JPH11308398A - 情報処理装置並びに複写装置並びに複写処理システム並びに情報処理装置の制御方法および複写装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置並びに複写装置並びに複写処理システム並びに情報処理装置の制御方法および複写装置の制御方法

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JPH11308398A
JPH11308398A JP10109641A JP10964198A JPH11308398A JP H11308398 A JPH11308398 A JP H11308398A JP 10109641 A JP10109641 A JP 10109641A JP 10964198 A JP10964198 A JP 10964198A JP H11308398 A JPH11308398 A JP H11308398A
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information
copying
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JP10109641A
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Takashi Fujimori
貴司 藤森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写装置内に詳細な操作マニュアルページを
記憶した大容量記憶装置を持つことなく、ユーザに詳細
な操作マニュアルページを即座に提供することである。 【解決手段】 複写装置401がネットワーク409を
介して互いに通信可能なホストコンピュータシステム4
02に対して複写装置401のマニュアルデータの転送
を要求すると、ホストコンピュータシステム402が複
写装置401から送信されるマニュアルデータの転送要
求に基づいて、記憶媒体404に記憶される複数のマニ
ュアルデータのいずれかのマニュアルデータを複写装置
401に送信し、複写装置401がホストコンピュータ
システム402から送信された複写装置401のマニュ
アルデータを出力する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して互いに通信可能な情報処理装置並びに複写装置並
びに複写処理システム並びに情報処理装置の制御方法お
よび複写装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、図13を参照して従来の複写装置
を説明する。
【0003】図13は、従来の複写装置を説明する外観
図である。なお、図13の(a)は複写機を横から見た
図であり、(b)は複写機を上から見た図である。
【0004】図において、401は複写装置である。1
03は操作パネルで、パネル上には複写装置401の状
態を表示するとともに、操作者からのキー入力を受け付
ける。406は料金カウンタで、複写装置401により
複写した枚数に応じて操作者が支払う料金が料金表示部
407上に表示される。408は料金投入口で、料金表
示部407に表示される料金を料金投入口408より投
入する。
【0005】図14は、図13に示した操作パネル10
3に表示される画面を説明する平面図である。
【0006】図14の(a)において、201は機能指
定画面で、操作パネル103内に表示される。202は
拡大キーで、拡大機能を実行する際に押下する。203
は等倍キーで、等倍で画像形成を実行する際に押下す
る。204は縮小キーで、縮小機能を実行する際に押下
する。205は応用モードキーで、応用モードを実行す
る際に押下する。206は用紙選択キーで、用紙を選択
する際に押下する。207はオート用紙キーで、複写装
置401に自動的に用紙を選択させる際に押下するキー
である。208はオート変倍キーで、オート変倍機能を
実行する際に押下する。209はヘルプキーで、操作パ
ネル103に表示される機能指定画面201上の各キー
を押した時に実現される機能が分からない場合に押下す
る。
【0007】図14の(b)において、210はヘルプ
表示欄で、ヘルプキー209を押下した後に図14の
(a)に示した各機能キー202〜208を押下して選
択状態にすると、選択した機能キーの簡単なガイドメッ
セージが表示される。この図では、ヘルプキー209が
押下され、ヘルプキー209が選択状態(211)とし
た後に、オート変倍キー208を押下して、選択状態
(212)とすることにより、ガイド表示欄210にオ
ート変倍の機能のガイドメッセージが表示される。
【0008】このように、従来の複写装置では、図4に
示した各キー202〜208を押下したときに実現され
る機能について解らなくなったとき、別途に冊子として
提供される操作マニュアルを参照するか、上記のよう
に、操作パネル内に簡単なガイドメッセージを表示させ
ていた。
【0009】また、上記で述べた複写装置401におけ
る操作パネル103を制御する操作パネル制御ユニット
は、後述する図15に示す構造を有している。
【0010】図15は、図13に示した操作パネル10
3の制御ユニットを説明する図である。
【0011】図において、501はCPU(操作パネル
制御CPU)で、複写装置上の他の制御ユニットと連携
し、操作パネルを制御する。CPU501は、キーコン
トローラ503,液晶コントローラ504を通じて操作
パネル103からのキー入力,画面表示を制御する。5
02はRAMで、CPU501がプログラムを実行する
ための記憶領域であり、CPU501が実行するプログ
ラムはROM(記憶領域)505に格納されている。
【0012】また、ROM505の他にヘルプメッセー
ジを格納するためのガイドメッセージROM(記憶領
域)530が設けられており、ヘルプキー209が押さ
れた後に何れかの機能キー202〜208が押下される
と、CPU501は、ガイドメッセージROM530よ
り対応するメッセージの文字列を読み出して機能指定画
面201上のガイド表示欄210に表示させる。
【0013】507はリーダモジュールインタフェース
で、原稿台に置かれた原稿を読み込むための制御ユニッ
トとCPU501とがデータを送受するためのインタフ
ェースである。508はプリンタモジュールインタフェ
ースで、読み込んだ原稿を印刷するための制御ユニット
とCPU501がデータを送受するためのインタフェー
スである。550は課金カウンタで、複写装置の操作者
が行った複写枚数を記憶するカウンタである。課金カウ
ンタ550は、操作者が操作パネル上から複写を一枚行
う度に1増加し、複写動作終了後、料金カウンタ406
の料金表示部407に表示された料金を料金投入口40
8より支払う事によってクリアされる。
【0014】以下、図16を参照して上記従来例とは異
なる料金カウンタ406を備えない複写装置について説
明する。
【0015】図16は、従来の複写装置を説明する外観
図である。なお、図13と同一のものもには同一の符号
を付してある。なお、図16の(a)は複写装置を横か
ら見た図であり、(b)は複写装置を上から見た図であ
る。
【0016】図において、401は複写装置である。1
03は操作パネルで、パネル上には複写装置401の状
態を表示するとともに、使用者からのキー入力を受け付
ける。なお、操作パネル103は図14に示した機能指
定画面201を表示することができ、同様な操作を行な
うことができる。
【0017】図17は、図16に示した操作パネル10
3の制御ユニットを説明する図である。なお、図15と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0018】図において、501はCPU(操作パネル
制御CPU)で、複写装置上の他の制御ユニットと連携
し、操作パネルを制御する。CPU501は、キーコン
トローラ503,液晶コントローラ504を通じて操作
パネル103からのキー入力,画面表示を制御する。5
02はRAMで、CPU501がプログラムを実行する
ための記憶領域であり、CPU501が実行するプログ
ラムはROM(記憶領域)505に格納されている。
【0019】また、ROM505の他にヘルプメッセー
ジを格納するためのガイドメッセージROM(記憶領
域)530が設けられており、図14に示したヘルプキ
ー209が押された後に何れかの機能キー202〜20
8が押下されると、CPU501は、ガイドメッセージ
ROM530より対応するメッセージの文字列を読み出
して機能指定画面201上のガイド表示欄210に表示
させる。
【0020】507はリーダモジュールインタフェース
で、原稿台に置かれた原稿を読み込むための制御ユニッ
トとCPU501とがデータを送受するためのインタフ
ェースである。508はプリンタモジュールインタフェ
