JPH11314819A - ペ―パ―ウェブ搬送用駆動装置を制御する方法 - Google Patents
ペ―パ―ウェブ搬送用駆動装置を制御する方法Info
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- JPH11314819A JPH11314819A JP10369334A JP36933498A JPH11314819A JP H11314819 A JPH11314819 A JP H11314819A JP 10369334 A JP10369334 A JP 10369334A JP 36933498 A JP36933498 A JP 36933498A JP H11314819 A JPH11314819 A JP H11314819A
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- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/02—Conveying or guiding webs through presses or machines
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
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- B65H23/18—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web
- B65H23/188—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web in connection with running-web
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】印刷機を作動させながらペーパーグレードすな
わち印刷製品の内容を変更させ或いは変更させることな
しに、ウェブ張力が顕著な変動を示さず、偏差が迅速に
補整される方法を提供する。 【解決手段】規定速度ｖで回転し、駆動トルクすなわち
ウェブ張力Ｆを生成する方法において、速度ｖが、荷重
特性に従って、荷重トルクの関数として増減し、駆動装
置が、速度と駆動トルクすなわちウェブ張力の目標変数
を同時に設定し、特に速度又は位置の所望の基準値を、
荷重特性に従って補整する。
わち印刷製品の内容を変更させ或いは変更させることな
しに、ウェブ張力が顕著な変動を示さず、偏差が迅速に
補整される方法を提供する。 【解決手段】規定速度ｖで回転し、駆動トルクすなわち
ウェブ張力Ｆを生成する方法において、速度ｖが、荷重
特性に従って、荷重トルクの関数として増減し、駆動装
置が、速度と駆動トルクすなわちウェブ張力の目標変数
を同時に設定し、特に速度又は位置の所望の基準値を、
荷重特性に従って補整する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、印刷技術の
分野に関する。より詳細には、本発明は、請求項１の前
文に記載の印刷機においてペーパーウェブ搬送用駆動装
置を制御する方法に関する。
分野に関する。より詳細には、本発明は、請求項１の前
文に記載の印刷機においてペーパーウェブ搬送用駆動装
置を制御する方法に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】本発明は特に、シャフ
トレス輪転印刷機に使用するのに好都合である。ブラン
ケットおよび版胴群を形成するように対をなして結合さ
れたプレート又は版胴を有するシャフトレス輪転印刷機
が、ＤＥ４３４４８９６Ａ１に記載されている。特にシ
ャフトレス輪転印刷機に適した駆動システムの作動方法
が、ＤＥ１９６２６２８７Ａ１に記載されている。この
方法によれば、駆動軸のトルク制御は、その速度制御
（回転速度制御）又は位置制御（角度位置制御）に関連
