JPH11304963A - 電圧検出機能付き電子時計 - Google Patents
電圧検出機能付き電子時計Info
- Publication number
- JPH11304963A JPH11304963A JP10109251A JP10925198A JPH11304963A JP H11304963 A JPH11304963 A JP H11304963A JP 10109251 A JP10109251 A JP 10109251A JP 10925198 A JP10925198 A JP 10925198A JP H11304963 A JPH11304963 A JP H11304963A
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- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- voltage detection
- power supply
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常時刻計時動作可能であっても計測動作不
能電圧の場合、時計使用者が安心して時刻計時機能を利
用することができない。 【解決手段】 通常時刻計時動作可能か否かを判定する
ためのそれぞれ異なる検出電圧値を持つ第一の電圧検出
回路と計測動作可能電圧否かを判定するための第二の電
圧検出回路を備え、それぞれ異なる表示手段を備える。
能電圧の場合、時計使用者が安心して時刻計時機能を利
用することができない。 【解決手段】 通常時刻計時動作可能か否かを判定する
ためのそれぞれ異なる検出電圧値を持つ第一の電圧検出
回路と計測動作可能電圧否かを判定するための第二の電
圧検出回路を備え、それぞれ異なる表示手段を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は計測機能を備える
電圧検出機能付き電子時計であり、更に詳しく言えば計
測動作可能電圧と通常時刻計時動作可能電圧の２つの異
なる電圧値検出を行い、それぞれ異なる電圧検出結果の
表示形式を備えることに特徴がある電圧検出機能付き電
子時計である。
電圧検出機能付き電子時計であり、更に詳しく言えば計
測動作可能電圧と通常時刻計時動作可能電圧の２つの異
なる電圧値検出を行い、それぞれ異なる電圧検出結果の
表示形式を備えることに特徴がある電圧検出機能付き電
子時計である。
【０００２】
【従来の技術】最近の電子時計には、本来の時刻表時機
能やアラーム、クロノ等の一般に利用されている機能に
加えて、気圧や水圧などの圧力や気温などの絶えず変化
する物理情報をセンサを用いて測定し、信号処理回路を
介して表示するセンサ機能を付加したものが商品化され
ている。さらに、これらの商品はいずれも時刻計時等の
動作保証や物理量の計測精度を確保するための電源電圧
検出手段を有し、検出結果が所望の動作に適さない電圧
であれば時計使用者に電池交換時期を報知するための警
告表示機能を備えている。以下上記制約条件に関する従
来技術について述べる。
能やアラーム、クロノ等の一般に利用されている機能に
加えて、気圧や水圧などの圧力や気温などの絶えず変化
する物理情報をセンサを用いて測定し、信号処理回路を
介して表示するセンサ機能を付加したものが商品化され
ている。さらに、これらの商品はいずれも時刻計時等の
動作保証や物理量の計測精度を確保するための電源電圧
検出手段を有し、検出結果が所望の動作に適さない電圧
であれば時計使用者に電池交換時期を報知するための警
告表示機能を備えている。以下上記制約条件に関する従
来技術について述べる。
【０００３】まず、図２を用いて従来の電圧検出機能付
き電子時計について説明する。図２は電子時計に用いら
れる従来の電圧検出機能付き電子時計の一例である。図
２において、１は水圧に比例した水圧信号Ｓｓを出力す
る水圧センサ、２は水圧信号Ｓｓを増幅しＡ／Ｄ変換し
た後演算処理して水深値Ｄｄに変換して出力する水深計
測回路、３は水深計測回路２から出力される水深値Ｄｄ
に基づいて水深値を水深値表示部１０にデジタル表示す
る水深値表示回路である。
き電子時計について説明する。図２は電子時計に用いら
れる従来の電圧検出機能付き電子時計の一例である。図
２において、１は水圧に比例した水圧信号Ｓｓを出力す
る水圧センサ、２は水圧信号Ｓｓを増幅しＡ／Ｄ変換し
た後演算処理して水深値Ｄｄに変換して出力する水深計
測回路、３は水深計測回路２から出力される水深値Ｄｄ
に基づいて水深値を水深値表示部１０にデジタル表示す
る水深値表示回路である。
【０００４】４は電源電圧が第一検出電圧Ｖｄ１よりも
低くなると電圧レベル報知信号Ｓ１を出力する電源電圧
