JPH11314753A

JPH11314753A - 物品の輸送方法および装置

Info

Publication number: JPH11314753A
Application number: JP11018700A
Authority: JP
Inventors: Mario Spatafora; スパタフォーラマリオ
Original assignee: GD SpA
Current assignee: GD SpA
Priority date: 1998-01-27
Filing date: 1999-01-27
Publication date: 1999-11-16
Also published as: EP0931721A1; BR9902442A; US6213284B1; ITBO980025A1; RU2226485C2; ITBO980025A0; CN1235114A; IT1299322B1

Abstract

(57)【要約】【課題】物品のスムーズで正確な郵送が可能な、物品
を、所与の位置を占めている座と移動する座の間で輸送
する方法、装置を提供すること。【解決手段】物品（２）をピックアップするために、
第１の座（２１）と第１の軌道（Ｐ１）の間に延伸し、
第１の軌道に接する第２の軌道（Ｐ２）に沿って、少な
くとも１つのピックアップ部材（３８）を供給する段階
と、ピックアップ部材が第２の軌道の第１の部分に沿っ
て供給されるのにつれて物品を第２の座（２７）とピッ
クアップ部材の間を移動せしめる段階とから成り、ピッ
クアップ部材が第２の軌道の略直線の第２の部分に沿っ
て、供給されるのにつれて、物品が、第１の座とピック
アップ部材の間を、第１の座に係わる物品の挿入／排出
移動の方向に平行に移動せしめられることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は物品の輸送方法に関
する。特に、煙草の各１本、あるいは、煙草の包装体の
ような煙草を輸送する方法に関し、以下の記載は、その
１例として示しているに過ぎない。

【０００２】

【従来の技術】煙草産業においては、煙草の包装体は、
それぞれ少なくとも１つの層で画成される煙草のグルー
プを形成し、グループを包装材料で包装して包装体を形
成し、包装材料を接着材でシールし、接着材を乾燥して
包装体を安定させる、ことによって製造されることが知
られている。

【０００３】上記の方法を実行するために現在用いられ
ているシステムは、１つまたはそれ以上のステップ作動
する包装機械、すなわち、バラで搬入ホッパに供給され
た煙草が、通常２０本のグループでホッパからステップ
作動するコンベヤに引き出すタイプのものから成る。コ
ンベヤは、通常、連なったポケットを具備し、それはコ
ンベヤがステップ的に前進するにつれて、ホッパの前の
載置ステーションで停止せしめられて煙草の各グループ
を受容する。一旦、形づくられコンベヤ上に輸送される
と、煙草のグループは、それに沿って、前記の包装、シ
ール、乾燥作業を実行するステップに供される操作およ
び包装の軌道を画成する別のコンベヤ上の座に輸送され
る。

【０００４】非常に効率的で信頼性が高いにもかかわら
ず、上記のタイプのステップ作動の包装機械は、他のあ
らゆるステップ作動機械と同様に、明確な欠点を有して
いて、一方は、主に非常に高い操作の速度に起因する、
大きな振動と、高い騒音レベルと、比較的高い高いメン
テナンスコストであり、他方は、コンベヤの速度がある
与えられた限界までしか上げられないということであ
る。

【０００５】上記の欠点を克服するために、また、この
ような機械の能力を増大したいという絶えることのない
要求から、すべてのコンベヤを連続的に作動させ、ステ
ップ作動のコンベヤで典型的な速度限界を克服するとい
うのが現在の傾向である。

【０００６】しかしながら、上記の傾向とは逆に、ある
操作、例えば、煙草の層、グループの形成、すなわち、
煙草、あるいは煙草の包装体を、所与の位置を占めてい
る座、特にホッパの出口ステーションのプレート、ある
いは、ステップ作動のコンベヤ上の静止座と、移動する
座、特に、連続移動するコンベヤ上の座と、の間におけ
る輸送、についてはステップ的におこなうのが最良であ
る。

【０００７】これは欧州特許第２１０、５４４号におけ
る問題点であるが、この特許は、チェーン式輸送コンベ
ヤに関わり、可動プーリの補償システムによって、連続
移動する分枝と、煙草のグループのホッパの出口から連
続移動するコンベヤへの移動を可能ならしめるステップ
作動する分枝を有するチェーンに沿って等間隔配置され
た連続するポケットを具備している。煙草のグループ
は、ホッパの出口から、ステップ作動の分枝に沿った静
止ポケットに輸送され、ステップ作動の分枝に沿ったポ
ケットから連続移動するコンベヤに輸送される。コンベ
ヤ上のポケットは、煙草がホッパから引き出されポケッ
ト内部に挿入されるまで長く停止していなければなら
ず、この操作は、いくら速く実行しても、ステップ作動
のプッシャを要し、その速度は、機械的な理由だけでは
なく、煙草が限界以上の加速度にさらされるのを防止す
るためにも限定される。

【０００８】上記の特許で提案された方法は、輸送コン
ベヤの１つの分枝を、煙草のグループをホッパの出口か
ら各ポケットに輸送するまでの間輸送コンベヤの１つの
分枝を停止するという原則にしたがっているために十分
な解決を提供していない。その結果、輸送コンベヤの最
大速度は、通常のステップ作動コンベヤの速度と変わる
ものではなく、この限界は必然的にそれに連動する連続
移動コンベヤにも影響を与える。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】上記問題に鑑み、本発
明は、上述の欠点を除去し、物品のスムーズで正確な郵
送が可能な、物品を、所与の位置を占めている座と移動
する座の間で輸送する方法を提供することである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、所定の
位置に配置され、物品の、少なくとも１つの挿入／排出
移動の方向を画成するように形成されている第１の座
と、与えられた第１の軌道に沿って移動する第２の座の
間を、物品を移動させる方法であって、物品をピックア
ップするために、第１の座と第１の軌道の間に延伸し、
第１の軌道に接する第２の軌道に沿って、少なくとも１
つのピックアップ部材を供給する段階と、ピックアップ
部材が第２の軌道の第１の部分に沿って供給されるのに
つれて物品を第２の座とピックアップ部材の間を移動せ
しめる段階とから成り、ピックアップ部材が第２の軌道
の略直線の第２の部分に沿って、供給されるのにつれ
て、物品が、第１の座とピックアップ部材の間を、第１
の座に係わる物品の挿入／排出移動の方向に平行に、移
動せしめられることを特徴とする方法が提供される。

