JPH1130537A - タービン式流量計 - Google Patents

タービン式流量計

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JPH1130537A
JPH1130537A JP12867098A JP12867098A JPH1130537A JP H1130537 A JPH1130537 A JP H1130537A JP 12867098 A JP12867098 A JP 12867098A JP 12867098 A JP12867098 A JP 12867098A JP H1130537 A JPH1130537 A JP H1130537A
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JP
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flow rate
impeller
gas
flow
rotation speed
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JP12867098A
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Inventor
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Takeshi Tashiro
健 田代
Shinichi Sato
真一 佐藤
Taeko Honjo
妙子 本荘
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス等の流体の流量変化時においても、流速
の変化に対応して羽根車の回転速度を追従させて、正確
な流体流量を測定することができるタービン式流量計を
提供する。 【構成】 流量計本体11の内壁面に設置した電磁コイ
ル19b,19cと磁性化した羽根19aとにより、回
転速度制御手段を構成し、流量計本体11の内壁面に流
量変化検出手段としての流速センサ18を設置する。流
速センサ18により流路17におけるガス20の流速を
計測し、流量減少、流量停止あるいは流量増加が検出さ
れたときに、所定のタイミングで、電磁コイル19b,
19cに流速変化に応じた電流を流す。このとき、通電
された電磁コイル19b,19cと磁性化された羽根1
9aとの間に生じた電磁力によって羽根車14に制動力
あるいは回転補助力が加わり、流量に応じた回転速度と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス等の流体の流
量を測定するための流量計に係り、特に羽根車の回転に
よって流量を測定するタービン式流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタービン式流量計、例え
ば都市ガス等のガス流量を測定するためのガス流量計
は、羽根車の回転によってガス流量を測定するようにな
っている。この羽根車は、ガスの流れる方向に対して一
定の角度を持つように配置された複数枚の羽根により構
成されており、ガスが羽根車を通過する際の羽根車の回
転数からガスの流量を測定するものである。この従来の
タービン式流量計では、羽根車の回転時の摩擦が小さい
ため、流体の圧力損失が少なく、また低流量の計量も可
能である。また、このタービン式流量計では、その本体
を容積式流量計よりも小さく形成することができるた
め、設備費用の面からも有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のタ
ービン式流量計では、羽根車の回転によってガス等の流
体の流量を測定している。しかしながら、この羽根車の
回転時に摩擦が小さいため、流体の流量が変化した際に
は、以下に述べるような計量誤差を生じる。
【0004】図12は従来のタービン式流量計におい
て、流体の流量が変化した場合の実際の流量と羽根車の
回転から得られた流量との関係を表すものである。図
中、符号Aは流体の実際の流量(以下、実流量とい
う。)の変化、符号Bは羽根車の回転から得られた流量
(以下、タービン流量という。)の変化をそれぞれ表し
ている。この図から明らかなように、流体の流量が変化
したときには、タービン流量Bと実流量Aとの間に誤差
が発生し、これが積算されて計量誤差E1,E2となる
のが判る。流量が増加するときには、実流量Aの変化速
度自体は比較的小さくて羽根車の回転が流量変化に追随
できるので、タービン流量Bと実流量Aとの差である計
量誤差E1はさほど大きくはならない。ところが、流体
の流量が急激に減少するときには、羽根車の回転慣性力
の作用により、羽根車が実際の流速に比例した回転速度
となるまでにかなりの時間を要する。すなわち、タービ
ン流量Bが実流量Aと一致するまでに相当長い時間を要
