JPH11312034A - オーダーデータ処理装置 - Google Patents

オーダーデータ処理装置

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JPH11312034A
JPH11312034A JP11761998A JP11761998A JPH11312034A JP H11312034 A JPH11312034 A JP H11312034A JP 11761998 A JP11761998 A JP 11761998A JP 11761998 A JP11761998 A JP 11761998A JP H11312034 A JPH11312034 A JP H11312034A
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order data
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JP11761998A
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Inventor
Masanori Takeuchi
雅則 竹内
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メニュー入力を行う係員がその場でメニュー
ガイダンスを迅速かつ正確に知ることができるようにす
る。 【解決手段】 ハンディターミナル10にガイダンス問
合手段と,オーダー管理手段から応答されたメニューガ
イダンスをタッチパネル付き表示器40に表示するガイ
ダンス表示制御手段とを設け、かつオーダー管理手段に
ガイダンスファイルと,ガイダンス抽出手段と,抽出さ
れたメニューガイダンスを当該各ハンディターミナル1
0に応答するガイダンス応答手段とを設け、ハンディタ
ーミナル10側の表示メニューキー41Kを表示するた
めのタッチパネル付き表示器40を利用して最新のメニ
ューガイダンス(メニュー情報)を表示可能に形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンディターミナ
ルのメニューをタッチパネル付き表示器に一覧表示可能
かつ表示されたメニューをタッチ操作することにより当
該メニューを入力可能であるとともに、入力されたメニ
ューを含むオーダ−データをオーダー管理手段に送信可
能に形成されたオーダーデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオーダーデータ処理装置は、図1
3に示すように、オーダーメニューを入力する複数のハ
ンディターミナル10Pと,入力されたオーダーデータ
を管理するオーダー管理手段70(無線親局78)と,
オーダーデータについて会計処理を行う会計手段90と
から構成され、さらに伝票発行用プリンタ80と厨房4
00に配設されたキッチンプリンタ85とを設けてい
る。会計手段90は、店舗出入口(会計所)300に配
設されている。
【0003】かくして、係員WRKは、客室100内の
各テーブル(座席)101を廻って、携帯するハンディ
ターミナル10Pを用いて各客CSTのオーダーメニュ
ーを含むオーダーデータを順番に入力する。オーダーデ
ータには、テーブル番号,人数等が含まれる。
【0004】オーダーデータは、オーダー管理手段70
で管理されるとともに、この手段70から両プリンタ8
0,85に転送される。厨房400では、キッチンプリ
ンタ85から発行されたオーダー伝票に基づき調理を開
始する。伝票発行用プリンタ80から発行されたカスタ
マー伝票は、当該係員WRKによって当該客CSTが着
席するテーブル101に置かれる。
【0005】係員WRKは、ときどき厨房400を覗
き、自己担当の調理済メニューがあるとこれを当該客C
STへ配膳し、カスタマー伝票に手書きチェックを入れ
る。
【0006】飲食後の客CSTからカスタマー伝票を受
取ったキャッシャーは、会計手段90を用いて伝票番号
等を入力すると、当該オーダーデータがオーダー管理手
段70からデータ通信回線79を介して転送されてく
る。そして、そのオーダーデータについて会計処理す
る。かくして、多数客の多数オーダーメニューについて
正確に管理処理できるとともに店舗実稼動率を高められ
る。
【0007】ここに、従来のハンディターミナル10P
は、図14に示す如く、本体15BPの表面の大部分に
複数の押圧操作型のメニューキー61KPを有するメニ
ューキー部60Pを配置し、その上部に表示部49Pを
設けた構造とされている。しかし、この構造では、携帯
性からの平面形状(大きさ)の制限および取い扱い(押
圧操作性)の点から、メニューキー61KPの数を増大
できず、かつ表示部49Pには多くの情報を表示できな
い。
【0008】そこで、図15に示すように、本体をヒン
ジ19Pで連結された2枚扉体構造(11P,15P)
として、それぞれにメニューキー部60P2,60P1
と表示部49P2,49P1とを設け、分類キー61K
Pを図14の場合に比較して増大可能にしたものがあ
る。しかし、この構造でも、2倍数以上には増大できず
かつ2つの表示部49P1,49P2があっても連続的
な多くの情報を表示することができないばかりか、機械
的制約から重くなる問題がある。
【0009】また、図14,図15に示すいずれかの構
造で、各メニューキー(61KP)をタッチ操作型の表
示キーに代えたものも提案されているが、本質的には上
記場合と変わらない。
【0010】いずれにしても、店舗実稼働率を高めるた
めには、ハンディターミナル10Pを用いたメニュー入
力作業能率を向上させることが重要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、係員WRKの
入力作業能率が高くても、営業成績が向上するとは限ら
ない。飲食サービス業としてメニュー情報(メニューガ
イダンス)の欠如は、致命的ともいえる。特に、常連客
が多く、点数(メニュー)を消化することのみを目的と
せずに利用されるいわゆる高級店舗(レストラン,割烹
旅館,ホテル.名料理店等)では、なおさらである。し
かし、競業激化の現今、かかる高級店舗においても商品
(メニュー)情報の提供(説明)のみに専用係員を配置
することは、難しくなっている。
【0012】本発明の目的は、メニュー入力を行う係員