している。このケースでは、輪転印刷機が遭遇する角度
同期走行の厳格な要件の下で印刷胴と折り機の個々の駆
動装置を制御するために位置制御を使用するのが好まし
い。個々に駆動される輪転印刷機の大きな利点は、これ
らの印刷機が、印刷機を作動させながら、製品変更を実
施することができることである。このような製品変更に
は、印刷箇所のスローイングオン（throwing on ）とス
ローイングオフ（throwing off）、並びに、ペーパーウ
ェブ張力の許容されない大きな変化に至る印刷機の作動
時のペーパーグレードの変化が含まれる。
トレス輪転印刷機に使用するのに好都合である。ブラン
ケットおよび版胴群を形成するように対をなして結合さ
れたプレート又は版胴を有するシャフトレス輪転印刷機
が、ＤＥ４３４４８９６Ａ１に記載されている。特にシ
ャフトレス輪転印刷機に適した駆動システムの作動方法
が、ＤＥ１９６２６２８７Ａ１に記載されている。この
方法によれば、駆動軸のトルク制御は、その速度制御
（回転速度制御）又は位置制御（角度位置制御）に関連
している。このケースでは、輪転印刷機が遭遇する角度
同期走行の厳格な要件の下で印刷胴と折り機の個々の駆
動装置を制御するために位置制御を使用するのが好まし
い。個々に駆動される輪転印刷機の大きな利点は、これ
らの印刷機が、印刷機を作動させながら、製品変更を実
施することができることである。このような製品変更に
は、印刷箇所のスローイングオン（throwing on ）とス
ローイングオフ（throwing off）、並びに、ペーパーウ
ェブ張力の許容されない大きな変化に至る印刷機の作動
時のペーパーグレードの変化が含まれる。
【０００３】このようにして制御される駆動装置群の作
動の際（特に、印刷機を作動させながら製品変更を実施
するとき、或いは、連続生産の範囲内でペーパーグレー
ドの変化が生ずるとき）、例えばペーパーの破損に至る
ウェブ張力の過剰な変動のような、望ましくない付帯現
象が発生する。ペーパーウェブ搬送用駆動装置を制御す
る従来の方法は主として、２つの作動モード（すなわ
ち、一定の速度になるように駆動装置を制御するモード
と、一定のウェブ張力になるように駆動装置を制御する
モード）を含んでいる。これらの方法は、いずれの形態
においても、以下の欠点を有している。第１に、スレッ
ディング（threading ）機構と印刷ユニットとの間のペ
ーパーの延伸が、印刷機を始動させたときには、極めて
ゆっくり行われる。第２に、ウェブ張力が、通常の作動
の際、比較的明瞭な範囲で変動する。第３に、ペーパー
グレードすなわち生産工程の変化の際、ウェブ張力が、
極めて明瞭な範囲で変動し、印刷ユニットのスローイン
グオン又はスローイングオフのとき、ペーパーウェブの
長さを突然変化させることがある。これは、ウェブが複
数の印刷タワー上で案内されるときと、ウェブが１つの
印刷タワー、変向タワー、又は折り機内で案内されると
きの両方に当てはまる。第４に、印刷機が緊急時に停止
した場合には、ウェブ張力が維持されない。
動の際（特に、印刷機を作動させながら製品変更を実施
するとき、或いは、連続生産の範囲内でペーパーグレー
ドの変化が生ずるとき）、例えばペーパーの破損に至る
ウェブ張力の過剰な変動のような、望ましくない付帯現
象が発生する。ペーパーウェブ搬送用駆動装置を制御す
る従来の方法は主として、２つの作動モード（すなわ
ち、一定の速度になるように駆動装置を制御するモード
と、一定のウェブ張力になるように駆動装置を制御する
モード）を含んでいる。これらの方法は、いずれの形態
においても、以下の欠点を有している。第１に、スレッ
ディング（threading ）機構と印刷ユニットとの間のペ
ーパーの延伸が、印刷機を始動させたときには、極めて
ゆっくり行われる。第２に、ウェブ張力が、通常の作動
の際、比較的明瞭な範囲で変動する。第３に、ペーパー
グレードすなわち生産工程の変化の際、ウェブ張力が、
極めて明瞭な範囲で変動し、印刷ユニットのスローイン
グオン又はスローイングオフのとき、ペーパーウェブの
