JP2003109286A - ディスクチェンジャー及びディスクローディング機構 - Google Patents

ディスクチェンジャー及びディスクローディング機構

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JP2003109286A
JP2003109286A JP2001301593A JP2001301593A JP2003109286A JP 2003109286 A JP2003109286 A JP 2003109286A JP 2001301593 A JP2001301593 A JP 2001301593A JP 2001301593 A JP2001301593 A JP 2001301593A JP 2003109286 A JP2003109286 A JP 2003109286A
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disc
disk
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shaped recording
holder
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JP2001301593A
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Tsuyoshi Minote
強志 蓑手
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機構の簡素化を図る。 【解決手段】 回転駆動機構12によって回転軸20a
を中心として回転される回転部20と、該回転部に支持
される複数のディスクホルダー26、26、26と、デ
ィスクテーブル60と光学ピックアップ61とを有する
ベースユニット56とを設け、複数のディスクホルダー
を回転軸を取り囲むように配置すると共にディスク状記
録媒体100、100、100の主面が回転軸と略平行
を為し、かつ、ディスク状記録媒体の中心軸が回転軸と
交差するように配置し、チャッキングプーリー25、2
5、25を複数のディスクホルダーに保持される各ディ
スク状記録媒体と対向させて同じ数だけ設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクチェンジャ
ー及びディスクローディング機構に関する。詳しくは、
複数のディスク状記録媒体が収納可能とされ、収納され
た複数のディスク状記録媒体のうち所望のディスク状記
録媒体を選択して再生等を行うことができるディスクチ
ェンジャー及びこれに設けられたディスクローディング
機構についての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のディスク状記録媒体が収納可能と
され、収納された複数のディスク状記録媒体のうち所望
のディスク状記録媒体を選択して当該ディスク状記録媒
体に対する情報信号の記録や再生を行うことができるデ
ィスクチェンジャーがある。
【0003】このようなディスクチェンジャーには、複
数のディスク状記録媒体を各別に収納する複数の収納部
を有するストッカーと、光学ピックアップ及びディスク
テーブルを有しディスク状記録媒体に対して情報信号の
記録又は再生を行う記録再生部として機能するベースユ
ニットと、ストッカーの各収納部とベースユニットのデ
ィスクテーブルとの間でディスク状記録媒体をやり取り
するためのディスク取出機構と、ディスクテーブルとと
もにディスク状記録媒体を挟持してチャッキングするチ
ャッキングプーリーとを備えたものがある。
【0004】このようなディスクチェンジャーにあって
は、ストッカーが移動されて所望のディスク状記録媒体
が収納された収納部がディスク取出機構に対応する位置
に移動され、当該収納部に収納されていたディスク状記
録媒体がディスク取出機構によって取り出され、取り出
されたディスク状記録媒体がディスク取出機構によって
所定の位置まで搬送され、ベースユニットとチャッキン
グ機構とが互いに近付く方向へ移動されディスク状記録
媒体がディスクテーブルとチャキングプーリーとによっ
て挟持されてチャッキングされ、当該ディスク状記録媒
体に対する情報信号の記録又は再生が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のディスクチェンジャーにあっては、ディスク状記録
媒体を挟持してチャッキングする際に、ベースユニット
とチャッキング機構とが互いに近付く方向へ移動される
ため、ベースユニットとチャッキング機構とをそれぞれ
適正なタイミングで、かつ、良好な位置精度を確保した
状態で動作させなければならず、ベースユニットとチャ
ッキング機構とを動作させるための移動機構が複雑とな
っていた。
【0006】また、ベースユニットとチャッキング機構
とをそれぞれ動作させる必要があるため、これらの動作
のための移動機構の部品点数が多く、移動機構の配置ス
ペースも大きくなりディスクチェンジャーの小型化を阻
む要因ともなっていた。
【0007】そこで、本発明ディスクチェンジャー及び
ディスクローディング機構は、上記した問題点を克服
し、当該ディスクチェンジャー及びディスクローディン
グ機構の簡素化を図ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明ディスクチェンジ
ャーは、上記した課題を解決するために、回転駆動機構
によって回転軸を中心として回転される回転部と、該回
転部に支持されると共にディスク状記録媒体を各別に保
持する複数のディスクホルダーと、ディスク状記録媒体
が装着されるディスクテーブルと該ディスクテーブルに
装着されたディスク状記録媒体に対して情報信号の記録
又は再生を行う光学ピックアップとを有するベースユニ
ットとを設け、上記複数のディスクホルダーを回転軸を
取り囲むように配置すると共に保持するディスク状記録
媒体の主面が回転軸と略平行を為し、かつ、保持するデ
ィスク状記録媒体の中心軸が回転軸と交差するように配
置し、ディスクホルダーに保持されたディスク状記録媒
体をディスクテーブルとともに挟持してチャッキングす
るチャッキングプーリーを、上記複数のディスクホルダ
ーに保持される各ディスク状記録媒体に対向させて該デ
ィスク状記録媒体と同じ数だけ設けたものである。
【0009】また、本発明ディスクローディング機構
は、上記した課題を解決するために、回転駆動機構によ
って回転軸を中心として回転される回転部と、該回転部
に支持されると共にディスク状記録媒体を各別に保持す
る複数のディスクホルダーと、ディスク状記録媒体が装
着されるディスクテーブルと、ディスクホルダーに保持
されたディスク状記録媒体をディスクテーブルとともに
挟持してチャッキングすると共に上記複数のディスクホ
ルダーに保持される各ディスク状記録媒体に対向して該
ディスク状記録媒体と同じ数だけ設けられた複数のチャ
ッキングプーリーとを設け、上記回転部を、ディスクホ
ルダーに保持されたディスク状記録媒体の中心部がディ
スクテーブルに対向する装着位置までディスクホルダー
を移動させるように回転させ、装着位置に移動されたデ
ィスク状記録媒体に接する方向へディスクテーブルを移
動させてディスク状記録媒体をディスクテーブルとチャ
ッキングプーリーとによって挟持してチャッキングし、
ディスク状記録媒体から離間する方向へディスクテーブ
ルを移動してディスク状記録媒体のチャッキングを解除
するようにしたものである。
【0010】従って、本発明ディスクチェンジャー及び
ディスクローディング機構にあっては、チャッキングプ
ーリーを移動させるための機構を必要としない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ディスクチェンジ
ャー及びディスクローディング機構の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0012】ディスクチェンジャー1は縦長の箱状を為
す筐体2内に所要の各部材及び各機構が配置されて成
り、筐体2は平板状を為すベース部3と本体部4とカバ
ー部5とが結合されて成る(図1参照)。
【0013】本体部4は、矩形状を為し上下方向を向く
平面部4aと、該平面部4aの周縁から垂設された周面
部4bと、平面部4aの後縁から立設された後面部4c
と、平面部4aの左右両側縁の後端部から立設された側
面部4d、4dとから成る(図1乃至図3参照)。平面
部4aの中央部には大きな配置孔4eが形成され、平面
部4aの4隅の位置にはそれぞれ挿通孔4f、4f、・
・・が形成されている。
【0014】カバー部5は透明材料によって形成され、
矩形状を為す上壁部6と該上壁部6の後縁及び左右両側
縁の後端部を除く部分から垂設された周壁部7とが一体
に形成されて成る(図1及び図2参照)。上壁部6の前
端部には、左右に長い挿脱口6aが形成されている。
【0015】筐体2は、ベース部3を上側から覆うよう
にして本体部4の周面部4bの下端部が取り付けられ、
本体部4の平面部4aを上側から覆うようにしてカバー
部5が取り付けられることにより構成される(図1参
照)。
【0016】ベース部3の4隅には、それぞれ上方へ突
出された取付軸8、8、・・・が設けられている(図1
及び図3参照)。取付軸8、8、・・・上には、透明材
料によって形成された取付板9が取り付けられている
(図1及び図2参照)。取付板9は略矩形状に形成さ
れ、前端寄りの位置に左右に長いディスク挿通孔9aが
形成されている。
【0017】取付板9の下面にはベース板10が取り付
けられている(図2及び図4参照)。ベース板10は略
円板状を為す配置部10aと該配置部10aの周縁から
上方へ突出された被取付部10b、10b、10bとが
一体に形成されて成り、該被取付部10b、10b、1
0bは周方向に等間隔に離間して設けられている。ベー
ス板10は、被取付部10b、10b、10bの上端部
が取付板9の下面に取り付けられている。
【0018】ベース板10の配置部10a上には、支持
板11を介して回転駆動機構12が配置されている(図
4参照)。回転駆動機構12は回転用モーター13とウ
ォーム14と2段ギヤ15とを有している。
【0019】回転用モーター13は支持板11に取り付
けられ、一端面にモーター用回路基板16が取り付けら
れている。回転用モーター13は、そのモーター軸13
aが支持板11から側方へ突出されており、モーター軸
13aに小プーリー17が固定されている。
【0020】ウォーム14は、モーター軸13aと同じ
方向へ突出された軸部14aを有しており、該軸部14
aに大プーリー18が固定されている。小プーリー17
と大プーリー18との間にはベルト19が巻回されてい
る。
【0021】2段ギヤ15は、その上端部に小ギヤ15
aを有し、下端部に大ギヤ15bを有している。2段ギ
ヤ15は、小ギヤ15aがウォーム14に噛合され、大
ギヤ15bの一部がベース板10の配置部10aから外
方へ突出されている。
【0022】回転駆動機構12において、回転用モータ
ー13が回転されると、小プーリー17、ベルト19、
大プーリー18、ウォーム14を介して2段ギヤ15に
駆動力が伝達され、回転用モーター13の回転方向に応
じた方向へ2段ギヤ15が回転される。
【0023】ベース板10の配置部10aには、回転部
20が回転自在に支持されている(図2及び図4参
照)。
【0024】回転部20は、平板状を為す基部21と、
該基部21の略中央部に設けられた挿入配置部22と、
基部21の周縁から下方へ突出されたプーリー支持部2
3、23、23とが一体に形成されて成る(図4及び図
5参照)。
【0025】基部21には周方向に離間して、その外縁
寄りの部分に所定の方向に長いホルダー支持孔21a、
21a、21aが形成され、該ホルダー支持孔21a、
21a、21aは等間隔に位置されている。基部21に
は、ホルダー支持孔21a、21a、21aの長手方向
における両側の開口縁からそれぞれ下方へ突出されたホ
ルダー案内部21b、21b、・・・が設けられてい
る。
【0026】挿入配置部22は基部21の上面の略中央
部に設けられ、基部21から上方へ突出された円筒部2
2aを有している。円筒部22aの内面には、その下端
部の全周にギヤ部22bが形成されている。
【0027】プーリー支持部23、23、23は、基部
21の外周縁から等間隔に離間して下方へ突出され、そ
れぞれ基部21に形成されたホルダー支持孔21a、2
1a、21aの長手方向における中央部に対応した位置
に形成されている。
【0028】プーリー支持部23、23、23には、そ
れぞれプーリー支持体24、24、24が取り付けられ
ている(図1、図2及び図4参照)。プーリー支持体2
4は円柱状に形成され、内部に支持空間24aを有し、
内面に支持空間24aに連通された支持孔24bが形成
されている(図6参照)。
【0029】プーリー支持体24には、チャッキングプ
ーリー25が、回転自在、かつ、その軸方向に移動自在
に支持されている(図6参照)。チャッキングプーリー
25は軸部25aと該軸部25aを挟んでそれぞれ反対
側に設けられた円板状を為すプーリー部25bと被支持
部25cとから成り、軸部25aのプーリー部25b側
の端部に円環状の金属板25dが取り付けられている。
【0030】回転部20の基部21に形成されたホルダ
ー支持孔21a、21a、21aには、それぞれディス
クホルダー26、26、26が上下方向に移動自在に支
持されている(図1及び図2参照)。ディスクホルダー
26はホルダー部27と被作用突部28、28とが透明
な材料によって一体に形成されて成る(図7及び図8参
照)。
【0031】ホルダー部27は上方に開口され、上縁の
全周にに外方へ張り出された抜け防止縁27aが設けら
れている。ホルダー部27の外面には上下方向に長いプ
ーリー挿入孔27bが形成され、内面には上下方向に長
いテーブル挿入孔27cが形成されている。
【0032】被作用突部28、28はホルダー部27の
下面から下方へ突出され、テーブル挿入孔27cを挟ん
だ反対側において離間した位置に設けられている。
【0033】ディスクホルダー26は回転部20の基部
21に形成されたホルダー支持孔21aに上方から挿入
されて支持され、基部21から下方へ突出されたホルダ
ー案内部21b、21bに案内されて上下方向へ移動可
能とされる。
【0034】筐体2のベース部3上にはメカシャーシ2
9が取り付けられている(図9参照)。メカシャーシ2
9は主面が上下方向を向く基板部30と案内突部31、
31と前側規制壁部32、32と後側規制壁部33、3
3と支持突部34、34と突条案内部35と摺動突条3
6、36とモーター取付部37とを備え、これらの各部
が一体に形成されて成る(図10及び図11参照)。
【0035】案内突部31、31は、基板部30の前端
寄りの位置に左右に離間して設けられ、基板部30から
上方へ突出されている。案内突部31、31には、それ
ぞれ内方及び上方に開口された案内溝31a、31aが
形成されている。
【0036】前側規制壁部32、32は、それぞれ案内
突部31、31の後側に連続して設けられ、基部30か
ら上方へ突出されている。前側規制壁部32、32は、
主面が左右方向を向くように設けられている。
【0037】後側規制壁部33、33は、それぞれ前側
規制壁部32、32の後側に離間して設けられ、基部3
0から上方へ突出されている。後側規制壁部33、33
も前側規制壁部32、32と同様に、主面が左右方向を
向くように設けられている。前側規制壁部32、32と
後側規制壁部33、33との間の空間は、ギヤ配置空間
38、38として形成されている。
【0038】支持突部34、34は、それぞれ前側規制
