JPH11314472A - 円筒状印刷媒体 - Google Patents
円筒状印刷媒体Info
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- JPH11314472A JPH11314472A JP11035149A JP3514999A JPH11314472A JP H11314472 A JPH11314472 A JP H11314472A JP 11035149 A JP11035149 A JP 11035149A JP 3514999 A JP3514999 A JP 3514999A JP H11314472 A JPH11314472 A JP H11314472A
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- Japan
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- peripheral surface
- cylindrical
- outer peripheral
- cylindrical body
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/16—Coating processes; Apparatus therefor
- G03F7/18—Coating curved surfaces
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/20—Exposure; Apparatus therefor
- G03F7/2002—Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image
- G03F7/2014—Contact or film exposure of light sensitive plates such as lithographic plates or circuit boards, e.g. in a vacuum frame
- G03F7/2016—Contact mask being integral part of the photosensitive element and subject to destructive removal during post-exposure processing
- G03F7/202—Masking pattern being obtained by thermal means, e.g. laser ablation
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 光重合性樹脂層と、IR吸収層を有する円筒
状の印刷媒体を提供する。 【解決手段】 少なくとも一種類の結合剤、エチレン性
不飽和の共重合可能有機化合物、光開始剤、必要に応じ
てその他の助剤を含有する混合物から成る層とを有する
円筒状印刷版体であって、架橋可能円筒状層外周面に、
円筒状体の縦軸線と共軸的に回転運動可能であり、この
縦軸線に沿って上下運動可能のコーティング装置10に
より、感赤外線層が形成され、このコーティング装置1
0が可撓性リング部材10aを具備し、これが上記架橋
性円筒状層外周面に適合せしめられ、その内周面がこの
円筒状層外周面と密接に接触せしめられており、上記感
赤外線層が現像液に可溶性もしくは可分散性であり、エ
ラストマー特性を有するフィルム形成結合剤中に、赤外
線波長範囲において高い吸収を有する少なくとも一種類
の微細粉物質を含有する。
状の印刷媒体を提供する。 【解決手段】 少なくとも一種類の結合剤、エチレン性
不飽和の共重合可能有機化合物、光開始剤、必要に応じ
てその他の助剤を含有する混合物から成る層とを有する
円筒状印刷版体であって、架橋可能円筒状層外周面に、
円筒状体の縦軸線と共軸的に回転運動可能であり、この
縦軸線に沿って上下運動可能のコーティング装置10に
より、感赤外線層が形成され、このコーティング装置1
0が可撓性リング部材10aを具備し、これが上記架橋
性円筒状層外周面に適合せしめられ、その内周面がこの
円筒状層外周面と密接に接触せしめられており、上記感
赤外線層が現像液に可溶性もしくは可分散性であり、エ
ラストマー特性を有するフィルム形成結合剤中に、赤外
線波長範囲において高い吸収を有する少なくとも一種類
の微細粉物質を含有する。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、寸法的に安定な中実、部分的中
空または中空円筒状体と、化学線放射により円筒状体外
周面上において架橋され、画像形成露出後、現像液によ
り洗除され、かつ少なくとも一種類の結合剤、エチレン
性不飽和の共重合可能有機化合物、光開始剤、必要に応
じてその他の助剤を含有する混合物から成る層とを有す
る円筒状印刷版体に関する。
空または中空円筒状体と、化学線放射により円筒状体外
周面上において架橋され、画像形成露出後、現像液によ
り洗除され、かつ少なくとも一種類の結合剤、エチレン
性不飽和の共重合可能有機化合物、光開始剤、必要に応
じてその他の助剤を含有する混合物から成る層とを有す
る円筒状印刷版体に関する。
【0002】この種の印刷媒体ないし印刷版は、扁平な
板体か、あるいは円筒状もしくは部分的円筒状体のいず
れかである。
板体か、あるいは円筒状もしくは部分的円筒状体のいず
れかである。
【0003】
【従来技術】現在においては、印刷の技術的処理の大部
分は、輪転シリンダー上に装着され、印刷機にスリーブ
として装着されるべきフレキソレリーフ印刷版を使用し
て行なわれているので、これを簡単化する必要性があ
る。極めて臨界的な高コストおよび印刷品質の問題は、
実際上、既製の印刷媒体を印刷シリンダー上に装着する
ことと関連があり、印刷版が緊密装着性を欠くために装
着エラーがもたらされがちであり、これがことに多色印
刷の場合に問題であることは明らかである。これを回避
するためには高価格の装着装置および係合性を監視する
ための試験印刷装置および高コストの人手を要する装着
が必要である。印刷版体は反覆使用が予定されており、
従って着脱可能に輪転シリンダーに装着されており、印
刷媒体取脱しの際に損傷される場合がある。
分は、輪転シリンダー上に装着され、印刷機にスリーブ
として装着されるべきフレキソレリーフ印刷版を使用し
て行なわれているので、これを簡単化する必要性があ
る。極めて臨界的な高コストおよび印刷品質の問題は、
実際上、既製の印刷媒体を印刷シリンダー上に装着する
ことと関連があり、印刷版が緊密装着性を欠くために装
着エラーがもたらされがちであり、これがことに多色印
刷の場合に問題であることは明らかである。これを回避
するためには高価格の装着装置および係合性を監視する
ための試験印刷装置および高コストの人手を要する装着
が必要である。印刷版体は反覆使用が予定されており、
従って着脱可能に輪転シリンダーに装着されており、印
刷媒体取脱しの際に損傷される場合がある。
【0004】欧州特許767407号公報には、ディジ
タル情報の伝送により、フレキソ印刷版の製造に適する
多層記録素子が開示されている。すなわち、ディジタル
情報の伝送により、光重合性樹脂層を比較的低コストで
画像形成露光し、次いでこれを現像することが可能であ
る。これにより得られる印刷スリーブは、そのまま印刷
機に使用され得る。この印刷スリーブは、印刷媒体とも
称される。
タル情報の伝送により、フレキソ印刷版の製造に適する
多層記録素子が開示されている。すなわち、ディジタル
情報の伝送により、光重合性樹脂層を比較的低コストで
画像形成露光し、次いでこれを現像することが可能であ
る。これにより得られる印刷スリーブは、そのまま印刷
機に使用され得る。この印刷スリーブは、印刷媒体とも
称される。
【0005】日本国特願公開58/52646号公報に
は、光硬化性樹脂層と、薄い画像形成トップ層で被覆さ
れた円筒状体が記載されている。この光硬化性樹脂層
は、接着促進層により、円筒状外周面上の基層上に接着
積層される。トップ層はレーザー光線に露光され、該層
のポジチブ画像対応部分は破壊、飛散せしめられる。こ
れに次いで、光硬化性樹脂層の画像形成露光および現像
が行なわれる。
は、光硬化性樹脂層と、薄い画像形成トップ層で被覆さ
れた円筒状体が記載されている。この光硬化性樹脂層
は、接着促進層により、円筒状外周面上の基層上に接着
積層される。トップ層はレーザー光線に露光され、該層
のポジチブ画像対応部分は破壊、飛散せしめられる。こ
れに次いで、光硬化性樹脂層の画像形成露光および現像
が行なわれる。
【0006】欧州特許440079号公報は、一定の厚
さの、一定の表面積構造を有する層を、光重合樹脂材料
から、コーティングされるべき円筒状体上に形成し得る
カレンダー装置を開示している。
さの、一定の表面積構造を有する層を、光重合樹脂材料
から、コーティングされるべき円筒状体上に形成し得る
カレンダー装置を開示している。
【0007】欧州特許766142号公報には、光重合
成層の外層としてIR(赤外線)感光性層を設けること
が記載されている。
成層の外層としてIR(赤外線)感光性層を設けること
が記載されている。
【0008】米国特許5262275号特許明細書に
は、感赤外線(IR)層を、公知の、例えば噴霧コーテ
ィング法、積層法、減圧下における蒸着法またはスパッ
タリング法(これは金属層の場合ことに有用である)に
より、フレキソ印刷素子上に施こすことが記載されてい
る。
は、感赤外線(IR)層を、公知の、例えば噴霧コーテ
ィング法、積層法、減圧下における蒸着法またはスパッ
タリング法(これは金属層の場合ことに有用である)に
より、フレキソ印刷素子上に施こすことが記載されてい
る。
【0009】さらに、欧州特許650833号および6
53300号公報は、円筒状体素子上に、これと同軸的
な可撓性コーティング手段(環状リング状のものであっ
てもよい)により層を形成することを開示している。こ