がその場でメニューガイダンスを迅速かつ正確に知るこ
とのできる取い扱い容易なオーダーデータ処理装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本出願人は、メニュー入
力作業の迅速かつ正確を期し、小さな押圧操作型メニュ
ーキーに比較して平面的に大きな複数メニューキーをタ
ッチパネル付き表示器に表示し、表示メニュ−キーのタ
ッチ操作でメニュー入力可能なオーダーデータ処理装置
の一部を構成するハンディターミナルを提案(例えば、
特願平9−359572号)をしている。
【0014】しかし、入力作業は連続的に行われる機会
は少ない。かくして、本発明は、この運用上の実際に着
目して、例えばメニュー入力前にタッチパネル付き表示
器を有効利用して、メニューガイダンス(メニュー情
報)を提供可能とするものである。
【0015】すなわち、請求項1の発明は、ハンディタ
ーミナルのメニューをタッチパネル付き表示器に一覧表
示可能かつ表示されたメニューをタッチ操作することに
より当該メニューを入力可能であるとともに、入力され
たメニューを含むオーダ−データをオーダー管理手段に
送信可能に形成されたオーダーデータ処理装置におい
て、前記ハンディターミナルが、要求に基づき前記オー
ダー管理手段にメニューガイダンスについて問い合わせ
可能かつ前記オーダー管理手段から応答されたメニュー
ガイダンスを前記タッチパネル付き表示器に表示可能に
形成されたオーダーデータ処理装置である。
【0016】かかる発明では、ハンディターミナルを携
帯した係員が、例えば座席に向かう際に要求操作をする
と、メニューガイダンスをタッチパネル付き表示器に表
示することができる。したがって、客に例えば時期的な
お勧め品についてのメニューガイダンスを正確に説明提
供することができる。このメニューガイダンスは、その
要求の際に、オーダー管理手段から応答された最新のも
のに更新されているので、係員ごとの人的バラツキのな
いタイムリーで正確な情報である。すなわち、メニュー
入力を行う係員がその場でメニューガイダンスを迅速か
つ正確に知ることができる。
【0017】また、請求項2の発明は、ハンディターミ
ナルのメニューをタッチパネル付き表示器に一覧表示可
能かつ表示されたメニューをタッチ操作することにより
当該メニューを入力可能であるとともに、入力されたメ
ニューを含むオーダ−データをオーダー管理手段に送信
可能に形成されたオーダーデータ処理装置において、前
記ハンディターミナルに、要求に基づき前記オーダー管
理手段にメニューガイダンスについての問い合わせをす
るガイダンス問合手段と,オーダー管理手段から応答さ
れたメニューガイダンスを前記タッチパネル付き表示器
に表示するガイダンス表示制御手段とを設け、前記オー
ダー管理手段に、選択されたメニューごとのメニューガ
イダンスを記憶するガイダンスファイルと,前記各ハン
ディターミナルからの問い合わせを受信した場合にガイ
ダンスファイルを検索してメニューガイダンスを抽出す
るガイダンス抽出手段と,抽出されたメニューガイダン
スを当該各ハンディターミナルへ応答するガイダンス応
答手段とを設けた、オーダーデータ処理装置である。
【0018】かかる発明では、ハンディターミナル側の
ガイダンス問合手段は、例えば起動時に自動的に発せら
れあるいは要求キーを押圧操作した場合に発せられる要
求に基づき、オーダー管理手段にメニューガイダンスに
ついての問い合わせをする。オーダー管理手段側のガイ
ダンス抽出手段は、各デハンィターミナルからの問い合
わせを受信した場合に、ガイダンスファイルを検索して
メニューガイダンスを抽出する。抽出されたメニューガ
イダンスは、ガイダンス応答手段によって、当該各ハン
ディターミナルに応答される。当該各ハンディターミナ
ル側のガイダンス表示制御手段は、応答されたメニュー
ガイダンスをタッチパネル付き表示器に表示する。
【0019】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得ることはもとより、さらに例えば要
求キーを押圧操作またはタッチ操作をするだけで最新の
メニューガイダンスを自動的に表示でき得るから、利用
性が高くかつ取扱が一段と簡単である。
【0020】また、請求項3の発明は、前記ガイダンス
問合手段を前記タッチ操作がされた場合に当該メニュー
を指定して自動的に問い合わせ可能に形成し、前記ガイ
ダンス抽出手段が前記ガイダンスファイルに記憶されて
いるメニューガイダンスの中から問い合わせに係るメニ
ューについてのメニューガイダンスを抽出可能に形成さ
れているオーダーデータ処理装置である。
【0021】かかる発明では、表示メニューキーをタッ
チ操作すれば、ガイダンス問合手段が、当該メニューを
指定して自動的にメニューガイダンスの問い合わせを行
う。ガイダンス抽出手段は、ガイダンスファイルに記憶
されているメニューガイダンスの中から問い合わせに係
るメニューについてのメニューガイダンスを抽出する。
【0022】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに係
員が例えば座席に到達する前にお勧めメニューのキーを
タッチ操作しあるいはオーダーを受けた場合に当該メニ
ューキーをタッチ操作するだけで、当該メニューのガイ
ダンスを簡単に知ることができるから、タイムリーな運
用ができかつ客の信用も高められる。
【0023】また、請求項4の発明は、前記ガイダンス
問合手段を1または2以上のメニューを指定して問い合
わせ可能に形成し、前記ガイダンス抽出手段が前記ガイ
ダンスファイルに記憶されているメニューガイダンスの
中から問い合わせに係る1または2以上のメニューにつ
いてのメニューガイダンスを抽出可能に形成されている
オーダーデータ処理装置である。
【0024】かかる発明では、1または2以上のメニュ
ーを指定すると、ガイダンス問合手段が、当該各指定メ
ニューに関するメニューガイダンスの問い合わせを行
う。ガイダンス抽出手段は、ガイダンスファイルに記憶
されているメニューガイダンスの中から問い合わせに係
る1または2以上のメニューに関するメニューガイダン
スを抽出する。
【0025】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに係
員が例えば座席に到達する前にお勧めメニューのキーを
