JPH11306419A - 自動販売機の接客表示装置 - Google Patents

自動販売機の接客表示装置

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Publication number
JPH11306419A
JPH11306419A JP11201498A JP11201498A JPH11306419A JP H11306419 A JPH11306419 A JP H11306419A JP 11201498 A JP11201498 A JP 11201498A JP 11201498 A JP11201498 A JP 11201498A JP H11306419 A JPH11306419 A JP H11306419A
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JP
Japan
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switch
function
hot
sale
cold
Prior art date
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Application number
JP11201498A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kobayashi
孝之 小林
Masahiko Yaguchi
正彦 矢口
Mitsuo Suzuki
光雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は、操作し易く誤操作を発生させない。 【解決手段】所望の販売商品に関連するファンクション
制限スイッチ24,25,26が操作されると、ファン
クションスイッチ制限部38によりその販売商品に関連
するファンクションスイッチ4のみを操作可能な状態に
する。また、コイン投入で販売商品の販売許可状態にな
ると、複数のセレクションスイッチを配置した接客パネ
ル全体を照明する主光源を点灯し、かつ販売が許可され
ていなければ、主光源を消灯しセレクションスイッチの
表示ランプを強調点灯する省エネルギ表示手段を備え
る。また、ホットとコールドとの各販売商品の各温度の
表示時間の割合を可変設定する商品温度表示手段を備
え、専用の各コイン投入口を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電照看板用の主光
源を配した接客パネル部に例えばコーヒ系、リーフ系な
どの複数の販売商品から所望の販売商品を選択するため
のセレクションスイッチとこれに対応する表示ランプを
備えた自動販売機の接客表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は自動販売機の接客パネルの外観図
である。この接客パネルの上部には、販売商品の宣伝用
の電照看板1が設けられ、この看板1の下方側に自動販
売機が稼働能状態であることを表示する販売中表示ラン
プ2や販売商品の販売可又は売切れを表示するランプ付
の複数のセレクションスイッチ3と、このセレクション
スイッチ3の販売商品に関連して有効表示操作されるラ
ンプ付の複数のファンクションスイッチ4が設けられて
いる。このうちセレクションスイッチ3は、ホットレギ
ュラーコーヒ、ホットインスタントコーヒ、コールドレ
ギュラーコーヒ、コールドインスタントコーヒ、紅茶等
のリーフ系及びココア等のミックス系の各飲料水を選択
するためのものであり、ファンクションスイッチ4は、
これら主飲料水への添加物として砂糖やクリームの有無
やその増減、コーヒの濃淡の増減などをユーザの嗜好で
選択指定するためのものである。
【0003】又、接客パネルには、コイン収納機構への
コイン投入口5、コイン収納機構への投入金額を表示す
る投入金額表示部6、投入コインの返却レバー7、コイ
ン返却口8及び販売商品を取り出すための販売口9など
が設けけられている。
【0004】なお、上記投入金額表示部6は、商品温度
表示部10としても兼用使用される部分で、コインが投