し、計量誤差E2が相当大きくなる。このように、従来
のタービン式流量計には、流量変化時に計測精度が低下
するという問題があった。
【0005】ところで、最近では、家庭用のガスメータ
として、通過するガスの流量を計測する機能の他に、マ
イクロコンピュータを搭載し、例えば所定量以上のガス
流量を検出した場合や所定のガス流量を所定時間以上検
出した場合にガス遮断弁を駆動してガス流路を遮断させ
るという安全機能を付加したものが実用化されている。
この機能は、配管におけるガス漏洩や不自然なガスの流
出などを検出して、事故を未然に防止し安全性を保障す
るものであるが、この機能が正確に作動するためには、
ガス流量の正確な測定が望まれる。したがって、特に、
このような安全機能を有するガスメータにタービン式流
量計を適用しようとする場合には、上記した要因による
計測精度の低下を防止することは重要である。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ガス等の流体の流量変化時において
も、流速の変化に対応して羽根車の回転速度を追従させ
て、正確な流体流量を測定することができるタービン式
流量計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるタービン式
流量計は、被測定流体が通過する流路が形成された流量
計本体と、複数枚の羽根を有すると共に流路内に回転自
在に設けらた羽根車と、この羽根車の回転数に応じて流
体の流量を検出する流量検出手段と、流量計本体の流体
の流路領域に設けられた流体の流量変化検出手段と、こ
の流量変化検出手段により検知された流量変化に応じて
羽根車の回転速度を制御する回転速度制御手段とを備え
ている。回転速度制御手段は、具体的には、流量変化検
出手段により流量減少が検出された場合に、羽根車の回
転速度が流量変化に追従するように羽根車に対して制動
力を加えるように構成可能である。また、回転速度制御
手段は、例えば流量計本体の羽根車の周囲近傍位置に設
けられた電磁コイルと、この電磁コイルへの通電により
生じた電磁力が加えられる磁性化された羽根とを含むよ
うに構成可能である。また、例えば、羽根車がこれと一
体に回転する回転軸を有し、回転速度制御手段が回転軸
に対して接触摩擦による制動力を加えるものであるよう
に構成することも可能である。この場合、回転速度制御
手段は、羽根車から、羽根車部分を通過する流体の流れ
を妨げることのない程度の距離を隔てて、羽根車の下流
側の所定の位置に配置されるようにするのが好適であ
る。
【0008】本発明のタービン式流量計では、流量変化
検出手段によって流体の流量変化が検知された場合に
は、回転速度制御手段により、その検知された流量変化
に応じて羽根車の回転速度が制御される。特に、流量減
少が検出された際には、例えば、流量計本体の羽根車の
周囲近傍位置に設けられた電磁コイルおよび磁性化され
た羽根等からなる回転速度制御手段により羽根車の回転
に制動力が加えられて、流体の流量に応じた羽根車の回
転速度に減速される。また、回転速度制御手段により、
羽根車と一体に回転する回転軸に対して接触摩擦による
制動力が加えられるようにした場合には、羽根車は機械
的摩擦力による制動を受けて、流体の流量に応じた羽根
車の回転速度に減速される。特に、回転速度制御手段
を、羽根車から、羽根車部分を通過する流体の流れを妨
げることのない程度の距離を隔てて、羽根車の下流側の
所定の位置に配置するようにした場合には、回転速度制
御手段の存在に起因する流量計測精度の低下を回避可能
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1
の実施の形態に係るガス流量計10の概略構成を一部破
断して表すものである。このガス流量計10は、内部に
流路17を有する円筒形の流量計本体11を備えてい
る。流路17には図示しない配管を通じて都市ガス等の
ガス20が流入するようになっている。この流路17内
には、固定軸13を支持するための支持枠12a, 12
bが、ガス20を通過させ得るように設けられている。
これらの支持枠12a, 12bによって支持された固定
軸13には、羽根車14が回転自在に取り付けられてい
る。羽根車14には、図3および図5に示したように、
複数枚の羽根19aが放射状に等間隔で設けられてい
る。これらの羽根19aはガス20の流入方向に対して
それぞれが所定の角度を保持するように配置されてい
る。ここで、図3は、羽根19aを備えた羽根車14の
斜視状態を表し、図5は図1のA−A′線における矢視
方向の断面構造を表すものである。なお、図3,図5で
は羽根19aが6枚の場合について図示しているが、こ
れに限定されず、これと異なる数の羽根を設けるように
してもよい。上流側の支持枠12aの後部(下流側)中
央には、羽根車14に向かって広がる円錐状の整流部材
15が設けられ、また、支持枠12bの前部(上流側)
