JPH11311518A - スケールの目盛読取用カーソル - Google Patents

スケールの目盛読取用カーソル

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JPH11311518A
JPH11311518A JP11868398A JP11868398A JPH11311518A JP H11311518 A JPH11311518 A JP H11311518A JP 11868398 A JP11868398 A JP 11868398A JP 11868398 A JP11868398 A JP 11868398A JP H11311518 A JPH11311518 A JP H11311518A
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JP
Japan
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scale
reading
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cursor
laser
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JP11868398A
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English (en)
Inventor
Mamoru Sugii
守 杉井
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SUGII KK
Original Assignee
SUGII KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザー投光機を使用した距離測定に際し、
レーザービームが当たるスケールの目盛を正確に読み取
ることができ、しかも、基準平面との角度誤差も容易に
確認できるようにすること。 【解決手段】 長さ方向に距離目盛が付されたスケール
Sに対し、その長さ方向にスライド自在に取り付けられ
るカーソル本体1に、前記スケールSの目盛面を透視可
能で、かつ、スケールSの目盛線に沿う読取基準線6を
有する目盛読取面7と、レーザー投光機から投射される
レーザービームを投影し、レーザービームを含む基準平
面Rに対して直交し、かつ、前記目盛読取面7に対して
交差する角度が鋭角であるレーザー投影面9とを設け、
前記レーザー投影面9に、前記読取基準線6を延長する
位置決め基準線10を設けたスケールSの目盛読取用カ
ーソルを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザー投光機
から投射されるレーザービームによって形成される基準
平面に対して直交する方向の測定点までの距離を測定す
る際、測定点からレーザービームの基準平面間に置かれ
たスケールに取り付けて、レーザービームが当たるスケ
ールの目盛りを正確に読み取ることができる目盛読取用
カーソルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、壁などに囲まれた部屋等の施
工に際して、正確な寸法を測定するため、レーザー投光
機を使用した距離測定が行われている。
【0003】この距離測定は、部屋のコーナー部分等の
基準点に置いたレーザー投光機からレーザービームを投
射して、このレーザービームを含む基準平面を形成し、
この基準平面と測定点との間に、長さ方向に距離目盛が
付されたスケールを、基準平面に対して直交した状態で
置き、このスケールの目盛面にレーザービームを投影さ
せて、レーザービームが投影された位置の目盛を読むこ
とにより行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ービームは焦点距離を有することから、レーザー投光機
からの距離によってスケールに映る映像に幅の広狭を生
じ、しかも、高輝度であるため、スケールの目盛面に対
してレーザービームを直接投影したのでは、目盛位置の
確認がしづらく、正確な読み取りが困難であるという問
題がある。
【0005】また、スケールの目盛面に映るレーザービ
ームの映像は、たとえスケールの目盛面が基準平面に対
して直交していない状態で置かれても同じように映し出
されるため、スケールと基準平面との角度誤差を確認す
ることができず、測定誤差を生じやすいという問題もあ
る。
【0006】そこで、この発明の課題は、レーザー投光
機を使用した距離測定に際し、レーザービームが当たる
スケールの目盛を正確に読み取ることができ、しかも、
基準平面との角度誤差も容易に確認できるようにするこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】こうした課題を解決する
ため、この発明では、長さ方向に距離目盛が付されたス
ケールに対し、その長さ方向にスライド自在に取り付け
られるカーソル本体に、前記スケールの目盛面を透視可
能で、かつ、スケールの目盛線に沿う読取基準線を有す
る目盛読取面と、レーザー投光機から投射されるレーザ
