JPH11304678A - ２軸負荷試験装置 - Google Patents
２軸負荷試験装置Info
- Publication number
- JPH11304678A JPH11304678A JP10924798A JP10924798A JPH11304678A JP H11304678 A JPH11304678 A JP H11304678A JP 10924798 A JP10924798 A JP 10924798A JP 10924798 A JP10924798 A JP 10924798A JP H11304678 A JPH11304678 A JP H11304678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- horizontal
- bogie
- load detector
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2203/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N2203/02—Details not specific for a particular testing method
- G01N2203/025—Geometry of the test
- G01N2203/0254—Biaxial, the forces being applied along two normal axes of the specimen
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水平力に基づくせん断力及びモーメントが荷
重検出器及び鉛直用アクチュエータに伝達されないよう
にして、荷重検出器及び鉛直用アクチュエータを小形、
較量化し、装置コストを低減するとともに、荷重検出器
の精度保持のための補正操作を不要として試験工数を低
減する。 【解決手段】 荷重検出器が取付けられた鉛直用アクチ
ュエータから鉛直台車を介して供試体に鉛直力を付与す
るとともに、水平用アクチュエータから水平台車を介し
て上記供試体にせん断力を付与するようにした２軸負荷
試験装置において、上記鉛直用アクチュエータ及び荷重
検出器と、上記鉛直台車との間に水平方向に移動可能な
滑動台車及びその支承部を介装して、上記鉛直用アクチ
ュエータ及び荷重検出器と、上記鉛直台車及び供試体と
の間を、水平方向に相対移動可能に、かつ鉛直方向には
相対移動不能に連結する。
重検出器及び鉛直用アクチュエータに伝達されないよう
にして、荷重検出器及び鉛直用アクチュエータを小形、
較量化し、装置コストを低減するとともに、荷重検出器
の精度保持のための補正操作を不要として試験工数を低
減する。 【解決手段】 荷重検出器が取付けられた鉛直用アクチ
ュエータから鉛直台車を介して供試体に鉛直力を付与す
るとともに、水平用アクチュエータから水平台車を介し
て上記供試体にせん断力を付与するようにした２軸負荷
試験装置において、上記鉛直用アクチュエータ及び荷重
検出器と、上記鉛直台車との間に水平方向に移動可能な
滑動台車及びその支承部を介装して、上記鉛直用アクチ
ュエータ及び荷重検出器と、上記鉛直台車及び供試体と
の間を、水平方向に相対移動可能に、かつ鉛直方向には
相対移動不能に連結する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水平用及び鉛直用の
アクチュエータによって供試体に互いに直角な２方向の
荷重を与えるようにした２軸負荷試験装置に関する。
アクチュエータによって供試体に互いに直角な２方向の
荷重を与えるようにした２軸負荷試験装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、水平、鉛直２方向の負荷を供試
体に与えるようにした２軸負荷試験機の概略構成を示
す。図３において、３はフレーム、８は供試体であり、
同供試体８は上記フレーム３の基部３ａ上に水平方向に
移動可能に載置された水平台車５上に固定されている。
５ａは上記水平台車５を転動可能に支持する水平台車支
承部で多数の転輪からなる。２は水平用アクチュエータ
であり、上記フレームの基部３ａに固定され、上記水平
台車５に直結されてこれに水平方向の荷重（水平力）を
付与する。
体に与えるようにした２軸負荷試験機の概略構成を示
す。図３において、３はフレーム、８は供試体であり、
同供試体８は上記フレーム３の基部３ａ上に水平方向に
移動可能に載置された水平台車５上に固定されている。
