JPH11305923A - データ入力装置のデータ転送制御システム及びデータ入 力制御方法 - Google Patents
データ入力装置のデータ転送制御システム及びデータ入 力制御方法Info
- Publication number
- JPH11305923A JPH11305923A JP10112054A JP11205498A JPH11305923A JP H11305923 A JPH11305923 A JP H11305923A JP 10112054 A JP10112054 A JP 10112054A JP 11205498 A JP11205498 A JP 11205498A JP H11305923 A JPH11305923 A JP H11305923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data input
- transfer
- control signal
- input device
- information processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中央処理装置１１に接続された複数のデータ
入力装置に対し、複数のデータ入力装置の出力信号の中
央処理装置１１への転送の許可及び禁止を少ない操作で
行うことを可能とするデータ入力装置のデータ転送制御
システムを提供する。 【解決手段】 入力制御スイッチ１は、ユーザによりス
イッチが接触子の接点〜のいずれかに設定される
と、対応する設定信号をゲート制御回路６に送信し、ゲ
ート制御回路６は、受信した設定信号に対応する制御信
号Ｃ１をキーボード２に接続されたゲート７に、制御信
号Ｃ２をポインティングデバイスに接続されたゲート８
に送信し、ゲートは制御信号に従って各データ入力装置
の出力信号の中央処理装置１１への転送の許可及び禁止
を行う。
入力装置に対し、複数のデータ入力装置の出力信号の中
央処理装置１１への転送の許可及び禁止を少ない操作で
行うことを可能とするデータ入力装置のデータ転送制御
システムを提供する。 【解決手段】 入力制御スイッチ１は、ユーザによりス
イッチが接触子の接点〜のいずれかに設定される
と、対応する設定信号をゲート制御回路６に送信し、ゲ
ート制御回路６は、受信した設定信号に対応する制御信
号Ｃ１をキーボード２に接続されたゲート７に、制御信
号Ｃ２をポインティングデバイスに接続されたゲート８
に送信し、ゲートは制御信号に従って各データ入力装置
の出力信号の中央処理装置１１への転送の許可及び禁止
を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置にデータの入力を行うためのデ
ータ入力装置のデータ転送制御システム及びデータ入力
制御方法に関する。
ュータ等の情報処理装置にデータの入力を行うためのデ
ータ入力装置のデータ転送制御システム及びデータ入力
制御方法に関する。
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置では、データ入力装置として、キーボード装置
が広く利用されている。
処理装置では、データ入力装置として、キーボード装置
が広く利用されている。
【０００２】しかしながら、従来のキーボード装置で
は、ユーザ離席中の第三者によるキーボード装置の無断
操作やユーザ自身による無意識の誤操作による不正デー
タの入力により、ユーザの意図しない動作を情報処理装
置に行わせてしまう恐れがある。
は、ユーザ離席中の第三者によるキーボード装置の無断
操作やユーザ自身による無意識の誤操作による不正デー
タの入力により、ユーザの意図しない動作を情報処理装
置に行わせてしまう恐れがある。
【０００３】そこで、データ入力禁止用スイッチを設け
たり、特定のデータの入力等により、必要に応じてキー
ボード装置から情報処理装置へのデータの転送を禁止す
る技術が採用されている。
たり、特定のデータの入力等により、必要に応じてキー
ボード装置から情報処理装置へのデータの転送を禁止す
る技術が採用されている。
【０００４】例えば、特開平3-252715号公報には、ユー
ザがキーボード上の特定キーの押下、又は特定のデータ
の入力、をすることによって、それ以後のキーボードか
らのデータ出力を禁止したり、禁止状態を解除する技術
が開示されている。また、実開昭63-195423 号公報に
は、特定のスイッチの操作により、キーボードからのデ
ータ出力の禁止及びその禁止状態の解除を行う技術が開
示されている。
ザがキーボード上の特定キーの押下、又は特定のデータ
の入力、をすることによって、それ以後のキーボードか
