JPH11305630A - ユニットの戻り移動牽制装置 - Google Patents

ユニットの戻り移動牽制装置

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JPH11305630A
JPH11305630A JP10131175A JP13117598A JPH11305630A JP H11305630 A JPH11305630 A JP H11305630A JP 10131175 A JP10131175 A JP 10131175A JP 13117598 A JP13117598 A JP 13117598A JP H11305630 A JPH11305630 A JP H11305630A
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JP
Japan
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unit
rail
restraint
slide
pulled out
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Pending
Application number
JP10131175A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Matsuo
和徳 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP10131175A priority Critical patent/JPH11305630A/ja
Publication of JPH11305630A publication Critical patent/JPH11305630A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット収容部からユニットを最大またはそ
の近傍に引き出した際に、このユニットの戻り移動を確
実に牽制するようにした装置を提供する。 【解決手段】 一対のレール部材8,9を中間レール1
2を介して互いに長手方向にスライド可能に連結し、一
方のレール部材8をユニット収容部12に固定すると共
に、他方のスライド側のレール部材9に、ユニット収容
部12からの引き出しを可能にするためのユニットUを
連結し、このユニットUの最大またはその近傍への引き
出し状態において、両レール部材8,9の端部間に隙間
Lが形成されるように構成する一方、この隙間Lに入り
込んでスライド側レール部材9の戻り移動を牽制するた
めの移動牽制部材18を牽制解除可能に備えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット収容部か
ら最大またはその近傍に引き出したユニットの戻り移動
牽制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、静電写真複写機、プリンター、
ファクシミリなどの画像形成装置において、それの定着
ユニットに対するメンテナンスを容易に行えるように、
定着ユニットを装置本体側のユニット収容部に対して出
し入れ可能に備えている。
【0003】ユニット収容部に対して出し入れ可能なユ
ニットは、定着ユニットだけに限らず、上記の画像形成
装置や、これらの画像形成装置に異なるサイズの用紙を
切り換え給紙するデッキタイプの給紙装置にあっては、
給紙部への用紙の補充が便利なように、給紙ユニットを
装置本体側のユニット収容部に対して出し入れ可能に備
えている。
【0004】これらの給紙ユニットは、用紙サイズの変
更に対応できるように、一般には、収納用紙の両側端と
後端との端部位置を規制するための位置規制部材を位置
変更可能に備えており、かつ、ユニット収容部に対する
給紙ユニットの出し入れ方向は、給紙方向に沿うものと
給紙方向に直交するものとの二通りがあって、用紙端部
の位置規制部材は、例えば給紙ユニットの底部に形成さ
れたスリットに沿って移動可能に設けられている。
【0005】また、画像形成装置には、両面画像や重ね
合わせ画像を形成できるように、片面画像形成後の用紙
を装置内部の中間トレイに一時ストックして、このスト
ック用紙を再給紙情報に基づいて画像形成部に再給紙さ
せるように構成されたものがある。
【0006】かゝる構成の画像形成装置においても、ス
トック用紙のサイズに応じて、その用紙の幅揃えをする
ための用紙端部の位置規制部材が、位置変更可能に中間
トレイに備えられており、例えば再給紙部でのジャム処
理を行い易いように、中間トレイを給紙ユニットタイプ
に構成して、これを装置本体側のユニット収容部に対し
て出し入れ可能に構成している。
【0007】これら各種のユニットを装置本体側のユニ
ット収容部に対して出し入れ可能に構成するために、一
般には、一対のレール部材を中間レールを介して互いに
長手方向にスライド可能に連結して成るスライドレール
を用いて、これの一方のレール部材をユニット収容部に
固定し、他方のスライド側のレール部材にユニットを連
結している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、定着ユニッ
トに対するメンテナンスや、給紙ユニットに対する用紙
サイズの変更や用紙の補充、ジャム処理などに際して
は、ユニット収容部からユニットを最大またはその近傍
にまで引き出して行われるのが一般的であるが、例えば
用紙サイズに応じて位置規制部材を位置変更させる際
に、給紙ユニットがユニット収容部側に移動することが
あって、位置規制部材の位置決め調整が困難になること
があった。
【0009】また、画像形成装置はもとよりデッキタイ
プの給紙装置においても、これらを出来るだけ水平姿勢
に設置されることは言うまでもないが、このようにする
