JPH11315948A - 電動流量制御弁 - Google Patents

電動流量制御弁

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JPH11315948A
JPH11315948A JP10121463A JP12146398A JPH11315948A JP H11315948 A JPH11315948 A JP H11315948A JP 10121463 A JP10121463 A JP 10121463A JP 12146398 A JP12146398 A JP 12146398A JP H11315948 A JPH11315948 A JP H11315948A
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rotor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャンを弁本体部と同一径とし、全体として
小型化された電動流量制御弁を提供する。 【解決手段】 弁本体部3に固着されたキャン7と、前
記キャン7の外周に取り付けられたステッピングモータ
2により回転されるロータ12と、該ロータ12の回転
により昇降し前記弁本体部3内の弁室17に形成された
流体入出口19を開閉する弁体5とを備えた電動流量制
御弁であって、前記キャン7は、前記弁本体部5と同一
径とし、該弁本体部3と同一外周面をなすように弁本体
部3の端縁に固着してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒートポンプ式エ
アコンや冷凍庫などの冷凍サイクルに組み込まれて使用
される電動流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の電動流量制御弁100を示
している。この電動流量制御弁100は、ステッピング
モータ2、弁本体部3、弁体5を備え、ステッピングモ
ータ2は円筒状のキャン7の外周に取り付けられてい
る。弁本体部3の上部には外方向に拡大したフランジ部
材6が設けられ、このフランジ部材6のフランジ6aに
前記キャン7のフランジ7aが連結固定されている。キ
ャン7の外周部にはステータヨーク8が一体的に嵌挿さ
れている。ステータヨーク8内にはボビン9が配設さ
れ、このボビン9には外部から通電されるマグネットワ
イヤ10が巻回されている。
【0003】ステータヨーク8、ボビン9およびマグネ
ットワイヤ10の外周は、モールド11により封止され
ている。キャン7の内部には後述するスリーブ29に固
定された磁石よりなるロータ12が配置されている。モ
ールド11の上部には、係止凸部15が形成された押圧
係止具14が設けられている。キャン7の外周には凹部
16が形成されており、係止凸部15は凹部16に嵌合
され、モールド11、ステータヨーク8、ボビン9およ
びマグネットワイヤ10の位置決めおよび抜け止めが行
なわれるようになっている。モールド11の一側部には
コネクタピン39aを有するモータコネクタ39が設け
られている。このモータコネクタ39にコネクタ56が
差し込まれて電線62を介してステッピングモータ2に
通電される。
【0004】弁本体部3内には、弁室17を有し、この
弁室17の側部には流体入出口19が開口され、流体入
出口19には弁室17と連通する導管18が接続されて
いる。弁室17の下部には弁体5により開閉される流体
入出口21が開口されると共に、流体入出口21を通し
て弁室17と連通する導管20が接続されている。弁室
17より上方の弁部3内には樹脂蓋33が固定され、こ
の樹脂蓋33に弁室17内に垂下するようにガイドブッ
シュ23が内嵌固定されている。このガイドブッシュ2
3の内周部には雌ねじ部22が螺刻されている。樹脂蓋
33にはストッパ31が設けられ、後述するスリーブ2
9の下端の可動側ストッパ28と衝接するようになって
いる。
【0005】ガイドブッシュ23の雌ねじ部22には、
ホルダ24の外周に螺刻された雄ねじ部25が螺合し、
ホルダ24の内周下部にはフランジ5a付きの弁体5が
摺動自在に嵌挿されている。ホルダ24の下部には弁体
5のフランジ5aを受けるカラー26が圧入固定され、
弁体5はホルダ24内に縮装された圧縮コイルばね27
により常時下方に付勢されている。前記ホルダ24は筒
状のロータ12の内側に嵌着されたスリーブ29に固着