【００１１】本発明は、物品を輸送する装置にも係わ
り、本発明によれば、物品の輸送装置であって、第１の
座であって、所定の位置に配置され、物品の、少なくと
も１つの第１の座に対する、挿入／排出移動の方向を画
成するように形成されている第１の座と、第２の座であ
って、与えられた第１の軌道に沿って移動する第２の座
と、ピックアップ手段であって、物品をピックアップす
るピックアップ部材を備え、第１の軌道に接する第１部
分と第１の座の所で延伸する第２部分を有する第２の軌
道に沿って移動するピックアップ手段と、発動手段であ
って、ピックアップ部材を第１部分に沿って供給し、ピ
ックアップ部材が第１の部分に沿って移動するにつれ
て、ピックアップ部材を、第２の座に平行、かつ、同期
して保持して、物品を第２の座とピックアップ部材の間
で移動せしめる発動手段と、を具備し、第２の軌道の第
２部分が移動の方向に平行に延伸する略直線の部分であ
ることを特徴とする装置が提供される。

【００１２】以下、添付の図面を参照しながら、本発明
の実施の形態を説明するが、これは本発明を限定するも
のではない。

【００１３】

【発明の実施の形態】図１、５において、１は、少なく
とも１つの搬入用ホッパＴと連続的に動く搬出コンベヤ
４の間で、煙草２を輸送するための輸送機構を示してい
る。ホッパＴと輸送機構１と搬出コンベヤ４で煙草２を
輸送するための輸送装置Ｕを構成している。

【００１４】出口３は、２つの側壁５と、輸送機構１に
面した１つの前部壁６と、１つの前部壁６に平行で対向
する後部壁７と、前部壁６と後部壁７に交差し側壁５と
共に７つの略縦の通路９を画成する６つの仕切り８と、
側壁５の底端の間で延伸する略水平の支持板１０から成
る。通路９は煙草２の各コラム１１を収容し、支持板１
０は各コラム１１内の底の煙草２を支持面１２を画成
し、支持板１０の上に直接載っている煙草２は煙草の層
１３を形成しており、それは、輸送機構１により出口３
から搬出コンベヤ４へ輸送される。出口３は前部壁６の
底端と支持板１０の間に延伸し、前部壁６と同一面にあ
る部分１５と、支持板１０と同一面にある部分１６を有
する開口１４と、後部壁７と支持板１０の間に延伸して
いる後部の開口１７を具備する。

【００１５】出口３は開口１７に対向して配置されたプ
ッシャ１８に連結されていて、プッシャ１８は通路９と
同じ数のフィンガー２０に連結されたロッド１９を具備
し、ロッド１９は、フィンガー２０が出口３の外側にあ
る休止位置と、フィンガー２０が開口１７を通り、各通
路９の内側の、支持板１０の直ぐ上の、層１３を開口１
４を通して支持板１０の支持面１２から押し出すための
作動位置の間で前後に動く。

【００１６】したがって、支持板１０の支持面１２と、
側壁５の底端と、仕切り８と、開口１４、１７は、層１
３を連続的に受ける座２１を画成し、層１３は開口１４
を通り、面１２に沿って支持面１２、側壁５、仕切り８
に平行に方向Ｄ１に摺動して抜き取られる。したがって
座２１の形状は煙草２が座２１から出ていく方向Ｄ１を
決定する。

【００１７】搬出コンベヤ４は、２つのプーリ２３（図
１では一方のみ示されている）の回りに巻かれたベルト
２２と、ベルト２２に沿って等間隔で配置され、直線路
Ｐ１に沿って連続的に移動する複数のポケット２４とを
具備する。各ポケット２４は底壁２５と、底壁２５から
垂直に延びる２つの側壁２６を備え、層１３を受容する
座２７を画成している。座２７は２５、２６の３つの壁
のみで画成されているので、座２７に多くの方向から層
１３を供給することができ、この挿入方向の内の１つ
は、ポケット２４の壁２５、２６に平行で、図１におい
てＤ２で示されている。

【００１８】輸送機構１はプラットフォーム２８を備
え、その上には、プラットフォーム２８に対して、面１
２に交差する軸３０の周りを回転するドラム２９が装着
されている。ドラム２９は、円筒状の側壁３１と、円形
の壁３２を具備し、これらは、いずれも軸３０と共中心
であって、壁３２はそれぞれ軸３０の周りに等間隔で平
行に位置する軸３４のまわりを回転する３つの有節アー
ム３３と結合されている。各有節アーム３３は、各軸３
４のまわりを回転するクランク３５と、クランク３５の
自由端に、クランク３５に対し、軸３０に平行な軸３７
のまわりを回転できるように取り付けられたヘッド３６
と、層１３をピックアップするためのピックアップ部材
３８とを具備し、それは、ヘッド３６に対し、軸３０に
交差する軸３９の周りを回転するように回転可能に取り
付けられている。