のコーティング手段は、極めて薄い50〜500μm厚
さの壁面と、1cm幅に対して20〜200個の透孔を
有するスクリーン印刷版円筒状体をコーティングするた
めにもっぱら使用されるものである。これに記載されて
いる他の同軸的部材は、複数の円周リブを備えた環状カ
ラーである。
53300号公報は、円筒状体素子上に、これと同軸的
な可撓性コーティング手段(環状リング状のものであっ
てもよい)により層を形成することを開示している。こ
のコーティング手段は、極めて薄い50〜500μm厚
さの壁面と、1cm幅に対して20〜200個の透孔を
有するスクリーン印刷版円筒状体をコーティングするた
めにもっぱら使用されるものである。これに記載されて
いる他の同軸的部材は、複数の円周リブを備えた環状カ
ラーである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この分野における技術
的課題ないし本発明の目的は、少なくとも一層の光重合
性樹脂層と、少なくとも一層のIR吸収層を有する円筒
状の印刷媒体を提供することである。
的課題ないし本発明の目的は、少なくとも一層の光重合
性樹脂層と、少なくとも一層のIR吸収層を有する円筒
状の印刷媒体を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかるにこの課題ないし
目的は、寸法的に安定な中実、部分的中空または中空円
筒状体と、化学線放射により円筒状体外周面上において
架橋され、画像形成露出後、現像液により洗除され、か
つ少なくとも一種類の結合剤、エチレン性不飽和の共重
合可能有機化合物、光開始剤、必要に応じてその他の助
剤を含有する混合物から成る層とを有する円筒状印刷版
体であって、上記の架橋可能円筒状層外周面に、上記円
筒状体の縦軸線と共軸的に回転運動可能であり、この縦
軸線に沿って上下運動可能のコーティング装置(10)
により、感赤外線層が形成され、このコーティング装置
(10)が可撓性リング部材(10a)を具備し、これ
が上記架橋性円筒状層外周面に適合せしめられ、その内
周面がこの円筒状層外周面と密接に接触せしめられてお
り、上記感赤外線層が現像液に可溶性もしくは可分散性
であり、エラストマー特性を有するフィルム形成結合剤
中に、赤外線波長範囲において高い吸収を有する少なく
とも一種類の微細粉物質を含有することを特徴とする円
筒状印刷版体により、解決ないし達成されることが本発
明者らにより見出された。
目的は、寸法的に安定な中実、部分的中空または中空円
筒状体と、化学線放射により円筒状体外周面上において
架橋され、画像形成露出後、現像液により洗除され、か
つ少なくとも一種類の結合剤、エチレン性不飽和の共重
合可能有機化合物、光開始剤、必要に応じてその他の助
剤を含有する混合物から成る層とを有する円筒状印刷版
体であって、上記の架橋可能円筒状層外周面に、上記円
筒状体の縦軸線と共軸的に回転運動可能であり、この縦
軸線に沿って上下運動可能のコーティング装置(10)
により、感赤外線層が形成され、このコーティング装置
(10)が可撓性リング部材(10a)を具備し、これ
が上記架橋性円筒状層外周面に適合せしめられ、その内
周面がこの円筒状層外周面と密接に接触せしめられてお
り、上記感赤外線層が現像液に可溶性もしくは可分散性
であり、エラストマー特性を有するフィルム形成結合剤
中に、赤外線波長範囲において高い吸収を有する少なく
とも一種類の微細粉物質を含有することを特徴とする円
筒状印刷版体により、解決ないし達成されることが本発
明者らにより見出された。
【0012】円筒状層に同軸的に施こされる感赤外線層
は、これら両層が公知印刷媒体におけるよりもさらに均
斉で、かつさらに薄くなるように保証する。これによ
り、比較的低廉なコストで、円筒状体外周面上におい
て、直接的に印刷媒体を形成することが可能になされ
る。好ましくないIR層を除去するために必要なレーザ
ー光線出力が少量で済み、レーザー光線放射時間が短時
間であるために、IR吸収材料が少量で済むからであ
る。従って、印刷媒体の生産性が高められる。
は、これら両層が公知印刷媒体におけるよりもさらに均
斉で、かつさらに薄くなるように保証する。これによ
り、比較的低廉なコストで、円筒状体外周面上におい
て、直接的に印刷媒体を形成することが可能になされ
る。好ましくないIR層を除去するために必要なレーザ
ー光線出力が少量で済み、レーザー光線放射時間が短時
間であるために、IR吸収材料が少量で済むからであ
る。従って、印刷媒体の生産性が高められる。
【0013】円筒状外周面上に形成された架橋可能の円
筒状層周面上に、上記円筒状体縦軸線と同軸的に設けら
れ、あらかじめ定められたフォーマットに従って、同軸
的に回転し、縦軸線方向に上下運動し得るようになされ
たコーティング装置により、感赤外線層を形成すること
は実際上極めて有利である。
筒状層周面上に、上記円筒状体縦軸線と同軸的に設けら
れ、あらかじめ定められたフォーマットに従って、同軸
的に回転し、縦軸線方向に上下運動し得るようになされ
たコーティング装置により、感赤外線層を形成すること
は実際上極めて有利である。
【0014】ことに簡単な実施態様においては、このコ
ーティング装置は、少なくとも1個の環状リングを具備
し、その内周面を上記円筒状層外周面に当接させ、該層
縦軸線に沿って上下運動可能になされる。
ーティング装置は、少なくとも1個の環状リングを具備
し、その内周面を上記円筒状層外周面に当接させ、該層
縦軸線に沿って上下運動可能になされる。
【0015】他の実施態様においては、共軸的コーティ
ング装置は、架橋性円筒状層外周に対して同軸的に配列
された複数個の分散液噴射ノズルを有する。
ング装置は、架橋性円筒状層外周に対して同軸的に配列
された複数個の分散液噴射ノズルを有する。
【0016】印刷媒体は、約100Åから約2.5μ
m、ことに約1.5μmから約2.0μmの厚さの感赤
外線分散液層を持っているのが好ましい。
m、ことに約1.5μmから約2.0μmの厚さの感赤
外線分散液層を持っているのが好ましい。
【0017】寸法的に安定な中空円筒状体は、型成形、
射出成形、巻回ないし引抜き処理で形成された管状部材
であるのが好ましい。
射出成形、巻回ないし引抜き処理で形成された管状部材
であるのが好ましい。
【0018】成層されるべき感赤外線分散液は約50か
ら約500mPas、ことに約100から約200mP
asの粘度を示すのが好ましく、これにより極めて均斉
な薄層が形成される。
ら約500mPas、ことに約100から約200mP
asの粘度を示すのが好ましく、これにより極めて均斉
な薄層が形成される。
【0019】化学線放射により円筒状体の外周面上で架
橋され得る層は、円筒状層の外周面に適合せしめられ、
これと密接せしめられる内周面を有する可撓性リング部
材を具備したコーティング装置により、複数層の重積層
として形成されるのが有利である。
橋され得る層は、円筒状層の外周面に適合せしめられ、
これと密接せしめられる内周面を有する可撓性リング部
材を具備したコーティング装置により、複数層の重積層
として形成されるのが有利である。
【0020】なお化学線放射により架橋可能の重積層の
粘度は、10000、ことに約5000から約8000
mPasであるのが好ましい。
粘度は、10000、ことに約5000から約8000
mPasであるのが好ましい。
【0021】架橋可能の重積層外周面には、100Åか
ら2.5μmの厚さを有する感赤外線分散液層を施こす
のが有利である。
ら2.5μmの厚さを有する感赤外線分散液層を施こす
のが有利である。
【0022】光重合可能の円筒状層を形成するための芯
材としての寸法安定性中空円筒状体は、スチール、アル
ミニウム、銅、ニッケルのような金属またはこれらの適
当な合金、あるいはポリエチレンテレフタラート、ポリ
ブチレンテレフタラート、ポリアミド、ポリカルボナー
トのようなプラスチック、あるいはグラスファイバー織
成体、あるいはグラスファイバー、鉱物質ファイバー、
プラスチックの複合材料など、ことに反覆使用可能の材
料から構成されるのが好ましい。化学線放射により架橋
され得る円筒状層は、少なくとも一種類のエラストマー
結合剤、単一もしくは複数種類の、共重合可能なエチレ
ン性不飽和有機化合物、光重合開始剤ないしその組成
物、必要に応じてさらに他の添加剤から成る混合物によ
り形成され、この層は画像形成露光後、現像液により洗
除され得る。
材としての寸法安定性中空円筒状体は、スチール、アル
ミニウム、銅、ニッケルのような金属またはこれらの適
当な合金、あるいはポリエチレンテレフタラート、ポリ
ブチレンテレフタラート、ポリアミド、ポリカルボナー
トのようなプラスチック、あるいはグラスファイバー織
成体、あるいはグラスファイバー、鉱物質ファイバー、
プラスチックの複合材料など、ことに反覆使用可能の材
料から構成されるのが好ましい。化学線放射により架橋
され得る円筒状層は、少なくとも一種類のエラストマー
結合剤、単一もしくは複数種類の、共重合可能なエチレ
ン性不飽和有機化合物、光重合開始剤ないしその組成
物、必要に応じてさらに他の添加剤から成る混合物によ
り形成され、この層は画像形成露光後、現像液により洗
除され得る。
【0023】エラストマー結合剤としては、例えばポリ
アルカジエン、ビニル芳香族/アルカジエン共重合体お
よびブロック共重合体、アルカジエン/アクリロニトリ
ル共重合体、エチレン/プロピレン共重合体、エチレン
/プロピレン/アルカジエン共重合体、エチレン/アク
リル酸共重合体、アルカジエン/アクリラート/アクリ
ル酸共重合体、エチレン/(メタ)アクリル酸/(メ
タ)アクリラート共重合体などが使用される。
アルカジエン、ビニル芳香族/アルカジエン共重合体お
よびブロック共重合体、アルカジエン/アクリロニトリ
ル共重合体、エチレン/プロピレン共重合体、エチレン
/プロピレン/アルカジエン共重合体、エチレン/アク
リル酸共重合体、アルカジエン/アクリラート/アクリ
