JPH11305510A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH11305510A JPH11305510A JP10113238A JP11323898A JPH11305510A JP H11305510 A JPH11305510 A JP H11305510A JP 10113238 A JP10113238 A JP 10113238A JP 11323898 A JP11323898 A JP 11323898A JP H11305510 A JPH11305510 A JP H11305510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- transfer
- slit
- optical unit
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 abstract description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 29
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- ZZUFCTLCJUWOSV-UHFFFAOYSA-N furosemide Chemical compound C1=C(Cl)C(S(=O)(=O)N)=CC(C(O)=O)=C1NCC1=CC=CO1 ZZUFCTLCJUWOSV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000001052 yellow pigment Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Color, Gradation (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】光学ユニットフレームの熱変形の影響を少なく
し、高精度の画像形成を可能とする画像形成装置を提供
する。 【解決手段】光学ユニットフレーム60の4個のスリッ
ト61a〜61dのうちの第2と第3のスリット61
b,61cの転写体搬送方向中間位置を画像形成装置本
体36に位置決め・固定するようになっている。画像形
成装置本体36内の雰囲気温度によって光学ユニットフ
レーム60が変形しても、その変形が第2と第3のスリ
ット61b,61cの転写体搬送方向中間位置を基準と
して変形する。したがって、例えば、光学ユニットフレ
ーム60の転写体搬送方向上流側端部を位置決め・固定
する従来例に比較して、第4番目のスリット61d位置
のズレ量の最大値が半分になり、露光デバイス11a〜
11dによる画像形成手段28の露光位置のズレ量の最
大値も半分になる。
し、高精度の画像形成を可能とする画像形成装置を提供
する。 【解決手段】光学ユニットフレーム60の4個のスリッ
ト61a〜61dのうちの第2と第3のスリット61
b,61cの転写体搬送方向中間位置を画像形成装置本
体36に位置決め・固定するようになっている。画像形
成装置本体36内の雰囲気温度によって光学ユニットフ
レーム60が変形しても、その変形が第2と第3のスリ
ット61b,61cの転写体搬送方向中間位置を基準と
して変形する。したがって、例えば、光学ユニットフレ
ーム60の転写体搬送方向上流側端部を位置決め・固定
する従来例に比較して、第4番目のスリット61d位置
のズレ量の最大値が半分になり、露光デバイス11a〜
11dによる画像形成手段28の露光位置のズレ量の最
大値も半分になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙やプラスチッ
クシート等の転写体に画像を形成するプリンタ,複写
機,ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に、画像
形成手段にレーザ光を精度良く照射することができる画
像形成装置に関する。
クシート等の転写体に画像を形成するプリンタ,複写
機,ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に、画像
形成手段にレーザ光を精度良く照射することができる画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、紙等のシート材(転写体)にカ
ラー画像を形成するレーザープリンタは、一般に転写ド
ラム方式,中間転写方式,タンデム方式及び多重現像方
式の4種の記録方式に分類される。このうち、近年の高
速記録化の要請の下、記録速度において他の方式よりも
優れたタンデム方式が多く採用されるようになってい
