JPH11306089A - エラスティックストアメモリの制御装置 - Google Patents
エラスティックストアメモリの制御装置Info
- Publication number
- JPH11306089A JPH11306089A JP10110367A JP11036798A JPH11306089A JP H11306089 A JPH11306089 A JP H11306089A JP 10110367 A JP10110367 A JP 10110367A JP 11036798 A JP11036798 A JP 11036798A JP H11306089 A JPH11306089 A JP H11306089A
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- JP
- Japan
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- write
- elastic store
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロックのジッタ等の変動を吸収し、入力デ
ータの断続的な欠落を防止し、入力データを正常に読出
すことができエラスティックストアメモリの制御装置を
提供する。 【解決手段】 入力データを遅延する入力データ遅延挿
入回路4と、書込み信号を遅延する書込みタイミング遅
延挿入回路5と、書込み信号が所定の書込み禁止領域に
書込むタイミングか否かを判断し、書込み信号が所定の
書込み禁止領域内である場合には、書込み/読出し位相
異常信号7を出力する禁止領域比較回路6と、書込み/
読出し位相異常信号7に応じて入力データのエラスティ
ックストアメモリ8への書込みを入力データ遅延挿入回
路4を介するように選択するセレクタ3と、書込み/読
出し位相異常信号7に応じて書込み信号のエラスティッ
クストアメモリ8への書込みを書込みタイミング遅延挿
入回路5を介するように選択するセレクタ2と、禁止領
域比較回路6が使用する所定の書込み禁止領域が、通常
の書込み禁止領域であるか、または擬似書込み禁止領域
であるかを選択するセレクタ1と、を備える。
ータの断続的な欠落を防止し、入力データを正常に読出
すことができエラスティックストアメモリの制御装置を
提供する。 【解決手段】 入力データを遅延する入力データ遅延挿
入回路4と、書込み信号を遅延する書込みタイミング遅
延挿入回路5と、書込み信号が所定の書込み禁止領域に
書込むタイミングか否かを判断し、書込み信号が所定の
書込み禁止領域内である場合には、書込み/読出し位相
異常信号7を出力する禁止領域比較回路6と、書込み/
読出し位相異常信号7に応じて入力データのエラスティ
ックストアメモリ8への書込みを入力データ遅延挿入回
路4を介するように選択するセレクタ3と、書込み/読
出し位相異常信号7に応じて書込み信号のエラスティッ
クストアメモリ8への書込みを書込みタイミング遅延挿
入回路5を介するように選択するセレクタ2と、禁止領
域比較回路6が使用する所定の書込み禁止領域が、通常
の書込み禁止領域であるか、または擬似書込み禁止領域
であるかを選択するセレクタ1と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラスティックス
トアメモリの制御装置に関し、特に、入カデータの書込
みスタート信号が書込み禁止領域内に位置した場合にエ
ラスティックストアメモリへの書込み動作を制御するエ
ラスティックストアメモリの制御装置に関する。
トアメモリの制御装置に関し、特に、入カデータの書込
みスタート信号が書込み禁止領域内に位置した場合にエ
ラスティックストアメモリへの書込み動作を制御するエ
ラスティックストアメモリの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エラスティックストアメモリ
は、データの書込み及び読出しを任意の位相で行うこと
ができるため、伝送路から任意の位相で到着したフレー
ム(データ)をバッファリングして、装置内の基準とな
る位相に変換するために使用されている。
は、データの書込み及び読出しを任意の位相で行うこと
ができるため、伝送路から任意の位相で到着したフレー
ム(データ)をバッファリングして、装置内の基準とな
る位相に変換するために使用されている。
【0003】図3は、従来のエラスティックストアメモ
リの制御装置を示す。このエラスティックストアメモリ
の制御装置20は、書込みスタート信号が書込み禁止領
域(以下、「禁止領域」とも言う)内であるか否かを比
較する禁止領域比較回路6と、信号入力データを遅延さ
