JPH11306438A - 電子現金取引処理システム - Google Patents

電子現金取引処理システム

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JPH11306438A
JPH11306438A JP11667198A JP11667198A JPH11306438A JP H11306438 A JPH11306438 A JP H11306438A JP 11667198 A JP11667198 A JP 11667198A JP 11667198 A JP11667198 A JP 11667198A JP H11306438 A JPH11306438 A JP H11306438A
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JP
Japan
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electronic cash
cash transaction
data
transaction
transaction data
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JP11667198A
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Takeshi Suzuki
健史 鈴木
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引処理端末から送信されたが店舗制御装置
に届かずに欠落した電子現金取引データを店舗側で自動
的に復旧できるようにする。 【解決手段】 取引処理端末1では、電子現金取引を処
理する毎に発生する電子現金取引データを蓄積保存す
る。また店舗制御装置2では、取引処理端末から電子現
金取引データを受信する毎にその電子現金取引データを
ファイル25で蓄積保存する。そして、店舗制御装置で
保存されている電子現金取引データを電子欠落判定部2
9で精査して、取引処理端末では保存されているが店舗
制御装置では保存されていない欠落データの有無を判断
し、欠落データ有りの場合には欠落データ送信要求部3
0により取引処理端末に保存されている電子現金取引デ
ータの中から欠落データに該当する電子現金取引データ
を抽出して店舗制御装置に再送するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売商品の代金を
ICカード等の電子財布媒体に記録された電子現金で決
済する電子現金取引を処理する電子現金取引処理システ
ムに関し、特に、POS(Point Of Sales:販売時点情
報管理)ターミナルと称される取引処理端末からストア
コンピュータと称される店舗制御装置に送信される電子
現金取引データが欠落したときの復旧技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より商店で販売商品の代金を決済す
る手段としては、現金,商品券,クレジットカード等が
知られている。また最近では、金融機関の預金口座から
引落とされた金額が電子的に書込まれたICカード、い
わゆる電子財布カードで販売商品の代金を決済する電子
現金取引も実用化に向け研究されている。
【0003】この電子現金取引を処理する店舗システム
は、一般に、ICカードのリーダライタを備えた取引処
理端末いわゆるPOSターミナルと、金融機関のコンピ
ュータとのデータ通信機能を有した店舗制御装置、いわ
ゆるストアコンピュータとをLAN(Local Area Netwo
rk)などの通信回線で接続して構築されている。そして
POSターミナルは、ICカードリーダライタにより電
子財布カードに記録された電子現金から販売商品の代金
を引き去ることで決済する電子現金取引を処理する毎
に、少なくともその電子現金取引金額情報と電子財布カ
ードに記録された利用者情報とを有する電子現金取引デ
ータを通信回線を介してストアコンピュータに送信する
機能を有しており、ストアコンピュータは、POSター
ミナルから前記通信回線を介して受信した電子現金取引
データを所定の金融機関のコンピュータに転送して使用
された電子現金の決済を求める機能を有していた。
【0004】ところで、上記のような電子現金取引処理
システムにおいては、POSターミナルとストアコンピ
ュータとを結ぶ回線の通信障害やストアコンピュータの
故障によりPOSターミナルから送信された電子現金取
引データがストアコンピュータに届かずに欠落した場
合、使用された電子現金の決済を金融機関に求めること
ができなくなるので、売上の損失になるおそれがあっ
た。
【0005】そこでこのような損失を防止するために、
POSターミナルとストアコンピュータとで電子現金取
引データを各々のデータファイルに蓄積保存するように
していた。こうすることにより、例えば毎営業日の閉店
後にPOSターミナルのデータファイルに保存された電
子現金取引データとストアコンピュータのデータファイ
ルに保存された電子現金取引データとをそれぞれプリン
トアウトさせ、担当者がその内容を照らし合わせて精査
することにより欠落データの有無及び欠落データの内容
(電子現金取引金額,利用者情報等)を確認することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子現
金取引の場合には電子財布カードに記録されている利用
者情報としてデジタル署名が含まれている。このデジタ
ル署名は暗号化されているため店舗側では解読できな
い。このため、たとえ店舗側において欠落した電子現金
