JPH11302988A - 撚合装置 - Google Patents
撚合装置Info
- Publication number
- JPH11302988A JPH11302988A JP10656798A JP10656798A JPH11302988A JP H11302988 A JPH11302988 A JP H11302988A JP 10656798 A JP10656798 A JP 10656798A JP 10656798 A JP10656798 A JP 10656798A JP H11302988 A JPH11302988 A JP H11302988A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- twisting device
- control member
- twisting
- section
- irregularly
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- Pending
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撚り合わせてケーブルコアを製造するとき
に、異形断面線条体の向きを常に一定に制御する。 【解決手段】 中心部材６の通過する中心孔３１と各異
形断面線条体５が通過する孔３２とを有し、回転目板２
に固着する大略ボビン状の制御部材３と、異形断面線条
体５の外形に合わせて形成されたガイド孔を有し、制御
部材３に取り付けるガイド板４とを備え、ケーブルを形
成する際に、異形断面線条体５の姿勢を中心部材６の外
周面に対して常時一定向きに制御するように構成した。
に、異形断面線条体の向きを常に一定に制御する。 【解決手段】 中心部材６の通過する中心孔３１と各異
形断面線条体５が通過する孔３２とを有し、回転目板２
に固着する大略ボビン状の制御部材３と、異形断面線条
体５の外形に合わせて形成されたガイド孔を有し、制御
部材３に取り付けるガイド板４とを備え、ケーブルを形
成する際に、異形断面線条体５の姿勢を中心部材６の外
周面に対して常時一定向きに制御するように構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、長さ方向に溝を
有する異形断面線条体を中心部材（テンションメンバ）
の周囲に複数本撚合せてケーブルを形成する撚合装置に
関するものである。
有する異形断面線条体を中心部材（テンションメンバ）
の周囲に複数本撚合せてケーブルを形成する撚合装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば光ファイバ心線を挿入した複数本
のパイプ（線条体）を中心部材の周囲に撚り合わせてケ
ーブルコアを形成し、このケーブルコア外周面全体を押
さえ巻きしてケーブルを形成する撚合装置として、図５
に示すものが提案されている。
のパイプ（線条体）を中心部材の周囲に撚り合わせてケ
ーブルコアを形成し、このケーブルコア外周面全体を押
さえ巻きしてケーブルを形成する撚合装置として、図５
に示すものが提案されている。
【０００３】この撚合せ装置には、バックテンションが
掛けられた複数のパイプ１００を個別に挿通させるとと
もにモータ１０１によって回転し、パイプ１００に撚り
をかけながら中心部材１０２に巻線していくための回転
目板１０３が使用されている。
掛けられた複数のパイプ１００を個別に挿通させるとと
もにモータ１０１によって回転し、パイプ１００に撚り
をかけながら中心部材１０２に巻線していくための回転
目板１０３が使用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】一方、これに使用する
パイプ（線条体）１００には、（光ファイバ心線等を挿
入する）溝が軸方向に沿って切り欠いてり、必要あれば
この溝から光ファイバ等を取り出すことが可能なもの
（以下、異形断面線条体）提案されている。従って、パ
イプを撚り合わせて形成したケーブルコアでは、溝が常
時（中心部材の半径方向）外側向きに開口していること
が好ましい。
パイプ（線条体）１００には、（光ファイバ心線等を挿
入する）溝が軸方向に沿って切り欠いてり、必要あれば
この溝から光ファイバ等を取り出すことが可能なもの
（以下、異形断面線条体）提案されている。従って、パ
イプを撚り合わせて形成したケーブルコアでは、溝が常
時（中心部材の半径方向）外側向きに開口していること
が好ましい。
【０００５】この撚合せに使用する回転目板１０３に
は、中心部材１０２が通過する中心孔１０３Ａが中心部
に穿設されており、ここを中心として回転する。また、
この中心孔１０３Ａから一定距離離れた等角位置には孔
１０３Ｂが複数開口されており、この孔１０３Ｂを異形
断面線条体１００′が走行・通過する。従って、この異
形断面線条体１００′にＳＺ撚りや単撚りをかけると捩
じれを生じるため、溝の部分が常に（中心部材１０２に
対して）外側に向くとは限らない。
は、中心部材１０２が通過する中心孔１０３Ａが中心部
に穿設されており、ここを中心として回転する。また、
この中心孔１０３Ａから一定距離離れた等角位置には孔
１０３Ｂが複数開口されており、この孔１０３Ｂを異形
断面線条体１００′が走行・通過する。従って、この異
形断面線条体１００′にＳＺ撚りや単撚りをかけると捩
じれを生じるため、溝の部分が常に（中心部材１０２に
対して）外側に向くとは限らない。
【０００６】そこで、この発明は、上記した欠点に鑑
み、張力部材の周囲に異形断面線条体を撚り合わせてケ
ーブルを製造するときに、異形断面線条体の姿勢を常に
一定方向（例えば溝を外側）に保持できる撚合装置を提
供することを目的とするものである。
み、張力部材の周囲に異形断面線条体を撚り合わせてケ