されている。スリーブ29の上端部とキャン7との間に
は復帰用コイルばね70が設けられている。
【0006】従来の電動流量制御弁1は、以上の如く構
成されているので、流体入出口21を閉じる場合は、マ
グネットワイヤ10を一方向に通電励磁し、ロータ1
2、スリーブ29、弁軸4およびホルダ24を一体的に
回転する。これにより、雌ねじ部22と雄ねじ部25と
の螺合によるねじ送りにより弁体5が下降し、弁体5に
より流体入出口21が閉じられる。流体入出口21が閉
じられた時点では、可動側ストッパ28が固定側ストッ
パ31に衝接しておらず、弁体5が流体入出口21を閉
じたまま、ホルダ24をさらに回転下降する。このと
き、弁体5に対するホルダ24の下降量は、圧縮コイル
ばね27が圧縮することにより吸収され、さらに、ホル
ダ24を回転下降すると、可動側ストッパ28が固定側
ストッパ31に衝接する。これにより、ロータ12への
通電励磁が続行されていても、スリーブ29、弁軸4、
ホルダ24の回転下降運動は強制的に停止される。流体
入出口21を開くときは、マグネットワイヤ10を他方
向に通電励磁し、ロータ12、スリーブ29、弁軸4お
よびホルダ24を逆回転させることにより、雌ねじ部2
2と雄ねじ部25との螺合によるねじ送りにより弁体5
を上昇させ、流体入出口21を開口する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記提案の
如き電動流量制御弁100は、キャン7が、外方向に拡
大したフランジ部材6を介してフランジ6aで連結した
構造としているので、必然的にキャン7の外径が大きく
なるという欠点があった。また、コネクタ56は側方に
突出して電線62は電動流量制御弁100と直角の方向
に配線する構造のため、全体として電動流量制御弁10
0のスペースが大きくなるという問題があった。本発明
は、前記のような問題点に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、キャンを弁本体部と同一径とし、全
体として小型化された電動流量制御弁を提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するべ
く、本発明に係る電動流量制御弁は、弁本体部に固着さ
れたキャンと、前記キャンの外周に取り付けられたステ
ッピングモータにより回転されるロータと、該ロータの
回転により昇降し前記弁本体部内の弁室に形成された流
体入出口を開閉する弁体とを備えた電動流量制御弁にお
いて、前記キャンは、前記弁本体部と同一径であって、
該弁本体部と同一外周面をなすように該弁本体部の端縁
に固着したことを特徴としている。
【0009】また、本発明に係る電動流量制御弁は、弁
本体部に固着されたキャンと、前記キャンの外周に取り
付けられたステッピングモータにより回転されるロータ
と、該ロータの回転により昇降し前記弁本体部内の弁室
に形成された流体入出口を開閉する弁体とを備えた電動
流量制御弁において、前記モータの側部に設けられたモ
ータコネクタに接続されるコネクタが、前記モータコネ
クタへの接続部と電線引出し部が略直角をなす構造であ
ることを特徴としている。
【0010】また、前記キャンの上端中央部に凸部を形
成し、該凸部に係止キャップを取り付け、前記ステッピ
ングモータの上面に係止バンドを取り付け、該係止バン
ドを前記係止キャップを介して前記キャンの上面に係止
することにより前記ステッピングモータを前記キャンに
保持することを特徴としている。また、前記ホルダの下
端にカラーを嵌着し、該カラーに前記弁体の上端のフラ
ンジを係止させると共に、前記ホルダの上部には弁軸を
摺動自在に取り付け、該弁軸の下端のフランジを前記ホ
ルダに係止させると共に、前記弁体と弁軸の各々のフラ
ンジ間に圧縮バネを設けたことを特徴としている。
【0011】また、前記ロータは、希土類のボンド磁石
で構成されていることを特徴としている。従って、本発
明によれば、キャンを弁本体部と同一径にしたので、取
付用のフランジが不要となり、キャンおよび弁本体部の
側部への突出物がなくなるため、小型化が可能となると
共に外観上も優れた電動流量制御弁とすることができ
る。また、本発明によれば、モータコネクタへの接続部
と電線引出し部が略直角をなす構造のコネクタとしたの
で、電線をキャンと平行に配設することが可能となり、
