JPH11306462A - 状態監視装置 - Google Patents

状態監視装置

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JPH11306462A
JPH11306462A JP11463798A JP11463798A JPH11306462A JP H11306462 A JPH11306462 A JP H11306462A JP 11463798 A JP11463798 A JP 11463798A JP 11463798 A JP11463798 A JP 11463798A JP H11306462 A JPH11306462 A JP H11306462A
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Tomoya Oikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単で安価に得られる構成をもって、
例えば、車両の運転者が居眠り状態に陥ろうとしている
状態か否かの判別が、迅速かつ的確になされ、その判別
結果に応じて、必要な警告が適正に行われるものとす
る。 【解決手段】 呼掛けデータ格納メモリ部からの呼掛け
音声データの読出し制御、及び、参照データ格納メモリ
部からの参照音声データの読出し制御を行うとともに、
データ比較部から得られる比較出力が、マイクロフォン
17にスピーカ16から発せられる呼掛け音声に対する
応答音声が入力されて得られる応答音声データが参照デ
ータ格納メモリ部に格納された参照音声データとの同一
性もしくは類似性に欠けるものであること、あるいは、
マイクロフォン17にスピーカ16から発せられる呼掛
け音声に対する応答音声が入力されていないことをあら
わすとき、警告データ格納メモリ部から警告データを読
み出し、それに基づく警告が発せられる状態となす制御
を行う動作制御ユニット11を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、車両の運転者が居眠り状態に陥る事態を
回避すべく利用するに好適な、車両の運転者等の状態に
ついての検出を行い、検出結果に応じて必要な警告を発
する状態監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行中においては、当該車両の運
転者がその覚醒度合いが低下して居眠り状態に陥ること
になる事態の回避が、極めて重要な事柄とされる。この
ような観点から、車両の走行中における運転者の覚醒度
合いを、運転者の動作状態,車両の挙動等を観察する手
法によって検知し、その結果、運転者の覚醒度合いが低
下していて運転者が居眠り状態に陥る虞が大であるよう
な場合には、運転者に対して警告を発するようにする、
居眠り防止のための状態監視システムに関する研究が種
々行われている。
【0003】このような状態監視システムにあっては、
例えば、チャージ・カップルド・ディバイス(CCD)
が用いられた小型ビデオカメラ(CCDカメラ)等の撮
像手段により車両の運転者の目の状態が観察される。そ
して、それにより得られる観察結果に画像処理が施され
て形成される運転者の目の状態についての監視データに
基づいて、運転者が居眠り状態に陥ろうとしている状態
か否かが判別され、運転者が居眠り状態に陥ろうとして
いる状態が検知された場合には、例えば、ブザーによる
警報音が発せられるようにされる。
【0004】斯かる際における運転者が居眠り状態に陥
ろうとしている状態か否かの判別に関しては、例えば、
特開平6−266981号公報に記載されている如く
の、CCDカメラが用いられて得られた運転者の目の開
度,瞬き頻度等についての長時間時系列平均値が求めら
れ、求められた長時間時系列平均値が、運転者が居眠り
状態に陥ろうとしている状態か否かの判別のための居眠
り判定用パラメータとして用いられるシステム、あるい
は、特開平7−93700号公報に記載されている如く
の、CCDカメラが用いられて得られた運転者の顔面部
分のエッジ画像と予めメモリ部に格納されているテンプ
レートデータがあらわす画像とが照合され、それにより
得られるパターン照合結果から、運転者の眼球運動,瞬
き動作等についての解析がなされ、その解析結果が運転
