JPH11313024A - パーソナルコンピュータ用無線カード - Google Patents

パーソナルコンピュータ用無線カード

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JPH11313024A
JPH11313024A JP10115818A JP11581898A JPH11313024A JP H11313024 A JPH11313024 A JP H11313024A JP 10115818 A JP10115818 A JP 10115818A JP 11581898 A JP11581898 A JP 11581898A JP H11313024 A JPH11313024 A JP H11313024A
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JP
Japan
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service area
base station
outside
wireless card
battery
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JP10115818A
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English (en)
Inventor
Hironao Hayashi
宏修 林
Atsushi Ajioka
厚 味岡
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスエリア圏外待受け状態において、基
地局発見の容易化、及び、消費電力の低減を同時に達成
し得る無線カードを提供する。 【解決手段】 無線カード1はパソコン21〜25と組
み合わされて用いられる。無線カード1のメモリ13
は、基地局3のカバーするサービスエリア圏内S1及び
圏外S2を判定する基準情報を記憶する。無線カード1
の制御部12は、送受信部11から供給される受信信号
と、メモリ13から読み出された基準情報とを対照し
て、サービスエリア圏内S1及び圏外S2の別を判定す
る。サービスエリア圏外S2であると判定されたとき
は、パソコン21〜25のバッテリ201の残量情報を
取り込み、送受信部11及び制御部12に供給される電
源のオン/オフ周期及びオン時間を、バッテリ残量情報
により最適化する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(以下パソコンと称する)用無線カードに関す
る。本発明に係る無線カードは、特に、ラップトップ型
コンピュータまたはノート型パソコン等と称されている
携帯用パソコンに用いられる無線カードに係る。 【0002】 【従来の技術】通常、この種の無線カードはノート型パ
ソコンに装着されて使用される。使用に当たっては、無
線カードの電源をオンにした後、初期設定を行い、基地
局探索を行う。無線カード付ノート型パソコンの地理的
使用位置がPHS基地局のカバーするサービスエリア圏
内であれば、基地局が見つかる。基地局を見つけた場合
は、その基地局への位置登録の有無を確認する。位置登
録済み基地局の場合は直ちにサービスエリア圏内待受け
状態に入り、間欠的受信を開始する。位置登録済み基地
局でない場合は、位置登録を行い、間欠的受信を開始す
る。 【0003】無線カード付ノート型パソコンの地理的使
用位置が基地局のカバーするサービスエリア圏外にある
場合は、基地局を見つけることができない。基地局を見
つけられなかった場合は、動作モードをサービスエリア
圏外待受け状態に変え、一定周期の間欠的基地局探索を
行う。そして、一定周期の間欠的基地局探索により、基
地局を見付けた場合は、位置登録を行い、動作モードを
サービスエリア圏内待受け状態とし、間欠的受信を開始
する。 【0004】サービスエリア圏外待受け状態において、
間欠的基地局探索を行う場合、従来は、予め設定された
固定周期及び固定オン時間幅で電源のオン/オフを繰り
返す。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ノート型パソコンの小
型化、高性能化に伴いノート型パソコンのバッテリに対
する高容量化が要求されている。それと同時に、ノート
型バソコンに接続して使用する周辺機器への低消費電流
化は必須の課題である。無線カードの駆動電源は、消費
電力が増えるにつれて電気的エネルギーが減少するノー