取引データを発見できても、電子財布カードが手元にな
い以上、欠落した電子現金取引データをストアコンピュ
ータ上に復旧させて所定の金融機関に使用された電子現
金の決済を求めることはできなかった。そこでこのよう
な場合には、欠落した電子現金取引データの内容をプリ
ントアウトしたものを所定の金融機関に提出して使用さ
れた電子現金の決済を求めるしか方法がなく、欠落した
電子現金取引データの復旧に多大な工数がかかってい
た。
【0007】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、取引処理端末から
送信されたが店舗制御装置に届かずに欠落した電子現金
取引データを店舗側で自動的に復旧することができ、電
子現金取引データの欠落による売上損失を削減できる電
子現金取引処理システムを提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、販売商品の代金を電子財布媒体に記録された電子現
金で決済する電子現金取引を処理する毎に少なくともそ
の電子現金取引金額情報と電子財布媒体利用者の利用者
情報とを有する電子現金取引データを通信回線を介して
店舗制御装置に送信するようにした取引処理端末と、こ
の取引処理端末から通信回線を介して受信した電子現金
取引データを所定の金融機関のコンピュータに転送して
使用された電子現金の決済を求める店舗制御装置とを備
えた電子現金取引処理システムにおいて、取引処理端末
に、電子現金取引を処理する毎に発生する電子現金取引
データを蓄積保存する手段を設ける。また、店舗制御装
置に、取引処理端末から電子現金取引データを受信する
毎にその電子現金取引データを蓄積保存する手段を設け
る。そして、店舗制御装置で保存されている電子現金取
引データを精査して取引処理端末では保存されているが
店舗制御装置では保存されていない欠落データの有無を
判断し、欠落データ有りの場合には取引処理端末に保存
されている電子現金取引データの中から欠落データに該
当する電子現金取引データを抽出して店舗制御装置に再
送するようにしたものである。
【0009】本願請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明において、取引処理端末に、電子現金取引を
処理する毎に発生する電子現金取引データを蓄積保存す
る手段とともに電子現金取引金額を合計する手段を設け
る。また、店舗制御装置に、取引処理端末から電子現金
取引データを受信する毎にその電子現金取引データを蓄
積保存する手段ととともにその電子現金取引データ中の
電子現金取引金額を累計する手段を設ける。そして、取
引処理端末で算出された電子現金取引金額の合計金額と
店舗制御装置で算出された電子現金取引金額の累計金額
とを比較し、不一致のとき、店舗制御装置で保存されて
いる電子現金取引データを精査して取引処理端末では保
存されているが店舗制御装置では保存されていない欠落
データを探し、取引処理端末に保存されている電子現金
取引データの中から欠落データに該当する電子現金取引
データを抽出して店舗制御装置に再送するようにしたも
のである。
【0010】本願請求項3記載の発明は、上記請求項1
または2記載の発明において、取引処理端末に保存され
ている電子現金取引データの中から欠落データに該当す
る電子現金取引データを抽出して店舗制御装置に再送す
ることができなかったとき、異常警告を発するようにし
たものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は本発明の電子現金取引処理
システムを採用したPOSシステムの全体図であり、取
引処理端末として機能する複数台のPOSターミナル1
と店舗制御装置として機能するストアコンピュータ2と
を、LANなどの通信回線3で相互通信可能に接続する
ことによりPOSシステムを構築している。
【0012】各POSターミナル1は、それぞれ店舗の
売場に設置されており、CPU(Central Processing U
nit )を主体とした制御部により、POS専用キーボー
ド,スキャナなどの入力機器やオペレータ用及び顧客用
の各表示器,レシート・ジャーナルプリンタなどの出力
機器を制御して、「登録」,「精算」などの各種業務を
選択的に実行するものである。因みに「登録」とは、1
取引として販売登録される各商品の点数,金額などの販
売データをメモリに登録処理した後、その1取引で発生
した取引金額に対する決済を処理する業務である。「精
算」とは、1営業日の閉店後に「登録」業務によってメ
モリに登録処理された各商品の販売データを集計し出力
する業務である。なお、メモリに登録処理されたデータ
は、翌営業日の開店までにクリアされるようになってい
る。
【0013】ここで本実施の形態では、金融機関の預金
口座から引落とされた金額が電子的に書込まれたICカ
ード、いわゆる電子財布カード4で販売商品の代金を決
済する電子現金取引に対応できるように、各POSター
ミナル1にICカードリーダライタ5をそれぞれ接続し
ている。このICカードリーダライタ5は、電子財布カ
ード4としてのICカードに実装されたICメモリチッ
プに記録されたデータの読取り及び当該ICメモリチッ
プへのデータの書込みを行う従来周知の一般的なもので
ある。なお、電子財布カード4のICメモリチップに
は、金額データの他、電子財布カード固有のカード番号
やデジタル署名等の利用者情報が電子的に書込まれてい
る。
【0014】ストアコンピュータ2は、店舗の事務所等
に設置されており、各POSターミナル1での商品販売
登録処理を一元的に制御するとともに、各POSターミ
ナル1で販売登録された各商品の販売データを収集し集