ル酸共重合体、エチレン/(メタ)アクリル酸/(メ
タ)アクリラート共重合体などが使用される。
【0024】ことに適当な結合剤は、重合単位として、
ブタジエンもしくはイソプレンおよびスチレンのよう
な、共役アルカジエンを含有するエラストマーである。
エラストマー結合剤は、光重合可能の円筒状層中に、各
組成分合計量に対して50から95、ことに50から9
0重量%の割合で含有される。
ブタジエンもしくはイソプレンおよびスチレンのよう
な、共役アルカジエンを含有するエラストマーである。
エラストマー結合剤は、光重合可能の円筒状層中に、各
組成分合計量に対して50から95、ことに50から9
0重量%の割合で含有される。
【0025】本発明において使用される光重合可能の印
刷版形成円筒状層は、さらに、周知、慣用の、上記エラ
ストマー結合剤と相容性を有する、光重合可能のエチレ
ン性不飽和有機化合物を、円筒状層全量に対して、1か
ら60重量%、好ましくは、2から50、ことに3から
40重量%の割合で含有する。ここで「相容性の」と称
するのは、使用されるべき有機化合物がエラストマー結
合剤とよく混合し、光重合性円筒状層中において曇点な
いし線条をもたらさないことを云う。この単量体として
は、周知、慣用の一価もしくは多価アルコールのアクリ
ラート、メタクリラート、アクリルアミド、メタクリル
アミド、ビニルエーテル、ビニルエステル、アリルエー
テル、アリルエステル、フマル酸もしくはマレイン酸の
ジエステル、ことにアクリル酸および/またはメタクリ
ル酸と、一価およびことに多価アルコールとのエステ
ル、例えばアクリル酸もしくはメタクリル酸と、エタン
ジオール、プロパンジオール、ブタンジオール、ヘキサ
ンジオール、オキサアルカンジオール、例えばジエチレ
ングリコール、あるいはアクリル酸またはメタクリル酸
と、三価または多価アルコール、例えばグリセロール、
トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトールまたは
ソルビトールとのエステルである。ことに適当な単官能
性もしくは多官能性アクリラートもしくはメタクリラー
トは、ブチル(メタ)アクリラート、2−エチルヘキシ
ルアクリラート、ラウリル(メタ)アクリラート、ヘキ
サンジオールジ(メタ)アクリラート、エチレングリコ
ール(メタ)アクリラート、ブタンジオール 1,4−
ジ(メタ)アクリラート、ネオペンチル ジ(メタ)ア
クリラート、3−メチルペンタンジオール ジ(メタ)
アクリラート、2−ヒドロキシプロピル (メタ)アク
リラート、2−ヒドロキシエチル (メタ)アクリラー
ト、1,1,1−トリメチロールプロパン トリ(メ
タ)アクリラート、ジ−、トリ−およびテトラエチレン
グリコール ジ(メタ)アクリラート、トリプロピレン
グリコール ジ(メタ)アクリラートまたはペンタエリ
トリチル テトラ(メタ)アクリラート、さらにはポリ
(エチレンオキシド) ジ(メタ)アクリラート、ω−
メチルポリ(エチレンオキシド)−α−イル (メタ)
アクリラート、N,N−ジエチルアミノエチル アクリ
ラート、1モルのグリセロール、1モルのエピクロロヒ
ドリンおよび3モルのアクリル酸の反応生成物、グリシ
ジルメタクリラート、ビスフェノールAジグリシジルエ
ーテルアクリラートである。
刷版形成円筒状層は、さらに、周知、慣用の、上記エラ
ストマー結合剤と相容性を有する、光重合可能のエチレ
ン性不飽和有機化合物を、円筒状層全量に対して、1か
ら60重量%、好ましくは、2から50、ことに3から
40重量%の割合で含有する。ここで「相容性の」と称
するのは、使用されるべき有機化合物がエラストマー結
合剤とよく混合し、光重合性円筒状層中において曇点な
いし線条をもたらさないことを云う。この単量体として
は、周知、慣用の一価もしくは多価アルコールのアクリ
ラート、メタクリラート、アクリルアミド、メタクリル
アミド、ビニルエーテル、ビニルエステル、アリルエー
テル、アリルエステル、フマル酸もしくはマレイン酸の
ジエステル、ことにアクリル酸および/またはメタクリ
ル酸と、一価およびことに多価アルコールとのエステ
ル、例えばアクリル酸もしくはメタクリル酸と、エタン
ジオール、プロパンジオール、ブタンジオール、ヘキサ
ンジオール、オキサアルカンジオール、例えばジエチレ
ングリコール、あるいはアクリル酸またはメタクリル酸
と、三価または多価アルコール、例えばグリセロール、
トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトールまたは
ソルビトールとのエステルである。ことに適当な単官能
性もしくは多官能性アクリラートもしくはメタクリラー
トは、ブチル(メタ)アクリラート、2−エチルヘキシ
ルアクリラート、ラウリル(メタ)アクリラート、ヘキ
サンジオールジ(メタ)アクリラート、エチレングリコ
ール(メタ)アクリラート、ブタンジオール 1,4−
ジ(メタ)アクリラート、ネオペンチル ジ(メタ)ア
クリラート、3−メチルペンタンジオール ジ(メタ)
アクリラート、2−ヒドロキシプロピル (メタ)アク
リラート、2−ヒドロキシエチル (メタ)アクリラー
ト、1,1,1−トリメチロールプロパン トリ(メ
タ)アクリラート、ジ−、トリ−およびテトラエチレン
グリコール ジ(メタ)アクリラート、トリプロピレン
グリコール ジ(メタ)アクリラートまたはペンタエリ
トリチル テトラ(メタ)アクリラート、さらにはポリ
(エチレンオキシド) ジ(メタ)アクリラート、ω−
メチルポリ(エチレンオキシド)−α−イル (メタ)
アクリラート、N,N−ジエチルアミノエチル アクリ
ラート、1モルのグリセロール、1モルのエピクロロヒ
ドリンおよび3モルのアクリル酸の反応生成物、グリシ
ジルメタクリラート、ビスフェノールAジグリシジルエ
ーテルアクリラートである。
【0026】共重合可能のエチレン性不飽和有機化合物
の混合物および例えば単官能性(メタ)アクリラート、
例えばヒドロキシエチルメタクリラートと、上述した種
類の多官能性(メタ)アクリラートとの混合物も使用さ
れ得る。
の混合物および例えば単官能性(メタ)アクリラート、
例えばヒドロキシエチルメタクリラートと、上述した種
類の多官能性(メタ)アクリラートとの混合物も使用さ
れ得る。
【0027】また(メタ)アクリラートのほかに、(メ
タ)アクリルアミドの誘導体、例えばポリオール(例え
ばグリコール)のN−メチロール(メタ)アクリルアミ
ドエーテルも使用され得る。
タ)アクリルアミドの誘導体、例えばポリオール(例え
ばグリコール)のN−メチロール(メタ)アクリルアミ
ドエーテルも使用され得る。
【0028】上述したエラストマー結合剤および共重合
可能のエチレン性不飽和単量体化合物のほかに、化学線
放射により架橋され得る円筒状層(感光性記録層)は、
単一もしくは複数種類の光開始剤、例えばベンゾインま
たはベンゾイン誘導体、例えば炭素原子数1から6の直
鎖もしくは分岐モノアルコールのベンゾインエーテル、
ことにベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン
n−ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、
対称的もしくは非対称的置換ベンジルアセタール、こと
にベンジルジメチルアセタール、ベンジル−1−メチル
−1−エチルアセタール、ジアリールホスフィンオキシ
ド、例えば2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニ
ルホスフィンオキシド、2,6−ジメトキシベンゾイル
フェニルホスフィンオキシド、あるいは、独国特願公開
2909992号公報によるアクリルジアリールホスフ
ィンオキシドまたはヒドロキシプロパノン、例えば1−
フェニル−2−メチル−2−ヒドロキシ−1−プロパノ
ン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを含
有する。これら開始剤は単独で、あるいはこれら相互の
混合物または光開始剤との混合物、例えばベンゾインメ
チルエーテルとトリフェニルホスフィン、ジアシルホス
フィンオキシドと三級アミン、アシルジアリールホスフ
ィンオキシドとベンジルジメチルアセタールのような混
合物として使用され得る。
可能のエチレン性不飽和単量体化合物のほかに、化学線
放射により架橋され得る円筒状層(感光性記録層)は、
単一もしくは複数種類の光開始剤、例えばベンゾインま
たはベンゾイン誘導体、例えば炭素原子数1から6の直
鎖もしくは分岐モノアルコールのベンゾインエーテル、
ことにベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン
n−ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、
対称的もしくは非対称的置換ベンジルアセタール、こと
にベンジルジメチルアセタール、ベンジル−1−メチル
−1−エチルアセタール、ジアリールホスフィンオキシ
ド、例えば2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニ
ルホスフィンオキシド、2,6−ジメトキシベンゾイル
フェニルホスフィンオキシド、あるいは、独国特願公開
2909992号公報によるアクリルジアリールホスフ
ィンオキシドまたはヒドロキシプロパノン、例えば1−
フェニル−2−メチル−2−ヒドロキシ−1−プロパノ
ン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを含
有する。これら開始剤は単独で、あるいはこれら相互の
混合物または光開始剤との混合物、例えばベンゾインメ
チルエーテルとトリフェニルホスフィン、ジアシルホス
フィンオキシドと三級アミン、アシルジアリールホスフ
ィンオキシドとベンジルジメチルアセタールのような混
合物として使用され得る。
【0029】これらの光開始剤は、感光性円筒状層全量
に対して、0.001から10重量%、好ましくは0.
