JPH11306636A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH11306636A
JPH11306636A JP10107266A JP10726698A JPH11306636A JP H11306636 A JPH11306636 A JP H11306636A JP 10107266 A JP10107266 A JP 10107266A JP 10726698 A JP10726698 A JP 10726698A JP H11306636 A JPH11306636 A JP H11306636A
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disc
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進 吉田
Toru Suzuki
徹 鈴木
Tomomichi Kimura
知道 木村
Kenjiro Ido
健二郎 井土
Takashi Mizoguchi
崇 溝口
Kenji Uchiyama
賢治 内山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機構が簡素化された低コストのディスク再生
装置を提供する。 【解決手段】 少なくともディスク再生手段と挿入口か
ら挿入されたディスクを装置内部に搬送するディスク搬
送手段とを有するディスク再生装置であって、前記ディ
スク搬送手段は、前記一対の駆動ローラを含むものであ
り、前記一対の駆動ローラは、前記挿入口に対して略平
行なディスク搬送位置と前記挿入口に対して非平行な退
避位置との間で移動可能であることを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚のディスク
を配列収納して、これらを選択して再生することのでき
るディスク再生装置に関するものであり、特に車載用に
適したディスク再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚のディスクを配列収納して、これ
らを選択して再生することのできるディスク再生装置が
従来より知られている。このディスク再生装置は、ユー
ザーが複数枚のディスクが収納されたマガジンを装置本
体に装着するタイプが一般的であるが、最近は、挿入口
を通じて外部から自動的にディスク交換が可能なタイプ
も知られている。
【0003】図20は、本出願人が特願平8−1752
51号において出願した挿入口を通じて外部から自動的
にディスク交換が可能なディスク再生装置を示すもので
ある。同図において、500は駆動ローラ、501はデ
ィスク収納部、502はトレイ、503、504は一対
のディスク引き離し用ア−ム、505、506はコイル
スプリング、507はディスク排出用アームである。
【0004】駆動ローラ500は図示しない駆動モータ
により回動されるものであり、装置外部から図示しない
ディスク挿入口を通じてディスクが挿入されると、これ
をディスク収納部501に搬送するものである。ディス
ク収納部501は、各々1枚のディスクを保持する複数
枚のトレイが配列してなるものであり、トレイ502は
紙面に垂直方向に配列されている。これらのトレイ50
2は、図示しないトレイ搬送手段により紙面に垂直方向
に搬送されるようになっており、所望のトレイを駆動ロ
ーラ500と同じ高さに位置付けた上で、ディスクの交
換作業が行われる。ディスク収納部501とディスク再
生部(図示せず)との間には再生するディスクを搬送す
る再生ディスク搬送手段(図示せす)が設けられてい
る。
【0005】ディスク引き離し用ア−ム503は、支点
503aを中心に回動自在であり、先端にはディスクの
外縁に当接する当接部503bが設けられている。ま
た、コイルスプリング505によって図中矢印方向に付
勢されている。同様に、ディスク引き離し用ア−ム50
4も支点504aを中心に回動自在であり、先端にはデ
ィスクの外縁に当接する当接部504bが設けられてい
る。そしてコイルスプリング506によって図中矢印方
向に付勢されている。ディスク排出用アーム507は、
図示されるように、トレイ502に収納されたディスク
に当接可能な位置に回動可能に設けられている。
【0006】ディスクが挿入される前、ディスク引き離
し用ア−ム503、504は図中Aに位置している。駆
動ローラ500によりディスクが搬入されると、当接部
503b、504bがディスクの外縁に押圧されるた
め、ア−ム503、504はコイルスプリング505、
506の付勢に抗して図中Bまで回動する。さらに、デ
ィスクがトレイ502に向けて搬送されると、ある時点
でディスクが駆動ローラ500から離れてその駆動力が
作用しなくなる。このとき、ア−ム503、504はコ
イルスプリング505、506の付勢力によって、図中
BからAに向けて戻ろうとするため、これによりディス
クは押し込まれ、トレイ502に収納される。
【0007】このように、ディスクの搬入が完了する直
前において、ディスクと駆動ローラ500を引き離すこ
とにより、トレイ502がトレイ搬送手段により搬送さ
れる際の、ディスクとローラ500の接触を回避するよ
うにしている。また、ディスクを装置外に搬出する場合
は、トレイ502に保持されたディスクを駆動ローラ5
00に接触させる必要があるため、ディスク排出用アー
ム507を回動させてディスクをローラ500側に向け
て押し出すようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のディ
スク再生装置では、ディスクをディスク収納部に搬入す