検出回路Ａ、５は電圧レベル報知信号Ｓ１により液晶表
示による電圧レベル注意報知部１２にて警告表示を行う
ための電圧レベル報知回路Ａである。
低くなると電圧レベル報知信号Ｓ１を出力する電源電圧
検出回路Ａ、５は電圧レベル報知信号Ｓ１により液晶表
示による電圧レベル注意報知部１２にて警告表示を行う
ための電圧レベル報知回路Ａである。
【０００５】８は時刻の計時を行い時刻情報Ｄｊを出力
するための時刻計時回路、９は時刻計時回路８からの時
刻情報Ｄｊに基づいて指針表示による時刻表示部１３を
駆動するためのモーター駆動回路である。
するための時刻計時回路、９は時刻計時回路８からの時
刻情報Ｄｊに基づいて指針表示による時刻表示部１３を
駆動するためのモーター駆動回路である。
【０００６】上記回路構成を有する電圧検出機能付き電
子時計は次のように動作する。通常、時刻計時回路８は
１秒毎に時刻情報Ｄｊを出力し、モーター駆動回路９は
時刻表示部１３を動作させることにより時刻の表示を行
っている。また、水深値計測時には水圧センサー１から
の水圧信号Ｓｓに基づいて水深計測回路２が水深データ
Ｄｄを出力し、水深値表示回路３により水深値表示部１
０に水深値の表示を行う。電源電圧検出回路Ａは通常時
刻計時と水深値計測の両方の動作を保証できる検出電圧
に設定されており、電源電圧が低く電圧レベル報知信号
Ｓ１を出力した場合は電圧レベル報知回路Ａにより電圧
レベル注意報知部１２を作動させて、通常時刻計時もし
くは水深値計測いずれかの動作が不能であることを警告
する。一般的に、電力消費が多い水深値計測動作の方が
電力消費の少ない通常時刻計時動作よりも高い電圧を必
要とするために、水深値計測の動作不能電圧は通常時刻
計時の動作不能電圧よりも高めとなっている。
子時計は次のように動作する。通常、時刻計時回路８は
１秒毎に時刻情報Ｄｊを出力し、モーター駆動回路９は
時刻表示部１３を動作させることにより時刻の表示を行
っている。また、水深値計測時には水圧センサー１から
の水圧信号Ｓｓに基づいて水深計測回路２が水深データ
Ｄｄを出力し、水深値表示回路３により水深値表示部１
０に水深値の表示を行う。電源電圧検出回路Ａは通常時
刻計時と水深値計測の両方の動作を保証できる検出電圧
に設定されており、電源電圧が低く電圧レベル報知信号
Ｓ１を出力した場合は電圧レベル報知回路Ａにより電圧
レベル注意報知部１２を作動させて、通常時刻計時もし
くは水深値計測いずれかの動作が不能であることを警告
する。一般的に、電力消費が多い水深値計測動作の方が
電力消費の少ない通常時刻計時動作よりも高い電圧を必
要とするために、水深値計測の動作不能電圧は通常時刻
計時の動作不能電圧よりも高めとなっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記電源電圧
検出回路Ａは単一の電圧のみの検出であり、水深値計測
動作不能電圧と通常時刻計時動作不能電圧とが異なって
いる場合、通常計時動作可能電圧であっても計測動作不
能電圧と判定した場合は時計使用者に電池交換時期を報
知するための警告表示を行う。この場合、通常の時刻計
時動作が可能な電圧であっても時計使用者は電池交換を
警告される。このため、通常の時刻計時動作のみであれ
ば使用可能であることを知るための手段が望まれてい
る。本発明はこの課題を解決し、時計使用者に対して警
告内容の違いを明確に伝えることが可能な電子時計を提
供することを目的とする。
検出回路Ａは単一の電圧のみの検出であり、水深値計測
動作不能電圧と通常時刻計時動作不能電圧とが異なって
いる場合、通常計時動作可能電圧であっても計測動作不
能電圧と判定した場合は時計使用者に電池交換時期を報
知するための警告表示を行う。この場合、通常の時刻計
時動作が可能な電圧であっても時計使用者は電池交換を
警告される。このため、通常の時刻計時動作のみであれ
ば使用可能であることを知るための手段が望まれてい
る。本発明はこの課題を解決し、時計使用者に対して警
告内容の違いを明確に伝えることが可能な電子時計を提
供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有する。すなわち、本発明に
よる電圧検出機能付き電子時計は、物理量を感知するセ
ンサと、該センサによって検出した電気信号をもとに物
理量を測定しセンサ情報データを作成する計測回路と、
該計測回路から出力されるセンサ情報データに基づいて
物理量を表示する表示装置と、電源電圧を測定し通常時
刻計時動作可能か否かを判定するための第一の電圧検出
回路を備えた計測機能付き電子時計において、電源電圧
を測定し計測動作可能電圧否かを判定するための第二の
電圧検出回路を備えたことを特徴とする。また、上記構
成において、通常時刻計時動作可能電圧と計測動作可能