５ａは上記水平台車５を転動可能に支持する水平台車支
承部で多数の転輪からなる。２は水平用アクチュエータ
であり、上記フレームの基部３ａに固定され、上記水平
台車５に直結されてこれに水平方向の荷重（水平力）を
付与する。
【０００３】４は上記供試体８の上部に固定された鉛直
台車であり、同鉛直台車４は多数の転輪からなる鉛直台
車支承部４ａを介して上記フレーム３の側部部材３ｂ上
を上下方向移動可能となっている。１は鉛直用アクチュ
エータであり、荷重検出器９を介して上記鉛直台車４に
直結されている。
台車であり、同鉛直台車４は多数の転輪からなる鉛直台
車支承部４ａを介して上記フレーム３の側部部材３ｂ上
を上下方向移動可能となっている。１は鉛直用アクチュ
エータであり、荷重検出器９を介して上記鉛直台車４に
直結されている。
【０００４】上記２軸負荷試験機の稼動時において、水
平用アクチュエータ２からの水平力は水平台車５を介し
て供試体８にせん断力として作用し、鉛直台車４及び鉛
直台車支承部４ａを介してフレーム３の側部部材３ｂに
支承される。また鉛直用アクチュエータ１からの鉛直力
即ち引張力あるいは圧縮力は鉛直台車４を介して供試体
８に作用し、水平台車５及び水平台車支承部５ａを介し
てフレーム３の基部３ａに支承される。上記水平力によ
るせん断力及びモーメントは、水平台車支承部５ａ及び
鉛直台車支承部４ａで支持されるとともに、鉛直用アク
チュエータ１及び荷重検出器９でも支持される。
平用アクチュエータ２からの水平力は水平台車５を介し
て供試体８にせん断力として作用し、鉛直台車４及び鉛
直台車支承部４ａを介してフレーム３の側部部材３ｂに
支承される。また鉛直用アクチュエータ１からの鉛直力
即ち引張力あるいは圧縮力は鉛直台車４を介して供試体
８に作用し、水平台車５及び水平台車支承部５ａを介し
てフレーム３の基部３ａに支承される。上記水平力によ
るせん断力及びモーメントは、水平台車支承部５ａ及び
鉛直台車支承部４ａで支持されるとともに、鉛直用アク
チュエータ１及び荷重検出器９でも支持される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図３に示される従来の
２軸負荷試験機にあっては、鉛直用アクチュエータ１及
び荷重検出器９と鉛直台車４とが直結されているため、
水平用アクチュエータ２にて発生する水平力により供試
体８に作用するせん断力及びモーメントは、水平台車支
承部５ａ及び鉛直台車支承部５ａで支持するのに加え、
鉛直用アクチュエータ１及び荷重検出器９によって支持
している。
２軸負荷試験機にあっては、鉛直用アクチュエータ１及
び荷重検出器９と鉛直台車４とが直結されているため、
水平用アクチュエータ２にて発生する水平力により供試
体８に作用するせん断力及びモーメントは、水平台車支
承部５ａ及び鉛直台車支承部５ａで支持するのに加え、
鉛直用アクチュエータ１及び荷重検出器９によって支持
している。
【０００６】このため、鉛直用アクチュエータ１及び荷
重検出器９は、上記のような水平力によるせん断力及び
モーメントを支持するに要する容量が必要となり、装置
が大形で大重量となるとともに、上記せん断力がモーメ
ントの作用に対応して荷重検出器９の精度を保持するた
めの補正操作が必要となり、試験工数が増大する。
重検出器９は、上記のような水平力によるせん断力及び
モーメントを支持するに要する容量が必要となり、装置
が大形で大重量となるとともに、上記せん断力がモーメ
ントの作用に対応して荷重検出器９の精度を保持するた
めの補正操作が必要となり、試験工数が増大する。
【０００７】本発明の目的は、水平力に基づくせん断力
及びモーメントが荷重検出器及び鉛直用アクチュエータ
に伝達されないようにして、荷重検出器及び鉛直用アク
チュエータを小形、較量化し、装置コストを低減すると
ともに、荷重検出器の精度保持のための補正操作を不要
として試験工数を低減することにある。
及びモーメントが荷重検出器及び鉛直用アクチュエータ
に伝達されないようにして、荷重検出器及び鉛直用アク
チュエータを小形、較量化し、装置コストを低減すると
ともに、荷重検出器の精度保持のための補正操作を不要
として試験工数を低減することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するもので、その要旨とする手段は、フレームに固定
され荷重検出器が取付けられた鉛直用アクチュエータか
ら鉛直台車を介して供試体に鉛直力を付与するととも
に、上記フレームに固定された水平用アクチュエータか
ら水平台車を介して上記供試体にせん断力を付与するよ