中央には、羽根車14に向かって広がる円錐状の整流部
材(図示せず)が設けられている。これらの整流部材に
より、できる限り多くのガス20を羽根車14の羽根1
9aの部分に向かわせることができるようになってい
る。
【0011】流量計本体11における、羽根車14の羽
根19aと対応する位置には、流量検出手段の一部をな
すピックアップ装置16が埋設されている。このピック
アップ装置16は、羽根19aがピックアップ装置16
に対して接近しまたは離反することにより、羽根車14
の回転数に比例した周波数のパルス信号を出力するもの
である。
【0012】ガス流量計10はまた、流量計本体11の
内壁面に1対の電磁コイル19b,19cを備えてい
る。これらの電磁コイル19b,19cは、図4および
図5に示したように、互いに対向するようにして、流量
計本体11の内壁面における羽根19aの回転軌道に沿
った位置にそれぞれ埋設されている。ここで、図4は図
1の流量計本体11の斜視状態を簡略化して表したもの
である。一方、羽根車14の各羽根19aは、磁性化さ
れている。そして、電磁コイル19b,19cに電流を
流して磁界を発生させることにより、羽根車14の羽根
19aに対して回転制動力または回転補助力を加えるこ
とができるようになっている。
【0013】このガス流量計10は、更に、羽根車14
の上流側の所定の位置に設けられ、ガス20の流速に応
じた信号を出力する流速センサ18を備えている。この
流速センサ18としては、例えば、熱式フローセンサが
用いられる。この熱式フローセンサは、例えば、ヒータ
の上流側および下流側にそれぞれ温度によって抵抗値が
変化する抵抗素子を配設し、そこを通過するガスの流速
に応じて生ずる2つの抵抗素子の抵抗値の差からガスの
流速を計測するものである。
【0014】図2は、このガス流量計10の制御部を含
むブロック構成を表すものである。この図に示したよう
に、ガス流量計10は、羽根車14の回転に応じてピッ
クアップ装置16から出力されるパルス信号を取り込
み、このパルス信号を基にガス流量を演算する計量部3
2と、流速センサ18からの流速信号を監視してガス2
0の流量変化を検知する制御部30と、この制御部30
からの制御信号に従い、電磁コイル19a,19bに流
す電流量や通電時間を制御する通電装置31とを備えて
いる。電磁コイル19b,19cは、羽根19aと共に
回転制御部19を構成している。制御部30は、流速セ
ンサ18からの流速信号を受けて流速変化(すなわち流
量変化)を検知し、この流量変化に追従するように、回
転制御部19によって羽根車14の回転速度を制御する
ようになっている。ここで、計量部32およびピックア
ップ装置16が本発明における流量検出手段に対応し、
制御部30および流速センサ18が本発明における流量
変化検出手段に対応し、回転制御部19、通電装置31
および制御部30が本発明における回転速度制御手段に
対応する。
【0015】次に、図6の流れ図を参照して、本実施の
形態に係るガス流量計10の動作を説明する。ここで
は、ガス流量変化に伴う羽根車14の回転速度制御動作
を中心に説明する。
【0016】まず、制御部30は流速センサ18により
計測された流路17を通過するガス20の流速Qi をメ
モリ領域(図示せず)に記憶する(ステップS10
0)。次に、制御部30はガス20の流速Qi と流速Q
i-1 とを比較する。ここで、流速Qi-1 は制御部30に
前回記憶された流速値である。その結果、ガス20の流
速Qi が流速Qi-1 より大きいと判断した場合(ステッ
プS101;Y)、すなわちガス流量の増加を検出した
場合には、所定のタイミングで、通電装置31を介して
電磁コイル19b,19cに瞬間的に(極めて短い期間
だけ)通電させる。この場合の所定のタイミングは、回
転している羽根車14の羽根19aが、通電された電磁
コイル19b,19cにより生ずる磁界によって回転補
助力(すなわち、回転方向の牽引力または推力)を受け
ることとなるようなタイミングであり、ピックアップ装
置16から出力されるパルス信号の周期に基づいて決定
される。具体的には、例えば通常のモータの回転原理と
同様に、ロータとしての羽根19aの回転に合わせて電
磁コイル19b,19cに流す電流の向きを変えて磁力
線の向きを交互に反転させるようにする。これにより、
羽根19aには、磁極間の吸引力による牽引力と反発力
による推力とが適当なタイミングで加えられ、羽根車1
4の回転速度が強制的に加速されることとなる。但し、
その他の方法によることも可能である。
【0017】このようにして所定のタイミングで通電さ
れる電磁コイル19b,19cと磁性化した羽根19a
との間に生ずる電磁力により、羽根19aには、そのタ
イミングに応じて瞬間的に回転補助力が加えられる(ス
テップS104)。この場合、電磁コイル19b,19
cに流す電流の大きさは、検知されたガス流量変化の大