せる入力データ遅延挿入回路4と、禁止領域比較回路6
からの書込み/読出し位相異常信号7の出力に応じて、
入力データを選択的にエラスティックストアメモリ8に
出力するセレクタ3と、書込みスタート信号(タイミン
グ)を遅延させる書込みタイミング遅延挿入回路5と、
禁止領域比較回路6からの書込み/読出し位相異常信号
7の出力に応じて、書込みスタート信号を選択的にエラ
スティックストアメモリ8に出力するセレクタ2とを備
えている。ここで、書込み禁止領域(禁止領域)とは、
エラスティックストアメモリ8上のあるアドレスに対し
てデータを書込むときのタイミングにより、そのアドレ
スからデータを読込むときのタイミングの位相に異常が
生じるのを避けるため、書込みを禁止するように設けた
領域をいう。
リの制御装置を示す。このエラスティックストアメモリ
の制御装置20は、書込みスタート信号が書込み禁止領
域(以下、「禁止領域」とも言う)内であるか否かを比
較する禁止領域比較回路6と、信号入力データを遅延さ
せる入力データ遅延挿入回路4と、禁止領域比較回路6
からの書込み/読出し位相異常信号7の出力に応じて、
入力データを選択的にエラスティックストアメモリ8に
出力するセレクタ3と、書込みスタート信号(タイミン
グ)を遅延させる書込みタイミング遅延挿入回路5と、
禁止領域比較回路6からの書込み/読出し位相異常信号
7の出力に応じて、書込みスタート信号を選択的にエラ
スティックストアメモリ8に出力するセレクタ2とを備
えている。ここで、書込み禁止領域(禁止領域)とは、
エラスティックストアメモリ8上のあるアドレスに対し
てデータを書込むときのタイミングにより、そのアドレ
スからデータを読込むときのタイミングの位相に異常が
生じるのを避けるため、書込みを禁止するように設けた
領域をいう。
【0004】このエラスティックストアメモリ8ヘの書
込み及び読出しの制御において、従来のエラスティック
ストアメモリの制御装置20では、書込みと読出しの位
相の逆転を防ぐために、書込み禁止領域内で入カデータ
の書込みスタート信号が発生した場合、禁止領域比較回
路6から書込み/読出し位相異常信号7を発生し、この
書込み/読出し位相異常信号7に応じてセレクタ3及び
セレクタ2で入力データ遅延挿入回路4及び書込みタイ
ミング遅延挿入回路5を選択して、入カデータ及び書込
みスタート信号を禁止領域の範囲外に遅らせるように制
御していた。
込み及び読出しの制御において、従来のエラスティック
ストアメモリの制御装置20では、書込みと読出しの位
相の逆転を防ぐために、書込み禁止領域内で入カデータ
の書込みスタート信号が発生した場合、禁止領域比較回
路6から書込み/読出し位相異常信号7を発生し、この
書込み/読出し位相異常信号7に応じてセレクタ3及び
セレクタ2で入力データ遅延挿入回路4及び書込みタイ
ミング遅延挿入回路5を選択して、入カデータ及び書込
みスタート信号を禁止領域の範囲外に遅らせるように制
御していた。
【0005】図4は、従来のエラスティックストアメモ
リの制御装置20における、入力データとエラスティッ
クストアメモリへのデータ出力の制御を示す。図4
(a)は、書込みスタートのタイミングが禁止領域の場
合を示し、図4(b)は、書込みスタートのタイミング
が禁止領域の直前の場合を示す。
リの制御装置20における、入力データとエラスティッ
クストアメモリへのデータ出力の制御を示す。図4
(a)は、書込みスタートのタイミングが禁止領域の場
合を示し、図4(b)は、書込みスタートのタイミング
が禁止領域の直前の場合を示す。
【0006】図4(a)に示すように、従来のエラステ
ィックストアメモリの制御装置20においては、書込み
スタートのタイミングが禁止領域の場合には、セレクタ
2によって、書込みタイミング遅延挿入回路5からの出
力信号を選択し、セレクタ3によって、エラスティック
ストアメモリ8への書込みを、入力データ遅延挿入回路
4からの出力データで行っている。また、図4(b)に
示すように、書込みスタートタイミングが禁止領域でな
い場合には、セレクタ2によって、実際に入力された書
込みスタート信号を選択し、セレクタ3によって、遅延
されていない入力データをエラスティックストアメモリ
8へ書込んでいる。
ィックストアメモリの制御装置20においては、書込み
スタートのタイミングが禁止領域の場合には、セレクタ
2によって、書込みタイミング遅延挿入回路5からの出
力信号を選択し、セレクタ3によって、エラスティック
ストアメモリ8への書込みを、入力データ遅延挿入回路
4からの出力データで行っている。また、図4(b)に
示すように、書込みスタートタイミングが禁止領域でな
い場合には、セレクタ2によって、実際に入力された書