電圧の２つの検出電圧が異なりその２つの検出結果の表
示形式が異なることを特徴とする。
に、本発明は以下の構成を有する。すなわち、本発明に
よる電圧検出機能付き電子時計は、物理量を感知するセ
ンサと、該センサによって検出した電気信号をもとに物
理量を測定しセンサ情報データを作成する計測回路と、
該計測回路から出力されるセンサ情報データに基づいて
物理量を表示する表示装置と、電源電圧を測定し通常時
刻計時動作可能か否かを判定するための第一の電圧検出
回路を備えた計測機能付き電子時計において、電源電圧
を測定し計測動作可能電圧否かを判定するための第二の
電圧検出回路を備えたことを特徴とする。また、上記構
成において、通常時刻計時動作可能電圧と計測動作可能
電圧の２つの検出電圧が異なりその２つの検出結果の表
示形式が異なることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
例を詳述する。図１は本発明による電圧検出機能付き電
子時計の一実施例を示しており、ここに例示した電圧検
出機能付き電子時計は水深値を計測・表示するように設
計されたものである。以下この図を参照して本発明を説
明する。図中図２と同一要素には、同一番号を付し説明
を省略する。６は電源電圧が水深値計測動作不能電圧で
ある第二検出電圧Ｖｄ２よりも低くなると電圧レベル報
知信号Ｓ２を出力する電源電圧検出回路Ｂ、７は電圧レ
ベル報知信号Ｓ２により液晶表示による水深計測不能電
圧報知部１１にて警告表示を行うための電圧レベル報知
回路Ｂである。また４の電源電圧検出回路Ａは通常時計
計時動作不能電圧である第一検出電圧Ｖｄ１よりも低く
なると電圧レベル報知信号Ｓ１を出力する。この時の第
一検出電圧Ｖｄ１と第二検出電圧Ｖｄ２の関係は数１で
表される。
例を詳述する。図１は本発明による電圧検出機能付き電
子時計の一実施例を示しており、ここに例示した電圧検
出機能付き電子時計は水深値を計測・表示するように設
計されたものである。以下この図を参照して本発明を説
明する。図中図２と同一要素には、同一番号を付し説明
を省略する。６は電源電圧が水深値計測動作不能電圧で
ある第二検出電圧Ｖｄ２よりも低くなると電圧レベル報
知信号Ｓ２を出力する電源電圧検出回路Ｂ、７は電圧レ
ベル報知信号Ｓ２により液晶表示による水深計測不能電
圧報知部１１にて警告表示を行うための電圧レベル報知
回路Ｂである。また４の電源電圧検出回路Ａは通常時計
計時動作不能電圧である第一検出電圧Ｖｄ１よりも低く
なると電圧レベル報知信号Ｓ１を出力する。この時の第
一検出電圧Ｖｄ１と第二検出電圧Ｖｄ２の関係は数１で
表される。
【００１０】〔数１〕Ｖｄ１＜Ｖｄ２
【００１１】次に上記構成を有する本発明による電圧検
出機能付き電子時計の動作について説明する。本発明に
係る７の電源電圧検出回路Ｂは電池電圧の低下に伴って
まず第二検出電圧Ｖｄ２を検出し電圧レベル報知信号Ｓ
２を出力する。しかる後、水深計測不能電圧報知部１１
にて時計使用者に警告表示を行う。この時、数１の関係
から４の電源電圧検出回路Ａが第一検出電圧Ｖｄ１を検
出していない場合、時計使用者は通常時刻計時機能を使
用できる事を確認できる。更に電池電圧が低下すると４
の電源電圧検出回路Ａは第一検出電圧Ｖｄ１を検出し電
圧レベル報知信号Ｓ１を出力する。しかる後、電圧レベ
ル注意報知部１２にて時計使用者対し通常時刻計時動作
不能の警告表示を行う。
出機能付き電子時計の動作について説明する。本発明に
係る７の電源電圧検出回路Ｂは電池電圧の低下に伴って
まず第二検出電圧Ｖｄ２を検出し電圧レベル報知信号Ｓ
２を出力する。しかる後、水深計測不能電圧報知部１１
にて時計使用者に警告表示を行う。この時、数１の関係
から４の電源電圧検出回路Ａが第一検出電圧Ｖｄ１を検
出していない場合、時計使用者は通常時刻計時機能を使
用できる事を確認できる。更に電池電圧が低下すると４
の電源電圧検出回路Ａは第一検出電圧Ｖｄ１を検出し電
圧レベル報知信号Ｓ１を出力する。しかる後、電圧レベ
ル注意報知部１２にて時計使用者対し通常時刻計時動作
不能の警告表示を行う。
【００１２】尚、本実施例においては前記水深計測不能
電圧報知部１１および前記電圧レベル注意報知部１２は
いずれも液晶表示部にて行っているが、指針表示やＬＥ
Ｄ等による警告表示も可能である。
電圧報知部１１および前記電圧レベル注意報知部１２は
いずれも液晶表示部にて行っているが、指針表示やＬＥ
Ｄ等による警告表示も可能である。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、第二の電圧検出回路を設けることにより計測動作
不能電圧であっても通常時刻計時動作の保証を行うとと
もに、計測動作不能警告表示と通常時刻計時不能表示を
異なるものにすることにより時計使用者に対して警告内