配線スペースを小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。実施の形態を説明するに当
たって、従来例と同一機能を奏するものは同じ符号を付
して説明する。図1に示す電動流量制御弁1は、ステッ
ピングモータ2、弁本体部3、弁体5を備え、ステッピ
ングモータ2は円筒状のキャン7の外周に取り付けられ
ている。キャン7は弁本体部3と外径が同一であり、弁
本体部3の上端縁に形成された段差部3aに前記キャン
7の下端部を嵌合して溶接することにより、キャン7は
弁本体部3に連結固定されている。
【0013】キャン7の外周部には前記ステッピングモ
ータ2のステータヨーク8が嵌挿されている。ステータ
ヨーク8内にはボビン9が配設され、このボビン9には
外部から通電されるマグネットワイヤ10が巻回されて
いる。ステータヨーク8、ボビン9およびマグネットワ
イヤ10の外周は、モールド11により封止され、キャ
ン7の内部には後述するスリーブ29に固定されたボン
ド磁石よりなるロータ12が配置されている。モールド
11の一側部にはコネクタハウジング38が設けられ、
その内部にモータコネクタ39およびコネクタピン39
aが設けられている。
【0014】前記ロータ12は、希土類のボンド磁石、
すなわちネオジウム・鉄・ボロン(Nd−Fe−B)系
粉末を樹脂にて結合させたボンド磁石で構成することが
好ましい。これにより、ロータ12の磁気特性を向上さ
せることができるので、ロータ12の径の小型化が可能
となる。弁本体部3内には、弁室17を有し、この弁室
17の側部には流体入出口19が開口され、流体入出口
19には弁室17と連通する導管18が接続されてい
る。弁室17の下部には弁体5により開閉される流体入
出口21が開口されると共に、流体入出口21を通して
弁室17と連通する導管20が接続されている。
【0015】弁室17より上部の弁本体部3内には弁室
17内に垂下するようにガイドブッシュ23が内嵌固定
されている。このガイドブッシュ23の内周部には雌ね
じ部22が螺刻されている。ガイドブッシュ23の上端
にはストッパ31が設けられ、後述するスリーブ29の
下端の可動側ストッパ28と衝接するようになってい
る。ガイドブッシュ23の雌ねじ部22には、ホルダ2
4の外周に螺刻された雄ねじ部25が螺合し、ホルダ2
4の内周下部にはフランジ5a付きの弁体5が摺動自在
に嵌挿されている。ホルダ24の下部には弁体5のフラ
ンジ5aを受けるカラー26が圧入固定されている。ガ
イドブッシュ23の外周には、弁室17とキャン7内と
を均等圧にするスパイラル状の流体通路65が形成され
ている(図6参照)。
【0016】前記ホルダ24は筒状のロータ12の内側
に嵌着されたスリーブ29に固着されている。スリーブ
29には冷凍機油戻し孔40が形成されている。ホルダ
24には前記弁軸4が摺動自在に嵌挿され、該弁軸4の
上端は、キャン7の上端部に形成された凸部41内に嵌
着されたストッパ部材42のガイド孔43に侵入するよ
うになっている。弁軸4の下端のフランジ部4aと前記
弁体5のフランジ部5aとの間に、圧縮コイルばね27
が設けられ、弁体5は該圧縮コイルばね27により常時
下方に、弁軸4は常時上方に付勢されている。
【0017】図2ないし図4において、キャン7の上端
部はステッピングモータ2の開口部2aから突出する。
前記キャン7の凸部41には係止キャップ44が取り付
けられる。この係止キャップ44は筒部45の下端に水
平方向の折曲された4本の係止片46が形成され、この
係止片46にリブ46aが形成されたもので、筒部45
を凸部41に嵌め込み、加締め71により固定する。キ
ャン7の肩部7aは,図1に示すように、外方に向く下
り傾斜となっているため、係止片46と肩部7aとの間
に隙間Gが形成された状態となる。
【0018】前記ステッピングモータ2のモールド11
の平坦な上面部11aには、係止凸部47および該係止
凸部47の反対側に位置する一対の係合片48が形成さ
れている。このキャン7の上端部分は、図3に示すよう
に、固定バンド50内に挿入されている。この固定バン
ド50は、両端に直線部51aが形成された略リング状
の弾性金属部材からなり、リング部分の上縁に逆L字形
の係止片51が形成されている。この係止片51の上辺
部51aには切欠溝52と切起こし舌片53が形成され
ている。また、リング部分の下縁には水平に折曲された
止め片54が形成され、この止め片54に止め孔55が
形成されている(図4参照)。