タッチ操作するだけで、当該各メニューのガイダンスを
簡単に知ることができるから、タイムリーな運用ができ
かつ客の信用および営業成績を高められる。
【0026】さらに請求項5の発明は、前記ガイダンス
問合手段を全メニューについて一括問い合わせ可能に形
成し、前記ガイダンス抽出手段が前記ガイダンスファイ
ルに記憶されている全メニューガイダンスを抽出可能に
形成されているオーダーデータ処理装置である。
【0027】かかる発明では、例えば一括要求を発すれ
ば、ガイダンス問合手段は、全メニューについて一括問
い合わせをする。また、ガイダンス抽出手段は、ガイダ
ンスファイルに記憶されている全メニューガイダンスを
抽出する。
【0028】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに例
えばメニューガイダンスを参照して適宜なメニューを選
択しつつ客に推奨することができる。
【0029】さらに、請求項6の発明は、前記ハンディ
ターミナルに前記オーダー管理手段から応答されたメニ
ューガイダンスを記憶可能なガイダンステーブルを設
け、前記ガイダンス表示制御手段がガイダンステーブル
に記憶されているメニューガイダンスのうち前記タッチ
操作されたメニューについてのメニューガイダンスを表
示可能に形成されているオーダーデータ処理装置であ
る。
【0030】かかる発明では、ハンディターミナル側の
ガイダンステーブルには、当初あるいは途中から、オー
ダー管理手段から応答されたメニューガイダンスを記憶
させておくことができる。メニューキーをタッチ操作す
ると、ガイダンス表示制御手段が、ガイダンステーブル
に記憶されているメニューガイダンスのうち当該タッチ
操作されたメニューについてのメニューガイダンスを表
示する。
【0031】したがって、請求項2から請求項5までの
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに客からオーダーされたあるいはアピール
しようとするメニューのガイダンスを、その場でより一
段と迅速かつ正確に知ることができる。
【0032】さらにまた、請求項7の発明は、前記ハン
ディターミナルに前記オーダー管理手段から応答された
メニューガイダンスを記憶可能なガイダンステーブルを
設け、前記ガイダンス表示制御手段がガイダンステーブ
ルに記憶されている全てのメニューガイダンスまたは全
てのメニューガイダンスについての記憶がある旨を表示
可能に形成されているオーダーデータ処理装置である。
【0033】かかる発明では、ガイダンス表示制御手段
は、ガイダンステーブルに記憶されている全てのメニュ
ーガイダンスまたは全てのメニューガイダンスについて
の記憶がある旨を表示することができる。
【0034】したがって、請求項2から請求項5までの
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらにアピールしようとするメニューの選択が
容易である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)本オーダーデータ処理装置は、基本
的構成・機能が従来例(図13)の場合と同様とされ、
さらに図1〜図3に示す如く、ハンディターミナル10
に要求に基づきオーダー管理手段(70)にメニューガ
イダンスについての問い合わせをするガイダンス問合手
段(21,22)と,オーダー管理手段から応答された
メニューガイダンスをタッチパネル付き表示器40に表
示するガイダンス表示制御手段(21,22)とを設
け、かつオーダー管理手段(70)に選択されたメニュ
ーごとのメニューガイダンスを記憶するガイダンスファ
イル73GFと,各ハンディターミナル10からの問い
合わせを受信した場合にガイダンスファイル73GFを
検索してメニューガイダンスを抽出するガイダンス抽出
手段(71,72)と,抽出されたメニューガイダンス
を当該各ハンディターミナル10に応答するガイダンス
応答手段(71,72)とを設け、ハンディターミナル
10側の表示メニューキー41Kを表示する大型のタッ
チパネル付き表示器40を利用して最新のメニューガイ
ダンス(メニュー情報)を表示可能に形成されている。
【0036】この第1の実施形態では、図1〜図4にハ
ンディターミナル10の構成を示し、図5にステーショ
ン(オーダー管理手段)70の構成を示している。オー
ダーデータ処理装置を構成する他の構成要素(プリン
タ,会計手段等)については、図示省略した。
【0037】図1,図2において、ハンディターミナル
(HT)10は、見開き可能な一方扉体(本体)11と
他方扉体(本体)15とからなる。一方扉体11内に
は、全体構成を概念的に示す図3の制御部(CPU2
1,ROM22,RAM23)20と,センサ(SN
R)部30と,無線通信部(WLT)35と,タッチパ
ネル付き表示器40用の駆動制御回路(I/F)40D
と,押圧データ入力キー部50用の駆動制御回路(I/
F)50Dと,押圧操作型のキー部60用の駆動制御回
路(I/F)60Dとが格納されている。
【0038】RAM23は、データ処理作業領域を形成
する他、オーダーテーブル23OT,メニューテーブル
23MTおよびガイダンステーブル23GTを形成す
る。このガイダンステーブル23GTには、例えば図
4,図8に示す如く、メニューの特長,生産地,味わ
い,調理法等々のメニューガイダンスが記憶される。例
えば、図4,図8に示す如く、メニュー(“かつお
刺”)の場合のメニューガイダンスは、“今朝、紀州か
ら直送された新鮮なかつおを、お楽しみ下さい。かつお
は、今が旬です。”である。
【0039】本体(11,15)の見開き状態を示す図
1において、他方扉体15の内面15Iの大部分には複
数のキー61Kを有するキー部60が設けられ、その上
方部に覗き窓17が設けられている。覗き窓17は、透
明プラスチック製である。
【0040】この実施形態の各キー61Kは分類キーと
されかつその数はキー61KPを採用する従来例(図1
4,図15)の場合と同様な数である。大きさ(平面面
積)も同様な大きさである。したがって、押圧操作型の
キー61Kを用いた入力作業については、従来例の場合
と同様と言える。
【0041】しかし、分類キー(61K)を、下位概念
的な単品メニュー(例えば、“かつお”,“かに”,
“えび”)に対する上位概念的な分類メニュー(例え