者が居眠り状態に陥ろうとしている状態か否かの判別に
用いられるシステム等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くに、車両の
運転者が居眠り状態に陥ろうとしている状態か否かの判
別が、運転者の目の開度あるいは瞬き動作等が捕らえら
れて行われるシステムにあっては、CCDカメラ等の撮
像手段及び警報手段に加えて、撮像手段から得られる運
転者の目の開度あるいは瞬き動作等をあらわす撮像出力
を解析するための複雑な解析手段を備えることが必要と
され、全体の構成が複雑で、高価なものとなるという不
都合がある。そのうえ、撮像出力の解析に比較的長い時
間が要され、運転者が居眠り状態に陥ろうとしている状
態か否かの判別が迅速に行われず、しかも、判別結果に
ついての信頼性が然程高くなく、誤判別が生じ易いとい
う問題もある。
【0006】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
記載された発明は、車両の運転者が居眠り状態に陥る事
態を回避すべく利用される場合には、比較的簡単で安価
に得られる構成をもって、車両の運転者がその覚醒度合
いが低下して居眠り状態に陥ろうとしている状態か否か
の判別が、迅速かつ的確になされて、その判別結果に応
じて、運転者に対する必要な警告が適正に行われるよう
になすことができる、車両の運転者等の状態についての
検出を行い、検出結果に応じて必要な警告を発する状態
監視装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6までのいずれかに記載され
た発明に係る状態監視装置は、予め設定された内容を有
する呼掛け音声データが格納される第1のメモリ部と、
第1のメモリ部に格納された呼掛け音声データに基づく
呼掛け音声を発する音声出力部と、音声出力部から発せ
られる呼掛け音声に対する予め定められた応答音声に対
応する内容をあらわす参照音声データが格納される第2
のメモリ部と、音声出力部から発せられる呼掛け音声に
対する応答音声が入力される音声入力部と、音声入力部
から得られる応答音声をあらわす音声信号に対応する応
答音声データを得る応答データ形成部と、応答データ形
成部から得られる応答音声データと第2のメモリ部に格
納された参照音声データとの比較を行い、その比較の結
果をあらわす比較出力を得るデータ比較部と、予め設定
された警告データが格納される第3のメモリ部と、動作
制御部とを備え、動作制御部が、第1のメモリ部からの
呼掛け音声データの読出し制御及び第2のメモリ部から
の参照音声データの読出し制御を行うとともに、データ
比較部から得られる比較出力が、応答データ形成部から
得られる応答音声データが第2のメモリ部に格納された
参照音声データとの同一性もしくは類似性に欠けるもの
であること、あるいは、音声入力部に音声出力部から発
せられる呼掛け音声に対する応答音声が入力されていな
いことをあらわすとき、第3のメモリ部から警告データ
を読み出し、その警告データに基づく警告が発せられる
状態となす制御を行うものとされて、構成される。
【0008】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項4または請求項5に記載された発明に係る状態監視装
置は、参照音声データが格納される第2のメモリ部が、
参照音声データを、音声出力部から発せられる呼掛け音
声に対する応答音声を音声入力部に入力する者の音声に
基づいて得られた音声データとして格納するものとされ
て、構成される。
【0009】また、特に、本願の特許請求の範囲におけ
る請求項6に記載された発明に係る状態監視装置は、第
1のメモリ部,音声出力部,第2のメモリ部,音声入力
部,応答データ形成部,データ比較部,第3のメモリ部
及び動作制御部の全体が車両に搭載されるものとして構
成され、音声出力部から発せられる呼掛け音声に対する
応答音声を音声入力部に入力する者が車両の運転者とさ
れる。
【0010】上述のように構成される本願の特許請求の
範囲における請求項1から請求項6までのいずれかに記
載された発明に係る状態監視装置にあっては、動作制御
部による制御のもとで、第1のメモリ部から呼掛け音声
データが読み出されて、音声出力部から呼掛け音声が発