1から5、ことに0.3から2重量%の割合で使用され
る。この量は、ことに光重合可能単量体の存在により決
定される。
に対して、0.001から10重量%、好ましくは0.
1から5、ことに0.3から2重量%の割合で使用され
る。この量は、ことに光重合可能単量体の存在により決
定される。
【0030】必要に応じて、光重合円筒状層の全量に対
して、0.001から2重量%の割合で添加されるべき
他の助剤としては、例えば光禁止剤が吸収する化学線範
囲において顕著な自己吸収を示さない熱重合禁止剤が使
用される。例えば2,6−t−ブチル−p−クレゾー
ル、ヒドロキノン、p−メトキシフェノール、β−ナフ
トル、フェノチアジン、ピリジン、ニトロベンゼン、m
−ジニトロベンゼン、クロラニルである。さらにチオニ
ンブルーG(C.I.52025)、メチレンブルーB
(C.I.52015)、トルイジンブルー(C.I.
52040)のようなチアジン染料、N−ニトロソジフ
ェニルアミンのようなN−ニトロソアミンまたは塩、例
えばN−ニトロソシクロヘキシルアミンのカリウム、カ
ルシウムまたはアルミニウムも使用される。
して、0.001から2重量%の割合で添加されるべき
他の助剤としては、例えば光禁止剤が吸収する化学線範
囲において顕著な自己吸収を示さない熱重合禁止剤が使
用される。例えば2,6−t−ブチル−p−クレゾー
ル、ヒドロキノン、p−メトキシフェノール、β−ナフ
トル、フェノチアジン、ピリジン、ニトロベンゼン、m
−ジニトロベンゼン、クロラニルである。さらにチオニ
ンブルーG(C.I.52025)、メチレンブルーB
(C.I.52015)、トルイジンブルー(C.I.
52040)のようなチアジン染料、N−ニトロソジフ
ェニルアミンのようなN−ニトロソアミンまたは塩、例
えばN−ニトロソシクロヘキシルアミンのカリウム、カ
ルシウムまたはアルミニウムも使用される。
【0031】適当な染料、顔料またはフォトクロム添加
剤も、記録層(A)の感光性混合物に対して、0.00
1から2重量%の割合でこの混合物に添加され得る。こ
れらは、露光特性制御のために、識別のために露出結果
の直接的な管理のためにまたは単なる審美的目的のため
に役立つ。このような添加剤の種類および量の選定の前
提条件は、感光性混合物の光重合を、熱重合禁止剤の場
合と同様に、できる限り阻害しないことである。例えば
可溶性フェナジニウム、フェノキサジニウム、アクリジ
ニウムおよびフェノチアジニウム染料、例えばニュート
ラルレッド(C.I.50040)、サフラニンT
(C.I.50240)、ローダニルブルー、ローダミ
ンB(C.I.45170)の塩またはアミド、ナイル
ブルー(C.I.51180)、メチレンブルーB
(C.I.52015)の塩またはアミド、チオニンブ
ルーG(C.I.52025)、アリジンオレンジ
(C.I.46005)、さらにはソルベントブラック
3(C.I.26150)が適当である。これらの染料
は、化学線の不存在下には染料を還元しないが、露光の
間の電子励起状態においてはこれを還元し得る充分な量
の還元剤と共に使用され得る。このような穏和な還元剤
の例としては、アスコルビン酸、アネトール、チオ尿
素、例えばジエチルアリルチオ尿素、ことにN−アリル
チオ尿素、およびN−ニトロソシクロヘキシルヒドロキ
シルアミンの塩、ことにカリウム、カルシウム、アルミ
ニウム塩である。前述したように、これはまた熱重合禁
止剤として作用する。還元剤は、混合物全量に対して、
0.005から5重量%の量で使用される。多くの場
合、同時に使用される染料に対して3から10倍量で使
用するのが好ましい。なお光重合混合物ないし組成物
は、さらに1から20、ことに3から10重量%の塩基
を含有していてもよく、これは、エチレン/アクリル酸
共重合体の酸性作用を部分的もしくは完全に中和する。
適当な塩基は、例えば、アルカリ金属水酸化物、アルカ
リ金属アルコラート、およびアミン、アルカノールアミ
ンである。ことに好ましいのは、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、ブチルエタノールアミン、ト
リエタノールアミンである。
剤も、記録層(A)の感光性混合物に対して、0.00
1から2重量%の割合でこの混合物に添加され得る。こ
れらは、露光特性制御のために、識別のために露出結果
の直接的な管理のためにまたは単なる審美的目的のため
に役立つ。このような添加剤の種類および量の選定の前
提条件は、感光性混合物の光重合を、熱重合禁止剤の場
合と同様に、できる限り阻害しないことである。例えば
可溶性フェナジニウム、フェノキサジニウム、アクリジ
ニウムおよびフェノチアジニウム染料、例えばニュート
ラルレッド(C.I.50040)、サフラニンT
(C.I.50240)、ローダニルブルー、ローダミ
ンB(C.I.45170)の塩またはアミド、ナイル
ブルー(C.I.51180)、メチレンブルーB
(C.I.52015)の塩またはアミド、チオニンブ
ルーG(C.I.52025)、アリジンオレンジ
(C.I.46005)、さらにはソルベントブラック
3(C.I.26150)が適当である。これらの染料
は、化学線の不存在下には染料を還元しないが、露光の
間の電子励起状態においてはこれを還元し得る充分な量
の還元剤と共に使用され得る。このような穏和な還元剤
の例としては、アスコルビン酸、アネトール、チオ尿
素、例えばジエチルアリルチオ尿素、ことにN−アリル
チオ尿素、およびN−ニトロソシクロヘキシルヒドロキ
シルアミンの塩、ことにカリウム、カルシウム、アルミ
ニウム塩である。前述したように、これはまた熱重合禁
止剤として作用する。還元剤は、混合物全量に対して、
0.005から5重量%の量で使用される。多くの場
合、同時に使用される染料に対して3から10倍量で使
用するのが好ましい。なお光重合混合物ないし組成物
は、さらに1から20、ことに3から10重量%の塩基
を含有していてもよく、これは、エチレン/アクリル酸
共重合体の酸性作用を部分的もしくは完全に中和する。
適当な塩基は、例えば、アルカリ金属水酸化物、アルカ
リ金属アルコラート、およびアミン、アルカノールアミ
ンである。ことに好ましいのは、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、ブチルエタノールアミン、ト
リエタノールアミンである。
【0032】上述した混合物ないし組成物からの光重合
性円筒状層の形成は、その組成分を公知の混合法により
混合することにより、あるいはこの混合物を周知の技
術、例えば溶液からの成形、カレンダー処理、押出処理
により感赤外線層とすることにより行なわれる。これら
の処理を適当に組合わせることもできる。
性円筒状層の形成は、その組成分を公知の混合法により
混合することにより、あるいはこの混合物を周知の技
術、例えば溶液からの成形、カレンダー処理、押出処理
により感赤外線層とすることにより行なわれる。これら
の処理を適当に組合わせることもできる。
【0033】化学線放射により架橋可能の円筒状層は、
一般的に200から8000μm、ことに500から6
000μmの厚さを有する。1から5μmの厚さを有
し、上記感光性円筒状層表面を非粘着性ならしめるため
の酸素透過性薄層をその上に施こすこともできる。現像
液に可溶性もしくは分散性であり、エラストマー性の、
フィルム形成結合剤中に、750から20000nmの
波長範囲において高い吸収性を示し、化学線範囲におい
て2.5以上の光学的密度を有する、少なくとも一種類
の微細分散物質を含有する感赤外線層が、上記酸素透過
性薄層上に、好ましくは化学線放射により架橋可能の円
筒状層上に施こされる。この現像液は水、アルコールお
よび/または有機溶媒である。感赤外線層に使用される
エラストマー性結合剤は、水溶性または水もしくは水/
アルコール混合液に可分散性であり、あるいは有機溶媒
もしくは混合溶媒に可溶性もしくは可分散性の重合体、
ことに共重合体である。上記アルコールとしてはメタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ルが適当である。
一般的に200から8000μm、ことに500から6
000μmの厚さを有する。1から5μmの厚さを有
し、上記感光性円筒状層表面を非粘着性ならしめるため
の酸素透過性薄層をその上に施こすこともできる。現像
液に可溶性もしくは分散性であり、エラストマー性の、
フィルム形成結合剤中に、750から20000nmの
波長範囲において高い吸収性を示し、化学線範囲におい
て2.5以上の光学的密度を有する、少なくとも一種類
の微細分散物質を含有する感赤外線層が、上記酸素透過
性薄層上に、好ましくは化学線放射により架橋可能の円
筒状層上に施こされる。この現像液は水、アルコールお
よび/または有機溶媒である。感赤外線層に使用される
エラストマー性結合剤は、水溶性または水もしくは水/
アルコール混合液に可分散性であり、あるいは有機溶媒
もしくは混合溶媒に可溶性もしくは可分散性の重合体、
ことに共重合体である。上記アルコールとしてはメタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ルが適当である。
【0034】水または水/アルコール混合物に可溶性も
しくは可分散性であり、エラストマー特性を示す結合剤
の例としては、ポリビニルアルコール/ポリエチレング
リコールグラフト共重合体(例えば独国のヘキスト社、
Mowiol(登録商標)GE597)が挙げられる。
これは1000から50000の分子量を有するポリエ
