JPH11312192A - メニューデータ入力装置および方法 - Google Patents

メニューデータ入力装置および方法

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JPH11312192A
JPH11312192A JP11814398A JP11814398A JPH11312192A JP H11312192 A JPH11312192 A JP H11312192A JP 11814398 A JP11814398 A JP 11814398A JP 11814398 A JP11814398 A JP 11814398A JP H11312192 A JPH11312192 A JP H11312192A
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JP
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menu
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key
remaining number
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JP11814398A
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Masanori Takeuchi
雅則 竹内
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理メニューの管理仕込数が少なくなったこ
とをその場で知ることができるようにする。 【解決手段】 各管理メニューキーを少なくても2種類
以上の表示態様に切替可能な表示メニューキー41Kか
ら形成するとともに、各表示メニューキー41Kの表示
態様を選択的に切り替える表示態様選択切替制御手段
と,仕込数管理テーブルを参照して各管理メニューの当
該時点における各残数が予め設定された各設定管理数以
下になったか否かを判別する設定管理数判別制御手段と
を設け、管理メニューの残数が設定管理数以下となった
と判別された場合に当該管理メニューに対応する当該表
示メニューキー41Kの表示態様を選択的に切替可能に
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理メニューにつ
いて仕込数管理可能かつ管理メニューの入力がある度に
当該管理メニューの管理仕込数を減少可能なメニューデ
ータ入力装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオーダーデータ処理装置は、図1
3に示すように、メニューデータを入力するメニューデ
ータ入力装置10Pと,入力されたオーダーデータを管
理するオーダー管理手段70(無線親局78)と,オー
ダーデータについて会計処理を行う会計手段90とから
構成され、さらに伝票発行用プリンタ80と厨房400
に配設されたキッチンプリンタ85とを設けている。会
計手段90は、店舗出入口(会計所)300に配設され
ている。
【0003】なお、メニューデータ入力装置10Pは、
オーダーデータを構成する座席(テーブル番号),客人
数等も入力することができる。
【0004】かくして、係員WRKは、客室100内の
各テーブル101を廻って、携帯するメニューデータ入
力手段10Pを用いて各客CSTのメニューデータを含
むオーダーデータを順番に入力する。
【0005】オーダーデータは、オーダー管理手段70
で管理されるとともに、この手段70を介して両プリン
タ80,85に転送される。厨房400ではキッチンプ
リンタ85から発行されたオーダー伝票に基き調理を開
始する。伝票発行用プリンタ80から発行されたカスタ
マー伝票は、当該係員WRKによって当該客CSTが着
席するテーブル101に置かれる。
【0006】係員WRKは、ときどき厨房400を覗
き、自己担当の調理済メニューがあるとこれを当該客C
STへ配膳し、カスタマー伝票に手書きチェックを入れ
る。
【0007】飲食後の客CSTからカスタマー伝票を受
取ったキャッシャーが、会計手段90を用いて伝票番号
等を入力すると、当該オーダーデータがオーダー管理手
段70からデータ通信回線79を介して転送されてく
る。そして、そのオーダーデータについて会計処理す
る。かくして、多数客の多数オーダーメニューについて
正確に管理処理できるとともに店舗実稼動率を高められ
る。
【0008】ここに、従来のメニューデータ入力装置1
0Pには、大別して、図14に示す本体15BPの正面
の大部分に複数の押圧操作型の固定メニューキー61K
Pを有する固定メニューキー部60Pを配置し、その上
部に表示部49Pを設けたハンディターミナル構造と、
図15に示すベース10BD2に取り付けられたタッチ
パネル付き表示器15Pに表示された表示メニューキー
を用いてメニューデータを入力する据置型構造とが利用
されている。なお、10BD1は、本体である。
【0009】いずれの構造にしても、一般メニューと管
理メニューとでは、データ管理が異なる。管理メニュー
とは、予め半完成状態または完成状態で仕込んでおくこ
とができるメニューで、仕込数管理される。
【0010】すなわち、図16において、制御部は、メ
ニュー入力がある(ST70のYES)と、仕込数管理
テーブルを検索(ST71)して管理メニューか否かを
判別(ST72)する。一般メニューの場合(ST72
のNO)は、オーダーテーブルに登録(ST76)さ
れ、転送要求(ST77のYES)でオーダー管理手段
(STN)70に転送される。
【0011】管理メニューキーを用いて入力された管理
メニューの場合(ST72のYES)には、仕込数管理
テーブルで仕込数管理されている管理仕込数Nを入力数
量nだけ減算(N=N−n)しかつ仕込数管理テーブル
の管理仕込数を減算後の値(残数)に更新(ST74,
ST75)し、しかる後に登録(ST76)する。
【0012】そして、一般的には、管理仕込数(残数)
Nが零(0)以下の場合(ST73のYES)は、登録
を禁止する(ST79)。売切れメニューの誤登録およ
びその取消し作業を回避し、業務能率および客信用の維
持のためである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メニューデ
ータ入力装置10Pを用いたメニューデータ入力を迅速
かつ正確に行うことがオーダーデータ入力を含む業務能