容の違いを明確に伝えることが可能となる。
れば、第二の電圧検出回路を設けることにより計測動作
不能電圧であっても通常時刻計時動作の保証を行うとと
もに、計測動作不能警告表示と通常時刻計時不能表示を
異なるものにすることにより時計使用者に対して警告内
容の違いを明確に伝えることが可能となる。
【図１】本発明の電圧検出機能付き電子時計を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】従来例の電圧検出機能付き電子時計を示すブロ
ック図である。
ック図である。
１ 水圧センサー ２ 水深計測回路 ３ 水深値表示回路 ４ 電源電圧検出回路Ａ ５ 電圧レベル放置回路１ ６ 電源電圧検出回路Ｂ ７ 電圧レベル放置回路２ ８ 時刻計時回路 ９ モーター駆動回路 １０ 水深値表示部 １１ 水深計測不能報知部 １２ 電圧レベル注意報知部 １３ 時刻表示部
Claims (3)
- 【請求項１】 物理量を感知するセンサと、該センサに
よって検出した電気信号をもとに物理量を測定しセンサ
情報データを作成する計測回路と、該計測回路から出力
されるセンサ情報データに基づいて物理量を表示する表
示装置と、電源電圧を測定し通常時刻計時動作が可能か
否かを判定するための第一の電圧検出回路を備えた計測
機能付き電子時計において、電源電圧を測定し計測動作
が可能か否かを判定するための第二の電圧検出回路を備
えたことを特徴とする電圧検出機能付き電子時計。 - 【請求項２】 前記第一の電圧検出回路が検出する電圧
と前記第二の電圧検出回路が検出する電圧とが異なるこ
とを特徴とする請求項１記載の電圧検出機能付き電子時
計。 - 【請求項３】 前記表示装置は前記第一の電圧検出回路
が電圧を検出した時と第二の電圧検出回路が電圧を検出
した時とでは異なる表示を行うことを特徴とする請求項
２記載の電圧検出機能付き電子時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10109251A JPH11304963A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 電圧検出機能付き電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10109251A JPH11304963A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 電圧検出機能付き電子時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11304963A true JPH11304963A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14505451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10109251A Pending JPH11304963A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 電圧検出機能付き電子時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11304963A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007333429A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Seiko Epson Corp | 電波修正時計 |
| JP2014190965A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Biglobe Inc | 情報処理装置、装着状態検出方法、及びプログラム |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10109251A patent/JPH11304963A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007333429A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Seiko Epson Corp | 電波修正時計 |
| JP2014190965A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Biglobe Inc | 情報処理装置、装着状態検出方法、及びプログラム |
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