長さを突然変化させることがある。これは、ウェブが複
数の印刷タワー上で案内されるときと、ウェブが１つの
印刷タワー、変向タワー、又は折り機内で案内されると
きの両方に当てはまる。第４に、印刷機が緊急時に停止
した場合には、ウェブ張力が維持されない。
【０００４】これらの欠点は全て、第１に、走行するウ
ェブの紙質が変化し、一定速度制御の場合には、頻繁か
つ大規模な制御補整を実施するのが必要不可欠であり、
第２に、制御ダイナミックスの観点から、印刷機を所望
時にこのような制御偏差に対して補整することができ
ず、さらに、振動挙動の傾向を有しているという事実に
よるものである。したがって、本発明の１つの目的は、
印刷機においてペーパーウェブ搬送用駆動装置を制御す
る新規な方法であって、輪転印刷機の全ての可能な作動
モードにおいて、印刷機を作動させながらペーパーグレ
ードすなわち印刷製品の内容を変更させ或いは変更させ
ることなしに、ウェブ張力が顕著な変動を示さず、偏差
が迅速に補整される方法を提供することである。
ェブの紙質が変化し、一定速度制御の場合には、頻繁か
つ大規模な制御補整を実施するのが必要不可欠であり、
第２に、制御ダイナミックスの観点から、印刷機を所望
時にこのような制御偏差に対して補整することができ
ず、さらに、振動挙動の傾向を有しているという事実に
よるものである。したがって、本発明の１つの目的は、
印刷機においてペーパーウェブ搬送用駆動装置を制御す
る新規な方法であって、輪転印刷機の全ての可能な作動
モードにおいて、印刷機を作動させながらペーパーグレ
ードすなわち印刷製品の内容を変更させ或いは変更させ
ることなしに、ウェブ張力が顕著な変動を示さず、偏差
が迅速に補整される方法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、請求項１
の特徴部分に記載した方法によって達成される。本発明
の核心は、例えば輪転印刷機の予張力ユニット又は変向
タワーにおけるペーパーウェブの駆動装置の制御が速度
とウェブ張力の両方を柔軟に配慮していることである。
これにより、静的作動と動的作動の両方において、ウェ
ブ張力を制御しつつ、かなり良好なペーパー案内が可能
になる。最も簡単なケースでは、これは、速度コントロ
ーラの設定によって達成され、その結果、速度コントロ
ーラの設定は、所望の速度と実際の速度との偏差に関す
る駆動トルクの明瞭な従属性を示す。このコントローラ
の偏差は、所望の基準値に考慮され、これにより適当な
作動点が設定される。印刷機の形体が生産に応じて変化
する場合には、最新の作動点が曲線（荷重曲線）に沿っ
て変位され、実際の速度値と駆動トルクが変更される。
この曲線の傾斜は、速度とトルクに関する荷重の変化の
作用の測定値である。駆動トルク（したがって、ウェブ
張力）が作動限度内に維持されるように選定するのが好
ましい。所望の基準値は、静的および動的案内挙動を、
かなりの程度、決定する。
の特徴部分に記載した方法によって達成される。本発明
の核心は、例えば輪転印刷機の予張力ユニット又は変向
タワーにおけるペーパーウェブの駆動装置の制御が速度
とウェブ張力の両方を柔軟に配慮していることである。
これにより、静的作動と動的作動の両方において、ウェ
ブ張力を制御しつつ、かなり良好なペーパー案内が可能
になる。最も簡単なケースでは、これは、速度コントロ
ーラの設定によって達成され、その結果、速度コントロ
ーラの設定は、所望の速度と実際の速度との偏差に関す
る駆動トルクの明瞭な従属性を示す。このコントローラ
の偏差は、所望の基準値に考慮され、これにより適当な
作動点が設定される。印刷機の形体が生産に応じて変化
する場合には、最新の作動点が曲線（荷重曲線）に沿っ
て変位され、実際の速度値と駆動トルクが変更される。
この曲線の傾斜は、速度とトルクに関する荷重の変化の
作用の測定値である。駆動トルク（したがって、ウェブ
張力）が作動限度内に維持されるように選定するのが好
ましい。所望の基準値は、静的および動的案内挙動を、