る際にディスクと駆動ローラとを引き離す機構が必要で
あり、ディスクをディスク収納部から搬出する際にディ
スクと駆動ローラとを接触させる機構が必要であった。
さらにこれらの機構は、その作用上、各々別個に設ける
必要があるため、機構の複雑化、コスト高及び装置の大
型化の問題を生じていた。
【0009】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、機構が簡素化された信頼性の高い
ディスク再生装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、ディスク再生手段と、ディスクを配列状態で収納
するディスク収納手段と、挿入口から挿入されたディス
クを該ディスク収納手段まで搬送するディスク搬送手段
とを備えるディスク再生装置であって、前記ディスク搬
送手段は一対の駆動ローラを含むものであり、前記一対
の駆動ローラはディスクの搬送を行うディスク搬送位置
と、ディスクの搬送を行わず且つ前記ディスク収納手段
に収納されたディスクと干渉しない退避位置との間で移
動可能であることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載されたディスク再生装置において、前記ディスク搬
送位置に位置する前記一対の駆動ローラは、前記ディス
ク収納手段に収納されたディスクに対して干渉すること
を特徴とする。
【0012】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2に記載されたディスク再生装置において、前記一
対の駆動ローラは、前記ディスク搬送位置に位置すると
きは前記挿入口に対して略平行状態となり、前記退避位
置に位置するときは前記挿入口に対して非平行状態とな
ることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載されたディスク再生装置において、前記一対の駆動
ローラは、各々前記挿入口の端部近傍に位置する支点を
中心として各々回動可能であることを特徴とする
【0014】請求項5に記載された発明は、請求項1な
いし4のいずれかに記載されたディスク再生装置におい
て、前記ディスク収納手段は、各々が1枚のディスクを
担持して配列される複数枚のトレイを含むとともに、前
記トレイを前記配列方向に移動可能に保持するものであ
り、前記複数枚のトレイを前記配列方向に移動させるト
レイ移動手段を備え、前記トレイ移動手段は所望のトレ
イを前記駆動ローラと略同一高さのディスク収納位置に
位置付けることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載された発明は、請求項5に
記載されたディスク再生装置において、前記駆動ローラ
は、前記ディスク搬送位置にあるときは前記ディスク収
納位置に位置付けられたトレイに担持されたディスクの
ディスク面に対して当接し、前記退避位置にあるときは
前記ディスク面から離間されることを特徴とする。
【0016】請求項7に記載された発明は、請求項5ま
たは6に記載されたディスク再生装置において、前記ト
レイはディスクを担持するディスク担持面を有し、前記
ディスク担持面には前記駆動ローラが前記ディスク搬送
位置にあるときに侵入する一対の切り欠き部が形成され
ていることを特徴とする。
【0017】請求項8に記載された発明は、請求項5な
いしは7のいずれかに記載されたディスク再生装置にお
いて、前記ディスク収納位置に位置付けられたトレイに
対し隣接するトレイを前記配列方向に引き離すトレイ離
間手段を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項9に記載された発明は、請求項1な
いし8のいずれかに記載のディスク再生装置において、
前記一対の駆動ローラは、前記ディスク搬送位置に位置
する状態により、前記挿入口から挿入されたディスクを
前記ディスク収納手段まで搬送し、ディスクが前記ディ
スク収納手段に収納された後に、前記退避位置に移動す
ることを特徴とする。
【0019】請求項10に記載された発明は、少なくと
もディスク再生手段と挿入口から挿入されたディスクを
装置内部に搬送するディスク搬送手段とを有するディス
ク再生装置であって、前記ディスク搬送手段は、一対の
駆動ローラを含むものであり、前記一対の駆動ローラ
は、前記挿入口に対して略平行なディスク搬送位置と前
記挿入口に対して非平行な退避位置との間で移動可能で
あることを特徴とする。
【0020】請求項11に記載された発明は、請求項1
0に記載されたディスク再生装置において、前記一対の
駆動ロ−ラは、各々前記挿入口の端部近傍に位置する回
動支点を中心に各々回動可能であることを特徴とする。
【0021】
【作用】挿入口から挿入されたディスクを所定方向に搬
送する駆動ローラを、移動可能としたので、ディスクと
駆動ローラとを引き離すための特別な手段、及びディス
クと駆動ローラとを当接させるための特別な手段を設け
る必要がなくなり、機構が簡素化、低コスト及び小型化
の達成されたディスク再生装置を提供することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面をもとにして説明する。図1は本発明の装置を示す
全体斜視図(図中、ディスク収納部300は省略してい
る)、図2はディスク搬送部100とディスク収納部3
00のみを抜き出した平面図である。これらの図に示さ
れるように本発明の装置の主だった構成は、メインシャ
ーシ1内に設けられた以下4つの部分であり、一対の駆
動ローラ101などを供えるディスク搬送機構100
と、ターンテーブル201、クランパ202、ピックア