ト型パソコンのバッテリであるから、間欠的基地局探索
において消費される電力が大きくなるにつれてバッテリ
の蓄積エネルギーが低下し、通話中の切断や着信不具合
など、大きな問題を生じる。従って、間欠的基地局探索
において消費される電力は、極力小さくしなければなら
ない。 【0006】ところが、従来は、サービスエリア圏外待
受け状態において、間欠的基地局探索を行う場合、予め
設定された固定周期及び固定オン時間幅で電源のオン/
オフを繰り返していた。このため、低消費電流化に限界
を生じていた。 【0007】サービスエリア圏外待受け状態にある間欠
的基地局探索における消費電力の低減の一手段は、固定
された周期及び固定されたオン時間幅を小さくすること
である。ところが、間欠的基地局探索の周期及びオン時
間幅を小さくすると、基地局を見つけ出しにくくなる。 【0008】即ち、予め設定された固定周期及び固定オ
ン時間幅で電源のオン/オフを繰り返す従来の間欠的基
地局探索方式では、サービスエリア圏外待受け状態にあ
るとき、基地局発見を容易化しようとすると消費電力が
増大し、消費電力を低減しようとすると基地発見が困難
になるという問題があった。 【0009】本発明の課題は、サービスエリア圏外待受
け状態において、基地局発見の容易化、及び、消費電力
の低減を同時に達成し得る無線カードを提供することで
ある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にかかる無線カードは、送受信部と、制御
部と、メモリとを含み、パソコンと組み合わされて用い
られる。前記送受信部は、基地局との間で送信及び受信
を行なう。前記メモリは、前記基地局のカバーするサー
ビスエリア圏内及び圏外を判定するための基準情報を記
憶している。 【0011】前記制御部は、前記送受信部から供給され
る受信信号と、前記メモリから読み出された前記基準情
報とを対照して、サービスエリア圏内及び圏外の別を判
定する。そして、前記サービスエリア圏外であると判定
されたときは、この判定結果に基づき前記パソコンに備
えられたバッテリの残量情報を取り込み、基地局探索の
オン/オフ周期及びオン時間を、バッテリ残量情報によ
り最適化する。 【0012】本発明にかかる無線カードは、典型的に
は、ノート型パソコンと組み合わせて用いられる。無線
カードの送受信部は基地局との間で送信及び受信を行な
う。制御部は、送受信部から供給される受信信号と、メ
モリから読み出された基準情報とを対照する。メモリは
基地局のカバーするサービスエリア圏内及び圏外を判定
するための基準情報を記憶している。従って、制御部は
送受信部から供給される受信信号と、メモリから読み出
された基準情報とを対照して、サービスエリア圏内及び
圏外の別を判定することができる。 【0013】無線カード付ノート型パソコンの地理的使
用位置が基地局のカバーするサービスエリア圏内にある
場合、制御部は送受信部から供給される受信信号と、メ
モリから読み出された基準情報とを対照して、サービス
エリア圏内であると判定する。この場合は、従来と同様
に、その基地局への位置登録の有無を確認する。位置登
録済み基地局の場合は直ちにサービスエリア圏内待受け
状態に入り、間欠的受信を開始する。位置登録済み基地
局でない場合は、位置登録を行い、間欠的受信を開始す
る。 【0014】無線カード付ノート型パソコンの地理的使
用位置が基地局のカバーするサービスエリア圏外である
場合は、制御部は送受信部から供給される受信信号と、
メモリから読み出された基準情報とを対照して、サービ
スエリア圏外であると判定する。制御部は、サービスエ
リア圏外であると判定されたときは、この判定結果に基
づきパソコンに備えられたバッテリの残量情報を取り込
む。そして、少なくとも、送受信部及び制御部に供給さ
れる電源のオン/オフ周期及びオン時間を、バッテリ残
量情報により最適化する。これにより、サービスエリア
圏外待受け状態において、基地局発見の容易化を犠牲に
することなしに、消費電力を低減することが可能にな
る。 【0015】 【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る無線カード
をパソコンに装着したコンピュータ装置を用いた通信シ
ステムを模式的に示す図である。図示された通信システ
ムは、本発明に係る無線カード1を装着したパソコン2
1〜25と、基地局3とを含んでいる。基地局3は、典
型的には、PHS基地局である。基地局3の周りには、
境界線S0によって内外に区画された領域S1、S2が
示されている。領域S1は基地局3のカバーするサービ