入されていない待機状態では、コールドに使用する冷却
水の水温とホットに使用する温水の湯温とが交互に表示
されるようになっている。例えば、コールドの水温0℃
を6秒間表示し、1秒間表示無しをおいて次にホットの
湯温90℃を6秒間表示し、再びコールドの水温0℃を
6秒間表示することを繰り返している。
【0005】このような接客パネルを持った自動販売機
では、セレクションスイッチ3に対応又は内蔵する売切
表示ランプが点灯していない状態のもとで販売可である
ことを確認してコインがコイン投入口5に投入されると
選択販売が許容される状態となって、投入金額に応じて
選択される全てのセレクションスイッチ3の販売可能ラ
ンプが点灯するとともに、それに関連して有効となる全
てのファンクションスイッチ4のランプも点灯する。
【0006】この状態に、これらセレクションスイッチ
3及びファンクションスイッチ4が操作されると、最終
的にはセレクションスイッチ3により選択された例えば
ホットレギュラーコーヒが作られるとともに、このホッ
トレギュラーコーヒの中にファンクションスイッチ4に
より選択された例えばクリームが添加され、このクリー
ム入りのホットレギュラーコーヒがカップ入り飲料とし
て販売口9に搬出される。
【0007】なお、接客パネルは、夜間などの集客力を
高めるために電照看板1を照明しているが、省エネルギ
のために利用頻度が低下する時間帯等に電照看板1の照
明を消灯して消費電力の少ない例えば販売中表示ランプ
2や販売可否を表示する上記セレクションスイッチ3の
表示ランプのみを点灯している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記自
動販売機では、少なくとも販売金額以上のコインの投入
により販売可能な状態になると、販売可能な全てのセレ
クションスイッチ3とこれに関連する販売商品の全ての
ファンクションスイッチ4とが操作可能となり、この後
に所望する販売商品の選択がなされるが、セレクション
スイッチ3の選択に先立ってファンクションスイッチ4
を先行操作することが必要で例えばリーフ系の紅茶を所
望する場合は、紅茶に有効な砂糖、クリームの要否及び
要の場合には標準量に対するそれらの増減を選択操作し
てからセレクションスイッチ3の紅茶を選択して所望飲
料を得ることになる。例えば、上記紅茶等のリーフ系を
選択する場合には、砂糖やクリームの有無やその増減、
選択のみでよいにもかかわらず不必要なコーヒの濃淡の
増減が加わる全てのファンクションスイッチ4が操作可
能の状態となる。
【0009】なお、ファンクションスイッチ4を先行操
作させる理由は、セレクションスイッチ3による販売商
品を選択してからでは主飲料の抽出動作が開始された後
とでの限られた時間でのファンクション選択となり、一
抽出動作時間内で操作できない場合もあるのでこれを考
慮した選択操作の確実性を得るためである。
【0010】このため、ユーザの所望する販売商品に対
して有効なファンクションスイッチ4はどれになるかの
表示が不明確となり、これによりユーザにとってファン
クションスイッチ4の操作がしずらく、かつファンクシ
ョンスイッチ4の選択操作に要する時間が長くなる。そ
のうえ、ファンクションスイッチ4の誤操作が起こりや
すくユーザに対して迷惑をかける。例えば、リーフ系や
ミックス系に関係ないコーヒの増減のファンクションス
イッチ4も操作可能になってしまい、リーフ系を選択し
たいときにコーヒ増減のファンクションスイッチ4を誤
操作してしまうことがある。又、ミックス系では、ファ
ンクションスイッチ4の操作は不要であるにもかかわら
ず、ファンクションスイッチ4が同様に表示されるので
操作の誤判断がなされる等の問題も生じる。
【0011】又、セレクションスイッチ3の選択操作に
おいてもホットの飲料水を購入するつもりが、操作を誤
ってコールドの飲料水を購入してしまうこともある。
又、コールドに使用する水温とホットに使用する湯温と
が交互に表示を繰り返しているが、商品を購入するとき
に見たい温度表示に直ぐに変わらず、例えば冬季におけ
るホットの湯温を見たい場合に、コールドの水温に変わ
ったばかりであると、例えば7秒間もホットの湯温に変
わるまで待たなければならない。
【0012】さらに、接客パネルでは、省エネルギのた
