JPH11307346A - 複合磁性材料を用いたコモンモードフィルタ - Google Patents
複合磁性材料を用いたコモンモードフィルタInfo
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- JPH11307346A JPH11307346A JP12391498A JP12391498A JPH11307346A JP H11307346 A JPH11307346 A JP H11307346A JP 12391498 A JP12391498 A JP 12391498A JP 12391498 A JP12391498 A JP 12391498A JP H11307346 A JPH11307346 A JP H11307346A
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Abstract
主成分とする複合磁性材料を用いることでインピーダン
スの周波数特性を向上させて、ライン上を伝導するMH
z帯からGHz帯に及ぶコモンモードの電磁妨害雑音の
抑圧を可能とする。 【解決手段】 鱗片形状のSi−Fe系金属磁性体粉末
を主成分とする複合磁性材料の成型体で構成された複合
磁性体10に2本の貫通導体12を貫通・装着させ、複
合磁性体10の両側に延びた部分を外部端子13として
いる。ここで、2本の貫通導体12間に複合磁性材料が
入り込まないようにして、2本の貫通導体12に対して
共通の1個の貫通穴部11が形成されるようにする。
Description
磁妨害雑音(ノイズ)を抑制するフィルタに係わり、特
に、ディジタル機器を始めとした電子機器のプリント基
板内で発生し、電源系、信号系、コントロール系等のラ
イン上を伝導するMHz帯からGHz帯に及ぶ不要電磁
妨害雑音を抑制可能であるとともに、上記各ラインを通
して外部からのMHz帯からGHz帯に及ぶ電磁妨害雑
音がプリント基板内の回路に侵入するのを防止すること
が可能な複合磁性材料を用いたコモンモードフィルタに
関するものである。
し、電源系、信号系、コントロール系等のライン上を伝
導する不要電磁妨害雑音を抑制したり、上記の各ライン
を通して外部からプリント基板内の回路に侵入するのを
防止するために、閉磁路状フェライトコアの磁路上に複
数本の絶縁被覆銅線を巻回したリード端子付コモンモー
ドフィルタや、フェライト塗料と導電塗料を多層印刷
し、複数本の印刷コイルを形成させた面実装タイプのコ
モンモードフィルタが使われている。
び面実装タイプのコモンモードフィルタの事例は本出願
人の製品カタログに掲載されている。
ンモードフィルタの1例であり、図25の閉磁路状フェ
ライトコア1の磁路上に複数本の絶縁被覆銅線2を巻回
した内部素子を図26の樹脂モールド等の外装ケース3
内に収納し、複数本の絶縁被覆銅線2の巻線端末を外部
端子4に接続して図27の回路を構成したものである。
の例であり、フェライト塗料と導電塗料を多層印刷後に
焼結して、フェライト5内に複数本の内部導体6を形成
し、かつ内部導体端部を外部端子7に接続した面実装タ
イプのコモンモードフィルタを構成している。なお、図
28中、一方の内部導体6しか図示されないが、対にな
る他方の内部導体が対称的に配置されている。
使用回路例(トランスミッタとレシーバをインタフェー
ス・ツイストペアケーブルで接続した場合の輻射ノイズ
防止回路例)であり、LAN回線あるいはシリアルパス
等のようなツイストペアケーブルの送端及び受端にコモ
ンモードフィルタをそれぞれ挿入した例である。
ント基板内の回路の動作が高周波化するのに伴い、派生
する電磁妨害雑音の周波数成分はGHz帯にまで及ぶよ
うになってきている。従来のフェライトを使用したコモ
ンモードフィルタの場合、図30の試料A,B,Cで示
すフェライトの複素比透磁率(μr′−jμr″)の周波
数特性例からわかるようにMHz帯において透磁率の周
波成分散が生じ、GHz帯に至るとフェライトの複素比
透磁率の実数部(μr′)及び虚数部(μr″)が消失
し、図31に示したようにμr′の低下に伴いコモンモ
ードフィルタに必要とされるコモンモードのインピーダ
ンスが低下し、GHz帯での電磁妨害雑音に対する抑圧
機能が劣化するという問題があった。
−Fe系金属磁性体粉末を主成分とする複合磁性材料を