ップ203などを有するディスク再生部200と、6枚
のトレイ301を有して図中z方向にディスクを配列収
納するディスク収納部300と、トレイ301を移動さ
せるトレイ移動機構である。
【0023】ディスク搬送機構100は、ユーザによっ
て図示しないフロントパネルのディスク挿入口から挿入
されたディスクをディスク収納部300まで搬送するも
のであり、またディスク収納部300にあるディスクを
装置外部へ排出するものである。
【0024】挿入口を通じてディスク搬送通路102に
挿入されたディスクにはその下面からy方向に並列して
配置されている一対の駆動ローラ101が当接し、この
駆動ローラ101の回動によってディスクをx方向に搬
送する。また、各駆動ローラ101はそれぞれ一対の支
持シャーシ103により回動自在に支持されていて、支
持シャーシ103は後述する駆動ローラ移動機構によっ
て図中z方向に沿った支軸104を中心に回動可能とな
っている。
【0025】ディスク再生部200は、ディスクの下面
側に設けられたターンテーブル201と、ディスクの上
面側に設けられターンテーブル201とともにディスク
をクランプするクランパ202と、ピックアップ203
及びピックアップ203をディスクの半径方向に移動さ
せるピックアップ送り機構などからなる。
【0026】図示されるようにディスク再生部200は
可動シャーシ400上に支持されていて、可動シャーシ
400は後述する可動ベース移動機構によって図のz方
向に移動可能とされている。これによりディスク再生部
200はz方向に移動可能である。また、ディスク再生
部200は可動シャーシ400上に立設された支軸40
1を中心に回動可能であり、後述するディスク再生部移
動機構により、再生位置と退避位置との間を移動可能と
されている。
【0027】可動シャーシ400は、ディスク再生部2
00を支持する平板部400aと、平板部400aの左
右に設けられる一対の立板部400bとからなる。立板
部400bの内側面には各々2個、合計4個の楔部材4
01(一部図示せず)が回動可能に設けられており、4
個の楔部材401は図示しない駆動機構により同期して
回動されるようになっている。これら4個の楔部材40
1と駆動機構とによってトレイ移動機構が構成される。
【0028】ディスク収納部300は、6枚のトレイ3
01をz方向に配列してなるものである。メインシャー
シ1上に設けられた2本のガイドシャフト2にはトレイ
301に形成された2個の301dがそれぞれ挿通され
て、トレイ301は移動方向がz方向に規制される。
【0029】次に、実施形態の装置を構成する主たる4
部分の機構について、それぞれより詳細に説明する。
【0030】図3はトレイ301を示す平面図である。
同図に示すようにトレイ301は全体が略V字形状であ
り、ディスク担持面301aには欠落部301b、30
1cが形成されている。欠落部301bはディスク担持
面301aに担持されるディスクの中心を含む領域まで
亘っていて、この領域にディスク再生部200のターン
テーブル201、クランパ202及びピックアップ20
3の侵入を許容している。これによりディスクはディス
ク担持面301aから若干離された位置で再生が可能と
される。
【0031】欠落部301cは一対形成されており、こ
の領域に一対の駆動ローラ101の侵入が許容されてい
る。詳しくは後述するように、欠落部301cに侵入し
た駆動ローラ101はディスク担持面301aに担持さ
れたディスクの占める領域に干渉する。
【0032】301dはガイドシャフト2が挿通する孔
である。301eはディスク押え部材であり弾性を持っ
ている。ディスク担持面301aに担持されたディスク
の縁を押圧して、ディスクのがたつきを防いでいる。
【0033】301fはトレイ301の左右側面から各
2個突出し、合計4個設けられた突起である。詳しくは
後述するが、これら4個の突起301fには、トレイ移
動機構を構成する4個の楔部材401の駆動が伝達さ
れ、トレイ301が移動されるようになっている。な
お、6枚のトレイの構成はすべて同一である。
【0034】図4はディスク収納部300全体をy方向
側面から示したものである。同図に示すように、6枚の
トレイ301は孔301dにガイドシャフト2が挿通す
ることでz方向に配列している。また、トレイ301の
上部には規制板302が設けら6枚のトレイ301とと
もに配列するよう位置している。規制板302はガイド
シャフト2が挿通する孔が形成され、コイルバネ303
を間に介してメインシャーシ1に連結されている。これ
によって規制板302は、トレイ301がz方向上側に
行き過ぎるのを規制している。また規制板302にはト
レイ301の側面に接する垂下部302aが形成されて
おり、トレイ301がy方向にがたつかない様に押えて
いる。
【0035】図5、図6はディスク搬送機構100の詳
細を示す図であり、図5は装置の正面図、図6は駆動ロ
ーラ101の一つを抜き出して示した平面図である。
【0036】駆動ローラ101にはギア部101aが一
体となって形成されており、ローラとギア部101aと
は同軸状態となっている。支持シャーシ103は駆動ロ
ーラ101の下方に配されていて、一対の立板部103
aによって駆動ローラ101を回動自在に支持してい
る。ディスク通路規制部材106は駆動ローラ101の
上方に配されていて、支持シャーシ103の立板部10
3aに対して支点103bを中心に回動自在に支持され
ている。ディスク通路規制部材106と駆動ローラ10
1の間の空間がディスク搬送通路102になる。またデ
ィスク通路規制部材106と支持シャーシ103の間に
はコイルスプリング107が装架されており、ディスク