らのデータ出力を禁止したり、禁止状態を解除する技術
が開示されている。また、実開昭63-195423 号公報に
は、特定のスイッチの操作により、キーボードからのデ
ータ出力の禁止及びその禁止状態の解除を行う技術が開
示されている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなキーボード装置を複数台、１つの情報処理装置
に接続して使用するような場合、個々のキーボード装置
に設けられたデータ出力禁止／解除のための特定のキー
やスイッチを、ユーザが操作がしなければならず、接続
するキーボードの数が増えるほど、ユーザによる特定の
キーやスイッチの操作の負担が大きくなる。
たようなキーボード装置を複数台、１つの情報処理装置
に接続して使用するような場合、個々のキーボード装置
に設けられたデータ出力禁止／解除のための特定のキー
やスイッチを、ユーザが操作がしなければならず、接続
するキーボードの数が増えるほど、ユーザによる特定の
キーやスイッチの操作の負担が大きくなる。
【０００５】本発明の目的は、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置に接続された複数のデータ入力装置か
らのデータ出力の禁止／解除を、少ない操作で行うこと
ができるデータ入力装置のデータ転送制御システム及び
データ入力制御方法を提供する。
等の情報処理装置に接続された複数のデータ入力装置か
らのデータ出力の禁止／解除を、少ない操作で行うこと
ができるデータ入力装置のデータ転送制御システム及び
データ入力制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】本発明のデータ入力装置
のデータ転送制御システムは、複数のデータ入力装置に
一対一対応に接続され、制御信号に応答して対応するデ
ータ入力装置の出力信号の情報処理装置への転送の許可
および禁止を制御する複数のゲート手段と、前記制御信
号を発生し、前記複数のゲート手段を集中的に制御する
スイッチ手段とを備える。
のデータ転送制御システムは、複数のデータ入力装置に
一対一対応に接続され、制御信号に応答して対応するデ
ータ入力装置の出力信号の情報処理装置への転送の許可
および禁止を制御する複数のゲート手段と、前記制御信
号を発生し、前記複数のゲート手段を集中的に制御する
スイッチ手段とを備える。
【０００６】さらに、前記スイッチ手段は、前記情報処
理装置に設けられた表示装置に表示される選択情報画面
であり、前記複数のデータ入力装置のうちの少なくとも
１つにより前記選択情報画面に表示された所望の接続状
態を選択することにより、前記制御信号を前記情報処理
装置から出力する。
理装置に設けられた表示装置に表示される選択情報画面
であり、前記複数のデータ入力装置のうちの少なくとも
１つにより前記選択情報画面に表示された所望の接続状
態を選択することにより、前記制御信号を前記情報処理
装置から出力する。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【０００７】図１は、本発明の第１の実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【０００８】図１を参照すると、本発明の第１の実施の
形態は、入力制御スイッチ１と、キーボード２と、ポイ
ンティングデバイス３と、入出力（I/O ) コントローラ
４と、制御部５と、中央処理装置１１とから構成され
る。制御部５は、ゲート制御回路６と、ゲート７及び８
とから構成される。
形態は、入力制御スイッチ１と、キーボード２と、ポイ
ンティングデバイス３と、入出力（I/O ) コントローラ
４と、制御部５と、中央処理装置１１とから構成され
る。制御部５は、ゲート制御回路６と、ゲート７及び８
とから構成される。
【０００９】キーボード２はゲート７に、ポインティン
グデバイス３はゲート８にそれぞれ接続され、それぞれ
の出力信号はI/O コントローラ４を介して中央処理装置
１１に送信する。
グデバイス３はゲート８にそれぞれ接続され、それぞれ
の出力信号はI/O コントローラ４を介して中央処理装置
１１に送信する。
【００１０】入力制御スイッチ１は、機械的なスイッチ
であり、ユーザにより次の４つの状態に設定されること
ができる。ユーザが入力制御スイッチ１の接触子を接点
の位置に設定すると、キーボード２及びポインティン
グデバイス３の双方からの出力信号の中央処理装置１１
への転送が許可される。接触子を接点の位置に設定す
ると、キーボード２からの出力信号のみが中央処理装置
１１に転送可能となる。接触子を接点の位置に設定す