計して店舗全体の売上管理等を行うもので、データベー
スDBを内蔵している。また、キーボード6,ディスプ
レイ7,プリンタ8などのコンピュータ周辺機器を接続
している。ここで本実施の形態では、前記電子現金取引
に対応できるように、ストアコンピュータ2を各種金融
機関のホストコンピュータとデータ通信が可能な通信網
9に接続している。
【0015】次に、前記POSターミナル1の本発明に
関わる主要な機能について、図2のブロック図を用いて
説明する。同図において、商品登録部10は、キーボー
ドやスキャナからの商品データ入力により1取引として
販売登録された各商品の点数,金額などの販売データを
メモリに登録処理するものである。取引締め部11は、
1取引で発生した取引金額に対する決済を処理し、レシ
ート発行や取引履歴としてのジャーナル印字等を行うも
のである。またPOSターミナル1は、現金取引,商品
券取引,クレジットカード取引,電子現金取引などの決
済手段の異なる取引別に取引金額を集計する取引別集計
ファイル12を備えており、前記取引締め部11は、決
済処理した取引毎にその取引金額を取引別集計ファイル
12に取引別に加算する機能を有している。
【0016】トランザクション編集部13は、前記商品
登録部10によって販売登録された1取引の売上商品情
報と前記取引締め部11により決済処理された当該取引
の決済情報とをトランザクションデータとして編集する
もので、このトランザクション編集部13によって編集
された各トランザクションデータは、POSターミナル
1に内蔵されたトランザクションファイル14に順次蓄
積保存されるようになっている。トランザクション送信
部15は、前記トランザクション編集部13によって編
集されトランザクションファイル14に書込まれたトラ
ンザクションデータを読出し、前記通信回線3を通じて
ストアコンピュータ2に送信するものである。精算デー
タ送信部16は、前記取引別集計ファイル12にて決済
手段の異なる取引別に集計されたデータを読出し、精算
データとして前記通信回線3を通じてストアコンピュー
タ2に送信するものである。
【0017】再送要求受信部17は、前記ストアコンピ
ュータ2から通信回線3を介して送信されるトランザク
ションデータの再送要求コマンドを受信するものであ
る。トランザクション再送部18は、前記再送要求受信
部17で受信した再送要求コマンドにしたがいトランザ
クションファイル14から該当するトランザクションデ
ータを抽出し、前記通信回線3を介してストアコンピュ
ータ2に送信するものである。
【0018】リーダライタインタフェース部19は、前
記ICカードリーダライタ4で読取られた電子財布カー
ド4のデータを入力して取引締め部11に与える機能及
び当該取引締め部11から受取った電子財布カード4の
データを前記ICカードリーダライタ4に出力する機能
を有する。ここで、前記取引締め部11は、商品登録部
10において1取引として販売される商品の販売登録が
行われた後、リーダライタインタフェース部19から電
子財布カード4のデータを受取ると、電子現金取引によ
る決済であると判断する。そして、電子財布カード4に
記録された電子現金が取引金額以上あるときには決済を
承認し、電子財布カード4の電子現金から取引金額分を
引き去るべくリーダインタフェース部19に電子財布カ
ード4への書込みデータを出力するとともに、取引別集
計ファイル12の電子現金取引合計エリアに今回の取引
金額を加算するものとなっている。
【0019】また、前記トランザクション編集部13
は、上記取引締め部1によって電子現金取引による決済
が成立すると、図4(a)に示すレコードフォーマット
の電子現金取引用トランザクションデータを編集して、
トランザクションファイル14に書込むものとなってい
る。なお、図4(a)において項目「ターミナルN
o.」は、各POSターミナル1に対して予め設定され
た機器固有のID番号である。項目「レシート通番」
は、各取引で発行されるレシート毎の番号で、ノンリセ
ッタブルサイクリックインクリメント番号である。項目
「電子現金取引通番」は、電子現金取引が成立する毎に
発生される番号で、ノンリセッタブルサイクリックイン
クリメント番号である。項目「取引日付・時刻」は、電
子現金取引が成立した日付及び時刻である。項目「電子
財布カード番号」及び「デジタル署名」は、成立した電
子現金取引で使用された電子財布カード4に記録されて
いるカード番号データ及びデジタル署名データである。
項目「電子現金取引金額」は、成立した電子現金取引の
取引金額である。項目「売上商品情報」は成立した電子
現金取引で販売登録された全商品のコード,点数,金額
等である。
【0020】前記トランザクション送信部15は、前記
トランザクション編集部13によってトランザクション
ファイル14にトランザクションデータが書込まれる毎
にその1取引分の最新トランザクションデータを読出し
てストアコンピュータ2に送信するものとなっている。
また、前記精算データ送信部16は、1日の営業が終了
して「精算」業務が実行されたとき前記取引別集計ファ
イル12の内容を読出し、図4(b)に示すように、当
該POSターミナルのターミナルNo.と精算日付及び
時刻を付加して精算データを編集したならば、この精算
データをストアコンピュータ2に送信するものとなって
いる。
【0021】次に、前記ストアコンピュータ2の本発明
に関わる主要な機能について、図3のブロック図を用い
て説明する。同図において、POSインタフェース部2
0は、通信回線3を介して接続された各POSターミナ
ル1から送信されるデータの受信及び各POSターミナ
ル1へのデータの送信を制御するものである。