きさに対応して決定される。これにより、羽根車14の
回転速度は、ガス流量の増加に追従して、遅延すること
なく増加することとなる。
【0018】一方、制御部30は、ガス20の流速Qi
が流速Qi-1 より小さいと判断した場合(ステップS1
01;N,S102;Y)、すなわちガス流量の減少あ
るいは流量零を検出した場合には、通電装置31を介し
て電磁コイル19b,19cに通電させる。この場合に
は、上記の場合と異なり、瞬間的なタイミングでの通電
ではなく、より長い時間の通電を行い、かつ、電磁コイ
ル19b,19cにより生じさせる磁界の向きは、羽根
19aを吸引する方向のみ、または羽根19aを反発さ
せる方向のみとする。このようにすることにより、磁性
化した羽根19aに制動力が加えられ(ステップS10
3)、羽根車14の回転数は、ガス流量の減少に追従し
て、遅延することなく減少することとなる。また、ガス
流量が零になった場合には、羽根車14の回転が直ちに
停止する。
【0019】また、制御部30は、ガス20の流速Qi
が流速Qi-1 と等しいと判断した場合(ステップS10
2;N)、すなわち流速センサ18により流量変化が検
出されない場合には、電磁コイル19b,19cへの通
電は行わない。
【0020】なお、電磁コイル19b,19cに通電す
る際の電流値およびタイミングは、予め試行的な測定に
より決定しておき、その試行結果に基づいて、流速セン
サ18により検出された流量変化量に応じて電磁コイル
19b,19cに通電するようにすればよい。
【0021】また、流速センサ18および回転制御部1
9における消費電力は、従来からのタービン式流量計と
共に使用されている温度圧力補正機の電池電力から供給
するようにすれば、新たに電力供給手段を追加する必要
はない。また、流速センサ18の出力による流量変化の
監視は、連続的に行うようにしても、あるいは断続的に
行うようにしてもよい。但し、断続的に流量変化を監視
するようにした場合には、流速センサ18における消費
電力の低減が可能である。
【0022】また、制御部30は、ピックアップ装置1
6からのパルス信号を基に流量を算出し、例えば所定量
以上のガス流量を検出した場合や所定のガス流量を所定
時間以上検出した場合にガス遮断弁を駆動してガス流路
を遮断させるようにすることも可能である。
【0023】また、本実施の形態では、羽根車14の各
羽根19a自体を、例えば永久磁石等のような磁性化さ
れた部材で形成するようにしたが、これに代えて、磁性
化された別の部材を羽根19aに取り付けるようにして
もよい。また、羽根19a自体を磁性化された部材で形
成する場合においても、すべての羽根19aを磁性化さ
れた部材で形成しなければならないというものではな
く、一部の羽根19aのみを、磁性化された部材で形成
するようにしてもよい。この場合、その磁性化された部
材を使用する羽根の数は任意である。このことは、磁性
化された別の部材を羽根19aに取り付ける場合にも同
様である。更に、電磁コイルについても、羽根車14の
羽根19aの回転軌跡に沿った位置に設けるのであれ
ば、その設置位置や設置数は任意である。
【0024】このように、本実施の形態のタービン式流
量計によれば、流速センサ18によりガス20の流量変
化を検出した際に、流量計本体11に設けた電磁コイル
19b,19cに通電し、磁性化した羽根19aと電磁
コイル19b,19cとの間に電磁力を生じさせて、羽
根車14の回転数を強制的に制御するようにしたので、
羽根車14の回転速度をガス流量の変化に対して遅延な
く追従させることができ、これにより、流量変化時の計
量誤差を低減させることができる。しかも、本実施の形
態では、羽根車14の回転に対して制動力のみならず回
転補助力をも加えることができるようにしたので、ガス
流量の減少時のみならず増加時においても対応可能であ
る。また、羽根車14の羽根19aに対して電磁力によ
り非接触で制動力または回転補助力を加えるようにした
ので、機械的な接触による摩耗が発生しないという利点
がある。
【0025】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。
【0026】〔第2の実施の形態〕図7は本発明の第2
の実施の形態に係るガス流量計10′の概略構成を一部
破断して表すものである。なお、この図で、図1に示し
たガス流量計10と同一構成要素には同一の符号を付
し、適宜説明を省略する。このガス流量計10′は、図
1の固定軸13に代えて、羽根車14と一体に同軸に回
転する回転軸113a,113bを備えている。これら
の回転軸113a,113bは、整流部材115a,1
15bの中心部、および整流部材115a,115bに
連結されたブッシュ21a,21bの中心部をそれぞれ
貫通するようにして配設され、その各端部は、支持枠1
2a, 12bによって回転可能に支持されている。な
お、整流部材115a,115bは図1における整流部