通路規制部材106は駆動ローラ101に近づく方向に
付勢されている。
【0037】メインシャーシ1上のy方向両側には、z
方向に沿った軸104を中心に回動可能な回動部材10
5が一対設けられていて、両端をメインシャーシ1と支
持シャーシ103の突出板103cとに回動可能に支持
されている。回動部材105は支持シャーシ103に形
成された孔(図示せず)を挿通している。回動部材10
5の上端側にはギア部105cが形成されており、駆動
ローラ101と同軸のギア部101aに噛んでいる。ま
た、回動部材105の一方の中間部には、駆動伝達プー
リー105aが設けられていて、モータ108(図2に
図示)の駆動力がベルト109(図2に図示)によって
伝達されるとともに、各回動部材105の下端部105
bには同期プーリが設けられていて、一対の回動部材1
05は図示しないベルトにより同期駆動するようになっ
ている。以上の構成により、1個のモータの駆動力が2
個の駆動ローラ101に伝達されるようになっている。
【0038】また、支持シャーシ103には、下方に突
出する突出片103cが設けられていて、可動シャーシ
400に形成された孔(図示せず)を挿通している。ま
た、メインシャーシ1上には、図5においてx方向に可
動な可動部材110が設けられていて、突出片103c
に係合している。この構成により、可動部材110がx
方向に動作すると、支持シャーシ103は回動部材10
5の軸104を中心に回動し、駆動ローラ101が軸1
04を中心に回動するようになっている。このとき、駆
動ローラ101のギア部101aと回動部材105のギ
ア部105cは垂直に噛んでいるので、その噛み合いが
外れることはない。この構成により、駆動ローラ101
はディスク挿入口の端部に位置する軸104を中心とし
て回動可能である。
【0039】以上説明した駆動ローラ移動機構により、
一対の駆動ローラ101はディスクの搬送を行うディス
ク搬送位置とディスクを搬送しないときに位置する退避
位置との間を移動可能となっている。図2(a)は駆動
ローラ101がディスク搬送位置に位置する状態を示
し、図2(b)は駆動ローラ101が退避位置に位置す
る状態を示している。
【0040】駆動ローラ101がディスク搬送位置にあ
るときは、図2(a)に示されるようにトレイ301の
欠落部301cに侵入している。このとき駆動ローラ1
01はy方向に向いていて、ディスク挿入口に対して平
行であるので、駆動ローラ101の駆動力がディスクの
搬送方向(x方向)に向くようになっている。またこの
とき、駆動ローラ101はトレイ301のディスク担持
面301aに担持されたディスクの占める領域内にあ
り、Z方向においてこのディスクを干渉するように位置
している。
【0041】駆動ローラ101が退避位置にあるとき
は、図2(b)に示されるようにトレイ301の欠落部
301cから外れたところに位置している。このとき駆
動ローラ101は、ディスク挿入口に対して非平行とな
っていて、トレイ301のディスク担持面301aに担
持されたディスクの占める領域外に位置している。ディ
スクの再生はこの状態において行われ、駆動ローラ10
1がディスク再生動作を妨げないようになっている。
【0042】図7乃至図9はディスク再生部200及び
ディスク再生部移動機構の詳細を示すものであり、図7
はディスク再生部200が退避位置にある状態を示す平
面図であり、図8はディスク再生部200を側面から示
す図であり、図9はディスク再生部200が再生位置に
ある状態を示す平面図である。なお、図7(a)はディ
スク再生部200がクランパ202を保持するクランパ
ベース205を除いた状態で示されており、クランパベ
ース205は図7(b)に示されている。
【0043】ディスク再生部200のベース200a上
にはターンテーブル201、ピックアップ203、ピッ
クアップ移動機構204が設けられている。ベース20
0aは可動シャーシ400上において支軸401を中心
に回動自在に保持されている。クランパベース205は
ベース200aに対して200bを支軸として回動可能
に取り付けられており、先端側においてクランパ202
を保持している。また、図7の紙面裏側に向けて突出す
る絞り部205aが形成されている。支軸200bには
コイルバネ206が装架されており、この付勢力によっ
てクランパベース205はベース200aに近づく方向
に付勢されている。
【0044】またベース200a上にはクランプ作動部
材207が設けられている。クランプ作動部材207に
は互いに直交する長孔207a及び長孔207bとロー
ラ207cとが形成されている。長孔207aにはベー
ス200a上に突出した突出ピン207cが嵌まってい
て、これによりクランプ作動部材207はベース200
aに対して支軸200bの軸方向に移動可能とされてい
る。
【0045】可動シャーシ400には円弧溝402が形
成されており、円弧溝402には可動ピン3が嵌まり込
んでいる。可動ピン3はクランプ作動部材207の長孔
207bにも嵌まり込んでいる。可動ピン3は図示しな
い駆動機構により円弧溝402内を駆動される。
【0046】可動ピン3が円弧溝402内を駆動するこ
とによって、ディスク再生部200の再生位置と退避位
置の間の移動と、ディスククランプ動作とが行われる。
まず図7(a)においては、ディスク再生部200が退
避位置に位置しているが、このとき、クランパベース2
05の絞り部205aはクランプ作動部材207のロー
ラ207cに乗り上げていて、クランパ202はターン
テーブル201から離された状態、すなわちクランプ解
除状態となっている。
【0047】図示しない駆動機構により、可動ピン3が
円弧溝402に沿って矢印方向に駆動されると、作動部