用いることでインピーダンスの周波数特性を向上させ
て、ライン上を伝導するMHz帯からGHz帯に及ぶコ
モンモードの電磁妨害雑音の抑圧を可能とした複合磁性
材料を用いたコモンモードフィルタの提供を目的とする
ものである。
の実施の形態において明らかにする。
に、本発明の複合磁性材料を用いたコモンモードフィル
タは、Si−Fe系金属磁性体粉末を主成分とする複合
磁性材料で少なくとも一部が構成された磁性体に、少な
くとも1つの貫通穴部を設け、各貫通穴部に複数本の導
体を貫通させて設けた構成としている。
囲を囲むフェライトで構成されていてもよい。
うに前記複合磁性材料の成型体を設けてもよい。
を用いたコモンモードフィルタの実施の形態を図面に従
って説明する。
を説明する。この第1の実施の形態は、鱗片形状のSi
−Fe系金属磁性体粉末を主成分とする複合磁性材料の
成型体に2本の導体を貫通・装着させたコモンモードフ
ィルタである。これらの図において、10は複合磁性体
で、1個の貫通穴部11を有する如く複合磁性材料を形
成した成型体であり、1対の貫通導体12が貫通穴部1
1を貫通するように複合磁性体10に固着されている。
貫通導体12は例えば図4に示した1対の貫通導体12
を平行に整列配置したリードフレーム18を加工するこ
とで複合磁性体10の両側に延びた部分を外部端子13
としている。この場合、外部端子13は面装着端子とな
っている。
e系鱗片形状(幅10μm、長さ40〜50μm、厚さ
10μm程度)の金属磁性体粉末と結合材として熱可塑
性樹脂(例えばポリエステル系樹脂)粉末とを配合・混
練し、矩形筒状(角筒状)に加熱・成型した複合磁性材
料の成型体である。
スチック成型工法により、例えば図4のリードフレーム
18を用い、その互いに絶縁・配置してなる2本の貫通
導体12の外周に直接前記複合磁性材料の成型体を図4
仮想線の如く同時成型して、2本の貫通導体12の外周
に一体的に固着する構成でもよいし、予め導体挿通用の
貫通穴部11を有するように前記複合磁性材料の成型体
を作成後、貫通導体12をその成型体の貫通穴部11に
挿通するようにしてもよい。但し、2本の貫通導体12
に対して複合磁性体10を同時成型する場合、2本の貫
通導体12間に複合磁性材料が入り込まないようにし
て、2本の貫通導体12に対して共通の1個の貫通穴部
11が形成されるようにする。また、複合磁性材料を予
め成型体とした複合磁性体10を用い、後からその貫通
穴部11に2本の貫通導体12を挿入する場合には、図
2のように非磁性接着剤等の固着材15を貫通穴部11
内に充填する。なお、同時成型する場合、2本の貫通導
体12間に複合磁性材料が入り込まないように2本の貫
通導体12の上下両面にわたり絶縁粘着テープを設けた
り、2本の貫通導体12間に樹脂等の絶縁体を介するよ
うにして複合磁性材料の成型体を作製してもよい。勿
論、成型金型により2本の貫通導体12間に空洞を形成
して複合磁性材料の成型体を得ることもできる。
固着のために、図3の仮想線に示すように、接着剤16
を複合磁性体10の両端面に設けてもよい。
ィルタの等価回路図であり、相互に誘導結合した1対の
インダクタ(−間、及び−間)が等価的に得ら
れる。
の鱗片形状の金属磁性体粉末の重量比率の上限はプラス
チック成型工法の成型面からの制約から、磁性体粉末8
0%に対し結合材粉末20%が目処とされている。また
磁性体粉末の重量比率の下限は複合磁性体の磁気特性
(具体的には複素比透磁率の値)の関係から磁性体粉末
50%に対し、結合材粉末50%が目処とされる。磁性
体粉末の配合比率が50重量%未満では複合磁性体とし
ての特性が大きく低下する。
磁性体粉末80%、結合材粉末20%としてプラスチッ
ク成型工法により加熱・成型して得られた複合磁性体の
複素比透磁率(μr′−jμr″)の周波数特性である。
図30のフェライトの複素比透磁率に較べ、透磁率の周
波数分散を高い周波数側へ移行させることができると同
時に、Si−Fe系鱗片形状の金属磁性体粉末を用いる
ことで、μr′,μr″の値を大きくさせることができ、
GHz帯での用途に適するものになっている。図6に示
す複素比透磁率(μr′−jμr″)は、GHz帯での減
衰量の点からすると、高い周波数領域までなるべく大き
な値を示すことが要求され、1GHzで複素比透磁率の