うにした２軸負荷試験装置において、上記鉛直用アクチ
ュエータ及び荷重検出器と、上記鉛直台車との間に水平
方向に移動可能な滑動台車及びその支承部を介装し、上
記鉛直用アクチュエータ及び荷重検出器と上記鉛直台車
及び供試体との間を、上記滑動台車及びその支承部によ
り、水平方向に相対移動可能に、かつ鉛直方向には相対
移動不能に連結してなることにある。
決するもので、その要旨とする手段は、フレームに固定
され荷重検出器が取付けられた鉛直用アクチュエータか
ら鉛直台車を介して供試体に鉛直力を付与するととも
に、上記フレームに固定された水平用アクチュエータか
ら水平台車を介して上記供試体にせん断力を付与するよ
うにした２軸負荷試験装置において、上記鉛直用アクチ
ュエータ及び荷重検出器と、上記鉛直台車との間に水平
方向に移動可能な滑動台車及びその支承部を介装し、上
記鉛直用アクチュエータ及び荷重検出器と上記鉛直台車
及び供試体との間を、上記滑動台車及びその支承部によ
り、水平方向に相対移動可能に、かつ鉛直方向には相対
移動不能に連結してなることにある。
【０００９】上記手段によれば、鉛直台車及び供試体と
鉛直用アクチュエータ及び荷重検出器との間は滑動台車
及びその支承部により水平方向に相対移動可能に連結さ
れているので、水平用アクチュエータにより供試体に付
与されるせん断力及びモーメントは供試体及び鉛直台車
にて遮断されて鉛直用アクチュエータ及び荷重検出器に
は伝達されない。
鉛直用アクチュエータ及び荷重検出器との間は滑動台車
及びその支承部により水平方向に相対移動可能に連結さ
れているので、水平用アクチュエータにより供試体に付
与されるせん断力及びモーメントは供試体及び鉛直台車
にて遮断されて鉛直用アクチュエータ及び荷重検出器に
は伝達されない。
【００１０】これにより、上記鉛直用アクチュエータ及
び荷重検出器の容量は鉛直力に対する容量で充分とな
り、従来のもののように水平力に基づくせん断力及びモ
ーメントを考慮して大容量とすることを要さず、鉛直用
アクチュエータ及び荷重検出器を小形・軽量化すること
ができる。また、荷重検出器に上記せん断力及びモーメ
ントが作用しないので、荷重検出器の精度確保のための
補正操作が不要となる。これにより試験工数が低減され
る。
び荷重検出器の容量は鉛直力に対する容量で充分とな
り、従来のもののように水平力に基づくせん断力及びモ
ーメントを考慮して大容量とすることを要さず、鉛直用
アクチュエータ及び荷重検出器を小形・軽量化すること
ができる。また、荷重検出器に上記せん断力及びモーメ
ントが作用しないので、荷重検出器の精度確保のための
補正操作が不要となる。これにより試験工数が低減され
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下図１〜図２を参照して本発明
の実施形態につき詳細に説明する。図１は本発明の実施
形態に係る２軸負荷試験機の正面構成図、図２は滑動台
車装着部の外観斜視図である。
の実施形態につき詳細に説明する。図１は本発明の実施
形態に係る２軸負荷試験機の正面構成図、図２は滑動台
車装着部の外観斜視図である。
【００１２】図１において、３はフレーム、８は供試体
であり、同供試体８は上記フレーム３の基部３ａ上に水
平方向に移動可能に載置された水平台車５上に固定され
ている。５ａは上記水平台車５を転動可能に支持する水
平台車支承部で、多数の転輪からなる。２は水平用アク
チュエータであり、上記水平台車５に直結されてこれに
水平方向の荷重（水平力）付与する。４は上記供試体８
の上部に固定された鉛直台車であり、同鉛直台車４は多
数の転輪からなる鉛直台車支承部４ａを介して上記フレ
ーム３の側部部材３ｂ上を上下方向移動可能となってい
る。以上の構成は図３に示される従来のものと同様であ
る。
であり、同供試体８は上記フレーム３の基部３ａ上に水
平方向に移動可能に載置された水平台車５上に固定され
ている。５ａは上記水平台車５を転動可能に支持する水
平台車支承部で、多数の転輪からなる。２は水平用アク
チュエータであり、上記水平台車５に直結されてこれに
水平方向の荷重（水平力）付与する。４は上記供試体８
の上部に固定された鉛直台車であり、同鉛直台車４は多
数の転輪からなる鉛直台車支承部４ａを介して上記フレ
ーム３の側部部材３ｂ上を上下方向移動可能となってい
る。以上の構成は図３に示される従来のものと同様であ
る。
【００１３】７は滑動台車であり、上記鉛直台車４上に
多数の転輪からなる滑動台車支承部７ａを介して水平方
向移動可能に載置されている。同滑動台車７上には荷重