る。このタンデム方式のレーザープリンタは、シート材
の搬送方向にブラック,マゼンタ,シアン,イエローの
各画像形成手段を適宜配置し、これら各画像形成手段に
よって形成した各色のトナー画像をシート材に転写した
後、定着デバイス(定着手段)で所望のカラー画像をシ
ート材に定着させるようになっている。
ラー画像を形成するレーザープリンタは、一般に転写ド
ラム方式,中間転写方式,タンデム方式及び多重現像方
式の4種の記録方式に分類される。このうち、近年の高
速記録化の要請の下、記録速度において他の方式よりも
優れたタンデム方式が多く採用されるようになってい
る。このタンデム方式のレーザープリンタは、シート材
の搬送方向にブラック,マゼンタ,シアン,イエローの
各画像形成手段を適宜配置し、これら各画像形成手段に
よって形成した各色のトナー画像をシート材に転写した
後、定着デバイス(定着手段)で所望のカラー画像をシ
ート材に定着させるようになっている。
【0003】このようなタンデム方式のレーザープリン
タは、各画像形成手段にレーザ光を照射してそれぞれ静
電潜像を形成し、その静電潜像を現像装置によって各色
のトナー画像に可視化して、そのトナー画像を転写体上
に順次重ねて転写するようになっている。したがって、
各画像形成手段において上記静電潜像の作成から転写ま
での一連の作業が精度良く行わないと、転写体に重ねら
れる画像にズレを生じ、これが色ズレという不具合を生
じることになる。
タは、各画像形成手段にレーザ光を照射してそれぞれ静
電潜像を形成し、その静電潜像を現像装置によって各色
のトナー画像に可視化して、そのトナー画像を転写体上
に順次重ねて転写するようになっている。したがって、
各画像形成手段において上記静電潜像の作成から転写ま
での一連の作業が精度良く行わないと、転写体に重ねら
れる画像にズレを生じ、これが色ズレという不具合を生
じることになる。
【0004】そのため、従来は、図3に示すように、光
学ユニットフレーム80の端部を画像形成装置本体81
に固定し、この固定位置82を基準としてレーザ光照射
用のスリット83a〜83dを精度良く形成すると共
に、図示しない各画像形成手段に対応する複数の露光デ
バイスを精度良く取り付けるようになっていた。
学ユニットフレーム80の端部を画像形成装置本体81
に固定し、この固定位置82を基準としてレーザ光照射
用のスリット83a〜83dを精度良く形成すると共
に、図示しない各画像形成手段に対応する複数の露光デ
バイスを精度良く取り付けるようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに光学ユニットフレーム80の端部を画像形成装置本
体81に固定した場合、画像形成装置本体81内の雰囲
気温度によって光学ユニットフレーム80が変形する
と、光学ユニットフレーム80の固定位置82から各ス
リット83a〜83d及び各露光デバイス(図示せず)
の位置までの距離が転写体搬送方向Aにズレることにな
る。このズレは、光学ユニットフレーム80の固定位置
82から離れるにしたがって大きくなる。その結果、固
定位置82に近い第1のスリット83a及び第1の露光
デバイス(図示せず)と固定位置82に最も遠い第4の
スリット83d及び第4の露光デバイス(図示せず)と
の位置ズレの差が大きなものとなり、これが色ズレとし
て具現化される虞のあることが指摘されていた。
うに光学ユニットフレーム80の端部を画像形成装置本
体81に固定した場合、画像形成装置本体81内の雰囲
気温度によって光学ユニットフレーム80が変形する
と、光学ユニットフレーム80の固定位置82から各ス
リット83a〜83d及び各露光デバイス(図示せず)
の位置までの距離が転写体搬送方向Aにズレることにな
る。このズレは、光学ユニットフレーム80の固定位置
82から離れるにしたがって大きくなる。その結果、固
定位置82に近い第1のスリット83a及び第1の露光
デバイス(図示せず)と固定位置82に最も遠い第4の
スリット83d及び第4の露光デバイス(図示せず)と
の位置ズレの差が大きなものとなり、これが色ズレとし
て具現化される虞のあることが指摘されていた。
【0006】そこで、本発明は、光学ユニットフレーム
の取付位置を工夫し、光学ユニットフレームの変形の影
響を少なくすることができ、高精度の画像形成を可能と
する画像形成装置を提供することを目的としている。
の取付位置を工夫し、光学ユニットフレームの変形の影
響を少なくすることができ、高精度の画像形成を可能と
する画像形成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような要
望に応えるために案出されたものである。転写体搬送方