チレングリコールにビニルアセタートをグラフト重合さ
せ、次いで80から100%の加水分解度に達するまで
加水分解させることにより得られる。
しくは可分散性であり、エラストマー特性を示す結合剤
の例としては、ポリビニルアルコール/ポリエチレング
リコールグラフト共重合体(例えば独国のヘキスト社、
Mowiol(登録商標)GE597)が挙げられる。
これは1000から50000の分子量を有するポリエ
チレングリコールにビニルアセタートをグラフト重合さ
せ、次いで80から100%の加水分解度に達するまで
加水分解させることにより得られる。
【0035】有機溶媒またはその混合溶媒に可溶性もし
くは可分散性のエラストマー結合剤としては、慣用の重
縮合により製造され得る熱可塑性ポリアミド、例えば独
国ヘンケル社のMacromelt(登録商標)が例示
され得る。上述した市販結合剤の詳細は、各社の関連刊
行物に記載されている。
くは可分散性のエラストマー結合剤としては、慣用の重
縮合により製造され得る熱可塑性ポリアミド、例えば独
国ヘンケル社のMacromelt(登録商標)が例示
され得る。上述した市販結合剤の詳細は、各社の関連刊
行物に記載されている。
【0036】感赤外線層中のエラストマー特性を有する
フィルム形成結合剤は、赤外線波長範囲において高い吸
収を示す微細分散物質を含有する。このような物質の例
としては、例えば平均粒度13−30nmの微細粉カー
ボンブラック(独国デグッサ社のカーボンブラックFW
2000、スペシャルブラック5、Printex(登
録商標)U)が挙げられる。エラストマー性結合剤およ
び高赤外線吸収性物質の溶液は、円筒状層上に直接的に
均斉に施こされ、乾燥させるか、あるいはフィルム状に
形成され、乾燥され、円筒状層に積層される。このフィ
ルムは必要に応じて除去される。
フィルム形成結合剤は、赤外線波長範囲において高い吸
収を示す微細分散物質を含有する。このような物質の例
としては、例えば平均粒度13−30nmの微細粉カー
ボンブラック(独国デグッサ社のカーボンブラックFW
2000、スペシャルブラック5、Printex(登
録商標)U)が挙げられる。エラストマー性結合剤およ
び高赤外線吸収性物質の溶液は、円筒状層上に直接的に
均斉に施こされ、乾燥させるか、あるいはフィルム状に
形成され、乾燥され、円筒状層に積層される。このフィ
ルムは必要に応じて除去される。
【0037】感赤外線層上には、さらに化学線透過性の
剥離フィルム、厚さ5から300μmの、例えばポリエ
チレンもしくはポリエチレンフタラートから成る被覆シ
ートを積層し得る。
剥離フィルム、厚さ5から300μmの、例えばポリエ
チレンもしくはポリエチレンフタラートから成る被覆シ
ートを積層し得る。
【0038】化学線への画像形成露出、現像および乾燥
の処理工程に関する詳細は、例えば独国のBASFドル
ックズィステーメ社刊、Nyloflex(登録商標)
処理説明書(IIR340705/1185)に記載さ
れている。
の処理工程に関する詳細は、例えば独国のBASFドル
ックズィステーメ社刊、Nyloflex(登録商標)
処理説明書(IIR340705/1185)に記載さ
れている。
【0039】感赤外線層(B)は、IRレーザー、こと
にNd−YAGレーザーにより画像形成される。これは
円筒状体上において行なわれる。このためには、エラス
トマー性結合剤と、赤外線吸収物質とから成る感赤外線
層が好ましいことが実証されている。ディジタル情報伝
達に続いて、化学線に対する均斉な露出が行なわれる。
これはIRレーザーのドラム上で行なわれ、あるいは板
体除去後に、慣用の扁平版露出装置(例えばBASFド
ルックズィステーメ社のFIII露出装置)により行な
われる。次いで例えば同社の連続的もしくは円筒状洗除
装置により現像される。感赤外線層に使用されるエラス
トマー性結合剤の化学的構造によって、これが円筒状層
現像液に可溶性ないし可分散性でない場合には、予備現
像液により除去され得る。感赤外線層の化学的性質に応
じて、以下の現像液の組合わせが好ましいことが実証さ
れている。
にNd−YAGレーザーにより画像形成される。これは
円筒状体上において行なわれる。このためには、エラス
トマー性結合剤と、赤外線吸収物質とから成る感赤外線
層が好ましいことが実証されている。ディジタル情報伝
達に続いて、化学線に対する均斉な露出が行なわれる。
これはIRレーザーのドラム上で行なわれ、あるいは板
体除去後に、慣用の扁平版露出装置(例えばBASFド
ルックズィステーメ社のFIII露出装置)により行な
われる。次いで例えば同社の連続的もしくは円筒状洗除
装置により現像される。感赤外線層に使用されるエラス
トマー性結合剤の化学的構造によって、これが円筒状層
現像液に可溶性ないし可分散性でない場合には、予備現
像液により除去され得る。感赤外線層の化学的性質に応
じて、以下の現像液の組合わせが好ましいことが実証さ
れている。
【0040】
【表1】
【0041】有機混合溶媒としては、例えばペルクロロ
エチレン/ブタノールまたは上記ドルックズィステーメ
社のNylosolv(登録商標)(炭化水素/アルコ
ール)が挙げられる。
エチレン/ブタノールまたは上記ドルックズィステーメ
社のNylosolv(登録商標)(炭化水素/アルコ
ール)が挙げられる。
【0042】予備現像処理は、例えばこれに極めて適当
なBASF社の市販洗除器により極めて簡単に行なわれ
得る。
なBASF社の市販洗除器により極めて簡単に行なわれ
得る。
【0043】この現像後、記録材料は乾燥処理に附さ
れ、印刷版層に含有されている現像液が除去される。
れ、印刷版層に含有されている現像液が除去される。
【0044】化学線に対する均斉な露出のためには空気
中酸素の存在が著しく有用であることが実証されてい
る。
中酸素の存在が著しく有用であることが実証されてい
る。
【0045】画像(後に印刷部分を構成する)の周辺部
分の光重合は、光重合禁止剤と周知の酸素により抑止さ
れる。画像中心部分においては充分な光量の化学線が得
られるので、上記の禁止効果はそれ程強力ではない。従
って、各画像素子の径は著しく縮小される。換言すれ
ば、赤外線により形成されるマスクからの1:1の伝送
にかかわらず、これより小さい伝送がもたらされる。こ
れは、フレキソ印刷においては、印刷版には凹刻ローラ
によりインキが附与され、次いでこのインキは印刷版か
ら硬い印刷機シリンダー周面に保持されている印刷紙に
転移されるので、極めて有利である。この場合、フレキ
ソ印刷版は圧縮され、この圧搾挙動が印刷版上のインキ
附与面積より広い面積にインキを転移、附与する。色調
値(tonal value)の増大なる用語はこの意
味で使用される。米国特許5262275号明細書に記
載されており、感赤外線層と化学線により架橋され得る
層との間に緩衝層を有する光重合性記録材料を使用する
場合には、雰囲気酸素の禁止効果はそれ程強くなく、印
刷工程において印刷版によりもたらされる色調値もそれ
相当の増大に止まる。
分の光重合は、光重合禁止剤と周知の酸素により抑止さ
れる。画像中心部分においては充分な光量の化学線が得
られるので、上記の禁止効果はそれ程強力ではない。従
って、各画像素子の径は著しく縮小される。換言すれ
ば、赤外線により形成されるマスクからの1:1の伝送
にかかわらず、これより小さい伝送がもたらされる。こ
れは、フレキソ印刷においては、印刷版には凹刻ローラ
によりインキが附与され、次いでこのインキは印刷版か
ら硬い印刷機シリンダー周面に保持されている印刷紙に
転移されるので、極めて有利である。この場合、フレキ
ソ印刷版は圧縮され、この圧搾挙動が印刷版上のインキ
附与面積より広い面積にインキを転移、附与する。色調
値(tonal value)の増大なる用語はこの意
味で使用される。米国特許5262275号明細書に記
載されており、感赤外線層と化学線により架橋され得る
層との間に緩衝層を有する光重合性記録材料を使用する
場合には、雰囲気酸素の禁止効果はそれ程強くなく、印
刷工程において印刷版によりもたらされる色調値もそれ
相当の増大に止まる。
【0046】中空円筒状体には、フレキソ印刷版が接着
的に継ぎ目が無いように装着され、本発明により感赤外
線層が施こされる。
的に継ぎ目が無いように装着され、本発明により感赤外
線層が施こされる。
【0047】光重合性層も、上記感赤外線層について慣
用の方法により、中空円筒状体外周面に、基層として、
直接的に、または接着促進中間層を介して、装着され得
る。この層の施与についても、原則的に、本発明による
同軸的コーティング装置を使用することが可能である。
用の方法により、中空円筒状体外周面に、基層として、
直接的に、または接着促進中間層を介して、装着され得
る。この層の施与についても、原則的に、本発明による
同軸的コーティング装置を使用することが可能である。
【0048】光重合可能層施与方法がどのようであれ、
光重合可能の円筒状層は、添附図面(単一図)に示され
る本発明によるコーティング装置の同軸的に案内される
リングないしローラにより施与される。
光重合可能の円筒状層は、添附図面(単一図)に示され
る本発明によるコーティング装置の同軸的に案内される
リングないしローラにより施与される。
【0049】
【実施例】本発明によりコーティングされた光重合可能
の層または板体の施与方法がどのようであれ、光重合可
能の円筒状層は、これと関係なく、共軸的に案内され
る、本発明による図示のリング状ないし円筒状部材によ
りコーティングされる。
の層または板体の施与方法がどのようであれ、光重合可