ことでユニットがスムースに移動し易いことから、ジャ
ム処理や用紙の補充、その他メンテナンスなどに際し
て、ユニットに身体が軽く触れただけで、ユニットがユ
ニット収容部側に移動してしまう不都合もあった。
【0010】上記の画像形成装置や給紙装置以外にも、
スライドレールを用いてユニットを引き出し可能に備え
るものとして、書類収納用のキャビネット等があり、こ
れらにしても同じ不都合を伴うことに変わりはないので
ある。
【0011】本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたも
のであって、その目的は、ユニット収容部からユニット
を最大またはその近傍に引き出した際に、このユニット
の戻り移動を確実に牽制するようにした装置を提供する
点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明によるユニ
ットの戻り移動牽制装置は、上記したスライドレールを
用いて、ユニット収容部に対してユニットを出し入れ可
能と成し、かつ、このユニットの最大またはその近傍へ
の引き出し状態において、両レール部材の端部間に隙間
が形成されるように構成する一方、この隙間に入り込ん
でスライド側レール部材の戻り移動を牽制するための移
動牽制部材を、牽制解除可能に備えて成る点に特徴があ
る。
【0013】上記の特徴構成によれば、ユニットをユニ
ット収容部から最大またはその近傍に引き出すと、これ
に伴ってスライド側レールひいてはユニットの戻り移動
が自動的に牽制されるのであって、移動牽制の操作を一
切必要としないで、しかも、スライド側レールを被スト
ッパー部材に有効に利用して、ユニットの不測なユニッ
ト収容部側への戻り移動を確実に防止できるようにな
り、必要に応じて牽制を解除することで、ユニットを簡
単にユニット収容部に戻すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は一部を透視して図示したフ
ルカラープリンター(画像形成装置の一例)を示し、上
下複数段(この実施の形態では4段)の給紙ユニット1
を装置外に引き出し可能に備えた装置本体2に、フルカ
ラー画像の形成ユニット3やベルト式の転写・分離ユニ
ット4、給紙ユニット5などを内蔵しており、更に、給
紙搬送装置6と定着装置7とをユニット化して、この搬
送・定着のユニットUを装置外に引き出し可能に備えて
いる。
【0015】即ち、図2に示すように、一対のレール部
材8,9を中間レール10を介して互いに長手方向にス
ライド可能に連結して成るスライドレール11を用い
て、これの一方のレール部材8を、装置本体2のユニッ
ト収容部12に固定し、他方のスライド側のレール部材
9にユニットUを連結して、ユニットUを装置本体2側
のユニット収容部12に出し入れ可能に構成しているの
であり、かつ、図示しないが、このユニットUは、定着
用のヒートローラとプレスローラとを定着ケース13に
内蔵していて、このうちのヒートローラに対する離型液
補給用のタンク14もユニット化している。
【0016】上記ユニットUをユニット収容部12から
最大またはその近傍に引き出した状態で、このユニット
Uの戻り移動を牽制するための移動牽制装置15を次の
ように構成している。
【0017】即ち、図3及び図4に示すように、左右一
方(この実施の形態では右側)のスライドレール11と
して、前記ユニットUをユニット収容部12から最大ま
たはその近傍に引き出した状態で、両レール部材8,9
の端部間に隙間Lが形成されるように構成している。
【0018】そして、固定側レール部材8の先端部にビ
スc止めされるブラケット16の上下部にフランジa,
bを連設する一方、このブラケット16に連結される操
作板部17には、前記ブラケット16に係止する廻り止
め凹部dが形成された移動牽制部材18と牽制解除部材
19とを連設して、この牽制解除部材19と移動牽制部
材18とをフランジa,bの上部に配置し、更に、上部
側の牽制解除部材19とフランジaとの間にコイルスプ
リング20を介装させて、これら牽制解除部材19と移
動牽制部材18、及び、フランジa,bとコイルスプリ
ング20とにわたって支持ピン21を挿通し、かつ、こ
の支持ピン21の下部側に抜け止めクリップeを設けて
いる。
【0019】前記ブラケット16を固定側レール部材8
の先端部にビスc止めするに際して、図5(A)に示す
ように、コイルスプリング20の付勢力に抗して移動牽
制部材18を押し下げて、この移動牽制部材18をスラ
イドレール11の下方に差し込むようにするのであり、
かつ、移動牽制部材18としては、図5(B)に示すよ
うに、前記ユニットUをユニット収容部12から最大ま
たはその近傍に引き出した状態で、前記コイルスプリン
グ20の付勢力によって隙間Lに入り込むように形成さ
れている。
【0020】上記の構成によれば、搬送・定着のユニッ
トUに対するメンテナンスなどに際して、このユニット
Uをユニット収容部12から最大またはその近傍に引き
出すと、レール部材8,9の端部間に隙間Lが形成され
ることで、それまではスライド側レール部材9の下部側
に付勢当接していた移動牽制部材18が、図3に仮想線
で示すように、また、図4及び図5(B)に示すよう
に、この隙間Lに下方から入り込むことになる。
【0021】従って、メンテナンスなどに際して、ユニ
ットUがユニット収容部12側に押し戻されるように外
力を受けても、このユニットUを連結したスライド側レ
ール部材9の端部fが移動牽制部材18に当接すること
で、ユニットUのユニット収容部12側への戻り移動が
確実かつ自動的に牽制されることになる。
【0022】この移動牽制状態にあるユニットUをユニ
ット収容部12に戻すには、牽制解除部材19を押し下
げて移動牽制部材18を隙間Lから抜き出し、牽制を解
除させた上で、ユニットUを押し込むことで簡単に達成