ーブルを製造するときに、異形断面線条体の姿勢を常に
一定方向（例えば溝を外側）に保持できる撚合装置を提
供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】すなわち、この請求項１
に記載の発明は、複数の異形断面線条体を中心部材の周
囲に撚合せる撚合装置において、この撚合装置には、前
記異形断面線条体とともに中心部材の周囲を回転して、
前記異形断面線条体の溝を常時外側へ向ける制御部材を
有し、この制御部材には、前記異形断面線条体の外形に
合わせて穿設されたガイド孔を有するガイド板を固設
し、前記各ガイド孔で異形断面線条体の姿勢を保持しな
がら撚合するように構成したものである。
に記載の発明は、複数の異形断面線条体を中心部材の周
囲に撚合せる撚合装置において、この撚合装置には、前
記異形断面線条体とともに中心部材の周囲を回転して、
前記異形断面線条体の溝を常時外側へ向ける制御部材を
有し、この制御部材には、前記異形断面線条体の外形に
合わせて穿設されたガイド孔を有するガイド板を固設
し、前記各ガイド孔で異形断面線条体の姿勢を保持しな
がら撚合するように構成したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施例
について添付図面を参照しながら説明する。図１はこの
発明にかかる撚合装置１の要部、特に回転目板２及び制
御部材３等を示す概略断面図である。
について添付図面を参照しながら説明する。図１はこの
発明にかかる撚合装置１の要部、特に回転目板２及び制
御部材３等を示す概略断面図である。
【０００９】略円板状を有する回転目板２の中心部材６
走行方向の下流側の面には、制御部材３を取り付けてお
り、またこの制御部材３には、（５本の）異形断面線条
体５の姿勢（例えば図３に示す溝５Ａ）を揃えるガイド
板４を固着してある。
走行方向の下流側の面には、制御部材３を取り付けてお
り、またこの制御部材３には、（５本の）異形断面線条
体５の姿勢（例えば図３に示す溝５Ａ）を揃えるガイド
板４を固着してある。
【００１０】制御部材３は、両側に大小の鍔３Ａ、３Ｂ
を設けた大略ボビン状に形成されており（図２参照）、
中心には中心部材６が通過する略真円形状の中心孔３１
が形成されている。また、この大小の鍔３Ａ、３Ｂに
は、中心孔３１の周囲に異形断面線条体５が個別に通過
する孔（略真円状を有する）３２が同心状に、かつ等角
的に５個開口されている。
を設けた大略ボビン状に形成されており（図２参照）、
中心には中心部材６が通過する略真円形状の中心孔３１
が形成されている。また、この大小の鍔３Ａ、３Ｂに
は、中心孔３１の周囲に異形断面線条体５が個別に通過
する孔（略真円状を有する）３２が同心状に、かつ等角
的に５個開口されている。
【００１１】図４に示すガイド板４は、薄板円板状に形
成されており小径の鍔３Ｂの内方（上流側）側の面に固
着されている。またこのガイド板４には、異形断面線条
体５の外形（ただし、中心側の外形部分を除く）を包絡
する形状に形成された溝４１Ａを異形断面線条体５と同
数だけ設けたガイド孔４１を備え、この溝４１Ａを通過
する各異形断面線条体５の姿勢を一定向きに揃える。な
お、このガイド孔４１は、等角的に５個（７２°間隔
で）同心状に、つまり回転中心に対して互いに幾何学的
に対称的配置で合同な形状に穿設させてある。
成されており小径の鍔３Ｂの内方（上流側）側の面に固
着されている。またこのガイド板４には、異形断面線条
体５の外形（ただし、中心側の外形部分を除く）を包絡
する形状に形成された溝４１Ａを異形断面線条体５と同
数だけ設けたガイド孔４１を備え、この溝４１Ａを通過
する各異形断面線条体５の姿勢を一定向きに揃える。な
お、このガイド孔４１は、等角的に５個（７２°間隔
で）同心状に、つまり回転中心に対して互いに幾何学的
に対称的配置で合同な形状に穿設させてある。
【００１２】従って、この実施例によれば、中心部材６
の外周面に複数の異形断面線条体５を撚合せてケーブル
を形成する際に、即ち異形断面線条体５が捩じられてＳ
Ｚ方向に撚合される際に各異形断面線条体５がガイド板
４の各溝によってその捩じれに伴う姿勢のずれが阻止さ
れて常時一定姿勢に保持される。これによって、各異形
断面線条体５を中心部材６の外周面に対して常時一定向
きに姿勢を揃えることができる訳である。
の外周面に複数の異形断面線条体５を撚合せてケーブル
を形成する際に、即ち異形断面線条体５が捩じられてＳ
Ｚ方向に撚合される際に各異形断面線条体５がガイド板
４の各溝によってその捩じれに伴う姿勢のずれが阻止さ
れて常時一定姿勢に保持される。これによって、各異形
断面線条体５を中心部材６の外周面に対して常時一定向
きに姿勢を揃えることができる訳である。
【００１３】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、中心部材の通過する中心孔と異形断面線条体が通
過する孔とを穿設した大略ボビン状の制御部材を回転目
板に固着し、異形断面線条体の外形に対応した包絡形状
を有するガイド孔を穿設したガイド板を制御部材に取り
付けたから、撚合させる際に、中心部材に対する異形断
面線条体の姿勢がくずれることがなく、常時一定向きの
姿勢で撚合できる撚合装置が実現できる。
れば、中心部材の通過する中心孔と異形断面線条体が通
過する孔とを穿設した大略ボビン状の制御部材を回転目
板に固着し、異形断面線条体の外形に対応した包絡形状
を有するガイド孔を穿設したガイド板を制御部材に取り
付けたから、撚合させる際に、中心部材に対する異形断
面線条体の姿勢がくずれることがなく、常時一定向きの
姿勢で撚合できる撚合装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明にかかる撚合装置の要部を示す概略断
面図。
面図。