めに看板1の照明を消灯して例えば販売中表示ランプ2
やセレクションスイッチ3に対応する販売可又は売れ切
れなどを表示するランプのみを連続点灯するだけでは、
接客パネル全体が薄暗くなり、自動販売機での販売中の
動作状態が一目で分からない。そのうえ、自動販売機が
暗いイメージとなり販売促進の効果が落ちる。そこで本
発明は、ユーザにとって操作し易くかつ省エネルギ化を
図っても集客効果が得られる自動販売機の接客表示装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、複数
種類の販売商品から所望の販売商品を選択するためのセ
レクションスイッチ及び販売商品に対する添加物を選択
するためのファンクションスイッチを備えた自動販売機
の接客表示装置において、所望の販売商品に関連するフ
ァンクションスイッチのみを操作可能とするファンクシ
ョンスイッチ制限手段を備えた自動販売機の接客表示装
置である。
【0014】請求項2によれば、コイン投入で販売商品
の販売選択が許容された販売許可状態になると、少なく
とも販売商品を選択するための複数のセレクションスイ
ッチを配置した接客パネル全体を照明する主光源を点灯
し、かつ販売商品の販売が許可されていなければ、主光
源を消灯するとともにセレクションスイッチの表示ラン
プを強調点灯する省エネルギ表示手段を備えた自動販売
機の接客表示装置である。
【0015】請求項3によれば、請求項1又は2記載の
自動販売機の接客表示装置において、少なくともホット
とコールドとの各販売商品の各温度の表示時間の割合を
可変設定する商品温度表示手段を備えた。
【0016】請求項4によれば、請求項1又は2記載の
自動販売機の接客表示装置において、少なくともホット
又はコールドの各販売商品を販売許可の状態にするため
の専用の各コイン投入口を備えた。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、図9と同一部分に
は同一符号を付してその詳しい説明は省略する。図1は
自動販売機の接客表示装置の全体構成図である。
【0018】接客パネルには、ファンクションスイッチ
4と併せてファンクション制限スイッチ20が設けられ
ている。図2はこれらファンクションスイッチ4及びフ
ァンクション制限スイッチ20の拡大図であり、ファン
クションスイッチ4として例えばコーヒ増減の各スイッ
チ21a,21b、クリーム無しと同増減の各スイッチ
22a,22b,22c及び砂糖無しと同増減の各スイ
ッチ23a,23b,23cが設けられている。これら
スイッチのうちスイッチ22a,32aは押圧操作によ
りクリームまたは砂糖の投入を停止する場合に用いら
れ、他のスイッチ21a,21b,22b,22c,2
3b,23cは、操作するごとに1ステップづつ増加又
は減少の方向にシフトするものとなっている。
【0019】ファンクション制限スイッチ20は、所望
の販売商品例えばコーヒ系、リーフ系又はミックス系の
飲料水に関連するファンクションスイッチ21a,21
b,…,23bのみを操作可能とするもので、コーヒ系
ファンクション制限スイッチ24、リーフ系ファンクシ
ョン制限スイッチ25及びミックス系ファンクション制
限スイッチ26が設けられている。
【0020】又、接客パネルには、図3に示すようにホ
ット専用の金銭投入口27、コールド専用の金銭投入口
28及びホット・コールド共用の金銭投入口29が設け
られている。
【0021】コイン機構30は、投入されたコインがホ
ット専用の金銭投入口27、コールド専用の金銭投入口
28又はホット・コールド共用の金銭投入口29から投
入されたかを判別してその判別信号を発生し、かつ選択
された飲料水の価格に基づく精算処理を行う機能を有し
ている。
【0022】さらに接客パネルの電照看板1の裏面上方
には、看板を照明するための主光源となる蛍光灯31が
設けられている。一方、制御装置32は、自動販売機の
販売動作を統括制御するもので、CPU等から成る主制
御部33に対してROM34、RAM35、入力部36
及び出力部37が接続され、かつ主制御部33から発せ
られる指令によりファンクションスイッチ制限部38、
商品温度表示部39、省エネルギ表示部40及び販売許