ースで、読み込んだ原稿を印刷するための制御ユニット
とCPU501がデータを送受するためのインタフェー
スである。
【0021】このように、従来の複写装置では、各キー
202〜209は、操作パネル上に表示された機能キー
であり、所望のキーを押下することによりキーに表示さ
れた文字列に該当する複写装置の機能を実行する。
【0022】また、図14に示した操作パネルに表示さ
れている各キーを押した時に実現される機能について分
からなくなった時、別途に冊子として提供されている操
作マニュアルを参照するか、ヘルプキー209を押した
後に、操作パネル上に表示されているキーのうち、実行
される機能を知りたいキーを選択することにより、機能
指定画面201内のガイド表示欄210に簡単なガイド
メッセージを表示させていた。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記で述べた
ような、従来の複写装置における不明な操作方法の参照
方法では、本で提供されている操作マニュアルを参照す
る場合、常に手元にマニュアルを用意する必要があり、
知りたい機能の操作方法についてのページを見つけるま
でに時間がかかってしまうという問題点があった。
【0024】また、制御プログラムのバージョンアップ
によって所定の機能の操作方法が変更になった時に、マ
ニュアルの改訂も同時に行う必要があり、制御プログラ
ムとマニュアルのバージョンを常に合わせてユーザに提
供する必要があった。
【0025】さらに、制御プログラムのバージョンアッ
プの度に、ユーザはオプションにより販売される高額な
マニュアル本を購入しなければなないという問題点があ
った。
【0026】また、オフィス内に旧バージョンの複写装
置と新しいバージョンの複写装置の両方が設置されてい
る場合に、旧バージョンのマニュアル本と新しいバージ
ョンのマニュアル本との管理を行う必要があり、ユーザ
が混乱してしまうという問題点があった。
【0027】一方、所定の機能の操作方法を操作パネル
内にガイドメッセージとして表示させる方法では、知り
たい機能に関するガイドが即座に得られるという利点が
あるものの、操作パネル内に表示させることの出来る文
字数には制限があり、詳細なガイドを表示することがで
きないという問題点もあった。
【0028】また、操作パネル内に詳細なガイドをユー
ザに提示するために、操作パネルの解像度を上げ、一度
に表示可能な文字数を増やす方法および詳細なガイドを
記録紙に印刷する方法もあるが、詳細なガイドを記憶さ
せておく記憶領域(ガイドメッセージROM530)の
容量を膨大にする必要が生じるため、複写装置に大容量
の記憶媒体が必要になり、コストが増加するという問題
があった。
【0029】さらに、操作パネルの解像度を上げ、一度
に表示可能な文字数を増やす方法では、文字が小さくな
りユーザが見難く、一目で理解できないという問題点も
あった。
【0030】また、上記のガイドを記録紙に印刷する方
法の場合は、詳細なガイドを記憶させておく大容量の記
憶媒体によりコストが増加するだけでなく、複写枚数お
よびマニュアル印刷枚数の個別の管理ができないという
問題点があった。
【0031】さらに、上記のように複写枚数およびマニ
ュアル印刷枚数の個別の管理ができないため、複写枚数
に応じて課金する複写装置の場合には、マニュアル印刷
と複写の場合で、等しい料金設定となってしまい、細か
い課金設定ができないという問題点があった。
【0032】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第18の発明の目
的は、複写装置が所定の通信媒体を介して互いに通信可
能な情報処理装置に対して複写装置の操作方法情報の転
送を要求すると、前記情報処理装置が前記複写装置から
送信される操作方法情報の転送要求に基づいて、メモリ
に記憶される複数の操作方法情報のいずれかの操作方法
情報を前記複写装置に送信し、前記複写装置が前記情報
処理装置から送信された複写装置の操作方法情報を出力
することにより、複写装置の操作パネル上に表示されて
いる操作方法の分からない機能について、詳細な操作マ
ニュアルページをネットワーク上で接続されたホスト上
からロードしてプリントアウトして、複写装置内に詳細
な操作マニュアルページを記憶した大容量記憶装置を持
つことなく、ユーザに詳細な操作マニュアルページを即
座に提供することができる情報処理装置並びに複写装置
並びに複写処理システム並びに情報処理装置の制御方法
および複写装置の制御方法を提供することである。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(図1に示すネットワーク409)
を介して複写装置(図1に示す複写装置401)と通信
可能な情報処理装置(図1に示すホストコンピュータシ
ステム402)において、前記複写装置の複数の操作方
法情報複写装置で設定可能な各種機能を説明する操作手
順に対応する情報(文字と図形を含む)画像を記憶する
第1の記憶手段(図1に示す記憶媒体404)と、前記
複写装置から送信される操作方法情報(複写装置で設定
可能な各種機能を説明する操作手順に対応する情報(文
字と図形を含む)画像)の転送要求に基づいて、前記第
1の記憶手段に記憶されるいずれかの操作方法情報を前
記複写装置に送信制御する第1の制御手段(図1に示す
ホストコンピュータ403内の不図示のROMまたは記
憶媒体404に格納される制御プログラムに基づき送信
制御する不図示のCPU)とを有するものである。
【0034】本発明に係る第2の発明は、前記第1の記
憶手段に記憶される複数の操作方法情報は、それぞれ文
字情報および/または画像情報を含み(図3に示すマニ
ュアルデータ1005はテキストデータおよび/または
挿絵等の画像データから構成される)、前記第1の制御
手段は、前記第1の記憶手段に記憶されるいずれかの操
作方法情報を前記複写装置での出力に適した形式の情報
に変換する(図1に示すホストコンピュータ403内の
不図示のCPUはROMまたは記憶媒体404に格納さ
れる制御プログラムに基づき複写装置上で印刷するに適
したフォーマットに変換する)ものである。
【0035】本発明に係る第3の発明は、前記第1の記
憶手段に記憶される各操作方法情報は、前記複写装置の
有する複数の機能のいずれかの機能に対応し、前記第1
の制御手段は、前記複写装置から送信される前記いずれ
かの機能に対応する操作方法情報の転送要求に基づい
て、前記第1の記憶手段に記憶される複数の操作方法情
報から、前記要求される機能に対応する操作方法情報の
みを前記複写装置に送信する(図1に示すホストコンピ
ュータ403内の不図示のCPUはROMまたは記憶媒
体404に格納される制御プログラムに基づき送信す
る)ものである。
【0036】本発明に係る第4の発明は、前記第1の記
憶手段に記憶される複数の操作方法情報は、前記複写装
置の異なるバージョンの操作方法情報を含み、前記第1
の制御手段は、前記いずれかのバージョンの複写装置か
ら送信される操作方法情報の転送要求に基づいて、前記
第1の記憶手段に記憶される複数の操作方法情報から、
前記要求する複写装置のバージョンに対応する操作方法
情報を前記複写装置に送信する(図1に示すホストコン
ピュータ403内の不図示のCPUがROMまたは記憶
媒体404に格納される制御プログラムに基づき送信制
御する)ものである。
【0037】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体(図1に示すネットワーク409)を介して複数の複
写装置(図1に示す複写装置401および図示しない複
写装置)と通信可能な情報処理装置(図1に示すホスト
コンピュータシステム402)において、前記各複写装
置の複数の操作方法情報を記憶する第1の記憶手段(図
1に示す記憶媒体402)と、前記いずれかの複写装置
から送信される操作方法情報の転送要求に基づいて、前
記第1の記憶手段に記憶されるいずれかの操作方法情報
を前記要求された複写装置に送信制御する第1の制御手
段(図1に示すホストコンピュータ403内の不図示の
ROMまたは記憶媒体404に格納される制御プログラ
ムに基づき送信制御する不図示のCPU)とを有するも
のである。
【0038】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置(図1に示すホストコンピュー
タシステム402)と通信可能な複写装置(図1に示す
複写装置401)において、前記情報処理装置から複写
装置の操作方法情報を取得する取得手段(図2に示すネ
ットワークインタフェース506を介してマニュアルデ
ータを取得する操作パネル制御CPU501)と、前記
取得手段により取得される操作方法情報を出力制御する
第2の制御手段(図2に示すROM505に格納される
制御プログラムに基づいて出力制御する操作パネル制御
CPU501)とを有するものである。