材207は長孔207aの長軸方向に移動規制されてい
るのでベース200aに対して変位せず、作動部材20
7とベース200aは一体となって支軸401の回りを
回動する。これによりディスク再生部200は、図9に
点線で示す再生位置に向けて移動される。
【0048】可動ピン3が円弧溝402の端部に到着す
る僅か直前、すなわち、ディスク再生部200が再生位
置に到着する僅か直前において、可動ピン3の駆動方向
は、作動部材207の長孔207aの長軸方向と平行と
なる。これによって、作動部材207はベース200a
に対して長孔207aの長軸方向に変位するので、クラ
ンパベース205の絞り部205aはローラ207c上
の乗り上がりから外れる。その結果、クランパ202は
コイルバネ206の付勢力によってターンテーブル20
1に押し付けられ、クランプ動作が行われる。
【0049】以上のように、ディスクのクランプ動作
は、ディスク再生部200の退避位置から再生位置への
移動に連動して行われ、ディスク再生部200が再生位
置に位置付けられると同時にクランプ動作も行われる。
ディスクの再生が終り、ディスク再生部200が再生位
置から退避位置へ移動するとディスクのクランプも解除
される。
【0050】図10及び図11は可動シャーシ移動機構
を示すものであり、図10はメインシャーシ1を示す平
面図である。メインシャーシ1の底部の裏面には回動ア
ーム4が支点4aを中心に回動自在に取り付けられてい
る。この回動アーム4は図示しないモータの駆動力を受
けて回動駆動される。メインシャーシ1の左右両端に
は、図1にも示すように、z方向に沿った2枚の立上板
1aが合計4枚設けられており、スライド部材5、6が
立上板1aに沿ってx方向に移動可能に取り付けられて
いる。スライド部材5、6はそれぞれその下端部からy
方向に突出する突出片5a、6aを有しており、突出片
5a、6aはそれぞれ回動アーム4の両端部に枢動可能
に連結されている。これにより、回動アーム4が図示し
ないモータの駆動力によって回動すると、スライド部材
5、6はx方向に沿って各々反対向きに移動する。
【0051】図11はメインシャーシ1の立上板1aに
取り付けられたスライド部材6を示す側面図である。ス
ライド部材6にはx方向に沿った直線状の孔6bが2本
形成されていて、孔6bにはメインシャーシ1の各立上
板1aに形成されたピン1cが嵌まっている。これによ
りスライド部材6の移動方向はx方向に規制される。各
立上板1aにはz方向に沿ったガイド孔1bが形成され
ており、可動シャーシ400の一対の立板部400bに
形成されたピン400c(各立板部400bにたいして
2個、合計4個形成される)が、このガイド孔1bに嵌
まり込んでいる。これにより、可動シャーシ400はz
方向に移動方向が規制される。さらに、ピン400c
は、スライド部材6に2個形成された階段状の傾斜孔6
cにもそれぞれ嵌まり込んでいる。スライド部材6がx
方向に移動すると、これに応じてピン400cはz方向
に駆動される。スライド部材5には傾斜孔6cと反対方
向に傾斜した傾斜孔(図示せず)が2個形成されている
ので、4個のピン400cは同方向に駆動され、可動シ
ャーシ400が昇降する。
【0052】傾斜孔6cは6段の階段形状とされている
が、これは、6枚のトレイの各高さ位置に対応して可動
シャーシ400を位置付けるための構成である。
【0053】図12は、可動シャーシ400の立板部4
00bに回動可能に取り付けられた4個の楔部材410
の1つを示したものである。410aは立板部400b
に取り付けられる回動支点である。410bは立板部4
00bに形成された円弧溝400dに嵌まり込む突起4
10bであり、円弧溝400dによって楔部材410の
回動範囲が規制される。410cはトレイ301の突起
301fが入り込む略くの字状の溝孔である。410
d、410e、410f、410gはトレイ301の突
起301fに当接するカム面である。なお、先述したよ
うに、4個の楔部材410は図示しない連動機構により
同期して回動される。
【0054】次に本発明の動作について、図13乃至図
19によって説明する。図13乃至図19は、スライド
部材6(スライド部材5)と楔部材410の動作に対応
したトレイ301の位置を示すものである。
【0055】図13乃至図17は挿入口から挿入したデ
ィスクをディスク収納部300のトレイ301に担持さ
せる動作を示したものである。以下、最下方から2番目
のトレイに対して挿入口から挿入したディスクを収納す
る場合を例として説明する。
【0056】図13は動作の待機状態を示している。こ
のとき、6枚のトレイ301は積み重なる状態となって
いる。ピン400cは傾斜孔6cの最下段に位置してい
て、可動シャーシ400は最下方に位置付けられてい
る。楔部材410はトレイ301から離れた位置に退避
しており、可動シャーシ400の昇降動作の時に楔部材
410とトレイ301が衝突しないようになっている。
【0057】次に、図14に示すように、スライド部材
6(スライド部材5)が駆動されて可動シャーシ400
を上昇させる。ピン400cが傾斜孔6cの最下段から
2段目に位置付けされたところで、可動シャーシ400
は停止する。この高さにおいて、楔部材410は下方か
ら2番目のトレイを保持することができる。既述したよ
うに、傾斜孔6cの6段の階段は、図13に示した待機
状態にあるときのトレイ6枚のトレイの高さ位置に対応
しているので、例えば、楔部材410によって下方から
4番目のトレイを保持させるときは、傾斜孔6cの最下
段から4段目に可動シャーシ400を位置付けなければ
ならない。
【0058】次に、図14に示すように、楔部材410