可判別部41が作動するものとなっている。
【0023】このうちファンクションスイッチ制限部3
8は、図4に示すファンクションスイッチ制限フローチ
ャートに従い、所望の販売商品に関連するファンクショ
ン制限スイッチ24,25,26、例えばコーヒ系のフ
ァンクション制限スイッチ24が操作されるとコーヒ系
に関連するコーヒ増減スイッチ21a,21b、クリー
ム無しと同増減スイッチ22a,22b,22c及び砂
糖無しと同増減スイッチ23a,23b,23cの全て
のファンクションスイッチ4を操作可能な状態にし、リ
ーフ系のファンクション制限スイッチ25が操作される
とリーフ系に関連するクリーム無しと同増減スイッチ2
2a,22b,22cと砂糖無しと同増減スイッチ23
a,23b,23cのみのファンクションスイッチ4を
操作可能な状態にし、かつミックス系のファンクション
制限スイッチ26が操作されると全てのファンクション
スイッチ4を操作不可能な状態にする機能を有してい
る。
【0024】商品温度表示部39は、コイン投入金額表
示部6と兼用の商品温度表示部10に表示するホットの
販売商品とコールドの販売商品との各温度の表示時間の
割合を可変設定する機能を有するもので、例えば夏季で
あればコールド飲料水の表示時間をホット飲料水の表示
時間よりも長くし、冬季であればホット飲料水の表示時
間をコールド飲料水の表示時間よりも長く設定する。
【0025】なお、これらコールドとホットと飲料水の
各表示時間の設定は、例えば自動販売機の周囲温度、例
えば朝方と夜間との外気温度を予測し、外気が予め設定
された基準温度よりも低ければホット飲料水の表示時間
をコールド飲料水の表示時間よりも長く設定するととも
にこの外気の気温が低くなるに従ってホット飲料水の表
示時間を長くし、逆に外気が予め設定された基準温度よ
りも高ければコールド飲料水の表示時間をホット飲料水
の表示時間よりも長く設定するとともにこの外気の気温
が高くなるに従ってコールド飲料水の表示時間を長くす
るように設定してもよい。
【0026】又、コールドとホットとの各飲料水の販売
比率に基づいてこれらコールドとホットとの各飲料水の
表示時間を設定するようにしてもよい。なお、これら表
示時間には、下限となる最小表示時間と上限となる最大
表示時間とを設定しておくのがよい。
【0027】省エネルギ表示部40は、図5に示す省エ
ネルギ点灯フローチャートに従い、例えば販売の頻度が
低下する夜間の時間帯に蛍光灯31を消灯するとともに
セレクションスイッチ3の表示用のランプを強調点灯、
例えば各セレクションスイッチ3の売れ切れを含む販売
可を表示するランプを例えば0.5秒毎に順次点灯さ
せ、かつコイン機構30にコインが投入されて商品販売
の選択が許容される販売許可状態になると、蛍光灯31
を点灯させる機能を有している。
【0028】販売許可判別部41は、コイン機構30か
ら発せられる金銭投入口の判別信号を受け、例えばコイ
ンの投入された金銭投入口がホット専用の金銭投入口2
7であれば各セレクトスイッチ3のうちホット飲料水に
該当のセレクトスイッチ3のみを表示又は操作可能な状
態とし、コールド専用の金銭投入口28であればコール
ド飲料水に該当のセレクトスイッチ3のみを表示又は操
作可能な状態とし、ホット・コールド共用の金銭投入口
29であればホット・コールド飲料水の両方のセレクト
スイッチ3を表示又は操作可能な状態とする機能を有し
ている。
【0029】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。先ず、ホット・コールド共用の金銭投入
口29にコインが投入されると、コイン機構30は、投
入されたコインがホット専用の金銭投入口27、コール
ド専用の金銭投入口28又はホット・コールド共用の金
銭投入口29から投入されたかを判別してその判別信号
を発生し、販売可能な当該セレクションスイッチ3とフ
ァンクションスイッチ4の選択が許容され、これと共に
選択された飲料水の価格に基づく精算処理を行う。
【0030】このうちコイン機構30からの金銭投入口
を示す判別信号は、制御装置32の入力部36を通して
取り込まれ、販売許可判別部41は、この判別信号に基
づいてコインの投入された金銭投入口がホット・コール