ば、“魚介類”)用としてあるので、従来の上位・下位
概念的メニューが混在している場合よりも、1つの分類
キー(61K)を選択する際の作業が簡単で、迅速かつ
正確なメニュー入力を達成するのに非常に有効である。
もとより、表示メニューキー41Kを大幅に増大でき
る。
【0042】この他方扉体15とヒンジ19を介して見
開き可能に連結された一方扉体11の内面11Iの大部
分には、タッチパネル付き表示器40(表示面41G)
が取り付けられている。
【0043】すなわち、表示面41Gには、分類キー
(61K)を押圧操作することによって、当該分類に属
する複数のメニュー(表示メニューキー41K)を、図
1に示す如く、切替え表示することができる。各表示メ
ニューキー41Kの平面面積(大きさ)は、分類キー
(61K)の平面面積よりも大きくされている。
【0044】例えば、右側の分類キー(“X”…魚介
類)よりも左側の表示メニューキー(“かつお”,“か
に”等)41Kの方が平面面積大きい。タッチ操作の方
が、分類キー(61K)の押圧操作の場合に比較して、
隣接する他のキー41Kに触れ易くかつそれによりミス
入力が生じ易いと言う欠点を一掃化するためである。
【0045】また、この実施形態では、具体的なメニュ
ー入力頻度の多い表示メニューキー41Kが配置されて
いること、制御部20等が装着されているので重量が他
方扉体15に比較して重くなることおよびこの実施形態
では右利き用に設計してあることから、この一方扉体1
1を手持ち側としてある。
【0046】かくして、メニュー入力を安定して行える
とともに、信号線の多いタッチパネル付き表示器40と
その駆動制御回路(I/F)40Dとを近接位置できる
から、性能を高められる。しかも、外部ノイズの影響や
電力ロスを軽減できる。
【0047】また、図1に示す表示面41Gの下方定位
置に設けられた押圧データ入力キー部50の押圧データ
入力キー51Kを押圧操作して、入力された数量(例え
ば、“2”)も表示面41Gに表示される。ただし、数
量(“1”)は自動入力とし、数量“2”以上の場合に
押圧データ入力キー51Kを用いて入力するように形成
してある。
【0048】この押圧データ入力キー部50は、オーダ
ーメニュー以外のデータを入力するためのものでかつ入
力使用頻度の高い押圧データ入力キー51Kからなる。
この実施形態では、図1に示す“0”〜“9”を入力す
る置数キー,“T”と記した転送キー,“E”と記した
エンターキー,“D”と記した要求キー,“C”と記し
たクリアーキーである。
【0049】かくすれば、押圧データ入力キー51K
を、分類キー(61K)と隣接させて他方扉体15側に
設ける場合に比較して、押圧データ入力キー51Kの選
択かつ押圧操作を正確・迅速に行え、しかも表示メニュ
ーキー41Kとの識別も容易である。さらに、表示メニ
ューキー41Kをタッチ操作して実際に入力されたメニ
ューに関連深いものを配置しておけるから、業務能率を
より大幅に向上できかつ取い扱いが一段と容易である。
【0050】また、図1,図2に示す上方の定位置表示
部42は、扉体を閉じた状態を示す図2に示す覗き窓1
7に対応する定位置とされている。この定位置表示部4
2には、表示メニューキー41Kでない情報が表示され
る。つまり、図1に示す見開き状態(使用状態)で表示
メニューキー41Kを表示可能な部位(42)に、他の
情報(例えば、呼出しメッセージ,通信エラーメッセー
ジおよびバッテリー情報)を表示することができる。
【0051】したがって、表示面41Gに情報表示用の
専門部位を格別に設けなくてもよいから、本体(11,
15)小型化を図りつつ扉体を見開き状態時の表示メニ
ューキー41Kの数をより増大することができる。ま
た、結果として、ミス入力を防止できかつその後のメニ
ュー入力をより確実に行えるとともに、業務能率を向上
できる。
【0052】図5において、オーダー管理手段を形成す
るステーション(STN)70は、CPU71,ROM
72,RAM73,HDD(ハードディスク装置)7
4,キーボード(KB)75,表示器(IND)76,
無線親局78が接続されたインターフェイス(I/F)
およびデーター通信回線79用のインターフェイス(I
/F)を含み、オーダーデータを座席別に一括管理可能
である。
【0053】RAM73内には、オーダー(売上)ファ
イル73OFと座席管理ファイル(図示省略)と分類別
メニューファイル73MFとガイダンスファイル73G
Fが設けられている。このガイダンスファイル73GF
は、図4に示したガイダンステーブル23GTの場合と
同様である。
【0054】ガイダンスファイル73GFに記憶された
メニューおよびメニューガイダンスは、表示器76で目
視確認しつつキーボード75のキー操作で設定変更する
ことができる。つまり、各ハンディターミナル10の上
位機を形成するステーション70側で各メニューおよび
メニューガイダンスを追加・変更・削除すれば、各ハン
ディターミナル10に画一的に反映させることができ
る。
【0055】ここにおいて、ハンディターミナル10の
分類(例えば、“魚介類”)のキー61Kを押圧操作し
た場合(図6のST19でYES)に、一覧表示制御手
段(CPU21,ROM22)がメニューテーブル23
MTに記憶されている当該分類に属する複数のメニュー
(“かつお”,“かに”等)の当該各表示メニューキー
41Kをタッチパネル付き表示器40に図1に示すよう
に一覧表示する(ST20,ST21)。この点から
も、表示メニューキー41Kを大幅に増大できると、理
解される。
【0056】かくして、表示メニューキー41Kをタッ
チ操作(ST10のYES)しかつ登録確認(”E”キ
ー51Kの押圧操作)をすれば(ST15のYES)、
登録制御手段(CPU21,ROM22)が当該メニュ
ーをオーダーテーブル23OTに登録(記憶)する(S
T16)。
【0057】そして、”T”キー51Kを押圧操作(S
T17のYES)することにより、当該入力メニューを
含むオーダーデータをステーション70に送信(ST1
8)することができる。
【0058】これを受信(図9のST44でYES)し
たステーション70側では、当該オーダーデータをオー
ダーファイル73OFに登録(ST45)する。
【0059】さて、ハンディターミナル10において、
要求キー(“D”キー51K)を押圧操作(図7のST
30でYES)した場合に、つまりメニューガイダンス