【0039】本発明に係る第7の発明は、前記第2の制
御手段は、前記取得手段により取得された操作方法情報
を表示部に表示または/および記録媒体に出力する(図
2に示す操作パネル制御CPU501がROM505に
格納される制御プログラムに基づいて操作パネル103
に表示または記録媒体に出力制御する)ものである。
【0040】本発明に係る第8の発明は、前記取得手段
は、複写装置の有する複数の機能のいずれかの機能を指
定し、該指定した機能の操作方法情報のみを前記情報処
理装置から取得する(図2に示す操作パネル制御CPU
501はROM505に記憶される制御プログラムに基
づいて機能を指定し操作方法情報を取得する)ものであ
る。
【0041】本発明に係る第9の発明は、前記取得手段
は、複写装置のバージョンに対応した操作方法情報を前
記情報処理装置から取得する(図2に示す操作パネル制
御CPU501はROM505に記憶される制御プログ
ラムに基づいて取得する)ものである。
【0042】本発明に係る第10の発明は、前記取得手
段により取得される操作方法情報は、複写装置による出
力に適した形式の情報であり、前記取得手段により取得
される複写装置による出力に適した形式の操作方法情報
を記憶する第2の記憶手段(図2に示すページメモリ5
07)を設けたものである。
【0043】本発明に係る第11の発明は、前記取得手
段は、前記情報処理装置より取得する操作方法情報が前
記第2の記憶手段の記憶容量より大きい場合は、前記情
報処理装置から前記操作方法情報を複数回に分割して取
得し(図2に示す操作パネル制御CPU501はROM
505に記憶される制御プログラムに基づいて分割取得
する)、前記第2の制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
れる操作方法情報を前記取得手段の取得毎に出力する
(図2に示す操作パネル制御CPU501がROM50
5に格納される制御プログラムに基づいて出力制御す
る)ものである。
【0044】本発明に係る第12の発明は、複写出力枚
数を記憶する第3の記憶手段(図2に示す複写枚数課金
カウンタ511)と、前記取得手段により取得された操
作方法情報の記録媒体への出力枚数を記憶する第4の記
憶手段(図2に示すマニュアル印刷枚数課金カウンタ5
12)とを設けたものである。
【0045】本発明に係る第13の発明は、前記第2の
制御手段は、前記第3の記憶手段に記憶される複写出力
枚数と、前記第4の記憶手段に記憶される前記操作方法
情報の記録媒体への出力枚数とで、単位枚数あたりの課
金額を異なる金額として課金額を算出制御する(図2に
示す操作パネル制御CPU501はROM505に格納
される制御プログラムに基づいて算出制御する)もので
ある。
【0046】本発明に係る第14の発明は、所定の通信
媒体(図1に示すネットワーク409)を介して互いに
通信可能な情報処理装置(図1に示すホストコンピュー
タシステム402)と複写装置(図1に示す複写装置4
01)を有する複写処理システムにおいて、前記複写装
置の複数の操作方法情報を記憶する第1の記憶手段(図
1に示す記憶媒体404)と、前記複写装置から送信さ
れる操作方法情報の転送要求に基づいて、前記第1の記
憶手段に記憶されるいずれかの操作方法情報を前記複写
装置に送信制御する第1の制御手段(図1に示すホスト
コンピュータ403内の不図示のROMに格納される制
御プログラムに基づいて送信制御するCPU)とを備え
る情報処理装置と、前記情報処理装置に対して複写装置
の操作方法情報の転送を要求し、前記情報処理装置から
複写装置の操作方法情報を取得する取得手段(図2に示
すネットワークインタフェース506を介してマニュア
ルデータを取得する操作パネル制御CPU501)と、
前記取得手段により取得される操作方法情報を出力制御
する第2の制御手段(図2に示すROM505に格納さ
れる制御プログラムに基づいて出力制御する操作パネル
制御CPU501)とを備える複写装置とを有するもの
である。
【0047】本発明に係る第15の発明は、前記複写装
置の複写出力枚数を記憶する第3の記憶手段(図2に示
す複写枚数課金カウンタ511)と、前記取得手段によ
り取得された操作方法情報の記録媒体への出力枚数を記
憶する第4の記憶手段(図2に示すマニュアル印刷枚数
課金カウンタ512)とを設け、前記第2の制御手段
は、前記第3の記憶手段に記憶される複写出力枚数と、
前記第4の記憶手段に記憶される前記操作方法情報の記
録媒体への出力枚数とで、単位枚数あたりの課金額を異
なる金額として総課金額を算出制御する(図2に示す操
作パネル制御CPU501はROM505に格納される
制御プログラムに基づいて算出制御する)ものである。
【0048】本発明に係る第16の発明は、所定の通信
媒体(図1に示すネットワーク409)を介して通信可
能な複写装置(図1に示す複写装置401)の複数の操
作方法情報を記憶したメモリ(図1に示す記憶媒体40
4)を有する情報処理装置(図1に示すホストコンピュ
ータシステム402)の制御方法において、前記複写装
置から送信される操作方法情報の転送要求に基づいて、
前記メモリに記憶される複数の操作方法情報から要求さ
れる操作方法情報を検索する検索工程(図7のステップ
(3))と、該検索された操作方法情報を前記複写装置
に送信する送信工程(図7のステップ(5))とを有す
るものである。
【0049】本発明に係る第17の発明は、所定の通信
媒体(図1に示すネットワーク409)を介して情報処
理装置(図1に示すホストコンピュータシステム40
2)と通信可能な複写装置(図1に示す複写装置40
1)の制御方法において、前記情報処理装置に対して複
写装置の操作方法情報の転送を要求する転送要求工程
(図8,図12のステップ(1)〜(4))と、前記情
報処理装置から転送される操作方法情報を受信する受信
工程(図8,図12のステップ(5))と、該受信され
た操作方法情報を出力する出力工程(図8,図12のス
テップ(6))とを有するものである。
【0050】本発明に係る第18の発明は、複写出力枚
数と、操作方法情報の記録媒体への出力枚数とで、単位
枚数あたりの課金額を異なる金額として料金を算出する
課金額算出工程(図8のステップ(9)以降の不図示の
ステップ)を設けたものである。
【0051】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す複写処理システムの概略構成を説
明するブロック図である。なお、本実施形態においては
一例として複写装置とホストコンピュータシステムとが
通信可能に接続されるシステムを挙げて説明する。な
お、図13と同一のものには同一の符号を付してある。
【0052】図において、401は複写装置で、通信ネ
ットワークインタフェースを有し、ネットワーク409
を介してホストコンピュータシステム402と通信可能
に接続されている。402はホストコンピュータシステ
ムで、ホストコンピュータ403,ハードディスク等の
大容量の記憶媒体404,ディスプレイ等の出力装置及
びキーボード等の入力装置から構成される端末405等
から構成される。
【0053】ホストコンピュータ403はCPU,RA
M,ROMを有し、CPUがROM又ら記憶媒体404
に格納されるプログラムを実行してホストコンピュータ
システム全体を統括制御する。
【0054】406は料金カウンタで、操作者に対して
複写装置401の使用料金を請求するためのものであ
り、複写装置401に接続され、現在の課金額を表示す
る料金表示部407および料金を投入する料金投入口4
08が設けられている。料金表示部407に表示される
課金額は複写装置401より複写が行われる度に更新さ
れ、料金表示部407に表示される課金額が使用者より
支払われると、複写装置401に対して、課金情報のリ
セット信号が送られる。
【0055】図1に示した複写処理システムにおいて、
ホストコンピュータシステム402は、複写装置401
で示したような複数の複写装置と通信することにより、
それぞれの複写装置401の内部データの収集及び複写
装置401内へのデータのダウンロードを行う機能を有
している。
【0056】また、記憶媒体404には、ホストコンピ
ュータシステム402が複写装置401と通信するため
の制御プログラムに加えて、後述する図3及び図4で示
すように、複写装置本体の制御プログラムの各バージョ
ンに対応するマニュアルファイルのバージョンとの対応
テーブル901と、各バージョンのマニュアルファイル
(操作方法情報,複写装置で設定可能な各種機能を説明
する操作手順に対応する情報(文字と図形,画像等を含
む)を記憶している。
【0057】また、ホストコンピュータ403は、CD
−ROM等の記憶媒体から記憶媒体404に上記マニュ
アルファイルを記憶したり、図示しない通信媒体(LA
N,インターネット等)を介して接続される他のコンピ
ュータと通信して他のコンピュータからダウンロードし