せられるとき、その呼掛け音声に対する応答音声の音声
入力部に対する入力状況が監視される。斯かる監視は、
応答データ形成部により、音声出力部から発せられる呼
掛け音声に対する応答音声が入力される音声入力部から
の応答音声をあらわす音声信号に対応する応答音声デー
タが得られ、データ比較部により、応答音声データと第
2のメモリ部に格納された参照音声データとの比較が行
われて、その比較の結果をあらわす比較出力が得られ、
動作制御部が、データ比較部から得られる比較出力が、
応答データ形成部から得られる応答音声データが第2の
メモリ部に格納された参照音声データとの同一性もしく
は類似性に欠けるものであること、あるいは、音声入力
部に音声出力部から発せられる呼掛け音声に対する応答
音声が入力されていないことをあらわすか否かを判別す
ることによって行われる。
【0011】そして、データ比較部から得られる比較出
力が、応答データ形成部から得られる応答音声データが
第2のメモリ部に格納された参照音声データとの同一性
もしくは類似性に欠けるものであること、あるいは、音
声入力部に音声出力部から発せられる呼掛け音声に対す
る応答音声が入力されていないことをあらわすときに
は、動作制御部により、呼掛け音声に対する応答音声の
音声入力部に対する入力状況が正常でない、例えば、呼
掛け音声に対する応答音声を音声入力部に入力する者
が、覚醒度合いが低下して居眠り状態に陥ろうとしてい
る状態にあると判断され、動作制御部による制御のもと
で、第3のメモリ部から警告データが読み出されて、そ
の警告データに基づく警告が発せられる状態がとられ
る。
【0012】このようにされることにより、比較的簡単
で安価に得られる構成をもって、呼掛け音声に対する応
答音声の音声入力部に対する入力状況が正常でないか否
かの判別、例えば、呼掛け音声に対する応答音声を音声
入力部に入力する者が、覚醒度合いが低下して居眠り状
態に陥ろうとしている状態か否かの判別が、迅速かつ的
確になされ、その判別結果に応じて必要な警告が適正に
行われることになる。
【0013】従って、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項6までのいずれかに記載された発明に
係る状態監視装置が、車両の運転者が居眠り状態に陥る
事態を回避すべく利用されるに場合には、比較的簡単で
安価に得られる構成をもって、車両の運転者がその覚醒
度合いが低下して居眠り状態に陥ろうとしている状態か
否かの判別が、迅速かつ的確になされて、その判別結果
に応じて、運転者に対する必要な警告が適正に行われる
ことになる。
【0014】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項4または請求項5に記載された発明に係る状態監視装
置にあっては、第2のメモリ部に格納される参照音声デ
ータが、音声出力部から発せられる呼掛け音声に対する
応答音声を音声入力部に入力する者の音声に基づいて得
られた音声データとされるので、動作制御部による、デ
ータ比較部から得られる比較出力が、応答データ形成部
から得られる応答音声データが第2のメモリ部に格納さ
れた参照音声データとの同一性もしくは類似性に欠ける
ものであることをあらわしているか否かの判別が、誤作
動が抑制されるもとで的確に行われることになる。
【0015】また、特に、本願の特許請求の範囲におけ
る請求項6に記載された発明に係る状態監視装置にあっ
ては、第1のメモリ部,音声出力部,第2のメモリ部,
音声入力部,応答データ形成部,データ比較部,第3の
メモリ部及び動作制御部の全体が車両に搭載されるもの
として構成され、音声出力部から発せられる呼掛け音声
に対する応答音声を音声入力部に入力する者が車両の運
転者とされるので、比較的簡単で安価に得られる構成を
もって、車両の運転者がその覚醒度合いが低下して居眠
り状態に陥ろうとしている状態か否かの判別が、迅速か
つ的確になされて、その判別結果に応じて、運転者に対
する必要な警告が適正に行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6までのいずれかに記載され
た発明に係る状態監視装置の一例を示す。この例は、車
両の運転者が居眠り状態に陥る事態を回避すべく利用さ