ービームを投影し、レーザービームを含む基準平面に対
して直交し、かつ、前記目盛読取面に対して交差する角
度が鋭角であるレーザー投影面とを設け、前記レーザー
投影面に、前記読取基準線を延長する位置決め基準線を
設けたスケールの目盛読取用カーソルを提供したのであ
る。
【0008】この目盛読取用カーソルは、カーソル本体
をスケールに対し、スケールの目盛面に前記目盛読取面
が重なるように取り付け、このカーソル本体に向けレー
ザービームを投射してレーザー投影面にレーザービーム
を投影させ、このレーザー投影面の映像が位置決め基準
線の中央に位置するようにカーソル本体をスライドさせ
ると、読取基準線にカーソルの目盛位置を指示させるこ
とができる。従って、スケールの目盛位置の確認を、レ
ーザービームが直接投影されるレーザー投影面でなく、
目盛読取面によって確認できるので、スケールの目盛が
読み取りやすい。
【0009】このとき、スケールが基準平面に対して直
交していない状態で置かれていると、レーザー投影面に
前記角度が設けられていることにより、レーザービーム
の映像が位置決め基準線に対して傾斜した状態で映るの
で、スケールと基準平面との間の角度誤差の確認も同時
に行うことができる。
【0010】また、レーザービームの映像の幅に広狭が
生じても、この映像が位置決め基準線を境に左右均等に
投影される位置にカーソル本体を調整すれば、容易にそ
の中心位置を確認できるので、スケールの目盛を正確に
読み取ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って、この発
明の実施形態を説明する。
【0012】図1および図2に示す目盛読取用カーソル
は、長さ方向に距離目盛が付されたスケールSに対しそ
の長さ方向にスライド自在に取り付けられるカーソル本
体1によって形成されている。
【0013】カーソル本体1は、水平な頂壁2と、この
頂壁2の一方の側縁から垂れ下がる垂直な側壁3とを一
体に形成した透明な樹脂製の屈曲プレート4に、アルミ
ニウム製のブロック5を、前記頂壁2の他方の側縁に接
着して形成されている。屈曲プレート4の頂壁2には、
前記スケールSの目盛線に沿う読取基準線6が設けられ
ており、その全面にわたり、スケールSの目盛面を透視
可能な目盛読取面7を形成している。前記側壁3には、
読取基準線6の延長部8が設けられている。
【0014】ブロック5には、図示のように、前記目盛
読取面7に対して交差する角度が鋭角であるレーザー投
影面9が、頂壁2と連続するように形成されている。レ
ーザー投影面9には、前記アルミニウムの金属光沢を少
なくした艶消し処理がなされており、前記読取基準線6
を延長する位置決め基準線10が設けられている。位置
決め基準線10の両側には、それぞれ同間隔に、長短異
なる長さの複数の平行な補助基準線11が設けられてい
る。
【0015】この目盛読取用カーソルは、カーソル本体
1をスケールSに対し、スケールSの目盛面に前記目盛
読取面7が重なるように取り付け、このカーソル本体1
に向けレーザービームを投射してレーザー投影面9に対
しレーザービームを投影させ、このレーザー投影面9に
映る映像が位置決め基準線10の中央に位置するように
カーソル本体1をスライドさせると、読取基準線6にカ
ーソルSの目盛位置を指示させることができる。従っ
て、スケールSの目盛位置の確認を、レーザービームが
直接投影されるレーザー投影面10でなく、目盛読取面
7によって行うことができるので、スケールの目盛が読
み取りやすい。
【0016】このとき、スケールSが基準平面Rに対し
て直交していない状態で置かれていると、レーザー投影
面9に前記角度が設けられていることにより、図示のよ
うに、レーザービームの映像が位置決め基準線10に対
して傾斜した状態で映るので、スケールSと基準平面R
との間の角度誤差の確認も同時に行うことができる。
【0017】また、レーザービームの映像の幅に広狭が
生じても、図3および4に示すように、この映像が位置
決め基準線10を境に左右均等に投影される位置にカー
ソル本体1を調整すれば、容易にその中心位置を確認で
きるので、スケールSの目盛を正確に読み取ることがで
きる。
【0018】従って、読取基準線6がカーソルの目盛面
の所定の目盛を指示するように、かつ、レーザー投影面
9に映る映像が位置決め基準線10に対して平行に映る
ようにすることによって、距離の正確な測定が可能とな
る。
【0019】レーザー投影面9は、図5に示すように、
目盛読取面7の両側縁のいずれか一方側に設けてあれば
よいが、図6に示すように、両側縁の双方に設けると、
レーザービームの映像がレーザー投影面9A、9Bの2
ヵ所に投影されるので、目盛の読み取りをより容易に行
うことができる。前記補助基準線11は、必ずしも設け
なくともよいが、前述のようにレーザービームの映像の
幅に広狭が生じた場合その中央位置を確認しやすくなる
ので、設けるようにするのがよい。
【0020】また、図7に示すように、前記レーザー投
影面9の周縁部に、前記位置決め基準線10上に位置す
る切欠部12を設けると、レーザービームの映像の映り
具合が判りやすくなる。
【0021】図8に示す目盛読取用カーソルは、目盛読
取面7の読取基準線6上に突起13が設けられており、
