JPH11306790A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH11306790A
JPH11306790A JP10111721A JP11172198A JPH11306790A JP H11306790 A JPH11306790 A JP H11306790A JP 10111721 A JP10111721 A JP 10111721A JP 11172198 A JP11172198 A JP 11172198A JP H11306790 A JPH11306790 A JP H11306790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
spare
defective
semiconductor memory
memory device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10111721A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Yajima
征樹 矢島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10111721A priority Critical patent/JPH11306790A/ja
Publication of JPH11306790A publication Critical patent/JPH11306790A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良セルトランジスタのスペアセルへの置換
においてスペアセルの救済効率が上がり、歩留の向上が
期待できる半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 セルアレイの各ビット線、Xアドレスデ
コーダ2の出力およびスペアセル15〜18をそれぞれ
上位ビット側と下位ビット側で論理的に2分割さし、ス
ペアセル15〜18に対応するリペア回路11〜14に
アドレスを書き込むことによってスペアセル15〜18
を分割して利用する。デコード信号制御回路1は、前記
スペアセル15〜18を分割して使用するか、分割せず
に使用するかを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特にスペアセルを備えてセルアレイ中の不良セ
ルトランジスタを置換する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模な半導体記憶装置またはそれを内
蔵する半導体集積回路装置においては、チップ歩留り向
上施策としてセルアレイ中の不良セルトランジスタをス
ペアセルに置換することが一般的に行われている。
【0003】従来の不良セルトランジスタの置換の一例
が、特開昭59−48898号公報、特開平6−203
590号公報、特開平7−182892号公報、特開平
8−297995号公報に記載されているが、これらの
公報に記載されている半導体記憶装置では、不良セルト
ランジスタの置換は、セルアレイの行または列単位で行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
技術においては、不良トランジスタの置換がセルアレイ
の行または列単位で行われるため、限られた数しかない
スペアセルトランジスタが不良セル中の良品トランジス
タの置換にも使用されてしまい、不良トランジスタの救
済効率を上げにくいという問題があった。
【0005】このため、無駄なスペアセルトランジスタ
を効率よく使用できればチップとして救済できるような
ケースでも、結果的に救済できずに歩留損を生じてしま
う可能性があった。
【0006】この発明の目的は、不良セルトランジスタ
のスペアセルへの置換においてスペアセルの救済効率が
上がり、歩留の向上が期待できる半導体記憶装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置は、論理的に複数個に分割されたセルアレイとスペア
セルとを備え、前記スペアセルの一部を前記セルアレイ
内の不良セル中の不良トランジスタの置換に使用すると
ともに、前記スペアセルの他の部分を、別の不良セル中
の不良トランジスタの置換に使用できるようにし、ま
た、前記セルアレイおよびスペアセルの論理的分割を無
効にすることができるしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0009】図1は、この発明の半導体記憶装置の実施
の形態を示すブロック図であり、2分割4ビット行スペ
アセルの例を示している。
【0010】図1に示す半導体記憶装置は、デコード信
号制御回路1、同一行の上位ビット側と下位ビット側の
出力をそれぞれ独立または同時に行う機能を持つXアド
レスデコーダ2、スペアセル15〜18、リペア回路1
1〜14、1つのワード線をデータ上位側と下位側とで
論理的に分割するか否かを制御できる機能を持つセルア
レイとを備えている。
【0011】スペアセル15とスペアセル16、スペア
セル17とスペアセル18は、それぞれペアとなってお
り、4ビットセルとして用いられる際には各ペアの前者
がデータ上位ビット側を、後者がデータ下位ビット側の
スペアセルとなる。
【0012】リペア回路11〜14は、それぞれスペア
セル15〜18に1対1に対応しており、Xアドレスデ
コーダ2に入力されたアドレスと、自らに書き込まれて
いるアドレスデータとを比較して、対応するスペアセル
出力を有効にするか否かを制御する。
【0013】デコード信号制御回路1は、リペア回路に
書き込まれたアドレスとXアドレスデコーダ2に入力さ
れたアドレスを比較して、両者が一致した場合にXアド
レスデコーダ2の出力を部分的に無効にし、ビット線へ
の出力経路をスペアセル側に切り替えるための制御回路
である。
【0014】Xアドレスデコーダ2は、その出力を、デ
ータ上位側と下位側で独立または同時に行う機能を有す
ることにより、スペアセルによる置換が行の一部ビッ
ト、全ビットのどちらの場合にも動作することが可能と
なる。
【0015】セルアレイについても行の一部ビット、全
ビットの2つの置換に対応するため、ワード線のデータ
上位側と下位側とでの論理的に分割する機能を有してい
る。
【0016】次に、この実施の形態の動作について説明
する。動作は読み出し動作で説明する。
【0017】まず、ある行セルの上位ビット、下位ビッ
ト側の双方に不良があり、スペアセルで置換する場合で
あるが、この場合は、ペアになっている2つのスペアセ
ルを論理的に結合し、4ビットのスペアセルとして使用
する。
【0018】この時、スペアセル15とスペアセル16
を使用するとすれば、以下のように置換が行われる。
【0019】はじめに、リペア回路11とリペア回路1
2に不良アドレスデータが書き込まれる。この場合、ス
ペアセルを4ビットで使用し、1つの行を置換するの
で、リペア回路11とリペア回路12には、それぞれ同
じアドレスデータが書き込まれる。
【0020】入力されたアドレス信号と、リペア回路1
1とリペア回路12に書き込まれているアドレスデータ