スエリア圏内を示し、領域S2はサービスエリア圏外を
示している。 【0016】パソコン21〜25は、典型的にはノート
型パソコンである。パソコン21〜25のうち、パソコ
ン21、22はサービスエリア圏外S2に位置してお
り、パソコン23〜25はサービスエリア圏内S1にあ
る。 【0017】図2は本発明に係る無線カード1をパソコ
ン21〜25に装着したコンピュータ装置のブロック図
である。パソコン21〜25には、バッテリ201、バ
ッテリ監視部202及び通信ソフト203が含まれてい
る。パソコン21〜25には図示された構成部分以外の
構成部分が含まれていることは自明である。図2では本
発明の説明に必要な部分のみを示した。 【0018】無線カード1は、送受信部11と、制御部
12と、メモリ13とを含み、パソコン21〜25と組
み合わされて用いられる。無線カード1の駆動電源は、
パソコン21〜25のバッテリ201より給電される。
図示された無線カード1は、制御部12の支配下にある
タイマ14及びカウンタ15を含み、さらに、送受信部
11の入出力端に接続されたアンテナ16を含んでい
る。 【0019】送受信部11は、アンテナ16を介して、
基地局3との間で送信及び受信を行なう。メモリ13
は、基地局3のカバーするサービスエリア圏内S1及び
圏外S2を判定するための基準情報を記憶している。 【0020】制御部12は、送受信部11から供給され
る受信信号と、メモリ13から読み出された基準情報と
を対照して、サービスエリア圏内S1及び圏外S2の別
を判定する。 【0021】また、制御部12は、サービスエリア圏外
S2であると判定したときは、この判定結果に基づき、
パソコン21〜25に備えられたバッテリ201の残量
情報を取り込み、少なくとも、送受信部11及び制御部
12に供給される電源のオン/オフ周期及びオン時間
を、バッテリ残量情報により最適化する。 【0022】無線カード1の制御部12は、上述の構成
を満たすため、パソコン21〜25で使用している通信
ソフト203にAPIコマンドを送信させる機能、通信
ソフト203にバッテリ情報を取得させる機能、通信ソ
フト203から無線カード1の制御部12にバッテリ2
01の情報をATコマンドを用いて送信させる機能及び
バッテリ201の情報から制御部12の動作条件を算出
する機能等を有する。カウンタ15はパソコン21〜2
5で使用している通信ソフト203にバッテリ情報を取
得させるタイミング設定に関与する。 【0023】更に、制御部12は、間欠的基地局探索の
ための周期及び探索時間を任意に設定できる機能、電源
を任意の周期でオン/オフする機能、及び、電源のオン
時間を任意に設定できる機能等を有する。タイマ14は
間欠的基地局探索の周期及び探索時間の設定に関与す
る。 【0024】図3は間欠的基地局探索の周期及び探索時
間を示す図である。図3において、オン時間tが間欠的
基地局探索の探索時間を示し、時間Tが間欠的基地局探
索の周期を示している。従来は、探索時間tを例えば
0.3s程度の固定された時間幅に設定し、周期Tを5
秒程度の固定された時間に設定してあった。このため、
間欠的基地局探索において消費される電力が大きくな
り、低消費電力化を達成することができなかった。本発
明においては、間欠的基地局探索の周期T及び探索時間
tを最適化し、基地局発見の容易化を犠牲にすることな
しに、消費電力を低減する。 【0025】図4は本発明に係る無線カード1及びパソ
コン21〜25を含むコンピュータ装置の動作を説明す
るフローチャートである。次に、このフローチャートを
参照して、本発明に係る無線カード1を装着したパソコ
ン21〜25の動作について説明する。 【0026】無線カード1の送受信部11は基地局3と
の間で送信及び受信を行なう。制御部12は、送受信部
11から供給される受信信号と、メモリ13から読み出
された基準情報とを対照する。より具体的には、制御部
12は、基地局3から受信した電界強度を、メモリ13
に記憶したエリア情報待ち受けゾーン保持電界強度と比
較し、サービスエリア圏内S1か圏外S2かを検出す
る。基地局3から受信した電界強度が予め設定された電
界強度以上の時は、サービスエリア圏内S1であると判
定し、予め設定された電界強度よりも低いときはサービ
スエリア圏外S2と検出する。図1の場合、パソコン2
3〜25がサービスエリア圏内S1であると判定され、
パソコン21、22がサービスエリア圏外S2であると
判定される。 【0027】サービスエリア圏内S1であると判定され
たパソコン23〜25は、基地局3への位置登録が済ん
でいるか否かを判定する。位置登録済みの場合は、直ち