れて、その全体が車両に搭載されたものとされる。
【0017】図1に示される例にあっては、動作制御ユ
ニット11が設けられており、動作制御ユニット11に
は、プログラムデータ格納メモリ部12及び入力操作部
13が付随せしめられている。プログラムデータ格納メ
モリ部12は、動作制御ユニット11の動作を制御する
制御プログラムをあらわすプログラムデータDPRを格
納していて、動作制御ユニット11からのメモリ制御信
号CMに応じて、プログラムデータDPRを読み出し、
それを動作制御ユニット11に供給する。また、入力操
作部13は、例えば、車両の運転者等の使用者による手
動操作が行われ、それに応じて各種の指令データDIN
を動作制御ユニット11に供給する。
【0018】また、動作制御ユニット11には、それか
ら送出される呼掛け音声データDCA及び警告データD
WRが供給される音声信号形成部14が接続されてお
り、音声信号形成部14からは、呼掛け音声データDC
Aに対応する音声信号SCAもしくは警告データDWR
に対応する音声信号SWAが得られる。音声信号形成部
14からの音声信号SCAもしくはSWAは、増幅部1
5により増幅されて、音声出力部を形成するスピーカ1
6に供給される。それにより、スピーカ16から呼掛け
音声データDCAがあらわす予め設定された呼掛け音
声、もしくは、警告データDWRに基づく警告が発せら
れる。スピーカ16は、例えば、車両における運転者席
の近傍に配される。
【0019】さらに、図1に示される例にあっては、ス
ピーカ16からの呼掛け音声データDCAがあらわす予
め設定された呼掛け音声に対する応答音声が入力され
る、音声入力部を形成するマイクロフォン17が、例え
ば、車両における運転者席の近傍に配されたものとして
設けられている。マイクロフォン17からは、呼掛け音
声に対する応答音声に応じた音声信号SSPが得られ、
音声信号SSPは、増幅部18により増幅されて動作制
御ユニット11に供給される。
【0020】動作制御ユニット11には、予め設定され
た内容を有する呼掛け音声データDCAが格納される呼
掛けデータ格納メモリ部と、増幅部18を通じて動作制
御ユニット11に供給される音声信号SSPを検出する
音声信号検出部と、音声信号検出部により検出された音
声信号SSPに対応する応答音声データを得る応答デー
タ形成部と、音声信号検出部により検出された音声信号
SSPに基づいて、スピーカ16から発せられる呼掛け
音声に対する予め定められた応答音声に対応する内容を
あらわす参照音声データを形成する参照データ形成部
と、参照データ形成部により形成された参照音声データ
が格納される参照データ格納メモリ部と、応答データ形
成部から得られる応答音声データと参照データ格納メモ
リ部に格納された参照音声データとの比較を行い、その
比較の結果をあらわす比較出力を得るデータ比較部と、
予め設定された警告データDWRが格納される警告デー
タ格納メモリ部とが内蔵されている。そして、動作制御
ユニット11から音声信号形成部14に供給される音声
データDCA及び警告データDWRは、夫々、呼掛けデ
ータ格納メモリ部及び警告データ格納メモリ部から読み
出されたものとされる。
【0021】このようなもとで、スピーカ16から発せ
られる呼掛け音声は、例えば、「起きていますか。」と
いう内容を有するものとされ、従って、動作制御ユニッ
ト11に内蔵された呼掛けデータ格納メモリ部に格納さ
れる呼掛け音声データDCAは、「起きていますか。」
という内容を有する呼掛け音声をあらわすものとされ
る。また、斯かる呼掛け音声に対する応答音声は、「は
い。起きています。」という内容を有するものとするこ
とが予め決められる。それに伴い、動作制御ユニット1
1に内蔵された参照データ格納メモリ部に格納される参
照音声データは、応答音声に対応する「はい。起きてい
ます。」という内容をあらわすものとされる。さらに、
スピーカ16から呼掛け音声が発せられたときには、車
両の運転者は、予め設定された「はい。起きていま
す。」という内容を有する応答音声を発声するものと前
もって取り決められる。
【0022】動作制御ユニット11に内蔵された参照デ
ータ格納メモリ部に参照音声データが格納されるに際し
ては、図1に示される例の使用者である車両の運転者
が、マイクロフォン17に向かって、「はい。起きてい