の送信(更新)を促す“要求”に基づき、ガイダンス問
合手段(CPU21,ROM22)が、自動的にステー
ション70に問い合わせる(ST31)。なお、キー6
1Kを押圧操作することによって“要求”を発するよう
に形成してもよい。
【0060】この問い合わせを受信(図9のST40で
YES)したステーション70側では、ガイダンス抽出
手段(CPU71,ROM72)が、ガイダンスファイ
ル73GFを検索(ST41)してメニューガイダンス
を抽出する(ST42)。
【0061】抽出されたメニューガイダンスは、ガイダ
ンス応答手段(CPU71,ROM72)によって、当
該各ハンディターミナル10に応答される(ST4
3)。
【0062】この応答を受信(図7のST32でYE
S)したハンディターミナル10では、ガイダンス表示
制御手段(CPU21,ROM22)が、応答されたメ
ニューガイダンスをガイダンステーブル23GTに記憶
(ST33)するとともに、タッチパネル付き表示器4
0(表示面41G)に図8に示すように表示(ST3
4)する。
【0063】したがって、メニュー入力を行う係員がそ
の場でメニューガイダンスを迅速かつ正確に知ることが
できる。しかも、要求キー(“D”キー51Kまたはキ
ー61K)を押圧操作するだけで最新のメニューガイダ
ンスを自動的に表示できるから、利用性が高くかつ取い
扱が簡単である。
【0064】また、メニューガイダンスの送信(更新)
を促すおよび/またはガイダンス表示要求の“要求”
は、表示メニューキー41Kのタッチ操作(図6のST
10でYES)で発するように形成してもよい。
【0065】すなわち、表示・説明便宜の点から、図6
で2点鎖線で囲んだように、表示メニューキー41Kの
タッチ操作(図6のST10でYES)により、ガイダ
ンス問合手段(CPU21,ROM22)が、当該メニ
ューを指定してステーション70に問い合わせをする
(ST11)。応答された最新メニューガイダンスは、
ガイダンステーブル23GTに記憶(ST13)され
る。
【0066】すると、ガイダンス表示制御手段(CPU
21,ROM22)が、ガイダンステーブル23GTに
記憶されたメニューガイダンスのうちタッチ操作された
メニュー(41K)についてのメニューガイダンスを表
示(ST14)する。
【0067】かくすれば、係員は、客からオーダーされ
たあるいはアピールしようとするメニューに関するガイ
ダンスを、その場でより一段と迅速かつ正確に知ること
ができる。
【0068】かかる第1の実施形態では、係員は手持ち
側の一方扉体11を左手で持ち、図1に示すように本体
(11,15)を見開き状態とする。つまり、ヒンジ1
9を中心に、両扉体11,15を左右に開く。センサ
(SNR)部30がこれを検出する。これにより、ガイ
ダンス表示制御手段(21,22)等が起動可能状態に
なる。
【0069】そして、入力しようとするメニュー(41
K)が属する分類キー(61K)を押圧操作する(図6
のST19のYES)。すると、一覧表示制御手段(C
PU21,ROM22)が、メニューテーブル23MT
に記憶されている当該分類に属する複数のメニュー
(“かつお”,“かに”等)の当該各表示メニューキー
41Kを、タッチパネル付き表示器40に図1に示すよ
うに一覧表示する(ST20,ST21)。
【0070】ここで、“かつお”キー41Kをタッチ操
作(ST10のYES)すると、ガイダンス表示制御手
段(CPU21,ROM22)が、ガイダンステーブル
23GTに記憶されたメニューガイダンスのうちタッチ
操作されたメニュー(41K)についてのメニューガイ
ダンスを、図8に示すようにタッチパネル付き表示器4
0に表示(ST14)する。
【0071】この問合・表示は、“D”キー51Kを用
いた“要求”で行ってもよい(図7のST30〜ST3
4)。いずれにしても、係員は当該メニュー(“かつ
お”)に関するメニューガイダンスを客に正確にご案内
できる。
【0072】その後のまたは“要求”を発した表示メニ
ューキー41Kのタッチ操作により、当該メニューを登
録することができる(ST16)。
【0073】なお、タッチパネル付き表示器40に表示
(図7のST34、図6のST14)されたメニューガ
イダンスは、当該表示メニュー(例えば、“かつお
刺”)をタッチ(ST35のYES)することにより、
表示消滅させることができる(ST36のYES,ST
37)。
【0074】その後に、オーダーメニューの入力を終了
した係員は、本体(11,15)を図2に示すように閉
じる。タッチパネル付き表示器40等の保護および携帯
便宜のためである。
【0075】制御部20は、無線通信部(WLT)35
を介してオーダ−管理手段(70)から、情報を受信す
ると、当該情報をタッチパネル付き表示器40の上方の
定位置表示部42に表示する。したがって、係員は、外
部から覗き窓17を通してこの情報を目読できるから、
当該情報に最適な行動を迅速にとれる。例えば、押圧デ
ータ入力キー(クリアキー)51Kを用いるために、本
体(11,15)を図1に示す如く見開くと、当該情報
は表示がクリアされる。
【0076】しかして、この第1の実施形態によれば、
ハンディターミナル10のメニューをタッチパネル付き
表示器40に一覧表示可能かつ表示されたメニューをタ
ッチ操作することにより当該メニューを入力可能である
とともに、キー(51K,61K)を用いた要求に基づ
きオーダー管理手段(70)にメニューガイダンスにつ
いて問い合わせ可能かつオーダー管理手段(70)から
応答されたメニューガイダンスをタッチパネル付き表示
器40に表示可能に形成されているので、客に例えば時
期的なお勧め品についてのメニュー情報を正確に説明提
供することができる。このメニューガイダンスは、その
要求の際に、オーダー管理手段(70)から応答された
最新のものに更新されているので、係員ごとの人的バラ
ツキのないタイムリーで正確な情報である。よって、メ
ニュー入力を行う係員がその場でメニューガイダンスを
迅速かつ正確に知ることができる。
【0077】また、ハンディターミナル10側にガイダ
ンス問合手段(CPU21,ROM22)とガイダンス
表示制御手段(CPU21,ROM22)とを設け、か
つオーダー管理手段(70)側にガイダンスファイル7
3GFとガイダンス抽出手段(CPU71,ROM7
2)とガイダンス応答手段(CPU71,ROM72)
とを設け、各ハンディターミナル10でオーダー管理手