レーザービームの投射を受けると、レーザー投影面9に
突起13の影が映るようになっている。また、レーザー
投影面9は、目盛読取面7に対して直交した状態で設け
られており、前述の各実施例と同様に、位置決め基準線
10および複数の補助基準線11を設けてある。
【0022】この目盛読取用カーソルでは、スケールS
が基準平面Rに対して直交していなければ、突起13の
影が、図示のように、位置決め基準線10の左右いずれ
かにずれた状態となるので、その位置が位置決め基準線
10上にあるかどうかを確認することにより、スケール
Sと基準平面Rとの角度誤差を容易に知ることができ
る。レーザー投影面9は、前記実施例のように、目盛読
取面に対して交差する角度が鋭角であってもよく、ま
た、突起13の影が良好に映り容易に確認できる程度で
あれば、鈍角であってもよい。
【0023】なお、スケールSとしては、前記いずれの
実施例においても、図示の棒状のもの以外に、例えば、
扁平な物差しや、ステンレスなどからなる剛性を有する
巻き尺などを使用することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るス
ケールの目盛読取用カーソルは、レーザー投影面でなく
目盛読取面を介して目盛位置を読むことができ、レーザ
ービームの映像の中心位置を容易に確認できるので、目
盛の正確な読み取りが可能となる。また、スケールが基
準平面に対して直交していない状態で置かれていても、
スケールと基準平面との間の角度誤差を容易に確認でき
るので、距離の正確な測定を簡単に行うことが可能であ
り、使いやすく、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスケールの目盛読取用カーソル
の第一実施例を示す斜視図
【図2】同上の使用状態を示す斜視図
【図3】同上の使用状態を示す斜視図
【図4】同上の正面図
【図5】この発明に係るスケールの目盛読取用カーソル
の第二実施例を示す斜視図
【図6】この発明に係るスケールの目盛読取用カーソル
の第三実施例を示す斜視図
【図7】この発明に係るスケールの目盛読取用カーソル
の第四実施例を示す斜視図
【図8】この発明に係るスケールの目盛読取用カーソル
の第五実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 カーソル本体 2 頂壁 3 側壁 4 屈曲プレート 5 アルミニウム製のブロック 6 読取基準線 7 目盛読取面 8 読取基準線の延長部 9、9A、9B レーザー投影面 10 位置決め基準線 11 補助基準線 12 切欠部 13 突起 R レーザービームによる基準平面 S スケール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に距離目盛が付されたスケール
    に対し、その長さ方向にスライド自在に取り付けられる
    カーソル本体に、前記スケールの目盛面を透視可能で、
    かつ、スケールの目盛線に沿う読取基準線を有する目盛
    読取面と、レーザー投光機から投射されるレーザービー
    ムを投影し、レーザービームを含む基準平面に対して直
    交し、かつ、前記目盛読取面に対して交差する角度が鋭
    角であるレーザー投影面とを設け、前記レーザー投影面
    に、前記読取基準線を延長する位置決め基準線を設けた
    スケールの目盛読取用カーソル。
  2. 【請求項2】 前記位置決め基準線の両側に、それぞれ
    同間隔に複数の平行な補助基準線を設けた請求項1に記
    載のスケールの目盛読取用カーソル。
  3. 【請求項3】 前記レーザー投影面の周縁部に、前記位
    置決め基準線上に位置する切欠部を設けた請求項1また
    は2のいずれかに記載のスケールの目盛読取用カーソ
    ル。
  4. 【請求項4】 長さ方向に距離目盛が付されたスケール
    に対し、その長さ方向にスライド自在に取り付けられる
    カーソル本体に、前記スケールの目盛面を透視可能で、
    かつ、スケールの目盛線に沿う読取基準線を有する目盛
    読取面と、レーザー投光機から投射されるレーザービー
    ムを投影し、レーザービームを含む基準平面に対して直
    交するレーザー投影面とを設け、前記レーザー投影面
    に、前記読取基準線を延長する位置決め基準線を設け、
    前記目盛読取面の読取基準線上に突起を設けたスケール
    の目盛読取用カーソル。
  5. 【請求項5】 前記位置決め基準線の両側に、それぞれ
    同間隔に複数の平行な補助基準線を設けた請求項4に記
    載のスケールの目盛読取用カーソル。
JP11868398A 1998-04-28 1998-04-28 スケールの目盛読取用カーソル Pending JPH11311518A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113551580A (zh) * 2021-07-23 2021-10-26 张会娟 一种基于智能计算机的施工模板用测量装置

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