て記憶媒体404にマニュアルファイルを記憶すること
ができる。従って、複写装置401がバージョンアップ
されてもマニュアルファイルを随時更新,追加すること
ができる。
【0058】なお、複写装置401は従来の複写装置と
同様に、操作パネル103を有しており、図14に示し
た機能指定画面201を表示することができる。
【0059】上記図1では、複写装置401とホストコ
ンピュータシステム402が1対1で接続された場合に
ついて示したが、複写装置401と同様の複数の複写装
置とホストコンピュータシステム402がネットワーク
409を介して通信可能に接続されるように構成しても
よい。
【0060】図2は、図1に示した複写装置401の操
作パネル103を制御する操作パネル制御ユニットの制
御構成を説明するブロック図である。なお、図15と同
一のものには同一の符号を付してある。
【0061】図において、501は操作パネル制御CP
U(CPU)で、複写装置401上の他の制御ユニット
と連携し、操作パネル103を制御するとともに、キー
コントローラ503,液晶コントローラ504を通じて
操作パネル103に表示される機能指定画面201等か
らのキー入力及び操作パネル103への画面表示を制御
する。
【0062】502はRAM(記憶領域)で、CPU5
01がROM505に格納される制御プログラムを実行
するための記憶領域である。506はネットワークイン
タフェースで、図1に示したホストコンピュータシステ
ム402と通信を行うためのネットワークインタフェー
スである。
【0063】507はページメモリ(記憶領域)で、ホ
ストコンピュータシステム402よりロードしたマニュ
アルページデータを記憶する。なお、送信されたマニュ
アルページデータを印刷するためにCPU501は記憶
されるマニュアルページデータをプリンタモジュールイ
ンタフェース(インタフェース)508を介して、不図
示のプリンタ制御モジュールにマニュアルページデータ
を送信する。
【0064】509はリーダモジュールインタフェース
で、不図示の原稿読み取り部の原稿台に置かれた原稿を
読み込むための制御ユニットとCPU501とがデータ
を送受するためのインタフェースである。510はバッ
クアップRAM(記憶領域)で、それぞれの複写装置を
識別する識別子(ID)及び複写装置401に内蔵され
る制御プログラムのバージョンを保存する記憶領域であ
る。
【0065】511は複写枚数課金カウンタ(カウン
タ),512はマニュアル印刷枚数課金カウンタ(カウ
ンタ)で、課金情報を得るためのカウンタであり、操作
者が複写を一枚行うと、カウンタ511が1だけ増え
る。また、同様に操作者がマニュアルを印刷するとカウ
ンタ512が1だけ増える。
【0066】513はバスで、カウンタ511,512
と料金カウンタ406とを接続し、料金カウンタ406
からのリセット信号によって、カウンタ511,512
はゼロにリセットされる。514はバスで、CPU50
1と料金カウンタ406を接続しており、バス514を
介してCPU501はCPU501で計算した請求金額
を料金カウンタ406に送信する。
【0067】図3は、図1に示した記憶媒体404のメ
モリマップの一例を説明する図であり、以下、図3を用
いて、ホストコンピュータシステム402に格納されて
いるマニュアルファイルの構成を説明する。
【0068】図において、1001は第1の記憶領域
で、後述する図8に示すフローチャートに基づく複写装
置401の制御プログラムと該制御プログラムの各バー
ジョンに対応するマニュアルファイルのバージョンとの
対応関係を示す後述する図4に示す対応テーブル(プロ
グラムファイルマニュアルファイルバージョン対応管理
テーブル)901が記憶される。
【0069】1002は第2の記憶領域で、各バージョ
ンのマニュアルファイルが記憶される。なお、第2の記
憶領域1002に記憶される各マニュアルファイルはマ
ニュアルファイル(バージョン1.1)1003で示す
ように、複写装置の各機能に割り当てられた機能番号1
004と、該機能に対応するマニュアルデータ1005
から構成される。
【0070】なお、マニュアルデータ1005は、テキ
ストデータ及び/または挿し絵などの画像データから構
成され、複写装置401に送信されるとき、マニュアル
ページデータとして複写装置401が印刷可能な形式に
変換される。
【0071】図4は、図3に示した第1の記憶領域に記
憶される対応テーブルの一例を説明する図である。
【0072】図において、901は対応テーブルで、複
写装置401の制御プログラムのバージョン(プログラ
ムバージョン902)と該制御プログラムに対応するマ
ニュアルファイルのバージョン(最新ヘルプファイルバ
ージョン903)との対応関係を示す。
【0073】このテーブルを参照することにより、複写
装置401から送られる制御プログラムのバージョン情
報(番号)から、その制御プログラムに対応するマニュ
アルファイルのバージョン情報を得ることができる。
【0074】図5は、本発明の第1実施形態を示す複写
処理システムでマニュアルファイルを印刷するまでの概
略手順を説明する図である。なお、図1,図14と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0075】まず、図5の(a)において、操作パネル
103に表示される機能指定画面201上で、ヘルプキ
ー209が押され、続けて知りたい機能のキー、ここで
は一例としてオート変倍キー208が押されると、ヘル
プキー209,オート変倍キー208が選択され、反転
表示される(ヘルプキー211,オート変倍キー21
2)。
【0076】次に、図5の(b)において、複写装置4
01は、機能指定画面201上でユーザにより指定され
た機能に対応するマニュアルを送信するようにホストコ
ンピュータ403に対してリクエストを送る。なお、こ
のとき、複写装置401は、複写装置401のID番号
と制御プログラムのバージョン情報と指定された機能に
対応する機能番号とをホストコンピュータ403に送信
する。リクエストを受けたホストコンピュータ403
は、図4に示したプログラムファイルマニュアルファイ
ルバージョン対応管理テーブル(対応テーブル)901
と複写装置401より送信される機能番号とを用いて選
択された機能を説明するマニュアルデータを記録媒体4
04より検索する。
【0077】それから、図5の(c)において、ホスト
コンピュータ403は検索して記憶媒体404から読み
出したマニュアルデータを複写装置401上で印刷する
ために適したフォーマット、例えばページデータに変換
し、複写装置401に対して送信する。受信した複写装
置401は、マニュアル印刷枚数課金カウンタ512を
1つ増加させ、1ページ分のマニュアルページ609を
印刷する。ページデータが複数ページ分ある場合、複写
装置401は、受信したページデータの印刷を、全ての
ページについて行い、マニュアル印刷枚数課金カウンタ
512の増加を繰り返す。
【0078】図6は、本発明の第1実施形態を示す複写
処理システムにおける料金算出方法を説明する図であ
る。
【0079】図において、1101は複写課金襴で、1
枚あたりの複写に対して課金される金額FKを示してお
り、本実施形態では100円であることが示されてい
る。1102は複写印刷枚数欄で、操作者が行なった複
写印刷の枚数FMを示しており、ここでは50枚が示さ
れている。1103はマニュアル課金欄で、1枚あたり
のマニュアル印刷に対して課金される金額MKを示して
おり、ここでは5円であることが示されている。110
4はマニュアル印刷枚数欄で、操作者が行なったマニュ
アル印刷枚数MMを示しており、ここでは3枚が示され
ている。
【0080】以下、図6等を参照しながら、操作者に対
する料金を算出する方法について説明する。操作者が複
写作業を行うと、1枚複写する度に図6の複写印刷枚数
欄1102の値を保持する複写枚数課金カウンタ511
が1だけ増加する。また、操作者がマニュアルの印刷を
行うと、1ページ印刷する度にマニュアル印刷枚数欄1
104の値を保持するマニュアル印刷枚数課金カウンタ
512が1だけ増加する。
【0081】印刷一枚あたりにかかる課金は、複写課金
欄1101およびマニュアル課金欄1103で表され
る。操作者が複写もしくはマニュアルの印刷を行うたび
に、CPU501は、料金計算式である「課金総額=F
K×FM+MK×MM」に従って、現在までに要した料
金を集計し、料金カウンタ406に請求金額データを送
信する。ここでは「課金総額=100×50+5×3=
5015円」となる。
【0082】以下、図7のフローチャートを参照して、
図1に示したホストコンピュータシステム402におけ
るデータ処理手順を説明する。
【0083】図7は、本発明に係る複写処理システムに
適用可能な情報処理装置における第1のデータ処理手順
の一例を説明するフローチャートであり、図1に示した