【0019】固定バンド50の止め孔55を係止凸部4
7に係止させると共に、直線部50aを接近する方向に
引き寄せて係合片48に係合させる。これにより、固定
バンド50が上面部11aに固定される。次いで、係止
キャップ44が凸部41に嵌め込まれたキャン7をモー
ルド11の開口部2aに挿入して固定バンド50の内側
に位置せしめた後、位置決めのためステッピングモータ
2をキャン7の回りで回動させる。これにより、固定バ
ンド50も一緒に回動し、固定バンド50の係止片51
の上辺部51aと舌片53との間に係止キャップ44の
係止片46が入り、係止片46のリブ46aが切欠溝5
2にカチッと嵌まり、固定バンド50が係止キャップ4
4に係止される。これにより、ステッピングモータ2は
そのロータとコイルの位置が最適の位置に設定される。
【0020】前記モータコネクタ39と電線側のコネク
タ56との接続構造例を図4に示している。図4におい
て、コネクタ56は横向きに接続部56aが形成され、
これと略直角をなす下向きに電線引出し部56bが形成
されている。この電線引出し部56bを下に向けて接続
部56aをモータコネクタ39に差し込んだ後、図1の
ように一側面と下面が開口している箱形のカバー57を
コネクタハウジング38の外側に装着する。カバー57
の内側面にはリブ58が形成され、このリブ58の両下
端には係止爪59が形成されている。この係止爪59を
コネクタハウジング38の溝60に沿ってスライドさせ
て挿入し、コネクタハウジング38の下端に係止させ
る。最後にカバー57の内側の空間部に樹脂により封止
61を行う(図1参照)。これにより、リード電線62
が下方向に向けて配線される。
【0021】また、図5(a)の他の実施の形態に示す
如く、下部開口で前面に蓋部38aが形成されているコ
ネクタハウジング38がステッピングモータ2のモール
ド11に一体化されており、コネクタ56を差し込んだ
後、蓋部38aを閉じ、図5(b)のように樹脂により
封止61を行うことも可能である。以上の如く構成され
電動流量制御弁1は、流体入出口21を閉じる場合は、
マグネットワイヤ10を一方向に通電励磁し、ロータ1
2、スリーブ29、弁軸4およびホルダ24を一体的に
回転する。これにより、雌ねじ部22と雄ねじ部25と
の螺合によるねじ送りによりホルダ24が下降し、これ
に伴って弁体5が下降し、弁体5により流体入出口21
が閉じられる。
【0022】流体入出口21が閉じられた時点では、可
動側ストッパ28が固定側ストッパ31に衝接しておら
ず、弁体5が流体入出口21を閉じたまま、ホルダ24
をさらに回転下降する。このとき、弁体5に対するホル
ダ24の下降量は、圧縮コイルばね27が圧縮すること
により吸収され、さらに、ホルダ24を回転下降する
と、可動側ストッパ28が固定側ストッパ31に衝接す
る(図1参照)。これにより、ロータ12への通電励磁
が続行されていても、スリーブ29、弁軸4、ホルダ2
4の回転下降運動は強制的に停止される。
【0023】流体入出口21を開くときは、マグネット
ワイヤ10を他方向に通電励磁し、ロータ12、スリー
ブ29、弁軸4およびホルダ24を逆回転させることに
より、雌ねじ部22と雄ねじ部25との螺合によるねじ
送りによりホルダ24が上昇し、これにより、弁体5が
上昇して流体入出口21を開口する。ホルダ24の上昇
により弁軸4も上昇し、弁軸4の上端はストッパ部材4
2のガイド孔43に侵入し、ストッパ部材42に当たっ
て停止するが、コイルスプリング27を圧縮しながらホ
ルダ24は少し上昇する。コイルスプリング27を圧縮
力により弁体5には下向きの力が働き、カラー26を介
してホルダ24に下向きの力が作用するため、万一雄ね
じ25と雌ねじ22の螺合が外れても、次の下降時の螺
合操作がスムーズに行われる。
【0024】以上のように、本実施の形態によれば、キ
ャン7を弁本体部3と同一径に構成したので、従来のよ
うなフランジ部材6が不要となり、キャン7が小径の小
型化された電動流量制御弁とすることができる。また、
コネクタ50は、モータコネクタ39への接続部56a
と電線引出し部56bが略直角をなす構造としたので、
電線62をキャン7と平行に配設することが可能とな
り、配線スペースを小さくすることができる。さらにま
た、ホルダ24の上下に弁軸4と弁体5を摺動自在に取
り付け、この弁軸4と弁体5の間に圧縮コイルばね27
を設けた構造としたので、従来、上下に2個のバネ2