向にブラック,マゼンタ,シアン,イエローの各画像形
成手段を適宜配置し、これら画像形成手段に対応する複
数の露光デバイスを光学ユニットフレームで支持し、前
記各露光デバイスから出射されたレーザ光を、前記各画
像形成手段に対応するように前記光学ユニットフレーム
に形成した各スリットを通過させて前記各画像形成手段
に照射する画像形成装置であって、前記光学ユニットフ
レームの前記4個のスリットのうちの第2と第3のスリ
ットの転写体搬送方向中間位置を画像形成装置本体に位
置決め・固定することを特徴としている。
望に応えるために案出されたものである。転写体搬送方
向にブラック,マゼンタ,シアン,イエローの各画像形
成手段を適宜配置し、これら画像形成手段に対応する複
数の露光デバイスを光学ユニットフレームで支持し、前
記各露光デバイスから出射されたレーザ光を、前記各画
像形成手段に対応するように前記光学ユニットフレーム
に形成した各スリットを通過させて前記各画像形成手段
に照射する画像形成装置であって、前記光学ユニットフ
レームの前記4個のスリットのうちの第2と第3のスリ
ットの転写体搬送方向中間位置を画像形成装置本体に位
置決め・固定することを特徴としている。
【0008】このような構成の本発明によれば、画像形
成装置本体内の雰囲気温度によって光学ユニットフレー
ムが変形しても、その変形が第2と第3のスリットの転
写体搬送方向中間位置を基準として変形する。したがっ
て、例えば、光学ユニットフレームの転写体搬送方向上
流側端部を位置決め・固定する従来例に比較して、第4
番目のスリット位置のズレ量の最大値が半分になり、露
光デバイスによる画像形成手段の露光位置のズレ量の最
大値も半分になる。
成装置本体内の雰囲気温度によって光学ユニットフレー
ムが変形しても、その変形が第2と第3のスリットの転
写体搬送方向中間位置を基準として変形する。したがっ
て、例えば、光学ユニットフレームの転写体搬送方向上
流側端部を位置決め・固定する従来例に比較して、第4
番目のスリット位置のズレ量の最大値が半分になり、露
光デバイスによる画像形成手段の露光位置のズレ量の最
大値も半分になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
に基づき詳述する。
【0010】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る感光体ドラム駆動装置1が使用さ
れるカラープリンタ(画像形成装置)2の概略構成図で
ある。又、図2は、本発明の第1の実施の形態に係る感
光体ドラム駆動装置1の構成図である。
1の実施の形態に係る感光体ドラム駆動装置1が使用さ
れるカラープリンタ(画像形成装置)2の概略構成図で
ある。又、図2は、本発明の第1の実施の形態に係る感
光体ドラム駆動装置1の構成図である。
【0011】先ず、図1に基づいてカラープリンタ2の
概略構成を説明する。カラープリンタ2は、転写体とし
てのシート材3を一枚ずつ送り出す給紙部4と、この給
紙部4から送り出されたシート材を後述する作像部5ま
で搬送する搬送部6と、この搬送部6によって搬送され
たシート材に転写すべきトナー画像を形成する作像部5
と、前記搬送部6によって搬送されたシート材を受け取
り、そのシート材を所定方向に搬送すると共に、そのシ
ート材に作像部5で形成されたトナー像を転写する転写
搬送部7と、この転写搬送部7によって搬送されたシー
ト材上のトナー像をシート材に定着させる定着部8と、
この定着部8から排出されたシート材を受け取る排紙部
10と、前記作像部5に向けて露光用のレーザ光を照射
する光学ユニット11と、を備えている。
概略構成を説明する。カラープリンタ2は、転写体とし
てのシート材3を一枚ずつ送り出す給紙部4と、この給
紙部4から送り出されたシート材を後述する作像部5ま
で搬送する搬送部6と、この搬送部6によって搬送され
たシート材に転写すべきトナー画像を形成する作像部5
と、前記搬送部6によって搬送されたシート材を受け取
り、そのシート材を所定方向に搬送すると共に、そのシ
ート材に作像部5で形成されたトナー像を転写する転写
搬送部7と、この転写搬送部7によって搬送されたシー
ト材上のトナー像をシート材に定着させる定着部8と、
この定着部8から排出されたシート材を受け取る排紙部
10と、前記作像部5に向けて露光用のレーザ光を照射
する光学ユニット11と、を備えている。
【0012】給紙部4は、第1の給紙トレイ12上に積
載したシート材3を給紙ローラ13とリバースローラ1
4とで一枚ずつ送り出す第1給紙部15と、手差しトレ
イ16上のシート材(図示せず)を給紙ローラ17で送
り出す第2給紙部18とからなっている。
載したシート材3を給紙ローラ13とリバースローラ1