複写装置401からマニュアルページ要求のリクエスト
を受けた時のホストコンピュータシステム402の処理
手順に対応する。なお、(1)〜(6)は各ステップを
示す。
【0084】まず、ホストコンピュータシステム402
は、複写装置401からのリクエストを受けるまで待ち
(1)、複写装置401よリマニュアルページ送信のリ
クエストを受けた時、ホストコンピュータシステム40
2は、同時にパラメータとして、送信先を特定するため
の各複写装置に割り当てられた複写装置のID、マニュ
アルページの送信を希望する複写装置の機能番号、複写
装置401の図2に示したバックアップRAM510に
格納されている制御プログラムのバージョン情報を受信
する(2)。
【0085】次に、ステップ(3)において、リクエス
トを受けたホストコンピュータ403は、複写装置40
1の制御プログラムのバージョン情報を元に、図4に示
したプログラムファイルマニュアルバージョン対応管理
テーブル(対応テーブル)901からリクエストを受け
たプログラムバージョン(902)に対応するマニュア
ルファイルのバージョン(903)を検索する。それか
ら、検索されたバージョンに対応するマニュアルファイ
ルを図3に示した第2の記憶領域1002より検索し、
更にマニュアルファイルの中から複写装置401が指定
した機能番号に対応するマニュアルページを検索する。
【0086】それから、ステップ(3)において検索さ
れたマニュアルファイルは、複写装置401が印刷可能
なページデータに変換され(4)、ステップ(4)で変
換されたページデータは各ページを単位として複写装置
401に送信され(5)、全てのページデータの送信が
終了したかどうかを判断し(6)、全てのページデータ
を送信していないと判断した場合は、ステップ(5)に
戻り、全てのページデータを送信したと判断した場合
は、ステップ(1)に戻り、新たなリクエストを待つ。
【0087】以下、図8のフローチャートを参照して、
図1に示した複写装置401におけるデータ処理手順に
ついて説明する。
【0088】図8は、本発明に係る複写処理システムに
適用可能な複写装置における第2のデータ処理手順の一
例を説明するフローチャートであり、図1に示したホス
トコンピュータシステム402にマニュアルページのリ
クエストを発行する際の処理手順に対応する。なお、
(1)〜(9)は各ステップを示す。
【0089】先ず、図5の(a)に示した機能指定画面
201上でヘルプキー209の入力を受けた複写装置4
01は、ホストコンピュータシステム402に対してマ
ニュアル送信のリクエストを発行し(1)、続けてホス
トコンピュータシステム402に対して複写装置401
を識別するためのIDを送信し(2)、マニュアルを要
求する機能番号を送信し(3)、制御プログラム(ソフ
ト)のバージョン番号(バージョン情報)を送信する
(4)。
【0090】次に、ホストコンピュータシステム402
より指定した機能のマニュアルデータが送信されるのを
待ち(5)、マニュアルデータの1ページ分がページメ
モリ507に送信されると、CPU501はプリンタモ
ジュールインタフェース508を介してページメモリ5
07に送信されたページデータを不図示のプリンタ制御
モジュールに転送し、1ページ分印刷する指示を出し
(6)、マニュアル印刷枚数課金カウンタ512を1増
やす(7)。
【0091】それから、ページデータがすべて印刷終了
したかどうかを判断し(8)、印刷終了していないと判
断した場合はステップ(5)に戻り、全ページの印刷が
終了したと判断した場合は、マニュアル印刷処理を終了
し(9)、処理を終了する。
【0092】つまり、ページデータが複数ページにわた
る場合、全てのページが送信される事を確認するまで上
記マニュアル印刷処理、課金カウンタの増加を繰り返
す。
【0093】なお、上記第1実施形態において、ホスト
コンピュータ403から送信されるマニュアルデータを
複写装置401が印刷することについて説明したが、ホ
ストコンピュータ403から送信されるマニュアルデー
タの一部あるいは全部を複写装置401の操作パネル1
03に表示するよう構成しても良い。
【0094】また、ホストコンピュータシステム402
よりロードしたマニュアルページを操作パネルに表示す
るかプリントアウトするか操作パネル103から選択で
きるようにしてもよい。
【0095】さらに、ホストコンピュータシステム40
2上で、検索されたヘルプファイルをページデータに変
換した上で、複写装置401に送信する場合について示
したが、検索されたヘルプファイルを複写装置401に
送信し、複写装置401がページデータに変換し、出力
するように構成してもよい。
【0096】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
ユーザにより指定された機能のマニュアルを、ネットワ
ークを介して接続されたホストコンピュータからロード
して印刷するとともに、マニュアル印刷枚数に対する課
金情報と複写枚数に対する課金情報とを別個に計算して
該課金情報をユーザに通知する複写装置について説明し
たが、料金カウンタ406を設けていない複写装置に対
して本発明を適用するように構成してもよい。以下、そ
の実施形態について説明する。
【0097】図9は、本発明の第2実施形態を示す複写
処理システムの概略構成を説明するブロック図である。
なお、本実施形態においても複写処理システムの一例と
して複写装置とホストコンピュータシステムとが通信可
能に接続されるシステムを挙げて説明する。なお、図1
3,図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0098】図において、401は複写装置で、通信ネ
ットワークインタフェースを有し、ネットワーク409
を介してホストコンピュータシステム402と通信可能
に接続されている。402はホストコンピュータシステ
ムで、ホストコンピュータ403,ハードディスク等の
大容量の記憶媒体404,ディスプレイ等の出力装置及
びキーボード等の入力装置から構成される端末405等
から構成される。
【0099】ホストコンピュータ403はCPU,RA
M,ROMを有し、CPUがROM又ら記憶媒体404
に格納されるプログラムを実行してホストコンピュータ
システム全体を統括制御する。
【0100】図1に示した複写処理システムにおいて、
ホストコンピュータシステム402は、複写装置401
で示したような複数の複写装置と通信することにより、
それぞれの複写装置401の内部データの収集及び複写
装置401内へのデータのダウンロードを行う機能を有
している。
【0101】また、記憶媒体404には、ホストコンピ
ュータシステム402が複写装置401と通信するため
の制御プログラムに加えて、前述した図3及び図4で示
したように、複写装置本体の制御プログラムの各バージ
ョンに対応するマニュアルファイルのバージョンとの対
応テーブル901と、各バージョンのマニュアルファイ
ルを記憶している。
【0102】なお、複写装置401は従来の複写装置と
同様に、操作パネル103を有しており、図14に示し
た機能指定画面201を表示することができる。
【0103】上記図9では、複写装置401とホストコ
ンピュータシステム402が1対1で接続された場合に
ついて示したが、複写装置401と同様の複数の複写装
置とホストコンピュータシステム402がネットワーク
409を介して通信可能に接続されるように構成しても
よい。
【0104】図10は、図9に示した複写装置401の
操作パネル103を制御する操作パネル制御ユニットの
制御構成を説明するブロック図である。なお、図15,
図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0105】図において、501は操作パネル制御CP
U(CPU)で、複写装置401上の他の制御ユニット
と連携し、操作パネル103を制御するとともに、キー
コントローラ503,液晶コントローラ504を通じて
操作パネル103に表示される機能指定画面201等か
らのキー入力及び操作パネル103への画面表示を制御
する。
【0106】502はRAM(記憶領域)で、CPU5
01がROM505に格納される制御プログラムを実行
するための記憶領域である。506はネットワークイン
タフェースで、図1に示したホストコンピュータシステ
ム402と通信を行うためのインタフェースである。
【0107】507はページメモリ(記憶領域)で、ホ
ストコンピュータシステム402よりロードしたマニュ
アルページデータを記憶する。なお、送信されたマニュ
アルページデータを印刷するためにCPU501は記憶
されるマニュアルページデータをプリンタモジュールイ
ンタフェース(インタフェース)508を介して、不図
示のプリンタ制御モジュールにマニュアルページデータ
を送信する。
【0108】509はリーダモジュールインタフェース
