JPH1130543A - コリオリ質量流量計 - Google Patents

コリオリ質量流量計

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JPH1130543A
JPH1130543A JP18643197A JP18643197A JPH1130543A JP H1130543 A JPH1130543 A JP H1130543A JP 18643197 A JP18643197 A JP 18643197A JP 18643197 A JP18643197 A JP 18643197A JP H1130543 A JPH1130543 A JP H1130543A
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Norikazu Osawa
紀和 大沢
Kenichi Kuromori
健一 黒森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐ノイズ特性が良好で、消費電力が少なく、
高精度なコリオリ質量流量計を実現する。 【解決手段】 振動チューブ内に測定流体が流れ、該測
定流体の流れと前記振動チューブの角振動によって生じ
るコリオリ力により、該振動チューブを変形振動させる
コリオリ質量流量計において、前記測定流体が流れる振
動チューブと、該振動チューブの軸方向と同方向に設け
られた少なくとも1個の補償振動体と、前記振動チュー
ブと前記補償振動体とを連結する結合体と、前記振動チ
ューブと前記補償振動体とが互いに逆位相に振動するよ
うに励振する励振器と、前記振動チューブの振動を検出
する振動検出センサとを具備したことを特徴とするコリ
オリ質量流量計である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐ノイズ特性が良
好で、消費電力が少なく、高精度なコリオリ質量流量計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来より一般に使用されてい
る従来例の構成説明図で、例えば、特開平6−1095
12号の従来例に示されている。図において、1はフラ
ンジ2に、両端が取付けられた振動チューブである。フ
ランジ2は管路Aへ振動チューブ1を取付けるためのも
のである。
【0003】3は振動チューブ1の中央部に設けられた
励振器である。4,5は振動チューブ1の両側にそれぞ
れ設けられた振動検出センサである。6は、振動チュー
ブ1の両端が固定されるハウジングである。
【0004】以上の構成において、振動チューブ1に測
定流体が流され、励振器3が駆動される。励振器3の振
動方向の角速度『ω』、測定流体の流速『V』(以
下『』で囲まれた記号はベクトル量を表す。)とする
と、
【0005】Fc=―2m『ω』×『V』 のコリオリ力が働く、コリオリ力に比例した振動の振幅
を測定すれば、質量流量が測定出来る。
【0006】図16は従来より一般に使用されている他
の従来例の構成説明図である。本従来例では、更に、ノ
イズを低減し、信号を大きくとるために、振動チューブ
1を2管式にし、ノイズを打消すようにしたものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、図15従来例では、振動チューブ1
は近似的に両端固定条件で振動するが、限られた大きさ
の流量計では、どうしても固定部は完全な固定端になら
ず、わずかに振動してしまう。
【0008】これでは、振動が管路Aに伝わり、上下流
端のわずかな固定条件の相違、例えば溶接強度等、によ
り、対象性が崩れ、零点やスパンが変動し易い。更に、
励振に大きなエネルギーを必要とする。
【0009】検出器ハウジング6のセンサ取付位置と、
振動チューブ1の相対距離(運動)を測定することになる
ので、振動ノイズ、応力、温度変化等で、ハウジング6
や振動チューブ1が振動したり、変形した場合に、振動
測定データに誤差が生じてしまう。すなわち、これらの
環境変化や外的要因に対し、弱く、精度の悪いコリオリ
流量計になりがちである。
【0010】一方、図16従来例では、2本の振動チュ
ーブ1が互いに反対方向に振動することで、分岐部で力
が打ち消しあって、図17,18に示す如く、音叉の原
理により振動が外に漏れにくい構造となつている。
【0011】しかし、分岐点の無い振動チューブ1本の
構造は取れなくなる。また、振動チューブ1の振動の検