によって下方から2番目のトレイ301を保持する動作
を行う。楔部材410が図中時計回り方向に回動するこ
とにより、カム面410dは下方から3番目のトレイの
突起301fを押し上げて、下方から3番目乃至6番目
の4枚のトレイを上方に移動させる。同時に、下方から
2番目のトレイ301の突起301fは、カム面410
eに乗り上げて溝孔410c内に入り込み、下方から2
番目のトレイ301は楔部材410によって保持され
る。
【0059】次に、スライド部材6(スライド部材5)
を駆動して可動シャーシ400を上昇させる。これによ
り、下方から3番目乃至6番目のトレイはカム面410
dに押圧されて上昇し、下方から2番目のトレイ301
もカム面410eに押し上げられて上昇する。最下方の
トレイ301だけが待機位置に残される。可動シャーシ
400の移動は、図15に示すピン400cが傾斜孔6
cの最上段に位置付けされた状態で停止し、下方から2
番目のトレイ301は楔部材410に保持されて、可動
シャーシ400の最上方高さに対応した位置に位置づけ
られる。この高さは、ディスク搬送機構100の駆動ロ
ーラ101の高さに対応しており、ディスクの搬入及び
排出はこの高さ位置において行われる。
【0060】次に、図16に示されるように、楔部材4
10が若干時計回り方向に回動させられる。楔部材41
0に保持される下方から2番目のトレイ301の位置は
変わらないが、下方から3番目乃至6番目のトレイはカ
ム面410dに押されて若干上昇する。これにより、ト
レイ301の間に駆動ローラ101が侵入する空間を確
保する。その後、駆動ローラ101が退避位置(図2
(b)に示す)からディスク搬送位置(図2(a)に示
す)に移動し、挿入口からのディスク搬送が可能な状態
となる。
【0061】その後、ユーザにより挿入口から挿入され
たディスクが駆動ローラ101の回動駆動により搬入さ
れる。ディスクが下方から2番目のトレイ301の真上
まで搬入されると駆動ローラ101の駆動は停止する。
【0062】次に、図17に示されるように、駆動ロー
ラ101はディスク搬送位置から退避位置に移動し、駆
動ローラ101とディスクの当接は解除される。このと
き、駆動ローラ101は、ディスク挿入方向に回動した
状態で退避位置に移動するので、ディスクが駆動ローラ
100の移動に伴って退避位置側に変位されることはな
い。駆動ローラ101が退避位置に行き着くと、ディス
クはディスク担持面301aに落しこまれ担持される。
【0063】その後は、スライド部材6(スライド部材
5)を駆動して可動シャーシ400を下降させて、ピン
400cが傾斜孔6cの最下段から2段目に位置付けさ
れたところで、可動シャーシ400は停止する。これに
より可動シャーシ400は図14に示した高さ位置に位
置付けられる。さらに楔部材410を図中反時計回り方
向に回動させ、トレイ301の突起301fとカム面4
10d、410eの接触を解除する。
【0064】その後に、スライド部材6(スライド部材
5)を駆動して可動シャーシ400を下降させて、ピン
400cが傾斜孔6cの最下段に位置付けされたところ
で、可動シャーシ400は停止する。これにより可動シ
ャーシ400は図13に示した高さ位置に位置付けられ
る。以上により、挿入口から挿入したディスクをディス
ク搬送機構100の駆動ローラ101により搬送し、デ
ィスク収納部300のトレイ301に収納させるまで
の、一連の動作は終了する。
【0065】トレイ301に担持されたディスクを挿入
口から排出する動作は、駆動ローラ101がディスク排
出方向に回動駆動される以外は、既述したディスクを搬
入する動作と同じ工程により行われる。
【0066】次にディスク収納部300のトレイ301
に担持されたディスクを再生する動作について、図13
乃至図14、図18乃至図19によって説明する。以下
の説明は、最下方から2番目のトレイに担持されたディ
スクを選択して再生する場合例として説明する。
【0067】図13に示す待機状態において、図示しな
い制御手段により下方から2番目のトレイ301に担持
されたディスクの再生を行う指令を受けると、楔部材4
10及びディスク再生部200を下方から2番目のトレ
イ301に対応した高さに位置付けるため、可動シャー
シ400を移動させる。
【0068】すなわち、スライド部材6(スライド部材
5)を駆動してピン400cが傾斜孔6cの最下段から
2段目に位置付けされたところへ可動シャーシ400を
上昇させる。これにより、可動シャーシ400は図14
に示す高さに位置付けられるので、下方から2番目のト
レイ301に担持されたディスクが再生可能な状態とな
る。
【0069】その後、トレイ301の間にディスク再生
部200が侵入する空間を確保するため、図14に示す
ように、楔部材410を図中時計回り方向に回動させ
る。楔部材410のカム面410dは下方から3番目の
トレイの突起301fに当接し、これを押し上げて、下
方から3番目乃至6番目の4枚のトレイを上方に移動さ
せる。これと同時に、下方から2番目のトレイ301の
突起301fは、カム面410eに乗り上げて溝孔41
0c内に入り込む。最下方にあるトレイ301の突起3
01fはカム面410eに当接する。
【0070】その後、楔部材410はさらに図中時計回
り方向に回動する。これにより、下方から3番目乃至6
番目の4枚のトレイは、図14に示すよりもさらに上方
に移動されられる。これと同時に下方から2番目のトレ
イ301の突起301fはカム面410fによって持ち
上げられる。また、最下方にあるトレイ301の突起3
01fは、カム面410eに押さえられてその場で動か
ない。これにより、下方から2番目のトレイ301の周