で、不図示の原稿読み取り部の原稿台に置かれた原稿を
読み込むための制御ユニットとCPU501とがデータ
を送受するためのインタフェースである。510はバッ
クアップRAM(記憶領域)で、それぞれの複写装置を
識別する識別子(ID)及び複写装置401に内蔵され
る制御プログラムのバージョンを保存する記憶領域であ
る。
【0109】図11は、本発明の第2実施形態を示す複
写処理システムでマニュアルファイルを印刷するまでの
概略手順を説明する図である。なお、図9,図14と同
一のもには同一の符号を付してある。
【0110】まず、図11の(a)において、操作パネ
ル103に表示される機能指定画面201上で、ヘルプ
キー209が押され、続けて知りたい機能のキー、ここ
では一例としてオート変倍キー208が押されると、ヘ
ルプキー209,オート変倍キー208が選択され、反
転表示される(ヘルプキー211,オート変倍キー21
2)。
【0111】次に、図11の(b)において、複写装置
401は、機能指定画面201上でユーザにより指定さ
れた機能に対応するマニュアルを送信するようにホスト
コンピュータ403に対してリクエストを送る。なお、
このとき、複写装置401は、複写装置401のID番
号と制御プログラムのバージョン情報と指定された機能
に対応する機能番号とをホストコンピュータ403に送
信する。リクエストを受けたホストコンピュータ403
は、図4に示したプログラムファイルマニュアルファイ
ルバージョン対応管理テーブル(対応テーブル)901
と複写装置401より送信される機能番号とを用いて選
択された機能を説明するマニュアルデータを記憶媒体4
04より検索する。
【0112】それから、図11の(c)において、検索
して記憶媒体404から読み出したマニュアルデータを
ページデータに変換し、複写装置401に対して送信す
る。受信した複写装置401は、1ページ分のマニュア
ルページ609を印刷する。ページデータが複数ページ
分ある場合、複写装置401は、受信したページデータ
の印刷を、全てのページについて行う。
【0113】以下、図12のフローチャートを参照し
て、図9に示した複写装置401におけるデータ処理手
順について説明する。
【0114】図12は、本発明に係る複写処理システム
に適用可能な複写装置における第3のデータ処理手順の
一例を説明するフローチャートであり、図9に示したホ
ストコンピュータシステム402にマニュアルページの
リクエストを発行する際の処理手順に対応する。なお、
(1)〜(9)は各ステップを示す。
【0115】先ず、図11の(a)に示した機能指定画
面201上でヘルプキー209の入力を受けた複写装置
401は、ホストコンピュータシステム402に対して
マニュアル送信のリクエストを発行し(1)、続けてホ
ストコンピュータシステム402に対して複写装置40
1を識別するためのIDを送信し(2)、マニュアルを
要求する機能番号(3)を送信し、制御プログラム(ソ
フト)のバージョン番号(バージョン情報)を送信する
(4)。
【0116】次に、ホストコンピュータシステム402
より指定した機能のマニュアルデータが送信されるのを
待ち(5)、マニュアルデータの1ページ分がページメ
モリ507に送信されると、CPU501は、ページメ
モリ507に送信されたページデータをプリンタモジュ
ールインタフェース508を介してプリンタ制御モジュ
ールに転送し、1ページ分印刷する指示を出す(6)。
【0117】それから、ページデータがすべて印刷終了
したかどうかを判断し(7)、印刷終了していないと判
断した場合はステップ(5)に戻り、全ページの印刷が
終了したと判断した場合は、マニュアル印刷処理を終了
し(8)、処理を終了する。
【0118】つまり、ページデータが複数ページにわた
る場合、全てのページが送信される事を確認するまで上
記マニュアル印刷処理を繰り返す。
【0119】なお、本実施形態においても第1実施形態
と同様に、ホストコンピュータ403では図7に示した
フローチャートに基づく処理が行なわれる。
【0120】また、上記第2実施形態において、ホスト
コンピュータ403から送信されるマニュアルデータを
複写装置401が印刷することについて説明したが、ホ
ストコンピュータ403から送信されるマニュアルデー
タの一部あるいは全部を複写装置401の操作パネル1
03に表示するようにしても良い。
【0121】また、ホストコンピュータシステム402
よりロードしたマニュアルページを操作パネル103に
表示するかプリントアウトするか操作パネル103から
選択できるようにしてもよい。
【0122】さらに、ホストコンピュータシステム40
2上で、検索されたヘルプファイルをページデータに変
換した上で、複写装置401に送信する場合について示
したが、検索されたヘルプファイルを複写装置401に
送信し、複写装置401がページデータに変換し、出力
するように構成してもよい。
【0123】したがって、上記第1実施形態および第2
実施形態によれば、操作パネル上に表示されている分か
らない機能について、詳細なマニュアルページがプリン
トアウトされる機能を有し、なおかつプリントアウトさ
れるマニュアルは、ネットワーク上で接続されたホスト
上から知りたい機能に関するデ―夕だけをダウンロード
することにより、複写装置上に文書、挿し絵等のデータ
を保持するための大容量記憶媒体を持つ必要なしに、詳
細なマニュアルを即座に印刷することができ、なおか
つ、複写装置上に内蔵されている制御プログラムのバー
ジョンに応じたマニュアルを得る事ができる。
【0124】また、複写した枚数によって、操作者に課
金を請求する複写装置において、複写した枚数とは別に
マニュアルを印刷した枚数を記憶しておく事によって、
単位枚数あたりの課金額を複写での印刷とマニュアルの
印刷とで異なる額にする事を可能にする。
【0125】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0126】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0127】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0128】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0129】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0130】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0131】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介して複写装置と通
信可能な情報処理装置において、前記複写装置の複数の
操作方法情報を記憶する第1の記憶手段と、前記複写装
置から送信される操作方法情報の転送要求に基づいて、
前記第1の記憶手段に記憶されるいずれかの操作方法情
報を前記複写装置に送信制御する第1の制御手段とを有
するので、転送要求に基づいたマニュアルファイルデー
タを複写装置に送信することができる。
【0133】第2の発明によれば、前記第1の記憶手段
に記憶される複数の操作方法情報は、それぞれ文字情報
および/または画像情報を含み、前記第1の制御手段
は、前記第1の記憶手段に記憶されるいずれかの操作方
法情報を前記複写装置での出力に適した形式の情報に変
換するので、文字情報および/または画像情報を含むマ
ニュアルファイルデータを複写装置が出力可能なフォー
マットに変換して送信でき、マニュアルファイルデータ
を出力する際の複写装置における処理負担を軽減するこ
とができる。
【0134】第3の発明によれば、前記第1の記憶手段
に記憶される各操作方法情報は、前記複写装置の有する
複数の機能のいずれかの機能に対応し、前記第1の制御
手段は、前記複写装置から送信される前記いずれかの機
能に対応する操作方法情報の転送要求に基づいて、前記
第1の記憶手段に記憶される複数の操作方法情報から、
前記要求される機能に対応する操作方法情報のみを前記
複写装置に送信するので、必要となる詳細なマニュアル
ファイルデータのみを即座に複写装置に送信できるとと
もに、送信時間を最小限に押さえることができる。
【0135】第4の発明によれば、前記第1の記憶手段
に記憶される複数の操作方法情報は、前記複写装置の異
なるバージョンの操作方法情報を含み、前記第1の制御
手段は、前記いずれかのバージョンの複写装置から送信
される操作方法情報の転送要求に基づいて、前記第1の
記憶手段に記憶される複数の操作方法情報から、前記要
求する複写装置のバージョンに対応する操作方法情報を
前記複写装置に送信するので、複写装置のバージョンに
対応する詳細なマニュアルファイルデータを送信するこ
とができる。
【0136】第5の発明によれば、所定の通信媒体を介
して複数の複写装置と通信可能な情報処理装置におい
て、前記各複写装置の複数の操作方法情報を記憶する第
1の記憶手段と、前記いずれかの複写装置から送信され
る操作方法情報の転送要求に基づいて、前記第1の記憶
手段に記憶されるいずれかの操作方法情報を前記要求さ
れた複写装置に送信制御する第1の制御手段とを有する
ので、複数接続される複写装置に要求されたマニュアル
ファイルを送信することができる。
【0137】第6の発明によれば、所定の通信媒体を介
して情報処理装置と通信可能な複写装置において、前記
情報処理装置から複写装置の操作方法情報を取得する取
得手段と、前記取得手段により取得される操作方法情報
を出力制御する第2の制御手段とを有するので、複写装
置に大容量の記憶媒体を備えることなく、複写装置の詳
細なマニュアルファイルを出力することができる。
【0138】第7の発明によれば、前記第2の制御手段
は、前記取得手段により取得された操作方法情報を表示
部に表示または/および記録媒体に出力するので、印刷
コストを必要としない操作パネルおよび/または詳細な
説明を見やすく印刷できる記録媒体にマニュアルファイ
ルデータを出力することができる。
【0139】第8の発明によれば、前記取得手段は、複
写装置の有する複数の機能のいずれかの機能を指定し、
該指定した機能の操作方法情報のみを前記情報処理装置
から取得するので、ユーザは自らが必要とする機能の詳
細なマニュアルファイルを分厚いマニュアル本のページ
をめくることなく即座に手に入れることができる。
【0140】第9の発明によれば、前記取得手段は、複
写装置のバージョンに対応した操作方法情報を前記情報
処理装置から取得するので、ユーザは混乱することなく
複写機のバージョンに合ったマニュアルを得ることがで
きる。
【0141】第10の発明によれば、前記取得手段によ
り取得される操作方法情報は、複写装置による出力に適
した形式の情報であり、前記取得手段により取得される
複写装置による出力に適した形式の操作方法情報を記憶
する第2の記憶手段を設けたので、複写装置での出力処
理負担を格段に軽減するとともに、取得したマニュアル
ファイルデータを即座に出力することができる。
【0142】第11の発明によれば、前記取得手段は、
前記情報処理装置より取得する操作方法情報が前記第2
の記憶手段の記憶容量より大きい場合は、前記情報処理
装置から前記操作方法情報を複数回に分割して取得し、
前記第2の制御手段は、前記記憶手段に記憶される操作
方法情報を前記取得手段の取得毎に出力するので、複数
ページにわたるマニュアルファイルデータを受信する場
合でも大容量のメモリを必要とすることなく、取得する
ごとに順次出力することができる。
【0143】第12の発明によれば、複写出力枚数を記
憶する第3の記憶手段と、前記取得手段により取得され
た操作方法情報の記録媒体への出力枚数を記憶する第4
の記憶手段とを設けたので、通常の複写枚数とマニュア
ルファイル印刷枚数を別個に管理することができる。
【0144】第13の発明によれば、前記第2の制御手
段は、前記第3の記憶手段に記憶される複写出力枚数
と、前記第4の記憶手段に記憶される前記操作方法情報
の記録媒体への出力枚数とで、単位枚数あたりの課金額
を異なる金額として課金額を算出制御するので、出力枚
数に応じてユーザに請求する料金を通常の複写とマニュ
アル印刷とで異なった課金額で算出することができる。
【0145】第14の発明によれば、所定の通信媒体を
介して互いに通信可能な情報処理装置と複写装置を有す
る複写処理システムにおいて、前記複写装置の複数の操
作方法情報を記憶する第1の記憶手段と、前記複写装置
から送信される操作方法情報の転送要求に基づいて、前
記第1の記憶手段に記憶されるいずれかの操作方法情報
を前記複写装置に送信制御する第1の制御手段とを備え
る情報処理装置と、前記情報処理装置に対して複写装置
の操作方法情報の転送を要求し、前記情報処理装置から
複写装置の操作方法情報を取得する取得手段と、前記取
得手段により取得される操作方法情報を出力制御する第
2の制御手段とを備える複写装置とを有するので、複写
装置に大容量の記憶媒体を備えることなく、詳細なマニ
ュアルファイルを即座に出力することができる。
【0146】第15の発明によれば、前記複写装置の複
写出力枚数を記憶する第3の記憶手段と、前記取得手段
により取得された操作方法情報の記録媒体への出力枚数
を記憶する第4の記憶手段とを設け、前記第2の制御手
段は、前記第3の記憶手段に記憶される複写出力枚数
と、前記第4の記憶手段に記憶される前記操作方法情報
の記録媒体への出力枚数とで、単位枚数あたりの課金額
を異なる金額として総課金額を算出制御するので、通常
の複写枚数とマニュアルファイル印刷枚数を別個に管理
して、出力枚数に応じて請求する料金を通常の複写とマ
ニュアル印刷とで異なった課金額で算出することができ
る。
【0147】第16の発明によれば、所定の通信媒体を
介して通信可能な複写装置の複数の操作方法情報を記憶
したメモリを有する情報処理装置の制御方法において、
前記複写装置から送信される操作方法情報の転送要求に
基づいて、前記メモリに記憶される複数の操作方法情報
から要求される操作方法情報を検索する検索工程と、該
検索された操作方法情報を前記複写装置に送信する送信
工程とを有するので、転送要求に基づいたマニュアルフ
ァイルデータを複写装置に送信することができる。
【0148】第17の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置と通信可能な複写装置の制御方法に
おいて、前記情報処理装置に対して複写装置の操作方法
情報の転送を要求する転送要求工程と、前記情報処理装
置から転送される操作方法情報を受信する受信工程と、
該受信された操作方法情報を出力する出力工程を有する
ので、マニュアルファイルを記憶する大容量の記憶媒体
を持つ必要なく、ホストコンピュータから送信されるマ
ニュアルファイルを即座に出力することができる。
【0149】第18の発明によれば、複写出力枚数と、
操作方法情報の記録媒体への出力枚数とで、単位枚数あ
たりの課金額を異なる金額として料金を算出する課金額
算出工程を設けたので、出力枚数に応じて請求する料金
を通常の複写とマニュアル印刷とで異なった課金額で算
出することができる。
【0150】従って、複写装置の操作パネル上に表示さ
れている操作方法の分からない機能について、詳細な操
作マニュアルページをネットワーク上で接続されたホス
ト上からロードしてプリントアウトして、複写装置内に
詳細な操作マニュアルページを記憶した大容量記憶装置
を持つことなく、ユーザに詳細な操作マニュアルページ
を即座に提供することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す複写処理システム
の概略構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した複写装置の操作パネルを制御する
操作パネル制御ユニットの制御構成を説明するブロック
図である。
【図3】図1に示した記憶媒体のメモリマップの一例を
説明する図である。
【図4】図3に示した第1の記憶領域に記憶される対応
テーブルの一例を説明する図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示す複写処理システム
でマニュアルファイルを印刷するまでの概略手順を説明
する図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示す複写処理システム
における料金算出方法を説明する図である。
【図7】本発明に係る複写処理システムに適用可能な情
報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を説明
するフローチャートである。
【図8】本発明に係る複写処理システムに適用可能な複
写装置における第2のデータ処理手順の一例を説明する
フローチャートである。
【図9】本発明の第2実施形態を示す複写処理システム
の概略構成を説明するブロック図である。
【図10】図9に示した複写装置の操作パネルを制御す
る操作パネル制御ユニットの制御構成を説明するブロッ
ク図である。
【図11】本発明の第2実施形態を示す複写処理システ
ムでマニュアルファイルを印刷するまでの概略手順を説
明する図である。
【図12】本発明に係る複写処理システムに適用可能な
複写装置における第3のデータ処理手順の一例を説明す
るフローチャートである。
【図13】従来の複写装置を説明する外観図である。
【図14】図13に示した操作パネルに表示される画面
を説明する平面図である。
【図15】図13に示した操作パネルの制御ユニットを
説明する図である。
【図16】従来の複写装置を説明する外観図である。
【図17】図16に示した操作パネルの制御ユニットを
説明する図である。
【符号の説明】