かなりの程度、決定する。
【０００６】予め制御された作動と制御された作動とを
区別するのがよい。予め制御された簡単なケース（開放
ループ）では、制御すべきブロセスの公知の作用変数が
考慮される。したがって、第１のステップでは、定常状
態の作動ケースと加速依存変数が、予め設定される。任
意的な制御されたケース（閉鎖ループ）では、例えばウ
ェブ張力が測定される。すなわち、ウェブ張力は、制御
アルゴリズムによって所望の基準値で作用する。これ
は、残留誤差を確実に制御する。以下のような明瞭な利
点が、従来技術と比較して達成される。第１に、予め制
御された作動では、ウェブ張力の大きな静的精度が達成
され、これは、障害変数に対する感度が小さい。第２
に、上述の荷重曲線が速度コントローラの一部であるの
で、極めて動的な挙動を示す。したがって、１ミリ秒以
下の特徴的な反応時間が可能である。これは、従来のウ
ェブ張力制御の場合よりも、極めて迅速である。第３
に、荷重曲線が、機械振動の減衰をもたらす。この性質
は、ペーパーグレードすなわち生産工程が変化したとき
に発生する刺激のような、機械的な刺激の場合におい
て、とりわけ重要である。
区別するのがよい。予め制御された簡単なケース（開放
ループ）では、制御すべきブロセスの公知の作用変数が
考慮される。したがって、第１のステップでは、定常状
態の作動ケースと加速依存変数が、予め設定される。任
意的な制御されたケース（閉鎖ループ）では、例えばウ
ェブ張力が測定される。すなわち、ウェブ張力は、制御
アルゴリズムによって所望の基準値で作用する。これ
は、残留誤差を確実に制御する。以下のような明瞭な利
点が、従来技術と比較して達成される。第１に、予め制
御された作動では、ウェブ張力の大きな静的精度が達成
され、これは、障害変数に対する感度が小さい。第２
に、上述の荷重曲線が速度コントローラの一部であるの
で、極めて動的な挙動を示す。したがって、１ミリ秒以
下の特徴的な反応時間が可能である。これは、従来のウ
ェブ張力制御の場合よりも、極めて迅速である。第３
に、荷重曲線が、機械振動の減衰をもたらす。この性質
は、ペーパーグレードすなわち生産工程が変化したとき
に発生する刺激のような、機械的な刺激の場合におい
て、とりわけ重要である。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、同じ参照符号および記号が
同じ又は対応する部分を表している図面を参照すると、
図１は、ウェブ張力に影響を及ぼす要素とともに輪転印
刷機の概略図を示している。この径路は、ペーパーガイ
ド又はペーパーパスと呼ばれており、印刷しようとする
ペーパーが、この径路を通り、リール・チェンジャ（re
el chnger ）１から、ダンサーロール２および電気予張
力ユニット３を経て、印刷機５又は複数の印刷タワーの
印刷ユニットの所望の結合体に至り、次いで変向タワー
６、収集ロール７、形成入口ロール８を経て、折り装置
９に到達する。ペーパーウェブのウェブ張力は、電気予
張力ユニット３のところで、駆動装置Ｍおよびコントロ
ーラ４によって設定されており、予め定められた制限値
を超えたり下回ったりしないようになっている。印刷機
が作動しているときにペーパーグレードがリール・チェ
ンジャ１のところで変化した場合には、ウェブ張力は、
紙質が変化するため、突然、変化する（ケース１）。印
刷タワーが独立した駆動印刷ユニット又は印刷ブリッジ
を備えている場合には、印刷機が作動しているときに印
刷順序を変更することができる。このような変更には、
２つの印刷工程に必要な印刷ユニットのスローイングオ
ンとスローイングオフが含まれる。この作動の際、ペー
パーウェブは、多少の間、或る程度自由である。この結
果、ペーパーウェブのウェブ張力は、かなり変化する
（ケース２）。２つのケースは、ウェブ張力の変化を最
短期間内で補整し、ウェブ張力の変化を許容制限値内に
維持するために、本発明の基本となる。
同じ又は対応する部分を表している図面を参照すると、