囲にはディスク再生部200が侵入できる空間が形成さ
れる。図18にこの状態を示す。この空間は、既述した
ディスクを搬入及び排出する場合の空間よりも幅広く形
成されている。また、下方から2番目のトレイ301
は、突起301fが溝孔410c内に奥深く入り込ん
で、楔部材410に保持される。
【0071】その後、図18に示すように、ディスク再
生部移動機構が駆動され、退避位置(図7に示す)に退
避していたディスク再生部200が、再生位置(図9に
も示す)に移動させられ、前記空間内にディスク再生部
200が位置付けられる。図示されるように、ディスク
再生部200のクランパ202とターンテーブル201
は、クランプ解除状態(クランパ202とターンテーブ
ル201が離された状態)で前記空間に侵入するため、
前記空間はそれに対応した広さとなっている。
【0072】ディスク再生部200が前記空間内の再生
位置に至ると、ディスク再生部移動機構の動作に連動し
てクランパ202が下降し、ディスクのクランプが行わ
れる。この動作と同時に、楔部材410は反時計回りに
若干回動して、下方から2番目のトレイ301を下降さ
せる。これにより、下方から2番目のトレイ301に担
持されていたディスクはターンテーブル201に担持さ
れ、トレイ301とディスクとは隔離される。この動作
とクランパ202の下降動作がほぼ同時に行われること
でディスクのクランプが行われる。図19にこの状態を
示す。同図の状態においてディスクの再生が行われる。
【0073】先の楔部材410の反時計回りの回動によ
り、下方から3番目乃至6番目の4枚のトレイは、図1
8の状態から下方に移動する。これにより、6枚のトレ
イ301がz方向において占めるスペースは、図18に
示すディスク再生部200が侵入するときよりも縮小さ
れる。この動作により、ディスク再生時のフローティン
グ支持に要するスペースを確保することができるので、
この縮小分だけ装置を薄型化することができる。
【0074】以上、ディスク収納部300に収納された
ディスクを選択して再生する動作について説明したが、
このように、再生したいディスクを選択するために、デ
ィスク再生部200とディスク再生空間を形成する楔部
材410をトレイ301の配列方向に一体移動させるこ
とで、ディスク収納部300全体を移動させて再生した
いディスクを選択するディスク再生装置装置よりも、装
置の薄型化が達成される。
【0075】
【発明の効果】本発明は、少なくともディスク再生手段
と挿入口から挿入されたディスクを装置内部に搬送する
ディスク搬送手段とを有するディスク再生装置であっ
て、前記ディスク搬送手段は、前記一対の駆動ローラを
含むものであり、前記一対の駆動ローラは、前記挿入口
に対して略平行なディスク搬送位置と前記挿入口に対し
て非平行な退避位置との間で移動可能であることを特徴
としている。
【0076】従って、従来のように、ディスクと駆動ロ
ーラとを引き離すための特別な手段、及びディスクと駆
動ローラとを当接させるための特別な手段を設ける必要
がなくなり、機構が簡素化されたディスク再生装置を低
コストにて提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す全体斜視図
【図2】 本発明の実施形態を示す部分平面図
【図3】 本発明の実施形態を示す部分平面図
【図4】 本発明の実施形態を示す側面図
【図5】 本発明の実施形態を示す正面図
【図6】 本発明の実施形態を示す平面図
【図7】 本発明の実施形態を示す平面図
【図8】 本発明の実施形態を示す側面図
【図9】 本発明の実施形態を示す説明図
【図10】 本発明の実施形態を示す平面図
【図11】 本発明の実施形態を示す側面図
【図12】 本発明の実施形態を示す部品説明図
【図13】 本発明の実施形態の動作を示す説明図
【図14】 本発明の実施形態の動作を示す説明図
【図15】 本発明の実施形態の動作を示す説明図
【図16】 本発明の実施形態の動作を示す説明図
【図17】 本発明の実施形態の動作を示す説明図
【図18】 本発明の実施形態の動作を示す説明図
【図19】 本発明の実施形態の動作を示す説明図
【図20】 従来のディスク再生装置を示す説明図
【符号の説明】
1 ・・・・メインシャーシ 1a・・・・立上板 1b・・・・ガイド孔 1c・・・・ピン 3 ・・・・可動ピン 4 ・・・・回動アーム 4a・・・・支点 5 ・・・・スライド部材 5a・・・・突出片 6 ・・・・スライド部材 6a・・・・突出片 6b・・・・孔 6c・・・・傾斜孔 100 ・・・・ディスク搬送部 101 ・・・・駆動ローラ 101a・・・・ギヤ部 102 ・・・・ディスク搬送通路 103 ・・・・支持シャーシ 103a・・・・立上部 103b・・・・支点 103c・・・・突出片 104 ・・・・支軸 105 ・・・・回動部材 105a・・・・駆動伝達プーリー 105b・・・・下端部 105c・・・・ギヤ部 106 ・・・・ディスク通路規制部材 107 ・・・・コイルスプリング 108 ・・・・モータ 109 ・・・・ベルト 200 ・・・・ディスク再生部 200a・・・・ベース 201 ・・・・ターンテーブル 202 ・・・・クランパ 203 ・・・・ピックアップ 204 ・・・・ピックアップ移動機構 205 ・・・・クランパベース 205a・・・・絞り部 206 ・・・・コイルバネ 207 ・・・・クランプ作動部材 207a・・・・長孔 207b・・・・長孔 207c・・・・ローラ 300 ・・・・ディスク収納部 301 ・・・・トレイ 301a ・・・ディスク担持面 301b・・・・欠落部 301c・・・・欠落部 301d・・・・挿通孔 301e・・・・ディスク押え部材 