【0022】受信データ解析部21は、前記POSイン
タフェース部20を介して受信したデータを解析する。
そして、その受信データが図4(a)に示すレコードフ
ォーマットのトランザクションデータであるときには、
データベースDB上に形成されたトランザクションファ
イル22に書込み保存する。また、図4(b)に示すレ
コードフォーマットの精算データであるときには、同じ
くデータベースDB上に形成された精算データファイル
23に書込み保存するものとなっている。
【0023】電子現金取引抽出部24は、前記トランザ
クションファイル22に書込まれたトランザクションデ
ータの中から、電子現金取引のトランザクションデータ
を抽出し、図4(c)に示すように売上商品情報を除い
た電子現金取引データを作成して、データベースDB上
に形成した電子現金取引データファイル25に書込み保
存するものである。ホストインタフェース部26は、前
記電子現金取引データファイル25に蓄積保存された電
子現金取引データを通信網9を介して所定の金融機関の
ホストコンピュータに通信するものである。
【0024】電子現金取引精査部27は、各POSター
ミナル1毎に、前記精算データファイル23に格納され
た精算データ中の電子現金取引合計金額と前記電子現金
取引データファイル25に格納された該当POSターミ
ナル1からの電子現金取引データの取引金額を累計した
金額とを比較して一致しているか否かを判断し、不一致
のとき、該当POSターミナルの精査情報を作成してデ
ータベースDB上に形成した精査・欠落情報ファイル2
8に書込むものである。電子現金欠落判定部29は、各
POSターミナル1毎に、前記電子現金取引データファ
イル25に格納された電子現金取引データの電子現金取
引通番を調べて連続番号になっているか否かを判断し、
欠落している取引通番があるとき、該当POSターミナ
ルの欠落情報を作成して前記精査・欠落情報ファイル2
8に書込むものである。
【0025】ここで、前記精査・欠落情報ファイル28
に書込まれる精査情報のレコードフォーマットを図4
(d)に示し、欠落情報のレコードフォーマットを図4
(e)に示す。同図において、項目「情報区分」は、精
査情報なのか欠落情報なのかを識別するステータスデー
タである。項目「ターミナルNo.」は電子現金取引合
計金額の不一致または電子現金取引データの欠落が発生
しているPOSターミナル1のID番号である。項目
「精算日付・時刻」と項目「電子現金取引合計金額A」
は、精算データから抽出した精算日付・時刻と電源現金
取引合計金額であり、項目「電子現金取引合計金額B」
は、電子現金取引データの取引金額を累計した金額であ
る。また、項目「取引日付・時刻」と「電子現金取引通
番」は電子現金取引データから抽出した取引日付と電子
現金取引通番であって、欠落データが複数ある場合には
その全欠落データの電子現金取引通番がセットされる。
【0026】欠落データ再送要求部30は、前記精査・
欠落情報ファイル28から欠落情報を抽出し、その欠落
情報の項目「電子現金取引通番」にセットされた電子現
金取引通番が付された電子現金取引用トランザクション
データの再送を要求するコマンドを作成する。そしてこ
の欠落情報再送要求コマンドを、当該欠落情報の項目
「ターミナルNo.」にセットされたID番号で識別さ
れるPOSターミナル1に送信するものである。
【0027】リスト作成部31は、前記精査・欠落情報
ファイル28から精査情報を抽出し、それに基づいて図
5(a)に示すようなの取引合計差額リスト32を作成
して印字または表示出力する機能と、同精査・欠落情報
ファイル28から欠落情報を抽出し、それに基づいて図
5(a)に示すような電子現金取引欠落リスト33を作
成して印字または表示出力する機能とを有するものであ
る。
【0028】前記電子現金取引精査部27は、1日の営
業が終了して各POSターミナル1からの精算データを
全て受信し精算データファイル23に書込まれたことを
確認すると、通常モードでその動作を開始する。また、
前記欠落データ再送要求部30により電子現金取引デー
タに欠落データが発生しているPOSターミナル1に対
してその欠落データの再送要求が行われた後、該当する
POSターミナル1から欠落データが再送されるのに充
分な一定時間を経過すると、再送モードでその動作を開
始する。
【0029】電子現金取引精査部27の動作フローを図
6に示す。図示するように、電子現金取引精査部27は
通常モードまたは再送モードでその動作を開始すると、
先ず、ST(ステップ)1としてデータベースDBをオ
ープンする。次に、ST2として精算データファイル2
3を先頭レコードから順に検索して、精算日付が当日の
精算データを探す。ここで、精算データファイル23の
最終レコードまで検索する前に該当する精算データを検
出すると(ST3のNO)、ST4としてその精算デー
タのターミナルNo.,精算日付・時刻及び電子現金取
引合計金額を読込み、電子現金取引合計金額を第1のメ
モリエリアAに格納する。また、第2のメモリエリアB
を“0”にクリアする。
【0030】次に、ST5として電子現金取引データフ
ァイル25を先頭レコードから順に検索して、取引日付
が当日でかつターミナルNo.がST4にて精算データ
から読込んだターミナルNo.と一致する電子現金取引
データを探す。ここで、電子現金取引データファイル2
5の最終レコードまで検索する前に該当する電子現金取
引データを検出すると(ST6のNO)、ST7として
その電子現金取引データから電子現金取引金額を抽出し
て第2のメモリエリアBに加算する。しかる後、ST5
に戻る。そして、電子現金取引データファイル25をさ
らに検索して、取引日付が当日でかつターミナルNo.