込みスタート信号を選択し、セレクタ3によって、遅延
されていない入力データをエラスティックストアメモリ
8へ書込んでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示したような従来のエラスティックストアメモリの制御
装置によれば、以下に述べるように、入力データの1フ
レーム分のデータが失われるという問題があった。
示したような従来のエラスティックストアメモリの制御
装置によれば、以下に述べるように、入力データの1フ
レーム分のデータが失われるという問題があった。
【0008】図5に示すように、書込みスタートのタイ
ミングが禁止領域との狭間に位置した場合、クロックの
ジッタ等の変動により、書込みスタートのタイミングが
禁止領域を出たり入ったりする毎(図4(a)及び
(b)を繰り返す毎)に、セレクタ2、3による選択制
御が行われるため、書込みデータのフレーム1で示され
るように、入力データが断統的に失われることになり、
エラスティックストアメモリ8からデータの正常な読出
しができなくなるという問題があった。
ミングが禁止領域との狭間に位置した場合、クロックの
ジッタ等の変動により、書込みスタートのタイミングが
禁止領域を出たり入ったりする毎(図4(a)及び
(b)を繰り返す毎)に、セレクタ2、3による選択制
御が行われるため、書込みデータのフレーム1で示され
るように、入力データが断統的に失われることになり、
エラスティックストアメモリ8からデータの正常な読出
しができなくなるという問題があった。
【0009】従って、本発明の目的は、クロックのジッ
タ等の変動を吸収し、入力データの断続的な欠落を防止
し、入力データを正常に読出すことができエラスティッ
クストアメモリの制御装置を提供することである。
タ等の変動を吸収し、入力データの断続的な欠落を防止
し、入力データを正常に読出すことができエラスティッ
クストアメモリの制御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上に述べた
目的を実現するため、入力データをエラスティックスト
アメモリに書込むタイミングを制御するエラスティック
ストアメモリの制御装置において、入力データのエラス
ティックストアメモリへの書込みを遅延するデータ遅延
手段と、入力データのエラスティックストアメモリへの
書込みスタート信号を遅延する信号遅延手段と、書込み
スタート信号がエラスティックストアメモリの所定の書
込み禁止領域にあるとき、遅延信号を出力する遅延信号
発生手段と、遅延信号が出力されたとき、入力データの
エラスティックストアメモリへの書込みをデータ遅延手
段を介して行うように選択するデータ経路選択手段と、
遅延信号が出力されたとき、書込みスタート信号のエラ
スティックストアメモリへの供給を信号遅延手段を介し
て行うように選択する信号経路選択手段と、遅延信号が
出力されたとき、所定の書込み禁止領域を所定の領域だ
け拡大した擬似書込み禁止領域を所定の書込み禁止領域
に代えて遅延信号発生手段に供給する禁止領域設定手段
と、を備えるエラスティックストアメモリの制御装置を
提供する。
目的を実現するため、入力データをエラスティックスト
アメモリに書込むタイミングを制御するエラスティック
ストアメモリの制御装置において、入力データのエラス
ティックストアメモリへの書込みを遅延するデータ遅延
手段と、入力データのエラスティックストアメモリへの
書込みスタート信号を遅延する信号遅延手段と、書込み
スタート信号がエラスティックストアメモリの所定の書
込み禁止領域にあるとき、遅延信号を出力する遅延信号
発生手段と、遅延信号が出力されたとき、入力データの
エラスティックストアメモリへの書込みをデータ遅延手
段を介して行うように選択するデータ経路選択手段と、
遅延信号が出力されたとき、書込みスタート信号のエラ
スティックストアメモリへの供給を信号遅延手段を介し
て行うように選択する信号経路選択手段と、遅延信号が
出力されたとき、所定の書込み禁止領域を所定の領域だ
け拡大した擬似書込み禁止領域を所定の書込み禁止領域
に代えて遅延信号発生手段に供給する禁止領域設定手段
と、を備えるエラスティックストアメモリの制御装置を
提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明のエラスティックスト
アメモリの制御装置を詳細に説明する。
アメモリの制御装置を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明のエラスティックストアメ
モリの制御装置を示す。このエラスティックストアメモ
リの制御装置20は、書込みスタート信号が書込み禁止
