JPH11314507A - 航空機用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
航空機用空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH11314507A JPH11314507A JP10123094A JP12309498A JPH11314507A JP H11314507 A JPH11314507 A JP H11314507A JP 10123094 A JP10123094 A JP 10123094A JP 12309498 A JP12309498 A JP 12309498A JP H11314507 A JPH11314507 A JP H11314507A
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- Japan
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- tire
- bead
- pneumatic radial
- radial tire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ビード部にケーブルビードを用いた航空機用空
気入りラジアルタイヤにおいて、耐リムずれ性を改善す
る。 【解決手段】カーカス層３の両端部３ａ，３ｂを左右の
ビード部１に埋設した断面円形のケーブルビード４の周
りに巻き付けた航空機用空気入りラジアルタイヤにおい
て、カーカス層３の巻き付け部３Ｘ外側のビードベース
部１Ａで、かつタイヤ子午線断面形状でケーブルビード
４のタイヤ径方向断面中心線Ｏの左右に、ビード部１を
構成するゴムよりも硬度が高い高硬度ゴム部６を配置す
る。
気入りラジアルタイヤにおいて、耐リムずれ性を改善す
る。 【解決手段】カーカス層３の両端部３ａ，３ｂを左右の
ビード部１に埋設した断面円形のケーブルビード４の周
りに巻き付けた航空機用空気入りラジアルタイヤにおい
て、カーカス層３の巻き付け部３Ｘ外側のビードベース
部１Ａで、かつタイヤ子午線断面形状でケーブルビード
４のタイヤ径方向断面中心線Ｏの左右に、ビード部１を
構成するゴムよりも硬度が高い高硬度ゴム部６を配置す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機用空気入り
ラジアルタイヤに関し、更に詳しくは、耐リムずれ性を
向上するようにした航空機用空気入りラジアルタイヤに
関する。
ラジアルタイヤに関し、更に詳しくは、耐リムずれ性を
向上するようにした航空機用空気入りラジアルタイヤに
関する。
【０００２】
【従来の技術】高内圧、高荷重の条件下で使用される航
空機用空気入りラジアルタイヤは、縦撓みが大きいた
め、ビード部に大きな変形が生じる。そのため、ビード
部に配置されるビードコアとして、強度的に高い構造の
ものが要求され、一般に、芯線の周囲に複数のスチール
ワイヤーを螺旋状に巻き付けた断面円形のケーブルビー
ドが用いられている。
空機用空気入りラジアルタイヤは、縦撓みが大きいた
め、ビード部に大きな変形が生じる。そのため、ビード
部に配置されるビードコアとして、強度的に高い構造の
ものが要求され、一般に、芯線の周囲に複数のスチール
ワイヤーを螺旋状に巻き付けた断面円形のケーブルビー
ドが用いられている。
【０００３】しかし、上述したケーブルビードは、スチ
ールワイヤーを巻き付けて断面円形構造とするため、高
荷重下におけるビード部の大変形により捩じれ易く、そ
の結果、ビード部での動きが大きくなって、耐リムずれ
性が悪いという問題があった。
ールワイヤーを巻き付けて断面円形構造とするため、高
荷重下におけるビード部の大変形により捩じれ易く、そ
の結果、ビード部での動きが大きくなって、耐リムずれ
性が悪いという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ビー
ド部にケーブルビードを用いた航空機用空気入りラジア
ルタイヤにおいて、耐リムずれ性を改善することが可能
な航空機用空気入りラジアルタイヤを提供することにあ
る。
ド部にケーブルビードを用いた航空機用空気入りラジア
ルタイヤにおいて、耐リムずれ性を改善することが可能
な航空機用空気入りラジアルタイヤを提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、カーカス層の両端部を左右のビード部に埋設した
断面円形のケーブルビードの周りに巻き付けた航空機用
空気入りラジアルタイヤにおいて、前記カーカス層の巻
き付け部外側のビードベース部で、かつタイヤ子午線断
面形状で前記ケーブルビードのタイヤ径方向断面中心線
の左右に、前記ビード部を構成するゴムよりも硬度が高