4とで一枚ずつ送り出す第1給紙部15と、手差しトレ
イ16上のシート材(図示せず)を給紙ローラ17で送
り出す第2給紙部18とからなっている。
【0013】搬送部6は、第1給紙部15から送り出さ
れたシート材3の移動を案内する搬送路20と、この搬
送路20の途中に配置された搬送ローラ21と、この搬
送ローラ21からシート材を受け取り、シート材の斜行
を補正して作像部5に送り込むレジストローラ対22
と、このレジストローラ対22よりもシート搬送方向上
流側の搬送路20に接続される手差し搬送路23とから
なっている。
れたシート材3の移動を案内する搬送路20と、この搬
送路20の途中に配置された搬送ローラ21と、この搬
送ローラ21からシート材を受け取り、シート材の斜行
を補正して作像部5に送り込むレジストローラ対22
と、このレジストローラ対22よりもシート搬送方向上
流側の搬送路20に接続される手差し搬送路23とから
なっている。
【0014】作像部5は、シート搬送方向上流側から順
に、ブラックのトナー(以下、ブラックと略称する)を
有する第1作像部24、マゼンタ顔料を含むトナー(以
下、マゼンタと略称する)を有する第2作像部25、シ
アン顔料を含むトナー(以下、シアンと略称する)を有
する第3作像部26及びイエロー顔料を含むトナー(以
下、イエローと略称する)を有する第4作像部27とか
らなっている。そして、第1から第4の各作像部24〜
27は、円筒状の感光体ドラム28と、この感光体ドラ
ム28の外周面にトナー画像を作成する現像デバイス3
0と、感光体ドラム28上の残留トナーを除去するファ
ーブラシ31及びクリーニングブレード32を備えたク
リーニングデバイス33と、感光体ドラム28に電荷を
付与して感光体ドラム28を帯電させる帯電デバイス3
4とを有している。尚、この作像部5は、その支持フレ
ーム35と一体で画像形成装置本体36から引き出すこ
とができるようになっている。
に、ブラックのトナー(以下、ブラックと略称する)を
有する第1作像部24、マゼンタ顔料を含むトナー(以
下、マゼンタと略称する)を有する第2作像部25、シ
アン顔料を含むトナー(以下、シアンと略称する)を有
する第3作像部26及びイエロー顔料を含むトナー(以
下、イエローと略称する)を有する第4作像部27とか
らなっている。そして、第1から第4の各作像部24〜
27は、円筒状の感光体ドラム28と、この感光体ドラ
ム28の外周面にトナー画像を作成する現像デバイス3
0と、感光体ドラム28上の残留トナーを除去するファ
ーブラシ31及びクリーニングブレード32を備えたク
リーニングデバイス33と、感光体ドラム28に電荷を
付与して感光体ドラム28を帯電させる帯電デバイス3
4とを有している。尚、この作像部5は、その支持フレ
ーム35と一体で画像形成装置本体36から引き出すこ
とができるようになっている。
【0015】転写搬送部7は、フッ素系樹脂材料製の無
端状転写ベルト37と、この転写ベルト37を巻掛ける
駆動ローラ38及びテンションローラ40と、各感光体
ドラム28と対向する位置にそれぞれ配置された転写ロ
ーラ41a,41b,41c,41dとを有している。
そして、これら転写ローラ41a〜41dと感光体ドラ
ム28とで転写ベルト37を挟むようになっている。
又、転写ベルト37内周側の適当な位置にベルトガイド
ローラ42,43が配置されている。尚、この転写搬送
部7は、感光体ドラム28,転写ローラ41a〜41d
及び転写ベルト37の劣化防止のため、プリント停止時
に2点鎖線位置まで下降させると共に、テンションロー
ラ40を駆動ローラ38側に僅かに移動させて、感光体
ドラム28と転写ローラ41a〜41dに作用する圧
力、及び転写ベルト37に作用するテンションを解放す
るようになっている。又、この転写搬送部7は、白黒画
像のみを作成する場合、他のマゼンタ,シアン,イエロ
ーの各転写ローラ41b〜41dを感光体ドラム28か
ら離間させる機構(図示せず)を備えている。ここで、
駆動ローラ38は、図示しないトルクリミッタを介して
図示しない駆動モータに連繋されており、所定以上のト
ルクが作用すると駆動モータに対してすべりを生じるよ
うになっている。したがって、転写ベルト37は、駆動
ローラ38によって駆動力を付与されているが、感光体
ドラム28の回転に従動することになる。
端状転写ベルト37と、この転写ベルト37を巻掛ける
駆動ローラ38及びテンションローラ40と、各感光体
ドラム28と対向する位置にそれぞれ配置された転写ロ
ーラ41a,41b,41c,41dとを有している。
そして、これら転写ローラ41a〜41dと感光体ドラ
ム28とで転写ベルト37を挟むようになっている。
又、転写ベルト37内周側の適当な位置にベルトガイド