ると、ポインティングデバイス３からの出力信号のみが
中央処理装置１１に転送可能となる。接触子を接点の
位置に設定すると、キーボード２及びポインティングデ
バイス３の双方からの出力信号の中央処理装置１１への
転送が禁止される。
であり、ユーザにより次の４つの状態に設定されること
ができる。ユーザが入力制御スイッチ１の接触子を接点
の位置に設定すると、キーボード２及びポインティン
グデバイス３の双方からの出力信号の中央処理装置１１
への転送が許可される。接触子を接点の位置に設定す
ると、キーボード２からの出力信号のみが中央処理装置
１１に転送可能となる。接触子を接点の位置に設定す
ると、ポインティングデバイス３からの出力信号のみが
中央処理装置１１に転送可能となる。接触子を接点の
位置に設定すると、キーボード２及びポインティングデ
バイス３の双方からの出力信号の中央処理装置１１への
転送が禁止される。
【００１１】入力制御スイッチ１の接点〜はプルア
ップ抵抗を介して正電位電圧に接続されており、接触子
の接点〜への設定に対応した設定信号（この例で
は、接地信号また正電位信号）Ｘ1 〜Ｘ4 をゲート制御
回路６に送信する。
ップ抵抗を介して正電位電圧に接続されており、接触子
の接点〜への設定に対応した設定信号（この例で
は、接地信号また正電位信号）Ｘ1 〜Ｘ4 をゲート制御
回路６に送信する。
【００１２】図２は、ゲート制御回路６の動作を示す状
態表である。
態表である。
【００１３】図２において、入力制御スイッチ１の接触
子が接点の位置に設定されている場合には、設定信号
Ｘ1 〜Ｘ4 はそれぞれ論理値“0 ”, “1 ”, “1 ”,
“1”（“１”はハイレベル（正電位レベル）を示し、
“０”はローレベル（接地レベル）を示す。）の信号と
なる。入力制御スイッチ１の接触子が接点〜に設定
される場合もついても同様に、設定信号Ｘ1 〜Ｘ4 は、
それぞれ図２に示すような論理値の信号となる。
子が接点の位置に設定されている場合には、設定信号
Ｘ1 〜Ｘ4 はそれぞれ論理値“0 ”, “1 ”, “1 ”,
“1”（“１”はハイレベル（正電位レベル）を示し、
“０”はローレベル（接地レベル）を示す。）の信号と
なる。入力制御スイッチ１の接触子が接点〜に設定
される場合もついても同様に、設定信号Ｘ1 〜Ｘ4 は、
それぞれ図２に示すような論理値の信号となる。
【００１４】本実施の形態では、入力制御スイッチ１は
スライド式スイッチあるいはロータリー式スイッチ等の
機械的スイッチであり、例えば、図３に示すように、ノ
ート型パーソナルコンピュータ等の筐体９に設けられ
る。
スライド式スイッチあるいはロータリー式スイッチ等の
機械的スイッチであり、例えば、図３に示すように、ノ
ート型パーソナルコンピュータ等の筐体９に設けられ
る。
【００１５】ゲート制御回路６は、入力制御スイッチ１
から設定信号を受信し、この設定信号に対応する、図２
に示すような制御信号Ｃ１及びＣ２をそれぞれゲート７
及び８に送信する。
から設定信号を受信し、この設定信号に対応する、図２
に示すような制御信号Ｃ１及びＣ２をそれぞれゲート７
及び８に送信する。
【００１６】ゲート７は、キーボード２からの出力信号
と制御信号Ｃ１とを受信する。ゲート８は、ポインティ
ングデバイス３からの出力信号と制御信号Ｃ２とを受信
する。ゲート７及び８の出力信号はI/O コントローラ４
に送られる。
と制御信号Ｃ１とを受信する。ゲート８は、ポインティ
ングデバイス３からの出力信号と制御信号Ｃ２とを受信
する。ゲート７及び８の出力信号はI/O コントローラ４
に送られる。
【００１７】制御信号Ｃ１及びＣ２はそれぞれゲート７
及び８の開閉制御を行うためのものであり、このゲート
の開閉により、キーボード２及びポインティングデバイ
ス３の出力信号の中央処理装置１１への転送の許可及び
禁止を制御される。
及び８の開閉制御を行うためのものであり、このゲート
の開閉により、キーボード２及びポインティングデバイ
ス３の出力信号の中央処理装置１１への転送の許可及び
禁止を制御される。
【００１８】ゲート７は、受信した制御信号C1が論理
“１”（ハイレベル）である場合には、キーボード２の
出力信号のI/O コントローラ４への転送を許可し、一
方、受信した制御信号Ｃ１が論理“０”（ローレベル）
である場合には、キーボード２の出力信号のI/O コント
ローラ４への転送を禁止する。ゲート８についても、ポ
インティングデバイス３の出力信号に対し、制御信号Ｃ
２の論理状態に応じて同様の転送許可／禁止が行われ
る。
“１”（ハイレベル）である場合には、キーボード２の
出力信号のI/O コントローラ４への転送を許可し、一