い高硬度ゴム部を配置したことを特徴とする。
明は、カーカス層の両端部を左右のビード部に埋設した
断面円形のケーブルビードの周りに巻き付けた航空機用
空気入りラジアルタイヤにおいて、前記カーカス層の巻
き付け部外側のビードベース部で、かつタイヤ子午線断
面形状で前記ケーブルビードのタイヤ径方向断面中心線
の左右に、前記ビード部を構成するゴムよりも硬度が高
い高硬度ゴム部を配置したことを特徴とする。
【０００６】このようにカーカス層の巻き付け部外側の
ビードベース部でかつケーブルビードのタイヤ径方向断
面中心線の左右に高硬度ゴム部を配設することにより、
高荷重時のビード部大変形によって、捩じれようとする
ケーブルビードをその両側からその捩じれを阻止するよ
うに支えることができるので、リムずれを大幅に軽減す
ることができる。
ビードベース部でかつケーブルビードのタイヤ径方向断
面中心線の左右に高硬度ゴム部を配設することにより、
高荷重時のビード部大変形によって、捩じれようとする
ケーブルビードをその両側からその捩じれを阻止するよ
うに支えることができるので、リムずれを大幅に軽減す
ることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。図１は本発明の
航空機用空気入りラジアルタイヤの要部を示し、１はビ
ード部、２はサイドウォール部、３は有機繊維コードか
らなる補強コードをタイヤ周方向に対して７０〜９０°
に傾斜配列したカーカス層、４は１本の太径のスチール
芯線４ａの周囲に複数の細径のスチールワイヤー４ｂを
螺旋状に巻き付けた断面円形のケーブルビードからなる
ビードコアである。
の図面を参照しながら詳細に説明する。図１は本発明の
航空機用空気入りラジアルタイヤの要部を示し、１はビ
ード部、２はサイドウォール部、３は有機繊維コードか
らなる補強コードをタイヤ周方向に対して７０〜９０°
に傾斜配列したカーカス層、４は１本の太径のスチール
芯線４ａの周囲に複数の細径のスチールワイヤー４ｂを
螺旋状に巻き付けた断面円形のケーブルビードからなる
ビードコアである。
【０００８】６層のカーカス層３が左右のビード部１間
に装架され、その内の内側４層のカーカス層両端部３ａ
がビードフィラー５を挟み込むようにして、ビード部１
に埋設されたビードコア４の周りにタイヤ内側から外側
へ折り返すようにして巻き付けられている。外側２層の
カーカス層３の両端部３ｂは、タイヤ外側から内側に巻
き付けられている。図示せぬが、トレッド部のカーカス
層外周側には、有機繊維コードからなる補強コードをタ
イヤ周方向に対して傾斜方向を逆向きにして交差するよ
うに配列した耐張力層として作用するベルト層と、有機
繊維コードからなる補強コードをタイヤ周方向に実質的
に０°にして螺旋状に巻回したベルト層とを有する複数
のベルト層が埋設されている。
に装架され、その内の内側４層のカーカス層両端部３ａ
がビードフィラー５を挟み込むようにして、ビード部１
に埋設されたビードコア４の周りにタイヤ内側から外側
へ折り返すようにして巻き付けられている。外側２層の
カーカス層３の両端部３ｂは、タイヤ外側から内側に巻
き付けられている。図示せぬが、トレッド部のカーカス
層外周側には、有機繊維コードからなる補強コードをタ
イヤ周方向に対して傾斜方向を逆向きにして交差するよ
うに配列した耐張力層として作用するベルト層と、有機
繊維コードからなる補強コードをタイヤ周方向に実質的
に０°にして螺旋状に巻回したベルト層とを有する複数
のベルト層が埋設されている。
【０００９】カーカス層３の巻き付け部３Ｘ外側のビー
ドベース部１Ａには、ビード部１を構成するゴムよりも
硬度が高い高硬度ゴム部６が配置されている。ビード部
１を構成するゴムのＪＩＳ Ａ硬度としては７０〜７５
のゴムが使用されるのに対して、高硬度ゴム部６はそれ
を越えた値となる。この高硬度ゴム部６は、タイヤ子午
線断面形状でケーブルビードのタイヤ径方向断面中心線
Ｏの左右に、巻き付け部３Ｘに隣接してそれぞれ設けら
れている。また、そのタイヤ子午線断面形状がケーブル
ビードの断面中心Ｏ’から放射方向に突となる頂部６ａ
をそれぞれ有する略３角形状に形成されている。
ドベース部１Ａには、ビード部１を構成するゴムよりも
硬度が高い高硬度ゴム部６が配置されている。ビード部
１を構成するゴムのＪＩＳ Ａ硬度としては７０〜７５
のゴムが使用されるのに対して、高硬度ゴム部６はそれ
を越えた値となる。この高硬度ゴム部６は、タイヤ子午
線断面形状でケーブルビードのタイヤ径方向断面中心線
Ｏの左右に、巻き付け部３Ｘに隣接してそれぞれ設けら
れている。また、そのタイヤ子午線断面形状がケーブル
ビードの断面中心Ｏ’から放射方向に突となる頂部６ａ
をそれぞれ有する略３角形状に形成されている。
【００１０】このように断面円形のケーブルビードから