ローラ42,43が配置されている。尚、この転写搬送
部7は、感光体ドラム28,転写ローラ41a〜41d
及び転写ベルト37の劣化防止のため、プリント停止時
に2点鎖線位置まで下降させると共に、テンションロー
ラ40を駆動ローラ38側に僅かに移動させて、感光体
ドラム28と転写ローラ41a〜41dに作用する圧
力、及び転写ベルト37に作用するテンションを解放す
るようになっている。又、この転写搬送部7は、白黒画
像のみを作成する場合、他のマゼンタ,シアン,イエロ
ーの各転写ローラ41b〜41dを感光体ドラム28か
ら離間させる機構(図示せず)を備えている。ここで、
駆動ローラ38は、図示しないトルクリミッタを介して
図示しない駆動モータに連繋されており、所定以上のト
ルクが作用すると駆動モータに対してすべりを生じるよ
うになっている。したがって、転写ベルト37は、駆動
ローラ38によって駆動力を付与されているが、感光体
ドラム28の回転に従動することになる。
【0016】定着部8は、ヒータを内蔵した加熱ローラ
44と、定着ローラ45と、これら加熱ローラ44と定
着ローラ45とに巻掛けられた金属製の無端状ベルト4
6と、定着ローラ45に押し付けられる加圧ローラ47
とを有している。そして、無端状ベルト46の外表面に
油を供給するドナーローラ48と、このドナーローラ4
8にころがり接触するオイルローラ50とクリーニング
ローラ51とが配置されている。
44と、定着ローラ45と、これら加熱ローラ44と定
着ローラ45とに巻掛けられた金属製の無端状ベルト4
6と、定着ローラ45に押し付けられる加圧ローラ47
とを有している。そして、無端状ベルト46の外表面に
油を供給するドナーローラ48と、このドナーローラ4
8にころがり接触するオイルローラ50とクリーニング
ローラ51とが配置されている。
【0017】排紙部10は、定着部8から排出されたシ
ート材を受け取り、画像形成面を表にして積載する第1
排紙部52と、定着部8から排出されたシート材を排出
路53を介して画像形成装置本体36上部に導き、画像
形成面を裏にして積載する第2排紙部54とを有してい
る。尚、第1排紙部52は、使用する際には画像形成装
置本体36から引き出し、使用しない場合には画像形成
装置本体36内に収納することができるようになってい
る。
ート材を受け取り、画像形成面を表にして積載する第1
排紙部52と、定着部8から排出されたシート材を排出
路53を介して画像形成装置本体36上部に導き、画像
形成面を裏にして積載する第2排紙部54とを有してい
る。尚、第1排紙部52は、使用する際には画像形成装
置本体36から引き出し、使用しない場合には画像形成
装置本体36内に収納することができるようになってい
る。
【0018】光学ユニット11は、ポリゴンスキャナミ
ラー55と結像レンズ56,57及びミラー58とを有
する露光デバイス11a,11b,11c,11dが各
感光体ドラム28に対応して配置されており、レーザー
光を光学ユニットフレーム60に形成されたスリット6
1a,61b,61c,61dから感光体ドラム28に
向けて照射するようになっている。
ラー55と結像レンズ56,57及びミラー58とを有
する露光デバイス11a,11b,11c,11dが各
感光体ドラム28に対応して配置されており、レーザー
光を光学ユニットフレーム60に形成されたスリット6
1a,61b,61c,61dから感光体ドラム28に
向けて照射するようになっている。
【0019】このように構成されたカラープリンタ2
は、第1給紙部15又は第2給紙部18からシート材が
送り出されると、そのシート材が搬送部6によって第1
作像部24の感光体ドラム28と転写搬送部7の転写ベ
ルト37との間に送り込まれる。そして、シート材は、
感光体ドラム28と転写ローラ41a〜41dとの間を
転写ベルト37で搬送される間に、ブラック,マゼン
タ,シアン,イエローの各感光体ドラム28に形成され
たトナー像が順次転写される。そして、カラー画像の転
写が終了したシート材は、転写ベルト37によって定着
部8の定着ローラ45と加圧ローラ47との間に送り込
まれ、ここで加熱・加圧されてカラートナー像が定着さ
れる。定着作業が終了したシート材は、第1排紙部52
又は第2排紙部54に排出されることになる。
は、第1給紙部15又は第2給紙部18からシート材が
送り出されると、そのシート材が搬送部6によって第1
作像部24の感光体ドラム28と転写搬送部7の転写ベ
ルト37との間に送り込まれる。そして、シート材は、
感光体ドラム28と転写ローラ41a〜41dとの間を
転写ベルト37で搬送される間に、ブラック,マゼン
タ,シアン,イエローの各感光体ドラム28に形成され
たトナー像が順次転写される。そして、カラー画像の転
