冷媒を用いた冷凍サイクル。
  20. 【請求項20】 前記凝縮器の出口側の管の内径を飽和
    液線に沿った温度変化になるように徐々に絞ったことを
    特徴とする請求項19に記載の可燃性冷媒を用いた冷凍
    サイクル。
  21. 【請求項21】 室内熱交換器、室外熱交換器、圧縮
    機、絞り装置、四方弁とをそれぞれ配管を介して環状に
    接続し、冷媒として可燃性冷媒を用いた空気調和装置に
    おいて、前記室内熱交換器又は前記室外熱交換器の液側
    の管の分流数をガス側に対して多くし、前記室内熱交換
    器又は前記室外熱交換器が凝縮器として機能する場合
    に、前記液側の分流数を減らすことを特徴とする可燃性
    冷媒を用いた空気調和装置。
  22. 【請求項22】 前記可燃性冷媒としてR290を主成
    分とする冷媒を用いたことを特徴とする請求項1、請求
    項4、請求項5、請求項11、請求項13、請求項1
    4、又は請求項21のいずれかに記載の可燃性冷媒を用
    いた空気調和装置。
  23. 【請求項23】 前記可燃性冷媒としてR290を主成
    分とする冷媒を用いたことを特徴とする請求項8、請求
    項10、請求項12、又は請求項15のいずれかに記載
    の可燃性冷媒を用いた冷凍サイクル。
  24. 【請求項24】 室内機に有する室内熱交換器と、室外
    機に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞ
    れ配管を介して環状に接続し、冷媒としてR290を主
    成分とする冷媒を用い、前記室内機と前記室外機とを接
    続配管を用いて接続する空気調和装置において、前記接
    続配管は、ガス側接続配管の内径を7.13mm〜7.
    29mmとし、液側接続配管の内径を前記ガス側接続配
    管の内径に対して66.6%以下としたことを特徴とす
    る可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  25. 【請求項25】 前記液側接続配管をキャピラリチュー
    ブとしたことを特徴とする請求項24に記載の可燃性冷
    媒を用いた空気調和装置。
  26. 【請求項26】 室内機に有する室内熱交換器と、室外
    機に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞ
    れ配管を介して環状に接続し、冷媒としてR290を主
    成分とする冷媒を用い、前記室内機と前記室外機とを接
    続配管を用いて接続する空気調和装置において、前記室
    外機の配管は、ガス側配管の内径を7.13mm〜7.
    29mmとし、液側配管の内径を前記ガス側配管の内径
    に対して66.6%以下としたことを特徴とする可燃性
    冷媒を用いた空気調和装置。
  27. 【請求項27】 室内機に有する室内熱交換器と、室外
    機に有する室外熱交換器、圧縮機、絞り装置とをそれぞ
    れ配管を介して環状に接続し、冷媒としてR290を主
    成分とする冷媒を用い、前記室内機と前記室外機とを接
    続配管を用いて接続する空気調和装置において、前記室
    内機の配管は、ガス側配管の内径を7.13mm〜7.
    29mmとし、液側配管の内径を前記ガス側配管の内径
    に対して66.6%以下としたことを特徴とする可燃性
    冷媒を用いた空気調和装置。
  28. 【請求項28】 前記液側配管をキャピラリチューブと
    したことを特徴とする請求項26又は請求項27に記載
    の可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  29. 【請求項29】 凝縮器、蒸発器、圧縮機、絞り装置を
    それぞれ配管を介して環状に接続し、冷媒としてR29
    0を主成分とする冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、
    前記配管は、ガス側配管の内径を7.13mm〜7.2
    9mmとし、液側配管の内径を前記ガス側配管の内径に
    対して66.6%以下としたことを特徴とする可燃性冷
    媒を用いた冷凍サイクル。
  30. 【請求項30】 凝縮器、蒸発器、圧縮機をそれぞれ配
    管を介して環状に接続し、冷媒としてR290を主成分
    とする冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、前記配管
    は、ガス側配管の内径を7.13mm〜7.29mmと
    し、液側配管をキャピラリチューブとしたことを特徴と
    する可燃性冷媒を用いた冷凍サイクル。
  31. 【請求項31】 室内機と室外機とを接続する空気調和
    装置用接続配管において、液側接続配管の内径をガス側
    接続配管の内径に対して42.5%未満としたことを特
    徴とする空気調和装置用接続配管。
  32. 【請求項32】 室内機と室外機とを接続する空気調和
    装置用接続配管において、液側接続配管の内径を1mm
    〜3.36mmとしたことを特徴とする空気調和装置用
    接続配管。
  33. 【請求項33】 室内機と室外機とを接続する空気調和
    装置用接続配管において、ガス側接続配管の内径を7.
    13mm〜7.29mmとし、液側接続配管の内径を前
    記ガス側接続配管の内径に対して66.6%以下とした
    ことを特徴とする空気調和装置用接続配管。
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