段(70)から受信した最新のメニューガイダンスを表
示メニューキーを表示させるためのタッチパネル付き表
示器40に表示可能に形成されているので、要求キー
(51K,61K、41K)を押圧操作またはタッチ操
作をするだけで最新のメニューガイダンスを自動的に表
示できるから、利用性が高くかつ取扱いが一段と簡単で
ある。
【0078】また、ガイダンス問合手段(CPU21,
ROM22)が表示メニューキーのタッチ操作がされた
場合(図6のST10でYES)に当該メニューを指定
して自動的に問合可能かつガイダンス抽出手段(CPU
71,ROM72)がガイダンスファイル73GFに記
憶されているメニューガイダンスの中から当該指定メニ
ュー(41K)についてのメニューガイダンスを抽出可
能に形成されているので、係員が例えば座席に到達する
前にお勧めメニューのキーをタッチ操作しあるいはオー
ダーを受けた場合に当該メニューキー41Kをタッチ操
作するだけで、当該メニュー(41K)のガイダンスを
簡単に知ることができるから、タイムリーな運用ができ
かつ客の信用も高められる。
【0079】また、ガイダンス表示制御手段(21,2
2)がガイダンステーブル23GTに記憶されているメ
ニューガイダンスのうちタッチ操作されたメニュー(4
1K)についてのメニューガイダンスを表示可能に形成
されているので、客からオーダーされたあるいはアピー
ルしようとするメニューのガイダンスを、その場でより
一段と迅速かつ正確に知ることができる。
【0080】さらに、ハンディターミナル10の分類キ
ー(61K)を押圧操作した場合にメニューテーブル2
3MTに記憶されている当該分類(61K)に属する複
数のメニューをタッチパネル付き表示器40に一覧表示
可能かつ表示されたメニュー(41K)をタッチ操作す
ることにより当該メニューを入力可能であるので、ハン
ディターミナル10のメニューキー41Kを大幅に増大
できるとともに、タッチ操作でよいから取い扱いが容易
であり、迅速かつ正確なメニュー入力を行える。
【0081】さらに、他方扉体15に、本体(11,1
5)を閉じた状態において、当該他方扉体15の外面1
5O側から一方扉体11のタッチパネル付き表示器40
の定位置(42)に表示された情報を目読可能な覗き窓
17が設けられているので、不使用状態における構成要
素の保護を担保しつつタッチパネル付き表示器40の表
示面41Gを有効利用できるとともに、品切れメニュー
や空きテーブル等に関する情報伝達機能を付加できる。
【0082】さらに、一方扉体11の内面11Iの定位
置(50)に、オーダーメニュー以外のデータを入力す
るためのものでかつ入力使用頻度の高い押圧データ入力
キー(置数キー,伝送キーT,要求きーD,エンターキ
ーE,クリアキーC)51Kが設けられているので、こ
の押圧データ入力キー51Kを他方扉体15側の分類キ
ー61Kと隣接させて当該他方扉体15側に設ける場合
に比較して、押圧データ入力キー51Kの選択かつ押圧
操作を正確・迅速に行え、しかも表示メニューキー41
Kとの識別も容易である。さらに、表示メニューキー4
1Kをタッチ操作して実際に入力されたメニューに関連
深いものを配置しておけるから、業務能率をより大幅に
向上できかつ取扱いが一段と容易である。
【0083】さらにまた、一方扉体11が手持ち側とさ
れているので、より一段と取扱い容易であるとともに、
制御部20やタッチパネル付き表示器40の駆動制御回
路40D等を信号線の多いタッチパネル付き表示器40
に近接して配置できるから、性能を向上できかつコスト
低減も図れる。
【0084】さらにまた、一方扉体11側の表示メニュ
ーキー41Kの平面面積が他方扉体15側の分類キー6
1Kの平面面積よりも大きいので、最終的なメニュー入
力頻度が多い表示メニューキー41Kのミス操作を確実
に防止できかつタッチ操作が一段と容易になる。この点
からも、迅速なメニュー入力ができる。
【0085】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、図10に示す如く、ガイダンス問合手段(21,2
2)が、メニューを指定しあるいは一括してステーショ
ン70に問合せ可能に形成されている。
【0086】すなわち、要求(図10のST50DEY
ES)を発すると、ガイダンス問合手段(21,22)
は、例えば置数キー51Kを用いて指定入力された1ま
たは2以上のメニューを指定して問い合わせる(ST5
1のYES,ST52)。また、ステーション70側の
ガイダンス抽出手段(71,72)は、ガイダンスファ
イル73GFに記憶されているメニューガイダンスの中
から問い合わせに係る1または2以上のメニューについ
てのメニューガイダンスを抽出する(図9のST4
2)。
【0087】したがって、第1の実施形態の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに係
員が例えば座席に到達する前にお勧めメニューのキー4
1Kをタッチ操作するだけで、当該各メニューのガイダ
ンスを簡単に知ることができるから、タイムリーな運用
ができかつ客の信用および営業成績を高められる。
【0088】さらに、この実施形態では、ガイダンス問
合手段(21,22)は、全メニューが一括指定入力
(ST51のNO)されている場合には、一括問合せを
する(ST53)。また、ガイダンス抽出手段(71,
72)は、ガイダンスファイル73GFに記憶されてい
る全メニューガイダンスを抽出(図9のST42)す
る。
【0089】かくして、例えばメニューガイダンスを参
照して適宜なメニューを選択しつつ客に推奨することが
できる。
【0090】(第3の実施形態)この実施形態では、図
11,図12に示される。すなわち、ガイダンス表示制
御手段(21,22)が、ガイダンステーブル23GT
に記憶されている全てのメニューガイダンスまたは記憶
済みの全てのメニューガイダンスについてその記憶があ
る旨を表示可能に形成されている。
【0091】図11において、例えばキー51Kを用い
て確認要求(ST60のYES)をし、さらに“記憶内
容”または“一覧表示”を選択しておく。すると、ガイ
ダンス表示制御手段(21,22)は、ガイダンステー
ブル23GTを検索(ST61)して得た“記憶がある
旨”を表示(ST63)または“全メニューガイダン
ス”の一覧表示(ST64)をする。