率の向上に直結する。
【0014】かくして、管理メニューに関しては、突然
の登録禁止になってしまうことを避けるために、入力係
員は、例えば管理者に直接または間接的(電話等)にそ
の残数確認をしている。この残数確認作業は、管理メニ
ューの入力を遅速化および不正確性を招き入力作業能率
を低下させるばかりか、客を待たせることになるので客
サビースおよび信用も低下させる。つまり、仕込管理と
入力作業とが乖離していることに起因するものと思われ
る。
【0015】本発明の目的は、管理メニューの管理仕込
数が少なくなったことをその場で知ることができ、もっ
て管理メニューの入力を迅速かつ正確に行えるメニュー
データ入力装置および方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、メニ
ューキーを用いてメニュー入力可能であるとともに、仕
込数管理対象である管理メニューごとに仕込数管理可能
かつ管理メニューキーを用いた管理メニューの入力があ
る度に当該管理メニューの管理仕込数を減少可能に形成
されたメニューデータ入力装置において、前記各管理メ
ニューキーを表示メニューキーから形成し、前記管理メ
ニューの残数が予め設定された設定管理数以下になった
か否かを判別可能かつ残数が設定管理数以下になったと
判別された場合に当該表示メニューキーの表示態様をそ
れ以前の表示態様と異なる態様に切替可能に形成された
メニューデータ入力装置である。
【0017】かかる発明では、表示メニューキーからな
る管理メニューキーを用いた管理メニューの入力がある
度に、当該メニューの管理仕込数(残数)が減少され
る。そして、管理メニューの残数が設定管理数以下にな
ったと判別されると、当該管理メニューキーのそれ以前
の表示態様(例えば、グリーン色)が、異なる表示態様
(例えば、オレンジ色)に切り替えられる。この報知に
よって、係員は、各管理メニュー後との残数が少なくな
ったことを知ることができる。
【0018】したがって、管理メニューの管理仕込数が
少なくなったことをその場で知ることができるから、例
えば管理者に対する直接または間接的な残数確認作業を
省略化できかつ売り切れメニューの誤登録およびその取
消し操作の一掃化ができる。よって、管理メニューの入
力作業を迅速かつ正確に行え、業務能率を大幅に向上し
つつ客の信用も高められ得る。
【0019】また、請求項2の発明は、メニューキーを
用いてメニュー入力可能であるとともに、仕込数管理対
象である管理メニューごとに仕込数管理可能かつ管理メ
ニューキーを用いた管理メニューの入力がある度に当該
管理メニューの管理仕込数を減少可能に形成されたメニ
ューデータ入力装置において、前記各管理メニューキー
を少なくても2種類以上の表示態様に切替可能な表示メ
ニューキーから形成するとともに、各表示メニューキー
の表示態様を選択的に切り替える表示態様選択切替制御
手段と,仕込数管理テーブルを参照して各管理メニュー
の当該時点における各残数が予め設定された各設定管理
数以下になったか否かを判別する設定管理数判別制御手
段とを設け、この設定管理数判別制御手段によって管理
メニューの残数が設定管理数以下となったと判別された
場合に、表示態様選択切替制御手段が当該管理メニュー
に対応する当該表示メニューキーの表示態様を選択的に
切替可能に形成されたメニューデータ入力装置である。
【0020】かかる発明では、表示メニューキーからな
る管理メニューキーを用いた管理メニューの入力がある
度に、当該メニューの管理仕込数(残数)が減少され
る。このメニュー入力作業中に、設定管理数判別制御手
段が、仕込数管理テーブルを参照して管理メニューの当
該時点における残数が予め設定された設定管理数以下に
なったか否かを判別する。
【0021】そして、残数が設定管理数以下になったと
判別されると、表示態様選択切替制御手段が、当該管理
メニューキーのそれ以前の表示態様(例えば、グリーン
色)を異なる表示態様(例えば、オレンジ色)に切り替
える。この報知によって、係員は、各管理メニュー後と
の残数が少なくなったことを、その場で知ることができ
る。また、残数の絶対値によって例えば4通りの表示態
様に切り替えるようにしておけば、一段と利用性が高ま
り、さらに残数が零以下になった場合の表示態様を例え
ば表示消滅としておけば、売り切れメニューの誤登録を
完全に一掃できる。
【0022】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得ることはもとより、さらにその場に
その時々に即応させた運用ができ、適応性が広い。
【0023】また、請求項3の発明は、残数表示要求に
基づき前記仕込数管理テーブルを参照して得た各管理メ
ニューの当該時点における各残数を当該各表示メニュー
キーに対応させて表示する残数表示制御手段を設けたメ
ニューデータ入力装置である。
【0024】かかる発明では、残数表示要求が発せられ
ると、残数表示制御手段が、仕込数管理テーブルを参照
して得た各管理メニューの当該時点における各残数を当
該各表示メニューキーに対応させて表示する。
【0025】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに設
定管理数の値を幾つにセットしておいても当該管理メニ
ューの完売を期することができるという営業成績面上の
実効および売り切れメニューの誤登録を完璧に防止でき
るという運用面上の実効をより向上できる。
【0026】また、請求項4の発明は、残数一覧表示要
求に基づき前記仕込数管理テーブルを参照して得た各管
理メニューの当該時点における各残数を一覧表示部に当
該各管理メニューと対応させて一覧表示する残数一覧表
示制御手段と,一覧表示部に表示された残数またはこれ
に対応表示された管理メニューがタッチ操作された場合
に当該管理メニュー残数が1以上であることを条件に当
該表示メニューキーがタッチ操作された場合と同様に当
該管理メニューの入力と擬制する擬制入力制御手段とを
設けた、メニューデータ入力装置である。
【0027】かかる発明では、残数一覧表示要求がある
と、残数一覧表示制御手段が、仕込数管理テーブルを参
照して得た各管理メニューの当該時点における各残数を
一覧表示部に当該各管理メニューと対応させて一覧表示
する。したがって、当該時点の各残数を正確かつ相対的
に知ることができる。
【0028】そして、一覧表示部に表示された残数(ま
たは、これに対応表示された管理メニュー)をタッチ操
作すれば、擬制入力制御手段が、当該管理メニュー残数