材15等と同様の機能を有するものである。
【0027】ガス流量計10′はまた、羽根車14の上
流側および下流側の流量計本体11にそれぞれ埋設され
た圧力センサ23a,23bを備えている。これらの圧
力センサ23a,23bは、それぞれの位置におけるガ
ス圧力に応じた圧力信号を出力可能であり、これらの圧
力信号の差を基に、ガス20の流速を検知可能になって
いる。具体的には、ガス20の流速が大きければ大きい
ほど、羽根車14における圧力損失が大きくなることか
ら、上流側の圧力センサ23aで検知されるガス圧力と
下流側の圧力センサ23bで検知されるガス圧力との差
(以下、単に差圧という。)は大きくなる。したがっ
て、この差圧を監視することで、ガス20の流速変化
(すなわち、流量変化)を検知することができる。な
お、本実施の形態におけるガス流量計10′は、図1に
おける電磁コイル19b,19cを備えていない。
【0028】下流側の回転軸113bの最後端部近傍に
は、制動装置22が設けられている。この制動装置22
は、必要に応じて回転軸113a,113bの回転を制
動するためのもので、例えば次の図8および図9に示し
たような構造を有する。
【0029】図8は制動装置22の軸に沿った方向の断
面構造を表し、図9は図8におけるB−B′線における
矢視方向の断面構造を表すものである。これらの図に示
したように、制動装置22は、ブッシュ21bの一部に
その軸方向に沿って延びるように形成されたスリット状
の切欠部221内に挿設されたブレーキシュー222
と、ブレーキシュー222およびブッシュ21bの外側
に、軸方向に摺動可能に設けられた可動リング223
と、可動リング223の外側に固設されたリング状の電
磁石225とを備えている。
【0030】切欠部221は、図9に示したように、ブ
ッシュ21bの軸周に沿ってほぼ等間隔に4箇所形成さ
れ、そのそれぞれについてブレーキシュー222が設け
られている。但し、4箇所ではなく、2もしくは3箇所
または5箇所以上としてもよい。各ブレーキシュー22
2の一端部(図8では右方)は支持枠12b(図7)に
固定され、他端部(図8では左方)は自由端となってい
る。各ブレーキシュー222は摩耗しにくい弾性体によ
って形成され、その全体は、右端を固定端として回転軸
113bと直交する方向に撓むことが可能であり、この
撓み加減に応じて、ブレーキシュー222の左端部が回
転軸113bに接触したり離反するようになっている。
定常状態、すなわちガス20の流量に変化がない状態に
おいては、ブレーキシュー222は回転軸113bから
離反している。また、ブレーキシュー222の左端側に
おける、可動リング223と対向する面は、軸方向に対
して所定の角度をなす斜面222aとして形成されてい
る。
【0031】可動リング223には、永久磁石によって
形成されたフランジ部223aが一体に形成されてい
る。可動リング223におけるフランジ部223aが設
けられた側の内面入口部には、ブレーキシュー222の
斜面222aの角度とほぼ等しい角度のテーパ面(すな
わち、円錐面の一部)223bが形成され、このテーパ
面223bがブレーキシュー222の斜面222aと接
触可能になっている。可動リング223の他端(図の右
端)には、図示しない一端が支持枠12bに固定された
引っ張りばね224の他端が接続され、この引っ張りば
ね224により、可動リング223は右方向に付勢され
ている。
【0032】電磁石225は、それを構成するコイル
(図示せず)に電流を流すことにより可動リング223
のフランジ部223aを遠ざける力(反発力)を発生す
るような向きの磁界を生ずるようになっている。
【0033】以上の構造はすべてカバー226によって
覆われている。このカバー226の左端側は、ガス20
の流れの抵抗をできるだけ低減できるように、テーパ面
状に形成されている。
【0034】このような構成の制動装置22において、
定常状態では、電磁石225は通電されておらず、磁界
が発生していない。このため、可動リング223は引っ
張りばね224によって右方に引かれ、フランジ部22
3aは電磁石225に当接している。この状態では、可
動リング223のテーパ面223bは各ブレーキシュー
222の斜面222aを押しておらず、上記したよう
に、すべてのブレーキシュー222は回転軸113bか
ら離反している。一方、後述するように、ガス20の流
量が変化した場合において、電磁石225に通電される
と、可動リング223は引っ張りばね224の引っ張り
力に抗して左方に移動し、可動リング223のテーパ面
223bが各ブレーキシュー222の斜面222aを押
す。これにより、すべてのブレーキシュー222の左端
部が回転軸113bに接触し、回転軸113bの回転に
制動力が加わる。
【0035】ガス流量計10′のその他の機械的構造
は、図1のガス流量計10と同様である。
【0036】図10はガス流量計10′の制御部を含む