図１は、ウェブ張力に影響を及ぼす要素とともに輪転印
刷機の概略図を示している。この径路は、ペーパーガイ
ド又はペーパーパスと呼ばれており、印刷しようとする
ペーパーが、この径路を通り、リール・チェンジャ（re
el chnger ）１から、ダンサーロール２および電気予張
力ユニット３を経て、印刷機５又は複数の印刷タワーの
印刷ユニットの所望の結合体に至り、次いで変向タワー
６、収集ロール７、形成入口ロール８を経て、折り装置
９に到達する。ペーパーウェブのウェブ張力は、電気予
張力ユニット３のところで、駆動装置Ｍおよびコントロ
ーラ４によって設定されており、予め定められた制限値
を超えたり下回ったりしないようになっている。印刷機
が作動しているときにペーパーグレードがリール・チェ
ンジャ１のところで変化した場合には、ウェブ張力は、
紙質が変化するため、突然、変化する（ケース１）。印
刷タワーが独立した駆動印刷ユニット又は印刷ブリッジ
を備えている場合には、印刷機が作動しているときに印
刷順序を変更することができる。このような変更には、
２つの印刷工程に必要な印刷ユニットのスローイングオ
ンとスローイングオフが含まれる。この作動の際、ペー
パーウェブは、多少の間、或る程度自由である。この結
果、ペーパーウェブのウェブ張力は、かなり変化する
（ケース２）。２つのケースは、ウェブ張力の変化を最
短期間内で補整し、ウェブ張力の変化を許容制限値内に
維持するために、本発明の基本となる。
【０００８】以下、予張力ユニットの駆動制御に関連し
て、本発明の方法を説明する。しかしながら、ペーパー
ウェブを駆動させるところはどこでも（即ち、特に変向
タワーにおいて）、本発明を使用することができる。図
２は、電気予張力ユニット３のための制御装置を示して
おり、この制御装置は、本発明に適している。所望の基
準値は、所望の基準値トランスミッタ１０に形成されて
いる。所望の基準値は、制御方法の用途に応じて、速度
又は位置である。図２による制御された典型的な実施の
形態では、所望の基準値トランスミッタ１０に、所望の
基準値と、予張力ユニット３のペーパーウェブで測定さ
れた実際のウェブ張力の値１３との間に、差が形成され
ている。この変数は、下流に連結された駆動コントロー
ラ１１の変数として役立つ。制御されていない場合に
は、所望の基準値は、基準変数として直接転送される。
駆動コントローラ１１は、いわゆる衰退挙動を示し、す
なわち、速度の荷重依存増減を可能にする。コントロー
ラ１１では、実際の駆動値は、通常の位置又は速度で測
定され、基準変数と比較され、これにより制御偏差が得
られる。操作変数は、モータが所望のように駆動される
ように、モータのコンバータに供給される。
て、本発明の方法を説明する。しかしながら、ペーパー
ウェブを駆動させるところはどこでも（即ち、特に変向
タワーにおいて）、本発明を使用することができる。図
２は、電気予張力ユニット３のための制御装置を示して
おり、この制御装置は、本発明に適している。所望の基
準値は、所望の基準値トランスミッタ１０に形成されて
いる。所望の基準値は、制御方法の用途に応じて、速度
又は位置である。図２による制御された典型的な実施の
形態では、所望の基準値トランスミッタ１０に、所望の
基準値と、予張力ユニット３のペーパーウェブで測定さ
れた実際のウェブ張力の値１３との間に、差が形成され
ている。この変数は、下流に連結された駆動コントロー
ラ１１の変数として役立つ。制御されていない場合に
は、所望の基準値は、基準変数として直接転送される。
駆動コントローラ１１は、いわゆる衰退挙動を示し、す
なわち、速度の荷重依存増減を可能にする。コントロー
ラ１１では、実際の駆動値は、通常の位置又は速度で測
定され、基準変数と比較され、これにより制御偏差が得
られる。操作変数は、モータが所望のように駆動される
ように、モータのコンバータに供給される。
【０００９】コントローラ１１の挙動について、種々の
作動ケースおよび本発明のウェブ張力／速度特性曲線を