が1以上であることを条件にかつ当該表示メニューキー
がタッチ操作された場合と同様に、当該管理メニューの
入力と擬制する。つまり、管理メニューキーたる表示メ
ニューキーの代わりに、管理メニューまたは当該残数を
タッチ操作することにより、当該管理メニューを入力す
ることができる。
【0029】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに残
数を目視確認した場合にその残数等をタッチすればよい
ので、請求項3の発明の場合と比較しても、より確実な
入力をより迅速に行えかつ取り扱いがより簡単である。
【0030】さらに、請求項5の発明は、メニューキー
を用いてメニュー入力可能であるとともに、仕込数管理
対象である管理メニューごとに仕込数管理可能かつ管理
メニューの入力がある度に当該管理メニューの管理仕込
数を減少可能に形成されたメニューデータ入力装置にお
いて、仕込数管理テーブルを参照して得た各管理メニュ
ーの当該時点における各残数を一覧表示部に当該各管理
メニューと対応させて一覧表示する残数一覧表示制御手
段と,一覧表示部に表示された残数またはこれに対応表
示された管理メニューがタッチ操作された場合に当該管
理メニュー残数が1以上であることを条件に当該管理メ
ニューの入力とみなす表示タッチ入力制御手段とを設
け、前記メニューキーと同様な構造の前記管理メニュー
を入力するための管理メニューキーを一掃可能に形成さ
れたメニューデータ入力装置である。
【0031】かかる発明では、例えば残数一覧表示要求
があると、残数一覧表示制御手段が、仕込数管理テーブ
ルを参照して得た各管理メニューの当該時点における各
残数を一覧表示部に当該各管理メニューと対応させて一
覧表示する。したがって、当該時点の各残数を正確かつ
相対的に知ることができる。しかも、一覧表示部に表示
された残数(または、これに対応表示された管理メニュ
ー)をタッチ操作するだけで、表示タッチ入力制御手段
が、当該管理メニュー残数が1以上であることを条件に
当該管理メニューの入力とみなす。
【0032】したがって、管理メニューの管理仕込数が
少なくなったことをその場で知ることができるから、例
えば管理者に対する直接または間接的な残数確認作業を
省略化できかつ売り切れメニューの誤登録およびその取
消し操作の一掃化ができる。よって、管理メニューにつ
いての表示メニューキーを設けなくても、管理メニュー
の入力作業を迅速かつ正確に行え、業務能率を大幅に向
上しつつ客の信用も高められ得る。
【0033】さらに、請求項6の発明は、メニューキー
を用いてメニュー入力するとともに、管理メニューキー
を用いた仕込数管理対象である管理メニューの入力があ
る度に当該管理メニューの管理仕込数を減少させかつ管
理メニューの残数が零以下になった場合に当該管理メニ
ューについての登録を禁止させるメニューデータ処理方
法において、前記管理メニューの残数が予め設定され設
定管理数以下になったか否かを判別させかつ残数が設定
管理数以下になったと判別された場合に表示メニューキ
ーからなる前記管理メニューキーの表示態様をそれ以前
の表示態様と異なる表示態様に切り替えて残り少なくな
った管理メニューを表示報知させるメニューデータ処理
方法である。
【0034】かかる発明では、メニュー入力に伴って減
数された管理メニューの残数が、予め設定され設定管理
数以下になったか否かを判別させる。そして、残数が設
定管理数以下になったと判別された場合に、表示メニュ
ーキーからなる管理メニューキーの表示態様をそれ以前
の表示態様と異なる表示態様に切り替える。この表示態
様の切り替えによって、残り少なくなった管理メニュー
を目視可能に表示報知する。
【0035】したがって、例えば管理者への管理対象メ
ニューに関する残数確認作業を省略化できかつ売り切れ
メニューの誤登録およびその取消し操作並びに突然に登
録禁止になってしまう事態を一掃化できるので、メニュ
ー入力業務を迅速かつ正確に行える。業務能率を大幅に
向上しつつ客の信用も高められ得る。
【0036】さらにまた、請求項7の発明は、メニュー
キーを用いてメニュー入力するとともに、仕込数管理対
象である管理メニューの入力がある度に当該管理メニュ
ーの管理仕込数を減少させかつ管理メニューの残数が零
以下になった場合に当該管理メニューについての登録を
禁止させるメニューデータ処理方法において、仕込数管
理テーブルを参照して得た各管理メニューの当該時点に
おける各残数を一覧表示部に当該各管理メニューと対応
させて一覧表示させ、一覧表示部に表示された残数また
はこれに対応表示された管理メニューがタッチ操作され
た場合に当該管理メニュー残数が1以上であることを条
件に当該管理メニューの入力とみなして当該管理メニュ
ーを登録させるメニューデータ処理方法である。
【0037】かかる発明では、仕込数管理テーブルを参
照して得た各管理メニューの当該時点における各残数を
一覧表示部に当該各管理メニューと対応させて一覧表示
させる。そして、一覧表示部に表示された残数(また
は、これに対応表示された管理メニュー)をタッチ操作
すれば、当該管理メニュー残数が1以上であることを条
件に、みなし入力とされて当該管理メニューが登録され
る。
【0038】したがって、表示された残数を目視確認し
た場合にその残数等をタッチ操作するだけで、当該管理
メニューを確実かつ迅速に入力することができるととも
に、突然に登録禁止になってしまう事態を一掃化でき
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)本メニューデータ入力方法を実施す
るに好適なメニューデータ入力装置(10)は、図1〜
図4に示すごとく、各管理メニューキーを少なくても2
種類以上の表示態様に切替可能な表示メニューキー41
Kから形成するとともに、各表示メニューキー41Kの
表示態様を選択的に切り替える表示態様選択切替制御手
段(21,22)と,仕込数管理テーブル23KMTを
参照して各管理メニューの当該時点における各残数
(N)が予め設定された各設定管理数Ns以下になった
か否かを判別する設定管理数判別制御手段(21,2
2)とを設け、管理メニューの残数が設定管理数以下と
なったと判別された場合に当該管理メニューに対応する
当該表示メニューキー41Kの表示態様を選択的に切替
可能に形成されている。
【0040】メニューデータ入力装置を形成するハンデ
ィターミナル10は、従来例(図13)の場合と同様な
オーダーデータ処理装置のメニューデータ入力装置とし