なるビードコア４に対して、その径方向内側のビードベ
ース部１Ａの左右に、ビード部１のゴムよりも高硬度の
ゴム部６をそれぞれ配置したので、高荷重が負荷されて
ビード部１が大変形し、ケーブルビードが捩じれようと
しても、左右から高い硬度のゴム部６で支え、その捩じ
れを抑制することができるため、耐リムずれ性の改善が
可能になる。
なるビードコア４に対して、その径方向内側のビードベ
ース部１Ａの左右に、ビード部１のゴムよりも高硬度の
ゴム部６をそれぞれ配置したので、高荷重が負荷されて
ビード部１が大変形し、ケーブルビードが捩じれようと
しても、左右から高い硬度のゴム部６で支え、その捩じ
れを抑制することができるため、耐リムずれ性の改善が
可能になる。
【００１１】図２は、本発明の航空機用空気入りラジア
ルタイヤの要部の他の例を示す。この実施形態では、上
述した高硬度ゴム部６の外側に隣接して、更に補強コー
ド層７を設けたものである。この補強コード層７には、
有機繊維コードを平織にした曲げ剛性の高い平織補強コ
ード層が好ましく使用できる。その層数は１層でも複数
層でもよく、少なくとも１層配置すればよい。このよう
に補強コード層７を高硬度ゴム部６の外側に隣接して配
置することにより、耐リムずれ性を一層改善することが
できる。
ルタイヤの要部の他の例を示す。この実施形態では、上
述した高硬度ゴム部６の外側に隣接して、更に補強コー
ド層７を設けたものである。この補強コード層７には、
有機繊維コードを平織にした曲げ剛性の高い平織補強コ
ード層が好ましく使用できる。その層数は１層でも複数
層でもよく、少なくとも１層配置すればよい。このよう
に補強コード層７を高硬度ゴム部６の外側に隣接して配
置することにより、耐リムずれ性を一層改善することが
できる。
【００１２】本発明において、上述した左右の高硬度ゴ
ム部６は、その頂部（頂点）６ａがケーブルビードのタ
イヤ径方向断面中心線Ｏから左右にその角度θ＝４５°
±１５°の位置となるように配置するのが好ましい。こ
の範囲外になると、ケーブルビードの捩じれを効果的に
抑制することができず、耐リムずれ性改善効果を期待す
ることが難しくなる。
ム部６は、その頂部（頂点）６ａがケーブルビードのタ
イヤ径方向断面中心線Ｏから左右にその角度θ＝４５°
±１５°の位置となるように配置するのが好ましい。こ
の範囲外になると、ケーブルビードの捩じれを効果的に
抑制することができず、耐リムずれ性改善効果を期待す
ることが難しくなる。
【００１３】左右の高硬度ゴム部６の頂部６ａをケーブ
ルビードの断面中心Ｏ’から放射方向に測った時の肉厚
ａは、それと同じ方向に測ったビード部表面１Ｂまでの
距離ｂとの関係で、その比ａ／ｂを０．３５以上にする
のがよい。この比ａ／ｂが０．３５より小さいとリムず
れを改善することができない。この高硬度ゴム部６は、
ビード部表面１Ｂまで配置することができ、比ａ／ｂの
上限値としては、１にすることができる。
ルビードの断面中心Ｏ’から放射方向に測った時の肉厚
ａは、それと同じ方向に測ったビード部表面１Ｂまでの
距離ｂとの関係で、その比ａ／ｂを０．３５以上にする
のがよい。この比ａ／ｂが０．３５より小さいとリムず
れを改善することができない。この高硬度ゴム部６は、
ビード部表面１Ｂまで配置することができ、比ａ／ｂの
上限値としては、１にすることができる。
【００１４】高硬度ゴム部６のＪＩＳ Ａ硬度として
は、８０以上にするのが好ましい。硬度が８０未満で
は、耐リムずれ性の向上が望めなくなる。上限値として
は、未加硫時の作業性の点から９７にするのがよい。本
発明では、上述した実施形態において、カーカス層３を
６層設けた例を示したが、少なくとも１層のカーカス層
が両端部をビードコア４の周りにタイヤ内側から外側に
巻き付け、少なくとも１層のカーカス層が両端部をビー
ドコア４の周りにタイヤ外側から内側に巻き付けた航空
機用空気入りラジアルタイヤであればよい。
は、８０以上にするのが好ましい。硬度が８０未満で
は、耐リムずれ性の向上が望めなくなる。上限値として
は、未加硫時の作業性の点から９７にするのがよい。本
発明では、上述した実施形態において、カーカス層３を
６層設けた例を示したが、少なくとも１層のカーカス層
が両端部をビードコア４の周りにタイヤ内側から外側に
巻き付け、少なくとも１層のカーカス層が両端部をビー
ドコア４の周りにタイヤ外側から内側に巻き付けた航空
機用空気入りラジアルタイヤであればよい。
【００１５】
【実施例】タイヤサイズを５０×２０．０Ｒ２２で共通
にし、図１のように高硬度ゴム部を配置し、その硬度を
表１のようにした本発明タイヤ１，２と、本発明タイヤ
２において、平織補強コード層を高硬度ゴム部の外側に
配置した図２に示す構成の本発明タイヤ３、及び本発明
タイヤ１において高硬度ゴム部を設けていない従来タイ
ヤとをそれぞれ作製した。なお、各試験タイヤ共に、ビ
ード部のゴムのJISA 硬度は７５である。
にし、図１のように高硬度ゴム部を配置し、その硬度を
表１のようにした本発明タイヤ１，２と、本発明タイヤ
２において、平織補強コード層を高硬度ゴム部の外側に
配置した図２に示す構成の本発明タイヤ３、及び本発明
タイヤ１において高硬度ゴム部を設けていない従来タイ
ヤとをそれぞれ作製した。なお、各試験タイヤ共に、ビ
ード部のゴムのJISA 硬度は７５である。
【００１６】これら各試験タイヤをリムサイズ５０×２
０．０Ｒ２２のリムに装着し、以下に示す測定条件によ
り、耐リムずれ性の評価試験を行ったところ、表１に示
す結果を得た。
０．０Ｒ２２のリムに装着し、以下に示す測定条件によ
り、耐リムずれ性の評価試験を行ったところ、表１に示
す結果を得た。
【００１７】耐リムずれ性 各試験タイヤを空気圧１７７ PISにして室内ドラム試験
機に取り付け、荷重４５２００ LBSの条件下で、時速１
８０mile/hで３５秒間ランディング走行させ、次いで時
速４０mile/hで９２秒間タクシー走行させ、これを１５
０回繰り返し行った後のリムずれの痕跡からリムずれ量
を測定し、その結果を従来タイヤを１００とする指数値
で評価した。この値が小さい程、耐リムずれ性が優れて
いる。
機に取り付け、荷重４５２００ LBSの条件下で、時速１
８０mile/hで３５秒間ランディング走行させ、次いで時
速４０mile/hで９２秒間タクシー走行させ、これを１５
０回繰り返し行った後のリムずれの痕跡からリムずれ量
を測定し、その結果を従来タイヤを１００とする指数値
で評価した。この値が小さい程、耐リムずれ性が優れて
いる。
【００１８】
【表１】
【００１９】表１から、本発明タイヤは、いずれも、耐
リムずれ性を大きく改善できることが判る。また、高硬
度ゴム部の外側に補強コード層を配置した本発明タイヤ
３は、耐リムずれ性を一層向上できることが判る。
リムずれ性を大きく改善できることが判る。また、高硬
度ゴム部の外側に補強コード層を配置した本発明タイヤ
３は、耐リムずれ性を一層向上できることが判る。
【００２０】
【発明の効果】上述したように本発明は、カーカス層の
両端部を左右のビード部に埋設した断面円形のケーブル
ビードの周りに巻き付けた航空機用空気入りラジアルタ
イヤにおいて、前記カーカス層の巻き付け部外側のビー
ドベース部で、かつタイヤ子午線断面形状で前記ケーブ
ルビードのタイヤ径方向断面中心線の左右に、前記ビー
ド部を構成するゴムよりも硬度が高い高硬度ゴム部を配
置したので、耐リムずれ性を大きく向上することができ
る。
両端部を左右のビード部に埋設した断面円形のケーブル
ビードの周りに巻き付けた航空機用空気入りラジアルタ
イヤにおいて、前記カーカス層の巻き付け部外側のビー
ドベース部で、かつタイヤ子午線断面形状で前記ケーブ
ルビードのタイヤ径方向断面中心線の左右に、前記ビー
ド部を構成するゴムよりも硬度が高い高硬度ゴム部を配
置したので、耐リムずれ性を大きく向上することができ
る。
【図１】本発明の航空機用空気入りラジアルタイヤの要
部の一例を示すタイヤ子午線断面図である。
部の一例を示すタイヤ子午線断面図である。
【図２】本発明の航空機用空気入りラジアルタイヤの要
部の他の例を示すタイヤ子午線断面図である。
部の他の例を示すタイヤ子午線断面図である。
１ ビード部 １Ａ ビードベース
部 １Ｂ 表面 ３ カーカス層 ３Ｘ 巻き付け部 ３ａ，３ｂ 端部 ４ ビードコア（ケーブルビード）６ 高硬度ゴム部 ６ａ 頂部 ７ 補強コード層 Ｏ ケーブルビードのタイヤ径方向断面中心線 Ｏ’ケーブルビード断面中心
部 １Ｂ 表面 ３ カーカス層 ３Ｘ 巻き付け部 ３ａ，３ｂ 端部 ４ ビードコア（ケーブルビード）６ 高硬度ゴム部 ６ａ 頂部 ７ 補強コード層 Ｏ ケーブルビードのタイヤ径方向断面中心線 Ｏ’ケーブルビード断面中心
Claims (7)
- 【請求項１】 カーカス層の両端部を左右のビード部に
埋設した断面円形のケーブルビードの周りに巻き付けた
航空機用空気入りラジアルタイヤにおいて、前記カーカ
ス層の巻き付け部外側のビードベース部で、かつタイヤ
子午線断面形状で前記ケーブルビードのタイヤ径方向断
面中心線の左右に、前記ビード部を構成するゴムよりも
硬度が高い高硬度ゴム部を配置した航空機用空気入りラ
ジアルタイヤ。 - 【請求項２】 前記左右の高硬度ゴム部のタイヤ子午線
断面形状を、それぞれ前記ケーブルビードの断面中心か
ら放射方向に突となる頂部を有する略３角形状にした請
求項１に記載の航空機用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項３】 前記左右の高硬度ゴム部の頂部を前記ケ
ーブルビードのタイヤ径方向断面中心線から左右に４５
°±１５°の位置に配置した請求項２に記載の航空機用
空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項４】 前記カーカス層の巻き付け部外側に隣接
して配置した前記左右の高硬度ゴム部の頂部を前記ケー
ブルビードの断面中心から放射方向に測った時の肉厚ａ
と同じ方向に測ったビード部表面までの距離ｂとの比ａ
／ｂを０．３５以上にした請求項２または３に記載の航
空機用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項５】 前記高硬度ゴム部のＪＩＳ Ａ硬度が８
０以上である請求項１，２，３または４に記載の航空機
用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項６】 前記高硬度ゴム部の外側に隣接して、少
なくとも１層の補強コード層を配置した請求項１，２，
３，４または５に記載の航空機用空気入りラジアルタイ
ヤ。 - 【請求項７】 前記補強コード層が平織補強コード層で
ある請求項６に記載の航空機用空気入りラジアルタイ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10123094A JPH11314507A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 航空機用空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10123094A JPH11314507A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 航空機用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11314507A true JPH11314507A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14852063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10123094A Pending JPH11314507A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 航空機用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11314507A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004256102A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | 改良されたビード構造を有する航空機用タイヤ |
| JP2016501771A (ja) * | 2012-11-29 | 2016-01-21 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 航空機用タイヤビード |
| CN105711124A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-06-29 | 南京龙贞自控科技发展有限公司 | 三角胶自动贴合机供料系统 |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP10123094A patent/JPH11314507A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004256102A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | 改良されたビード構造を有する航空機用タイヤ |
| JP4589640B2 (ja) * | 2003-02-25 | 2010-12-01 | ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー | 改良されたビード構造を有する航空機用タイヤ |
| JP2016501771A (ja) * | 2012-11-29 | 2016-01-21 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 航空機用タイヤビード |
| CN105711124A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-06-29 | 南京龙贞自控科技发展有限公司 | 三角胶自动贴合机供料系统 |
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