されるのである。
【0023】尚、上記の実施の形態では、搬送・定着の
ユニットUを対象にして移動牽制装置15を備えさせて
いるが、装置外に引き出し可能に備えた給紙ユニット1
を対象にしたり、画像形成ユニット3やベルト式の転写
・分離ユニット4、給紙ユニット5などを装置外に引き
出し可能に構成して、これらを対象にして移動牽制装置
15を備えさせてもよいのである。
【0024】この他に、スライドレールを用いてユニッ
トを引き出し可能に備えるものとして、各種サイズの用
紙を切り換え給紙するデッキタイプの給紙装置が備える
給紙ユニットや、書類収納用のキャビネット等があり、
これらを対象にして移動牽制装置15を備えさせてもよ
いのである。
【0025】また、移動牽制部材18を備えたブラケッ
ト16を固定側レール部材8に固設しているが、装置本
体2に固設してもよく、或いは、スライド側レール部材
9に固設してもよいのである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるユニ
ットの戻り移動牽制装置によれば、ユニット収容部から
ユニットを最大またはその近傍に引き出すと、これに伴
ってユニットの戻り移動が自動的に牽制されることか
ら、引き出したユニットに対するメンテナンスなどをユ
ニット固定の状態で楽に行うことができる。
【0027】しかも、ユニットの戻り移動が自動的に牽
制されるので、移動牽制の操作が一切不要であり、加え
て、本来備えるユニット引き出しのためのスライド側レ
ールを被ストッパー部材に有効に利用するので、コスト
面でも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を透視して示すフルカラープリンターの斜
視図である。
【図2】搬送・定着ユニットの引出し状態を示す斜視図
である。
【図3】戻り移動牽制装置の分解斜視図である。
【図4】戻り移動牽制装置の側面図である。
【図5】(A)はユニットの牽制解除状態を示す説明
図、(B)はユニットの戻り移動の牽制状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
8,9…レール部材、10…中間レール、12…ユニッ
ト収容部、18…移動牽制部材、L…隙間、U…ユニッ
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のレール部材を中間レールを介して
    互いに長手方向にスライド可能に連結し、一方のレール
    部材をユニット収容部に固定すると共に、他方のスライ
    ド側のレール部材に、ユニット収容部からの引き出しを
    可能にするためのユニットを連結し、かつ、このユニッ
    トの最大またはその近傍への引き出し状態において、両
    レール部材の端部間に隙間が形成されるように構成する
    一方、この隙間に入り込んでスライド側レール部材の戻
    り移動を牽制するための移動牽制部材を、牽制解除可能
    に備えて成るユニットの戻り移動牽制装置。
JP10131175A 1998-04-25 1998-04-25 ユニットの戻り移動牽制装置 Pending JPH11305630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10131175A JPH11305630A (ja) 1998-04-25 1998-04-25 ユニットの戻り移動牽制装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10131175A JPH11305630A (ja) 1998-04-25 1998-04-25 ユニットの戻り移動牽制装置

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Publication Number Publication Date
JPH11305630A true JPH11305630A (ja) 1999-11-05

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ID=15051770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10131175A Pending JPH11305630A (ja) 1998-04-25 1998-04-25 ユニットの戻り移動牽制装置

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JP (1) JPH11305630A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002244471A (ja) * 2001-02-01 2002-08-30 Heidelberger Druckmaschinen Ag 電子写真装置用のフューザ器ウェブ清掃アセンブリ
US7379688B2 (en) * 2004-09-07 2008-05-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a removable unit
JP2011123447A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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US7379688B2 (en) * 2004-09-07 2008-05-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a removable unit
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