示す図３を参照して詳細に後述する。横軸は、印刷機の
速度ｖを示しており、通常は時間当たりの回転胴の回転
で規定される。縦軸は、ペーパー張力Ｆを示している。
これは通常、それぞれのペーパーの幅に関連しており、
ｄａＮ／ｍで規定されている。衰退は、所望の速度値の
荷重依存増減が行われる装置１１の性質を示している。
グラフの始点は、生産速度（ｖp ）である。通常の位置
制御式又は速度制御式予張力ユニットは、遅延（ｐ１）
を伴って作動され、この遅延から荷重曲線（Ｆ A1）が得
られる。他方、ペーパーグレード１すなわち生産工程１
のペーパー張力は、予張力ユニットの遅延（ｐ１）が増
加すると、増加する。したがって、ウェブ張力は、（Ｆ
P1）に従う。このように得られた作動点は、２つの曲線
の交点（Ａ）のところに置かれる。ペーパーグレードす
なわち生産工程が変化した場合には、特性が変化するこ
とがある。（ＦP1）から（ＦP2）に特性が変化した場合
には、作動点は、（Ａ）から（Ｂ）に変化する。負荷曲
線（ＦA1）による速度制御の場合には、速度（ｖp ）
は、荷重トルクが変化した場合でさえも、一定のままで
ある。その結果、ｄＦ1 ＝ＦA −ＦB だけ、ペーパー張
力の変化が生ずる。
作動ケースおよび本発明のウェブ張力／速度特性曲線を
示す図３を参照して詳細に後述する。横軸は、印刷機の
速度ｖを示しており、通常は時間当たりの回転胴の回転
で規定される。縦軸は、ペーパー張力Ｆを示している。
これは通常、それぞれのペーパーの幅に関連しており、
ｄａＮ／ｍで規定されている。衰退は、所望の速度値の
荷重依存増減が行われる装置１１の性質を示している。
グラフの始点は、生産速度（ｖp ）である。通常の位置
制御式又は速度制御式予張力ユニットは、遅延（ｐ１）
を伴って作動され、この遅延から荷重曲線（Ｆ A1）が得
られる。他方、ペーパーグレード１すなわち生産工程１
のペーパー張力は、予張力ユニットの遅延（ｐ１）が増
加すると、増加する。したがって、ウェブ張力は、（Ｆ
P1）に従う。このように得られた作動点は、２つの曲線
の交点（Ａ）のところに置かれる。ペーパーグレードす
なわち生産工程が変化した場合には、特性が変化するこ
とがある。（ＦP1）から（ＦP2）に特性が変化した場合
には、作動点は、（Ａ）から（Ｂ）に変化する。負荷曲
線（ＦA1）による速度制御の場合には、速度（ｖp ）
は、荷重トルクが変化した場合でさえも、一定のままで
ある。その結果、ｄＦ1 ＝ＦA −ＦB だけ、ペーパー張
力の変化が生ずる。
【００１０】この許容されない作動状態は、本発明の方
法を使用して、荷重曲線（ＦA2）によって、回避され
る。ペーパー張力が変化するにつれて、荷重曲線は、増
加する印刷機速度（ｖ）になる。所望の基準値（ｐ２)
の遅延は、ここでは、かなり大きい。ペーパーグレード
１すなわち生産工程１から出発して、作動点（Ａ）は、
速度（ｖA ）およびペーパー張力（ＦA ）に設定され
る。ペーパーグレードすなわち生産工程において特性
（ＦP2）が変化すると、新しい作動点（Ｃ）になる。後
者は、ペーパー張力の変化（ＦC ）と速度の変化
（ｖC ）の両方を含んでいる。したがって、駆動装置
は、両方の状態変化（ｖとＦ）を伴う処理変数の変化に
反応する。ウェブ張力Ｆ（すなわち、駆動トルク）のみ
ならず、速度も、荷重変化によって増減する。速度変化
と荷重変化との関係は、線形でもよく、非線形でもよ
い。本発明の方法の作用の結果として、このように得ら
れたペーパー張力の変化（ｄＦ2 ）はかなり小さく、実
質的に完全に無視することができることさえある。これ
は、速度（ｖ）を犠牲にして得られるが、製品の品質に
悪影響を及ぼすこともない。
法を使用して、荷重曲線（ＦA2）によって、回避され
る。ペーパー張力が変化するにつれて、荷重曲線は、増
加する印刷機速度（ｖ）になる。所望の基準値（ｐ２)
の遅延は、ここでは、かなり大きい。ペーパーグレード
１すなわち生産工程１から出発して、作動点（Ａ）は、
速度（ｖA ）およびペーパー張力（ＦA ）に設定され