能の円筒状層は、これと関係なく、共軸的に案内され
る、本発明による図示のリング状ないし円筒状部材によ
りコーティングされる。
【0050】図1(単一図)は、本発明による保持、案
内枠部材5を示しており、これは本質的に垂直の案内レ
ール6a、6b、これらを連結保持する横桁8(下方の
横桁の図示は省略されている)、これらにそれぞれ装着
された保持円錐部材7a、7bから構成される。横桁8
とレール6a、6bの結合は、ねじ(図示せず)により
分解可能になされるのが好ましい。
内枠部材5を示しており、これは本質的に垂直の案内レ
ール6a、6b、これらを連結保持する横桁8(下方の
横桁の図示は省略されている)、これらにそれぞれ装着
された保持円錐部材7a、7bから構成される。横桁8
とレール6a、6bの結合は、ねじ(図示せず)により
分解可能になされるのが好ましい。
【0051】保持円錐部材7bを除去した状態におい
て、フォトポリマー、すなわち感光樹脂(円筒状層)が
施こされている。あるいは施こされていない中空円筒状
体9は、枠部材5内に導入され、下方の保持円錐部材7
a上に装着されることができ、周面コーティング装置1
0が、中空円筒体9の外周面またはその外周面上に施こ
され、かつ予備露光されているのが好ましい円筒状層の
外周面上に接触するように装着される。このコーティン
グ装置10は、O−リング10aおよび分散液施与部材
10bを必須の構成要素として具備し、この分散液施与
部材10bは、O−リングに隣接して設けられ、これと
共に運動し得るようになされている。分散液の円筒状体
9の外周面Zへの施与は、これとO−リング10aとの
間の間隙Rにおいて、大気圧または装置10の運動速度
に応じてこれよりわずかに高い圧力下において行なわれ
る。図示の通り、中空円筒状体9の縦軸線Lは装置全体
の中心線と一致し、装置10はこれと同心的に回転し、
かつ案内レール6a、6bと円筒状体外周面Zとの間に
おいて、双方向矢印a方向において、図示されていない
駆動手段により運動せしめられる。この装置10の運動
速度は、制御、給送手段により、これから計量給送され
るべき分散液の量に適合せしめられる。これにより形成
されるべきIRコーティング層の厚さも、約100Åか
ら約2.5μm、ことに約1.5から約2.0μmの範
囲に設定され得る。上述したように光重合円筒状層形成
の場合には、0.2から8mm、ことに0.5から6m
mの厚さを必要とするので、所望の厚さに達するまで複
数回の層形成を反覆するのが好ましい。コーティング装
置10として、可撓性かつ弾性のリングないしローラを
使用することにより、一定の調整可能の層厚さがもたら
され得る。図面中のSで示される下方図面部分は、すで
にコーティングが施与されたことを示す。上記リングな
いしローラの構成材料は、場合により耐腐蝕添加剤を配
合したエラストマーもしくは天然ゴムであるのが好まし
い。
て、フォトポリマー、すなわち感光樹脂(円筒状層)が
施こされている。あるいは施こされていない中空円筒状
体9は、枠部材5内に導入され、下方の保持円錐部材7
a上に装着されることができ、周面コーティング装置1
0が、中空円筒体9の外周面またはその外周面上に施こ
され、かつ予備露光されているのが好ましい円筒状層の
外周面上に接触するように装着される。このコーティン
グ装置10は、O−リング10aおよび分散液施与部材
10bを必須の構成要素として具備し、この分散液施与
部材10bは、O−リングに隣接して設けられ、これと
共に運動し得るようになされている。分散液の円筒状体
9の外周面Zへの施与は、これとO−リング10aとの
間の間隙Rにおいて、大気圧または装置10の運動速度
に応じてこれよりわずかに高い圧力下において行なわれ
る。図示の通り、中空円筒状体9の縦軸線Lは装置全体
の中心線と一致し、装置10はこれと同心的に回転し、
かつ案内レール6a、6bと円筒状体外周面Zとの間に
おいて、双方向矢印a方向において、図示されていない
駆動手段により運動せしめられる。この装置10の運動
速度は、制御、給送手段により、これから計量給送され
るべき分散液の量に適合せしめられる。これにより形成
されるべきIRコーティング層の厚さも、約100Åか
ら約2.5μm、ことに約1.5から約2.0μmの範
囲に設定され得る。上述したように光重合円筒状層形成
の場合には、0.2から8mm、ことに0.5から6m
mの厚さを必要とするので、所望の厚さに達するまで複
数回の層形成を反覆するのが好ましい。コーティング装
置10として、可撓性かつ弾性のリングないしローラを
使用することにより、一定の調整可能の層厚さがもたら
され得る。図面中のSで示される下方図面部分は、すで
にコーティングが施与されたことを示す。上記リングな
いしローラの構成材料は、場合により耐腐蝕添加剤を配
合したエラストマーもしくは天然ゴムであるのが好まし
い。
【0052】リング部材10aは、図示されていない手
段により、円筒状体外周面Z上に押圧され、コーティン
グ装置10の休止状態において、分散液は、リング部材
10aから溢流せず、リング部材10が旋回運動すると
き、溢流して一定厚さの層を形成するようになされる。
分散液の粘度は、IR層の場合には約50から約500
mPas、光重合性円筒状層の場合には10000mP
as未満、ことに約3000から約6000mPasで
ある。同様に均斉な層は、また噴霧手段によっても達成
され得る。この場合には、コーティング装置10に代え
て、円筒状体外周面Zから若干の間隔を置いて、同様に
長手方向軸線Lに関して同心的に回転する噴霧手段13
が設けられる。これは、円筒状体外周面に向かって同心
的に配置されたノズル(図示せず)を具備する。円錐状
噴霧部材は14により示されている。これにより達成さ
れる層の全体厚さは、同じ粘度の同じ分散液を使用する
限り、上述した寸法とほぼ同じオーダである。
段により、円筒状体外周面Z上に押圧され、コーティン
グ装置10の休止状態において、分散液は、リング部材
10aから溢流せず、リング部材10が旋回運動すると
き、溢流して一定厚さの層を形成するようになされる。
分散液の粘度は、IR層の場合には約50から約500
mPas、光重合性円筒状層の場合には10000mP
as未満、ことに約3000から約6000mPasで
ある。同様に均斉な層は、また噴霧手段によっても達成
され得る。この場合には、コーティング装置10に代え
て、円筒状体外周面Zから若干の間隔を置いて、同様に
長手方向軸線Lに関して同心的に回転する噴霧手段13
が設けられる。これは、円筒状体外周面に向かって同心
的に配置されたノズル(図示せず)を具備する。円錐状
噴霧部材は14により示されている。これにより達成さ
れる層の全体厚さは、同じ粘度の同じ分散液を使用する
限り、上述した寸法とほぼ同じオーダである。
【0053】光重合性層形成後、比較的硬い外周面をも
たらすために予備露光された円筒状層は、同じ装置また
は同じ原理で稼働する装置において、IR層で被覆され
る。
たらすために予備露光された円筒状層は、同じ装置また
は同じ原理で稼働する装置において、IR層で被覆され
る。
【0054】本発明によりIR層のみが形成される場
合、あるいは同様に本発明により形成された光重合層上
にIR層が形成される場合、いずれも、次いでIR層の
レーザ露光により印刷画像が形成され、次いで光重合円
筒状層のUV露光、および現像、必要に応じてさらに後
処理露光が行なわれ、本発明による円筒状の印刷媒体が
得られる。
合、あるいは同様に本発明により形成された光重合層上
にIR層が形成される場合、いずれも、次いでIR層の
レーザ露光により印刷画像が形成され、次いで光重合円
筒状層のUV露光、および現像、必要に応じてさらに後
処理露光が行なわれ、本発明による円筒状の印刷媒体が
得られる。
【0055】以下において、上述の装置的実施例と異な
り方法的実施例に関して、本発明をさらに具体的に、し
かしながら例示的に説明する。
り方法的実施例に関して、本発明をさらに具体的に、し
かしながら例示的に説明する。
【0056】実施例1 それぞれの印刷材料:本実施例においてはポリエチレン
に適する金属もしくはグラスファイバー補強スリーブ
を、中空円筒状体として使用する。このようなスリーブ
は、あらゆる用途について商業的に入手可能である。ス
リーブ表面と光重合層との接着、結合を確実ならしめる
ために、慣用の接着促進剤、例えば接着形成組成分混合
物または両面接着テープをスリーブの外周面に施こし得
る。
に適する金属もしくはグラスファイバー補強スリーブ
を、中空円筒状体として使用する。このようなスリーブ
は、あらゆる用途について商業的に入手可能である。ス
リーブ表面と光重合層との接着、結合を確実ならしめる
ために、慣用の接着促進剤、例えば接着形成組成分混合
物または両面接着テープをスリーブの外周面に施こし得
る。
【0057】BASFドリュックズィステーメGmbH
のフレキソ印刷版FAR284を光重合層としてスリー
ブ上に施こす。上述した材料に応じて、この層は以下の
組成を有する。
のフレキソ印刷版FAR284を光重合層としてスリー
ブ上に施こす。上述した材料に応じて、この層は以下の
組成を有する。
【0058】 スチレン/イソプレン/スチレン三元ブロック重合体 (光重合結合剤として) 80部 スチレン共重合体 2.5部 ホワイトオイル 5.5部 ヘキサンジオールジアクリラート 6.7部 結合剤と相容性の単量体としてのヘキサンジオール メタクリラート 3.3部 UV開始剤 1.0部 酸化防止剤 1.0部
【0059】フレキソ印刷版は、両PETフィルム間に