【図２】同装置の回転目板に取り付ける制御部材を示す
概略斜視図。
概略斜視図。
【図３】ケーブルを構成する中心部材と異形断面線条体
とを示す構成図。
とを示す構成図。
【図４】この発明に係るガイド板を示す平面図。
【図５】従来の撚合装置を示す概略図。
１ 撚合装置 ２ 回転目板 ３ 制御部材 ４ ガイド板 ４１ ガイド溝 ５ 異形断面線条体 ６ 中心部材
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の異形断面線条体（５）を中心部材
（６）の周囲に撚合せる撚合装置（１）において、 この撚合装置（１）には、前記異形断面線条体（５）と
ともに中心部材（６）の周囲を回転して、前記異形断面
線条体（５）の溝（５Ａ）を常時外側へ向ける制御部材
（３）を有し、 この制御部材（３）には、前記異形断面線条体（５）の
外形に対応して穿設されたガイド孔（４１）を有するガ
イド板（４）を固設し、 前記各ガイド孔（４１）で異形断面線条体（５）の姿勢
を保持しながら撚合するように構成したことを特徴とす
る撚合装置。 - 【請求項２】 制御部材（３）の上流側に前記異形断面
線条体（５）が通過する回転目板（２）を備え、 前記制御部材（３）と前記回転目板（２）とは等角速度
で回転し、 前記異形断面線条体（５）は前記回転目板（２）を通過
して整線された後に、前記制御部材（３）へ通線されて
中心部材（６）に撚り合わされていることを特徴とする
請求項１に記載の撚合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10656798A JPH11302988A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 撚合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10656798A JPH11302988A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 撚合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11302988A true JPH11302988A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14436855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10656798A Pending JPH11302988A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 撚合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11302988A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002173882A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-21 | Kanai Hiroaki | 撚線機 |
| JP2003021766A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Fujikura Ltd | ルースチューブ型光ファイバケーブルの製造方法および装置 |
| CN103290712A (zh) * | 2013-05-16 | 2013-09-11 | 泰安鲁普耐特塑料有限公司 | 一种捻绳机加捻调节装置及调节方法 |
| CN105242364A (zh) * | 2015-09-25 | 2016-01-13 | 桂林师慧信息产业有限公司 | 编织预绞丝定型粘合机 |
| CN113699812A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-26 | 湖北三江航天江北机械工程有限公司 | 一种钢丝绳集线设备 |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP10656798A patent/JPH11302988A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002173882A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-21 | Kanai Hiroaki | 撚線機 |
| JP4580094B2 (ja) * | 2000-12-04 | 2010-11-10 | 金井 宏彰 | 撚線機 |
| JP2003021766A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Fujikura Ltd | ルースチューブ型光ファイバケーブルの製造方法および装置 |
| CN103290712A (zh) * | 2013-05-16 | 2013-09-11 | 泰安鲁普耐特塑料有限公司 | 一种捻绳机加捻调节装置及调节方法 |
| CN105242364A (zh) * | 2015-09-25 | 2016-01-13 | 桂林师慧信息产业有限公司 | 编织预绞丝定型粘合机 |
| CN105242364B (zh) * | 2015-09-25 | 2018-04-17 | 桂林师慧信息产业有限公司 | 编织预绞丝定型粘合机 |
| CN113699812A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-26 | 湖北三江航天江北机械工程有限公司 | 一种钢丝绳集线设备 |
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