【００１９】図４に示されるように、ピックアップ部材
３８は、座２１と軌道Ｐ１の間に延伸し与えられた場所
Ｐで軌道Ｐ１に接する軌道Ｐ２に沿って移動し、プレー
ト４０を具備していて、プレート４０は、図２に示され
るように面４１を有し、その内部には、層１３の各煙草
２を収容するための複数の平行に延びる座４２が形成さ
れている。各座は複数の吸引穴４３を有し、それらは座
４２の長手軸４２ａに沿って配置されていて各煙草２を
座４２内に保持する、そして各座はリブ４４によって隣
接する座４２と分離されている。ピックアップ部材３８
はまた煙草２の挿入／排出ステーションに配置される端
部３８ｂを有し、ここを通って煙草２は座４２の軸４２
ａの方向に座４２に沿って摺動する。

【００２０】ピックアップ部材３８はヘッド３６に直角
クランク４５を介して結合されており、該クランク４５
はプレート４０と一体にされ軸３９に平行に延伸する部
分４６と、部分４６に垂直な部分４７を有し、部分４７
の自由端は、ヘッド３６に結合されていて、ヘッド３６
に対し軸３９のまわりを回転する。

【００２１】実際には、煙草２は各通路９内のコラム１
１内の出口３に収容され、各コラム１１の底の煙草２は
プレート１０の上に載っている。プッシャ１８は休止位
置と作動位置の間で周期的に前後に移動せしめられ座２
１から引き抜かれるが、各サイクルにおいて煙草２の層
１３はプレート上に載せられ、各サイクルにおいて煙草
２の径と同じ分だけコラム１１は１ステップ先行し、別
の層１３をプレート１０の上に供給する。同時に、コン
ベヤ４の座２７が軌道Ｐ１に沿って連続的にかつ一定に
供給される。

【００２２】煙草２を座２１から座２７に移動せしめる
ために、ドラム２９が有節アーム３３を時計周り方向
（図１、３、４）に軸３０のまわりを回転せしめるが、
ドラム２９内部の公知の機構（図示せず）がクランク３
５を各軸３４の周りにＬＭ１の動きの法則によって方向
付けを提供する、それは各軸３４の軸３０に対する角度
位置の関数であって、軸３７の軌道Ｐ３に沿った配置を
提供する。軌道Ｐ３は与えられた面Ａ上にあり、曲線の
閉ループの部分４８と、部分４８の一つの端部に結合さ
れた、直線の後退及び前進部分４９と、を有する。ヘッ
ド３６は軌道Ｐ３に沿って供給され、公知の遊星歯車機
構(epicyclic mechanism) によってそれら自身に平行に
維持されるが、別の機構、好ましくはヘッド３６、クラ
ンク３５、ドラム２９の内の公知のカム機構（図示せ
ず）によって、各部材３８を各軸３９の周りに時計周り
方向（図５）にＬＭ２の動きの法則によって回転せしめ
る、それは各軸３４の軸３０に対する角度位置の関数で
あって、それはヘッド３６が直線部分４９に沿って出口
３に向かって移動するにつれて各部材３８のプレート４
０の溝を付けられた面４１を面Ｂ内のプレート１０の支
持面１２と略同じ面に位置せしめる。ピックアップ部材
３８が軌道Ｐ２に沿って移動するにつれて、方向Ｄ１と
一致していて面Ｂ内にある直線部分５０に沿って、プッ
シャ１８が前進移動し、煙草の層１３をピックアップ部
材３８の座４２に向けて押圧する。直線部分５０の終端
に到着すると、ピックアップ部材３８が、プレート１０
の延伸を略画成し、開口１４の底部分１６を占有し、プ
ッシャ１８が煙草２の層１３をピックアップ部材３８の
座４２に供給する。座４２の吸引穴４３が発動すると、
ピックアップ部材３８は、軌道Ｐ３の直線部分４９にそ
って後進移動している各ヘッド３６により、また、同時
に各軸３９の周りを回転しているピックアップ部材３８
自身によって、プレート１０から面Ｂよりも低い面４１
に向かって引き下ろされる。

【００２３】それから、ピックアップ部材３８は供給さ
れるが、その際、煙草２の各層１３は、前記公知の機構
（図示せず）により、同様に、かつ、各軸３４、３７の
まわりを逆方向に回転せしめられることによって、ピッ
クアップ部材３８が出口３から搬出コンベヤ４に向かっ
て、ドラム２９により軸３０の周りを回転せしめられて
移動せしめられる部分５１に沿って、それ自身に平行に
保持される、そして、軸３９のまわりに回転せしめられ
ることにより部分５０に対して１８０度回転する。

【００２４】それから、ピックアップ部材３８は、前述
のように軸３０の周りを回転せしめられて、点Ｐにおい
て軌道Ｐ１に接する曲がった移動部分５２に沿って供給
され、そして、前述のように各軸３４、３７のまわりを
反対方向に回転せしめられてそれ自身に平行に保持さ
れ、各溝の付けられた面４１は座２７の底壁２５と平行
とされる。部分５２に沿って、軌道Ｐ１に平行なピック
アップ部材３８の移動速度成分を各座２７の移動速度と
同じに維持することによってピックアップ部材３８は各
座２７と同期される。

【００２５】部分５２に沿って、ピックアップ部材３８
は、軌道Ｐ１に向かって移動せしめられ、各座２７が点
Ｐに到達し、面４１が座２７の底壁２５に対向、かつ平
行に位置せしめられるまで、各座２７の内部にゆるく位
置している。この点では、吸い込み貫通穴４３は、公知
の方法によって（図示せず）ＯＦＦにされて層１３を解
放していて、それは座２７に組み込まれている公知の位
置決め手段（図示せず）により保持されていて、かくし
てピックアップ部材３８は徐々に座２７から引き下ろさ
れる。