出は、検出器ハウジング6のセンサ取付位置と、振動チ
ューブ1の相対距離を測定することになる。
【0012】本発明は、この問題点を解決するものであ
る。本発明の目的は、耐ノイズ特性が良好で、消費電力
が少なく、高精度なコリオリ質量流量計を提供するにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、 (1)振動チューブ内に測定流体が流れ、該測定流体の
流れと前記振動チューブの角振動によって生じるコリオ
リ力により、該振動チューブを変形振動させるコリオリ
質量流量計において、前記測定流体が流れる振動チュー
ブと、該振動チューブの軸方向と同方向に設けられた少
なくとも1個の補償振動体と、前記振動チューブと前記
補償振動体とを連結する結合体と、前記振動チューブと
前記補償振動体とが互いに逆位相に振動するように励振
する励振器と、前記振動チューブの振動を検出する振動
検出センサとを具備したことを特徴とするコリオリ質量
流量計。 (2)前記補償振動体の中央部分が切り離されて形成さ
れた第1,第2の補償振動体を具備したことを特徴とす
る請求項1記載のコリオリ質量流量計。 (3)前記振動チューブの直径より大なる直径を有し前
記振動チューブと同心円状に配置されたチューブ体と該
チューブ体の周面にチューブ体の軸方向に長い窓が切り
開かれて形成された少なくとも1個の補償振動体を具備
したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコリ
オリ質量流量計。を構成したものである。
【0014】
【作用】以上の構成において、振動チューブに測定流体
が流され、励振器が駆動されると、コリオリ力が働く、
このコリオリ力に比例した振動の振幅を測定すれば、質
量流量が測定出来る。
【0015】而して、振動チューブと補償振動体との、
振動系の振動の節となる場所で、振動チューブと補償振
動体とを、流量計ハウジングと接続させることで、振動
チューブと補償振動体と結合体からなる振動系の振動
を、内部に閉じこめるようにした。以下、実施例に基づ
き詳細に説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の要部
構成説明図である。図において、図15と同一記号の構
成は同一機能を表わす。以下、図15と相違部分のみ説
明する。
【0017】11は、測定流体が流れる直管状の振動チ
ューブである。12は、振動チューブ11に平行に設け
られた少なくとも1個の補償振動体である。この場合
は、1個の補償振動体12が使用されている。13は、
振動チューブ11と補償振動体12の振動の節となる個
所を連結する結合体である。
【0018】14は、振動チューブ11の中央部分と、
補償振動体12の中央部分との間に設けられ、振動チュ
ーブ11と補償振動体12とを励振する励振器である。
15は、振動チューブ11と補償振動体12との間に設
けられ、振動チューブ11と補償振動体12との相対振
動を検出する振動検出センサである。
【0019】以上の構成において、振動チューブ11に
測定流体が流され、励振器14が駆動されると、コリオ
リ力が働く、このコリオリ力に比例した振動チューブ1
1の振動の振幅を測定すれば、質量流量が測定出来る。
【0020】而して、振動チューブ11と補償振動体1
2と結合体13との、振動系の振動の節となる場所で、
振動チューブ11と補償振動体12と結合体13とを、
流量計ハウジング6と接続させることで、振動チューブ
11と補償振動体12と結合体13からなる振動系の振
動を、内部に閉じこめることができる。
【0021】すなわち、図2に示す如く、X,Y,Z軸
方向を決めると、励振器14により、振動チューブ11
と、補償振動体12は、図に示したようにY方向で互い
に逆向きに振動する。この振動系は、ちょうど結合体1
3が振動の節となるように作られるので、励振状態であ
っても、結合体13では、ほぼ動きがなくなる。
【0022】なお、振動チューブ11,補償振動体1
2,結合体13は、全体で一つの振動系を形成し、通常
は図2に示したような振動モードで、常に共振状態にな
るように制御されている。
【0023】この結果、振動チューブ11と補償振動体
12と結合体13との、振動系の振動の節となる場所
で、振動チューブ11と補償振動体12と結合体13と
を、流量計ハウジング6と接続させることで、振動チュ
ーブ11と補償振動体12と結合体13からなる振動系
の振動を、内部に閉じこめることができる。従って、内