ド共用の金銭投入口29であることを判別する。この判
別の結果、販売許可判別部41は、ホット・コールド飲
料水の両方のセレクトスイッチ3、コーヒ系ファンクシ
ョン制限スイッチ24、リーフ系ファンクション制限ス
イッチ25及びミックス系ファンクション制限スイッチ
26、全てのファンクションスイッチ4を操作可能な状
態に表示する。
【0031】次に、ファンクションスイッチ制限部38
は、図4に示すファンクションスイッチ制限フローチャ
ートに従い、ステップ#1においてコイン機構30への
コイン投入により販売商品の選択が許容される販売許可
の状態になっていることから次のステップ#2に移って
投入コインの金額からコーヒ系の飲料水が販売可能であ
るかを判断し、販売可能であれば次のステップ#3に移
ってコーヒ系のファンクション制限スイッチ24が操作
されたか否かを判断する。
【0032】この判断の結果、コーヒ系のファンクショ
ン制限スイッチ24が操作されれば、ファンクションス
イッチ制限部38は、ステップ#4〜#6に移り、コー
ヒ系の飲料水に関連するファンクションスイッチ、すな
わちコーヒ増減スイッチ21a,21b、クリーム無し
と同増減スイッチ22a,22b,22c及び砂糖無し
と同増減スイッチ23a,23b,23cの全てのファ
ンクションスイッチ4を操作可能な状態とし、これらフ
ァンクションスイッチ4の表示ランプを点灯する。
【0033】コーヒ系のファンクション制限スイッチ2
4が操作されず、リーフ系のファンクション制限スイッ
チ25が操作されると、ファンクションスイッチ制限部
38は、ステップ#7からステップ#8に移り、コーヒ
増減スイッチ21a,21bの操作を無効とし、リーフ
系の飲料水に関連するクリーム無しと同増減スイッチ2
2a,22b,22cと砂糖無しと同増減スイッチ23
a,23b,23cのみのファンクションスイッチ4を
操作可能な状態とし、これらファンクションスイッチ4
の表示ランプを点灯する。
【0034】さらに、コーヒ系及びリーフ系の各ファン
クション制限スイッチ24、25が操作されず、ミック
ス系のファンクション制限スイッチ26が操作される
と、ファンクションスイッチ制限部38は、ステップ#
10での判断によりミックス系の飲料水として全てのフ
ァンクションスイッチ4の操作を無効な状態にする。
【0035】ここで、ファンクション制限スイッチ2
4、25、26のうちいずれか1つのファンクション制
限スイッチ、例えばリーフ系のファンクション制限スイ
ッチ25が操作されると、このリーフ系の飲料水に関連
するクリーム無しと同増減スイッチ22a,22b,2
2cと砂糖無しと同増減スイッチ23a,23b,23
cのみが操作可能となるので、ユーザは、これら点灯す
るクリーム無しと同増減スイッチ22a,22b,22
c又は砂糖無しと同増減スイッチ23a,23b,23
cのいずれか一方又は両方を操作して、クリーム又は砂
糖のいずれか一方又は両方の量を増減したり、或いは添
加物の一方又は両方の投入を停止する。
【0036】これにより、例えばホットティーのセレク
ションスイッチ3が操作されていれば、ホットティーに
増減されたクリームと砂糖とが添加された飲料水が作ら
れてカップに投入され、これが販売口9に搬出される。
【0037】一方、コイン投入前の販売待機中、商品温
度表示部39は、投入金額表示部6と兼用の商品温度表
示部10に、例えば夏季であればコールド飲料水の水温
の表示時間をホット飲料水の湯温の表示時間よりも長く
設定して、これらコールド飲料水の水温とホット飲料水
の湯温とを交互に表示する。又、冬季であれば、商品温
度表示部39は、ホット飲料水の湯温の表示時間をコー
ルド飲料水の水温の表示時間よりも長く設定して、これ
らホット飲料水の水温とコールド飲料水の湯温とを交互
に表示する。
【0038】又、省エネルギ表示部40は、図5に示す
省エネルギ点灯フローチャートに従い、例えば夜間の省
エネルギ時間帯に入り、ステップ#10においてコイン
機構30にコインが投入されたか否かを判断し、コイン
が投入されなければステップ#11に移って蛍光灯31
を消灯するとともに、販売中であることを報知するため
に各セレクションスイッチ3の表示ランプを例えば0.