【００２６】軌道Ｐ２の輸送部分５２と直線部分５０は
曲線部分５３で連結されていて、軸３０の周りに回転せ
しめることにより、それに沿ってピックアップ部材３８
が出口３に向けて供給され、等しく、且つ、反対の方向
に各軸３４、３７の周りに回転せしめられることによっ
てそれ自身に平行に保持され、そして、各軸３９の周り
に１８０度回転されることによって溝の付けられた面４
１を略面Ｂに合わせ煙草の次の層１３を受容する。

【００２７】図６の変形例において番号５４は煙草２の
層１３を輸送装置Ｕの搬入ホッパＴの９つの出口３から
搬出コンベヤ４に輸送し、それぞれ積層された３つの煙
草の層１３ａ，１３ｂ，１３ｃを有する煙草のグループ
５５を形成するための輸送装置を示している。出口３は
間隔ＰＸで均等に離間され、搬出コンベヤ４の軌道Ｐ１
に平行であり、３つの出口３の３つのグループ５６、５
７、５８に分割されている。グループ５６は３ａで示さ
れる３つの隣接する出口を有し、その各々は７つの通路
９を有し、輸送面Ｂ１内に１つのプレート１０を有し、
２１ａで示される座を画成している。グループ５７は３
ｂで示される３つの隣接する出口を有し、その各々は６
つの通路９を有し、面Ｂ１より低いが平行な輸送面Ｂ２
内に１つのプレート１０を有し、２１ｂで示される座を
画成している。グループ５８は３ｃで示される３つの隣
接する出口を有し、その各々は７つの通路９を有し、面
Ｂ２より低いが平行な輸送面Ｂ２内に１つのプレート１
０を有し、２１ｂで示される座を画成している。

【００２８】輸送装置５４はドラム６０に固定されたプ
ラットフォーム５９を有し、それは面Ｂ３に垂直な軸６
１の周りを回転し、面Ｂ３よりも下方に配置されてい
る。輸送装置５４は、また、ドラム６３に固定されたプ
ラットフォーム６２を有し、それは軸６１に平行な軸６
４のまわり周りを回転し、面Ｂ１よりも上方に配置され
ている。

【００２９】互いに同じで、ドラム２９とも同じである
ので、ドラム６０、６３の構成部品の番号はドラム２９
の対応する部品と同じ番号が用いて示されている。

【００３０】ドラム６０、６３は各軸６１、６４の周り
を、同じ速度で、同じ方向（図６において時計周り方
向）に回転するので、各瞬間において、ドラム６０上の
ヘッド３６の軸６１の周りの角度位置は、ドラム６３上
のヘッド３６の軸６４の周りの角度位置と等しい。対応
するヘッド３６の各対の２つのクランク４５は部分４６
を共に有し、部分４６によりロッド６５が画成され、該
ロッド６５に沿って、それぞれ支持材６６によりロッド
６５に結合されたプレート４０を有する９つのピックア
ップ部材３８が間隔ＰＸで等間隔配置されている。ピッ
クアップ部材３８は、それぞれ３つのピックアップ部材
３８を含む、３つのグループ６７、６８、６９に分割さ
れている。より詳細には、グループ６７は３つのピック
アップ部材３８ａを含み、その面４１は互い共通で面Ｂ
１に沿って座２１ａと協働し、グループ６８は３つのピ
ックアップ部材３８ｂを含み、その面４１は互い共通で
面Ｂ２に沿って座２１ｂと協働し、グループ６９は３つ
のピックアップ部材３８ｃを含み、その面４１は互い共
通で面Ｂ３に沿って座２１ｃと協働する。ピックアップ
部材３８ａ，３８ｂ，３８ｃはそれぞれ、それぞれ７
つ、６つ、７つの煙草２を含む各層１３ａ，１３ｂ，１
３ｃを受けるためにプレート４０を有する。

【００３１】実際の使用時には、装置５４はピックアッ
プ部材３８ａ，３８ｂ，３８ｃを各座２１ａ，２１ｂ，
２１ｃに位置せしめ、同時に、９つの層１３ａ，１３
ｂ，１３ｃを座２１ａ，２１ｂ，２１ｃから、第１の実
施の形態において説明したように引き抜き、ピックアッ
プ部材３８ａ，３８ｂ，３８ｃと対応するグループ６
７，６８，６９を、略軌道Ｐ2 に同じで、それぞれ、点
Ｐａ，Ｐｂ，Ｐｃにおいて軌道Ｐ１に略接する各軌道
（図示せず）に沿って供給し、各層１３ａ，１３ｂ，１
３ｃをそれぞれの座２７に輸送する。

【００３２】座２７は、接点Ｐａ，Ｐｂ，Ｐｃを通っ
て、連続するピックアップ部材３８ａ，３８ｂ，３８ｃ
の通路の間の間隔内の３つの隙間Ｐｓに等しい距離を移
動し、３つの空の座２７が３つの層１３ａを受容すべく
３つのピックアップ部材３８ａに対応して配置され、そ
れぞれの層１３ａを収容している３つの座２７が３つの
層１３ｂを層１３ａの上に受容すべくピックアップ部材
３８ｂに対応して配置され、それぞれの層１３ａ，１３
ｂを収容している３つの座２７が３つの層１３ｃを層１
３ｂの上に受容すべくピックアップ部材３８ｂに対応し
て配置され、同時に３つの煙草のグループ５５が完成さ
れる。

【００３３】ロッド６５の各軸３９の周りの回転は、煙
草２を各座２１ａ，２１ｂ，２１ｃで受容し、搬出コン
ベヤ４の座２７で解放するために、ピックアップ部材３
８ａ，３８ｂ，３８ｃを位置せしめることに加えて、各
ドラム６０、６３のアーム３５を連結している３つのロ
ッド６５の間の干渉の防止を提供している。