ます。」という内容を有する音声を発声する。それによ
り、マイクロフォン17から、「はい。起きていま
す。」という内容を有する運転者の音声に応じた音声信
号SSPが得られ、それが、増幅部18により増幅され
て動作制御ユニット11に供給される。
【0023】そして、動作制御ユニット11において
は、増幅部18を通じて供給される音声信号SSPが音
声信号検出部により検出されて、参照データ形成部に供
給される。参照データ形成部においては、音声信号SS
Pに基づいて、「はい。起きています。」という内容を
有する応答音声に対応する内容をあらわす参照音声デー
タが形成され、その参照音声データが参照データ格納メ
モリ部に供給されて格納される。
【0024】斯かるもとで、動作制御ユニット11は、
入力操作部13からの呼掛け動作を指示する指令データ
DINに応じ、プログラムデータ格納メモリ部12から
読み出されたプログラムデータDPRがあらわす制御プ
ログラムに従った呼掛け動作状態をとる。
【0025】斯かる呼掛け動作状態がとられるもとにあ
っては、動作制御ユニット11は、先ず、呼掛けデータ
格納メモリ部から予め設定された内容を有する呼掛け音
声データDCAを読み出し、その呼掛け音声データDC
Aを音声信号形成部14へと送出する。それにより、ス
ピーカ16から、呼掛け音声データDCAがあらわす、
例えば、「起きていますか。」という予め設定された呼
掛け音声が、車両の運転者に呼び掛けるものとして発せ
られる。斯かるスピーカ16からの呼掛け音声は、例え
ば、車両が走行状態にあるとき、所定の時間間隔をおい
て繰り返して発せられる。
【0026】そして、スピーカ16から呼掛け音声が発
せられたとき、運転者が充分な覚醒状態にある場合に
は、例えば、「はい。起きています。」という予め設定
された応答音声が正しく発声され、その応答音声がマイ
クロフォン17に入力されて、マイクロフォン17か
ら、「はい。起きています。」という応答音声に応じた
音声信号SSPが得られる。それに対して、スピーカ1
6から呼掛け音声が発せられたとき、車両の運転者が、
覚醒度合いが低下して居眠り状態に陥る虞がある状況に
あると、「はい。起きています。」という予め設定され
た応答音声が正しく発声されず、その正しく発声されな
かった応答音声がマイクロフォン17に入力されて、マ
イクロフォン17から、正しく発声されなかった応答音
声に応じた音声信号SSPが得られるか、もしくは、応
答音声が全く発せられず、従って、マイクロフォン17
に応答音声が入力されず、マイクロフォン17から応答
音声に応じた音声信号SSPが得られないことになる。
【0027】このとき、マイクロフォン17から音声信
号SSPが得られる場合には、マイクロフォン17から
得られる音声信号SSPが、増幅部18により増幅され
て動作制御ユニット11に供給される。動作制御ユニッ
ト11においては、増幅部18を通じて供給される音声
信号SSPが音声信号検出部により検出されて、応答デ
ータ形成部に供給される。応答データ形成部において
は、音声信号SSPに基づいて、「はい。起きていま
す。」という内容を有する応答音声に対応する内容、も
しくは、正しく発声されなかった応答音声に対応する内
容をあらわす応答音声データが形成される。
【0028】そして、データ比較部において、応答デー
タ形成部によって形成された応答音声データと参照デー
タ格納メモリ部から読み出された参照音声データとの比
較が行われ、その比較の結果をあらわす比較出力がデー
タ比較部から得られる。斯かるデータ比較部から得られ
る比較出力は、応答データ形成部によって形成された応
答音声データが参照データ格納メモリ部に格納された参
照音声データとの同一性もしくは類似性を有したもので
あって、車両の運転者により「はい。起きています。」
という予め設定された応答音声が正しく発声され、その
応答音声がマイクロフォン17に入力されたこと、もし
くは、応答データ形成部によって形成された応答音声デ
ータが参照データ格納メモリ部に格納された参照音声デ
ータとの同一性もしくは類似性に欠けるものであって、
車両の運転者により「はい。起きています。」という予
め設定された応答音声が正しく発声されず、その正しく
発声されなかった応答音声がマイクロフォン17に入力