検出器９が固定され、同荷重検出器９の上部には、従来
のものと同様に、鉛直用アクチュエータ１が固定されて
いる。６は上記鉛直台車４の上面に固定された受台であ
る。同受台６の上部は上記滑動台車７の上部に向けて延
びた支持部となっており、同支持部の下面と上記滑動台
車７の外周部上面との間には転輪からなる受台支承部６
ａが介装されている。
多数の転輪からなる滑動台車支承部７ａを介して水平方
向移動可能に載置されている。同滑動台車７上には荷重
検出器９が固定され、同荷重検出器９の上部には、従来
のものと同様に、鉛直用アクチュエータ１が固定されて
いる。６は上記鉛直台車４の上面に固定された受台であ
る。同受台６の上部は上記滑動台車７の上部に向けて延
びた支持部となっており、同支持部の下面と上記滑動台
車７の外周部上面との間には転輪からなる受台支承部６
ａが介装されている。
【００１４】上記２軸負荷試験機の稼動時において、鉛
直用アクチュエータ１によって発生する押し側の鉛直力
即ち圧縮力は荷重検出器９、滑動台車７、滑動台車支承
部７ａ及び鉛直台車４を介して供試体８へ伝達される。
また、上記鉛直用アクチュエータ１によって発生する引
き側の鉛直力即ち引張力は荷重検出器９、滑動台車７、
受台支承部６ａ、受台６及び鉛直台車４を介して供試体
８へ伝達される。上記により、鉛直方向の圧縮荷重及び
引張荷重を供試体８に加える鉛直方向の負荷試験がなさ
れる。
直用アクチュエータ１によって発生する押し側の鉛直力
即ち圧縮力は荷重検出器９、滑動台車７、滑動台車支承
部７ａ及び鉛直台車４を介して供試体８へ伝達される。
また、上記鉛直用アクチュエータ１によって発生する引
き側の鉛直力即ち引張力は荷重検出器９、滑動台車７、
受台支承部６ａ、受台６及び鉛直台車４を介して供試体
８へ伝達される。上記により、鉛直方向の圧縮荷重及び
引張荷重を供試体８に加える鉛直方向の負荷試験がなさ
れる。
【００１５】また水平用アクチュエータ２によって発生
する正あるいは負の水平力は、水平台車５を介して供試
体８にせん断力となって伝達される。このせん断力及び
これと伴なうモーメントは上記鉛直台車４から鉛直台車
支承部４を介してフレーム３の側部部材３ｂで支持され
るとともに、水平台車支承部５ａを介してフレーム３の
基部３ａでも支持される。
する正あるいは負の水平力は、水平台車５を介して供試
体８にせん断力となって伝達される。このせん断力及び
これと伴なうモーメントは上記鉛直台車４から鉛直台車
支承部４を介してフレーム３の側部部材３ｂで支持され
るとともに、水平台車支承部５ａを介してフレーム３の
基部３ａでも支持される。
【００１６】そして、上記水平力の作動時において、鉛
直台車４と滑動台車７及びこれに固定された荷重検出器
９との間は滑動台車支承部７ａによって水平方向に相対
移動可能となっているため、水平力の伝達は遮断され
る。従って上記供試体８に作用するせん断力及びモーメ
ントは、全て鉛直台車８及び鉛直台車支承部４ａ、並び
に水平台車支承部５ａで支持し、荷重検出器９及び鉛直
用アクチュエータ１には作用しない。これにより、上記
鉛直用アクチュエータ１及び荷重検出器９の容量は上記
鉛直力に対応して設定した容量で充分であり、従来のも
ののように、水平力に伴なうせん断力及びモーメントを
考慮して大容量とすることを必要としない。
直台車４と滑動台車７及びこれに固定された荷重検出器
９との間は滑動台車支承部７ａによって水平方向に相対
移動可能となっているため、水平力の伝達は遮断され
る。従って上記供試体８に作用するせん断力及びモーメ
ントは、全て鉛直台車８及び鉛直台車支承部４ａ、並び
に水平台車支承部５ａで支持し、荷重検出器９及び鉛直
用アクチュエータ１には作用しない。これにより、上記
鉛直用アクチュエータ１及び荷重検出器９の容量は上記
鉛直力に対応して設定した容量で充分であり、従来のも
ののように、水平力に伴なうせん断力及びモーメントを
考慮して大容量とすることを必要としない。
【００１７】尚上記実施形態における鉛直台車支承部４
ａ、水平台車支承部５ａ、滑動台車支承部７ａ及び受台
支承部６ａは、すべり軸受方式であってもよい。また、
鉛直台車４の変形が大きい場合には、鉛直台車支承部４
ａは曲面支持方式としてもよい。
ａ、水平台車支承部５ａ、滑動台車支承部７ａ及び受台
支承部６ａは、すべり軸受方式であってもよい。また、
鉛直台車４の変形が大きい場合には、鉛直台車支承部４
ａは曲面支持方式としてもよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれば、水平用アクチュエータからの水平力に