方、受信した制御信号Ｃ１が論理“０”（ローレベル）
である場合には、キーボード２の出力信号のI/O コント
ローラ４への転送を禁止する。ゲート８についても、ポ
インティングデバイス３の出力信号に対し、制御信号Ｃ
２の論理状態に応じて同様の転送許可／禁止が行われ
る。
【００１９】例えば、今、入力制御スイッチ１の接触子
が接点の位置に設定されているとすると、制御信号Ｃ
１は、論理“１”（ハイレベル）であり、制御信号Ｃ２
は論理“０”（ローレベル）である。制御信号Ｃ１
（“１”）を受信したゲート７は、キーボード２の出力
信号をI/O コントローラ４に転送し、制御信号Ｃ２
（“０”）を受信したゲート８は、ポインティングデバ
イス３の出力信号のI/O コントローラ４への転送を禁止
する。
が接点の位置に設定されているとすると、制御信号Ｃ
１は、論理“１”（ハイレベル）であり、制御信号Ｃ２
は論理“０”（ローレベル）である。制御信号Ｃ１
（“１”）を受信したゲート７は、キーボード２の出力
信号をI/O コントローラ４に転送し、制御信号Ｃ２
（“０”）を受信したゲート８は、ポインティングデバ
イス３の出力信号のI/O コントローラ４への転送を禁止
する。
【００２０】なお、本実施の形態ではデータ入力装置と
してキーボードとポインティングデバイスのみをあげて
いるが、ゲームパッドやＯＣＲなどの他のデータ入力装
置であってもよい。また、本実施の形態では、情報処理
装置に接続されるデータ入力装置はキーボードとポイン
ティングデバイスとの２つであったが、３つ以上であっ
ても、容易に本発明を適用できることは明らかである。
以上の点は、以下で説明する他の実施の形態においても
同様である。
してキーボードとポインティングデバイスのみをあげて
いるが、ゲームパッドやＯＣＲなどの他のデータ入力装
置であってもよい。また、本実施の形態では、情報処理
装置に接続されるデータ入力装置はキーボードとポイン
ティングデバイスとの２つであったが、３つ以上であっ
ても、容易に本発明を適用できることは明らかである。
以上の点は、以下で説明する他の実施の形態においても
同様である。
【００２１】次に、図４ないし図７を参照して、本発明
の第２の実施の形態について説明する。
の第２の実施の形態について説明する。
【００２２】図４は、本発明の第２の実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【００２３】本実施の形態では、表示装置１２の画面上
に、例えば、図５に示すようなウインドウを表示させる
ことにより、キーボード２等のデータ入力装置からのデ
ータ出力の制御を画面上で行う。
に、例えば、図５に示すようなウインドウを表示させる
ことにより、キーボード２等のデータ入力装置からのデ
ータ出力の制御を画面上で行う。
【００２４】図５を参照すると、このウインドウには、
キーボード２及びポインテイングデバイス３の出力信号
の中央処理装置１１への転送の許可及び禁止の４つの組
み合わせが表示され、ユーザが所望の１つの組み合わせ
を選択することにより、キーボード２及びポインティン
グデバイス３の出力信号の転送許可及び禁止の所望の切
り替えが行われる。
キーボード２及びポインテイングデバイス３の出力信号
の中央処理装置１１への転送の許可及び禁止の４つの組
み合わせが表示され、ユーザが所望の１つの組み合わせ
を選択することにより、キーボード２及びポインティン
グデバイス３の出力信号の転送許可及び禁止の所望の切
り替えが行われる。
【００２５】すなわち、ユーザは、キーボードからのキ
ー入力により切り替えを指示する場合には、図５のウィ
ンドウを参照し、Ａ〜Ｄの状態のうちの所望の１つを選
択するために、所定のキーを押下する。また、ポインテ
ィングデバイスを用いて切り替えを指示する場合には、
図５のウィンドウ上の所望の状態を表示している領域に
カーソルをあわせて、クリック等を行うことにより切り
替えを指示する。
ー入力により切り替えを指示する場合には、図５のウィ
ンドウを参照し、Ａ〜Ｄの状態のうちの所望の１つを選
択するために、所定のキーを押下する。また、ポインテ
ィングデバイスを用いて切り替えを指示する場合には、
図５のウィンドウ上の所望の状態を表示している領域に
カーソルをあわせて、クリック等を行うことにより切り
替えを指示する。
【００２６】この切り替え指示の結果は、中央処理装置
１１から、入力制御スイッチ１０に送られる。
１１から、入力制御スイッチ１０に送られる。
【００２７】そして、この切り替え指示の結果を受信し
た入力制御スイッチ１０は、この結果に対応する制御信
号Ｃ１及びＣ２をそれぞれゲート７及び８に送る。