【0092】例えば、“全メニューガイダンス”の一覧
表示(ST64)は、図12に示す如く、スクロール表
示(スクロール表示部43)させる。したがって、第1
および第2の実施形態の場合と同様な作用効果を奏する
ことができ得ることに加え、さらにアピールしようとす
るメニューの選択が容易である。
【0093】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ハンディター
ミナルのメニューをタッチパネル付き表示器に一覧表示
可能かつ表示されたメニューをタッチ操作することによ
り当該メニューを入力可能であるとともに、要求に基づ
きオーダー管理手段にメニューガイダンスについて問い
合わせ可能かつオーダー管理手段から応答されたメニュ
ーガイダンスをタッチパネル付き表示器に表示可能に形
成されたオーダーデータ処理装置であるから、客に例え
ば時期的なお勧め品についてのメニューガイダンスに基
づくメニュー情報を正確に説明提供することができる。
このメニューガイダンスは、その要求の際に、オーダー
管理手段から応答された最新のものに更新されているの
で、係員ごとの人的バラツキのないタイムリーで正確な
情報である。よって、メニュー入力を行う係員がその場
でメニュー情報を迅速かつ正確に知ることができる。
【0094】また、請求項2の発明によれば、ハンディ
ターミナル側にガイダンス問合手段とガイダンス表示制
御手段とを設け、かつオーダー管理手段側にガイダンス
ファイルとガイダンス抽出手段とガイダンス応答手段と
を設け、各ハンディターミナルでオーダー管理手段から
受信した最新のメニューガイダンスを表示メニューキー
を表示させるためのタッチパネル付き表示器に表示可能
に形成されているので、請求項1の発明の場合と同様な
効果を奏し得ることはもとより、さらに例えば要求キー
やメニューキーを押圧操作またはタッチ操作をするだけ
で最新のメニューガイダンスを自動的に表示できるか
ら、利用性が高くかつ取扱いが一段と簡単である。
【0095】また、請求項3の発明によれば、ガイダン
ス問合手段をタッチ操作がされた場合に当該メニューを
指定して自動的に問い合わせ可能かつガイダンス抽出手
段がガイダンスファイルに記憶されているメニューガイ
ダンスの中から問い合わせに係るメニューについてのメ
ニューガイダンスを抽出可能に形成されているので、請
求項2の発明の場合と同様な効果を奏することができる
ことに加え、さらに係員が例えば座席に到達する前にお
勧めメニューのキーをタッチ操作しあるいはオーダーを
受けた場合に当該メニューキーをタッチ操作するだけ
で、当該メニューのガイダンスを簡単に知ることができ
る。よって、タイムリーな運用ができかつ客の信用も高
められる。
【0096】また、請求項4の発明によれば、ガイダン
ス問合手段を1または2以上のメニューを指定して問い
合わせ可能かつガイダンス抽出手段がガイダンスファイ
ルに記憶されているメニューガイダンスの中から問い合
わせに係る1または2以上のメニューについてのメニュ
ーガイダンスを抽出可能に形成されているので、請求項
2の発明の場合と同様な効果を奏することができること
に加え、さらに係員が例えば座席に到達する前にお勧め
メニューのキーをタッチ操作するだけで、当該各メニュ
ーのガイダンスを簡単に知ることができる。よって、タ
イムリーな運用ができかつ客の信用および営業成績を高
められる。
【0097】さらに請求項5の発明によれば、ガイダン
ス問合手段を全メニューについて一括問い合わせ可能か
つガイダンス抽出手段がガイダンスファイルに記憶され
ている全メニューガイダンスを抽出可能に形成されてい
るので、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏するこ
とができることに加え、さらに例えばメニューガイダン
スを参照して適宜なメニューを選択しつつ客に推奨する
ことができる。
【0098】さらに、請求項6の発明によれば、ガイダ
ンス表示制御手段がガイダンステーブルに記憶されてい
るメニューガイダンスのうちタッチ操作されたメニュー
についてのメニューガイダンスを表示可能に形成されて
いるので、請求項2から請求項5までの発明の場合と同
様な効果を奏することができることに加え、さらに客か
らオーダーされたあるいはアピールしようとするメニュ
ーのガイダンスを、その場でより一段と迅速かつ正確に
知ることができる。
【0099】さらにまた、請求項7の発明によれば、ガ
イダンス表示制御手段がガイダンステーブルに記憶され
ている全てのメニューガイダンスまたは全てのメニュー
ガイダンスについての記憶がある旨を表示可能に形成さ
れているので、請求項2から請求項5までの発明の場合
と同様な効果を奏することができることに加え、さらに
アピールしようとするメニューの選択が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るハンディターミ
ナル本体の見開き状態を説明するための平面図である。
【図2】同じく、閉じた状態で他方扉体の外面側から見
た平面図である。
【図3】同じく、ハンディターミナルの全体構成を説明
するためのブロック図である。
【図4】同じく、ガイダンステーブルを説明するための
図である。
【図5】同じく、オーダー管理手段を説明するためのブ
ロック図である。
【図6】同じく、ハンディターミナル側の動作を説明す
るためのフローチャート(1)である。
【図7】同じく、ハンディターミナル側の動作を説明す
るためのフローチャート(2)である。
【図8】同じく、メニューガイダンスの表示形態例を説
明するための図である。
【図9】同じく、オーダー管理手段側の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るハンディター
ミナル側の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第3の実施形態に係るハンディター
ミナル側の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図12】同じく、メニューガイダンスの一覧表示形態
例を説明するための図である。
【図13】本発明および従来例にかかるハンディターミ
ナルを使用するオーダーデータ処理装置の1例を説明す
るための図である。
【図14】従来例のハンディターミナル(1)を説明す