写が終了したシート材は、転写ベルト37によって定着
部8の定着ローラ45と加圧ローラ47との間に送り込
まれ、ここで加熱・加圧されてカラートナー像が定着さ
れる。定着作業が終了したシート材は、第1排紙部52
又は第2排紙部54に排出されることになる。
【0020】次ぎに、上記光学ユニット11を構成する
露光デバイス11a〜11dの取付状態を図2に基づき
説明する。
露光デバイス11a〜11dの取付状態を図2に基づき
説明する。
【0021】露光デバイス11a〜11dは、図外のレ
ーザユニットから放射されたレーザ光をポリゴンスキャ
ナミラー55で反射し、その反射光を結像レンズ56,
57,反射ミラー58及び光学ユニットフレーム60の
スリット61を介して感光体ドラム28の表面に照射す
るようになっている。
ーザユニットから放射されたレーザ光をポリゴンスキャ
ナミラー55で反射し、その反射光を結像レンズ56,
57,反射ミラー58及び光学ユニットフレーム60の
スリット61を介して感光体ドラム28の表面に照射す
るようになっている。
【0022】ここで、各露光デバイス11a〜11dが
取り付けられる光学ユニットフレーム60には、第1〜
第4の感光体ドラム28に対応して第1〜第4のスリッ
ト61a〜61dが形成されている。これらのスリット
61a〜61dのうち、第2のスリット61bと第3の
スリット61cとの中間位置で、且つ転写体搬送方向A
に直交する方向の略中央位置には、画像形成装置本体3
6側に取り付けられた位置決めピン70を受容する位置
決め孔71が形成されており、その転写体搬送方向に直
交する方向の近傍位置に固定用ねじ(図示せず)を受容
するねじ受容孔72が形成されている。
取り付けられる光学ユニットフレーム60には、第1〜
第4の感光体ドラム28に対応して第1〜第4のスリッ
ト61a〜61dが形成されている。これらのスリット
61a〜61dのうち、第2のスリット61bと第3の
スリット61cとの中間位置で、且つ転写体搬送方向A
に直交する方向の略中央位置には、画像形成装置本体3
6側に取り付けられた位置決めピン70を受容する位置
決め孔71が形成されており、その転写体搬送方向に直
交する方向の近傍位置に固定用ねじ(図示せず)を受容
するねじ受容孔72が形成されている。
【0023】そして、光学ユニットフレーム60は、そ
の位置決め孔71に画像形成装置本体36側の位置決め
ピン70を係合し、ねじ受容孔72に固定用ねじを受容
して、固定用ねじで画像形成装置本体36の所定位置に
締結固定されるようになっている。
の位置決め孔71に画像形成装置本体36側の位置決め
ピン70を係合し、ねじ受容孔72に固定用ねじを受容
して、固定用ねじで画像形成装置本体36の所定位置に
締結固定されるようになっている。
【0024】したがって、本実施の形態は、画像形成装
置本体36内の雰囲気温度が変化し、光学ユニットフレ
ーム60が変形しても、その変形が位置決めピン70を
中心として変形することになり、光学ユニットフレーム
60の転写体搬送方向上流側端部を位置決め固定する従
来例に比較して、各スリット61a〜61d間のズレ量
の最大値が半分になる。又、図1に示すように、各スリ
ット61a〜61dの上部に取り付けられた反射レンズ
58の位置ズレ量の最大値も従来例の半分になる。その
結果、本実施の形態は、各感光体ドラム28の表面に照
射されるレーザ光の照射位置のズレ量の最大値が従来例
の半分になる。
置本体36内の雰囲気温度が変化し、光学ユニットフレ
ーム60が変形しても、その変形が位置決めピン70を
中心として変形することになり、光学ユニットフレーム
60の転写体搬送方向上流側端部を位置決め固定する従
来例に比較して、各スリット61a〜61d間のズレ量
の最大値が半分になる。又、図1に示すように、各スリ
ット61a〜61dの上部に取り付けられた反射レンズ
58の位置ズレ量の最大値も従来例の半分になる。その
結果、本実施の形態は、各感光体ドラム28の表面に照
射されるレーザ光の照射位置のズレ量の最大値が従来例
の半分になる。
【0025】このように、本実施の形態によれば、第2
のスリット61bと第3のスリット61cの中間位置を
画像形成装置本体36に位置決め固定するようになって
おり、画像形成装置本体36内の雰囲気温度によって光
学ユニットフレーム60が変形しても、第2のスリット
61bと第3のスリット61cの中間位置を基準として
変形するように構成されているため、レーザ光の照射位
置のズレ量の最大値が従来例に比較して半分になり、感
光体ドラム28上の露光位置のズレ量が少なくなって、
画像形成精度が良くなる。
のスリット61bと第3のスリット61cの中間位置を
画像形成装置本体36に位置決め固定するようになって