【００３４】図７の変形例を参照すると、Ｕは、ステッ
プ操作されるコンベヤ７１と、連続移動するコンベヤ７
２の間に配置され、包装体７３を、コンベヤ７２からコ
ンベヤ７１に輸送する輸送機構７０を具備する輸送装置
を示している。

【００３５】コンベヤ７１は２つの公知のプーリ（図示
せず）のまわりに巻かれたベルト７４と、ベルト７４に
等間隔配置された多数のポケット７５を具備する。各ポ
ケット７５は後壁７６と、それぞれ中央スロット７８を
有する２つの側壁７７を具備する。後壁７６と側壁７７
は各包装体７３のための座７９を画成し、各包装体７３
はポケット７５内の開口を介して多くの挿入方向から座
７９に供給される、その挿入方向の内の１つは、ポケッ
ト７５の後壁７６に垂直であって、図７においてＤ３で
示されている。

【００３６】コンベヤ７２は２つの公知のプーリ８１の
まわりに巻かれたベルト８１と、ベルト８０に等間隔配
置された多数のポケット８２（１個のみ図示）を具備す
る。各ポケット８２は側壁８３と、貫通開口８５を有す
る底壁８４を具備する。側壁８３と底壁８４は各包装体
７３を受容するための座８６を画成し、各包装体７３は
ポケット８２内の開口を介して多くの排出方向で座８６
から引き抜かれる、図７において、その排出方向の内の
１つが、座８６の側壁８３と底壁８４に平行なＤ４で示
されている。

【００３７】輸送機構７０は、プラットフォーム８７
と、図７において時計周りに、軸８９の周りを、プラッ
トフォーム８７に対して回転するドラム８８を具備す
る。ドラム２９と同じであるので、ドラム８８の構成部
品は対応するドラム２９の部品と同じ番号を用いて示さ
れていて、ピックアップ部材３８はピックアップ部材９
０に置き換えられている。

【００３８】図７において、ドラム８８は軌道Ｐ４に沿
って移動可能な各ピックアップ部材９０を支持する２つ
の有節アーム３３を備えていて、ピックアップ部材９０
の１つが包装体７３をピックアップする工程で座８６内
に示され、他の１つが包装体７３を解放する工程で座７
９内に示されている。

【００３９】各ピックアップ部材９０は固定されたジョ
ー９１と可動のジョー９２を具備し、可動ジョー９２は
軸３９に平行な軸９３の周りを回転し、図８において実
線で示される閉の位置と、図８において破線で示される
開の位置と、の間で、ジョー９１に対して移動する。ピ
ックアップ部材９０は、また、包装体７３のための挿入
／排出端部９０ｈを有する。

【００４０】実際の使用においては、コンベヤ７１は座
７９の間隔に等しいステップ毎に作動され、各ステップ
で空の座７９を図７に示されるように配置し、座を軌道
Ｐ５に沿って供給するが、コンベヤ７２は連続的に作動
され包装体７３を輸送機構へ軌道Ｐ６に沿って次々に供
給する。

【００４１】輸送機構７０は包装体７３をコンベヤ７２
上の座８６からピックアップし、１つづつ、各座７９に
輸送する。図７においてドラム８８は時計周り方向に回
転し、クランク３５は軸８９周りの軸３４の角度位置の
関数としての運動ＬＭ１にしたがって方向付けされ、各
ヘッド３６を軌道Ｐ３に沿って位置せしめる。各ピック
アップ部材９０はそれぞれの軸３９の周りを回転し、各
ヘッドは与えられた運動ＬＭ３にしたがって回転する
が、この運動は、軸８９周りの軸３４の角度位置の関数
であって、ピックアップ部材９０の９０度にわたる周期
的な回転を提供し、また、前述の有節アーム３３の動き
と共にピックアップ部材９０を軌道Ｐ４に沿って供給す
る。軌道Ｐ４（図７）は、所与の面Ｒ内にあり、点Ｐｒ
において軌道Ｐ６に接するカーブした輸送部分９４と、
面Ｒに平行な面Ｓ内にある直線輸送部分９５と、部分９
４と部分９５を対向する側で連結している２つのカーブ
した部分９６、９７を含んでいる。

【００４２】ピックアップ部材９０は、部分９４に沿っ
てジョー９１、９２を各座に対向して位置決めし、部分
９４に沿って軌道Ｐ６に平行で座８６の輸送速度に等し
い速度成分で移動する。部分９４に沿って、ピックアッ
プ部材９０は、公知のアクチュエータ（図示せず）によ
り、可動ジョー９２を開の位置に維持し、固定ジョー９
１を包装体７３の下の開口８５を通して接点Ｐｒまで内
側に徐々に挿入する。

【００４３】ピックアップ部材９０が接点Ｐｒに到達す
る瞬間に、公知のアクチュエータ（図示せず）が可動ジ
ョー９２を閉の位置にセットし、座８６内の包装体７３
を把持する。それから、包装体７３は、先の実施の形態
を参照して説明した各有節アーム３３の動きによって、
座８６に保持され、座８６に対して等しい方向付けをさ
れた、ピックアップ部材９０によって徐々に座８６か
らＤ４の方向に引き出される。