るための図である。
【図15】従来例のハンディターミナル(2)を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 ハンディターミナル(オーダーデータ処理装置) 11 一方扉体 15 他方扉体 20 制御部 21 CPU(ガイダンス問合手段,ガイダンス表示制
御手段) 22 ROM(ガイダンス問合手段,ガイダンス表示制
御手段) 23 RAM 23MT メニューテーブル 23OT オーダーテーブル 23GT ガイダンステーブル 40 タッチパネル付き表示器 41G 表示面 41K 表示メニューキー(メニュー) 42 定位置表示部 43 スクロール表示部 50 押圧データ入力キー部 51K 押圧データ入力キー 60 キー部 61K キー 70 ステーション(オーダー管理手段…オーダーデー
タ処理装置) 71 CPU(ガイダンス抽出手段,ガイダンス応答手
段) 72 ROM(ガイダンス抽出手段,ガイダンス応答手
段) 73 RAM 73MF 分類別メニューファイル 73OF オーダーファイル 73GF ガイダンスファイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンディターミナルのメニューをタッチ
    パネル付き表示器に一覧表示可能かつ表示されたメニュ
    ーをタッチ操作することにより当該メニューを入力可能
    であるとともに、入力されたメニューを含むオーダ−デ
    ータをオーダー管理手段に送信可能に形成されたオーダ
    ーデータ処理装置において、 前記ハンディターミナルが、要求に基づき前記オーダー
    管理手段にメニューガイダンスについて問い合わせ可能
    かつ前記オーダー管理手段から応答されたメニューガイ
    ダンスを前記タッチパネル付き表示器に表示可能に形成
    されているオーダーデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 ハンディターミナルのメニューをタッチ
    パネル付き表示器に一覧表示可能かつ表示されたメニュ
    ーをタッチ操作することにより当該メニューを入力可能
    であるとともに、入力されたメニューを含むオーダ−デ
    ータをオーダー管理手段に送信可能に形成されたオーダ
    ーデータ処理装置において、 前記ハンディターミナルに、要求に基づき前記オーダー
    管理手段にメニューガイダンスについての問い合わせを
    するガイダンス問合手段と,オーダー管理手段から応答
    されたメニューガイダンスを前記タッチパネル付き表示
    器に表示するガイダンス表示制御手段とを設け、 前記オーダー管理手段に、選択されたメニューごとのメ
    ニューガイダンスを記憶するガイダンスファイルと,前
    記各ハンディターミナルからの問い合わせを受信した場
    合にガイダンスファイルを検索してメニューガイダンス
    を抽出するガイダンス抽出手段と,抽出されたメニュー
    ガイダンスを当該各ハンディターミナルへ応答するガイ
    ダンス応答手段とを設けた、オーダーデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイダンス問合手段を前記タッチ操
    作がされた場合に当該メニューを指定して自動的に問い
    合わせ可能に形成し、前記ガイダンス抽出手段が前記ガ
    イダンスファイルに記憶されているメニューガイダンス
    の中から問い合わせに係るメニューについてのメニュー
    ガイダンスを抽出可能に形成されている請求項2記載の
    オーダーデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイダンス問合手段を1または2以
    上のメニューを指定して問い合わせ可能に形成し、前記
    ガイダンス抽出手段が前記ガイダンスファイルに記憶さ
    れているメニューガイダンスの中から問い合わせに係る
    1または2以上のメニューについてのメニューガイダン
    スを抽出可能に形成されている請求項2記載のオーダー
    データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイダンス問合手段を全メニューに
    ついて一括問い合わせ可能に形成し、前記ガイダンス抽
    出手段が前記ガイダンスファイルに記憶されている全メ
    ニューガイダンスを抽出可能に形成されている請求項2
    記載のオーダーデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ハンディターミナルに前記オーダー
    管理手段から応答されたメニューガイダンスを記憶可能
    なガイダンステーブルを設け、前記ガイダンス表示制御
    手段がガイダンステーブルに記憶されているメニューガ
    イダンスのうち前記タッチ操作されたメニューについて
    のメニューガイダンスを表示可能に形成されている請求
    項2から請求項5までのいずれか1項に記載されたオー
    ダーデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ハンディターミナルに前記オーダー
    管理手段から応答されたメニューガイダンスを記憶可能
    なガイダンステーブルを設け、前記ガイダンス表示制御
    手段がガイダンステーブルに記憶されている全てのメニ
    ューガイダンスまたは全てのメニューガイダンスについ
    ての記憶がある旨を表示可能に形成されている請求項2
    から請求項5までのいずれか1項に記載されたオーダー
    データ処理装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07230497A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Fujitsu General Ltd 発注システム
JPH09288772A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Casio Comput Co Ltd 注文システム

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