よるせん断力及びモーメントは滑動台車及びその支承部
において、荷重検出器及び鉛直用アクチュエータへの伝
達が遮断されるので、荷重検出器及び鉛直用アクチュエ
ータの容量は鉛直力に対する容量で充分となり、従来の
もののように上記せん断力及びセーメントを考慮して大
容量とすることを必要としない。これにより、荷重検出
器及び鉛直用アクチュエータが従来のものに較べて小
形、軽量となって装置コストが低減される。
本発明によれば、水平用アクチュエータからの水平力に
よるせん断力及びモーメントは滑動台車及びその支承部
において、荷重検出器及び鉛直用アクチュエータへの伝
達が遮断されるので、荷重検出器及び鉛直用アクチュエ
ータの容量は鉛直力に対する容量で充分となり、従来の
もののように上記せん断力及びセーメントを考慮して大
容量とすることを必要としない。これにより、荷重検出
器及び鉛直用アクチュエータが従来のものに較べて小
形、軽量となって装置コストが低減される。
【００１９】また、荷重検出器に上記水平力の成分が作
用しないので精度の補正を不要とし、試験工数が低減さ
れる。
用しないので精度の補正を不要とし、試験工数が低減さ
れる。
【図１】本発明の実施形態に係る２軸負荷試験機の正面
構成図。
構成図。
【図２】上記実施形態における滑動台車装着部の外観斜
視図。
視図。
【図３】従来例を示す図１応当図。
１ 鉛直用アクチュエータ ２ 水平用アクチュエータ ３ フレーム ４ 鉛直台車 ４ａ 鉛直台車支承部 ５ 水平台車 ５ａ 水平台車支承部 ６ 受台 ６ａ 受台支承部 ７ 滑動台車 ７ａ 滑動台車支承部 ８ 供試体 ９ 荷重検出器
Claims (1)
- 【請求項１】 フレームに固定され荷重検出器が取付け
られた鉛直用アクチュエータから鉛直台車を介して供試
体に鉛直力を付与するとともに、上記フレームに固定さ
れた水平用アクチュエータから水平台車を介して上記供
試体にせん断力を付与するようにした２軸負荷試験装置
において、上記鉛直用アクチュエータ及び荷重検出器と
上記鉛直台車との間に水平方向に移動可能な滑動台車及
びその支承部を介装し、上記鉛直用アクチュエータ及び
荷重検出器と上記鉛直台車及び供試体との間を、上記滑
動台車及びその支承部により、水平方向に相対移動可能
に、かつ鉛直方向には相対移動不能に連結してなること
を特徴とする２軸負荷試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10924798A JPH11304678A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | ２軸負荷試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10924798A JPH11304678A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | ２軸負荷試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11304678A true JPH11304678A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14505353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10924798A Pending JPH11304678A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | ２軸負荷試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11304678A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008241247A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 岩盤不連続面のせん断試験装置 |
| JP2011085444A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 荷重負荷装置および荷重負荷試験方法 |
| CN102621001A (zh) * | 2012-04-06 | 2012-08-01 | 河海大学 | 用于地质力学模型试验的真三维滑动式变尺寸加载箱装置 |