にサービスエリア圏内待受け状態に入り、間欠的受信を
開始する。 【0028】登録済でない場合は、当該基地局3へのの
位置登録を行い、その後に間欠的受信を開始する。パソ
コン23〜25の制御部12は、位置登録時に、基地局
3よりエリア情報待ち受けゾーン保持電界強度を取得
し、メモリ13に記億する。またエリア情報待ち受けゾ
ーン選択電界強度をもメモリ13に記憶する。 【0029】次に、サービスエリア圏外S2であると判
定された場合について述べる。図1の場合、パソコン2
1及び22がサービスエリア圏外S2であると判定され
る。サービスエリア圏外S2であると判定されたとき、
パソコン21、22に備えられた無線カード1の制御部
12は、この判定結果に基づきパソコン21、22に備
えられたバッテリ201の残量情報を取り込む。そし
て、少なくとも、送受信部11及び制御部12に供給さ
れる電源のオン/オフ周期及びオン時間を、バッテリ残
量情報により最適化する。次にバッテリ残量情報の最適
化について、図4を参照して詳しく説明する。図4にお
いて、右側のフローチャートがその処理系を示してい
る。 【0030】サービスエリア圏外S2に滞在する時、周
期的にパソコン21、22のバッテリ201の残量情報
を取得するために、間欠的基地局探索(サービスエリア
圏外待受け状態)ごとに、カウンタ15のカウントを、
「1」だけ歩進させる。そして、カウンタ15の積算値
があらかじめ登録された基準値と一致したときに、パソ
コン21、22上で起動している通信ソフト203ヘ、
バッテリ情報要求(ATコマンド)を送信する。同時に
カウンタ15を初期化する。 【0031】パソコン21、22上で起動している通信
ソフト203は、バッテリ情報要求を受けると、パソコ
ン21、22上のバッテリ監視部202にコマンドを送
信する。このコマンドは、パソコン21、22のOS
(Operating System)により異なる。例えばWindows 95
の場合、APIコマンドの中のバッテリ201の情報確
認コマンドGETPOWERーSTATUSがこれに相当する。 【0032】バッテリ監視部202は、前記コマンドが
与えられたとき、バッテリ201の電圧を確認し、パソ
コン21、22上で起動している通信ソフト203にバ
ッテリ情報を送信する。例えば、ACLine Status、 Batte
ry F1ag、Battery Life Percent,Reserved1、Battery Lif
e Time、Battery Fu11 Life Time等である。 【0033】更に、パソコン21、22上で起動してい
る通信ソフト203は、バッテリ201の情報を、バッ
テリ情報応答(ATコマンド)として、制御部12に送
信する。制御部12は、バッテリ情報を受け、バッテリ
201の残量を確認する。その後、送受信部11及び制
御部12に供給される電源のオン/オフ周期及びオン時
間を、バッテリ残量情報により最適化する。一例である
が、その最適化例を下に示す。 【0034】(1)バッテリ201の残量が100%〜
60%の時、間欠的基地局探索周期(T)及び間欠的基
地局探索の基地局探索時間(t)を初期値(T=5秒、
t=0.3秒)にする。 【0035】(2)バッテリ201の残量が60%〜1
0%の時、間欠的基地局探索周期(T)を7.5秒に、
間欠的基地局探索の基地局探索時間を0.15秒する。 【0036】(3)バッテリ201の残量が10%以下
の時、着信不具合を発生する確率が高くなるので、無線
機能を全て停止する。 【0037】同様の処理をカウンタ15の積算値が基準
値に一致するごとに行う。上記最適化制御によれば、サ
ービスエリア圏外待受け状態において、基地局発見のた
めの間欠的基地局探索時における消費電力を、著しく低
減できる。具体例を挙げて説明する。 【0038】図5は探索時間tを0.3sに設定し、周
期Tを5秒に設定した従来例を示している。基地局探索
時の消費電流は100mAとし、タイマ14のみを駆動
した時の消費電流は10mAとしてある。この従来の場
合、3周期で計算された消費電流積は231mA・sと
なる。消費電流積とは消費電流と時間との積をいう。 【0039】図6はバッテリ201の残量が60%〜1
0%の時、間欠的基地局探索の周期Tを7.5秒に設定
し、探索時間tを0.15秒に設定した本発明の最適化
例を示す。基地局探索時の消費電流は100mAとし、
タイマ14のみを駆動した時の消費電流は10mAとし
てある。この場合、周期で計算された消費電流積は17
7mA・sとなる。 【0040】従って、図6に示した本発明に係る最適化