領域内であるか否かを比較する禁止領域比較回路6と、
禁止領域比較回路6で使用する禁止領域を選択するセレ
クタ1と、信号入力データを遅延させる入力データ遅延
挿入回路4と、禁止領域比較回路6からの書込み/読出
し位相異常信号7の出力に応じて、入力データを選択的
にエラスティックストアメモリ8に出力するセレクタ3
と、書込みスタート信号(タイミング)を遅延させる書
込みタイミング遅延挿入回路5と、禁止領域比較回路6
からの書込み/読出し位相異常信号7の出力に応じて、
書込みスタート信号を選択的にエラスティックストアメ
モリ8に出力するセレクタ2とを備えている。
モリの制御装置を示す。このエラスティックストアメモ
リの制御装置20は、書込みスタート信号が書込み禁止
領域内であるか否かを比較する禁止領域比較回路6と、
禁止領域比較回路6で使用する禁止領域を選択するセレ
クタ1と、信号入力データを遅延させる入力データ遅延
挿入回路4と、禁止領域比較回路6からの書込み/読出
し位相異常信号7の出力に応じて、入力データを選択的
にエラスティックストアメモリ8に出力するセレクタ3
と、書込みスタート信号(タイミング)を遅延させる書
込みタイミング遅延挿入回路5と、禁止領域比較回路6
からの書込み/読出し位相異常信号7の出力に応じて、
書込みスタート信号を選択的にエラスティックストアメ
モリ8に出力するセレクタ2とを備えている。
【0013】図1において、禁止領域比較回路6は入カ
データの書込みスタートのタイミングが禁止領域内にあ
ることを検出すると、書込み/読出し位相異常信号7を
送出する。この信号により、セレクタ2及び3は、エラ
スティックストアメモリ8に出力される書込みスタート
信号及び入力データを、それぞれ書込みタイミング遅延
挿入回路5及び入カデータ遅延挿入回路4を通した信号
及びデータに切り替える。これと同じタイミングで、セ
レクタ1は、比較に使用する領域を実際の禁止領域から
擬似禁止領域に切り替える。この擬似禁止領域は実際の
禁止領域と比較して、前後数ビット分だけその領域を拡
大してある。この擬似禁止領域の拡大領域でクロックの
ジッタ等による変動を吸収し、入カデータの書込みスタ
ート信号の発生タイミングが実際の禁止領域の狭間に位
置した場合に、禁止領域を出たり入ったりすることを防
ぐことができる。
データの書込みスタートのタイミングが禁止領域内にあ
ることを検出すると、書込み/読出し位相異常信号7を
送出する。この信号により、セレクタ2及び3は、エラ
スティックストアメモリ8に出力される書込みスタート
信号及び入力データを、それぞれ書込みタイミング遅延
挿入回路5及び入カデータ遅延挿入回路4を通した信号
及びデータに切り替える。これと同じタイミングで、セ
レクタ1は、比較に使用する領域を実際の禁止領域から
擬似禁止領域に切り替える。この擬似禁止領域は実際の
禁止領域と比較して、前後数ビット分だけその領域を拡
大してある。この擬似禁止領域の拡大領域でクロックの
ジッタ等による変動を吸収し、入カデータの書込みスタ
ート信号の発生タイミングが実際の禁止領域の狭間に位
置した場合に、禁止領域を出たり入ったりすることを防
ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のエラスティックストアメモリ
の制御装置10の動作を説明する。
の制御装置10の動作を説明する。
【0015】図2は、本発明のエラスティックストアメ
モリの制御装置10における、入力データとエラスティ
ックストアメモリ8への出力データの制御を示す。本発
明のエラスティックストアメモリの制御装置10におい
ては、図2(a)に示すように、書込みスタート信号が
禁止領域に入った場合には、禁止領域比較回路6はそれ
を検出し、書込み/読出し位相異常信号7を出力する。
この書込み/読出し位相異常信号7により、セレクタ2
及びセレクタ3は、それぞれ書込みスタート信号及び入
カデータを、書込みタイミング遅延挿入回路5及び入力
データ遅延挿入回路4を通した出力に切り替え、エラス
ティックストアメモリ8に出力する。これと同時に、書
込み/読出し位相異常信号7によって、セレクタ1は、
禁止領域比較回路6の使用する禁止領域を実際の禁止領
域から前後数ビット分拡大された擬似禁止領域に切り替
える。
モリの制御装置10における、入力データとエラスティ
ックストアメモリ8への出力データの制御を示す。本発
明のエラスティックストアメモリの制御装置10におい
ては、図2(a)に示すように、書込みスタート信号が
禁止領域に入った場合には、禁止領域比較回路6はそれ
を検出し、書込み/読出し位相異常信号7を出力する。
この書込み/読出し位相異常信号7により、セレクタ2