部振動系の振動が外部と絶縁されているので、
【0024】(1)内部振動系は高Q値を実現でき、外
部ノイズが加わってもその影響が相対的に少なく、振動
が安定なので、外部振動ノイズに強いコリオリ質量流量
計が得られる。
【0025】(2)少ないエネルギで安定した励振を実
現できるので、低消費電流のコリオリ質量流量計が得ら
れる。
【0026】(3)外部への振動エネルギの散逸量が変
化したり、上下流で散逸量のバランスが崩れると、内部
の振動系に影響が及び、ゼロ点やスパンが変動してしま
う。本発明では、常に、内部に振動が閉じこもっている
のでその心配がなく、高精度なコリオリ質量流量計が得
られる。
【0027】図3は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。図1では補償振動体12として、振動チュー
ブ11と同等のチューブを示したが、他の形状でも良
く、本実施例においては、平板状の補償振動体16が使
用されている。なお、図1におけるハウジング6と、フ
ランジ2に相当する部分は、図3には省略されている。
【0028】図4は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、補償振動体12が2個
設けられたものである。図5は図4の動作説明図であ
る。図5において、励振器14により、振動チューブ1
1と、補償振動体12は、図に示したようにY方向で互
いに逆向きに振動し、2つの補償振動体12,17は同
一方向に振動する。
【0029】この振動系は、ちょうど結合体13が振動
の節となるように作られるので、励振状態であっても、
結合体13では、ほぼ動きがなくなる。なお、振動チュ
ーブ11,補償振動体12,結合体13は、全体で一つ
の振動系を形成し、通常は、図5に示したような振動モ
ードで、常に共振状態になるように制御されている。
【0030】図6は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例は、請求項2に対応するものであ
る。図において、21,22は、補償振動体12の中央
部分が切り離されて形成された第1,第2の補償振動体
である。
【0031】図7は、図6の動作説明図である。図にお
いて、励振器14により、振動チューブ11と、第1,
第2の補償振動体21,22は、図に示したようにY方
向で互いに逆向きに振動し、4つの補償振動体21,2
2は同一方向に振動する。
【0032】この振動系は、ちょうど結合体13が振動
の節となるように作られるので、励振状態であっても、
結合体13では、ほぼ動きがなくなる。なお、振動チュ
ーブ11、第1,第2の補償振動体21,22、結合体
13は、全体で一つの振動系を形成し、通常は、図7に
示したような振動モードで、常に共振状態になるように
制御されている。
【0033】この結果、第1,第2の補償振動体21,
22が、連続していない片持ち構造であるので、
【0034】(1)急激な測定流体の温度変化による温
度差が生じた場合でも、装置に無理な熱応力が加わらな
いコリオリ質量流量計が得られる。
【0035】(2)熱応力による破壊等の心配が無くな
るだけでなく、ゼロ点安定性やスパン精度も向上するコ
リオリ質量流量計が得られる。
【0036】図8は本発明の他の実施例の要部動作説明
図である。本実施例においては、第1,第2の補償振動
体21,22が各1個の場合を示す。
【0037】図9は本発明の他の実施例の要部構成説明
図で、図10は図9のA−A断面図である。本実施例
は、請求項3に対応するものである。
【0038】本実施例において、31は、振動チューブ
11の直径より大なる直径を有し、振動チューブ11と
同心円状に配置されたチューブ体32と、チューブ体3
2の周面にチューブ体32の軸方向に長い窓33が切り
開かれて形成された少なくとも1個の補償振動体であ
る。この場合は、2個の補償振動体31が形成されてい
る。
【0039】本実施例の特徴は、補償振動体31とし
て、振動チューブ11の直径より大きい径のチューブ3
2の一部を使用して加工したことにある。図9に示す如
く、もともと径の大きなチューブ32の両端は、そのま
ま結合体13として使用し、中央部付近は、図の手前側
と奥側に大きな窓33を設けた。この大口径チューブ全
体が、図4における2本の補償振動体31として機能す
るものである。
【0040】この結果、チューブ体32に窓33を設け
ることにより、2本の補償振動体31が形成できるの
で、コリオリ質量流量計の製造、材料の手配が容易にで