5秒毎に順次点灯させる。
【0039】この状態に、コイン機構30にコインが投
入されて販売商品の選択を許容する商品販売の許可状態
になると、省エネルギ表示部40は、ステップ#12に
移り蛍光灯31を点灯させ、かつ各セレクションスイッ
チ3、各ファンクションスイッチ4及び各ファンクショ
ン制限スイッチ24,25,26の各表示ランプを点灯
する。以下、上記同様な販売動作を行う。
【0040】一方、接客パネルには、ホット専用の金銭
投入口27、コールド専用の金銭投入口28及びホット
・コールド共用の金銭投入口29が設けられているの
で、ユーザは、購入する飲料水がホット又はコールドか
が決まっていれば、ホット専用の金銭投入口27又はコ
ールド専用の金銭投入口28にコインを投入する。
【0041】コイン機構30は、投入されたコインがホ
ット専用の金銭投入口27、コールド専用の金銭投入口
28又はホット・コールド共用の金銭投入口29である
かを判別してその判別信号を発生し、販売許可判別部4
1に送出する。
【0042】この販売許可判別部41は、コイン機構3
0から発せられた判別信号を受け、例えばコインの投入
された金銭投入口がホット専用の金銭投入口27であれ
ばホット飲料水に該当のセレクトスイッチ3及び各ファ
ンクションスイッチ4、各ファンクション制限スイッチ
24,25,26を表示又は操作可能とする。なお、コ
ールド専用の金銭投入口28であればコールド飲料水に
該当のセレクトスイッチ3及び各ファンクションスイッ
チ4、各ファンクション制限スイッチ24,25,26
を表示又は操作可能とし、ホット・コールド共用の金銭
投入口29であればホット・コールド飲料水の両方のセ
レクトスイッチ3及び各ファンクションスイッチ4、各
ファンクション制限スイッチ24,25,26を表示又
は操作可能な状態とする。
【0043】以下、上記同様な販売動作を行う。このよ
うに上記一実施の形態においては、所望の販売商品に関
連するファンクション制限スイッチ24,25,26が
操作されると、その販売商品に関連するファンクション
スイッチ4のみを操作可能な状態にするので、所望する
販売商品に対して有効なファンクションスイッチ21
a,21b,…,23bがユーザに対して明確に分か
り、ファンクションスイッチ21a,21b,…,23
bに対する操作がし易く短時間で操作できる。そして、
例えばリーフ系のファンクション制限スイッチ25を操
作すると、コーヒ増減スイッチ21a,21bの操作を
無効とするので、リーフ系に関係ないコーヒの増減のフ
ァンクションスイッチ4を誤って操作することもなくな
り、ユーザに迷惑をかけることもない。
【0044】この場合、セレクトスイッチ3を一度操作
すると、その販売商品に関連するファンクションスイッ
チ4のみを操作可能裏とし、もう一度セレクトスイッチ
3を操作すると、販売動作を実行するように構成しても
よい。
【0045】又、ファンクション制限スイッチを1個と
し、このファンクション制限スイッチを操作する毎にフ
ァンクションの制限がコーヒ系→リーフ系→ミックス系
→制限無しの順に切り替わるようにしてもよい。
【0046】さらに、商品温度表示部10に表示するホ
ットの販売商品とコールドの販売商品との各温度の表示
時間の割合を可変設定するので、例えば夏季においてコ
ールド飲料水の販売の多い時期には、コールド飲料水の
表示時間をホットの表示時間よりも長くすることで、少
し待つだけでコールド飲料水の水温に切り替わり、所望
するコールド飲料水の水温が直ぐに分かる。
【0047】又、例えば夜間に蛍光灯31を消灯してセ
レクションスイッチ3の表示ランプを強調点灯し、かつ
商品販売の許可状態になると蛍光灯31を点灯させるの
で、セレクションスイッチ3の強調点灯により自動販売
機が稼働中であることが一目で分かるとともに、ユーザ
に対して販売を促進させることができる。そのうえ、セ
レクションスイッチ3は、表示灯付の既存のものを使用
すれば新たに表示灯を設ける必要もない。各セレクショ
ンスイッチ3を例えば0.5秒毎に順次点灯するので、
広い面上に光が動き回るように見えるようになり、遠方
から自動販売機が稼働状態であることを報知できる。な
お、各セレクションスイッチ3の表示ランプを点灯する
順は、如何なるパターンでもよく、例えば各セレクショ
ンスイッチ3を縦横方向に配列し、その行単位でセレク
ションスイッチ3を点灯してもよく、又無規則で点灯し
てもよい。さらに、コイン投入に応じて蛍光灯31を点
灯させるのでなく、人体検知センサにより人が自動販売
機に近付いたことを検知して蛍光灯31を点灯させても
よい。
【0048】さらに又、ホット専用の金銭投入口27、
コールド専用の金銭投入口28及びホット・コールド共
用の金銭投入口29を設けたので、例えばホット飲料水
を購入するときにはホット専用の金銭投入口27にコイ
ンを投入すればホット飲料水のセレクションスイッチ3
しか操作可能とならないので、ホット飲料水を購入する
ときに誤ってコールド飲料水を購入することはない。こ
れはコールド飲料水を購入する場合も同様である。
【0049】この場合、ホット専用の金銭投入口27、