て利用される。なお、メニューデータ入力装置は、例え
ば図15に示す据置型でも実施することができ、この場
合も本発明は適応される。ただし、この実施形態では、
図1〜図4にハンディターミナル10の構成を示し、オ
ーダーデータ処理装置を構成する他の構成要素(オーダ
ー管理手段,プリンタ,会計手段等)については、図示
省略した。
【0041】図1,図2において、ハンディターミナル
10は、見開き可能な一方扉体(本体)11と他方扉体
(本体)15とからなる。一方扉体11内には、全体構
成を概念的に示す図3の制御部(CPU21,ROM2
2,RAM23)20と,センサ(SNR)部30と,
無線通信部(WLT)35と,タッチパネル付き表示器
40用の駆動制御回路(I/F)40Dと,固定キー部
50用の駆動制御回路(I/F)50Dと,固定メニュ
ーキー部60用の駆動制御回路(I/F)60Dとが、
格納されている。
【0042】RAM23は、作業領域を形成する他、メ
ニューテーブル23MT,オーダ−テーブル23OTお
よび仕込数管理テーブル23KMTを形成する。この仕
込数管理テーブル23KMTには、図4に示すように、
管理メニューと当該管理仕込数Nと設定管理数Nsとが
記憶される。また、この実施形態では、管理メニューキ
ー41Kの表示切替態様も設定記憶されるものとされて
いる。
【0043】なお、仕込数管理テーブル23KMTは、
例えば各ハンディターミナル10の上位機をなすオーダ
ー管理手段(70)内の仕込数管理マスターファイルの
内容に自動更新するように形成する。
【0044】さらに、この実施形態では、具体的なメニ
ュー入力頻度の多い表示メニューキー41Kを表示させ
ること、他方扉体15側よりも重くなることおよびこの
実施形態では右利き用に設計してあることから、この一
方扉体11を手持ち側としてある。
【0045】かくして、メニュー入力を安定して行える
とともに、信号線の多いタッチパネル付き表示器40と
その駆動制御回路(I/F)40Dとを近接位置できる
ので性能を高められる。しかも、外部ノイズの影響や電
力ロスを軽減できる。
【0046】さて、本体(11,15)の見開き状態を
示す図1において、右側他方扉体15の内面15Iの大
部分には、主に、一般メニューを入力するための複数の
固定メニューキー61Kを有する固定メニューキー部
(固定操作部)60が設けられ、その上方部に覗き窓1
7が設けられている。覗き窓17は、透明プラスチック
製である。
【0047】固定メニューキー61Kの数は、固定メニ
ューキー61KPを採用する従来例(図14)の場合と
同様な数である。大きさ(平面的面積)も同様な大きさ
である。したがって、固定メニューキー61Kを用いた
一般メニューの入力作業については、従来例の場合と同
様と言える。
【0048】この他方扉体15とヒンジ19を介して見
開き可能に連結された一方扉体11の内面11Iの大部
分には、タッチパネル付き表示器40(表示面41G)
が取り付けられている。
【0049】すなわち、表示面41Gには、多数の管理
メニューデータを入力するための表示メニューキー41
Kを切替え表示することができる。この実施形態では、
図1に示す管理メニュー用の固定メニュー(例えば、
“A”)キー61Kを押圧操作すれば、表示面41Gに
対応する表示メニュー(例えば、“A定”)キー41K
が表示される。
【0050】なお、各1つの固定メニュー(例えば、
“定食”)キー61Kを押圧操作することにより、この
分類(定食)に属する各管理メニュー(例えば、“A
定”,“B定”,“C定”,“D定”,“特別”)の各
表示メニューキー41Kを表示するように形成しても実
施することができる。
【0051】ただし、この実施形態では、管理メニュー
の総数が少ない場合の例として、電源を投入した時に、
図4の仕込数管理テーブル23KMTに記憶されている
全ての管理メニューについての各表示メニューキー41
Kを表示面41Gに一斉に表示させる場合について説明
する。図1および図5のST10は、この場合を示す。
【0052】各表示メニューキー41Kの平面的面積
(大きさ)は、固定メニューキー61Kの平面的面積よ
りも大きくされている。例えば、図1に示す固定メニュ
ー(“X”)キー61Kよりも、表示メニュー(“A
定”)キー41Kの方が平面的面積が大きい。メニュー
“定食”のように一時期(昼食時間帯)に客が集中する
管理メニューの入力を迅速かつ正確に行えるように企図
した。
【0053】つまり、一般的に、各キーの大きさ(平面
的面積)が一定でかつ隣接間隔が小さい場合、固定メニ
ューキー61Kの押圧操作の場合よりも、表示メニュー
キー41Kのタッチ操作の場合の方が、隣接する他の表
示メニューキー41Kに触れ易い。しかし、この実施形
態では、表示メニューキー41Kの表示個数や隣接間
隔、さらには平面的面積の大きさが、自在に切替え可能
に形成されているので、かかる従来的懸念を一掃するこ
とができる。
【0054】また、この実施形態では、タッチパネル付
き表示器40の下方定位置に設けられた固定キー部50
の固定キー51Kを押圧操作して入力された数量(例え
ば、“2”)も表示される。ただし、数量(“1”)は
自動入力とし、数量“2”以上の場合に固定キー51K
を用いて入力するように形成してある。
【0055】この固定キー部50は、オーダーメニュー
以外のデータを入力するためのものでかつ入力使用頻度
の高い固定キー51Kからなる。この実施形態では、図
1,図7に示す“0”〜“9”を入力する置数キー,
“T”と記した転送キー,“S”を記した選択設定キ
ー,“E”と記したエンターキー,“C”と記したクリ
アーキー等である。
【0056】かくすれば、固定キー51Kを、固定メニ
ューキー61Kと隣接させて他方扉体15側に設ける場
合に比較して、固定キー51Kの選択かつ押圧操作を正
確・迅速に行え、しかも表示メニューキー41Kとの識
別も容易である。さらに、表示メニューキー41Kをタ
ッチ操作して実際に入力されたメニューに関連深いもの
を配置しておけるから、業務能率をより大幅に向上でき
かつ取扱いが一段と容易である。
【0057】また、図1,図2に示す上方の定位置表示
部42は、閉じた状態を示す図2に示す如く、覗き窓1
7に対応する定位置とされている。この定位置表示部4
2には、表示メニューキー41Kでない情報が表示され
る。つまり、図1に示す見開き状態(使用状態)で表示
メニューキー41Kを表示可能な部位(42)に、他の
情報を表示することができる。
【0058】この実施形態では、呼出しメッセージ,通