た入力制御スイッチ１０は、この結果に対応する制御信
号Ｃ１及びＣ２をそれぞれゲート７及び８に送る。
【００２８】すなわち、図５のウインドウにおいて、状
態Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤを選択した場合には、それぞれ図２
に示す接点、、及び選択時に発生する制御信号
Ｃ１及びＣ２と同じ制御信号Ｃ１及びＣ２がゲート７及
び８に送られる。
態Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤを選択した場合には、それぞれ図２
に示す接点、、及び選択時に発生する制御信号
Ｃ１及びＣ２と同じ制御信号Ｃ１及びＣ２がゲート７及
び８に送られる。
【００２９】制御信号を受信したゲート７及び８の動作
は、第１の実施の形態で説明したゲート７及び８と同様
の動作をする。
は、第１の実施の形態で説明したゲート７及び８と同様
の動作をする。
【００３０】ここで、本実施の形態の場合には、キーボ
ード２及びポインティングデバイス３の双方の出力信号
の中央処理装置への転送が禁止された状態（図５のＤの
状態）にあるとき、この状態を解除することができなく
なってしまう。そこで、本実施の形態では、このような
場合、タイマーにより予め設定した時間の経過後に、キ
ーボード２およびポインティングデバイス３の少なくと
も一方の特定のデータ入力装置の出力信号の中央処理装
置１１への転送を許可するようにするか、あるいは、キ
ーボード２から特定のデータを入力することにより、キ
ーボード２及びポインティングデバイス３の少なくとも
一方の出力信号の中央処理装置１１への転送を許可する
ようにしている。
ード２及びポインティングデバイス３の双方の出力信号
の中央処理装置への転送が禁止された状態（図５のＤの
状態）にあるとき、この状態を解除することができなく
なってしまう。そこで、本実施の形態では、このような
場合、タイマーにより予め設定した時間の経過後に、キ
ーボード２およびポインティングデバイス３の少なくと
も一方の特定のデータ入力装置の出力信号の中央処理装
置１１への転送を許可するようにするか、あるいは、キ
ーボード２から特定のデータを入力することにより、キ
ーボード２及びポインティングデバイス３の少なくとも
一方の出力信号の中央処理装置１１への転送を許可する
ようにしている。
【００３１】これらの動作を図６及び７を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【００３２】まず、タイマーを用いる場合について、図
６のフローチャートを参照して説明する。
６のフローチャートを参照して説明する。
【００３３】ユーザが、図５のウインドウを参照し、Ａ
〜Ｄの状態のうちの所望の１つを選択すると（図６のス
テップＳ１）、選択された状態が状態Ｄ、すなわち、キ
ーボード２及びポインティングデバイス３の双方の出力
信号の中央処理装置１１への転送を禁止する状態、であ
るかどうかが、入力制御スイッチ１０に設けられた判断
手段１３で判断され（ステップＳ２）、判断手段１３が
状態Ｄであると判断した場合には、判断手段１３は、タ
イマー（図示せず）を起動させる。判断手段１３は、タ
イマーが起動してから所定時間が経過したかどうかを監
視し（ステップＳ４）、所定時間経過したときには、キ
ーボード２およびポインティングデバイス３の少なくと
も一方の出力信号の中央処理装置１１への転送を許可す
るよう制御信号Ｃ１およびＣ２の少なくとも一方を論理
“１”信号に変える（ステップＳ５）。
〜Ｄの状態のうちの所望の１つを選択すると（図６のス
テップＳ１）、選択された状態が状態Ｄ、すなわち、キ
ーボード２及びポインティングデバイス３の双方の出力
信号の中央処理装置１１への転送を禁止する状態、であ
るかどうかが、入力制御スイッチ１０に設けられた判断
手段１３で判断され（ステップＳ２）、判断手段１３が
状態Ｄであると判断した場合には、判断手段１３は、タ
イマー（図示せず）を起動させる。判断手段１３は、タ
イマーが起動してから所定時間が経過したかどうかを監
視し（ステップＳ４）、所定時間経過したときには、キ
ーボード２およびポインティングデバイス３の少なくと
も一方の出力信号の中央処理装置１１への転送を許可す
るよう制御信号Ｃ１およびＣ２の少なくとも一方を論理
“１”信号に変える（ステップＳ５）。
【００３４】次に、図７のフローチャートを参照して、
特定のデータの入力を用いる場合について説明する。
特定のデータの入力を用いる場合について説明する。
【００３５】ユーザが、図５のウインドウを参照し、Ａ
〜Ｄの状態のうちの所望の１つを選択すると（図７のス