| CN102636386A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-08-15 | 中国科学院武汉岩土力学研究所 | 大吨位均布-集中式加载系统 |
| CN103267686A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-08-28 | 大连理工大学 | 沥青混合料旋转剪切应力松弛试验装置及方法 |
| CN103926145A (zh) * | 2013-01-15 | 2014-07-16 | 安踏（中国）有限公司 | 一种剪切和压缩性能的测试设备 |
| CN104034578A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-09-10 | 爱佩仪中测（成都）精密仪器有限公司 | 肖氏硬度计台架装置 |
| CN104198301A (zh) * | 2014-09-16 | 2014-12-10 | 广西科技大学 | 加筋土可视化大模型直剪试验数采仪 |
| JP2015059917A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | オイレス工業株式会社 | 積層ゴム用三軸試験機 |
| CN105300811A (zh) * | 2015-10-25 | 2016-02-03 | 长沙新气象自动化技术有限公司 | 大尺寸土壤循环剪切试验机 |
| CN106053221A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-10-26 | 南华大学 | 一种用于矩形岩块双向加载试验的装置 |
| US10408723B2 (en) | 2016-12-15 | 2019-09-10 | Bell Helicopter Textron Inc. | Disk bending shear testing and system |
| CN112903462A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-06-04 | 太原理工大学 | 双轴加载下水平采空区单排群柱承载力的测试装置与方法 |
| CN113324854A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-08-31 | 西华大学 | 一种土样强度测试装置及其实验方法 |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10924798A patent/JPH11304678A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008241247A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 岩盤不連続面のせん断試験装置 |
| JP2011085444A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 荷重負荷装置および荷重負荷試験方法 |
| CN102621001A (zh) * | 2012-04-06 | 2012-08-01 | 河海大学 | 用于地质力学模型试验的真三维滑动式变尺寸加载箱装置 |
| CN102636386A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-08-15 | 中国科学院武汉岩土力学研究所 | 大吨位均布-集中式加载系统 |
| CN103926145A (zh) * | 2013-01-15 | 2014-07-16 | 安踏（中国）有限公司 | 一种剪切和压缩性能的测试设备 |
| CN103926145B (zh) * | 2013-01-15 | 2016-09-14 | 安踏（中国）有限公司 | 一种剪切和压缩性能的测试设备 |
| CN103267686A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-08-28 | 大连理工大学 | 沥青混合料旋转剪切应力松弛试验装置及方法 |
| JP2015059917A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | オイレス工業株式会社 | 積層ゴム用三軸試験機 |
| CN104034578A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-09-10 | 爱佩仪中测（成都）精密仪器有限公司 | 肖氏硬度计台架装置 |