きる。また、大口径チューブ32に大きな窓33ができ
るので、作業や取付も楽である。すなわち、製造コスト
を安価に出来るコリオリ質量流量計が得られる。
【0041】なお、前述の実施例においては、低次の振
動モード形状で振動させた場合について説明したが、こ
れに限ることはなく、図11に示す如く、高次の振動モ
ード形状で振動させても良い。また振動系が非共振状態
の場合でも良い。
【0042】図11は本発明の他の実施例の要部構成説
明図で、図12は図11の動作説明図である。本実施例
は、請求項1に関係するものである。本実施例におい
て、41,42は、振動チューブ11の両側に並行に設
けられ、その両端が、それぞれ、振動チューブ11に結
合体13により接続された補償振動体である。
【0043】43は、補償振動体41と補償振動体42
とを連結する第1の連結棒である。第1の連結棒43と
振動チューブ11との間に励振器14が取付られてい
る。44は、補償振動体41と補償振動体42とを連結
する第2の連結棒である。第2の連結棒43と振動チュ
ーブ11との間に振動検出センサ15が取付られてい
る。
【0044】以上の構成において、振動チューブ11と
補償振動体41,42とは、図12に示す如く、Y方向
で、互いに逆方向に振動し、2個の補償振動体41と補
償振動体42とは同一方向に振動する。
【0045】前述の図5実施例においては、振動チュー
ブ11と補償振動体12,17とは、異なるY座標上に
存在し、振動方向もY方向である。これに対して、図1
1,図12実施例においては、振動チューブ11と補償
振動体41,42とは、異なるY座標上に存在するのは
同じであるが、振動方向はY方向でなく、Z方向であ
る。
【0046】この結果、この振動系は、丁度、結合体1
3が、振動の節となるように構成されているので、励振
状態であっても、結合体13では、ほぼ動きがなくな
る。
【0047】なお、振動チューブ11、補償振動体4
1,42と結合体13とは、全体で一つの振動系を形成
し、通常は、図12に示す如き振動モードで、常に共振
状態になるように制御されている。なお、図1実施例に
おけるハウジング6と、フランジ2は、図11,図12
には省略されている。
【0048】図13は本発明の他の実施例の要部動作説
明図である。本実施例は、請求項2に関係するものであ
る。本実施例においては、図4実施例に対しての、図6
実施例に対応するものである。
【0049】51,52は補償振動体41の中央部分が
切り離されて形成された第1,第2の補償振動体であ
る。53,54は補償振動体42の中央部分が切り離さ
れて形成された第3,第4の補償振動体である。
【0050】図13において、励振器14により、振動
チューブ11と、第1,第2,第3,第4の補償振動体
51,52,53,54とは、図13に示したようにY
方向で互いに逆向きに振動し、4つの補償振動体51,
52,53,54は同一方向に振動する。
【0051】この振動系は、ちょうど結合体13が振動
の節となるように作られるので、励振状態であっても、
結合体13では、ほぼ動きがなくなる。
【0052】なお、振動チューブ11、第1,第2,第
3,第4の補償振動体51,52,53,54と結合体
13とは、全体で一つの振動系を形成し、通常は、図1
4に示したような振動モードで、常に共振状態になるよ
うに制御されている。
【0053】この結果、第1,第2,第3,第4の補償
振動体51,52,53,54が、連続していない片持
ち構造であるので、
【0054】(1)急激な測定流体の温度変化による温
度差が生じた場合でも、装置に無理な熱応力が加わらな
いコリオリ質量流量計が得られる。
【0055】(2)熱応力による破壊等の心配が無くな
るだけでなく、ゼロ点安定性やスパン精度も向上するコ
リオリ質量流量計が得られる。
【0056】なお、前述の実施例においては、低次の振
動モード形状で振動させた場合について説明したが、こ
れに限ることはなく、図14に示す如く、高次の振動モ
ード形状で振動させても良い。また振動系が非共振状態
の場合でも良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、振動チューブと補償振動体との、振動系の振
動の節となる場所で、振動チューブと補償振動体とを、
流量計ハウジングと接続させることで、振動チューブと
補償振動体からなる振動系の振動を、内部に閉じこめる
ことができる。
【0058】従って、内部振動系の振動が外部と絶縁さ