されたことをあらわすものとなる。
【0029】一方、スピーカ16から呼掛け音声が発せ
られても、マイクロフォン17から応答音声に応じた音
声信号SSPが得られない場合には、動作制御ユニット
11において、応答データ形成部による応答音声データ
の形成が行われない。それゆえ、斯かる際には、データ
比較部において、参照データ格納メモリ部から読み出さ
れた参照音声データとの比較が行われるべき応答音声デ
ータが無いことになり、データ比較部から得られる比較
出力が、マイクロフォン17に応答音声が入力されなか
ったことをあらわすものとなる。
【0030】斯かる際、動作制御ユニット11は、デー
タ比較部から得られる比較出力が、応答データ形成部か
ら得られる応答音声データが参照データ格納メモリ部に
格納された参照音声データとの同一性もしくは類似性に
欠けるものであること、あるいは、マイクロフォン17
にスピーカ16から発せられる呼掛け音声に対する応答
音声が入力されていないことをあらわすとき、車両の運
転者が覚醒度合いが低下して居眠り状態に陥る虞がある
状況にあると判断する。そして、動作制御ユニット11
は、警告データ格納メモリ部から警告データDWRを読
み出して、それを音声信号形成部14へと送出し、スピ
ーカ16から警告データDWRに基づく警告が発せられ
る状態となす。その結果、運転者は、スピーカ16から
発せられる警告によって、覚醒度合いが低下して居眠り
状態に陥る虞がある状況から充分な覚醒状態に戻され、
居眠り状態に陥ることが防止される。
【0031】上述の図1に示される例における動作制御
ユニット11は、例えば、マイクロコンピュータが用い
られて構成され、斯かるマイクロコンピュータが、呼掛
け動作状態をとるもとで実行するプログラムの一例を、
図2のフローチャートを参照して説明する。
【0032】図2のフローチャートに示されるプログラ
ムにあっては、スタート後、ステップ21において、ス
ピーカ16から呼掛け音声が発せられる状態とすべき呼
掛けタイミングが到来したか否かを判断する。その結
果、呼掛けタイミングが到来していなければ、ステップ
21での判断を繰り返し、呼掛けタイミングが到来した
ときには、ステップ22において、呼掛けデータ格納メ
モリ部から呼掛け音声データDCAを読み出して音声信
号形成部14へと送出する。
【0033】続いて、ステップ23において、データ比
較部から得られる比較出力についての判別を行うべきデ
ータ比較出力判別タイミングが到来したか否かを判断す
る。その結果、データ比較出力判別タイミングが到来し
ていなければ、ステップ23での判断を繰り返し、デー
タ比較出力判別タイミングが到来したときには、ステッ
プ24に進む。
【0034】ステップ24においては、データ比較部か
ら得られる比較出力が、マイクロフォン17にスピーカ
16から発せられる呼掛け音声に対する応答音声が入力
されていないことをあらわしているか否かを判断する。
その結果、データ比較部から得られる比較出力が、マイ
クロフォン17にスピーカ16から発せられる呼掛け音
声に対する応答音声が入力されていることをあらわして
いる場合には、ステップ26に進み、データ比較部から
得られる比較出力が、マイクロフォン17にスピーカ1
6部から発せられる呼掛け音声に対する応答音声が入力
されていないことをあらわしている場合には、ステップ
25に進む。
【0035】ステップ26においては、データ比較部か
ら得られる比較出力が、応答データ形成部から得られる
応答音声データが参照データ格納メモリ部に格納された
参照音声データとの同一性もしくは類似性に欠けるもの
であることをあらわしているか否かを判断する。ステッ
プ26での判断の結果、データ比較部から得られる比較
出力が、応答データ形成部から得られる応答音声データ
が参照データ格納メモリ部に格納された参照音声データ
との同一性もしくは類似性に欠けるものであることをあ
らわしている場合には、ステップ25に進み、データ比
較部から得られる比較出力が、応答データ形成部から得
られる応答音声データが参照データ格納メモリ部に格納
された参照音声データとの同一性もしくは類似性に欠け
るものでないことをあらわしている場合には、ステップ
21に戻る。
【0036】ステップ25においては、警告データ格納
メモリ部から警告データDWRを読み出して音声信号形