テップＳ１）、選択された状態が状態Ｄ、すなわち、キ
ーボード２及びポインティングデバイス３の双方の出力
信号の中央処理装置１１への転送を禁止する状態、であ
るかどうかが、入力制御スイッチ１０に設けられた判断
手段１３で判断され（ステップＳ２）、判断手段１３が
状態Ｄであると判断した場合には、キーボード２から特
定のデータが出力されているか否かを判断手段１３は監
視する（ステップＳ６）。
〜Ｄの状態のうちの所望の１つを選択すると（図７のス
テップＳ１）、選択された状態が状態Ｄ、すなわち、キ
ーボード２及びポインティングデバイス３の双方の出力
信号の中央処理装置１１への転送を禁止する状態、であ
るかどうかが、入力制御スイッチ１０に設けられた判断
手段１３で判断され（ステップＳ２）、判断手段１３が
状態Ｄであると判断した場合には、キーボード２から特
定のデータが出力されているか否かを判断手段１３は監
視する（ステップＳ６）。
【００３６】ユーザが、特定のデータをキーボード２か
らで入力すると、この特定のデータは、信号線Ａ１を介
して判断手段１３に与えられる。判断手段１３は特定の
データを検出すると、キーボード２およびポインティン
グデバイス３の少なくとも一方の出力信号の中央処理装
置１１への転送を許可するよう制御信号Ｃ１およびＣ２
の少なくとも一方を論理“１”信号に変える（ステップ
Ｓ５）。
らで入力すると、この特定のデータは、信号線Ａ１を介
して判断手段１３に与えられる。判断手段１３は特定の
データを検出すると、キーボード２およびポインティン
グデバイス３の少なくとも一方の出力信号の中央処理装
置１１への転送を許可するよう制御信号Ｃ１およびＣ２
の少なくとも一方を論理“１”信号に変える（ステップ
Ｓ５）。
【００３７】なお、信号線Ａ１は、図６を用いて説明し
たタイマーを用いる場合には不要である。
たタイマーを用いる場合には不要である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明には、パー
ソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続された複数
のデータ入力装置からのデータ出力の禁止／解除を、少
ない操作で行うことができるという効果がある。
ソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続された複数
のデータ入力装置からのデータ出力の禁止／解除を、少
ない操作で行うことができるという効果がある。
【図１】本発明の第１の実施の形態を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】ゲート制御回路６の動作を説明するための状態
表である。
表である。
【図３】入力制御スイッチ１の外観を例示する図であ
る。
る。
【図４】本発明の第２の実施の形態を示すブロック図で
ある。
ある。
【図５】第２の実施の形態の表示装置１２に表示される
ウィンドウの例を示す図である。
ウィンドウの例を示す図である。
【図６】第２の実施の形態で、タイマーを使用する場合
の動作を説明するための流れ図である。
の動作を説明するための流れ図である。
【図７】第２の実施の形態で、特定のデータの入力を行
う場合の動作を説明するための流れ図である。
う場合の動作を説明するための流れ図である。
１，１０：入力制御スイッチ ２：キーボード ３：ポインティングデバイス ４：I/O コントローラ ５：制御部 ６：ゲート制御回路 ７，８：ゲート ９：筐体 １１：中央処理装置 １２：表示装置 １３：判断手段
Claims (9)
- 【請求項１】 複数のデータ入力装置に一対一対応に接
続され、制御信号に応答して対応するデータ入力装置の
出力信号の情報処理装置への転送の許可および禁止を制
御する複数のゲート手段と、 前記制御信号を発生し、前記複数のゲート手段を集中的
に制御するスイッチ手段と、 を備えたことを特徴とするデータ入力装置のデータ転送
制御システム。 - 【請求項２】 前記スイッチ手段は、機械的スイッチで
あることを特徴とする請求項１記載のデータ入力装置の
データ転送制御システム。 - 【請求項３】 前記スイッチ手段は、前記情報処理装置
に設けられた表示装置に表示される選択情報画面であ
り、前記複数のデータ入力装置のうちの少なくとも１つ
により前記選択情報画面に表示された所望の接続状態を
選択することにより、前記制御信号を前記情報処理装置
から出力することを特徴とする請求項１記載のデータ入
力装置のデータ転送制御システム。 - 【請求項４】 前記制御信号に応答して前記複数のゲー
ト手段の全てが前記複数のデータ入力装置の出力信号の