る。ペーパーグレードすなわち生産工程において特性
（ＦP2）が変化すると、新しい作動点（Ｃ）になる。後
者は、ペーパー張力の変化（ＦC ）と速度の変化
（ｖC ）の両方を含んでいる。したがって、駆動装置
は、両方の状態変化（ｖとＦ）を伴う処理変数の変化に
反応する。ウェブ張力Ｆ（すなわち、駆動トルク）のみ
ならず、速度も、荷重変化によって増減する。速度変化
と荷重変化との関係は、線形でもよく、非線形でもよ
い。本発明の方法の作用の結果として、このように得ら
れたペーパー張力の変化（ｄＦ2 ）はかなり小さく、実
質的に完全に無視することができることさえある。これ
は、速度（ｖ）を犠牲にして得られるが、製品の品質に
悪影響を及ぼすこともない。
【００１１】予張力ユニットに関連して、本発明の制御
方法について説明してきた。しかしながら、印刷機（す
なわち、特に変向タワー）においてペーパーウェブを駆
動しなければならない箇所にはどこでも、本発明の制御
方法を使用することができる。本発明の方法の利点は、
特に、作動中に荷重が変化した場合に、搬送されるペー
パーウェブに過負荷を及ぼす許容されないウェブ張力の
変化が生じないという点にある。本発明に対する多くの
変形や修正が、上述の教示から可能であることは明らか
である。したがって、特許請求の範囲内において、上述
した以外の形態で本発明を実施することができる。
方法について説明してきた。しかしながら、印刷機（す
なわち、特に変向タワー）においてペーパーウェブを駆
動しなければならない箇所にはどこでも、本発明の制御
方法を使用することができる。本発明の方法の利点は、
特に、作動中に荷重が変化した場合に、搬送されるペー
パーウェブに過負荷を及ぼす許容されないウェブ張力の
変化が生じないという点にある。本発明に対する多くの
変形や修正が、上述の教示から可能であることは明らか
である。したがって、特許請求の範囲内において、上述
した以外の形態で本発明を実施することができる。
【図１】ウェブ張力に影響を及ぼす要素とともに輪転印
刷機の概略図を示している。
刷機の概略図を示している。
【図２】輪転印刷機の電気予張力ユニットのコントロー
ラの概略図を示している。
ラの概略図を示している。
【図３】異なるペーパーグレードすなわち生産工程の場
合におけるウェブ張力と速度との従属関係を示したグラ
フである。
合におけるウェブ張力と速度との従属関係を示したグラ
フである。
１ リール・チェンジャ ２ ダンサーロール ３ 電気予張力ユニット ４ 予張力ユニット用コントローラ ５ 個々に駆動する印刷ユニット又は印刷ブリッジを備
えた印刷タワー ６ 変向タワー ７ 収集ロール ８ 形成入口ロール ９ 折り機 １０ 所望の基準値トランスミッタ １１ 衰退挙動をする駆動コントローラ １２ 実際の駆動値 １３ 実際のウェブ張力値 Ｍ 駆動モータ Ｆ ペーパーウェブのウェブ張力 ｖ 印刷機の速度 ＦA1 衰退のない荷重曲線 ＦA2 衰退のある荷重曲線 ＦP1 ペーパーグレード１すなわち生産工程１の特性 ＦP2 ペーパーグレード２すなわち生産工程２の特性 ＦA 作動点Ａにおけるウェブ張力 ＦB 作動点Ｂにおけるウェブ張力 ＦC 作動点Ｃにおけるウェブ張力 ｄＦ1 衰退のない生産速度に関連した駆動装置の遅延 ｄＦ2 衰退のある生産速度に関連した駆動装置の遅延 ｖA 作動点Ａにおける速度 ｖB 作動点Ｂにおける速度 ｖp 生産速度 ｐ１ 衰退のない生産速度に関連した駆動装置の遅延 ｐ２ 衰退のある生産速度に関連した駆動装置の遅延 Ａ 特性ＦP1における予め定められた作動点 Ｂ 衰退なしにＦP1からＦP2に変化するときに得られる
作動点 Ｃ 衰退を伴ってＦP1からＦP2に変化するときに得られ
る作動点