7、42を必要としていたのを1個にすることができ、
小型化および部品点数の削減が可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の電動流量制御弁は、キャンを弁本体部と同一径にし
たので、取付用のフランジが不要となり、キャンおよび
弁本体部の側部への突出物がなくなるため、小型化が可
能となると共に外観上も優れた電動流量制御弁とするこ
とができる。また、モータコネクタへの接続部と電線引
出し部が略直角をなす構造のコネクタとしたので、電線
をキャンと平行に配設することが可能となり、配線スペ
ースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動流量制御弁の一実施の形態を示す
断面図。
【図2】本発明の電動流量制御弁の平面図。
【図3】本発明の電動流量制御弁の斜視図。
【図4】本発明の電動流量制御弁の分解斜視図。
【図5】コネクタ部分の他の構造例を示すもので、
(a)は組付け前の斜視図、(b)は完成後の斜視図。
【図6】本発明の電動流量制御弁に使用されるガイドブ
ッシュの斜視図。
【図7】従来電動流量制御弁の断面図。
【符号の説明】
1 電動流量制御弁 2 ステッピングモータ 3 弁本体部 4 弁軸 4a フランジ 5 弁体 5a フランジ 7 キャン 12 ロータ 17 弁室 22 雌ねじ 23 ガイドブッシュ 24 ホルダ 25 雄ねじ 26 カラー 27 圧縮コイルばね 39 モータコネクタ 41 凸部 44 係止キャップ 50 係止バンド 56 コネクタ 56a 接続部 56b 電線引出し部 65 流体通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体部に固着されたキャンと、前記キ
    ャンの外周に取り付けられたステッピングモータにより
    回転されるロータと、該ロータの回転により昇降し前記
    弁本体部内の弁室に形成された流体入出口を開閉する弁
    体とを備えた電動流量制御弁において、 前記キャンは、前記弁本体部と同一径であって、該弁本
    体部と同一外周面をなすように該弁本体部の端縁に固着
    したことを特徴とする電動流量制御弁。
  2. 【請求項2】 弁本体部に固着されたキャンと、前記キ
    ャンの外周に取り付けられたステッピングモータにより
    回転されるロータと、該ロータの回転により昇降し前記
    弁本体部内の弁室に形成された流体入出口を開閉する弁
    体とを備えた電動流量制御弁において、 前記モータの側部に設けられたモータコネクタに接続さ
    れるコネクタが、前記モータコネクタへの接続部と電線
    引出し部が略直角をなす構造であることを特徴とする電
    動流量制御弁。
  3. 【請求項3】 前記キャンの上端中央部に凸部を形成
    し、該凸部に係止キャップを取り付け、前記ステッピン
    グモータの上面に係止バンドを取り付け、該係止バンド
    を前記係止キャップを介して前記キャンの上面に係止す
    ることにより前記ステッピングモータを前記キャンに保
    持することを特徴とする請求項1または2記載の電動流
    量制御弁。
  4. 【請求項4】 前記ホルダの下端にカラーを嵌着し、該
    カラーに前記弁体の上端のフランジを係止させると共
    に、前記ホルダの上部には弁軸を摺動自在に取り付け、
    該弁軸の下端のフランジを前記ホルダに係止させると共
    に、前記弁体と弁軸の各々のフランジ間に圧縮コイルば
    ねを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項記載の電動流量制御弁。
  5. 【請求項5】 前記弁本体部に固着され、内周の雌ねじ
    に前記ホルダの雄ねじが螺合されたガイドブッシュの外
    周にスパイラル状の流体通路を形成したことを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか1項記載の電動流量制御
    弁。
  6. 【請求項6】 前記ロータは、希土類のボンド磁石で構
    成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1項記載の電動流量制御弁。
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