が一致する電子現金取引データを検出する毎に、その電
子現金取引データの電子現金取引金額を第2のメモリエ
リアBに加算する処理を繰返す。
【0031】こうして、電子現金取引データファイル2
5の最終レコードまで検索し終えたならば(ST6のY
ES)、ST8として第1のメモリエリアAの内容と第
2のメモリエリアBの内容とを比較して、一致している
か否かを判断する。ここで、一致していない場合には、
ST9として通常モードの動作なのか再送モードの動作
なのかを判別する。ここで、通常モードの動作の場合に
は、ST10としてST4にて精算データから読込んだ
ターミナルNo.及び精算日付・時刻と、第1のメモリ
エリアAに記憶した電子現金取引合計金額と、第2のメ
モリエリアBで累計した電子現金取引金額の累計金額と
から前記精査情報[図4(d)]を作成して、精査・欠
落情報ファイル28に書込む。しかる後、ST11とし
て制御フラグfを“1”に設定したならば、ST2に戻
る。これに対し、ST9にて再送モードの動作の場合に
は、ST12として制御フラグfを“2”に変更した
後、ST2に戻る。
【0032】一方、ST8にて第1のメモリエリアAの
内容と第2のメモリエリアBの内容とが一致している場
合にも、ST13として通常モードの動作なのか再送モ
ードの動作なのかを判別する。ここで、通常モードの動
作の場合には、ST2に戻る。これに対し、ST13に
て再送モードの動作の場合には、ST14として精査・
欠落情報ファイル28から精算日付または取引日付が当
日でターミナルNo.がST2にて精算データから読込
んだターミナルNo.と一致する精査情報及び欠落情報
を全て削除する。その後、ST2に戻る。
【0033】ST2では精算データファイル23をさら
に検索して、精算日付が当日の精算データを検出したな
らば上述したST4〜ST14の処理を繰返す。こうし
て、精算データファイル23の最終レコードまで検索し
終えたならば(ST3のYES)、ST15,16とし
て前記制御フラグfを調べる。そして制御フラグfが
“1”であった場合には、ST17として前記電子現金
欠落判定部29の起動要求を行う。また、制御フラグf
が“2”であった場合には、ST18として前記リスト
作成部31の起動要求を行う。制御フラグfが“0”で
あった場合には何も要求をしない。しかる後、ST19
として上記制御フラグfを“0”に初期化し、ST20
としてデータベースDBをクローズしたならば、電子現
金取引精査部27は今回の動作を終了する。
【0034】次に、前記電子現金欠落判定部29の動作
フローを図7に示す。図示するように、電子現金欠落判
定部29は電子現金取引精査部27からの起動要求(図
6ST17)によりその動作を開始すると、先ず,ST
1としてデータベースDBをオープンする。次に、ST
2として精査・欠落情報ファイル28を先頭レコードか
ら順に検索して、精算日付が当日の精査情報を検索す
る。ここで、精査・欠落情報ファイル28の最終レコー
ドまで検索する前に該当する精査情報を検出すると(S
T3のNO)、ST4としてその精査情報中のターミナ
ルNo.と精算日付・時刻とを読込む。
【0035】次に、ST5として電子現金取引データフ
ァイル25を先頭レコードから順に検索して、ST4に
て精査情報から読込んだターミナルNo.のPOSター
ミナル1からのデータで取引日付が当日の電子現金取引
データを全て抽出する。そして、ST6としてその抽出
した全電子現金取引データの電子現金取引通番を調べ
て、連続番号になっているか否かを判断する。ここで、
電子現金取引通番に欠番がある場合には欠落した電子現
金取引データがあるので(ST7のYES)、ST8と
してその欠番になっている全ての電子現金取引通番と、
ST4にて精査情報から読込んだターミナルNo.及び
精算日付・時刻のデータとから前記欠落情報[図4
(e)]を作成して、精査・欠落情報ファイル28に書
込む。しかる後、ST9として制御フラグfを“1”に
設定したならば、ST2に戻る。ST7にて電子現金取
引データファイル25から抽出した同一POSターミナ
ルからの電子現金取引データの電子現金取引通番が連続
番号になっている場合には欠落したデータがないので
(ST7のNO)、ST8,9の処理を行わずにST2
に戻る。
【0036】ST2では精査・欠落情報ファイル28を
さらに検索して、精算日付が当日の精査情報を検出した
ならば上述したST4〜ST9の処理を繰返す。こうし
て、精査・欠落情報ファイル28の最終レコードまで検
索し終えたならば(ST3のYES)、ST10として
前記制御フラグfを調べる。そして制御フラグfが
“1”であった場合には、ST11として前記欠落デー
タ再送要求部30の起動要求を行う。制御フラグfが
“0”であった場合には何も要求をしない。しかる後、
ST12として上記制御フラグfを“0”に初期化し、
ST13としてデータベースDBをクローズしたなら
ば、電子現金欠落判定部29は今回の動作を終了する。
【0037】次に、前記欠落データ再送要求部30の動
作フローを図8に示す。図示するように、欠落データ再
送要求部30は電子現金欠落判定部29からの起動要求
(図7ST11)によりその動作を開始すると、先ず,
ST1としてデータベースDBをオープンする。次に、
ST2として精査・欠落情報ファイル28を先頭レコー
ドから順に検索して、取引日付が当日の欠落情報を検索
する。ここで、精査・欠落情報ファイル28の最終レコ