えた印刷タワー ６ 変向タワー ７ 収集ロール ８ 形成入口ロール ９ 折り機 １０ 所望の基準値トランスミッタ １１ 衰退挙動をする駆動コントローラ １２ 実際の駆動値 １３ 実際のウェブ張力値 Ｍ 駆動モータ Ｆ ペーパーウェブのウェブ張力 ｖ 印刷機の速度 ＦA1 衰退のない荷重曲線 ＦA2 衰退のある荷重曲線 ＦP1 ペーパーグレード１すなわち生産工程１の特性 ＦP2 ペーパーグレード２すなわち生産工程２の特性 ＦA 作動点Ａにおけるウェブ張力 ＦB 作動点Ｂにおけるウェブ張力 ＦC 作動点Ｃにおけるウェブ張力 ｄＦ1 衰退のない生産速度に関連した駆動装置の遅延 ｄＦ2 衰退のある生産速度に関連した駆動装置の遅延 ｖA 作動点Ａにおける速度 ｖB 作動点Ｂにおける速度 ｖp 生産速度 ｐ１ 衰退のない生産速度に関連した駆動装置の遅延 ｐ２ 衰退のある生産速度に関連した駆動装置の遅延 Ａ 特性ＦP1における予め定められた作動点 Ｂ 衰退なしにＦP1からＦP2に変化するときに得られる
作動点 Ｃ 衰退を伴ってＦP1からＦP2に変化するときに得られ
る作動点
Claims (4)
- 【請求項１】 印刷機のペーパーウェブ搬送用駆動装置
を制御する方法であって、駆動装置が、作動時に、規定
速度ｖで回転し、駆動トルクすなわちウェブ張力を生成
する方法において、速度ｖが、荷重特性に従って、荷重
トルクの関数として増減し、駆動装置が、速度と駆動ト
ルクすなわちウェブ張力の目標変数を同時に設定し、特
に速度又は位置の所望値の形態の所望の基準値を、荷重
特性に従って補整することを特徴とする方法。 - 【請求項２】 荷重トルクの変化と速度の増減との依存
関係が線形であることを特徴とする請求項１に記載の方
法。 - 【請求項３】 荷重トルクの変化と速度の増減との依存
関係が非線形であることを特徴とする請求項１に記載の
方法。 - 【請求項４】 荷重トルクの変化と速度の増減との依存
関係が時間の関数であることを特徴とする請求項１に記
載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP98101727A EP0933201B1 (de) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | Verfahren zur Regelung des Antriebes einer Papierbahn einer Druckmaschine |
| CH98101727:0 | 1998-02-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11314819A true JPH11314819A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=8231338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10369334A Pending JPH11314819A (ja) | 1998-02-02 | 1998-12-25 | ペ―パ―ウェブ搬送用駆動装置を制御する方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6213367B1 (ja) |
| EP (1) | EP0933201B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11314819A (ja) |
| CN (1) | CN1154565C (ja) |
| AT (1) | ATE250499T1 (ja) |
| DE (1) | DE59809713D1 (ja) |
| DK (1) | DK0933201T3 (ja) |
| ES (1) | ES2208978T3 (ja) |
| NO (1) | NO322541B1 (ja) |
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-
1998
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1999
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