信エラーメッセージおよびバッテリー情報の3つの情報
を表示可能に形成してある。したがって、結果としてミ
ス入力を防止できかつその後のメニュー入力をより確実
に行えるとともに、業務能率を向上できる。
【0059】ここにおいて、設定管理数判別制御手段
(CPU21,ROM22)は、仕込数管理テーブル2
3KMTを参照して各管理メニューの当該時点における
各残数(N)が予め設定された各設定管理数Ns以下に
なったか否かを判別する(図5のST11,ST1
2)。
【0060】表示態様選択切替制御手段(CPU21,
ROM22)は、設定管理数判別制御手段(21,2
2)によって管理メニューの残数(N)が設定管理数N
s以下となったと判別された場合(ST12のYES)
に、当該管理メニューに対応する当該表示メニューキー
41Kの表示態様を選択的に切替える(ST13)。
【0061】各管理メニューキー41Kは、少なくても
2種類以上の表示態様に切替可能である。この実施形態
では、図4に示す表示態様A(例えば、グリーン色点
灯),B(例えば、オレンジ色点灯),C(例えば、レ
ッド色点灯)である。表示態様は、点滅の有無や点灯・
消灯等の組合せであってもよい。
【0062】なお、表示態様選択切替制御手段(21,
22)は、仕込メニューの補充により、管理仕込数Nが
設定管理数Nsを超えるようになれば、元の表示態様に
戻す(ST12のNO,ST14)。
【0063】残数表示制御手段(CPU21,ROM2
2)は、残数表示要求(図6のST16でYES)に基
づき、仕込数管理テーブル23KMTを参照(ST1
7)して得た各管理メニューの当該時点における各残数
(N)を当該各表示メニューキー41Kに対応させて表
示する(ST18,ST19,ST20)。例えば、図
7に示す表示メニューキー41Kに当該メニュー(“A
定”)の残数(N=10)を表示する。表示は、当該表
示メニューキー41Kの近くでもよい。
【0064】また、残数一覧表示制御手段(CPU2
1,ROM22)は、残数一覧表示要求(ST21のY
ES)に基づき、仕込数管理テーブル23KMTを参照
して得た各管理メニューの当該時点における各残数
(N)を表示面41G内の一覧表示部41Iに当該各管
理メニューと対応させて一覧表示する(ST21〜ST
25)。例えば、図8に示すように表示する。
【0065】擬制入力制御手段(CPU21,ROM2
2)は、一覧表示部41Iに表示された残数(N)また
はこれに対応表示された管理メニュー(例えば、“A
定”)がタッチ操作(図9のST30でYES)された
場合に、当該管理メニュー残数(N)が1以上であるこ
とを条件(ST32のYES)に当該表示メニューキー
41Kがタッチ操作(ST35のYES)された場合と
同様に、当該管理メニューの入力と擬制する(ST3
3)。そして、オーダーテーブル23OTに当該管理メ
ニューとして登録(ST34)される。
【0066】この実施形態では、表示された管理メニュ
ー(例えば、“A定”)と当該残数(N)の間をタッチ
操作しても当該管理メニューを入力できるように形成さ
れている。タッチ操作可能領域の拡大を図りつつ、より
迅速な入力を可能とする。
【0067】なお、固定メニューキー61Kを押圧操作
(ST36のYES)した場合には、一般メニューが入
力されて登録(ST37)される。また、図7では、管
理メニューの入力がある度に当該管理メニューの管理仕
込数を減少させるルーチンおよび管理メニューの残数
(N)が零(0)以下になった場合に当該管理メニュー
の登録(ST34)を禁止するルーチンについては、図
示省略した。従来例(図16)の場合と同様であるから
である。
【0068】かかる構成の実施形態では、係員は手持ち
側の一方扉体11を左手で持ち、図1に示すように本体
(11,15)を見開き状態とする。つまり、ヒンジ1
9を中心に、両扉体11,15を左右に開く。センサ
(SNR)部30がこれを検出する。
【0069】電源を投入すると、表示制御手段(21,
22)が、表示面41に各管理メニューの当該各表示メ
ニューキー41Kを、図1に示すように表示(図5のS
T10)する。
【0070】この表示メニューキー41Kからなる管理
メニューキーを用いた管理メニュー(例えば、図1の
“A定”)の入力(図7のST35でYES)がある度
に、当該メニューの管理仕込数N(残数)が減少され
る。このメニュー入力作業中に、設定管理数判別制御手
段(21,22)が、図4の仕込数管理テーブル23K
MTを参照して管理メニューの当該時点における残数
(N)が予め設定された設定管理数Ns以下になったか
否かを判別する(図5のST12)。
【0071】そして、残数が設定管理数以下になったと
判別(ST12のYES)されると、表示態様選択切替
制御手段(21,22)が、当該管理メニューキーのそ
れ以前の表示態様A(例えば、グリーン色)を異なる表
示態様B(例えば、オレンジ色)に切り替える。すなわ
ち、表示態様をそれ以前の表示態様と異なる表示態様に
切り替えて、残り少なくなった管理メニューを表示報知
させる。
【0072】この報知によって、係員は、各管理メニュ
ー後との残数が少なくなったことを、その場でかつ視覚
的に知ることができる。突然の登録禁止事態を確実に回
避できる。
【0073】なお、残数の絶対値によって例えば4通り
の表示態様に切り替えるようにしておけば、一段と利用
性が高まり、さらに残数が零以下になった場合の表示態
様を、例えば表示消滅としておけば、売り切れメニュー
の誤登録を完全に一掃できる。
【0074】また、例えば、固定キー51Kを用いて残
数表示要求を発すれば(図6のST16でYES)、残
数表示制御手段(21,22)が、仕込数管理テーブル
23KMTを参照して得た各管理メニューの当該時点に
おける各残数(N)を当該各表示メニューキーに対応さ
せて図8に示すように表示する(ST17〜ST1
9)。各残数を当該管理メニューとの関係において、一
目瞭然に知ることができる。突然の登録禁止事態をより
確実に回避できる。
【0075】さらに、残数一覧表示要求を発すれば(図
6のST21でYES)、残数一覧表示制御手段(2
1,22)が、仕込数管理テーブル23KMTを参照し
て得た各管理メニューの当該時点における各残数を、図
9に示す一覧表示部41Iに当該各管理メニューと対応
させて一覧表示する(ST22〜ST24)。したがっ
て、当該時点の各残数を正確かつ相対的に知ることがで
きる。
【0076】しかも、一覧表示部41Iに表示された残
数(または、これに対応表示された管理メニュー)をタ