及びセレクタ3は、それぞれ書込みスタート信号及び入
カデータを、書込みタイミング遅延挿入回路5及び入力
データ遅延挿入回路4を通した出力に切り替え、エラス
ティックストアメモリ8に出力する。これと同時に、書
込み/読出し位相異常信号7によって、セレクタ1は、
禁止領域比較回路6の使用する禁止領域を実際の禁止領
域から前後数ビット分拡大された擬似禁止領域に切り替
える。
【0016】従って、次の書込みスタート信号が、図2
(b)に示すようにクロックのジッタ等の変動により、
実際の禁止領域を外れた場合でも、擬似禁止領域内であ
るため、禁止領域比較回路6は書込み/読出し位相異常
信号7を解除せず、従来のように、セレクタ3及びセレ
クタ2は、入カデータ及び書込みスタート信号を入力デ
ータ遅延挿入回路4及び書込みタイミング遅延挿入回路
5を通さない出力に切り替えることにはならない。ま
た、図2(c)に示すように、入カデータの書込みスタ
ート信号のタイミングが、クロックのジッタ等の変動以
外の変動によって擬似禁止領域から出た場合には、禁止
領域比較回路6は書込み/読出し位相異常信号7を解除
し、セレクタ1は、禁止領域比較回路6の使用する禁止
領域を元の禁止領域にし、セレクタ3及びセレクタ2
は、入カデータ及び書込みスタート信号を入力データ遅
延挿入回路4及び書込みタイミング遅延挿入回路5を通
さない出力に切り替える。
(b)に示すようにクロックのジッタ等の変動により、
実際の禁止領域を外れた場合でも、擬似禁止領域内であ
るため、禁止領域比較回路6は書込み/読出し位相異常
信号7を解除せず、従来のように、セレクタ3及びセレ
クタ2は、入カデータ及び書込みスタート信号を入力デ
ータ遅延挿入回路4及び書込みタイミング遅延挿入回路
5を通さない出力に切り替えることにはならない。ま
た、図2(c)に示すように、入カデータの書込みスタ
ート信号のタイミングが、クロックのジッタ等の変動以
外の変動によって擬似禁止領域から出た場合には、禁止
領域比較回路6は書込み/読出し位相異常信号7を解除
し、セレクタ1は、禁止領域比較回路6の使用する禁止
領域を元の禁止領域にし、セレクタ3及びセレクタ2
は、入カデータ及び書込みスタート信号を入力データ遅
延挿入回路4及び書込みタイミング遅延挿入回路5を通
さない出力に切り替える。
【0017】以上のように、実際の禁止領域よりも前後
の幅を広くした擬似禁止領域を用いて、クロックのジッ
タ等による書込みタイミング信号の変動を吸収すること
によって、エラスティックストアメモリ8ヘの入カデー
タの断続的な欠落を防ぎ、入力データを正常に読出すこ
とができるようになった。
の幅を広くした擬似禁止領域を用いて、クロックのジッ
タ等による書込みタイミング信号の変動を吸収すること
によって、エラスティックストアメモリ8ヘの入カデー
タの断続的な欠落を防ぎ、入力データを正常に読出すこ
とができるようになった。
【0018】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明のエラスティッ
クストアメモリの制御装置によれば、予め設定された書
込み禁止領域とは別に、その領域を前後数ビットに渡っ
て拡大した擬似禁止領域を設定しておき、入カデータの
書込みスタート信号が禁止領域内に位置した場合、禁止
領域を擬似禁止領域に切り替えて使用することにしたの
で、クロックのジッタ等の変動により書込みスタート信
号が禁止領域を出たり入ったりしないようにして入力デ
ータが断続的に失われることを防止し、入力データの正
常な読出しができるようになった。
クストアメモリの制御装置によれば、予め設定された書
込み禁止領域とは別に、その領域を前後数ビットに渡っ
て拡大した擬似禁止領域を設定しておき、入カデータの
書込みスタート信号が禁止領域内に位置した場合、禁止
領域を擬似禁止領域に切り替えて使用することにしたの
で、クロックのジッタ等の変動により書込みスタート信
号が禁止領域を出たり入ったりしないようにして入力デ
ータが断続的に失われることを防止し、入力データの正
常な読出しができるようになった。
【図1】本発明によるエラスティックストアメモリの制
御装置を示す概略図である。
御装置を示す概略図である。
【図2】本発明のエラスティックストアメモリの制御装
置における、入力データとエラスティックストアメモリ
への出力データの制御を示す図である。
置における、入力データとエラスティックストアメモリ
への出力データの制御を示す図である。
【図3】従来のエラスティックストアメモリの制御装置
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図4】従来のエラスティックストアメモリの制御装置