ードまで検索する前に該当する欠落情報を検出すると
(ST3のNO)、ST4としてその欠落情報中のター
ミナルNo.と電子現金取引通番とを読込み、その読込
んだ情報を含む欠落情報再送要求コマンドを作成する。
しかる後、ST2に戻る。
【0038】ST2では精査・欠落情報ファイル28を
さらに検索し、取引日付が当日の欠落情報を検出する
と、ST4にて欠落情報再送要求コマンドを作成する。
こうして、精査・欠落情報ファイル28の最終レコード
まで検索し終えたならば(ST3のYES)、ST5と
してST4の処理で作成した欠落情報再送要求コマンド
をPOSインタフェース20から通信回線3を介して各
POSターミナル1に送信する。しかる後、ST6とし
てPOSターミナル1から欠落データが再送されるのに
充分な一定時間が経過するのを待機する。そして、その
一定時間が経過したならば、ST7として前記電子現金
取引精査部27を再送モードで起動する。その後、ST
8としてデータベースDBをクローズしたならば、欠落
データ再送要求部30は今回の動作を終了する。
【0039】なお、各POSターミナル1においては、
通信回線3を介して欠落情報再送要求コマンドを受信す
ると、前記再送要求受信部17が作動して自己のターミ
ナルNo.が設定された欠落情報再送要求コマンドがあ
るか否かを判断する。そして、自己のターミナルNo.
が設定された欠落情報再送要求コマンドを検出した場合
には、トランザクション再送部18を動作させて、その
欠落情報再送要求コマンド中の電子現金取引通番が付さ
れた電子現金取引のトランザクションデータをトランザ
クションファイル14から読出し、通信回線3を介して
ストアコンピュータ2に送信するものとなっている。
【0040】このように本実施の形態においては、各P
OSターミナル1で販売登録された商品の代金を電子財
布カード4に記録された電子現金で決済する電子現金取
引が発生すると、その都度、そのPOSターミナル1毎
に連続番号の電子現金取引通番が発番される。そしてそ
の電子現金取引通番と電子財布カード4に記録された利
用者情報(電子財布カード番号,デジタル署名等)と取
引金額(代金)とを含む電子現金取引のトランザクショ
ンデータ[図4(a)]が作成され、トランザクション
ファイル14に書込まれる。また、この電子現金取引の
トランザクションデータが通信回線3を介してストアコ
ンピュータ2に送信される。さらに、取引別集計ファイ
ル12の電子現金取引合計エリアに取引金額が加算され
る。
【0041】これにより、各POSターミナル1のトラ
ンザクションファイル14には、当該POSターミナル
1で発生した電子現金取引のトランザクションデータが
蓄積保存される。また、取引別集計ファイル12の電子
現金取引合計エリアにより全電子現金取引の取引金額が
合算され、その合計金額が記憶される。この取引別集計
ファイル12の内容は、1日の営業が終了して精算業務
が実行されると、精算データ[図4(b)]として通信
回線3を介してストアコンピュータ2に送信される。
【0042】ストアコンピュータ2においては、各PO
Sターミナル1からトランザクションデータを受信する
と、そのトランザクションデータをトランザクションフ
ァイル22に書込み保存する。また、電子現金取引のト
ランザクションデータから電子現金取引データ[図4
(c)]を作成して電子現金取引データファイル25に
書込み保存する。これにより、ストアコンピュータ2の
電子現金取引データファイル25には、各POSターミ
ナル1で発生した電子現金取引のうち、トランザクショ
ンデータが当該ストアコンピュータ2に正常に送られて
きた取引の電子現金取引データが蓄積保存される。
【0043】また、ストアコンピュータ2においては、
各POSターミナル1から精算データを受信すると、そ
の精算データを精算データファイル23に書込み保存す
る。そして、全POSターミナル1からの精算データを
受信し終えると、電子現金取引精査部27が通常モード
で起動する。これにより、POSターミナル毎に、精算
データ中の電子現金取引合計金額Aと、電子現金取引デ
ータファイル25に格納している該当POSターミナル
からの電子現金取引データの取引金額を累計した金額B
とが比較される。そして上記金額AとBが不一致のPO
Sターミナルが検出されると、該当POSターミナルに
対する精査情報[図4(d)]が作成されて、精査・欠
落情報ファイル28に書込まれる。
【0044】また、ストアコンピュータ2においては、
上記電子現金取引精査部27の作動により精査情報が精
査・欠落情報ファイル28に書込まれると、次に、電子
現金欠落判定部29が起動する。これにより、精算デー
タ中の電子現金取引合計金額Aと各電子現金取引データ
の取引金額を累計した金額Bとが一致しないPOSター
ミナル1から収集した各電子現金取引データの電子現金
取引通番に欠落している番号があるかチェックされる。
そして欠落している番号がある場合には、その欠落した
電子現金取引通番の欠落情報[図4(e)]が作成され
て、精査・欠落情報ファイル28に書込まれる。
【0045】また、ストアコンピュータ2においては、
上記電子現金欠落判定部29の作動により欠落情報が精
査・欠落情報ファイル28に書込まれると、次に、欠落
データ再送要求部30が起動する。これにより、電子現
金取引データが欠落しているPOSターミナルに対して
その欠落情報中の電子現金取引通番が付されたトランザ
