JPH11308326A - 携帯電話端末用通話システム - Google Patents
携帯電話端末用通話システムInfo
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- JPH11308326A JPH11308326A JP10109981A JP10998198A JPH11308326A JP H11308326 A JPH11308326 A JP H11308326A JP 10109981 A JP10109981 A JP 10109981A JP 10998198 A JP10998198 A JP 10998198A JP H11308326 A JPH11308326 A JP H11308326A
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Abstract
信装置(イヤホン)に設けられている電源ボタンをただ
1度のみ押下することによって容易に当該遠隔受信装置
の電源をオンにできるとともに、通話終了後は、前記電
源ボタンの操作なしに、当該遠隔受信装置の電源を自動
的にオフとする。 【解決手段】 携帯電話端末用通話システムであって、
中継装置100は、音声入力手段107と,制御信号を
トリガとして着信を検出するとともに,その検出結果に
応じて当該中継装置100の回路全体に対する電源供給
を制御する第1本体電源制御部112とからなり、遠隔
受信装置は、雑音比較手段の出力が一定時間継続した場
合にリセット信号を出力する時間計測部と,リセット信
号の入力に応じて遠隔受信装置の回路全体に対する電源
供給を制御する第2本体電源制御部とからなること。
Description
話端末による通話を、両手を使用することなく安全に行
うことができる携帯電話端末用通話システム、特に、着
信に応答する場合、耳に取り付けた遠隔受信装置(イヤ
ホン)に設けられている電源ボタンをただ1度のみ押下
することによって容易に当該遠隔受信装置の電源をオン
にできるとともに、通話終了後は、前記電源ボタンの操
作なしに、当該遠隔受信装置の電源が自動的にオフとな
る携帯電話端末用通話システムに関する。
内において携帯電話による通話を行うことを補助するた
めの携帯電話端末用通話システムが開発されている。該
携帯電話端末用通話システムは、一般には、携帯電話端
末に接続する中継装置(本体)と,該本体と赤外線等に
よってコードレスにて接続されるとともに話者(ドライ
バー)の耳に装着するタイプの遠隔受信装置(イヤホ
ン)とからなる。この携帯電話端末用通話システムは、
「ハンドフリー通話装置」「ハンズフリー通話装置」
「コードレス通話装置」等と呼称される場合がある。
話者の耳に取付け可能な通話手段(イヤホン)に設けら
れたスイッチを操作することによって、着信応答時や発
信時のオフフック制御、及び通話終了時のオンフック操
作が可能なハンドフリー型通話装置を開示している。特
に、当該通話装置の本体はシガープラグ等にて自動車の
バッテリから常時電源を供給するタイプのものであり、
前記イヤホンも内蔵されている乾電池等のバッテリから
常時電源を供給するタイプのものであって、両者はとも
に電源をオフとするには手動による電源スイッチのオフ
操作を要する。また前記イヤホンに設けられたフックス
イッチは、一度押すとオフフック、もう一度押すとオン
フックとなるような制御を行うことのみ開示されている
ものである。以上から、通話を終了するときはイヤホン
に設けられたフックスイッチを操作する手間が必ず必要
であるとともに、長時間の使用に耐えうるためには、細
めに当該イヤホンの電源スイッチをオフとする操作も必
ず必要になって、話者(ドライバー)は常にこれらフッ
クスイッチ及び電源スイッチの操作を気にしていなけれ
ばならない。
公報は、赤外線を使用したコードレス通話システムを開
示している。当該通話システムは、通話の開始及び終了
を制御する操作及びその技術的な具体的手段以外の、単
に通話中における赤外線による送受信の作用が開示され
ている。また、当該通話システムは、送話と受話は片方
向通信となっていて、PTTによって送話と受話を切り
替えるものであるから、電話のように同時双方向通信は
不可能であり、単にトランシーバー的に使用可能なもの
である。従って、送話と受話を切り替えるには、手によ
るPTTスイッチの切り替え操作が必要である。この通
話システムに使用される、話者に装着される送受信回路
ユニットの電源については、一切記載がないものの、電
池等のバッテリによって常時供給され、電源を切るとき
には話者による電源スイッチのオフ操作が必要なもので
あると考えられる。従って、話者は常に前記PTTスイ
ッチ及び電源スイッチの操作を気にしていなければなら
ない。
公報は、携帯電話機をセットする拡張装置と、該拡張装
置から赤外線にてハンズフリー通話が可能なヘッドセッ
トとに係る発明が開示されている。当該発明によれば、
FM変調による赤外線通信を使用したハンズフリー通話
が可能とされている。この発明によって提供される拡張
装置の電源は、自動車のバッテリから供給されるもので
あり、使用時においては電源をオンとする操作が必要で
あるか、又は常時電源をオンにしておくかのいずれかの
タイプであると考えられる。また、この発明に係るヘッ
ドセットの電源については開示されていないものの、電
池等のバッテリによって常時供給され、電源を切るとき
には話者による電源スイッチのオフ操作が必要なもので
あると考えられる。また、この発明に係るハンズフリー
通話機能は、単に前記FM変調による赤外線通信とした
ことによって提供される旨開示しているに留まる。従っ
て、この発明では拡張装置の電源スイッチの操作を必ず
要するか、又は電源スイッチを設けずに常時電源の入っ
た状態とすることを要すると考えられ、節電を図ること
が実質的にできない。同様に、前記ヘッドセットも、通
話が終わる毎に又は通話をする毎に電源スイッチの操作
を必ず要すると考えられるため、話者(ドライバー)は
常に電源スイッチの操作を気にしていなければならな
い。更に、FM変調方式を採用したことに伴い、無信号
時には大レベルの出力雑音が発生するが、そのノイズに
対する措置については何ら開示していないので、話者は
その雑音を否応なく聴かされる。従って、その話者は、