| CN104198301A (zh) * | 2014-09-16 | 2014-12-10 | 广西科技大学 | 加筋土可视化大模型直剪试验数采仪 |
| CN104198301B (zh) * | 2014-09-16 | 2017-06-20 | 广西科技大学 | 加筋土可视化大模型直剪试验数采仪 |
| CN105300811A (zh) * | 2015-10-25 | 2016-02-03 | 长沙新气象自动化技术有限公司 | 大尺寸土壤循环剪切试验机 |
| CN106053221A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-10-26 | 南华大学 | 一种用于矩形岩块双向加载试验的装置 |
| US10408723B2 (en) | 2016-12-15 | 2019-09-10 | Bell Helicopter Textron Inc. | Disk bending shear testing and system |
| EP3336518B1 (en) * | 2016-12-15 | 2019-10-30 | Bell Helicopter Textron Inc. | Disk bending shear testing system |
| CN112903462A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-06-04 | 太原理工大学 | 双轴加载下水平采空区单排群柱承载力的测试装置与方法 |
| CN113324854A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-08-31 | 西华大学 | 一种土样强度测试装置及其实验方法 |
| CN113324854B (zh) * | 2021-05-31 | 2022-07-22 | 西华大学 | 一种土样强度测试装置及其实验方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11304678A (ja) | ２軸負荷試験装置 | |
| JP4849227B2 (ja) | 荷位置ずれ自動矯正装置 | |
| CN211496516U (zh) | 用于电梯系统的吊舱装置和电梯系统 | |
| JP6048153B2 (ja) | バッテリユニット装着装置、及び、バッテリユニット装着構造 | |
| KR101438161B1 (ko) | 프로브 카드 컨테이너 | |
| US9340401B2 (en) | Heavy object cassette transferring apparatus and a transferring method thereof | |
| JPH0615360A (ja) | ロール式くせ取り機 | |
| JPH05126704A (ja) | 二軸加力装置 | |
| JP2005505424A (ja) | 圧延装置 | |
| JP2005320072A (ja) | エレベーター装置 | |
| JPH06305561A (ja) | ガラス板の固定方法並びにその装置 | |
| JP2002187679A (ja) | エレベータ装置 | |
| JPH0748797A (ja) | カレンダ装置 | |
| JPS6186109A (ja) | 主軸頭の重量補償装置 | |
| JP3289490B2 (ja) | 材料試験機 | |
| JPH06271059A (ja) | パレットストッパ機構 | |
| JP2007212150A (ja) | シャシダイナモメータの車両位置制御装置 | |
| JPH089519A (ja) | 配電盤の内装機器搬出入方法及びその装置 | |
| JPH05338956A (ja) | エレベータ案内装置 | |
| JPH06320373A (ja) | 工具交換装置に用いられる昇降枠の昇降駆動装置 | |
| DE60215792D1 (de) | Vorrichtung zur steuerung der vibrationen von rotierenden walzen | |
| JPH10263959A (ja) | 門型工作機械 | |
| JPS6210673Y2 (ja) | ||
| JPH058513Y2 (ja) | ||
| JPH07232759A (ja) | 物品保持装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031125 |