クションデータの再送を要求するコマンドが通信回線3
を介して発信される。これに応じて、上記コマンドを受
信したPOSターミナル1においては、該当する電子現
金取引通番が付されたトランザクションデータがトラン
ザクションファイル14から検出され、通信回線3を介
してストアコンピュータ2に再送される。
【0046】ストアコンピュータ2においては、このP
OSターミナル1から再送されたトランザクションデー
タを受信すると、そのトランザクションデータをトラン
ザクションファイル22に書込み保存するとともに、電
子現金取引データを作成して電子現金取引データファイ
ル25に保存する。そして今度は、電子現金取引精査部
27が再送モードで起動する。これにより、該当POS
ターミナルの精算データ中の電子現金取引合計金額Aと
各電子現金取引データの取引金額を累計した金額Bとが
一致した場合には、精査・欠落情報ファイル28から該
当POSターミナルの精査情報及び欠落情報が削除され
る。一方、再送要求後も該当POSターミナルの精算デ
ータ中の電子現金取引合計金額Aと各電子現金取引デー
タの取引金額を累計した金額Bとが一致しなかった場合
には、リスト作成部31が起動する。これにより、精査
・欠落情報ファイル28に格納された精査情報の一覧で
ある取引合計差額リスト32及び電子現金取引欠落リス
ト33が異常警告情報として印字または表示出力され
る。
【0047】このように本実施の形態によれば、通信回
線3の障害やストアコンピュータ2の障害によってPO
Sターミナル1から送信された電子現金取引のトランザ
クションデータがストアコンピュータ2に届かずに欠落
しても、1日の営業が終了した精算時に、その欠落した
データが自動的に判別されてPOSターミナル1からス
トアコンピュータ2に再送されるので、欠落した電子現
金取引データが店舗側で自動的に復旧される。したがっ
て、電子現金取引データの欠落による売上損失を削減す
ることができる。また、欠落した電子現金取引データの
内容をプリントアウトしたものを所定の金融機関に提出
して使用された電子現金の決済を求めるような面倒な復
旧作業も不要にできる。
【0048】また、欠落データの再送要求に対して再度
の通信障害等により該当する電子現金取引のトランザク
ションデータが再送されなかった場合でも、取引合計差
額リスト32及び電子現金取引欠落リスト33が自動的
に出力されるようになっている。したがって、欠落デー
タが発生しているか否かを日々簡単に確認することがで
き、欠落データがあっても復旧までに要する時間を大幅
に短縮できるようになる。また、取引合計差額リスト3
2からは電子現金取引データの欠落による損失額を確認
することができ、電子現金取引欠落リスト33からは欠
落した電子現金取引がどれかを容易に確認できる利点が
ある。
【0049】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば前記一実施の形態において、
ストアコンピュータ2が有していた電子現金取引精査部
27を省略し、電子現金欠落判定部29が各POSター
ミナル1別に電子現金取引データの電子現金取引通番を
調べて欠落データの有無を判断し、欠落データ有りの場
合に欠落データ再送要求部30によって該当する欠落デ
ータ再送要求コマンドを送信するように構成しても本発
明の効果を奏し得るものである。
【0050】また、前記一実施の形態では各POSター
ミナル1から精算データを収集し終えた後、電子現金取
引精査部27を起動して電子現金取引の精査を行うよう
にしたが、各POSターミナル1から取引別集計ファイ
ル12の電子現金取引合計金額とともに電子現金取引の
精査要求コマンドを定期的に送信するように構成し、こ
の精査要求コマンドを受けたストアコンピュータ2は電
子現金取引精査部27を起動して電子現金取引の精査を
行い、電子現金取引データの欠落を発見すると、その欠
落した電子現金取引のトランザクションデータ再送を該
当するPOSターミナル1に要求するようにしてもよ
い。こうすることにより、電子現金取引の精査を1日に
1回でなく数回実施できるようになるので、データ欠落
発見の対応時間をより短縮できるようになる。なお、こ
の場合は、精査要求コマンドが重ならないように送信タ
イミングをPOSターミナル間でずらす必要がある。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、店舗制御装置で保存されている電子現金
取引データを精査して取引処理端末では保存されている
が店舗制御装置では保存されていない欠落データの有無
を判断し、欠落データ有りの場合には取引処理端末に保
存されている電子現金取引データの中から欠落データに
該当する電子現金取引データを抽出して店舗制御装置に
再送するようにしたので、取引処理端末から送信された
が店舗制御装置に届かずに欠落した電子現金取引データ
を店舗側で自動的に復旧することができ、電子現金取引
データの欠落による売上損失を削減できる電子現金取引
処理システムを提供できる。また本願請求項2記載の発
明によれば、取引処理端末で算出された電子現金取引金
額の合計金額と店舗制御装置で算出された電子現金取引
金額の累計金額とを比較し、不一致のときのみ欠落して
いる電子現金取引データを探して再送するようにしたの
で、前記請求項1記載の発明と同等の効果を奏すること
はもとより、欠落データが無いにも拘らず欠落データの
有無を確認するために電子現金取引データを検索する無