コールド専用の金銭投入口28及びホット・コールド共
用の金銭投入口29の配置は、図6に示すようにホット
とコールド専用の各金銭投入口27,28を縦向きにす
るとともに共用の金銭投入口29を横向きに配置しても
よい。又、図7に示すようにホットとコールド専用の2
つの金銭投入口27,28を横向きにしたり、図8に示
すようにホットとコールド専用の2つの金銭投入口2
7,28を縦向きにしてもよい。さらに、金銭投入口
は、ホットとコールドとの飲料水別に限らず、販売商品
別に設けてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1〜
4によれば、ユーザにとって操作し易い自動販売機の接
客表示装置を提供できる。又、本発明の請求項2によれ
ば、省エネルギ化を図っても稼働中であることが一目で
分かるとともに販売促進ができる自動販売機の接客表示
装置を提供できる。
【0051】又、本発明の請求項3によれば、所望の販
売商品の温度が直ぐに分かる自動販売機の接客表示装置
を提供できる。又、本発明の請求項4によれば、誤って
所望しない販売商品を購入することがなくなる自動販売
機の接客表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動販売機の接客表示装置の一
実施の形態を示す全体構成図。
【図2】同接客装置におけるファンクションスイッチ及
びファンクション制限スイッチの拡大図。
【図3】同接客装置におけるホットとコールドと各専用
の金銭投入口を示す図。
【図4】同接客装置におけるファンクションスイッチ制
限フローチャート。
【図5】同接客装置における省エネルギ点灯フローチャ
ート。
【図6】同接客装置における金銭投入口の他の配置を示
す図。
【図7】同接客装置における金銭投入口の他の配置を示
す図。
【図8】同接客装置における金銭投入口の他の配置を示
す図。
【図9】従来の自動販売機の接客パネルの外観図。
【符号の説明】
1: 看板、 2:販売中表示ランプ、 3:セレクションスイッチ、 4:ファンクションスイッチ、 10:商品温度表示部、 20:ファンクション制限スイッチ、 21a,21b:コーヒ増減スイッチ、 22a,22b:クリーム増減スイッチ、 23a,23b:砂糖増減スイッチ、 24:コーヒ系ファンクション制限スイッチ、 25:リーフ系ファンクション制限スイッチ、 26:ミックス系ファンクション制限スイッチ、 27:ホット専用の金銭投入口、 28:コールド専用の金銭投入口、 29:ホット・コールド共用の金銭投入口、 30:コイン機構、 31:蛍光灯、 32:制御装置、 33:主制御部、 38:ファンクションスイッチ制限部、 39:商品温度表示部、 40:省エネルギ表示部、 41:販売許可判別部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の販売商品から所望の前記販売
    商品を選択するためのセレクションスイッチ及び前記販
    売商品に対する添加物を選択するためのファンクション
    スイッチを備えた自動販売機の接客表示装置において、 所望の前記販売商品に関連する前記ファンクションスイ
    ッチのみを操作可能とするファンクションスイッチ制限
    手段を具備したことを特徴とする自動販売機の接客表示
    装置。
  2. 【請求項2】 コイン投入で販売商品の販売選択が許容
    された販売許可状態になると、少なくとも前記販売商品
    を選択するための複数のセレクションスイッチを配置し
    た接客パネル全体を照明する主光源を点灯し、かつ前記
    販売商品の販売が許可されていなければ、前記主光源を
    消灯するとともに前記セレクションスイッチの表示ラン
    プを強調点灯する省エネルギ表示手段を備えたことを特
    徴とする自動販売機の接客表示装置。
  3. 【請求項3】 少なくともホットとコールドとの前記各
    販売商品の各温度の表示時間の割合を可変設定する商品
    温度表示手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の自動販売機の接客表示装置。
  4. 【請求項4】 少なくともホット又はコールドの前記各
    販売商品を販売許可の状態にするための専用の各コイン
    投入口を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    自動販売機の接客表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007236772A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Samii Kk スロットマシン
JP2008099997A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Samii Kk スロットマシン

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