ブロック構成を表すものである。この図で、上記第1の
実施の形態(図2)で示した構成要素と同一部分には同
一の符号を付し、適宜説明を省略する。この図に示した
ように、ガス流量計10′は、羽根車14の回転に応じ
てピックアップ装置16から出力されるパルス信号を基
にガス流量を演算する計量部32と、圧力センサ23
a,23bからの圧力信号を監視して両者間の差圧から
ガス20の流量変化を検知する制御部30′と、この制
御部30′からの制御信号に従い、制動装置22の電磁
石225に流す電流量や通電時間を制御する通電装置3
1とを備えている。なお、この図では、制動装置22が
電磁石225および制動機構22aからなるように図示
しているが、このうち制動機構22aは、図8および図
9に示したブレーキシュー222、可動リング223、
および引っ張りばね224等からなる機構に相当するも
のである。制御部30′は、圧力センサ23a,23b
からの圧力信号を受けてガス20の減速(すなわち流量
の減少)を検知し、この流量減少に追従して羽根車14
の回転速度を強制的に低下させるように通電装置31を
制御する。ここで、計量部32およびピックアップ装置
16が本発明における流量検出手段に対応し、制御部3
0′および圧力センサ23a,23bが本発明における
流量変化検出手段に対応する。また、制動装置22、通
電装置31および制御部30′が本発明における回転速
度制御手段に対応する。
【0037】次に、以上のような構成のガス流量計1
0′の動作を説明する。ここでは、ガス流量変化に伴う
羽根車14の回転制動動作を中心に説明する。なお、こ
こで説明する動作は、上記第1の実施の形態で示した図
6においてステップS104の回転補助力印加処理を除
いたものと同様であり、その図示を省略する。
【0038】まず、制御部30は圧力センサ23a,2
3bからの圧力信号に基づいて、流路17を通過するガ
ス20の流速Qi を演算してメモリ領域(図示せず)に
記憶し、この流速Qi と流速Qi-1 とを比較する。ここ
で、流速Qi-1 は制御部30に前回記憶された流速値で
ある。その結果、流速Qi が流速Qi-1 より小さいと判
断した場合、すなわちガス流量の減少あるいは流量が零
になったことを検出した場合には、通電装置31を介し
て制動装置22の電磁石225に通電させる。この場合
の通電時間および電流の大きさは、検知されたガス流量
の変化量に応じて調整する。
【0039】電磁石225に通電されると、図8および
図9において説明したように、可動リング223は引っ
張りばね224の引っ張り力に抗して左方に移動し、可
動リング223のテーパ面223bがブレーキシュー2
22の斜面222aを押す。これにより、ブレーキシュ
ー222の左端部の内面が回転軸113bに接触し、回
転軸113bの回転に制動力が加わる。これにより、羽
根車14の回転数は、ガス流量の減少に追従し、遅延す
ることなく減少することとなる。また、ガス流量が零に
なった場合には、羽根車14の回転が直ちに停止する。
【0040】また、流速Qi が流速Qi-1 より大きいと
判断した場合、すなわちガス流量の増加が検出された場
合、または流速Qi が流速Qi-1 と等しいと判断した場
合、すなわちガス流量変化が検出されない場合には、電
磁石225への通電は行わない。
【0041】なお、電磁石225通電する際の電流値お
よび通電時間は、予め試験測定により決定しておき、圧
力センサ23a,23bから得られた差圧から演算され
た流量変化量に応じて電磁石225に通電するようにす
ればよい。これにより、ガス流量の変化量の大きさに応
じた強さで羽根車14の制動を行うことができる。
【0042】また、圧力センサ23a,23bおよび制
動装置22における消費電力は、上記第1の実施の形態
においても述べたように、従来からのタービン式流量計
と共に使用されている温度圧力補正機の電池電力から供
給するようにすれば、新たに電力供給手段を追加する必
要はない。また、圧力センサ23a,23bの出力によ
る流量変化の監視は、連続的に行うようにしても、ある
いは断続的に行うようにしてもよい。但し、断続的に流
量変化を監視するようにした場合には、圧力センサ23
a,23bにおける消費電力の低減が可能である。ま
た、制御部30′は、ピックアップ装置16からのパル
ス信号を基に流量を算出し、例えば所定量以上のガス流
量を検出した場合や所定のガス流量を所定時間以上検出
した場合にガス遮断弁を駆動してガス流路を遮断させる
ようにすることも可能である。
【0043】このように、本実施の形態のタービン式流
量計によれば、圧力センサ23a,23bからの出力に
よりガス流量の減少を検出した際に、回転軸113bが
挿通しているブッシュ21bに設けた制動装置22によ
って回転軸113bの回転に制動力を加えるようにした
ので、羽根車14の回転速度をガス流量の減少に対して
遅延なく追従させて減少させることができ、これによ