れているので、 (1)内部振動系は高Q値を実現でき、外部ノイズが加
わってもその影響が相対的に少なく、振動が安定なの
で、外部振動ノイズに強いコリオリ質量流量計が得られ
る。
【0059】(2)少ないエネルギで安定した励振を実
現できるので、低消費電流のコリオリ質量流量計が得ら
れる。
【0060】(3)外部への振動エネルギの散逸量が変
化したり、上下流で散逸量のバランスが崩れると、内部
の振動系に影響が及び、ゼロ点やスパンが変動してしま
う。本発明では、常に、内部に振動が閉じこもっている
のでその心配がなく、高精度なコリオリ質量流量計が得
られる。
【0061】本発明の請求項2によれば、第1,第2の
補償振動体が、連続していない片持ち構造であるので、 (1)急激な測定流体の温度変化による温度差が生じた
場合でも、装置に無理な熱応力が加わらないコリオリ質
量流量計が得られる。
【0062】(2)熱応力による破壊等の心配が無くな
るだけでなく、ゼロ点安定性やスパン精度も向上するコ
リオリ質量流量計が得られる。
【0063】本発明の請求項3によれば、チューブ体に
窓を設けることにより、2本の補償振動体が形成できる
ので、コリオリ質量流量計の製造、材料の手配が容易に
できる。また、大口径チューブに大きな窓ができるの
で、作業や取付も楽である。すなわち、製造コストを安
価に出来るコリオリ質量流量計が得られる。
【0064】従って、本発明によれば、耐ノイズ特性が
良好で、消費電力が少なく、高精度なコリオリ質量流量
計を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図5】図4の動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図7】図6の動作説明図である。
【図8】本発明の他の実施例の要部動作説明図である。
【図9】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図10】図9のA−A断面図である。
【図11】本発明の他の実施例の要部構成説明図であ
る。
【図12】図11の動作説明図である。
【図13】本発明の他の実施例の要部動作説明図であ
る。
【図14】本発明の他の実施例の要部動作説明図であ
る。
【図15】従来より一般に使用されている従来例の構成
説明図である。
【図16】従来より一般に使用されている他の従来例の
構成説明図である。
【図17】図16の動作説明図である。
【図18】図16の動作説明図である。
【符号の説明】
2 フランジ 6 ハウジング 11 振動チューブ 12 補償振動体 13 結合体 14 励振器 15 振動検出センサ 16 補償振動体 17 補償振動体 21 第1の補償振動体 22 第2の補償振動体 31 補償振動体 32 チューブ体 33 窓 41 補償振動体 42 補償振動体 43 第1の連結棒 44 第2の連結棒 51 第1の補償振動体 52 第2の補償振動体 53 第3の補償振動体 54 第4の補償振動体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動チューブ内に測定流体が流れ、該測定
    流体の流れと前記振動チューブの角振動によって生じる
    コリオリ力により、該振動チューブを変形振動させるコ
    リオリ質量流量計において、 前記測定流体が流れる振動チューブと、 該振動チューブの軸方向と同方向に設けられた少なくと
    も1個の補償振動体と、 前記振動チューブと前記補償振動体とを連結する結合体
    と、 前記振動チューブと前記補償振動体とが互いに逆位相に
    振動するように励振する励振器と、 前記振動チューブの振動を検出する振動検出センサとを
    具備したことを特徴とするコリオリ質量流量計。
  2. 【請求項2】前記補償振動体の中央部分が切り離されて
    形成された第1,第2の補償振動体を具備したことを特
    徴とする請求項1記載のコリオリ質量流量計。
  3. 【請求項3】前記振動チューブの直径より大なる直径を
    有し前記振動チューブと同心円状に配置されたチューブ
    体と該チューブ体の周面にチューブ体の軸方向に長い窓
    が切り開かれて形成された少なくとも1個の補償振動体
    を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のコリオリ質量流量計。
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