成部14へと送出し、その後、ステップ21に戻る。
【0037】上述の図1に示される例においては、動作
制御ユニット11から送出される警告データDWRに基
づく警告が、スピーカ16から発せられるようにされて
いるが、警告データDWRに基づく警告は、スピーカ1
6から発せられるものではなく、スピーカ16とは別に
設けられたスピーカから発せられるもの,ブザーから発
せられるもの,発光体からの光によるもの,振動体の振
動によるもの等とされてもよい。
【0038】また、図1に示される例においては、動作
制御ユニット11に、呼掛けデータ格納メモリ部,音声
信号検出部,応答データ形成部,参照データ形成部,参
照データ格納メモリ部,データ比較部及び警告データ格
納メモリ部が内蔵されているが、これらは、必ずしも動
作制御ユニット11に内蔵されたものとなされる必要は
ない。
【0039】さらに、図1に示される例は、車両の運転
者が居眠り状態に陥る事態を回避すべく利用されて、そ
の全体が車両に搭載されたものとされているが、本願の
特許請求の範囲における請求項1から請求項6までのい
ずれかに記載された発明に係る状態監視装置は、斯かる
例に限られることなく、他の種々の利用態様をとり得る
ものである。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項6までのいず
れかに記載された発明に係る状態監視装置によれば、比
較的簡単で安価に得られる構成をもって、呼掛け音声に
対する応答音声の音声入力部に対する入力状況が正常で
ないか否かの判別、例えば、呼掛け音声に対する応答音
声を音声入力部に入力する者が、覚醒度合いが低下して
居眠り状態に陥ろうとしている状態か否かの判別を、迅
速かつ的確に行うことができ、その判別結果に応じて必
要な警告を適正に行える。
【0041】従って、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項6までのいずれかに記載された発明に
係る状態監視装置を、車両の運転者が居眠り状態に陥る
事態を回避すべく利用する場合には、比較的簡単で安価
に得られる構成をもって、車両の運転者がその覚醒度合
いが低下して居眠り状態に陥ろうとしている状態か否か
の判別を、迅速かつ的確に行うことができ、その判別結
果に応じて、運転者に対する必要な警告を適正に行える
ことになる。
【0042】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項4または請求項5に記載された発明に係る状態監視装
置によれば、第2のメモリ部に格納される参照音声デー
タが、音声出力部から発せられる呼掛け音声に対する応
答音声を音声入力部に入力する者の音声に基づいて得ら
れた音声データとされるので、動作制御部による、デー
タ比較部から得られる比較出力が、応答データ形成部か
ら得られる応答音声データが第2のメモリ部に格納され
た参照音声データとの同一性もしくは類似性に欠けるも
のであることをあらわしているか否かの判別を、誤作動
が抑制されるもとで的確に行うことができる。
【0043】また、特に、本願の特許請求の範囲におけ
る請求項6に記載された発明に係る状態監視装置によれ
ば、第1のメモリ部,音声出力部,第2のメモリ部,音
声入力部,応答データ形成部,データ比較部,第3のメ
モリ部及び動作制御部の全体が車両に搭載されるものと
して構成され、音声出力部から発せられる呼掛け音声に
対する応答音声を音声入力部に入力する者が車両の運転
者とされるので、比較的簡単で安価に得られる構成をも
って、車両の運転者がその覚醒度合いが低下して居眠り
状態に陥ろうとしている状態か否かの判別を、迅速かつ
的確に行うことができ、その判別結果に応じて、運転者
に対する必要な警告を適正に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項6までのいずれかに記載された発明に係る状態監
視装置の一例を示すブロック構成図である。
【図2】 図1に示される例における動作制御ユニット
を構成するマイクロコンピュータが実行するプログラム
の一例をあらわすフローチャートである。
【符号の説明】
11・・・動作制御ユニット,12・・・プログラムデ
ータ格納メモリ部,13・・・入力操作部,14・・・
音声信号形成部,15,18・・・増幅部,16・・・
スピーカ,17・・・マイクロフォン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定された内容を有する呼掛け音声デ
    ータが格納される第1のメモリ部と、 該第1のメモリ部に格納された呼掛け音声データに基づ
    く呼掛け音声を発する音声出力部と、 該音声出力部から発せられる呼掛け音声に対する予め定
    められた応答音声に対応する内容をあらわす参照音声デ
    ータが格納される第2のメモリ部と、 上記音声出力部から発せられる呼掛け音声に対する応答
    音声が入力される音声入力部と、 該音声入力部から得られる上記応答音声をあらわす音声
    信号に対応する応答音声データを得る応答データ形成部
    と、 該応答データ形成部から得られる応答音声データと上記
    第2のメモリ部に格納された参照音声データとの比較を
    行い、該比較の結果をあらわす比較出力を得るデータ比
    較部と、 予め設定された警告データが格納される第3のメモリ部
    と、 上記第1のメモリ部からの呼掛け音声データの読出し制
    御、及び、上記第2のメモリ部からの参照音声データの
    読出し制御を行うとともに、上記データ比較部から得ら
    れる比較出力が、上記応答データ形成部から得られる応
    答音声データが上記第2のメモリ部に格納された参照音
    声データとの同一性もしくは類似性に欠けるものである
    こと、あるいは、上記音声入力部に上記音声出力部から
    発せられる呼掛け音声に対する応答音声が入力されてい
    ないことをあらわすとき、上記第3のメモリ部から警告
    データを読み出し、該警告データに基づく警告が発せら
    れる状態となす制御を行う動作制御部と、を備えて構成
    される状態監視装置。
  2. 【請求項2】音声出力部が、第3のメモリ部から警告デ
    ータが読み出されるとき、該警告データに基づく警告音
    声を発することを特徴とする請求項1記載の状態監視装
    置。
  3. 【請求項3】第1のメモリ部,第2のメモリ部,応答デ
    ータ形成部,データ比較部及び第3のメモリ部が、動作
    制御部に内蔵されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の状態監視装置。
  4. 【請求項4】第2のメモリ部が、参照音声データを、音
    声出力部から発せられる呼掛け音声に対する応答音声を
    音声入力部に入力する者の音声に基づいて得られた音声
    データとして格納することを特徴とする請求項1または
    3記載の状態監視装置。
  5. 【請求項5】音声入力部から得られる音声信号に基づい
    て参照音声データを形成し、該参照音声データを第2の
    メモリ部に供給して該第2のメモリ部に格納されるもの
    とする参照データ形成部が設けられたことを特徴とする
    請求項4記載の状態監視装置。
  6. 【請求項6】第1のメモリ部,音声出力部,第2のメモ
    リ部,音声入力部,応答データ形成部,データ比較部,
    第3のメモリ部及び動作制御部の全体が車両に搭載さ
    れ、上記音声出力部から発せられる呼掛け音声に対する
    応答音声を上記音声入力部に入力する者が、上記車両の
    運転者とされることを特徴とする請求項1から請求項5
    のいずれかに記載の状態監視装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6885475B1 (en) 1999-08-06 2005-04-26 Omron Corporation Name card creating apparatus
JP2009096327A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Xanavi Informatics Corp 飲酒状態検出装置
CN101968918A (zh) * 2010-11-01 2011-02-09 庄力可 反馈式疲劳检测系统

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