駄を省略できる効果を奏し得る。
【0052】また本願請求項3記載の発明によれば、取
引処理端末に保存されている電子現金取引データの中か
ら欠落データに該当する電子現金取引データを抽出して
店舗制御装置に再送することができなかったとき異常警
告を発するようにしたので、さらに、欠落データがあっ
ても復旧までに要する時間を大幅に短縮できる効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子現金取引処理システムを採用し
た一実施の形態であるPOSシステムの全体図。
【図2】 同実施の形態におけるPOSターミナルの本
発明に関わる主要な機能構成を示すブロック図。
【図3】 同実施の形態におけるストアコンピュータの
本発明に関わる主要な機能構成を示すブロック図。
【図4】 同実施の形態で発生する主要なデータのレコ
ードフォーマットを示す図。
【図5】 図3に示すリスト作成部によって作成される
リストを示す図。
【図6】 図3に示す電子現金取引精査部の動作フロー
を示す図。
【図7】 図3に示す電子現金欠落判定部の動作フロー
を示す図。
【図8】 図3に示す欠落データ再送要求部の動作フロ
ーを示す図。
【符号の説明】
1…POSターミナル(取引処理端末) 2…ストアコンピュータ(店舗制御装置) 3…通信回線 4…電子財布カード 5…ICカードリーダライタ 12…取引別集計ファイル 14…トランザクションファイル 18…トランザクション再送部 25…電子現金取引データファイル 27…電子現金取引精査部 28…精査・欠落情報ファイル 29…電子現金欠落判定部 30…欠落データ再送要求部 31…リスト作成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売商品の代金を電子財布媒体に記録さ
    れた電子現金で決済する電子現金取引を処理する毎に少
    なくともその電子現金取引金額情報と電子財布媒体利用
    者の利用者情報とを有する電子現金取引データを通信回
    線を介して店舗制御装置に送信するようにした取引処理
    端末と、この取引処理端末から前記通信回線を介して受
    信した電子現金取引データを所定の金融機関のコンピュ
    ータに転送して使用された電子現金の決済を求める店舗
    制御装置とを備えた電子現金取引処理システムにおい
    て、 前記取引処理端末は、電子現金取引を処理する毎に発生
    する電子現金取引データを蓄積保存する手段を有し、 前記店舗制御装置は、前記取引処理端末から電子現金取
    引データを受信する毎にその電子現金取引データを蓄積
    保存する手段を有し、 前記店舗制御装置で保存されている電子現金取引データ
    を精査して前記取引処理端末では保存されているが前記
    店舗制御装置では保存されていない欠落データの有無を
    判断し、欠落データ有りの場合には前記取引処理端末に
    保存されている電子現金取引データの中から欠落データ
    に該当する電子現金取引データを抽出して前記店舗制御
    装置に再送するようにしたことを特徴とする電子現金取
    引処理システム。
  2. 【請求項2】 販売商品の代金を電子財布媒体に記録さ
    れた電子現金で決済する電子現金取引を処理する毎に少
    なくともその電子現金取引金額情報と電子財布媒体利用
    者の利用者情報とを有する電子現金取引データを通信回
    線を介して店舗制御装置に送信するようにした取引処理
    端末と、この取引処理端末から前記通信回線を介して受
    信した電子現金取引データを所定の金融機関のコンピュ
    ータに転送して使用された電子現金の決済を求める店舗
    制御装置とを備えた電子現金取引処理システムにおい
    て、 前記取引処理端末は、電子現金取引を処理する毎に発生
    する電子現金取引データを蓄積保存する手段と電子現金
    取引金額を合計する手段とを有し、 前記店舗制御装置は、前記取引処理端末から電子現金取
    引データを受信する毎にその電子現金取引データを蓄積
    保存する手段とその電子現金取引データ中の電子現金取
    引金額を累計する手段を有し、 前記取引処理端末で算出された電子現金取引金額の合計
    金額と前記店舗制御装置で算出された電子現金取引金額
    の累計金額とを比較し、不一致のとき、前記店舗制御装
    置で保存されている電子現金取引データを精査して前記
    取引処理端末では保存されているが前記店舗制御装置で
    は保存されていない欠落データを探し、前記取引処理端
    末に保存されている電子現金取引データの中から欠落デ
    ータに該当する電子現金取引データを抽出して前記店舗
    制御装置に再送するようにしたことを特徴とする電子現
    金取引処理システム。
  3. 【請求項3】 前記取引処理端末に保存されている電子
    現金取引データの中から欠落データに該当する電子現金
    取引データを抽出して前記店舗制御装置に再送すること
    ができなかったとき、異常警告を発するようにしたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の電子現金取引処理
    システム。
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