おり、画像形成装置本体36内の雰囲気温度によって光
学ユニットフレーム60が変形しても、第2のスリット
61bと第3のスリット61cの中間位置を基準として
変形するように構成されているため、レーザ光の照射位
置のズレ量の最大値が従来例に比較して半分になり、感
光体ドラム28上の露光位置のズレ量が少なくなって、
画像形成精度が良くなる。
【0026】尚、上記実施の形態画像形成装置は、カラ
ープリンタに適用する例を説明したが、これに限られ
ず、ファクシミリ,複写機等に広く適用することができ
る。
ープリンタに適用する例を説明したが、これに限られ
ず、ファクシミリ,複写機等に広く適用することができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる画像形成装
置は、光学ユニットフレームの4個のスリットのうちの
第2と第3のスリットの転写体搬送方向中間位置を画像
形成装置本体に位置決め・固定するようになっているた
め、画像形成装置本体内の雰囲気温度によって光学ユニ
ットフレームが変形しても、その変形が第2と第3のス
リットの転写体搬送方向中間位置を基準として変形す
る。したがって、本発明は、例えば、光学ユニットフレ
ームの転写体搬送方向上流側端部を位置決め・固定する
従来例に比較して、第4番目のスリット位置のズレ量の
最大値が半分になり、露光デバイスによる画像形成手段
の露光位置のズレ量の最大値も半分になるため、画像形
成精度が向上し、色ズレを抑制することができ、高画質
化を図ることができる。
置は、光学ユニットフレームの4個のスリットのうちの
第2と第3のスリットの転写体搬送方向中間位置を画像
形成装置本体に位置決め・固定するようになっているた
め、画像形成装置本体内の雰囲気温度によって光学ユニ
ットフレームが変形しても、その変形が第2と第3のス
リットの転写体搬送方向中間位置を基準として変形す
る。したがって、本発明は、例えば、光学ユニットフレ
ームの転写体搬送方向上流側端部を位置決め・固定する
従来例に比較して、第4番目のスリット位置のズレ量の
最大値が半分になり、露光デバイスによる画像形成手段
の露光位置のズレ量の最大値も半分になるため、画像形
成精度が向上し、色ズレを抑制することができ、高画質
化を図ることができる。
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成図。
【図2】本発明の実施の形態を示す光学ユニットフレー
ムの平面図。
ムの平面図。
【図3】従来の光学ユニットフレームの平面図。
2……カラープリンタ(画像形成装置)、3……シート
材(転写体)、11a,11b,11c,11d……露
光デバイス、28……画像形成手段、60……光学ユニ
ットフレーム、61a……第1のスリット、61b……
第2のスリット、61c……第3のスリット、61d…
…第4のスリット
材(転写体)、11a,11b,11c,11d……露
光デバイス、28……画像形成手段、60……光学ユニ
ットフレーム、61a……第1のスリット、61b……
第2のスリット、61c……第3のスリット、61d…
…第4のスリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 謹彰 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 大桐 忠和 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 転写体搬送方向にブラック,マゼンタ,
シアン,イエローの各画像形成手段を適宜配置し、これ
ら画像形成手段に対応する複数の露光デバイスを光学ユ
ニットフレームで支持し、前記各露光デバイスから出射
されたレーザ光を、前記各画像形成手段に対応するよう
に前記光学ユニットフレームに形成した各スリットを通
過させて前記各画像形成手段に照射する画像形成装置に
おいて、 前記光学ユニットフレームの前記4個のスリットのうち
の第2と第3のスリットの転写体搬送方向中間位置を画
像形成装置本体に位置決め・固定することを特徴とする
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11323898A JP3406996B2 (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11323898A JP3406996B2 (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11305510A true JPH11305510A (ja) | 1999-11-05 |