とが一致しない場合には、リペア回路で一致が検出され
ず、デコード信号制御回路1は、Xアドレスデコード信
号をそのままワード線に入力するようにXアドレスデコ
ーダ2を制御する。この時、アドレス信号で指定された
アドレスのワード線が活性化されてセルアレイ部のデー
タがビット線に出力される。
【0021】入力されたアドレス信号と、リペア回路1
1とリペア回路12に書き込まれているアドレスデータ
とが一致した場合には、リペア回路で一致が検出され、
デコード信号制御回路1は、Xアドレスデコーダ2の出
力を無効にして、セルアレイ部のワード線を非活性と
し、スペアセル15とスペアセル16のデータがビット
線に出力されるように制御する。
【0022】以上の動作により、ある行の全ビットを置
換することができる。
【0023】次に、ある行セルの上位ビット側のみに不
良があり、スペアセルで置換する場合を説明する。
【0024】この場合は、ペアになっている2つのスペ
アセルを論理的に分割し、当該行の置換には、不良の存
在する上位ビット側のスペアセルのみを使用する。この
時、スペアセル15を使用するとすれば、以下のように
置換が行われる。
【0025】はじめに、リペア回路11に不良アドレス
データが書き込まれる。入力されたアドレス信号と、リ
ペア回路11に書き込まれているアドレスデータとが一
致しない場合には、リペア回路11で一致が検出され
ず、デコード信号制御回路1は、Xアドレスデコード信
号をそのままワード線に入力するように制御する。この
時、アドレス信号で指定されたアドレスのワード線が活
性化されてセルアレイ部のデータがビット線に出力され
る。
【0026】入力されたアドレス信号と、リペア回路1
1に書き込まれているアドレスデータとが一致した場合
には、リペア回路11で一致が検出され、デコード信号
制御回路1は、Xアドレスデコーダ2の出力のうち上位
ビット側のみの出力を無効にして、上位ビット側にはス
ペアセル11のデータがビット線に出力されるように制
御する。
【0027】この時、Xアドレスデコーダ2の下位ビッ
ト側の出力は、本来のアドレスデコード信号が有効にな
っており、当該アドレスのワード線が活性化されてい
る。
【0028】以上の動作により、上位ビット側あるいは
下位ビット側のどちらか一方にしか不良の存在しない行
の置換に使用するセルトランジスタの数を低減でき、不
良セルトランジスタの救済効率を向上させることができ
る。
【0029】なお、この実施の形態では、リペア回路、
スペアセル、セルアレイを上位ビット側と下位ビット側
の2つに分割した場合を示しているが、この発明は、こ
れに限定されず、リペア回路、スペアセル、セルアレイ
を複数個に分割した場合も含むものである。
【0030】また、この実施の形態では、リペア回路、
スペアセルの数が、それぞれ上位側で2個、下位側で2
個の場合について示しているが、この発明は、2個に限
定するものではない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、1つ
のスペアセルを論理的に複数部分に分割することによっ
て、従来、不良セル中の良品トランジスタの置換に使用
されてしまっていたスペアセルトランジスタを、別の不
良セル中の不良トランジスタの置換に使用できるような
構造とすることによって、スペアセルの救済効率が上が
り、結果的に半導体記憶装置またはそれを内蔵する半導
体集積回路装置の歩留の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体記憶装置の実施の形態を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 デコード信号制御回路 2 Xアドレスデコーダ 11〜14 リペア回路 15〜18 スペアセル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理的に複数個に分割されたセルアレイと
    スペアセルとを備え、前記スペアセルの一部を前記セル
    アレイ内の不良セル中の不良トランジスタの置換に使用
    するとともに、前記スペアセルの他の部分を、別の不良
    セル中の不良トランジスタの置換に使用できるようにし
    たことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記セルアレイおよびスペアセルの論理的
    分割を無効にすることができるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の半導記憶装置。
  3. 【請求項3】前記セルアレイとスペアセルが、データ上
    位ビット側とデータ下位ビット側の2個に論理的に分割
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の半導体記
    憶装置を内蔵することを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  5. 【請求項5】論理的に複数個に分割されたセルアレイと
    スペアセルとを備え、前記スペアセルの一部を前記セル
    アレイ内の不良セル中の不良トランジスタの置換に使用
    するとともに、前記スペアセルの他の部分を、別の不良
    セル中の不良トランジスタの置換に使用できるようにし
    たことを特徴とする半導体記憶装置の不良セル救済方
    法。
  6. 【請求項6】前記セルアレイおよびスペアセルの論理的
    分割を無効にすることができるようにしたことを特徴と
    する請求項5に記載の半導記憶装置の不良セル救済方
    法。
  7. 【請求項7】前記セルアレイとスペアセルが、データ上
    位ビット側とデータ下位ビット側の2個に論理的に分割
    されていることを特徴とする請求項5または6に記載の
    半導体記憶装置の不良セル救済方法。
JP10111721A 1998-04-22 1998-04-22 半導体記憶装置 Pending JPH11306790A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6901015B2 (en) 2002-07-29 2005-05-31 Renesas Technology Corp. Semiconductor memory device
US7003622B2 (en) 2001-07-31 2006-02-21 Renesas Technology Corp. Semiconductor memory

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7003622B2 (en) 2001-07-31 2006-02-21 Renesas Technology Corp. Semiconductor memory
US6901015B2 (en) 2002-07-29 2005-05-31 Renesas Technology Corp. Semiconductor memory device

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