おける上述組成物溶融体の押出しにより形成される。次
工程における上下面フィルムの剥離を確実ならしめるた
めにシリコーン塗布フィルムを使用する。このようにし
て得られるフレキソ印刷版を正確に裁断し、中空円筒状
体上で、各当接自由端部を接着剤で接合し、次いで各接
合端部を、間隙が生じないように、相互に融着する。施
こされた光重合層に、等量部のカーボンブラック顔料
(Printex(登録商標)U)と、ポリビニルアル
コールを基礎とする、高加水分解度を有するグラフト共
重合体から成るIR感光性分散液層を、前述した本発明
装置により施こす。
おける上述組成物溶融体の押出しにより形成される。次
工程における上下面フィルムの剥離を確実ならしめるた
めにシリコーン塗布フィルムを使用する。このようにし
て得られるフレキソ印刷版を正確に裁断し、中空円筒状
体上で、各当接自由端部を接着剤で接合し、次いで各接
合端部を、間隙が生じないように、相互に融着する。施
こされた光重合層に、等量部のカーボンブラック顔料
(Printex(登録商標)U)と、ポリビニルアル
コールを基礎とする、高加水分解度を有するグラフト共
重合体から成るIR感光性分散液層を、前述した本発明
装置により施こす。
【0060】施こされたIR感光層をNd:YAGレー
ザ光線(放射光線波長1065nm)に画像形成露出す
る。このIRビームの光点径は約5nmから約20nm
である。次いで均斉なUV露出を回転円筒状露出装置で
行ない、次いで現像を、nylosolve(登録商
標)現像溶液によりドラム型ブラシ洗除装置において行
なう。次いで印刷シリンダーを、公知の装置方法で乾燥
し、非膠着性処理した。
ザ光線(放射光線波長1065nm)に画像形成露出す
る。このIRビームの光点径は約5nmから約20nm
である。次いで均斉なUV露出を回転円筒状露出装置で
行ない、次いで現像を、nylosolve(登録商
標)現像溶液によりドラム型ブラシ洗除装置において行
なう。次いで印刷シリンダーを、公知の装置方法で乾燥
し、非膠着性処理した。
【0061】選定された印刷モチーフは、50ライン/
cmのスクリーンであって、色調範囲は3から約95%
の範囲であった。この本発明による印刷媒体としての印
刷シリンダーを市販のフレキソ印刷機に装着し、印刷シ
リンダーのポリエチレンフィルムを、アルコールインキ
の使用により印刷した。結果をレジスター、転写色調
値、コントラスト、印刷可能寿命などにつき視覚的に評
価して良好であると判定された。
cmのスクリーンであって、色調範囲は3から約95%
の範囲であった。この本発明による印刷媒体としての印
刷シリンダーを市販のフレキソ印刷機に装着し、印刷シ
リンダーのポリエチレンフィルムを、アルコールインキ
の使用により印刷した。結果をレジスター、転写色調
値、コントラスト、印刷可能寿命などにつき視覚的に評
価して良好であると判定された。
【0062】実施例2 IR感光層として、上記BASFドリュックズィステー
メ社の黒色印刷インキPyroflex V12Pを使
用したほかは、実施例1と同じ処理を反覆した。印刷モ
チーフも同様に選択した。得られたフレキソグラフシリ
ンダーないしスリーブを市販のフレキソ印刷機に装着
し、印刷シリンダーのポリエチレンフィルムを、アルコ
ールインキの使用により印刷した。印刷物を、実施例1
の場合と直接的に対比し、レジスター、転写色調、コン
トラスト、印刷可能寿命を視覚的に評価して、実施例1
の場合と同等に良好であると判定された。
メ社の黒色印刷インキPyroflex V12Pを使
用したほかは、実施例1と同じ処理を反覆した。印刷モ
チーフも同様に選択した。得られたフレキソグラフシリ
ンダーないしスリーブを市販のフレキソ印刷機に装着
し、印刷シリンダーのポリエチレンフィルムを、アルコ
ールインキの使用により印刷した。印刷物を、実施例1
の場合と直接的に対比し、レジスター、転写色調、コン
トラスト、印刷可能寿命を視覚的に評価して、実施例1
の場合と同等に良好であると判定された。
【0063】実施例3 実施例1と同じフレキソ印刷スリーブを中空円筒状体と
して使用し、接着剤を施こした。この場合の光重合フレ
キソ印刷層は下記の組成のものであった。
して使用し、接着剤を施こした。この場合の光重合フレ
キソ印刷層は下記の組成のものであった。
【0064】 エチレン/ブタジエン/スチレン三元ブロック共重合体 (エラストマー結合剤) 80部 スチレン共重合体 5部 ホワイトオイル 5部 結合剤と相容性の単量体としてのヘキサンジオール ジアクリラート 5部 UV開始剤 1部 酸化防止剤 1部
【0065】これを、固体分含有量約45%のトルエン
溶液として、本発明装置により、中空円筒体上に1回な
いし複数回塗布して、乾燥後800nm厚さの層を形成
した。この光重合性重合体のトルエン溶液の粘度は30
00から6000mPasとした。各塗布処理間に、約
50から70℃における乾燥を必要とした。反覆塗布に
より、20μm以下の許容誤差で、約1.6から8nm
厚さの層が形成された。
溶液として、本発明装置により、中空円筒体上に1回な
いし複数回塗布して、乾燥後800nm厚さの層を形成
した。この光重合性重合体のトルエン溶液の粘度は30
00から6000mPasとした。各塗布処理間に、約
50から70℃における乾燥を必要とした。反覆塗布に
より、20μm以下の許容誤差で、約1.6から8nm
厚さの層が形成された。
【0066】次いで、この本発明により中空円筒状体上
に形成されたフレキソ印刷層に、実施例1によるIR感
光性分散液層を重層形成し、同じレーザ光線に画像形成
露出し、紫外線に露出し現像し、市販のフレキソ印刷機
に装着し、アルコール印刷インキをポリエチレン層に施
こして実施例1と同じモチーフの画像を印刷した。得ら
れた印刷物を、レジスター、転移色調値、コントラス
ト、印刷可能寿命を視覚的に評価して、実施例1の場合
と同様に秀れた結果が示された。
に形成されたフレキソ印刷層に、実施例1によるIR感
光性分散液層を重層形成し、同じレーザ光線に画像形成
露出し、紫外線に露出し現像し、市販のフレキソ印刷機
に装着し、アルコール印刷インキをポリエチレン層に施
こして実施例1と同じモチーフの画像を印刷した。得ら
れた印刷物を、レジスター、転移色調値、コントラス
ト、印刷可能寿命を視覚的に評価して、実施例1の場合
と同様に秀れた結果が示された。
【0067】上記各実施例は、本発明により秀れた感光
性円筒状層が形成され、この円筒状層により秀れた印刷
画像が得られることを実証している。なお上記実施例に
おける部および%は、特に明示されない限り、すべて重
量に関するものである。
性円筒状層が形成され、この円筒状層により秀れた印刷
画像が得られることを実証している。なお上記実施例に
おける部および%は、特に明示されない限り、すべて重
量に関するものである。
【図1】本発明による保持、案内枠部材を具備する円筒
状印刷媒体の略図である。
状印刷媒体の略図である。
5‥‥‥保持、案内枠部材 6a、6b‥‥‥垂直レール 7a、7b‥‥‥保持円錐状部材 8‥‥‥横桁 9‥‥‥中空円筒状体 10‥‥周面コーティング装置 10a‥‥‥‥‥(O−リング)可撓性リング部材 10b‥‥‥‥‥分散液施与部材 13、14‥‥‥噴霧手段 R‥‥‥間隙 Z‥‥‥円筒状体外表面 L‥‥‥縦軸線 S‥‥‥噴霧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルトムート、ザンディッヒ ドイツ、67227、フランケンタール、ヴィ ルヘルム−マイァ−シュトラーセ、22ベー (72)発明者 アルフレート、ライネンバッハ ドイツ、67161、ゲンハイム、ガルテンヴ ェーク、3 (72)発明者 トーマス、テルザー ドイツ、69469、ヴァインハイム、ランガ ー、ヴィーゼンヴェーク、13
Claims (10)
- 【請求項1】 寸法的に安定な中実、部分的中空または
中空円筒状体と、化学線放射により円筒状体外周面上に
おいて架橋され、画像形成露出後、現像液により洗除さ
れ、かつ少なくとも一種類の結合剤、エチレン性不飽和
の共重合可能有機化合物、光開始剤、必要に応じてその
他の助剤を含有する混合物から成る層とを有する円筒状
印刷版体であって、上記の架橋可能円筒状層外周面に、
上記円筒状体の縦軸線と共軸的に回転運動可能であり、
この縦軸線に沿って上下運動可能のコーティング装置
(10)により、感赤外線層が形成され、このコーティ
ング装置(10)が可撓性リング部材(10a)を具備
し、これが上記架橋性円筒状層外周面に適合せしめら
れ、その内周面がこの円筒状層外周面と密接に接触せし
められており、上記感赤外線層が現像液に可溶性もしく
は可分散性であり、エラストマー特性を有するフィルム
形成結合剤中に、赤外線波長範囲において高い吸収を有
する少なくとも一種類の微細粉物質を含有することを特
徴とする円筒状印刷版体。 - 【請求項2】 上記コーティング装置(10)が、少な
くとも1個の弾性環状リング(10a)を有し、その内
周面が上記円筒状層外周面に当接し、円筒状層の軸線方
向に上下運動し得ることを特徴とする、請求項(1)の
印刷媒体。 - 【請求項3】 上記共軸的回転運動可能のコーティング
装置(10)が、架橋性円筒状層の外周面に対向する共
軸的に設けられた分散液塗布ノズル装置(13、14)
を有することを特徴とする、請求項(1)または(2)
の印刷版体。 - 【請求項4】 寸法的に安定な中空円筒状体が、型成
形、射出成形、巻回成形または引抜成形された管状体で
あることを特徴とする、請求項(1)から(3)のいず