301f・・・・突起 302 ・・・・規制板 302a・・・・垂下部 303 ・・・・コイルバネ 400 ・・・・可動シャーシ 400a・・・・平板部 400b・・・・立板部 400c・・・・ピン 400d・・・・円弧溝 401 ・・・・支軸 402 ・・・・円弧溝 410 ・・・・楔部材 410a・・・・回動支点 410b・・・・突起 410c・・・・溝孔 410d・・・・カム面 410e・・・・カム面 410f・・・・カム面 410g・・・・カム面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井土 健二郎 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 溝口 崇 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 内山 賢治 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク再生手段と、ディスクを配列状
    態で収納するディスク収納手段と、挿入口から挿入され
    たディスクを該ディスク収納手段まで搬送するディスク
    搬送手段とを備えるディスク再生装置であって、 前記ディスク搬送手段は一対の駆動ローラを含むもので
    あり、前記一対の駆動ローラはディスクの搬送を行うデ
    ィスク搬送位置と、ディスクの搬送を行わず且つ前記デ
    ィスク収納手段に収納されたディスクと干渉しない退避
    位置との間で移動可能であることを特徴とするディスク
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク搬送位置に位置する前記一
    対の駆動ローラは、前記ディスク収納手段に収納された
    ディスクに対して干渉することを特徴とする請求項1に
    記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の駆動ローラは、前記ディスク
    搬送位置に位置するときは前記挿入口に対して略平行状
    態となり、前記退避位置に位置するときは前記挿入口に
    対して非平行状態となることを特徴とする請求項1また
    は2に記載ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の駆動ローラは、各々前記挿入
    口の端部近傍に位置する支点を中心として各々回動可能
    であることを特徴とする請求項3に記載のディスク再生
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスク収納手段は、各々が1枚の
    ディスクを担持して配列される複数枚のトレイを含むと
    ともに、前記トレイを前記配列方向に移動可能に保持す
    るものであり、前記複数枚のトレイを前記配列方向に移
    動させるトレイ移動手段を備え、前記トレイ移動手段は
    所望のトレイを前記駆動ローラと略同一高さのディスク
    収納位置に位置付けることを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれか一に記載のディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動ローラは、前記ディスク搬送位
    置にあるときは前記ディスク収納位置に位置付けられた
    トレイに担持されたディスクのディスク面に対して当接
    し、前記退避位置にあるときは前記ディスク面から離間
    されることを特徴とする請求項5に記載のディスク再生
    装置。
  7. 【請求項7】 前記トレイはディスクを担持するディス
    ク担持面を有し、前記ディスク担持面には前記駆動ロー
    ラが前記ディスク搬送位置にあるときに侵入する一対の
    切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項5
    または6に記載のディスク再生装置。
  8. 【請求項8】 前記ディスク収納位置に位置付けられた
    トレイに対し隣接するトレイを前記配列方向に引き離す
    トレイ離間手段を備えたことを特徴とする請求項5ない
    しは7のいずれか一に記載のディスク再生装置。
  9. 【請求項9】 前記一対の駆動ローラは、前記ディスク
    搬送位置に位置する状態により、前記挿入口から挿入さ
    れたディスクを前記ディスク収納手段まで搬送し、ディ
    スクが前記ディスク収納手段に収納された後に、前記退
    避位置に移動することを特徴とする請求項1ないし8の
    いずれか一に記載のディスク再生装置。
  10. 【請求項10】 少なくともディスク再生手段と挿入口
    から挿入されたディスクを装置内部に搬送するディスク
    搬送手段とを有するディスク再生装置であって、 前記ディスク搬送手段は、一対の駆動ローラを含むもの
    であり、前記一対の駆動ローラは、前記挿入口に対して
    略平行なディスク搬送位置と前記挿入口に対して非平行
    な退避位置との間で移動可能であることを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
  11. 【請求項11】 前記一対の駆動ロ−ラは、各々前記挿
    入口の端部近傍に位置する回動支点を中心に各々回動可
    能であることを特徴とする請求項10に記載のディスク
    再生装置。
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