における、入力データとエラスティックストアメモリへ
の出力データの制御を示す図である。
における、入力データとエラスティックストアメモリへ
の出力データの制御を示す図である。
【図5】従来のエラスティックストアメモリの制御装置
における、入力データのフレームの欠落を示す図であ
る。
における、入力データのフレームの欠落を示す図であ
る。
1、2、3 セレクタ 4 入力データ遅延挿入回路 5 書込みタイミング遅延挿入回路 6 禁止領域比較回路 7 書込み/読出し位相異常信号 8 エラスティックストアメモリ 10、20 エラスティックストアメモリの制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】入力データをエラスティックストアメモリ
に書込むタイミングを制御するエラスティックストアメ
モリの制御装置において、 前記入力データの前記エラスティックストアメモリへの
書込みを遅延するデータ遅延手段と、 前記入力データの前記エラスティックストアメモリへの
書込みスタート信号を遅延する信号遅延手段と、 前記書込みスタート信号が前記エラスティックストアメ
モリの所定の書込み禁止領域にあるとき、遅延信号を出
力する遅延信号発生手段と、 前記遅延信号が出力され
たとき、前記入力データの前記エラスティックストアメ
モリへの書込みを前記データ遅延手段を介して行うよう
に選択するデータ経路選択手段と、 前記遅延信号が出力されたとき、前記書込みスタート信
号の前記エラスティックストアメモリへの供給を前記信
号遅延手段を介して行うように選択する信号経路選択手
段と、 前記遅延信号が出力されたとき、前記所定の書込み禁止
領域を所定の領域だけ拡大した擬似書込み禁止領域を前
記所定の書込み禁止領域に代えて前記遅延信号発生手段
に供給する禁止領域設定手段と、を備えるエラスティッ
クストアメモリの制御装置。 - 【請求項2】前記禁止領域設定手段は、前記遅延信号の
有無に基づいて、前記所定の書込み禁止領域と前記擬似
書込み禁止領域の1つを選択するセレクタである請求項
1記載のエラスティックストアメモリの制御装置。 - 【請求項3】前記セレクタは、前記擬似書込み禁止領域
として前記所定の書込み禁止領域の前後に数ビットを付
加して拡大された禁止領域を入力する構成の請求項1ま
たは2記載のエラスティックストアメモリの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10110367A JP3099803B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | エラスティックストアメモリの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10110367A JP3099803B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | エラスティックストアメモリの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11306089A true JPH11306089A (ja) | 1999-11-05 |
JP3099803B2 JP3099803B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=14534007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10110367A Expired - Fee Related JP3099803B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | エラスティックストアメモリの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099803B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6112826B2 (ja) * | 2012-11-07 | 2017-04-12 | 日本総合住生活株式会社 | 既設共同住宅の改修方法および共同住宅 |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP10110367A patent/JP3099803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3099803B2 (ja) | 2000-10-16 |
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