れかの印刷媒体。 - 【請求項5】 層形成用の上記分散液が、約50から約
500mPas、ことに約100から200mPasの
粘度を有することを特徴とする、請求項(1)から
(4)のいずれかの印刷媒体。 - 【請求項6】 化学線放射により円筒状体外周面上にお
いて架橋される層が、円筒状体縦軸線と共軸的に回転運
動可能のコーティング装置(10)により複数回にわた
り重積層として施こされ、このコーティング装置(1
0)が、円筒状体外周面に対応せしめられ、その外周面
またはこれに形成された少なくとも一層の円筒状層外周
面と密接に接触せしめられた内周面を有する可撓性リン
グ部材(10a)を具備することを特徴とする、請求項
(1)の印刷媒体。 - 【請求項7】 コーティング装置(10)が、少なくと
も1個の弾性環状リング(10a)を有し、その内周面
が上記円筒状体外周面(Z)、またはこれに形成された
少なくとも一層の円筒状層外周面と密接に当接し、円筒
状体(9)の軸線方向に上下運動し得ることを特徴とす
る、請求項(6)の印刷媒体。 - 【請求項8】 化学線放射により架橋により架橋される
べき重積層の粘度が1000mPas未満、ことに約5
000から約8000mPasであることを特徴とす
る、請求項(6)または(7)の印刷媒体。 - 【請求項9】 感赤外線層が、約100Åから約2.5
μm、ことに約1.5から約2μmの厚さを有すること
を特徴とする、請求項(1)から(5)のいずれかの印
刷媒体。 - 【請求項10】 約100Åから約2.5μm、ことに
約1.5から約2.5μmの厚さを有する感赤外線層
が、架橋性重積層外周面上に施こされることを特徴とす
る、請求項(6)から(8)のいずれかの印刷媒体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29802468U DE29802468U1 (de) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | Druckformkörper in Zylinderform |
DE29802468.3 | 1998-02-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11314472A true JPH11314472A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=8052610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11035149A Pending JPH11314472A (ja) | 1998-02-13 | 1999-02-15 | 円筒状印刷媒体 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20010012599A1 (ja) |
JP (1) | JPH11314472A (ja) |
CA (1) | CA2260351A1 (ja) |
DE (2) | DE29802468U1 (ja) |
FR (1) | FR2774944B3 (ja) |
GB (1) | GB2334346A (ja) |
IT (1) | ITMI990282A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001194772A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-07-19 | Think Laboratory Co Ltd | フレキソ製版工場及び組付装置 |
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DE102004050277A1 (de) | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Basf Drucksysteme Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von fotopolymerisierbaren, zylindrischen, endlos-nahtlosen Flexodruckelementen |
US7081331B2 (en) * | 2004-11-12 | 2006-07-25 | Ryan Vest | Method for thermally processing photosensitive printing sleeves |
US20070196770A1 (en) * | 2006-02-22 | 2007-08-23 | David Recchia | Printing sleeve and method of manufacturing the same |
EP2026132B1 (en) | 2007-08-16 | 2013-03-13 | E. I. Du Pont de Nemours and Company | Process for making a cylindrically-shaped photosensitive element for use as a printing form |
ES2447031T3 (es) * | 2007-09-10 | 2014-03-11 | Agfa Graphics N.V. | Método para fabricar una forma de manguito para impresión flexográfica |
US8470518B2 (en) * | 2007-09-14 | 2013-06-25 | E I Du Pont De Nemours And Company | Photosensitive element having reinforcing particles and method for preparing a printing form from the element |
EP2154572B1 (en) | 2008-08-15 | 2017-05-03 | E. I. du Pont de Nemours and Company | Process for making a cylindrically-shaped photosensitive element for use as a printing form |
US8833258B2 (en) * | 2009-02-09 | 2014-09-16 | Ryan W Vest | Means for attaching a printing plate to a printing cylinder |
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US5262275A (en) * | 1992-08-07 | 1993-11-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flexographic printing element having an IR ablatable layer and process for making a flexographic printing plate |
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NL9301820A (nl) * | 1993-10-20 | 1995-05-16 | Stork Screens Bv | Rakelsamenstel. |
EP0802457A1 (en) * | 1996-04-16 | 1997-10-22 | Agfa-Gevaert N.V. | Appartus for making and imaging a lithographic printing plate |
-
1998
- 1998-02-13 DE DE29802468U patent/DE29802468U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-02-06 DE DE29902160U patent/DE29902160U1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-02-10 US US09/247,540 patent/US20010012599A1/en not_active Abandoned
- 1999-02-11 FR FR9901625A patent/FR2774944B3/fr not_active Expired - Fee Related
- 1999-02-12 GB GB9903255A patent/GB2334346A/en not_active Withdrawn
- 1999-02-12 IT IT1999MI000282A patent/ITMI990282A1/it unknown
- 1999-02-12 CA CA002260351A patent/CA2260351A1/en not_active Abandoned
- 1999-02-15 JP JP11035149A patent/JPH11314472A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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