り、流量が減少した場合や流量が零に急変した場合の計
量誤差を低減することができる。
【0044】特に、本実施の形態では、羽根車14と一
体に回転する回転軸113bを制動装置22の制動機構
22aによって直接把持する形で羽根車14の回転を制
動するようにしたので、上記の第1の実施の形態の場合
に比べて、制動力を大きくすることが容易である。した
がって、ガス流量の急激な減少にも十分追随して瞬時に
羽根車14を停止させることが可能である。しかも、制
動装置22は、羽根車14の下流側のブッシュ21bに
おいて羽根車14からできるだけ離れた位置に設置する
ようにしたので、制動装置22の存在が定常状態におけ
る羽根車14の回転に与える影響が少なく、流量の計測
精度の低下を回避可能である。
【0045】以上いくつかの実施の形態を挙げて本発明
を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形可能である。例えば、上記各
実施の形態では、計測対象としての流体がガス流量計1
0を流れるガス20であるものとして説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、その他液体の流量
を測定する装置にも適用可能である。
【0046】また、上記各実施の形態においては、羽根
車14の形状を図3および図5に示したように軸流型と
したが、このほかに、例えば図11に示したような接線
流型としてもよい。この接線流型羽根車方式では、ガス
20が流れる方向と直交する方向に軸13′を配置する
と共に、羽根車14′の全体を流路中に入れるのではな
く羽根19a′だけを流路中に入れ、この羽根19a′
がガス流によって回転するようにしたものである。
【0047】また、上記第1の実施の形態では流量変化
検出手段の一部として流速センサ18を使用し、上記第
2の実施の形態では流量変化検出手段の一部として圧力
センサ23a,23bを使用するようにしたが、両者を
逆にしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし請求
項5のいずれかに記載のタービン式流量計によれば、流
量変化検出手段によって流体の流量変化が検知された場
合に、回転速度制御手段により、その検知された流量変
化に応じて羽根車の回転速度を制御するようにしたの
で、流量の変化に対して羽根車の回転速度を追従させて
流量に応じた回転速度とすることができ、流量変化時の
計量誤差を低減することができるという効果を奏する。
更に、従来では、タービン式流量計は流量変化の小さな
流体の計量に適用範囲が限定されていたが、本発明のタ
ービン式流量計は流量変化の大きな流体の計量にも使用
可能となり、適用範囲を拡大することができるという効
果を奏する。
【0049】特に、請求項2記載のタービン式流量計に
よれば、流量減少が検出された場合に、回転速度制御手
段によって羽根車の回転に制動力を加え、流体の流量に
応じた羽根車の回転速度まで強制的に減速させるように
したので、従来より特に問題となっていた流量減少時の
過積算による計量誤差を低減することができるという効
果を奏する。
【0050】また、請求項3記載のタービン式流量計に
よれば、流量計本体の羽根車の周囲近傍位置に設けられ
た電磁コイルと、この電磁コイルへの通電により生じた
電磁力が加えられる磁性化された羽根とを含むようにし
て回転速度制御手段を構成するようにしたので、回転速
度制御手段により非接触で羽根車の回転を制御すること
ができ、機械的接触による摩耗部分を少なくすることが
できるという効果を奏する。また、電磁力の作用によっ
て回転制御を行うようにしたことから、回転制動力のほ
かに回転補助力を加えるようにすることも可能である。
したがって、さらに、流量減少時の過積算による計量誤
差のみならず、流量増加時に羽根車の回転数増加が流量
増加に追従しないことによって生ずるガス流量の不足積
算による計量誤差をも減少させることができるという効
果を奏する。
【0051】また、請求項4記載のタービン式流量計に
よれば、回転速度制御手段が羽根車と一体に回転する回
転軸に対して接触摩擦による制動力を加えるようにした
ので、流体の流量が急激に減少した場合においても、こ
れに迅速に追従し、羽根車の回転速度を直ちに減速させ
ることができるという効果を奏する。
【0052】また、請求項5記載のタービン式流量計に
よれば、回転速度制御手段を、羽根車から、羽根車部分
を通過する流体の流れを妨げることのない程度の距離を
隔てて、羽根車の下流側の所定の位置に配置するように
したので、回転速度制御手段の存在に起因する流量計測
精度の低下を回避することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るタービン式流
量計としてのガス流量計の概略構成を一部破断して表す
側面図である。
【図2】図1に示したガス流量計の制御部を含む全体構