【００４４】ピックアップ部材９０は包装体７３と共
に、部分９６に沿って、軸３９の周りを９０度回転せし
められ、ピックアップ部材９０は包装体７３と共に、Ｄ
３の方向を向いた直線部分９５を含む面Ｓに沿って配置
される。それから、ピックアップ部材９０は包装体７３
と共に、Ｄ３の方向に、部分９５に沿って、ポケット７
５の後壁７６に向かって供給され、包装体７３を徐々に
座７９内に挿入する。同時に、閉位置において座７９の
下側の側壁７７に係合する可動ジョー９２が、包装体７
３を解放するために開かれる。一旦、包装体７３が挿入
されると、ピックアップ部材９０は後壁７６から部分９
５に沿って引き出され、可動ジョー９２を座７９から解
放して、解放された包装体７３と干渉しないようにす
る。軌道Ｐ４の部分９７に沿って、ピックアップ部材９
０は連続コンベヤ上の座８６と同期して、９０度回転せ
しめられて面Ｒ内に位置せしめられ、次の包装体７３を
ピックアップする。

【００４５】図示されない別の変形例においては、ステ
ップ作動されるコンベヤ７１は、各々が６つの整列され
た包装体７３を収容する単一形状の連続した座を具備
し、輸送機構は２つのドラムを具備し、該ドラムは、そ
れぞれ、対向するドラム上のアームと前述の実施の形態
で述べたタイプのピックアップ部材が備えられたロッド
により連結された２つの有節アームを有し、６つの煙草
の包装体を同時に連続コンベヤ７２からステップ作動の
コンベヤ７２に輸送する。

【００４６】図９、１０は、コンベヤ４のポケット２４
内に煙草を保持するための装置９８を示しており、該装
置は無限ベルト１００（図９には示してない）を備える
コンベヤ９９と、その領域内で層１３ａ，１３ｂ，１３
ｃがポケット２４内に輸送される軌道Ｐ１に平行な分枝
１０１とを具備する。コンベヤ９９は、ベルト１００に
沿って間隔ＰＸ、すなわち、ポケット２４とピックアッ
プ部材３８の間隔、で配置された多数の保持要素１０２
を具備する。

【００４７】各保持要素１０２は、ベルト１００により
引っ張られ、公知のガイド（図示せず）を係合するキャ
リッジ１０３と、把持器１０４を具備し、該把持器１０
４はキャリッジ１０３に対して移動可能に、図１０の面
に垂直な軸１０５の周りに、結合されている。各把持器
１０４は弓形を成し、選択的にポケット２４の座２７を
係合する端部フィンガー１０６を具備し、軸１０５に垂
直に延伸するシャフト１０７を支持する。シャフト１０
７はフィンガー１０６と軸１０５の間に配設されたロー
ラ１０８と、突出しているローラ１０９を支持してい
る。すなわち、ローラ１０８と１０９は軸１０５の反対
側に配設されている。各保持装置は、また、スプリング
１１０を具備し、該スプリング１１０はキャリッジ１０
３と把持器１０４に連結されていて、フィンガー１０６
はキャリッジ１０３と把持器１０４の間に閉じ力を付与
し各ポケット２４の底壁２５に向けて押圧する。

【００４８】コンベヤ９９はその領域内で層１３ａ，１
３ｂ，１３ｃがポケット２４内に向けて輸送される軌道
Ｐ１に平行に延伸する３つの隣接するカム１１１，１１
２，１１３を具備し、これらはローラ１０８と協働して
把持器１０４を持ち上げる。ベルト１００が公知のプー
リ（図示せず）の周りに延伸する領域において、カム１
１１，１１２，１１３は集合して単一のカム形状１１４
を形成している。コンベヤ９９は、また、ローラ１０９
と協働するカム１１５を具備する。

【００４９】装置９８はまたコンベヤ１１６を具備し、
それは無限ベルト１１７と、軌道Ｐ１の上にあって平行
な底部分枝１１８を備えて成り、グループ５５の全部を
保持する。実際の使用においては、装置９８は要素１０
２をポケット２４と同期させながら保持して、コンベヤ
４の各コンベヤを前方に供給し、層１３ａ，１３ｂ，１
３ｃが輸送される領域において、各ポケット２４は各要
素１０２と対面して対にされる。３つ続いて隣接する保
持要素１０２の各ローラ１０８はオフセットしていて
（図１０においては２つ続いている要素のローラ１０８
が破線で示されている）、各ローラ１０８は別のローラ
が係合しているカム１１１，１１２，１１３とは違うカ
ム１１１，１１２，１１３と係合している。これは、カ
ム１１１，１１２，１１３の所与のカム形状と相まっ
て、３つ続いて隣接する把持器１０４の同時、同量の持
ち上げを提供し、ピックアップ部材３８と各層１３ａ，
１３ｂ，１３ｃをポケット２４の内部に挿入することを
可能にしている。層１３ａ，１３ｂ，１３ｃがポケット
２４の内部に挿入されると、把持器１０４はスプリング
１１０によって下降せしめられ、各フィンガー１０６は
カム１１５により所定の高さに保持され、それはその高
さを挿入された層１３ａ，１３ｂ，１３ｃに依って決定
する。すなわち、各層１３ａ，１３ｂ，１３ｃが挿入さ
れる軌道Ｐ１に沿った位置Ｐａ，Ｐｂ，Ｐｃが既知で、
予め定められているので、カム１１５は軌道Ｐ１に沿っ
た要素１０２の位置の関数として異なった高さを決定す
るのである。

【００５０】コンベヤ１１６は、グループ５５が完成し
ていて、公知のラップ用ホイール（図示せず）への輸送
を待つばかりになっている軌道Ｐ１の部分において、底
部分枝１１８をポケット２４の上に位置させ、グループ
５５の層１３ｃに接触させ、グループ５５をポケット２
４の内側に保持する。この段階においては、フィンガー
１０６はグループ５５を解放すべくカム形状１１４によ
って持ち上げられおり、要素１０２は上記のサイクルを
繰り返すべくリターン分枝に沿って層１３ａ，１３ｂ，
１３ｃの輸送領域に戻される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による輸送装置の第１の実施の形態の斜
視図で、わかりやすくするために部品を取り外してあ
る。

【図２】図１の装置の詳細を斜視図で示した図である。

【図３】図１の装置の平面図で、わかりやすくするため
に部品を取り外してある。

【図４】図１の装置の機構の概要を示す図である。

【図５】図１の装置の側面図ある。

【図６】本発明による輸送装置の第２の実施の形態の斜
視図で、わかりやすくするために部品を取り外してあ
る。

【図７】図１の装置の変形例の斜視図で、わかりやすく
するために部品を取り外してある。

【図８】図７の詳細の拡大側面図である。

【図９】図１の装置と組み合わせられる装置の斜視図で
ある。

【図１０】図９の詳細の部分断面正面図である。

【符号の説明】

Ｔ…搬入ホッパＴＵ…輸送装置Ｐ１，Ｐ３…第１の軌道Ｐ２，Ｐ４…第２の軌道２、７３…物品（煙草）３…出口４…搬出コンベヤ５…側壁６…前部壁７…後部壁９…通路１０、４０…プレート１１…コラム１２…表面１３，１３ａ，１３ｂ，１３ｃ…（煙草の）層１４…開口２１，２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，７９…第１の座２７，８６…第２の座３０，６１，６４，８９…第１の軸３３…有節アーム３５…第１クランク３６…ヘッド３７…第３の軸３８，３８ａ，３８ｂ，３８ｃ，５４，９０…ピックア
ップ部材３９…第４の軸４５…第２クランク６０，６３…ドラム６５…ロッド５２，９４…第２の軌道の第１の部分５０，９５…第２の軌道の第２の部分９１…ジョー９２…可動ジョー