401 複写装置 402 ホストコンピュータシステム 403 ホストコンピュータ 404 記憶媒体 405 端末 406 料金カウンタ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して複写装置と通信
    可能な情報処理装置において、 前記複写装置の複数の操作方法情報を記憶する第1の記
    憶手段と、 前記複写装置から送信される操作方法情報の転送要求に
    基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されるいずれかの
    操作方法情報を前記複写装置に送信制御する第1の制御
    手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段に記憶される複数の
    操作方法情報は、それぞれ文字情報および/または画像
    情報を含み、 前記第1の制御手段は、前記第1の記憶手段に記憶され
    るいずれかの操作方法情報を前記複写装置での出力に適
    した形式の情報に変換することを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記憶手段に記憶される各操作
    方法情報は、前記複写装置の有する複数の機能のいずれ
    かの機能に対応し、 前記第1の制御手段は、前記複写装置から送信される前
    記いずれかの機能に対応する操作方法情報の転送要求に
    基づいて、前記第1の記憶手段に記憶される複数の操作
    方法情報から、前記要求される機能に対応する操作方法
    情報のみを前記複写装置に送信することを特徴とする請
    求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記憶手段に記憶される複数の
    操作方法情報は、前記複写装置の異なるバージョンの操
    作方法情報を含み、 前記第1の制御手段は、前記いずれかのバージョンの複
    写装置から送信される操作方法情報の転送要求に基づい
    て、前記第1の記憶手段に記憶される複数の操作方法情
    報から、前記要求する複写装置のバージョンに対応する
    操作方法情報を前記複写装置に送信することを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介して複数の複写装置
    と通信可能な情報処理装置において、 前記各複写装置の複数の操作方法情報を記憶する第1の
    記憶手段と、 前記いずれかの複写装置から送信される操作方法情報の
    転送要求に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶される
    いずれかの操作方法情報を前記要求された複写装置に送
    信制御する第1の制御手段と、を有することを特徴とす
    る情報処理装置。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介して情報処理装置と
    通信可能な複写装置において、 前記情報処理装置から複写装置の操作方法情報を取得す
    る取得手段と、 前記取得手段により取得される操作方法情報を出力制御
    する第2の制御手段と、を有することを特徴とする複写
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の制御手段は、前記取得手段に
    より取得された操作方法情報を表示部に表示または/お
    よび記録媒体に出力することを特徴とする請求項6記載
    の複写装置。
  8. 【請求項8】 前記取得手段は、複写装置の有する複数
    の機能のいずれかの機能を指定し、該指定した機能の操
    作方法情報のみを前記情報処理装置から取得することを
    特徴とする請求項6記載の複写装置。
  9. 【請求項9】 前記取得手段は、複写装置のバージョン
    に対応した操作方法情報を前記情報処理装置から取得す
    ることを特徴とする請求項6記載の複写装置。
  10. 【請求項10】 前記取得手段により取得される操作方
    法情報は、複写装置による出力に適した形式の情報であ
    り、 前記取得手段により取得される複写装置による出力に適
    した形式の操作方法情報を記憶する第2の記憶手段を設
    けたことを特徴とする請求項6記載の複写装置。
  11. 【請求項11】 前記取得手段は、前記情報処理装置よ
    り取得する操作方法情報が前記第2の記憶手段の記憶容
    量より大きい場合は、前記情報処理装置から前記操作方
    法情報を複数回に分割して取得し、 前記第2の制御手段は、前記記憶手段に記憶される操作
    方法情報を前記取得手段の取得毎に出力することを特徴
    とする請求項10記載の複写装置。
  12. 【請求項12】 複写出力枚数を記憶する第3の記憶手
    段と、 前記取得手段により取得された操作方法情報の記録媒体
    への出力枚数を記憶する第4の記憶手段と、を設けたこ
    とを特徴とする請求項7記載の複写装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の制御手段は、前記第3の記
    憶手段に記憶される複写出力枚数と、前記第4の記憶手
    段に記憶される前記操作方法情報の記録媒体への出力枚
    数とで、単位枚数あたりの課金額を異なる金額として課
    金額を算出制御することを特徴とする請求項12記載の
    複写装置。
  14. 【請求項14】 所定の通信媒体を介して互いに通信可
    能な情報処理装置と複写装置を有する複写処理システム
    において、 前記複写装置の複数の操作方法情報を記憶する第1の記
    憶手段と、 前記複写装置から送信される操作方法情報の転送要求に
    基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されるいずれかの
    操作方法情報を前記複写装置に送信制御する第1の制御
    手段と、を備える情報処理装置と、 前記情報処理装置に対して複写装置の操作方法情報の転
    送を要求し、前記情報処理装置から複写装置の操作方法
    情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得される操作方法情報を出力制御
    する第2の制御手段と、を備える複写装置と、を有する
    ことを特徴とする複写処理システム。
  15. 【請求項15】 前記複写装置の複写出力枚数を記憶す
    る第3の記憶手段と、 前記取得手段により取得された操作方法情報の記録媒体
    への出力枚数を記憶する第4の記憶手段とを設け、 前記第2の制御手段は、前記第3の記憶手段に記憶され
    る複写出力枚数と、前記第4の記憶手段に記憶される前
    記操作方法情報の記録媒体への出力枚数とで、単位枚数
    あたりの課金額を異なる金額として総課金額を算出制御
    することを特徴とする請求項14記載の複写処理システ
    ム。
  16. 【請求項16】 所定の通信媒体を介して通信可能な複
    写装置の複数の操作方法情報を記憶したメモリを有する
    情報処理装置の制御方法において、 前記複写装置から送信される操作方法情報の転送要求に
    基づいて、前記メモリに記憶される複数の操作方法情報
    から要求される操作方法情報を検索する検索工程と、 該検索された操作方法情報を前記複写装置に送信する送
    信工程と、を有することを特徴とする情報処理装置の制
    御方法。
  17. 【請求項17】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    と通信可能な複写装置の制御方法において、 前記情報処理装置に対して複写装置の操作方法情報の転
    送を要求する転送要求工程と、 前記情報処理装置から転送される操作方法情報を受信す
    る受信工程と、 該受信された操作方法情報を出力する出力工程と、を有
    することを特徴とする複写装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 複写出力枚数と、操作方法情報の記録
    媒体への出力枚数とで、単位枚数あたりの課金額を異な
    る金額として料金を算出する課金額算出工程を設けたこ
    とを特徴とする請求項17記載の複写装置の制御方法。
JP10109641A 1998-04-20 1998-04-20 情報処理装置並びに複写装置並びに複写処理システム並びに情報処理装置の制御方法および複写装置の制御方法 Pending JPH11308398A (ja)

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