成を説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示した羽根車の構成を表す斜視図であ
る。
【図4】図1に示した流量計本体における電磁コイルの
取り付け位置を説明するための斜視図である。
【図5】図1に示したガス流量計の構成を表す一断面図
である。
【図6】図1に示したガス流量計における流量変化に伴
う羽根車の回転速度制御動作を示す流れ図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るタービン式流
量計としてのガス流量計の概略構成を一部破断して表す
側面図である。
【図8】図7に示したガス流量計における制動装置の構
成を表す一断面図である。
【図9】図7に示したガス流量計における制動装置の構
成を表す他の断面図である。
【図10】図1に示したガス流量計の制御部を含む全体
構成を説明するためのブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るガス流量計におけ
る羽根車の一変形例を表す斜視図である。
【図12】従来のガスメータにおいて、流路を流れるガ
スの流量が変化したときのタービン流量が実流量に対し
て計量誤差を含むようになる様子を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
10,10′…ガス流量計 11…流量計本体 12a, 12b…支持枠 13…固定軸 14,14′…羽根車 16…ピックアップ装置 17…流路 18…流速センサ 19…回転制御部 19a,19a′…羽根 19b,19c…電磁コイル 21a,21b…ブッシュ 22…制動装置 22a…制動機構 23a,23b…圧力センサ 30,30′…制御部 31…通電装置 32…計量部 113a,113b…回転軸 222…ブレーキシュー 223…可動リング 224…引っ張りばね 225…電磁石 226…カバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定流体が通過する流路が形成された
    流量計本体と、 複数枚の羽根を有すると共に前記流路内に回転自在に設
    けられた羽根車と、 この羽根車の回転数に応じて流体の流量を検出する流量
    検出手段と、 流体の流量変化を検出する流量変化検出手段と、 この流量変化検出手段により検知された流量変化に応じ
    て前記羽根車の回転速度を制御する回転速度制御手段と
    を備えたことを特徴とするタービン式流量計。
  2. 【請求項2】 前記回転速度制御手段は、流量変化検出
    手段により流量減少が検出された場合に、羽根車の回転
    速度が流量変化に追従するように羽根車に対して制動力
    を加えることを特徴とする請求項1記載のタービン式流
    量計。
  3. 【請求項3】 前記回転速度制御手段は、流量計本体の
    羽根車の周囲近傍位置に設けられた電磁コイルと、この
    電磁コイルへの通電により生じた電磁力が加えられる磁
    性化された羽根とを含むことを特徴とする請求項1また
    は2記載のタービン式流量計。
  4. 【請求項4】 前記羽根車は、これと一体に回転する回
    転軸を有し、前記回転速度制御手段は、前記回転軸に対
    して接触摩擦による制動力を加えるものであることを特
    徴とする請求項2記載のタービン式流量計。
  5. 【請求項5】 前記回転速度制御手段は、前記羽根車か
    ら、羽根車部分を通過する流体の流れを妨げることのな
    い程度の距離を隔てて、羽根車の下流側の所定の位置に
    配置されていることを特徴とする請求項4記載のタービ
    ン式流量計。
JP12867098A 1997-05-12 1998-05-12 タービン式流量計 Pending JPH1130537A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400405B1 (ko) * 2001-03-28 2003-10-01 유상열 터빈 유량계
KR100412335B1 (ko) * 2001-03-28 2003-12-31 유상열 터빈 유량계
JP2010261660A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Miura Co Ltd ボイラの燃焼制御方法および制御システム
KR101187283B1 (ko) 2011-03-02 2012-10-02 한국해양연구원 모터터빈을 이용한 조력발전 효율 증대 시스템
CN106066195A (zh) * 2016-06-14 2016-11-02 山西传控电子科技有限公司 模块式流量计

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