実数部μr′が3以上、虚数部μr″が2以上であること
が好ましい。
法1.5mm×0.7mm、長さ4.2mmの矩形筒状の複合磁
性体を前記Si−Fe系の鱗片形状金属磁性体粉末80
%、結合材20%の重量配合比で加熱・成型し、その貫
通穴部に幅0.4mm、厚さ0.15mmの2本の平角導体を
相互に0.6mmの間隙を設けて貫通させた場合の各端子
毎、(図5の場合、−間及び−間)のインピー
ダンスの周波数特性である。図中、Rは純抵抗成分、X
はリアクタンス成分、Zはインピーダンス成分を示す。
この図7からGHz帯でのコモンモードの電磁妨害雑音
を抑圧するコモンモードフィルタを実現させ得ることが
判る。
示した複合磁性材料を用いたコモンモードフィルタを実
装した例である。図9のように差動信号が回路の諸条件
により、非対称となるが、この場合、信号に高周波の電
圧・電流変化をもたらし、コモンモードの電磁妨害雑音
が発生する。図8に示したようにコモンモードフィルタ
を実装することによりこの種の電磁妨害雑音を抑圧させ
ることができる。
の効果を得ることができる。
モンモードフィルタを構成できる。つまり、GHz帯
で、電磁妨害雑音の抑圧と係わりを持つ複素比透磁率の
実数部(μr′)及び虚数部(μr″)共に大きな鱗片形
状のSi−Fe系金属磁性体粉末を主成分とする複合磁
性材料の成型体により、インピーダンスの絶対値[{(μ
r′)2+(μr″)2}1/2に比例する]の大きなコモンモー
ドフィルタを構成できる。
型体で構成でき、プラスチック成型工法によりリードフ
レームと同時成型することで、生産性良く製造可能であ
る。
形態であり、リードフレーム等を用いた貫通導体及び外
部端子構造の代わりに、メッキ工法又は導体ペースト塗
布焼き付け工法で導体及び外部端子を作製する構造を例
示している。これらの図において、複合磁性体20の貫
通穴部21に無電解メッキ又は導体ペーストの塗布・焼
き付けによる1対の貫通導体膜22が形成されるととも
に、複合磁性体20の両端面に貫通導体膜22と接続し
た外部端子膜23が無電解メッキ又は導体ペーストの塗
布・焼き付けにより形成されている。前記外部端子膜2
3は複合磁性体20の底面にも部分的に延長しているこ
とが好ましい。
ルタは、小型のチップ部品化に対応するのが容易であ
る。その他の構成、主な作用効果は前述した第1の実施
の形態と同様である。
形態であって、前記複合磁性材料の成型体に2個の貫通
穴部を設け、それぞれに、2本の導体を貫通・装着させ
たコモンモードフィルタの構成を示し、図16はその等
価回路図を示す。これらの図において、30は複合磁性
体で、2個の平行な貫通穴部31を有する如く前記複合
磁性材料を矩形筒状に形成した成型体であり、1対の貫
通導体32が各貫通穴部31をそれぞれ貫通するように
複合磁性体30に固着されている。そして、貫通導体3
2の複合磁性体30の両側に延びた部分を外部端子33
としている。この場合、外部端子33は面装着端子とな
っている。なお、第1の実施の形態で述べたように、2
対の貫通導体32に対して複合磁性体30を同時成型す
る場合、同一貫通穴部に配置すべき対をなした貫通導体
32間に複合磁性材料が入り込まないようにして、対を
なす貫通導体32に共通の貫通穴部31が形成されるよ
うにする。また、複合磁性材料を予め成型体とした複合
磁性体30を用い、後から各貫通穴部31に2本の貫通
導体32を挿入する場合には、非磁性接着剤等の固着材
35を貫通穴部31内にそれぞれ充填する。その他の構
成、主な作用効果は前述した第1の実施の形態と同様で
ある。
ンモードフィルタを適用した実用回路例であり、2回路
の信号ラインにコモンモードフイルタを挿入している。
ルタは、図16の等価回路図から明らかなように、1対
の貫通導体を有する基本的なコモンモードフィルタを2
組備えるものと同等になり、独立したコモンモードフィ
ルタを2個用いる場合よりも複合磁性体30を部分的に
共用することで小型になる。
形態であって、前記複合磁性材料の成型体に1個の幅広
貫通穴部を設け、4本の導体を貫通・装着させたコモン
モードフィルタの構成を示し、図21はその等価回路図
を示す。これらの図において、40は複合磁性体で、1
個の幅広な貫通穴部41を有する如く前記複合磁性材料
を矩形筒状に形成した成型体であり、4本の貫通導体4
2が貫通穴部41を貫通するように複合磁性体40に固
着されている。そして、貫通導体42の複合磁性体40
の両側に延びた部分を外部端子43としている。この場
合、外部端子43は面装着端子となっている。なお、第
1の実施の形態で述べたように、貫通導体42に対して
複合磁性体40を同時成型する場合、貫通穴部41に配
置すべき4本の貫通導体42間に複合磁性材料が入り込
まないようにして、4本の貫通導体42に共通の1個の
貫通穴部41が形成されるようにする。なお、貫通導体
42の固定を確実にするために非磁性接着剤等の固着材
45を貫通穴部41内に充填する。その他の構成、主な
作用効果は前述した第1の実施の形態と同様である。
うに、4個のインダクタが相互に誘導結合した等価回路
となる。
り、フェライトを付加して複数本の貫通導体が貫通する
矩形筒状磁性体を前記複合磁性体とフェライトとの組み
合わせ構造体としたコモンモードフィルタを示すもので
ある。この図において、貫通穴部を有する磁性体50は
矩形筒状の複合磁性体50Aと、同様形状のフェライト
50Bとを貫通穴部51が連通するように連結一体化し
たものであり、複数本の貫通導体52が貫通穴部51を
貫通している。そして、貫通導体52の磁性体50の両
側に延びた部分を外部端子53としている。また、貫通
導体52の固定を確実にするために非磁性接着剤等の固
着材55を貫通穴部51内に充填する。
個数及び貫通導体の本数等は、前述した第1、第3又は
第4の実施の形態と同様とすることが可能である。
0Aの複素比透磁率で得られるインピーダンスとフェラ
イト50Bの複素比透磁率で得られるインピーダンスと
が加算され、MHz帯からGHz帯にわたる広い周波数
範囲で、インピーダンスを高めることができ、MHz帯
からGHz帯にわたる広い周波数範囲で電磁妨害雑音抑
圧効果を発揮できる。図23は複合磁性体50Aとフェ
ライト50Bとの組み合わせ構造体による効果を説明し
たもので、外側寸法2.8mm×2.0mm、内側寸法1.5m
m×0.7mm、長さ各2.1mmの場合に各貫通導体の純抵
抗成分R、リアクタンス成分X、インピーダンス成分Z
の周波数特性を示している。全体を複合磁性材料とした
図7の試料に比較して、複合磁性材料とフェライトの半
々の組み合わせ構造体の方がMHz帯〜約2GHzに至
るまで高いインピーダンスを呈していることが判る。
り、フェライトを付加して複数本の貫通導体が貫通する
矩形筒状磁性体を前記複合磁性体とフェライトとの組み
合わせ構造体としたコモンモードフィルタを示すもので
ある。この図において、貫通穴部を有する磁性体60は
外形が矩形筒状の複合磁性体60Aと、この複合磁性体
60Aで全体的に(又は部分的に)覆われたフェライト
60Bとを貫通穴部61が連通するように成型一体化し
たものであり、複数本の貫通導体62が貫通穴部61を
貫通している。そして、貫通導体62の磁性体60の両
側に延びた部分を外部端子63としている。また、貫通
導体62の固定を確実にするために非磁性接着剤等の固
着材65を貫通穴部61内に充填する。
個数及び貫通導体の本数等は、前述した第1、第3又は
第4の実施の形態と同様とすることが可能である。
帯からGHz帯にわたる広い周波数範囲で電磁妨害雑音
抑圧効果を発揮できる。
も、第2の実施の形態で示したように貫通導体及び外部
端子をメッキ工法又は導体ペースト塗布焼き付け工法で
作製してもよい。
施の形態では説明したが、これはプリント基板上に表面
実装する場合を想定したためであり、原理上は円筒形
状、楕円筒形状でもよい。また、平角導体に限らず、一
般的な断面円形の導線を使用することも可能であり、外
部端子も表面実装用に限らず、ストレート型又はプリン
ト基板に差し込み使用するようなラジアル型形状として
もよい。
は高周波帯用として適するNi−Zn系等が好ましい。
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
磁性材料を用いたコモンモードフィルタによれば、次の
効果を奏することができる。
コモンモードフィルタを構成できる。つまり、GHz帯
で、電磁妨害雑音の抑圧と係わりを持つ複素比透磁率の
実数部(μr′)及び虚数部(μr″)共に大きなSi−
Fe系金属磁性体粉末を主成分とする複合磁性材料の成
型体を用いることによって、インピーダンスの絶対値
[{(μr′)2+(μr″)2}1/2に比例する]の大きなコモ
ンモードフィルタを構成できる。
値の高いフェライトコアと組み合わせる構成とすれば、
MHz帯からGHz帯をカバーするような、広い周波数
帯でインピーダンス値の高いコモンモードフィルタを実
現できる。
ドフィルタの第1の実施の形態を示す平面図である。
タの製造過程で用いるリードフレームの1例を示す平面
図である。
価回路図である。
透磁率の周波数特性を示すグラフである。
ンピーダンスの周波数特性を示すグラフである。
装した回路例を示す回路図である。
音が発生する状況を説明する波形図である。
る。
る。
等価回路図である。
実装した回路例を示す回路図である。
る。
等価回路図である。
ある。
ライトとを組み合わせたコモンモードフィルタのインピ
ーダンスの周波数特性を示すグラフである。
ある。
示す斜視図である。
示す平面図である。
す回路図である。
すグラフである。
ドインピーダンスの周波数特性を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 Si−Fe系金属磁性体粉末を主成分と
する複合磁性材料で少なくとも一部が構成された磁性体
に、少なくとも1つの貫通穴部を設け、各貫通穴部に複
数本の導体を貫通させて設けたことを特徴とする複合磁
性材料を用いたコモンモードフィルタ。 - 【請求項2】 前記磁性体の一部が前記複数本の導体の
周囲を囲むフェライトで構成されている請求項1記載の
複合磁性材料を用いたコモンモードフィルタ。 - 【請求項3】 前記フェライトの少なくとも一部を覆う
ように前記複合磁性材料の成型体を設けた請求項2記載
の複合磁性材料を用いたコモンモードフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12391498A JP3431496B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 複合磁性材料を用いたコモンモードフィルタ |
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---|---|---|---|
JP12391498A JP3431496B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 複合磁性材料を用いたコモンモードフィルタ |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11307346A true JPH11307346A (ja) | 1999-11-05 |
JP3431496B2 JP3431496B2 (ja) | 2003-07-28 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009010445A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Hitachi Ltd | ノイズフィルタ |
TWI452581B (zh) * | 2009-08-05 | 2014-09-11 | Cooper Technologies Co | 高電流磁性元件及其製造方法 |
US9202617B2 (en) | 2013-07-03 | 2015-12-01 | Cooper Technologies Company | Low profile, surface mount electromagnetic component assembly and methods of manufacture |
JP2019186406A (ja) * | 2018-04-11 | 2019-10-24 | 星和電機株式会社 | 磁性体装具及びこれを有するバスバー組立体 |
JP2019192692A (ja) * | 2018-04-19 | 2019-10-31 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP12391498A patent/JP3431496B2/ja not_active Expired - Fee Related
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