いかなる状況にあろうとも、通話終了後直ちに前記ヘッ
ドセットの電源を切る操作を強いられることとなる。
号公報は、コードレス化した拡声電話装置を開示してい
る。かかる拡声電話装置は、ダイヤルとフックスイッチ
とマイクとが接続された送信機を使用することにより、
遠隔にて通話制御が可能であるとしている。当該電話装
置におけるダイアル発信は、送信機の前記フックスイッ
チを押しながらダイアルすることを要する旨開示してい
るので、片手による複雑な操作又は両手による操作が必
ず必要となる。その結果、コードレス化しない方が操作
が容易であると考えられるので、この発明は自動車の車
内で実施することが非常に困難であると考えられる。ま
た、発信する時等に送信機に必ず印可されるはずのダイ
アル信号,フック信号、音声信号等については、単に
「送信機に加えられて信号を発生し、電磁波、音又は光
等の伝送媒体を......伝送される」という記載の
みが開示されている。
報は、ハンドフリーにて通話可能な携帯電話機用車戴ア
ダプタを開示している。当該アダプタは、携帯電話機を
セットすることにより、携帯電話機の入出力端子に、前
記アダプタに予め設けられているマイクとスピーカとが
接続され、ハンドフリー通話機能を実現するものであ
る。前記マイクはコンデンサマイクである旨開示されて
いるので、このアダプタは、常時、必ず通電されていな
いと、着信に対してすぐに応答できない。また、このア
ダプタを車内に設置する場合は、少なくともマイク用と
スピーカ用の配線を車内に必ず施す必要がある。この配
線の長さが長いと、又は偶然にもラジオ局や無線局等の
送信電波を拾いやすい長さと一致又は近似していると、
かかる放送電波又は無線通信の電波によって、そのラジ
オ放送又は無線局の放送内容又は通信内容に対応する電
圧が誘起され、いわゆるインターフェアレンス(混信)
を引き起こすことがある。また、着信があった場合は、
携帯電話機そのものに設けられた通話スイッチをオンに
することで応答することができる旨開示されている。従
って、話者(ドライバー)は必ず携帯電話を視認して、
又は手探りによってその通話スイッチを操作する必要が
ある。また、前記アダプタに設けられたマイクはワイア
レスであってもよい旨記載されているが、その記載は、
単に、「マイクをワイアレスマイクとしてもよい」との
み開示するに留まる。
ない、自動車運転中にも携帯電話を使用する機会が増え
てきているが、同時に、運転中の携帯電話使用による交
通事故の激増が社会的な関心を集めている。特に、警察
庁交通局は、1998年3月19日、国家公安委員会
に、「片手運転でハンドルが不安定になり安全な走行が
できず、事故につながり易い」等とする科学的な調査結
果を報告している(同日付朝日新聞夕刊)。
システム(従来の技術欄に記載したような、コードレス
にて通話可能な、本体(中継装置)とイヤホン(遠隔受
信装置)とからなるあらゆるタイプのハンズフリー通話
装置等を総称したものとする)は、「わき見運転防止に
一定の有効性が認められる」ものの、着信があったとき
に応答する際、話者(以下、「話者」と言う場合は、通
話をしている運転中のドライバーを呼称するものとす
る)が当該携帯電話端末用通話システムの操作に気を取
られる時間は1.66秒の時間を要すると上記報告に盛
り込まれている。これは、時速40kmで自動車が走行
していた場合、わき見運転にて約18.4m進むことを
意味しており、1秒台のわき見によって、前方を視認せ
ずに約20m進んでしまう危険性が警告されている。
事故が、携帯電話に関連する交通事故全体の41%を占
めており、事故原因の一位となっている。発信操作は、
運転を止め、路肩に自動車を停車させてから行うことに
よって、未然に事故を防ぐことができるが、着信応答の
場合は、携帯電話機のけたたましい呼出音等によって応
答することを強く促されるため、ドライバーは、一般
に、一瞬のわき見運転をしてでも、つい応答操作をして
しまうことが多い。
であれば、前記イヤホンの電源を通常オフにしているは
ずであるから、まず、その電源スイッチを手探りで探
し、更にオンにする操作をした後、携帯電話の通話ボタ
ン等を押下して応答する操作を要する。しかしながら、
従来タイプの当該電源スイッチは、オンとオフとを切り
換えるスイッチがトグルスイッチであることと、当該電
源スイッチの位置は(ドライバーの耳付近に位置してい
るから)目視確認することができないこと、及び、その
ドライバーが当該電源スイッチを通話終了後にオフにし
たかどうかを失念すること等を原因として、当該電源ス
イッチを誤まって2度押しする等の誤操作が生じ、通話
を誤切したり、その着信になかなか応答することができ
ないことがあった。このため、運転中のドライバーの注
意が当該電源スイッチの操作に強く引き付けられる結
果、交通事故を誘発し易いということが社会的に問題と
されていた。
スイッチを、一度のみの押下操作にて電源がオンになる
スイッチとすると、当該イヤホンの電源は、一度オンに
なるとそのままオン状態を保持し続けるので、通話終了
後に、電源をオフにする何らかの手動操作が必ず必要に
なっていた。一方、節電を意識していないドライバーの
場合も、イヤホンのバッテリは通常短時間で消耗するた
め、電源オフ操作のし忘れから内臓電池等を浪費して、
電池の交換が頻繁に必要になって煩雑であるという欠点
もあった。
赤外線通信等にて行なわれる場合は、無信号時に出力雑
音の大音量に煩わされるので、通話終了後直ちに電源を
切るか、又は音量の調節操作を要する。その結果、話者
はその操作に気を取られやすくなるので、上述の交通事
故の増大に加担してしまう点が指摘されている。
着して自動車内に固定されるタイプのもの)の電源は、
常時、自動車のバッテリからシガープラグ等を介して供
給されるのが普通であるから、自動車のエンジンを止め
た場合は当該フリーハンズ通話装置が使用できない。そ
の一方、かかる電源を、当該本体に内蔵するタイプの、
乾電池,ニッケル充電池等にした場合は、常時、本体の
電源をオンとしておくと、電力を浪費するので、頻繁に
乾電池等を交換しなければならず、メンテナンスの手間
が増えるという欠点が生じる。
ない間は本対電源を細めに切るようにしなければならな
いが、そうすると、却ってわき見運転の危険性を増すこ
とにつながるほか、着信があってもすぐに応答ができな
いため、更に話者の注意が自動車の運転操作から離れて
いくという問題点も有している。
研究を重ねた結果その発明を、携帯電話端末の出力する
音声信号を中継してFM変調による赤外線信号に変換し
て送信する中継装置と,前記赤外線信号を受信して該赤
外線信号からFM復調して音声信号を音声出力する遠隔
受信装置とからなる携帯電話端末用通話システムであっ
て、前記中継装置は,話者の発する音声を拾う音声入力
手段と,前記携帯電話端末からの制御信号をトリガとし
て当該携帯電話端末に着信があったことを検出するとと
もに,その検出結果に応じて当該中継装置の回路全体に
対する電源供給を制御する第1本体電源制御部とを設
け、前記遠隔受信装置は,前記赤外線信号を受信してい
ないときに生じる音声帯域外の雑音成分の電圧値と規定
の電圧値とを比較する雑音比較手段と,該雑音比較手段
の出力が一定時間継続した場合にリセット信号を出力す
る時間計測部と,該時間計測部から出力される前記リセ
ット信号の入力に応じて論理状態が反転するリセット部
と,該リセット部からの信号入力に応じて当該遠隔受信
装置の回路全体に対する電源供給を制御する第2本体電
源制御部と,を設けたことを特徴とする携帯電話端末用
通話システム等としたことにより、着信応答時に、イヤ
ホンに設けられた電源スイッチをただ一度のみ押下する
操作をするだけで、通話終了後に、当該イヤホンの電源
が自動的にオフとなる結果,話者は節電のために細めに
電源を切る等のことを考慮する必要がなくなるので、わ
き見運転をする必要もなくなり、安全に自動車を運転す
ることができるようになり、前記課題を解決したもので
ある。
わゆるセルラー方式携帯電話端末,移動電話端末,自動
車電話端末,PHS(パーソナルハンディホンシステ
ム)端末等の、可搬性あるいかなる電話端末をも意味す
るものとする。特に、前記「セルラー方式」とは、いわ
ゆるNTT方式,TACS方式,TDMA方式,CDM
A方式等のいかなる方式をも包含するものし、前記「移
動電話端末」とは、いわゆるMCAシステム(Multi Ch
annnel Access )、公共業務用無線システム、一般業務
用無線システム、個人用無線システム等のいかなる無線
システムに使用されることがある電話端末も含むものと
する。以下、図面に基づいて本発明の好適な実施の形態
を説明する。
システムの使用態様の一例である。当該携帯電話端末用
通話システムは、自動車内のダッシュボード上,バック
ミラー,サンバイザー,コントロールパネル等に固定可
能な中継装置100と、該中継装置100の送信する赤
外線信号を受信するための遠隔受信装置200とからな
る。前記中継装置100は、前記携帯電話端末300と
ケーブルC1 にて接続され、当該携帯電話端末300の
音声出力信号を中継して赤外線信号にて送信するための
装置である。一方、前記遠隔受信装置200は、ドライ
バーの耳に装着され、前記中継装置100から受信した
赤外線信号を復調して、音声信号に変換して聴取するた
めの装置である。特に、図1のA枠内に示す態様は前記
中継装置100を自動車のキャビネット上に固定すると
ともに、前記携帯電話端末300と接続した場合を表わ
す。B枠内に示す態様は、バックミラーの下に前記中継
装置100を固定するとともに、運転席側窓に固定され
た前記携帯電話端末300と接続した場合を表わす。C
枠内は、話者(ドライバー)が前記遠隔受信装置200
を耳に着用して使用している態様を表わす。
(マイク)100hが内臓されている。該音声入力手段
100hは、ドライバーの声に係る音声信号を電気信号
に変換し、前記ケーブルC1 を介して、前記携帯電話端
末300に送信することにより、通話先相手に当該ドラ
イバーの送話に係る音声を聴かせるためのものである。
ッテリ111(乾電池、充電池等)によって供給可能で
あるが、好ましくは、自動車内の使用にあってはシガー
プラグケーブルC2 によって自動車のバッテリから供給
されるものとするが、ACアダプターを使用して商用電
源からも供給可能であるものとする。また、前記遠隔受
信装置200の電源は、同じく第2内蔵バッテリ213
から供給されるものとする。また、少なくとも前記遠隔
受信装置200は、装置全体の電源をオンとするための
スイッチを設けているものとする。
システムのハードウェア構成の概観を示している。ま
ず、前記中継装置100は、本体100aと台座100
bとからなる。本体100aは、その側面(右側面,左
側面,又は背面等でもよい)に、音声信号端子100c
を有する。該音声信号端子100cは、ケーブルC1 を
介して、前記携帯電話端末300の音声信号入出力端子
300aに接続するためのインターフェースであり、当
該携帯電話端末300による通話先相手の音声信号に係
る出力電圧を入力するとともに、話者の発する音声に係
る音声信号を前記携帯電話端末300に出力するための
ジャック又はコネクタ等である。前記ケーブルC1 は、
両端に規格化されたジャックを有するものであれば、市
販のヘッドセット用ケーブル又は通信ケーブル等が使用
できるが、規格化されていないものでも使用可能であ
る。また、本体100aの正面には、赤外線送信窓10
0dが設けられている。本中継装置100は、この赤外
線送信窓100dを介して、前記携帯電話端末300か
ら入力された音声信号出力電圧を変換した赤外線信号を
送信する。前記中継装置100の筐体の材質は、プラス
チック,合成樹脂等、いかなる材質であってもよいが、
好ましくは耐熱性に優れたものを使用する。
支持されている。該軸100eは、その一端に球状の回
転体100fが設けられており、該回転体100eは、
回転体支持脚100gによって保持されている。該回転
体支持脚100gは、ある程度以上の摩擦又は圧力をも
って、その内部に前記回転体100fを保持するので、
前記本体aは、通常、安定して台座100bに固定され
ている。しかしながら、本体100aは、前記回転体1
00fの回転によって、その回転可能な範囲内において
任意の方向又は角度に指向又は傾斜させることが可能で
ある。
耳に装着して使用するものであるから、好ましくは図2
に示すような形状とする。即ち、本体200aは、その
側部に人の耳に掛けるための装着具200bを有すると
ともに、本体200aの先端には、赤外線受信窓200
dが設けられている。その装着具200bは、一定の硬
度を保ちつつも、手で容易に形状を変化させることがで
きるような、ゴム等の弾性体,皮膜で覆われた形状記憶
合金等の材質で形成されることができる。また、前記赤
外線受信窓200dは、前記中継装置100の赤外線送
信窓100dと同一の構造であってもよい。
200eに前記第1内蔵バッテリと同種の第2内臓バッ
テリ213を収容することができる。当該第2内臓バッ
テリ213から供給される電力は、電源ボタン200c
を押下することにより、本遠隔受信装置200の回路全
体に電力が行きわたって、本遠隔受信装置200は前記
中継装置100の送信する赤外線信号を受信可能な状態
になる。しかしながら、一定時間、前記中継装置100
から赤外線信号を受信しないと、後に説明するような技
術的手段により、本遠隔受信装置200の電源は自動的
にオフとなる。
る。図3は、そのブロック図である。まず、電源部分の
構成について説明する。本中継装置100の電源は、自
動車のシガープラグ等の外部電源110からシガープラ
グケーブルC2 等を介して供給可能である。ここで、一
般に、現在市販されている前記携帯電話端末300は、
着信があった場合に、出力電圧(例えば、およそ2.6
ボルト程度)が、前記音声信号入出力端子300aに生
じる仕様になっている。その音声信号出力の一部は、音
声信号入出力端子300aから前記ケーブルC1 等によ
り、音声信号端子100cを介して本中継装置100の
第1 本体電源制御部112に入力される。該第1 本体電
源制御部112に入力される音声信号出力電圧の一部
を、本明細書においては、特に「制御信号」という場合
がある。
前記制御信号の電圧値と,予め基準として設定されてい
る基準電圧値(例えば2.6ボルト)とを比較する。そ
の結果、制御信号電圧値が前記基準電圧値を超えた場
合、本第1 本体電源制御部112は、前記携帯電話端末
300が動作した(着信した)ことを検出する。その検
出の結果をトリガ信号として、前記外部電源110から
供給される電力を、本中継装置100の回路全体に提供
する。これにより、本中継装置100の電源を着信とと
もに自動的にオンとすることができる。
ンとなった場合、当該中継装置は以下のような仕組みで
通話先相手の音声を赤外線信号に変換して、前記遠隔受
信装置200に送信する。着信によって前記音声出力端
子300aに現われた音声信号出力電圧の一部は、本中
継装置100の入力減衰部(アッテネータ)101によ
って、適当なレベルに減衰を受けた後、自動利得制御部
102に入力される。該自動利得制御部102は、前記
携帯電話端末300の製造メーカーの違いによって生じ
る音声出力電圧値の差異を同一レベル化するために設け
るもので、具体的には、ゲインコントロール,音声信号
整流ダイオード,及びアンプ等からなる、いわゆる自動
利得調整回路(Automatic Level Control :ALC回
路))を適用することができる。
は、振幅制限部103によってピークレベルが制限され
る。これは、後段の周波数変調(FM変調)において不
必要に変調帯域を拡大させないための振幅制限回路であ
り、具体的には、リミッタアンプ等が適用可能である
が、これに限定されるものではない。
4に入力され、通話先相手の音声レベルに応じて当該F
M変調部104の等価リアクタンスを変化させる。これ
により、後段の高周波発信増幅部105に対して直接F
M変調をかけた後、その音声信号は前記高周波発信増幅
部105によって電力増幅されて、光送信部106を制
御し、赤外線信号として送出される。ここで、前記高周
波発信増幅部105は、例えば0.5MHzの発信周波
数である高周波発信回路と,パワートランジスタやFE
T等の電力増幅回路等とからなる。また、前記光送信部
106は、FM変調を受けた高周波信号でスイッチング
された赤外線を外部に向けて送出するものであり、具体
的には、赤外発光LEDやフォトダイオード等の発光素
子等が適用できるが、これらの素子には限定されない。
手段107は、通話に係る話者の音声を拾い、電気信号
に変換する。その電気信号は、音声信号増幅部108に
よって電気的に増幅された後、ケーブルC1 等を介して
前記携帯電話端末300の音声信号入出力端子300a
に入力される。該音声信号入出力端子300aは、通
常、市販の有線ヘッドセットやイヤホンマイク等が接続
される個所であり、具体的には、音声信号の入出力に係
るジャック又はコネクタ等のインターフェースが該当す
る。
池,ニッケル水素電池,太陽電池等の電池類又は蓄電池
類等であり、前記外部電源110からの電力供給が断た
れたり、止まったりした場合に、本中継装置100の動
作を維持又は補償するための予備的バッテリであり、本
中継装置100に設けても設けなくてもよいものとす
る。ここで、本中継装置100の電源まわりについて詳
述する。図4(B)は、前記第1本体電源制御部11
2,前記第1内蔵バッテリ111及び前記外部電源11
0の具体的構成を示す。説明のため、本中継装置100
の電源は、前記第1内蔵バッテリ111から供給されて
いるものし、外部電源110からは物理的に接続されて
いないものとする。また、前記第1本体電源制御部11
2はDCジャック等の電源ジャックを有し、その電源ジ
ャックは、少なくとも第1接点112a,第2接点11
2b及び第3接点112cを有するものとする。
の状態であるとする。即ち、図4(B)において、第3
接点112cは第2接点112bと接している状態であ
り、内部バッテリ111による電圧は、トランジスタT
r2 がオフ状態となっているため、まだ装置全体に供給
されていない状態であるとする。既に述べたように、携
帯電話端末300に着信があると、まず、当該前記携帯
電話端末300が鳴動して話者(ドライバー)に応答を
促がす。このとき、一般に、当該前記携帯電話端末30
0の音声信号入出力端子300aに出力電圧が生じる
(電圧値は機種によって一定でなかったり,変動したり
する)。この出力電圧(前記制御信号)が第1本体電源
制御部112に入力されることは、即ち、前記携帯電話
端末300に着信があったことを検出することになる。
その出力電圧の一部はトランジスタTr1 に入力され、
該トランジスタTr1 はオンとなる。すると、次段のト
ランジスタTr2 もオンとなるので、前記第1内蔵バッ
テリ111の供給する電圧は、各部の回路全体に伝達さ
れることが許容され、本中継装置100の電源がオンと
なる。
記外部電源110にシガープラグケーブルC2 等が接続
(挿入)されている状態とした場合は、第1接点112
aが正極(プラス極)に対応し、第2接点112bは負
極(マイナス極)に対応し、該第2接点112bは接地
(アース)に落とされることで、そのシガープラグケー
ブルC2 等から電源が供給されることになる。このと
き、第3接点112cは、DCプラグ等の挿入によって
機械的に押されるため、前記第2接点112bと開放と
なる結果、前記第1内蔵バッテリ111の電流放出はな
くなる(自然放出を除く)。
給される場合は、該シガープラグの出力電圧は通常12
ボルトの直流電圧(DC)であるから、その12ボルト
の電圧を、前記シガープラグケーブルC2 を介して、電
圧安定化部112dによって例えば6ボルトに安定化さ
せる。初期状態をオフとすると(前記トランジスタTr
1 及びTr2 がオフとすると)、当該6ボルトの電圧は
回路全体に供給されてない状態である。このとき、電圧
安定化部112dは電流流出のみの回路であるから、前
記第1内蔵バッテリ111からの電流の流入はない。し
かし、着信によって、前記携帯電話端末300からの前
記制御信号が、前記第1 本体電源制御部112のトラン
ジスタTr1 に入力されると、当該制御信号はトリガ信
号となってトランジスタTr2 をオンとする。その結
果、当該6ボルト電圧は、回路全体に供給されることと
なって、本中継装置100の電源がオンとなる。前記電
圧安定化部112dは、具体的には、いわゆる電源レギ
ュレータ素子等が使用可能であるが、それに限定される
ものではない。
前記携帯電話端末300の音声信号出力電圧が元の状態
(ゼロ)になった場合、本中継装置100の前記第1 本
体電源制御部112が当該電圧がなくなったことを検出
する。即ち、第1 本体電源制御部112は制御信号の入
力がなくなったことを検出する。このこともトリガとな
り、結果としてトランジスタTr1 がオフとなるので、
続いてトランジスタTr2 もオフとなる結果、本中継装
置100全体の電源がオフとなる。従って、本中継装置
100は、着信があれば自動的に本体の電源がオンとな
り、通話が終了すれば自動的に本体の電源がオフになる
ものである。
可変抵抗(可変アッテネータ)を用いてもよい。この場
合、その可変抵抗の抵抗値を変化させることにより、前
記携帯電話端末300の機種によってまちまちとなって
いる音声信号出力電圧に本中継装置100を好適に適合
させることができる。
ついて詳述する。図5は、そのブロック図である。電源
ボタン200cは、トグルスイッチではなく、単純にボ
タンを押下している間のみ、接点の開閉のみを行なう構
造のスイッチである。本遠隔受信装置200の初期状態
が、第2内蔵バッテリ213を内臓するとともに電源が
オフである状態とする。話者は、当該電源ボタン200
cを一度だけ押下する。リセット部211は、それまで
のオフ状態から反転して、オンとなる。その結果、スイ
ッチングトランジスタ等の適用可能な第2本体電源制御
部212がオンとなることによって、本遠隔受信装置2
00全体に電源を供給するものである。
211は、図4(A)に示すような負論理フリップフロ
ップ回路又は双安定マルチバイブレータ回路が適用でき
る。但し、これらの回路に限定されるものではない。こ
こでは、C−MOS型NANDゲートによるフリップフ
ロップ回路(以下、「FF回路」と称する)とし、セッ
ト(SET)及びリセット(RESET)は負論理LO
Wレベル信号の入力で反転するものとする。
内蔵バッテリ213を装備していない状態(即ち、電池
がない状態)であるとする。ここで、話者が乾電池等の
第2内蔵バッテリ213を装着したとすると、前記FF
回路に電圧が印加される。当該FF回路には、図4
(A)に示すようにコンデンサF3 がグラウンドに対し
て挿入されている。そのため論理素子L2に入力される
セット信号に対して、論理素子L1に入力されるリセッ
ト信号は遅れて立ち上がるため、論理素子L1にはLO
Wレベル信号が入力されることとなる。その結果、FF
回路は、論理素子L2の出力がLOWレベルとなる。従
って、全体として回路は動作しないので、電流も流れな
いから、依然オフの状態である。
OW、Q2 点はHIGHである。Q 2 点の電圧における
抵抗R7 とコンデンサF3 との積で表わされる時定数に
よって、論理素子L1のリセット入力は、電源投入後、
一定時間経過によりHIGHへ推移する。このときの電
圧のタイムチャートを図8に示す。
あったとする。すると、前記中継装置100からはその
音声信号に係る赤外線信号が送信されていることにな
る。その状態において当該赤外線信号の強度が十分であ
れば、前記電源ボタン200cを一瞬押下すると、本遠
隔受信装置200は受信動作を開始する。このとき、Q
1 点にはLOWレベルの出力が出ている。受信する赤外
線信号があるレベル以下に落ちると、Q1 点はHIGH
になるが、一定レベル以上であれば、Q1 点はLOW、
Q2 点はHIGHとなって、前記FF回路のリセット入
力はHIGHに保持される結果、回路全体の電源はON
の状態が保たれる。
間的な押下で、LOWレベルの信号は、当該FF回路の
論理素子(NAND素子)L2に「セット信号」として
入力される。FF回路であるから、一度当該セット信号
が入力されると、再度電源ボタン200cを押下して
も、リセット信号が論理素子(NAND素子)L1に入
力されてFF回路の保持状態が反転するまでは、その押
下は有効にならない。ここで、当該FF回路には、常
時、第2内臓バッテリ213の電圧が印加されている
が、当該FF回路の論理素子(NAND素子)L1及び
L2はC−MOSタイプであるため、本遠隔受信装置2
00がオフの状態であっても、その消費電力はほぼ無視
できる。前記論理素子(NAND素子)L1及びL2
は、それぞれ、複数のC−MOS型FET(電界効果ト
ランジスタ)の組み合わせであってもよいし、IC(集
積回路)等にしてもよい。
下しても、セット信号しか受け付けないから、FF回路
の論理状態は反転しない。また、この状態で受信に係る
赤外線信号が瞬断した場合は、Q1 点の電圧はLOWか
らHIGHに変化するので、Q2 点ではそれが反転し、
HIGHからLOWに変化する。しかし、(R7 +
R 8 )F3 なる時定数がQ3 点で存在するために、Q3
点の下り時定数は長くなるので、単時間のQ1 点におけ
るHIGHレベル出力(受信信号の瞬断)はリセット信
号が入力されたこととはみなされない。また、ダイオー
ドD5 の存在によって、受信信号強度の低下レベルが蓄
積されることもない。
なった場合、Q3 点において、前記の(R7 +R8 )F
3 なる時定数によってリセットの閾値電圧を下回った時
点で、即ち、一定時間の経過後、リセット信号(LO
W)が入力されたものとみなされる。その結果、FF回
路はリセットされ、回路全体の電源がオフとなる。
い状態で、前記電源ボタン200cを押下した場合、図
9でQ3 点の「受信赤外線信号オフ」と記載されている
個所の電圧が、「電源ボタン200c押下」ポイントと
同じ電圧となるため、押下後、約(R7 +R8 )F3 で
決定されるタイマー時間経過後、電源はオフとなる。但
し、当該タイマー時間は正確に(R7 +R8 )F3 なる
時定数から決定される値でなくとも、係る時定数に比例
する値であってもよい。
01は、中継装置100の光送信部106が送信する通
話先相手の音声信号に係る赤外線信号を受信するための
ものであり、フォトダイオード素子(赤外フォトダイオ
ード,ピンフォトダイオード)等を逆バイアスで使用す
るが、これらの素子には限定されない。当該光受信部2
01に前記赤外線信号が入力されると、その受信信号
は、十分な利得を有する高周波増幅部202によって増
幅される。該高周波増幅部202は、いわゆるRFアン
プ等が適用できるが、これに限定されない。そして、同
調部203は、予め定められた周波数の高周波信号のみ
を通過させるフィルタ回路である。本実施形態において
は、「予め定められた周波数」を0.5MHzとする
が、いかなる場合もこの周波数に限定されるものではな
い。
ングされた信号を更に増幅し、リミッタ回路によってそ
の信号の振幅成分を一定値に制限する。その振幅制限さ
れた信号のFM変調成分は、後段のFM復調部205に
よって、電圧振幅成分に戻される。かかる電圧振幅成分
は低周波音声信号であるから、これを音声増幅部207
によって増幅し、スピーカー等の音声出力部208によ
って音声信号として出力することにより、話者に、通話
先相手の発する音声を聞かせることができる。
通信を行なっているので、例えば通話中に赤外線信号が
遮断されたり、赤外線受信経路に障害物等が置かれた場
合には、受信に係る入力レベルが著しく低下する。その
結果、前記FM復調部205の出力は、音声帯域以外の
雑音成分が大となってしまう。当該雑音成分を抑圧させ
るため、雑音比較手段209と雑音抑圧処理部206と
を設け、当該雑音成分を抑圧したクリアな音声を提供す
る。
する雑音信号は、雑音比較手段209の雑音検出部20
9aによってフィルタリングされ、雑音増幅部209b
に入力される。ここで、増幅された後、雑音整流部20
9cによって整流される結果、当該雑音信号は直流電圧
となる(雑音成分が大と検出され、図示しない整流器の
直流出力電圧レベルが上昇する)。この直流電圧は、比
較部209dによって、予め定められた基準電圧値(本
実施形態の場合は2.6ボルト)以上であるか否かが判
断される。当該比較部209dは、いわゆるコンパレー
タ(電圧比較器)であり、シュミットトリガ回路,オペ
アンプ等が使用できるが、いかなる場合もこれらに限定
されるものではない。ここで、雑音成分に係る直流電圧
値が基準電圧値を超える場合、反転された前記比較部2
09dの出力が雑音抑圧処理部206に印加される。す
ると、当該雑音抑圧処理部206が作動して、音声信号
のレベルを落とす(又はカットする)。この雑音抑圧処
理部206は、雑音比較手段209の出力電圧をトリガ
にして作動するアッテネータ回路である。その結果、話
者は、FM変調(復調)又はFM通信等に特徴的な無信
号時(弱信号時)の雑音が抑圧又はカットされた、クリ
アな音声を聞くことが可能となる。従って、本遠隔受信
装置200は、前記雑音比較手段209と前記雑音抑圧
処理部206とによって、FM復調におけるスケルチ機
能が実現できる。
了した際に自動的に電源をオフにする機能について、同
じく図5に基づいて説明する。上述のように赤外線通信
経路の障害によって受信レベルが著しく低下した場合
や、通話が終了して前記中継装置100の電源がオフと
なって受信レベルがゼロとなった場合、前記比較部20
9dの出力信号の一部は、時間計測部210に入力され
る。赤外線通信経路が断の状態である場合、即ち、雑音
レベルが大となって比較部の209dの出力が一定時間
継続した場合、当該時間計測部210は、その断の継続
時間を、予め設定されたタイマー値(例えば10秒)を
満了したことによって検出し、前記リセット部211に
出力信号を出力する。具体的には、リセット部211の
論理素子(NAND素子)L1に出力信号を入力させる
〔図4(A)参照〕。リセット部211はFF回路であ
るから、この入力された信号はリセット信号となる。そ
の結果、前記第2本体電源制御部212のスイッチング
トランジスタのベース電位はHIGHレベルとなり、コ
レクタに接続されている本遠隔受信装置200(回路)
全体への電源供給が停止される。当該コレクタの出力電
圧は、第2本体電源制御部212以外の全ての回路用の
電源として供給されるものとする。以上より、本前記遠
隔受信装置200の電源は、通話終了(又は断)後、一
定時間経過した後に、自動的にオフとなる。
述すると、該時間計測部210は、MOSインバータゲ
ートを使用したタイマー回路であり、一定時間連続した
HIGHレベル信号の入力をもってLOWレベル信号を
出力する。即ち、比較部209dの出力電圧(HIGH
レベル)は、CR(使用されるコンデンサの静電容量と
抵抗値)によって一意に定まる時定数に従って、本時間
計測部210のゲート入力電圧を上昇させる。当該ゲー
トのスレッショルド電圧(閾値)まで上昇したときに、
インバータが反転してリセット信号が出力される。前記
比較部209dの出力電圧が、一定時間内に一度でもL
OWレベルになると、本時間計測部210の入力回路の
抵抗にパラレルに接続されているダイオードを通して、
コンデンサの電荷が放電されるため、このタイマー回路
による時間計測はリセットされる。
号を受信していないときに、本遠隔受信装置200の電
源ボタン200cを押下した場合は、前記リセット部2
11(FF回路)の状態が反転して、当該遠隔受信装置
200はオンとなるが、赤外線信号を全く受信しないの
で、雑音抑圧処理部206等によってFM変調等に特有
の雑音が抑圧(又はカット)されるとともに、上述と同
様の動作によって、タイマー満了後(例えば10秒
後)、本遠隔受信装置200の電源はリセット部211
及び第2本体電源制御部212によってオフとされる。
前記電源ボタンは、話者が容易に認識できるように、で
きるだけ大きな形状にすることが好ましい。
いて、赤外線信号が断の状態で直ちに電源をオフとせ
ず、一定時間経過後にオフとすることにしたのは、係る
赤外線信号の瞬断(自動車の振動や話者の向きの変化に
よる指向特性外れ、赤外線受信経路における障害物等に
よるものを含む)により、電源がオフとなって通話が強
制切断されることを防止するための猶予時間を設けるた
めである。
て、前記携帯電話端末300の送信電波を検波及び整流
して直流電圧としたことにより中継装置100の電源を
供給するタイプの携帯電話端末用通話システムについて
説明する。本実施形態で用いられる中継装置100は、
前記携帯電話端末300を装着及び固定できるような筐
体であることが好ましく、具体的には図6に示すような
縦置き型の筐体を使用する。本実施形態における中継装
置100の筐体は、図6(B)に示すように、前記携帯
電話端末300の内臓アンテナのちょうど背後に対応す
る位置に、検波部113のループ状の検知アンテナを内
臓する。一般に、携帯電話端末に着信があると、該携帯
電話端末は基地局と通話制御に係る共通線信号リンクを
張る関係上、ある強度の電波を送信する(内臓バッテリ
が十分ある場合)。通話中はその電波は送信され続ける
ので、前記検知アンテナはこの送信電波を検知(受信)
する。そして、更にその電波は後段の整流回路で直流電
圧に変換されるので、その直流電圧を本発明に係る中継
装置100の電源に充当する。
信された前記携帯電話端末300の送信電波は、図7に
示す検波部113のショットキーダイオードD3 ,D4
等の整流回路で検波され、直流電圧に整流される。この
直流電圧が、第1の実施形態で説明した制御信号(トリ
ガ信号)となって、第1 本体電源制御部112に入力さ
れる結果、トランジスタTr1 がオンとなり、続いて本
体電源制御部112のトランジスタTr2 もオンとなっ
て、本中継装置100の回路全体に、シガープラグケー
ブルC2 等を介して入力されている電力が供給される。
音声信号については、第1の実施形態と同じく、前記携
帯電話端末300の音声信号入出力端子300aから前
記ケーブルC1 等を介して入力減衰部101,自動利得
制御部102……へ伝達される。
部100kを回転させることによって横板100j同士
の間隔を適宜に調節可能である〔図6(B)参照〕。前
記携帯電話端末300を装着して前記横板100jの間
隔を調節すると、図6(A)のような態様となる。ま
た、当該本体100aの背板は前後方向に傾斜可能であ
り、底部には携帯電話端末用の通信用コネクタ(RS−
232C又は専用インターフェース等)を設けることも
可能である。
態に共通に使用できる、本発明に係る前記前記遠隔受信
装置200のリセット部211は、正論理NANDのF
F回路でも実現できる。負論理が正論理になるだけだか
らである。また、当該リセット部211は、NOR回路
によっても実現できる。NAND論理素子はNOR論理
素子とその他の論理素子との組み合わせで実現可能であ
り、互いに等価なロジックを組むことができるからであ
る。
は、赤外線以外にも、FM電波等を適用してもよい。ま
た、前記中継装置100及び前記遠隔受信装置200の
本体(又は筐体)の概観形状は、いかなる場合も本明細
書及び図面に開示したものには限定されない。本発明に
係る中継装置100及び前記遠隔受信装置200の各部
は、IC又はLSI(超集積回路)等にてワンチップに
て設けてもよい。また、本発明は、電源を自動車のシガ
ープラグから前記シガープラグケーブルC2 等を介して
供給することにより、特に自動車内における実施に好適
であるが、AC/DCアダプターを使用することによっ
て、家庭内、オフィス内、工場内等のいかなる空間でも
実施可能である。シガープラグケーブルC2 及びAC/
DCアダプター(ケーブル付き)等は、市販のものが適
用可能であるが、規格製品でなくともよい。
200において、単にFM変調を採用するのみだけでな
く、通話終了後に無信号となったときに生じるFM変調
特有の出力雑音を検出・比較して電源を制御する構成と
した結果、通話終了後に、電源を自動的に且つ確実にオ
フとすることができるので、節電のための電源ボタンオ
フ操作が不要になって、ハンドルの片手操作をする機会
を激減させることができ、わき見運転の抑止にも貢献し
得る効を奏する。更に、通話をしない間、確実に電源を
オフとすることができる結果、当該遠隔受信装置200
のバッテリを交換する頻度が少なくてすむので、メンテ
ナンスの手間を増やさないという利点もある。
ガにして、本体の電源を自動的に且つ確実にオフとする
ことができる構成とした結果、本体が内臓電池のみで駆
動しているような場合であっても、通話していない間は
電源がオフとなっているので、節電が期待できる利点が
ある。また、係る本体の電源を手動でオフにする操作を
行う必要がないので、ハンドルの片手操作をする機会を
激減させることができ、わき見運転の抑止にも貢献し得
る効を奏する。
明による効果のほか、通話終了後に、FM変調に伴う特
有の雑音を直ちにカットすることができるようになる結
果、話者は、当該遠隔受信装置200の電源が一定時間
経過した後にオフとなるのを待たずして、当該雑音から
開放されるので、運転中でも係る出力雑音の大音量に煩
わされなくなり、安全に自動車を運転し続けることがで
きる効を奏する。
200において、単にFM変調を採用するのみだけでな
く、通話終了後に無信号となったときに生じるFM変調
特有の出力雑音を検出・比較して遠隔受信装置200の
電源を制御する構成とした結果、通話終了後に、当該遠
隔受信装置200の電源を自動的に且つ確実にオフとす
ることができるので、節電のための電源ボタンオフ操作
が不要になって、ハンドルの片手操作をする機会を激減
させることができ、わき見運転の抑止にも貢献し得る効
を奏する。更に、通話をしない間、確実に遠隔受信装置
200の電源をオフとすることができる結果、当該遠隔
受信装置200のバッテリを交換する頻度が少なくてす
むので、メンテナンスの手間を増やさないという利点も
ある。
得られる電圧をトリガにして、本体の電源を自動的に且
つ確実にオフとすることができる構成とした結果、本体
が内臓電池のみで駆動しているような場合であっても、
通話していない間は電源がオフとなっているので、節電
が期待できるし、外部電源が全く不用にできるという利
点がある。また、係る本体の電源を手動でオフにする操
作を行う必要がないので、ハンドルの片手操作をする機
会を激減させることができ、わき見運転の抑止にも貢献
し得る効を奏する。
明による効果のほか、通話終了後に、FM変調に伴う特
有の雑音を直ちにカットすることができるようになる結
果、話者は、当該遠隔受信装置200の電源が一定時間
経過した後にオフとなるのを待たずして当該雑音から開
放されるので、運転中でも係る出力雑音の大音量に煩わ
されなくなり、安全に自動車を運転し続けることができ
る効を奏する。
様図
れらと携帯電話端末との接続態様図
置に携帯電話端末を装着した場合の斜視図 (B)は本発明の第2の実施形態に係る中継装置から携
帯電話端末を離脱させた場合の斜視図
る検知アンテナと検波部、及びこれらと端末動作検出部
等との接続回路図
入した場合のタイムチャート図
話終了後に自動で電源オフになるまでのタイムチャート
図
Claims (4)
- 【請求項1】 携帯電話端末の出力する音声信号を中継
してFM変調による赤外線信号に変換して送信する中継
装置と,前記赤外線信号を受信して該赤外線信号からF
M復調して音声信号を音声出力する遠隔受信装置とから
なる携帯電話端末用通話システムであって、前記中継装
置は、話者の発する音声を拾う音声入力手段と,前記携
帯電話端末からの制御信号をトリガとして当該携帯電話
端末に着信があったことを検出するとともに,その検出
結果に応じて当該中継装置の回路全体に対する電源供給
を制御する第1本体電源制御部とからなり、前記遠隔受
信装置は、前記赤外線信号を受信していないときに生じ
る音声帯域外の雑音成分の電圧値と規定の電圧値とを比
較する雑音比較手段と,該雑音比較手段の出力が一定時
間継続した場合にリセット信号を出力する時間計測部
と,該時間計測部から出力される前記リセット信号の入
力に応じて論理状態が反転するリセット部と,該リセッ
ト部からの信号入力に応じて当該遠隔受信装置の回路全
体に対する電源供給を制御する第2本体電源制御部とか
らなることを特徴とする携帯電話端末用通話システム。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記遠隔受信装
置に、前記雑音比較手段の出力電圧をトリガにしてFM
特有の雑音を抑圧又はカットする雑音抑圧処理部を設け
たことを特徴とする携帯電話端末用通話システム。 - 【請求項3】 携帯電話端末の出力する音声信号を中継
してFM変調による赤外線信号に変換して送信する中継
装置と,前記赤外線信号を受信して該赤外線信号からF
M復調して音声信号を音声出力する遠隔受信装置とから
なる携帯電話端末用通話システムであって、前記中継装
置は、話者の発する音声を拾う音声入力手段と,前記携
帯電話端末の送信電波を受信するとともに、その受信し
た電波を検波及び整流して直流電圧に変換する検波部
と,該検波部からの出力電圧をトリガとして当該携帯電
話端末に着信があったことを検出するとともに,その検
出結果に応じて当該中継装置の回路全体に対する電源供
給を制御する第1本体電源制御部とからなり、前記遠隔
受信装置は、前記赤外線信号を受信していないときに生
じる音声帯域外の雑音成分の電圧値と規定の電圧値とを
比較する雑音比較手段と,該雑音比較手段の出力が一定
時間継続した場合にリセット信号を出力する時間計測部
と,該時間計測部から出力される前記リセット信号の入
力に応じて論理状態が反転するリセット部と,該リセッ
ト部からの信号入力に応じて当該遠隔受信装置の回路全
体に対する電源供給を制御する第2本体電源制御部とか
らなることを特徴とする携帯電話端末用通話システム。 - 【請求項4】 請求項3記載において、前記遠隔受信装
置に、設前記雑音比較手段の出力電圧をトリガにしてF
M特有の雑音を抑圧又はカットする雑音抑圧処理部を設
けたことを特徴とする携帯電話端末用通話システム。 【0000】
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10109981A JPH11308326A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 携帯電話端末用通話システム |
US09/295,085 US6154663A (en) | 1998-04-20 | 1999-04-20 | Portable telephone communications system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10109981A JPH11308326A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 携帯電話端末用通話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11308326A true JPH11308326A (ja) | 1999-11-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10109981A Pending JPH11308326A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 携帯電話端末用通話システム |
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