ッチ操作(図7のST30でYES)すれば、擬制入力
制御手段(21,22)が、当該管理メニュー残数
(N)が1以上であることを条件にかつ当該表示メニュ
ーキー41Kがタッチ操作(ST35のYES)された
場合と同様に、当該管理メニューの入力と擬制する(S
T31〜ST33)。
【0077】つまり、管理メニューキーたる表示メニュ
ーキー41Kの代わりに、管理メニュー(または、当該
残数)をタッチ操作することにより、当該管理メニュー
を入力することができる。したがって、より正確な入力
ができる。
【0078】もとより、管理メニューの残数(N)が零
以下になった場合には、当該管理メニューについての登
録は禁止される。
【0079】しかして、この第1の実施形態によれば、
各管理メニューキーを少なくても2種類以上の表示態様
に切替可能な表示メニューキー41Kから形成するとと
もに、設定管理数判別制御手段(21,22)によって
管理メニューの残数(N)が設定管理数Ns以下となっ
たと判別された場合に、表示態様選択切替制御手段(2
1,22)が当該管理メニューに対応する当該表示メニ
ューキー41Kの表示態様を選択的に切替可能に形成さ
れているので、管理メニューの管理仕込数Nが少なくな
ったことをその場で知ることができるから、例えば管理
者に対する直接または間接的な残数確認作業を省略化で
きかつ売り切れメニューの誤登録およびその取消し操作
の一掃化ができる。よって、管理メニューの入力作業を
迅速かつ正確に行え、業務能率を大幅に向上しつつ客の
信用も高められ得る。管理メニューの補充も正確かつ適
時に行える。
【0080】また、表示態様選択切替制御手段(21,
22)が、当該管理メニューキー(41K)のそれ以前
の表示態様A(例えば、グリーン色)を異なる表示態様
B(例えば、オレンジ色)に切り替えるので、係員は各
管理メニューごと残数(N)が少なくなったことを、そ
の場でかつ視覚的に知ることができる。
【0081】また、残数表示制御手段(21,22)を
設け、残数表示要求に基づき仕込数管理テーブル23K
MTを参照して得た各管理メニューの当該時点における
各残数(N)を当該各表示メニューキー41Kに対応さ
せて表示することができるから、設定管理数Nsの値を
幾つにセットしておいても当該管理メニューの完売を期
することができるという営業成績面上の実効および売り
切れメニューの誤登録を完璧に防止できるという運用面
上の実効をより向上できる。
【0082】また、残数一覧表示制御手段(21,2
2)と擬制入力制御手段(21,22)とを設け、残数
一覧表示要求に基づき仕込数管理テーブル23KMTを
参照して得た各管理メニューの当該時点における各残数
を一覧表示部41Iに当該各管理メニューと対応させて
一覧表示可能かつ一覧表示部41Iに表示された残数
(または、これに対応表示された管理メニュー)がタッ
チ操作された場合に、当該管理メニュー残数が1以上で
あることを条件にかつ当該表示メニューキー41Kがタ
ッチ操作された場合と同様に、当該管理メニューの入力
ができるように形成されているので、残数を目視確認し
た場合にその残数等をタッチすればよいから、より確実
な入力をより迅速に行えかつ取り扱いがより簡単であ
る。
【0083】さらに、一方扉体11が手持ち側とされて
いるので、一段と取扱い容易であるとともに、制御部2
0やタッチパネル付き表示器40の駆動制御回路40D
等を信号線の多いタッチパネル付き表示器40に近接し
て配置できるから、性能を向上できかつコスト低減も図
れる。
【0084】さらに、一方扉体11の内面11Iの定位
置(50)に、オーダーメニュー以外のデータを入力す
るためのものでかつ入力使用頻度の高い固定キー(置数
キー,転送キーT,エンターキーE,選択設定キーS,
クリアキーC)51Kが設けられているので、この固定
キー51Kを他方扉体15側の固定メニューキー61K
と隣接させて当該他方扉体15側に設ける場合に比較し
て、固定キー51Kの選択かつ押圧操作を正確・迅速に
行え、しかも表示メニューキー41Kとの識別も容易で
ある。さらに、表示メニューキー41Kをタッチ操作し
て実際に入力されたメニューに関連深いものを配置して
おけるから、業務能率をより大幅に向上できかつ取扱い
が一段と容易である。
【0085】さらにまた、他方扉体15に、本体(1
1,15)を閉じた状態において、当該他方扉体15の
外面15O側から一方扉体11のタッチパネル付き表示
器40の定位置(42)に表示された情報を目読可能な
覗き窓17が設けられているので、不使用状態における
構成要素の保護を担保しつつタッチパネル付き表示器4
0のタッチパネル付き表示器40Gを有効利用できる。
【0086】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、図10〜および図12に示される。
【0087】すなわち、仕込数管理テーブル23KMT
を参照して得た各管理メニューの当該時点における各残
数(N)を一覧表示部41Iに当該各管理メニューと対
応させて一覧表示(図10のST40〜ST43、図1
2)する、第1の実施形態の場合と同様な、残数一覧表
示制御手段(21,22)と、一覧表示部41Iに表示
された残数(または、これに対応表示された管理メニュ
ー)が、タッチ操作された場合に当該管理メニュー残数
が1以上であることを条件に当該管理メニューの入力
(図11のST50〜ST53)とみなす表示タッチ入
力制御手段(CPU21,ROM22)とを設け、メニ
ューキー(61K,41K)と同様な構造の管理メニュ
ーを入力するための管理メニューキーを一掃可能に形成
されている。
【0088】したがって、かかる第2の実施形態によれ
ば、第1の実施形態の場合と同様に、管理メニューの管
理仕込数Nが少なくなったことをその場で知ることがで
きるから、例えば管理者に対する直接または間接的な残
数確認作業を省略化できかつ売り切れメニューの誤登録
およびその取消し操作の一掃化ができるとともに、管理
メニューについての表示メニューキー41Kを設けなく
ても、管理メニューの入力作業を迅速かつ正確に行え、
かつ業務能率を大幅に向上しつつ客の信用も高められ得
る。
【0089】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各管理メニュ
ーキーを表示メニューキーから形成し、管理メニューの
残数が予め設定された設定管理数以下になったか否かを
判別可能かつ残数が設定管理数以下になったと判別され
た場合に当該表示メニューキーの表示態様をそれ以前の
表示態様と異なる態様に切替可能に形成されたメニュー
データ入力装置であるから、管理メニューの管理仕込数
が少なくなったことをその場で知ることができる。した
がって、例えば管理者に対する直接または間接的な残数
確認作業を省略化できかつ売り切れメニューの誤登録お
よびその取消し操作の一掃化ができる。よって、管理メ
ニューの入力作業を迅速かつ正確に行え、業務能率を大
幅に向上しつつ客の信用も高められ得る。
【0090】また、請求項2の発明によれば、各管理メ
ニューキーを少なくても2種類以上の表示態様に切替可
能な表示メニューキーから形成するとともに、設定管理
数判別制御手段によって管理メニューの残数が設定管理
数以下となったと判別された場合に、表示態様選択切替
制御手段が当該管理メニューに対応する当該表示メニュ
ーキーの表示態様を選択的に切替可能に形成されたメニ
ューデータ入力装置であるから、請求項1の発明の場合
と同様な効果を奏し得ることはもとより、さらにその場
にその時々に即応させた運用ができ、適応性が広い。
【0091】また、請求項3の発明によれば、残数表示
制御手段を設け、残数表示要求に基づき仕込数管理テー
ブルを参照して得た各管理メニューの当該時点における
各残数を当該各表示メニューキーに対応させて表示可能
に形成されているので、請求項2の発明の場合と同様な
効果を奏することができることに加え、さらに設定管理
数の値を幾つにセットしておいても当該管理メニューの
完売を期することができるという営業成績面上の実効お
よび売り切れメニューの誤登録を完璧に防止できるとい
う運用面上の実効をより向上できる。
【0092】また、請求項4の発明によれば、残数一覧
表示制御手段と擬制入力制御手段とを設け、残数一覧表
示要求に基づき仕込数管理テーブルを参照して得た各管
理メニューの当該時点における各残数を一覧表示部に当
該各管理メニューと対応させて一覧表示可能かつ一覧表
示部に表示された残数等がタッチ操作された場合に当該
管理メニュー残数が1以上であることを条件に当該表示
メニューキーがタッチ操作された場合と同様に当該管理
メニューの入力可能に形成されているので、請求項2の
発明の場合と同様な効果を奏することができることに加
え、さらに残数を目視確認した場合にその残数等をタッ
チすればよいので、請求項3の発明の場合と比較して
も、より確実な入力をより迅速に行えかつ取り扱いがよ
り簡単である。
【0093】さらに、請求項5の発明によれば、残数一
覧表示制御手段と表示タッチ入力制御手段とを設け、仕
込数管理テーブルを参照して得た各管理メニューの当該
時点における各残数を一覧表示部に当該各管理メニュー
と対応させて一覧表示可能かつ一覧表示部に表示された
残数等がタッチ操作された場合に当該管理メニュー残数
が1以上であることを条件に当該管理メニューの入力可
能であるとともに、メニューキーと同様な構造の管理メ
ニューを入力するための管理メニューキーを一掃可能に
形成されたメニューデータ入力装置であるから、管理メ
ニューの管理仕込数が少なくなったことをその場で知る
ことができるとともに、例えば管理者に対する直接また
は間接的な残数確認作業を省略化できかつ売り切れメニ
ューの誤登録およびその取消し操作の一掃化ができる。
よって、管理メニューについての表示メニューキーを設
けなくても、管理メニューの入力作業を迅速かつ正確に
行え、業務能率を大幅に向上しつつ客の信用も高められ
得る。
【0094】さらに、請求項6の発明によれば、管理メ
ニューの残数が予め設定され設定管理数以下になったと
判別された場合に表示メニューキーからなる管理メニュ
ーキーの表示態様をそれ以前の表示態様と異なる表示態
様に切り替えて残り少なくなった管理メニューを表示報
知させるメニューデータ処理方法であるから、管理者へ
の管理対象メニューに関する残数確認作業を省略化でき
かつ売り切れメニューの誤登録およびその取消し操作並
びに突然に登録禁止になってしまう事態を回避できるの
で、メニュー入力業務を迅速かつ正確に行える。業務能
率を大幅に向上しつつ客の信用も高められ得る。
【0095】さらにまた、請求項7の発明によれば、仕
込数管理テーブルを参照して得た各管理メニューの当該
時点における各残数を一覧表示部に当該各管理メニュー
と対応させて一覧表示させ、一覧表示部に表示された残
数またはこれに対応表示された管理メニューがタッチ操
作された場合に、当該管理メニュー残数が1以上である
ことを条件に当該管理メニューの入力とみなして当該管
理メニューを登録させるメニューデータ処理方法である
から、表示された残数を目視確認した場合にその残数等
をタッチ操作するだけで、当該管理メニューを確実かつ
迅速に入力することができるとともに、突然に登録禁止
になってしまう事態を確実に回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る見開き状態を説
明するための平面図である。
【図2】同じく、閉じた状態で他方扉体の外面側から見
た平面図である。
【図3】同じく、全体構成を説明するためのブロック図
である。
【図4】同じく、仕込数管理テーブルを説明するための
図である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図6】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図7】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(3)である。
【図8】同じく、残数の対応表示形態例を説明するため
の図である。
【図9】同じく、残数の一覧表示形態例を説明するため
の図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る動作を説明す
るためのフローチャート(1)である。
【図11】同じく、動作を説明するためのフローチャー
ト(2)である。
【図12】同じく、残数の一覧表示形態例を説明するた
めの図である。
【図13】本発明および従来例にかかるメニューデータ
入力装置を使用するオーダーデータ処理装置の1例を説
明するための図である。
【図14】従来例(1)を説明するための図である。
【図15】従来例(2)を説明するための図である。
【図16】従来例(1),(2)の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