前記情報処理装置への転送を禁止している場合には、該
禁止の状態となったあと予め定めた時間の経過後に、前
記複数のゲート手段の少なくとも１つが対応するデータ
入力装置の出力信号を転送できるよう当該ゲート手段に
前記制御信号を供給する解除手段を設けたことを特徴と
する請求項３記載のデータ入力装置のデータ転送制御シ
ステム。 - 【請求項５】 前記制御信号に応答して前記複数のゲー
ト手段の全てが前記複数のデータ入力装置の出力信号の
前記情報処理装置への転送を禁止している場合には、前
記複数のデータ入力装置のうちの少なくとも１つからの
特定の出力信号を検出し、前記複数のゲート手段の少な
くとも１つが対応するデータ入力装置の出力信号を転送
できるよう当該ゲート手段に前記制御信号を供給する解
除手段を設けたことを特徴とする請求項３記載のデータ
入力装置のデータ転送制御システム。 - 【請求項６】 複数のデータ入力装置に一対一対応に接
続された複数のゲート手段を集中的に制御するスイッチ
手段が制御信号を送信する第１のステップと、 前記複数のゲート手段が、前記制御信号に応答して対応
するデータ入力装置の出力信号の情報処理装置への転送
の許可および禁止を制御する第２のステップとを含むこ
とを特徴とするデータ入力装置のデータ入力制御方法。 - 【請求項７】 前記スイッチ手段は、前記情報処理装置
に設けられた表示装置に表示される選択情報画面であ
り、 前記第１のステップは、前記複数のデータ入力装置のう
ちの少なくとも１つにより前記選択情報画面に表示され
た所望の接続状態を選択することにより前記制御信号を
前記情報処理装置から出力するステップを含むことを特
徴とする請求項６記載のデータ入力装置のデータ入力制
御方法。 - 【請求項８】 前記制御信号に応答して前記複数のゲー
ト手段の全てが前記複数のデータ入力装置の出力信号の
前記情報処理装置への転送を禁止している場合には、 該禁止の状態となったあと予め定めた時間の経過後に、
前記複数のゲート手段の少なくとも１つが対応するデー
タ入力装置の出力信号を転送できるよう当該ゲート手段
に前記制御信号を供給するステップを含むことを特徴と
する請求項７記載のデータ入力装置のデータ入力制御方
法。 - 【請求項９】 前記制御信号に応答して前記複数のゲー
ト手段の全てが前記複数のデータ入力装置の出力信号の
前記情報処理装置への転送を禁止している場合には、 前記複数のデータ入力装置のうちの少なくとも１つから
の特定の出力信号を検出し、前記複数のゲート手段の少
なくとも１つが対応するデータ入力装置の出力信号を転
送できるよう当該ゲート手段に前記制御信号を供給する
ステップを含むことを特徴とする請求項７記載のデータ
入力装置のデータ入力制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112054A JPH11305923A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | データ入力装置のデータ転送制御システム及びデータ入 力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112054A JPH11305923A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | データ入力装置のデータ転送制御システム及びデータ入 力制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11305923A true JPH11305923A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14576884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10112054A Pending JPH11305923A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | データ入力装置のデータ転送制御システム及びデータ入 力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11305923A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100299473A1 (en) * | 2006-10-13 | 2010-11-25 | Macronix International Co., Ltd. | Serial peripheral interface and method for data transmission |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP10112054A patent/JPH11305923A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100299473A1 (en) * | 2006-10-13 | 2010-11-25 | Macronix International Co., Ltd. | Serial peripheral interface and method for data transmission |