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】所定の位置に配置され、物品（２；７
３）の、少なくとも１つの挿入／排出移動の方向（Ｄ
１；Ｄ３）を画成するように形成されている第１の座と
（２１；２１ａ，２１ｂ，２１ｃ；７９）、与えられた
第１の軌道（Ｐ１；Ｐ６）に沿って移動する第２の座
（２７；８６）の間を、物品を移動させる方法であっ
て、物品（２；７３）をピックアップするために、第１の座
（２１；２１ａ，２１ｂ，２１ｃ；７９）と第１の軌道
（Ｐ１；Ｐ３）の間に延伸し、第１の軌道（Ｐ１；Ｐ
３）に接する第２の軌道（Ｐ２；Ｐ４）に沿って、少な
くとも１つのピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）を供給する段階と、ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９
０）が第２の軌道（Ｐ２；Ｐ４）の第１の部分（５２；
９４）に沿って供給されるのにつれて物品（２；７３）
を第２の座とピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）の間を移動せしめる段階とから成
り、ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９
０）が第２の軌道（Ｐ２；Ｐ４）の略直線の第２の部分
（５０；９５）に沿って、供給されるのにつれて、物品
（２；７３）が、第１の座（２１；２１ａ，２１ｂ，２
１ｃ；７９）とピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）の間を、第１の座（２１；２１ａ，
２１ｂ，２１ｃ；７９）に係わる物品（２；７３）の挿
入／排出移動の方向（Ｄ１；Ｄ３）に平行に、移動せし
められることを特徴とする方法。
【請求項２】ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）が、連続的に移動することを特徴と
する請求項１に記載の方法。
【請求項３】ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）が、第２の軌道（Ｐ２；Ｐ４）の第
１部分に沿い、第１の軌道（Ｐ１；Ｐ６）に平行で、第
１の軌道（Ｐ１；Ｐ６）に沿った第２の座の移動速度に
等しい移動速度成分を有することを特徴とする請求項１
または２のいずれか１項に記載の方法。
【請求項４】ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）が、第２の軌道（Ｐ２；Ｐ４）の第
１の部分（５２；９４）に沿って第２の座（２７；８
６）の内側に係合されることを特徴とする請求項１から
３のいずれか１項に記載の方法。
【請求項５】ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）が、閉じた軌道（Ｐ２；Ｐ４）を進
むことを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記
載の方法。
【請求項６】ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）が物品（２；７３）の挿入／排出端
部（３８ｂ；９０ｈ）を具備し、さらに、挿入／排出端部（３８ｂ；９０ｈ）を前記第２部分に沿
って第１の座に対向せしめる段階と、挿入／排出端部（３８ｂ；９０ｈ）を前記第１部分に沿
って第２の座に対向せしめる段階と、を備えて成ることを特徴とする請求項１から４のいずれ
か１項に記載の方法。
【請求項７】第１の軌道（Ｐ１；Ｐ６）が直線で、移
動の方向（Ｄ１；Ｄ３）に交差するように延伸している
ことを特徴とする請求項１から５のいずれか１項に記載
の方法。
【請求項８】物品（２）が第１の座（２１；２１ａ，
２１ｂ，２１ｃ）から第２の座（２７）に移動されるこ
とを特徴とする請求項１から７のいずれか１項に記載の
方法。
【請求項９】物品（７３）が第２の座（８６）から第
１の座（７９）に移動されることを特徴とする請求項１
から７のいずれか１項に記載の方法。
【請求項１０】物品の輸送装置（Ｕ）であって、第１の座（２１；２１ａ，２１ｂ，２１ｃ；７９）であ
って、所定の位置に配置され、物品（２；７３）の、少
なくとも１つの第１の座に対する、挿入／排出移動の方
向（Ｄ１；Ｄ３）を画成するように形成されている第１
の座と、第２の座（２７；８６）であって、与えられた第１の軌
道（Ｐ１；Ｐ６）に沿って移動する第２の座と、ピックアップ手段（１；５４；７０）であって、物品
（２；７３）をピックアップするピックアップ部材（３
８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９０）を備え、第１の軌
道（Ｐ１；Ｐ６）に接する第１部分（５２；９４）と第
１の座（２１；２１ａ，２１ｂ，２１ｃ；７９）の所で
延伸する第２部分（５０；９９）を有する第２の軌道
（Ｐ２；Ｐ４）に沿って移動するピックアップ手段
（１；５４；７０）と、発動手段であって、ピックアップ部材（３８；３８ａ；
３８ｂ；３８ｃ；９０）を第１部分（５２；９４）に沿
って供給し、ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８
ｂ；３８ｃ；９０）が第１の部分（５２；９４）に沿っ
て移動するにつれて、ピックアップ部材（３８；３８
ａ；３８ｂ；３８ｃ；９０）を、第２の座（２７；８
６）に平行、かつ、同期して保持して、物品（２；７
３）を第２の座（２７；８６）とピックアップ部材（３
８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９０）の間で移動せしめ
る発動手段と、を具備し、第２の軌道（Ｐ２；Ｐ４）の第２部分（５０；９９）が
移動の方向（Ｄ１，Ｄ３）に平行に延伸する略直線の部
分であることを特徴とする装置。
【請求項１１】発動手段が、ピックアップ部材（３
８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９０）を連続的に第２の
軌道（Ｐ２；Ｐ４）に沿って供給するために連続的に作
動する手段であることを特徴とする請求項１０に記載の
装置。
【請求項１２】発動手段が、ピックアップ部材（３
８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９０）が第２の軌道（Ｐ
２；Ｐ４）の第１部分（５２；９４）に沿って移動する
につれ、第１の軌道（Ｐ１；Ｐ６）に平行で、第１の軌
道（Ｐ１；Ｐ６）に沿って動く第２の座（２７；８６）
の移動速度と等しい移動速度成分を、ピックアップ部材
（３８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９０）に付与するよ
うに形成されていることを特徴とする請求項１０または
１１のいずれか１項に記載の装置。
【請求項１３】第２の軌道（Ｐ２；Ｐ４）が閉じた軌
道であることを特徴とする請求項１０から１２のいずれ
か１項に記載の装置。
【請求項１４】ピックアップ部材（３８；３８ａ；３
８ｂ；３８ｃ；９０）が、物品（２；７３）の挿入／排出端部（３８ｂ；９０ｈ）
と、挿入／排出端部（３８ｂ；９０ｈ）を第１の座（２１；
２１ａ，２１ｂ，２１ｃ；７９）に対向して第２部分
（５０；９９）に沿って保持し、挿入／排出端部（３８
ｂ；９０ｈ）を第２の座（２７；８６）に対向して第１
部分（５２；９４）に沿って保持する発動手段と、を具備することを特徴とする請求項１０から１３のいず
れか１項に記載の装置。
【請求項１５】ピックアップ手段（１；５４；７０）
が、挿入／排出の移動の方向（Ｄ１，Ｄ３）に交差する各第
１の軸（３０；６１，６４；８９）の周りを回転し、各
有節アーム（３３）によって少なくとも１つのピックア
ップ部材（３８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９０）を支
持する、少なくとも１つのドラム（２９；６０，６３；
８８）を、具備することを特徴とする請求項１０から１４のいずれ
か１項に記載の装置。
【請求項１６】有節アーム（３３）が、ドラム（２９；６０，６３；８８）に関して、第１の軸
（３０；６１，６４；８９）に平行な第２の軸（３４）
の周りを回転する第１クランク（３５）と、第１クランク（３５）に関して、第１の軸（３０；６
１，６４；８９）に平行な第３の軸（３７）の周りを回
転するヘッド（３６）と、を具備し、ピックアップ部材（３８；３８ａ；３８ｂ；３８ｃ；９
０）がヘッド（３６）に結合されていることを特徴とす
る請求項１５に記載の装置。
【請求項１７】ピックアップ部材（３８；３８ａ；３
８ｂ；３８ｃ；９０）が、第１の軸（３０；６１，６
４；８９）に交差する第４の軸（３９）の周りを回転す
る第２クランク（４５）によって、ヘッド（３６）に結
合されていることを特徴とする請求項１６に記載の装
置。
【請求項１８】１よりも大きな数の第１の座（２１；
２１ａ，２１ｂ，２１ｃ；７９）を具備し、第１の座
（２１；２１ａ，２１ｂ，２１ｃ；７９）が第１の軌道
（Ｐ１；Ｐ６）に平行に、かつ、所与の間隔（ＰＸ）
で、互いに一直線上に配列されていることを特徴とする
請求項１５から１７のいずれか１項に記載の装置。
【請求項１９】ピックアップ手段（５４）が、各軸（６１；６４）の周りを同一方向に同一速度で回転
し、互いに同期する各有節アーム（３３）を有する２つ
の平行なドラム（６０，６３）を具備し、各同期する有節アーム（３３）の各対の２つの第２クラ
ンク（４５）がロッド（６５）によって連結されてい
て、該ロッド（６５）に前記間隔（ＰＸ）で前記第１の
座（２１ａ，２１ｂ，２１ｃ）と同数の複数のピックア
ップ部材（３８ａ；３８ｂ；３８ｃ）が配置されている
ことを特徴とする請求項１８に記載の装置。
【請求項２０】ピックアップ部材（３８ａ；３８ｂ；
３８ｃ）が、煙草（２）の各層（１３；１３ａ，１３ｂ，１３ｃ）を
保持するための手段（４２，４３）を有する面（４１）
を備えたプレート（４０）を、具備することを特徴とする請求項１８に記載の装置。
【請求項２１】ピックアップ部材（９０）が、煙草の各包装体を選択的に保持したり放したりできる可
動ジョー（９２）と協働するジョー（９１）を、具備することを特徴とする請求項１０から１９のいずれ
か１項に記載の装置。