10 ハンディターミナル(メニューデータ入力装置) 11 一方扉体 11I 内面 11O 外面 15 他方扉体 15I 内面 15O 外面 20 制御部 21 CPU(表示態様選択切替制御手段,設定管理数
判別制御手段、残数表示制御手段、残数一覧表示制御手
段,擬制入力制御手段、表示タッチ入力制御手段) 22 ROM(表示態様選択切替制御手段,設定管理数
判別制御手段、残数表示制御手段、残数一覧表示制御手
段,擬制入力制御手段、表示タッチ入力制御手段) 23 RAM 23KMT 仕込数管理テーブル 23MT メニューテーブル 23OT オーダ−テーブル 40 タッチパネル付き表示器 41G 表示面 41I 一覧表示部 41K 表示メニューキー(管理メニューキー) 50 固定キー部 51K 固定キー 60 固定メニューキー部 61K 固定メニューキー N 管理仕込数(残数) Ns 設定管理数

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メニューキーを用いてメニュー入力可能
    であるとともに、仕込数管理対象である管理メニューご
    とに仕込数管理可能かつ管理メニューキーを用いた管理
    メニューの入力がある度に当該管理メニューの管理仕込
    数を減少可能に形成されたメニューデータ入力装置にお
    いて、 前記各管理メニューキーを表示メニューキーから形成
    し、前記管理メニューの残数が予め設定された設定管理
    数以下になったか否かを判別可能かつ残数が設定管理数
    以下になったと判別された場合に当該表示メニューキー
    の表示態様をそれ以前の表示態様と異なる態様に切替可
    能に形成されているメニューデータ入力装置。
  2. 【請求項2】 メニューキーを用いてメニュー入力可能
    であるとともに、仕込数管理対象である管理メニューご
    とに仕込数管理可能かつ管理メニューキーを用いた管理
    メニューの入力がある度に当該管理メニューの管理仕込
    数を減少可能に形成されたメニューデータ入力装置にお
    いて、 前記各管理メニューキーを少なくても2種類以上の表示
    態様に切替可能な表示メニューキーから形成するととも
    に、各表示メニューキーの表示態様を選択的に切り替え
    る表示態様選択切替制御手段と,仕込数管理テーブルを
    参照して各管理メニューの当該時点における各残数が予
    め設定された各設定管理数以下になったか否かを判別す
    る設定管理数判別制御手段とを設け、この設定管理数判
    別制御手段によって管理メニューの残数が設定管理数以
    下となったと判別された場合に、表示態様選択切替制御
    手段が当該管理メニューに対応する当該表示メニューキ
    ーの表示態様を選択的に切替可能に形成されているメニ
    ューデータ入力装置。
  3. 【請求項3】 残数表示要求に基づき前記仕込数管理テ
    ーブルを参照して得た各管理メニューの当該時点におけ
    る各残数を当該各表示メニューキーに対応させて表示す
    る残数表示制御手段を設けた請求項2記載のメニューデ
    ータ入力装置。
  4. 【請求項4】 残数一覧表示要求に基づき前記仕込数管
    理テーブルを参照して得た各管理メニューの当該時点に
    おける各残数を一覧表示部に当該各管理メニューと対応
    させて一覧表示する残数一覧表示制御手段と,一覧表示
    部に表示された残数またはこれに対応表示された管理メ
    ニューがタッチ操作された場合に当該管理メニュー残数
    が1以上であることを条件に当該表示メニューキーがタ
    ッチ操作された場合と同様に当該管理メニューの入力と
    擬制する擬制入力制御手段とを設けた、請求項2記載の
    メニューデータ入力装置。
  5. 【請求項5】 メニューキーを用いてメニュー入力可能
    であるとともに、仕込数管理対象である管理メニューご
    とに仕込数管理可能かつ管理メニューの入力がある度に
    当該管理メニューの管理仕込数を減少可能に形成された
    メニューデータ入力装置において、 仕込数管理テーブルを参照して得た各管理メニューの当
    該時点における各残数を一覧表示部に当該各管理メニュ
    ーと対応させて一覧表示する残数一覧表示制御手段と,
    一覧表示部に表示された残数またはこれに対応表示され
    た管理メニューがタッチ操作された場合に当該管理メニ
    ュー残数が1以上であることを条件に当該管理メニュー
    の入力とみなす表示タッチ入力制御手段とを設け、前記
    メニューキーと同様な構造の前記管理メニューを入力す
    るための管理メニューキーを一掃可能に形成したメニュ
    ーデータ入力装置。
  6. 【請求項6】 メニューキーを用いてメニュー入力する
    とともに、管理メニューキーを用いた仕込数管理対象で
    ある管理メニューの入力がある度に当該管理メニューの
    管理仕込数を減少させかつ管理メニューの残数が零以下
    になった場合に当該管理メニューについての登録を禁止
    させるメニューデータ処理方法において、 前記管理メニューの残数が予め設定され設定管理数以下
    になったか否かを判別させかつ残数が設定管理数以下に
    なったと判別された場合に表示メニューキーからなる前
    記管理メニューキーの表示態様をそれ以前の表示態様と
    異なる表示態様に切り替えて残り少なくなった管理メニ
    ューを表示報知させるメニューデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 メニューキーを用いてメニュー入力する
    とともに、仕込数管理対象である管理メニューの入力が
    ある度に当該管理メニューの管理仕込数を減少させかつ
    管理メニューの残数が零以下になった場合に当該管理メ
    ニューについての登録を禁止させるメニューデータ処理
    方法において、 仕込数管理テーブルを参照して得た各管理メニューの当
    該時点における各残数を一覧表示部に当該各管理メニュ
    ーと対応させて一覧表示させ、一覧表示部に表示された
    残数またはこれに対応表示された管理メニューがタッチ
    操作された場合に当該管理メニュー残数が1以上である
    ことを条件に当該管理メニューの入力とみなして当該管
    理メニューを登録させるメニューデータ処理方法。
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