| US8135896B2 (en) * | 2006-10-13 | 2012-03-13 | Macronix International Co., Ltd. | Serial peripheral interface and method for data transmission |
| US8341324B2 (en) | 2006-10-13 | 2012-12-25 | Macronix International Co., Ltd. | Serial peripheral interface and method for data transmission |
| US9075925B2 (en) | 2006-10-13 | 2015-07-07 | Macronix International Co., Ltd. | Serial peripheral interface and method for data transmission |
| US9747247B2 (en) | 2006-10-13 | 2017-08-29 | Macronix International Co., Ltd. | Serial peripheral interface and method for data transmission |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5032663B2 (ja) | キーボードコントローラの直接制御によるキーボード入力情報保安方法 | |
| JPH11110123A (ja) | コンピュータ | |
| JP2003008438A (ja) | ワンチップマイクロコンピュータ | |
| US5960172A (en) | Digital computer system security device | |
| JP2000242377A (ja) | ディスプレイ装置 | |
| JPH11305923A (ja) | データ入力装置のデータ転送制御システム及びデータ入 力制御方法 | |
| JP2003029908A (ja) | 点字入力機能を有するキー入力装置 | |
| JPH04367924A (ja) | キーボード制御装置 | |
| US4667307A (en) | Circuit for selecting and locking in operation function circuitry | |
| JPH06149718A (ja) | 入出力装置の切り替え方式 | |
| JPH08263188A (ja) | キーボード制御方式 | |
| JP2821358B2 (ja) | テーブルタップ | |
| KR100521324B1 (ko) | 키락 기능을 갖는 컴퓨터 시스템 | |
| JP2945524B2 (ja) | 可搬型データ処理装置とキーボード制御方法及びその装置 | |
| JP2004118778A (ja) | Ｕｓｂキーボード装置及びｕｓｂ制御信号生成方法 | |
| JPH03263102A (ja) | 制御機器 | |
| JPS6347842A (ja) | 増設入出力装置の割込み方式 | |
| JPH10333804A (ja) | 情報入力装置 | |
| JP3310482B2 (ja) | マイクロコンピュータ | |
| KR100333725B1 (ko) | 컴퓨터시스템의인터페이스회로 | |
| JPH0793086A (ja) | ポータブルコンピュータ | |
| JPS63271515A (ja) | 誤操作防止方法 | |
| JPH0517569B2 (ja) | ||
| JPH04205219A (ja) | ポインティングデバイス制御装置 | |
| JPS63268024A (ja) | 電子計算機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010403 |