制御によれば、図5に示した従来例との対比において、
消費電流をおよそ24%低滅できる。しかも、間欠的基
地局探索の周期Tを7.5秒に設定し、探索時間tを
0.15秒に設定した場合でも、基地局3の探索に支障
を来すことがない。 【0041】探索時間tを小さくすれば、それだけ、消
費電流を小さくすることができる。探索時間tの最小値
は基地局3の信号発信周期によって定まる。実用的に
は、PHS基地局は0.1秒毎に信号を発信しているの
で、探索時間tを0.1秒よりも小さくすると、基地局
探索に取りこぼしが生じる危険性がある。すなわち、探
索時間tの最小値は0.1秒となる。 【0042】間欠的基地局探索時(サービスエリア圏外
待受け状態)に、基地局3から受信した電界強度がメモ
リ13に記憶されているエリア情報待ち受け選択電界強
度以上のときサービスエリア圏内S1と検出し、間欠的
受信(サービスエリア圏内待受け状態)に移行する。 【0043】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、サ
ービスエリア圏外待受け状態において、基地局発見の容
易化、及び、消費電力の低減を同時に達成し得る無線カ
ードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る無線カードをパソコンに装着した
コンピュータ装置を用いた通信システムを模式的に示す
図である。 【図2】本発明に係る無線カードをパソコンに装着した
コンピュータ装置のブロック図である。 【図3】間欠的基地局探索の周期及び探索時間を示す図
である。 【図4】本発明に係る無線カードをパソコンに装着した
コンピュータ装置の動作を説明するフローチャートであ
る。 【図5】従来の間欠的基地局探索の周期及び探索時間を
示す図である。 【図6】本発明に係る無線カードをパソコンに装着した
コンピュータ装置の間欠的基地局探索の周期及び探索時
間を示す図である。 【符号の説明】 1 無線カード 21〜25 パソコン 11 送受信部 12 制御部 13 メモリ 14 タイマ 15 カウンタ 16 アンテナ 17 コネクタ 201 バッテリ 202 バッテリ監視部 203 通信ソフト
【手続補正書】 【提出日】平成10年4月28日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】請求項2 【補正方法】変更 【補正内容】 【請求項2】 請求項1に記載された無線カードであっ
て、 前記サービスエリア圏外における前記電源のオン/オフ
周期及びオン時間は、使用者の操作により任意に設定可
能である無線カード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/38 H04B 7/26 109M

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 送受信部と、制御部と、メモリとを含
    み、パーソナルコンピュータと組み合わされて用いられ
    る無線カードであって、 前記送受信部は、基地局との間で送信及び受信を行な
    い、 前記メモリは、前記基地局のカバーするサービスエリア
    圏内及び圏外を判定するための基準情報を記憶してお
    り、 前記制御部は、 前記送受信部から供給される受信信号と、前記メモリか
    ら読み出された前記基準情報とを対照して、サービスエ
    リア圏内及び圏外の別を判定し、 前記サービスエリア圏外であると判定されたときは、こ
    の判定結果に基づき前記パーソナルコンピュータに備え
    られたバッテリの残量情報を取り込み、少なくとも、前
    記送受信部及び前記制御部に供給される電源のオン/オ
    フ周期及びオン時間を、バッテリ残量情報により最適化
    する無線カード。 【講求項2】 講求項1に記載された無線カードであっ
    て、 前記サービスエリア圏外における前記電源のオン/オフ
    周期及びオン時間は、使用者の操作により任意に設定可
    能である無線カード。 【請求項3】 無線カードと、パーソナルコンピュータ
    とを含むコンピュータ装置であって、 前記無線カードは、請求項1または2の何れかに記載さ
    れたものでなるコンピュータ装置。
JP10115818A 1998-04-24 1998-04-24 パーソナルコンピュータ用無線カード Pending JPH11313024A (ja)

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