壁部32、32の内側に左右に離間して設けられ、基板
部30から上方へ突出されている。支持突部34、34
の上端部には、それぞれ支持溝34a、34aが形成さ
れている。
【0039】突条案内部35は基板部30の左右方向に
おける中央部に設けられ、前後に長く形成されている。
【0040】摺動突条36、36は、突条案内部35を
挟んで左右に離間して設けられ、前後に長く形成されて
いる。摺動突条36、36の高さは、突条案内部35の
高さと略同じにされている。
【0041】モーター取付部37は、基部30の右端部
における後端部に設けられ、基部30から上方へ突出さ
れた円筒部37aと該円筒部37aの上側開口を閉塞す
る円板部37bとから成り、下方に開口されている。円
板部37bの中心部には図示しない軸挿入孔が形成され
ている。
【0042】モーター取付部37の内部には駆動モータ
ー39が取り付けられ、該駆動モーター39の図示しな
いモーター軸がモーター取付部37の軸挿入孔から上方
へ突出されている。駆動モーター39のモーター軸には
プーリー40が固定されている。
【0043】基板部30には、駆動モーター39の左側
にプーリーギヤ41が支持されている(図9乃至図11
参照)。プーリーギヤ41は上側に位置するプーリー部
41aと下側に位置するギヤ部41bとを有し、プーリ
ー40とプーリー部41aとの間にベルト42が巻回さ
れている。
【0044】プーリーギヤ41のギヤ部41bには、基
板部30にそれぞれ支持された2段ギヤである中間ギヤ
43、44を介してカムギヤ45が噛合されている(図
10及び図11参照)。カムギヤ45は基板部30の略
中央部に回転自在に支持されている。カムギヤ45は、
下側に位置し略円板状を為す下側部46と、該下側部4
6から上方へ突出された円筒状を為す上側部47とを有
している(図12及び図13参照)。
【0045】下側部46の外周縁の全周にはギヤ部46
aが形成され、該ギヤ部46aが中間ギヤ44に噛合さ
れ、中間ギヤ43、44を介してプーリーギヤ41のギ
ヤ部41bに噛合されている。
【0046】従って、駆動モーター39が回転される
と、その駆動力がプーリー40、ベルト42、プーリー
ギヤ41及び中間ギヤ43、44を経てカムギヤ45に
伝達され、該カムギヤ45が駆動モーター39の回転方
向に応じた方向へ回転される。
【0047】下側部46の下面には第1のカム部として
機能するカム溝48が形成され、該カム溝48は外側無
変位部48aと変位部48bと内側無変位部48cとが
連続して成る(図13参照)。
【0048】外側無変位部48aは下側部46の外周寄
りに位置され、カムギヤ45の回転中心を中心とした長
い円弧状に形成されている。変位部48bは外側無変位
部48aから遠去かるに従ってカムギヤ45の中心側に
変位する曲線状に形成されている。内側無変位部48c
は下側部46の中心寄りに位置され、カムギヤ45の回
転中心を中心とした短い円弧状に形成されている。
【0049】上側部47の周面には、外方へ張り出され
第2のカム部として機能するカム突片49が設けられて
いる(図12乃至図14参照)。カム突片49は始端部
49aと大傾斜部49bと第1の水平部49cと第1の
小傾斜部49dと第2の水平部49eと第2の小傾斜部
49fと終端部49gとが連続して成る。
【0050】始端部49aは上側部47の下端寄りに位
置され、水平方向に延びるように設けられている。大傾
斜部49bは、始端部49aから遠去かるに従って上方
へ変位し、上側部47の上縁部まで達している。第1の
水平部49cは上側部47の上縁に位置し、水平方向に
延びるように設けられている。第1の小傾斜部49dは
第1の水平部49cから遠去かるに従って下方へ変位
し、上側部47の上縁よりも稍下側の位置まで達してい
る。第2の水平部49eは上側部47の上縁よりも稍下
側に位置し、水平方向に延びるように設けられている。
第2の小傾斜部49fは第2の水平部49eから遠去か
るに従って上方へ変位し、上側部47の上縁まで達して
いる。終端部49gは上側部47の上縁に位置し、水平
方向に延びるように設けられている。
【0051】基板部30に設けられた突条案内部35に
は、カムギヤ45の下側において、スライダー50が前
後方向に移動自在に支持されている(図10参照)。
【0052】スライダー50は平板状を為し、略左右方
向における中央部に上方へ突出されたカムピン50aが
設けられている。カムピン50aは、カムギヤ45のカ
ム溝48に摺動自在に係合されるカム摺動部として設け
られている。
【0053】スライダー50の左右両側縁には、それぞ
れ前後に延びるラック部50b、50bが設けられてい
る。スライダー50のカムピン50aの後側には前後方
向に長い逃げ孔50cが形成され、該逃げ孔50cに基
板部30に支持されたカムギヤ45の図示しない回転軸
が上側から挿入される。
【0054】スライダー50の下面には、その左右方向
における中央部に前後方向に延びる被案内溝50dが形
成されている(図15参照)。スライダー50には、被
案内溝50dを挟んで左右に離間した位置に、それぞれ
摺動部50e、50eが設けられ、該摺動部50e、5
0eは下方へ突出され前後方向に長く形成されている。
【0055】スライダー50は、被案内溝50dがメカ
シャーシ29の突条案内部35に挿入されて支持されて
いる。スライダー50が前後方向へ移動されるときに
は、摺動部50e、50eがそれぞれメカシャーシ29
の摺動突条36、36上を摺動される。
【0056】スライダー50はカムピン50aがカムギ
ヤ45のカム溝48に摺動自在に係合され、カムギヤ4
5が回転されてカム溝48に対するカムピン50aの相
対的な位置が変化されることにより、突条案内部35に
案内されて前後方向へ移動される。
【0057】基板部30には、スライダー50の左方及
び右方に、それぞれ伝達ギヤ51、51が支持されてい
る(図10参照)。伝達ギヤ51、51は、それぞれ上
側に位置する小径ギヤ部51a、51aと下側に位置す
る大径ギヤ部51b、51bとから成る2段ギヤであ
り、それぞれ小径ギヤ部51a、51aがスライダー5
0のラック部50b、50bと噛合されている。
【0058】伝達ギヤ51、51の大径ギヤ部51b、
51bは、その一部が、それぞれメカシャーシ29の前
側規制壁部32、32と後側規制壁部33、33との間
に形成されたギヤ配置空間38、38から側方へ突出さ
れている。
【0059】メカシャーシ29の支持突部34、34間
には、ホルダー用レバー52が回動自在に支持されてい
る(図10参照)。ホルダー用レバー52は、略矩形状
を為す主部52aと、該主部52aの左右両側面から外
方へ突出された被支持軸52b、52bと、主部52a
の後面から略後方へ突出されたカム軸部52cと、主部
52aの左右両端部からそれぞれ略前方へ突出された支
持突部52d、52dとから成り、該支持突部52d、
52dにはそれぞれ略前方に開口された支持スリット5
2e、52eが形成されている。カム軸部52cはカム
ギヤ45のカム突片49に摺動自在に係合されるカム係
合部として設けられている。
【0060】ホルダー用レバー52は、被支持軸部52
b、52bがそれぞれ支持突部34、34の支持溝34
a、34aに挿入されて支持され、支持突部52d、5
2dが略上下方向へ移動するように回動可能とされる。
【0061】ホルダー用レバー52はカム軸部52cが
カムギヤ45のカム突片49に下側から摺動自在に係合
され、カムギヤ45が回転されてカム突片49に対する
カム軸部52cの相対的な位置が変化されることによ
り、支持突部52d、52dが略上下方向へ移動するよ
うに回動される。カム軸部52cは、ホルダー用レバー
52や後述する昇降部材等の自重によってカム突片49
に下側から係合した状態で相対的に移動される。
【0062】ホルダー用レバー52には昇降部材53が
支持されている(図10参照)。昇降部材53は平板状
に形成され、横長の略矩形状を為す主面部53aと、該
主面部53aの左右両端部からそれぞれ上方へ突出され
た作用突部53b、53bと、主面部53aの左右両端
部からそれぞれ下方へ突出された脚部53c、53cと
を有している。
【0063】主面部53aの下端部の両側面からは、そ
れぞれ外方へ突出された第1の被案内ピン53d、53
dが設けられている。脚部53c、53cの下端部の両
側面からは、それぞれ外方へ突出された第2の被案内ピ
ン53e、53eと、それぞれ内方へ突出された被支持
ピン53f、53fとが設けられている。
【0064】昇降部材53は、被支持ピン53f、53
fが、それぞれホルダー用レバー52の支持スリット5
2e、52eに摺動自在に支持され、第1の案内ピン5
3d、53dと第2の案内ピン53e、53eとがメカ
シャーシ29の案内突部31、31に形成された案内溝
31a、31aに摺動自在に支持される。
【0065】従って、ホルダー用レバー52が回動され
ると、昇降部材53がメカシャーシ29の案内突部3
1、31に案内されて上下方向へ移動される。
【0066】上記した駆動モーター39、プーリー4
0、プーリーギヤ41、ベルト42、中間ギヤ43、4
4、カムギヤ45、スライダー50、伝達ギヤ51、5
1、ホルダー用レバー52及び昇降部材53によって、
上記ディスクホルダー26、26、26を昇降させると
共に後述する記録再生ユニットを移動させるための移動
機構54が構成される(図10参照)。
【0067】記録再生ユニット55はベースユニット5
6と該ベースユニット56が取り付けられたベーストレ
ー57と該ベーストレー57が取り付けられた取付ベー
ス58とから成る(図10、図16及び図17参照)。
【0068】ベースユニット56はベースシャーシ59
と該ベースシャーシ59に取り付けられ又は支持された
各部とから成る。
【0069】ベースシャーシ59には、図示しないスピ
ンドルモーターが取り付けられ、該スピンドルモーター
のモーター軸にディスクテーブル60が固定されてい
る。ディスクテーブル60は円板状のテーブル部60a
と該テーブル部60aの中心部から突出されたセンター
リング突部60bとから成る。センターリング突部60
bには円環状のマグネット60cが埋設されている(図
16参照)。
【0070】ベースシャーシ59には、光学ピックアッ
プ61が後述するディスク状記録媒体の半径方向へ移動
自在に支持され、該光学ピックアップ61は移動ベース
61aと該移動ベース61aに支持された2軸アクチュ
エーター61bとを有している。
【0071】取付ベース58は本体ベース62、62と
連結部材63と補強部材64とから成る(図16参
照)。
【0072】本体ベース62、62は矩形の略板状に形
成され、本体ベース62、62間にベーストレー57の
下端部が取り付けられている。ベーストレー57は本体
ベース62、62の上端部の前端部に取り付けられてお
り、ベーストレー57に取り付けられたベースユニット
56のディスクテーブル60が、前方を向くようにされ
ている。ディスクテーブル60の中心軸は、その前方に
位置されたチャキングプーリー25の中心軸と略一致さ
れた状態にある。
【0073】本体ベース62、62は、主面が左右方向
を向くように位置され、下端部の内面にそれぞれラック
62a、62aが形成され、外面の上端寄りの位置にそ
れぞれ前後に延び外方へ突出された抜け防止突条62
b、62bが設けられている。
【0074】連結部材63は、その左右両端部が、ベー
ストレー57の後側において、それぞれ本体ベース6
2、62の上端部に取り付けられている。
【0075】補強部材64は、それぞれその両端部がベ
ーストレー57の後面と連結部材63の上面とに取り付
けられている。
【0076】記録再生ユニット55は本体ベース62、
62が、それぞれメカシャーシ29の前側規制壁部3
2、32及び後側規制壁部33、33の直ぐ外側に配置
され、ギヤ配置空間38、38から側方へ突出された伝
達ギヤ51、51の大径ギヤ部51b、51bに、それ
ぞれ本体ベース62、62のラック62a、62aが噛
合される。従って、スライダー50が前方へ移動される
と記録再生ユニット55は後方へ移動され、逆に、スラ
イダー50が後方へ移動されると記録再生ユニット55
は前方へ移動される。
【0077】本体ベース62、62のラック62a、6
2aが伝達ギヤ51、51の大径ギヤ部51b、51b
に噛合された状態において、基板部30には、本体ベー
ス62、62の直ぐ外側にそれぞれ抜け防止ガイド6
5、65が取り付けられる(図11参照)。抜け防止ガ
イド65、65は前後に長く形成され、それぞれ被取付
部65a、65aと該被取付部65a、65aから上方
へ突出された側部65b、65bと該側部65b、65
bの上縁から内方へ突出された規制突部65c、65c
とが一体に形成されて成る。抜け防止ガイド65、65
は、被取付部65a、65aがそれぞれ基板部30の左
右両端部に取り付けられ、規制突部65c、65cがそ
れぞれ本体ベース62、62の抜け防止突条62b、6
2bの直ぐ上側に位置され、記録再生ユニット55のメ
カシャーシ29からの抜けが防止される。
【0078】記録再生ユニット55が上記のようにメカ
シャーシ29に配置されることにより、回転部20のホ
ルダー支持孔21a、21a、21aにそれぞれ支持さ
れたディスクホルダー26、26、26によって囲まれ
た空間内にベースユニット56が配置される(図2及び
図3参照)。
【0079】従って、ディスクチェンジャー1の内部の
配置スペースを有効に活用することができ、ディスクチ
ェンジャー1の小型化を図ることができる。
【0080】上記した回転駆動機構12、回転部20、
ディスクホルダー26、26、26、移動機構54、ベ
ースユニット56等によってディスク状記録媒体100
をディスクテーブル60に装着するためのディスクロー
ディング機構が構成される。
【0081】以下に、上記した回転駆動機構12の動作
について説明する。
【0082】上記したように、回転用モーター13が回
転されると、その駆動力が2段ギヤ15に伝達され、該
2段ギヤ15が回転用モーター13の回転方向に応じた
方向へ回転される。2段ギヤ15が回転されると、該2
段ギヤ15に噛合された回転部20のギヤ部22bが2
段ギヤ15の回転方向に応じた方向へ送られ、回転部2
0が回転用モーター13の回転方向に応じた方向へ回転
される。従って、回転部20は挿入配置部22の中心を
通り上下に延びる仮想軸を支点として回転され、この仮
想軸が回転軸20aとされる(図2及び図4参照)。
【0083】回転部20は、ホルダー支持孔21a、2
1a、21aにそれぞれ支持されたディスクホルダー2
6、26、26のうち、一のディスクホルダー26のテ
ーブル挿入孔27cがベースユニット56のディスクテ
ーブル60の前方に移動されたところで停止される。こ
の位置が回転部20の停止位置であり、回転された回転
部20はディスクホルダー26、26、26にそれぞれ
対応する3つの停止位置の何れかで停止される。
【0084】回転部20が何れかの停止位置にある状態
においては、ディスクテーブル60の前方に位置された
ディスクホルダー26の被作用突部28、28が、それ
ぞれ昇降部材53の作用突部53b、53bの真上にお
いて稍離間した位置にある。即ち、ディスクホルダー2
6、26、26は抜け防止縁27a、27a、27a
が、それぞれ回転部20のホルダー支持孔21a、21
a、21aの上側開口縁にディスクホルダー26、2
6、26の自重によって接触した状態にある。
【0085】このとき移動機構54のホルダー用レバー
52のカム軸部52cが、カムギヤ45のカム突片49
の第1の水平部49cに係合されている(図22参
照)。
【0086】次に、上記した移動機構54等の動作につ
いて説明する(図18乃至図29参照)。
【0087】先ず、移動機構54等の初期状態、即ち、
停止位置にある回転部20に支持されたディスクホルダ
ー26に、ディスク状記録媒体100が挿入される前の
状態について説明する(図18及び図19参照)。
【0088】カムギヤ45はカム突片49の始端部49
aが最前部にあるように位置されており、始端部49a
に係合されているホルダー用レバー52のカム軸部52
cは下方側の移動端に位置されている(図18参照)。
従って、ホルダー用レバー52は支持突部52d、52
dが移動範囲における上端に位置され、昇降部材53が
上方側の移動端に位置されている。
【0089】このとき回転部20は上記停止位置にあ
り、ディスクテーブル60の前方に位置されたディスク
ホルダー26は、被作用突部28、28が昇降部材53
の被作用突部53b、53bによって押し上げられてお
り、当該ディスクホルダー26が挿入位置にある(図1
8参照)。この挿入位置においては、当該ディスクホル
ダー26に対するディスク状記録媒体100の挿入及び
取出を行うことができる。
【0090】挿入及び取出は、筐体2のカバー部5に形
成された挿脱口6a及びその下側に位置する取付板9の
ディスク挿通孔9aをディスク状記録媒体100が挿通
されることにより行われる。
【0091】スライダー50はカムピン50aが、カム
ギヤ45のカム溝48の外側無変位部48aの変位部4
8bと反対側の端部寄りの位置に係合されており、記録
再生ユニット55は後方側の移動端に位置されている
(図19参照)。
【0092】ディスクテーブル60の前方に位置された
ディスクホルダー26にディスク状記録媒体100が挿
入された状態において、図示しない記録スイッチ又は再
生スイッチが操作されると、駆動モーター39が回転さ
れて移動機構54が動作される(図20及び図21参
照)。
【0093】駆動モーター39が回転されると、カムギ
ヤ45が平面で見て時計回り方向へ回転され、ホルダー
用レバー52はカム軸部52cがカム突片49の大傾斜
部49bと係合された状態で第1の水平部49cへ向け
て相対的に移動されていく。従って、ホルダー用レバー
52は支持突部52d、52dが移動範囲における上端
から下方へ移動されるように回動され、昇降部材53及
び該昇降部材53の作用突部53b、53bに押し上げ
られていたディスクホルダー26が上方側の移動端から
下方へ移動されていく(図20参照)。ディスクホルダ
ー26は、カム軸部52cがカム突片49の第1の水平
部49cに係合されたところで下方側の移動端に達す
る。
【0094】このときスライダー50は、カムピン50
aがカムギヤ45のカム溝48の外側無変位部48a内
を変位部48bへ向けて相対的に移動されるため、停止
されたままである(図21参照)。従って、記録再生ユ
ニット55は移動されず後方側の移動端に位置されたま
まである。
【0095】駆動モーター39が引き続き回転され、カ
ムギヤ45が引き続いて回転されることにより、ホルダ
ー用レバー52はカム軸部52cがカム突片49の第1
の水平部49cと係合された状態で第1の小傾斜部49
dへ向けて相対的に移動されていく(図22参照)。従
って、ホルダー用レバー52は回動されず、昇降部材5
3及びディスクホルダー26が下方側の移動端に保持さ
れる。
【0096】このときスライダー50は、カムピン50
aがカムギヤ45のカム溝48の外側無変位部48aか
ら変位部48b内を内側無変位部48cへ向けて相対的
に移動される(図23参照)。カムピン50aが外側無
変位部48a内を移動されているときにはスライダー5
0は移動されないが、カムピン50aが変位部48b内
を移動されているときには、スライダー50は後方へ移
動される。従って、記録再生ユニット55が前方へ移動
されていく。
【0097】上記のように、ホルダー用レバー52のカ
ム軸部52cがカム突片49の第1の水平部49cと係
合された状態で第1の小傾斜部49dへ向けて相対的に
移動されていくときに、カムピン50aが外側無変位部
48a内を移動されている場合にはスライダー50は移
動されず、このとき回転駆動機構12を動作させて回転
部20を回転させることが可能である。回転部20を回
転させることにより別のディスクホルダー26をディス
クテーブル60の前方に移動させ、当該ディスクホルダ
ー26に挿入されたディスク状記録媒体100に対する
情報信号の記録又は再生が可能となる。
【0098】また、ホルダー用レバー52のカム軸部5
2cがカム突片49の第1の水平部49cと係合された
状態において、駆動モーター39の回転を停止させた場
合でも、回転駆動機構12を動作させて回転部20を回
転させることが可能である。
【0099】駆動モーター39が引き続き回転され、カ
ムギヤ45が引き続いて回転されることにより、ホルダ
ー用レバー52はカム軸部52cがカム突片49の第1
の小傾斜部49dと係合された状態で第2の水平部49
eへ向けて相対的に移動されていく(図24参照)。従
って、ホルダー用レバー52は支持突部52d、52d
が移動範囲における下端から上方へ移動されるように回
動され、昇降部材53が上方へ移動され作用突部53
b、53bによってディスクホルダー26が押し上げら
れて上方へ移動される。ディスクホルダー26は、カム
軸部52cがカム突片49の第2の水平部49eに係合
されたところで停止される。
【0100】ディスクホルダー26のこの位置は、挿入
されたディスク状記録媒体100がディスクテーブル6
0に装着される装着位置とされる。装着位置において
は、ディスク状記録媒体100の中心孔100aが、デ
ィスクテーブル60及びチャッキングプーリー25に対
向して位置される(図24参照)。
【0101】このときスライダー50は、カムピン50
aがカムギヤ45のカム溝48の変位部48b内を内側
無変位部48cへ向けてさらに相対的に移動されるた
め、記録再生ユニット55がさらに前方へ移動されてい
く(図25参照)。
【0102】駆動モーター39が引き続き回転され、カ
ムギヤ45が引き続いて回転されることにより、ホルダ
ー用レバー52はカム軸部52cがカム突片49の第2
の水平部49eと係合された状態で第2の小傾斜部49
fへ向けて相対的に移動されていく(図26参照)。従
って、ホルダー用レバー52は回動されず、ディスクホ
ルダー26が装着位置に保持される。
【0103】このときスライダー50は、カムピン50
aがカムギヤ45のカム溝48の変位部48b内を内側
無変位部48cまで相対的に移動されるため、記録再生
ユニット55がさらに前方へ移動されていく(図27参
照)。
【0104】カムピン50aが変位部48b内を内側無
変位部48cまで相対的に移動され記録再生ユニット5
5が前方へ移動されるときには、ディスクテーブル60
のセンターリング突部60bがディスクホルダー26の
テーブル挿入孔27cからディスクホルダー26内に挿
入され、さらにディスク状記録媒体100の中心孔10
0aにセンターリング突部60bが挿入される(図26
及び図27参照)。このときディスクテーブル60がチ
ャッキングプーリー25に接近することにより、ディス
クテーブル60のマグネット60cによってチャッキン
グプーリー25の金属板25dが吸着され、チャキング
プーリー25がディスクテーブル60に引き寄せられて
ディスク状記録媒体100がディスクテーブル60とチ
ャッキングプーリー25とによって挟持されてチャッキ
ングされる。
【0105】駆動モーター39が引き続き回転され、カ
ムギヤ45が引き続いて回転されることにより、ホルダ
ー用レバー52はカム軸部52cがカム突片49の第2
の小傾斜部49fと係合された状態で終端部49gまで
相対的に移動される(図28参照)。従って、ホルダー
用レバー52は支持突部52d、52dが下方へ移動さ
れるように回動され、昇降部材53が下方へ移動され作
用突部53b、53bによって押し上げられていたディ
スクホルダー26が再び下方側の移動端まで移動され
る。
【0106】ディスクホルダー26が下方側の移動端ま
で移動されることにより、ディスクテーブル60とチャ
キングプーリー25とによってチャッキングされたディ
スク状記録媒体100からディスクホルダー26のディ
スク状記録媒体100と接していた部分が下方に離間さ
れ、ディスク状記録媒体100がディスクホルダー26
と接触せず円滑に回転可能な状態とされる(図28参
照)。
【0107】駆動モーター39は、ホルダー用レバー5
2のカム軸部52cがカム突片49の終端部49gに達
したところで停止される(図28参照)。
【0108】このときスライダー50は、カムピン50
aがカムギヤ45のカム溝48の内側無変位部48c内
を相対的に移動されるため、記録再生ユニット55は移
動されない(図29参照)。
【0109】上記のようにディスク状記録媒体100が
ディスクテーブル60とチャッキングプーリー25とに
よってチャッキングされると共に駆動モーター39が停
止されると、ベースユニット56のスピンドルモーター
が回転されてディスクテーブル60の回転に伴ってディ
スク状記録媒体100が回転されると共に光学ピックア
ップ61がディスク状記録媒体100の半径方向へ移動
され2軸アクチュエーター61bの対物レンズを介して
ディスク状記録媒体100の記録面にレーザー光が照射
され、ディスク状記録媒体100に記録された情報信号
の記録又は再生が行われる。
【0110】ディスク状記録媒体100に対する情報信
号の記録又は再生が終了すると、スピンドルモーターの
回転が停止されると共に光学ピックアップ61の駆動が
停止される。
【0111】ディスク状記録媒体100に対する情報信
号の記録又は再生が終了されると、駆動モーター39が
先程とは反対方向へ回転され移動機構54によるイジェ
クト動作が開始される。このイジェクト動作は、上記し
た移動機構54の動作と逆の動作であるため、以下に簡
単に説明する。
【0112】カムギヤ45はカム突片49の終端部49
gが最前部にある位置から、始端部49aが最前部に位
置する状態まで回転される。カム突片49に係合されて
いるホルダー用レバー52のカム軸部52cは、終端部
49gから始端部49aまで摺動され、下方側の回動端
から上方側の回動端まで回動される。従って、昇降部材
53は下方側の移動端から上方側の移動端まで移動さ
れ、同時にディスクホルダー26は下方側の移動端から
上方側の移動端である挿入位置まで移動され、挿入位置
に至った状態において当該ディスクホルダー26に挿入
されているディスク状記録媒体100の一部が筐体2の
カバー部5に形成された挿脱口6aから上方へ突出され
る。ディスク状記録媒体100の一部が挿脱口6aから
上方へ突出されることにより、当該ディスク状記録媒体
100を把持してディスクホルダー26から取り出すこ
とができる。
【0113】スライダー50は、カムピン50aがカム
ギヤ45のカム溝48の内側無変位部48cから変位部
48bを経て外側無変位部48aまで相対的に移動され
る。従って、記録再生ユニット55はディスクテーブル
60がディスク状記録媒体100をチャッキングした位
置から、後方側の移動端まで移動される。
【0114】以上に記載した通り、ディスクチェンジャ
ー1にあっては、ディスクホルダー26、26、26に
ディスク状記録媒体100、100、100が各別に保
持されるため、ディスク状記録媒体100に対する情報
信号の記録時又は再生時にディスク状記録媒体100を
ディスクホルダー26から取り出す必要がなく、ディス
ク状記録媒体100に対する情報信号の記録又は再生を
行うまでのアクセス時間が短く、ディスクチェンジャー
1の使い勝手の向上を図ることができる。
【0115】また、ディスクチェンジャー1にあって
は、ディスクホルダー26、26、26が回転軸20a
の外周側に該回転軸20aを取り囲むように配置される
と共にディスクホルダー26、26、26にそれぞれ保
持されるディスク状記録媒体100、100、100の
主面が回転軸20aと略平行を為し、かつ、ディスク状
記録媒体100、100、100の中心軸100b、1
00b、100bが回転軸20aと交差するように配置
されている(図2及び図4参照)。
【0116】従って、ディスクチェンジャー1が机上等
に設置された際の占有面積が小さく、占有面積の縮小化
を図ることができる。また、ディスクホルダー26、2
6、26及び筐体2を透明又は半透明材料によって形成
することにより、記録中又は再生中であるかどうかを問
わず、ディスク状記録媒体100、100、100を外
部から視認することができる。
【0117】さらに、ディスクチェンジャー1にあって
は、ディスクホルダー26の移動と記録再生ユニット5
5の移動とが移動機構54によって行われるため、ディ
スクホルダー26の移動と記録再生ユニット55の移動
のための各別の機構を必要とせず、ディスクチェンジャ
ー1に設けられる機構の簡素化を図ることができる。
【0118】さらにまた、記録再生ユニット55がカム
ギヤ45の回転により移動されるスライダー50を介し
て前後方向へ移動され、ディスクホルダー26がカムギ
ヤ45の回転により回動されるホルダー用レバー52を
介して上下方向へ移動されるため、記録再生ユニット5
5とディスクホルダー26とを常に適正なタイミングで
確実に動作させることができる。
【0119】加えて、ディスクチェンジャー1にあって
は、ディスクホルダー26、26、26にそれぞれ保持
されるディスク状記録媒体100、100、100に対
応して各別のチャッキングプーリー25、25、25が
設けられているため、ディスク状記録媒体100のチャ
ッキング時にチャッキングプーリー25を動作させる機
構を必要とせず、ディスクチェンジャー1に設けられる
機構の簡素化を図ることができると共に機構の配置スペ
ースを小さくすることによるディスクチェンジャー1の
小型化を図ることができる。
【0120】尚、ディスクチェンジャー1にあっては、
例えば、一のディスク状記録媒体100の再生に引き続
いて別のディスク状記録媒体100の再生を行おうとす
る場合には、当該一のディスク状記録媒体100に記録
された情報信号の後半部分をバッファメモリに蓄積した
状態において、当該一のディスク状記録媒体100のチ
ャッキングを解除し別のディスク状記録媒体100のチ
ャッキングを行って再生準備をすることになるが、上記
したように、ディスクチェンジャー1におけるディスク
状記録媒体100に対する情報信号の記録又は再生を行
うまでのアクセス時間が短いため、大容量のバッファメ
モリを必要とせず、バッファメモリの容量を小さくする
ことができる。
【0121】上記には、全体が略直方体状を為すディス
クチェンジャー1を示したが、例えば、図30に示すよ
うな全体が円柱状を為すディスクチェンジャー1Aであ
ってもよい。このようなディスクチェンジャー1Aにあ
っては、円柱状に形成される分、全体の小型化を図るこ
とが可能である。
【0122】また、上記には、3枚のディスク状記録媒
体100、100、100が保持されるディスクチェン
ジャー1、ディスクチェンジャー1Aを示したが、ディ
スクホルダー26の数を増減することにより、保持され
るディスク状記録媒体100の数を増減することが可能
である。
【0123】尚、上記した実施の形態において示した各
部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する
際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されること
があってはならないものである。
【0124】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ディスクチェンジャーは、回転駆動機構によ
って回転軸を中心として回転される回転部と、該回転部
に支持されると共にディスク状記録媒体を各別に保持す
る複数のディスクホルダーと、ディスク状記録媒体が装
着されるディスクテーブルと該ディスクテーブルに装着
されたディスク状記録媒体に対して情報信号の記録又は
再生を行う光学ピックアップとを有するベースユニット
とを備え、上記複数のディスクホルダーは回転軸を取り
囲むように配置されると共に保持するディスク状記録媒
体の主面が回転軸と略平行を為し、かつ、保持するディ
スク状記録媒体の中心軸が回転軸と交差するように配置
され、ディスクホルダーに保持されたディスク状記録媒
体をディスクテーブルとともに挟持してチャッキングす
るチャッキングプーリーが、上記複数のディスクホルダ
ーに保持される各ディスク状記録媒体に対向して該ディ
スク状記録媒体と同じ数だけ設けられたことを特徴とす
る。
【0125】従って、ディスクホルダーにそれぞれ保持
されるディスク状記録媒体に対応して各別のチャッキン
グプーリーが設けられているため、ディスク状記録媒体
のチャッキング時にチャッキングプーリーを動作させる
機構を必要とせず、ディスクチェンジャーに設けられる
機構の簡素化を図ることができると共に機構の配置スペ
ースを小さくすることによるディスクチェンジャーの小
型化を図ることができる。
【0126】請求項2に記載した発明にあっては、上記
ベースユニットを複数のディスクホルダーによって囲ま
れた空間内に配置したので、ディスクチェンジャーの内
部の配置スペースを有効に活用することによるディスク
チェンジャーの小型化を図ることができる。
【0127】請求項3に記載した発明にあっては、上記
ディスクホルダーをディスク状記録媒体が挿入される挿
入位置と挿入されて保持されたディスク状記録媒体がデ
ィスクテーブルに装着される装着位置との間を回転部に
対して回転軸の軸方向と同じ方向へ移動可能とし、ディ
スクテーブルをディスクホルダーに保持されたディスク
状記録媒体に離接する方向へ移動可能とし、ディスクホ
ルダーの装着位置においてディスク状記録媒体のディス
クテーブルへの装着及びその解除を行い、ディスクホル
ダーを回転部に対して回転軸の軸方向と同じ方向へ移動
させると共にディスクテーブルをディスクホルダーに保
持されたディスク状記録媒体に離接する方向へ移動させ
る移動機構を設けたので、ディスクホルダーの移動とデ
ィスクテーブルの移動のための各別の機構を必要とせ
ず、ディスクチェンジャーに設けられる機構の簡素化を
図ることができる。
【0128】請求項4に記載した発明にあっては、上記
移動機構が、第1のカム部と第2のカム部とを有するカ
ムギヤと、該カムギヤの第1のカム部に係合されたカム
摺動部を有しカムギヤの回転によって移動されるスライ
ダーと、カムギヤの第2のカム部に係合されたカム係合
部を有しカムギヤの回転によって回動されるホルダー用
レバーとを備え、スライダーの移動によってディスクテ
ーブルを移動し、ホルダー用レバーの回動によってディ
スクホルダーを移動するようにしたので、ディスクテー
ブルとディスクホルダーとを常に適正なタイミングで確
実に動作させることができる。
【0129】本発明ディスクローディング機構は、回転
駆動機構によって回転軸を中心として回転される回転部
と、該回転部に支持されると共にディスク状記録媒体を
各別に保持する複数のディスクホルダーと、ディスク状
記録媒体が装着されるディスクテーブルと、ディスクホ
ルダーに保持されたディスク状記録媒体をディスクテー
ブルとともに挟持してチャッキングすると共に上記複数
のディスクホルダーに保持される各ディスク状記録媒体
に対向して該ディスク状記録媒体と同じ数だけ設けられ
た複数のチャッキングプーリーとを備え、上記回転部
は、ディスクホルダーに保持されたディスク状記録媒体
の中心部がディスクテーブルに対向する装着位置までデ
ィスクホルダーを移動させるように回転され、装着位置
に移動されたディスク状記録媒体に接する方向へディス
クテーブルが移動されてディスク状記録媒体がディスク
テーブルとチャッキングプーリーとによって挟持されて
チャッキングされるようにし、ディスク状記録媒体から
離間する方向へディスクテーブルが移動されてディスク
状記録媒体のチャッキングが解除されるようにしたこと
を特徴とする。
【0130】従って、ディスクホルダーにそれぞれ保持
されるディスク状記録媒体に対応して各別のチャッキン
グプーリーが設けられているため、ディスク状記録媒体
のチャッキング時にチャッキングプーリーを動作させる
機構を必要とせず、機構の簡素化を図ることができると
共に機構の配置スペースを小さくすることによる小型化
を図ることができる。
【0131】請求項6に記載した発明にあっては、上記
ディスクテーブルを複数のディスクホルダーによって囲
まれた空間内に配置したので、配置スペースを有効に活
用することによる小型化を図ることができる。
【0132】請求項7に記載した発明にあっては、上記
ディスクホルダーをディスク状記録媒体が挿入される挿
入位置と挿入されて保持されたディスク状記録媒体がデ
ィスクテーブルに装着される装着位置との間を回転部に
対して回転軸の軸方向と同じ方向へ移動可能とし、ディ
スクホルダーを回転部に対して回転軸の軸方向と同じ方
向へ移動させると共にディスクテーブルをディスクホル
ダーに保持されたディスク状記録媒体に離接する方向へ
移動させる移動機構を設けたので、ディスクホルダーの
移動とディスクテーブルの移動のための各別の機構を必
要とせず、機構の簡素化を図ることができる。
【0133】請求項8に記載した発明にあっては、上記
移動機構に、第1のカム部と第2のカム部とを有するカ
ムギヤと、該カムギヤの第1のカム部に係合されたカム
摺動部を有しカムギヤの回転によって移動されるスライ
ダーと、カムギヤの第2のカム部に係合されたカム係合
部を有しカムギヤの回転によって回動されるホルダー用
レバーとを設け、スライダーの移動によってディスクテ
ーブルを移動し、ホルダー用レバーの回動によってディ
スクホルダーを移動するようにしたので、ディスクテー
ブルとディスクホルダーとを常に適正なタイミングで確
実に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図30と共に本発明ディスクチェンジ
ャー及びディスクローディング機構の実施の形態を示す
ものであり、本図はディスクチェンジャーの斜視図であ
る。
【図2】カバー部及び取付板を分離して示すディスクチ
ェンジャーの斜視図である。
【図3】ディスクチェンジャーの内部構造の一部を示す
斜視図である。
【図4】取付板と回転駆動機構と回転部とを示す分解斜
視図である。
【図5】回転部の底面図である。
【図6】チャッキングプーリーが支持された状態を示す
拡大断面図である。
【図7】ディスクホルダーの斜視図である。
【図8】ディスクホルダーの背面図である。
【図9】メカシャーシに配置された各部を示す斜視図で
ある。
【図10】メカシャーシに配置される各部を示す分解斜
視図である。
【図11】メカシャーシの斜視図である。
【図12】カムギヤの拡大斜視図である。
【図13】カムギヤの拡大平面図である。
【図14】カムギヤのカム突片を示す展開図である。
【図15】スライダーの拡大底面図である。
【図16】記録再生ユニットの拡大斜視図である。
【図17】記録再生ユニットの拡大側面図である。
【図18】図19乃至図29と共に移動機構の動作を示
すものであり、本図は初期状態を一部を断面にして示す
概略側面図である。
【図19】初期状態を示す概略平面図である。
【図20】図18に引き続きカムギヤが回転されディス
クホルダーが下方側の移動端まで移動された状態を一部
を断面にして示す概略側面図である。
【図21】図19に引き続きカムギヤが回転された状態
を示す概略平面図である。
【図22】図20に引き続きカムギヤが回転され記録再
生ユニットの前方への移動が開始された状態を一部を断
面にして示す概略側面図である。
【図23】図21に引き続きカムギヤが回転され記録再
生ユニットの前方への移動が開始された状態を示す概略
平面図である。
【図24】図22に引き続きカムギヤが回転され記録再
生ユニットが前方へ移動されると共にディスクホルダー
が下方側の移動端から稍上方へ移動された状態を一部を
断面にして示す概略側面図である。
【図25】図23に引き続きカムギヤが回転され記録再
生ユニットが前方へ移動されている状態を示す概略平面
図である。
【図26】図24に引き続きカムギヤが回転され記録再
生ユニットが前方側の移動端まで移動されディスク状記
録媒体がチャッキングされた状態を一部を断面にして示
す概略側面図である。
【図27】図25に引き続きカムギヤが回転され記録再
生ユニットが前方側の移動端まで移動された状態を示す
概略平面図である。
【図28】図26に引き続きカムギヤが回転されディス
クホルダーが再び下方側の移動端まで移動されて移動機
構の動作が終了した状態を一部を断面にして示す概略側
面図である。
【図29】図27に引き続きカムギヤが回転され移動機
構の動作が終了した状態を示す概略平面図である。
【図30】形状の異なるディスクチェンジャーを示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…ディスクチェンジャー、12…回転駆動機構、20
…回転部、20a…回転軸、25…チャッキングプーリ
ー、26…ディスクホルダー、45…カムギヤ、48…
カム溝(第1のカム部)、49…カム突片(第2のカム
部)、50…スライダー、50a…カムピン(カム摺動
部)、52…ホルダー用レバー、52c…カム軸部(カ
ム係合部)、54…移動機構、56…ベースユニット、
60…ディスクテーブル、61…光学ピックアップ、1
00…ディスク状記録媒体、100b…中心軸、1A…
ディスクチェンジャー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動機構によって回転軸を中心とし
    て回転される回転部と、 該回転部に支持されると共にディスク状記録媒体を各別
    に保持する複数のディスクホルダーと、 ディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルと該
    ディスクテーブルに装着されたディスク状記録媒体に対
    して情報信号の記録又は再生を行う光学ピックアップと
    を有するベースユニットとを備え、 上記複数のディスクホルダーは回転軸を取り囲むように
    配置されると共に保持するディスク状記録媒体の主面が
    回転軸と略平行を為し、かつ、保持するディスク状記録
    媒体の中心軸が回転軸と交差するように配置され、 ディスクホルダーに保持されたディスク状記録媒体をデ
    ィスクテーブルとともに挟持してチャッキングするチャ
    ッキングプーリーが、上記複数のディスクホルダーに保
    持される各ディスク状記録媒体に対向して該ディスク状
    記録媒体と同じ数だけ設けられたことを特徴とするディ
    スクチェンジャー。
  2. 【請求項2】 上記ベースユニットを複数のディスクホ
    ルダーによって囲まれた空間内に配置したことを特徴と
    する請求項1に記載のディスクチェンジャー。
  3. 【請求項3】 上記ディスクホルダーはディスク状記録
    媒体が挿入される挿入位置と挿入されて保持されたディ
    スク状記録媒体がディスクテーブルに装着される装着位
    置との間を回転部に対して回転軸の軸方向と同じ方向へ
    移動可能とされ、 ディスクテーブルはディスクホルダーに保持されたディ
    スク状記録媒体に離接する方向へ移動可能とされ、 ディスクホルダーの装着位置においてディスク状記録媒
    体のディスクテーブルへの装着及びその解除が行われ、 ディスクホルダーを回転部に対して回転軸の軸方向と同
    じ方向へ移動させると共にディスクテーブルをディスク
    ホルダーに保持されたディスク状記録媒体に離接する方
    向へ移動させる移動機構を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載のディスクチェンジャー。
  4. 【請求項4】 上記移動機構は、第1のカム部と第2の
    カム部とを有するカムギヤと、該カムギヤの第1のカム
    部に係合されたカム摺動部を有しカムギヤの回転によっ
    て移動されるスライダーと、カムギヤの第2のカム部に
    係合されたカム係合部を有しカムギヤの回転によって回
    動されるホルダー用レバーとを備え、 スライダーの移動によってディスクテーブルを移動し、 ホルダー用レバーの回動によってディスクホルダーを移
    動するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のデ
    ィスクチェンジャー。
  5. 【請求項5】 回転駆動機構によって回転軸を中心とし
    て回転される回転部と、 該回転部に支持されると共にディスク状記録媒体を各別
    に保持する複数のディスクホルダーと、 ディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルと、 ディスクホルダーに保持されたディスク状記録媒体をデ
    ィスクテーブルとともに挟持してチャッキングすると共
    に上記複数のディスクホルダーに保持される各ディスク
    状記録媒体に対向して該ディスク状記録媒体と同じ数だ
    け設けられた複数のチャッキングプーリーとを備え、 上記回転部は、ディスクホルダーに保持されたディスク
    状記録媒体の中心部がディスクテーブルに対向する装着
    位置までディスクホルダーを移動させるように回転さ
    れ、 装着位置に移動されたディスク状記録媒体に接する方向
    へディスクテーブルが移動されてディスク状記録媒体が
    ディスクテーブルとチャッキングプーリーとによって挟
    持されてチャッキングされるようにし、 ディスク状記録媒体から離間する方向へディスクテーブ
    ルが移動されてディスク状記録媒体のチャッキングが解
    除されるようにしたことを特徴とするディスクローディ
    ング機構。
  6. 【請求項6】 上記ディスクテーブルを複数のディスク
    ホルダーによって囲まれた空間内に配置したことを特徴
    とする請求項5に記載のディスクローディング機構。
  7. 【請求項7】 上記ディスクホルダーはディスク状記録
    媒体が挿入される挿入位置と挿入されて保持されたディ
    スク状記録媒体がディスクテーブルに装着される装着位
    置との間を回転部に対して回転軸の軸方向と同じ方向へ
    移動可能とされ、 ディスクホルダーを回転部に対して回転軸の軸方向と同
    じ方向へ移動させると共にディスクテーブルをディスク
    ホルダーに保持されたディスク状記録媒体に離接する方
    向へ移動させる移動機構を設けたことを特徴とする請求
    項5に記載のディスクローディング機構。
  8. 【請求項8】 上記移動機構は、第1のカム部と第2の
    カム部とを有するカムギヤと、該カムギヤの第1のカム
    部に係合されたカム摺動部を有しカムギヤの回転によっ
    て移動されるスライダーと、カムギヤの第2のカム部に
    係合されたカム係合部を有しカムギヤの回転によって回
    動されるホルダー用レバーとを備え、 スライダーの移動によってディスクテーブルを移動し、 ホルダー用レバーの回動によってディスクホルダーを移
    動するようにしたことを特徴とする請求項7に記載のデ
    ィスクローディング機構。
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