JP3406996B2 JP3406996B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=14607078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11323898A Expired - Fee Related JP3406996B2 (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3406996B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010026152A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2010026153A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP11323898A patent/JP3406996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010026152A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2010026153A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3406996B2 (ja) | 2003-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100474151C (zh) | 图像形成装置 | |
JP2001209294A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5822585B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5039296B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4816677B2 (ja) | ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
US5187528A (en) | Electrophotographic image forming apparatus having continuous form skew prevention | |
JPH11327317A (ja) | 画像形成装置 | |
US11137710B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP3261095B2 (ja) | シート搬送装置及び該シート搬送装置を備えた画像形成装置 | |
JP3406996B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11295961A (ja) | 多色画像形成装置 | |
JP2007070090A (ja) | シート供給装置及び画像形成装置 | |
JPH1191977A (ja) | ベルト駆動装置 | |
JP2021131523A (ja) | 駆動機構、定着装置、搬送装置、及び、画像形成装置 | |
EP1895367B1 (en) | Image forming apparatus to form an image using a display unit, and printing method thereof | |
JPH11295998A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4564833B2 (ja) | 画像形成装置およびシート搬送装置 | |
JP3589859B2 (ja) | 帯電デバイス | |
JPH11303883A (ja) | 軸継手、感光体ドラム用動力伝達ユニット及び画像形成装置 | |
US7877051B2 (en) | Fusing unit and image forming apparatus having the same | |
JP7047421B2 (ja) | 搬送装置及び画像形成装置 | |
JP5258184B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US10209652B1 (en) | Image forming apparatus | |
JP2007094426A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001154561A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |