JPH11310240A - 把手付プラスチックボトル - Google Patents

把手付プラスチックボトル

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Publication number
JPH11310240A
JPH11310240A JP12076898A JP12076898A JPH11310240A JP H11310240 A JPH11310240 A JP H11310240A JP 12076898 A JP12076898 A JP 12076898A JP 12076898 A JP12076898 A JP 12076898A JP H11310240 A JPH11310240 A JP H11310240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
bottle
wall
mounting arm
plastic bottle
Prior art date
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Pending
Application number
JP12076898A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Umetsu
征英 梅津
Yasushi Miura
康 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Publication of JPH11310240A publication Critical patent/JPH11310240A/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトル本体と把手との取付けを確実に行える
と共に、把手の取付け時に、把手が変形することも防止
できる把手付プラスチックボトルを提供する。 【解決手段】 把手3の下部取付腕33の先端に係止突
起35を有し、該係止突起35に連続する部分の横断面
形状が横壁36と該横壁36のほぼ中央において下方に
連続する縦壁37とからなるT字状又は十字状を示す係
止部331を有する把手3をボトル本体1の胴部に形成
した把手取付用凹部2に装着したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は把手付プラスチック
ボトルに関し、詳しくはポリエステル樹脂をブロー成形
したボトル本体の胴部に別体の把手を装着した把手付プ
ラスチックボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックボトルは大型化すると取扱
いが不便になるので、把手を取付けたボトルが使用され
ている。
【0003】このような把手付プラスチックボトルの製
造方法としては、あらかじめ成形した把手を、ボトル本
体をブロー成形する金型内に配置し、パリソン内に圧力
流体を吹込んでボトル本体を成形すると同時に、ポリエ
ステル本体の壁面で把手の係止部を包み込むようにして
把手を取付けるものが実用化されている。
【0004】この把手は、ボトル本体をポリエステル樹
脂で成形する場合でも成形性がよく安価なポリプロピレ
ンやポリエチレン等の射出成形品が用いられている。
【0005】また、近年、廃棄物の処理や再生利用の面
から把手付プラスチックボトルにおいてもボトル本体と
把手とを同種の樹脂で形成することが要求されており、
ポリエステル樹脂製のボトル本体にはポリエステル樹脂
製の把手を取付けることが検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリエステル
樹脂のボトル本体をブロー成形する際に、別体の把手を
取付ける場合、把手のボトル本体と接する部分が成形途
中の高温のボトル本体の壁面と接触すると、接した部分
が加熱されて軟化し、成形途中のボトル本体壁面と把手
との接触部の滑り抵抗が上昇するため、成形途中のボト
ル本体壁面の滑りが停止し、さらに伸びようとする壁面
が接触部の付近で過延伸によって極めて薄くなり、ボト
ル本体が破裂したり、把手に無理な力がかかって把手が
変形したりすることがあった。
【0007】特に未結晶状態のポリエステル樹脂製の把
手の場合は、ガラス転移点以上に加熱されて軟化した部
分が、同種の樹脂のボトル本体と融着し易いため、この
問題が生じ易い。
【0008】そこで本発明は、ボトル本体と把手との取
付けを確実に行えると共に、把手の取付け時に、把手が
変形することも防止できる把手付プラスチックボトルを
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的は以下の手段
によって達成される。すなわち、本発明は、下部取付腕
の先端に係止突起を有し、該係止突起に連続する部分の
横断面形状が横壁と該横壁のほぼ中央において下方に連
続する縦壁とからなるT字状又は十字状を示す係止部を
有する把手をボトル本体の胴部に形成した把手取付用凹
部に装着したことを特徴とする把手付プラスチックボト
ルを提案するものであり、更に本発明は、下部取付腕の
下端とボトル壁とが接触する境界付近の下部取付腕の接
触面を幅広面とした把手をボトル本体の胴部に形成した
把手取付用凹部に装着したことを含む。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して更
に詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の把手付プラスチックボトル
の一例を示す部分側面図であり、図2は把手の下部取付
腕の下端とボトル壁とが接触する境界付近の状態を示す
部分斜視図、図3は本発明の把手付プラスチックボトル
の別の例を示す部分側面図、図4(a)〜(c)は下部
取付腕の係止突起の部分図である。
【0012】本発明の把手付プラスチックボトルは図1
〜4に示すように把手3の下部取付腕33の先端に係止
突起35を有し、該係止突起35に連続する部分の横断
面形状が横壁36と該横壁36のほぼ中央において下方
に連続する縦壁37からなるT字状又は十字状を示す係
止部331を有する把手をボトル本体の胴部に形成した
把手取付用凹部に装着したことを特徴とする把手付プラ
スチックボトルである。そして、さらに図1,図2に示
すように下部取付腕33の下端とボトル壁4とが接触す
る境界付近の下部取付腕33の接触面を幅広面とした把
手3をボトル本体1の胴部に形成した把手取付け用凹部
に装着したことを特徴とするものである。係止突起35
に連続する部分の横断面形状をT字状又は十字状にする
ことにより、係止部331の強度が充分に強化され、ボ
トル壁4で係止部331を包み込むときの応力に良く耐
えるばかりでなく、ボトル壁4と接触する部分が縦壁3
7下面の小面積であるので摩擦応力が小さく、係止突起
35から係止部331にかけての包み込みがスムースに
行なえ、ボトル本体1と把手3との取付けを確実に行え
ると共に、把手3の取付け時に把手3が変形することも
防止できる。
【0013】また、ポリエステル樹脂からなる把手の場
合は射出成形時の冷却が均一に行えるため部分的な結晶
化による白化が生じにくくなるという効果もある。そし
て下部取付腕33の下端とボトル壁4とが接触する境界
付近の下部取付腕33の接触面を幅広面としたことによ
りボトル壁4に伝わる応力が分散されるためボトル壁4
の変形が生じにくくなり把手3の取付け時に把手3が変
形することを防止できる。
【0014】図3の例では図1の例の把手3の下部取付
腕33の先端の係止突起35が上向きに形成されている
のに対し、係止突起35が下向きに形成されている。係
止突起35を下向きに形成することにより、横方向への
係止力は下側のボトル壁4の巻込みによって得ることが
できるので、上方の被り代40は小さくて良く、指を入
れるスペースが狭くならないという利点がある。本発明
において、係止突起35に連続する部分の横断面形状と
しては、図4(a)(b)(c)に示すように横壁36
と該横壁36のほぼ中央において下方に連続する縦壁3
7とからなるT字状(図4(a)(b))又は上方に連
続する縦壁37’を加えた十字状(図4(c))を示す
係止部331を設けることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は係止突起に連続する部分の横断
面形状が横壁と該横壁のほぼ中央において下方に連続す
る縦壁とからなるT字状又は十字状を示す係止部とする
ことにより係止部の強度が充分に強化され厚さを均一に
することができ、ポリエステル樹脂からなる把手の場合
に射出成形時の冷却が均一に行なえるため部分的な結晶
化による白化が生じにくくなる。 また、下部取付腕の下端とボトル壁とが接触する境界付
近の下部取付腕の接触面を幅広面としたことによりボト
ル壁に伝わる応力が分散されるためボトル壁の変形が生
じにくくなり把手の取付け時に把手が変形することを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す把手付プラスチックボトル
の部分側面図である。
【図2】把手の下部取付腕の下端とボトル壁とが接触す
る境界付近の状態を示す部分斜視図である。
【図3】本発明の他の例を示す把手付プラスチックボト
ルの部分側面図である。
【図4】図4(a)(b)(c)は下部取付腕の係止突
起の部分図である。
【符号の説明】
1 ボトル本体 2 把手取付け用凹部 3 把手 4 ボトル壁 31 握り部 32 上部取付腕 33 下部取付腕 34 幅広部 35 下部取付腕の係止突起 36 横壁 37、37’ 縦壁 331 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手の下部取付腕の先端に係止突起を有
    し、該係止突起に連続する部分の横断面形状が横壁と該
    横壁のほぼ中央において下方に連続する縦壁とからなる
    T字状又は十字状を示す係止部を有する把手をボトル本
    体の胴部に形成した把手取付用凹部に装着したことを特
    徴とする把手付プラスチックボトル。
  2. 【請求項2】 下部取付腕の下端とボトル壁とが接触す
    る境界付近の下部取付腕の接触面を幅広面とした把手を
    ボトル本体の胴部に形成した把手取付用凹部に装着した
    請求項1に記載の把手付プラスチックボトル。
JP12076898A 1998-04-30 1998-04-30 把手付プラスチックボトル Pending JPH11310240A (ja)

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JP12076898A JPH11310240A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 把手付プラスチックボトル

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JP12076898A JPH11310240A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 把手付プラスチックボトル

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JPH11310240A true JPH11310240A (ja) 1999-11-09

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