JPH11123482A - 撚合装置 - Google Patents

撚合装置

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JPH11123482A
JPH11123482A JP9309608A JP30960897A JPH11123482A JP H11123482 A JPH11123482 A JP H11123482A JP 9309608 A JP9309608 A JP 9309608A JP 30960897 A JP30960897 A JP 30960897A JP H11123482 A JPH11123482 A JP H11123482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control member
groove
twisting
section line
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP9309608A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Toyoda
武司 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撚り合わせてケーブルコアを製造するとき
に、溝を常に一定方向(例えば外側)に向けることがで
きる。 【解決手段】 各異形断面線条体1が走行・通過する挿
通孔31を設けた制御部材3を回転目板2に一体に固定
し、走行中の異形断面線条体1の溝1Aに係合しこの異
形断面線条体1の溝1Aを常時外方向に保たせる係合具
4を制御部材3の挿通孔31に回転不動状態で取り付
け、撚合される異形断面線条体1の溝1Aが常時一定方
向に姿勢を保持するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長さ方向に溝を
有する異形断面線条体を中心部材(テンションメンバ)
の周囲に複数撚合せてケーブルを形成する撚合装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば光ファイバ心線を挿入した複数本
のパイプ(線条体)を中心部材の周囲に撚り合わせてケ
ーブルコアを形成し、このケーブルコア外周面全体を押
さえ巻きしてケーブルを形成する撚合装置として、図5
に示すものが提案されている。
【0003】この撚合装置には、バックテンンションが
掛けられた複数のパイプ100を個別に挿通させるとと
もにモータ101によって回転し、パイプ100に撚り
をかけながら中心部材102に巻装していくための回転
目板103が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、これに使用する
パイプ(線条体)100の中には、(光ファイバ心線を
挿入する)溝が軸方向に沿って切り欠いてあり、必要が
あればこの溝から光ファイバ等を取り出すことが可能な
もの(以下、異形断面線条体100′)が提案されてい
る。従って、パイプを撚り合わせて形成したケーブルコ
アでは、溝が常時(中心部材の半径方向)外側向きに開
口していることが好ましい。
【0005】この撚り合わせに使用する回転目板103
には、中心部材102が通過する中心孔103Aが中心
部に穿設されており、ここを回転中心として回転する。
また、この中心孔103Aから一定距離離れた等角位置
には孔103Bが複数開口されており、この孔103B
を異形断面線条体100′が走行・通過する。従って、
この異形断面線条体100′にSZ撚りや単撚りをかけ
ると捩じれを生じるため、溝の部分が常に(中心部材1
02に対して)外側に向くとは限らない。
【0006】そこで、この発明は、上記した欠点に鑑
み、中心部材の外周に異形断面線条体を撚り合わせてケ
ーブルコアを製造するときに、異形断面線条体の溝(の
姿勢)を常に外側向きに保持できる撚合装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この請求項1
に記載の発明は、複数の異形断面線を中心部材の周囲に
撚り合わせる撚合装置において、この撚合装置には、前
記異形断面線とともに中心部材の周りを回転して、前記
異形断面線の溝を、常時、外側へ向ける制御部材を有
し、この制御部材には、前記異形断面線の姿勢を制御す
る部位において、前記異形断面線の溝に係合する突起を
有し、この突起の突出方向が、制御部材の回転の内側へ
向かっているものである。
【0008】また、この請求項2に記載の発明は、制御
部材の上流側に前記異形断面線が通過する回転目板を備
え、前記制御部材と前記回転目板は等角速度にて回転
し、前記異形断面線は前記回転目板を通過して整線され
た後に、前記制御部材へ通線されて中心部材に撚り合わ
されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施例
について添付図面を参照しながら説明する。図1及び図
2はこの発明にかかる撚合装置の要部、特に回転目板2
等を示す概略斜視図及び概略断面図である。この実施例
の撚合装置では、略円板状の回転目板2に、異形断面線
条体1の姿勢(向き)を制御する概略ボビン状の制御部
材3を固着することにより、これらが等角速度で回転す
る構成を実現した。また、この制御部材3の異形断面線
条体1が通過する挿通孔31には中空略円筒状の係合具
4を不動状態で取り付けている。
【0010】なお図1において、符号5は中心部材、6
は適宜のギア21・61を介して回転目板2を回転する
モータをそれぞれ示す。また図2において、符号7は異
形断面線条体1ごと中心部材5の外周面全体を巻装して
押さえ込むためのナイロン糸或いはテープを示し、8は
このナイロン或いはテープ7を送り込む供給ボビンを示
す。
【0011】回転目板2には、図2に示すように、中央
に嵌合孔22を大きく開口させてあり、この嵌合孔22
に制御部材3が嵌合・一体化され回転目板2とともに回
転する。
【0012】制御部材3は、両端部側に鍔(但しその鍔
の外径寸法は異なる)を設けた概略ボビン状に形成され
ているが、中心部には中心部材5が自由に挿通する大き
さの中心孔32が設けてある。また、この制御部材3の
両鍔には、異形断面線条体1の走行方向の上、下流側に
それぞれ中心部から等距離であって、等角位置に挿通孔
31、33を設けてある。挿通孔31は、異形断面線条
体1が自由に通過することができる内径寸法に開口して
あるが、特に異形断面線条体1の走行方向の下流側の方
の挿通孔33は、異形断面線条体の姿勢を制御する部位
であって、図3に示すような、ほぼ中空円筒状でフラン
ジ41付きの係合具(ダイス)4が回転不動状態で取り
付けてある。
【0013】この係合具4は、異形断面線条体1が挿通
する程度の内径を有する孔42を貫通して設けてある。
またこの孔42には、異形断面線条体1が通された時に
溝1Aに入り込んで係合する係合突起43が中心に向か
って突設されており、溝1Aの方向を規制することによ
り溝1Aの向きを一定方向に拘束・ガイドする。また、
これらの係合具4は、図4に示す制御部材3の貫通孔3
3に対し、突起43の突出方向がそれぞれ制御部材3の
回転の内側、例えば中心方向であって、半径方向最遠部
に向かうことにより、異形断面線条体1の溝1Aを常に
中心部材5(回転中心)に対して外側(特にこの方向に
限定するものではない)に向かわせる。なお、この係合
具4は、フランジ41の有る端部側が異形断面線条体1
の走行方向上流側に位置する状態で挿通孔33に取り付
けてあり、異形断面線条体1が走行しても挿通孔33か
ら抜け出さぬようになっている。またその挿通孔33の
内周面に対し係合具4をセレーション係合(或いはスプ
ライン係合)させており、挿通孔31に対して回転不動
状態となっている。
【0014】従って、この実施例によれば、異形断面線
条体1は、先ず回転目板2と制御部材3の上流側鍔部の
挿通孔31を通過したのちに、下流側鍔部の挿通孔33
を経て撚り合わされる。このとき、回転目板2のところ
では当該異形断面線条体1は自身の回転について規制は
受けない。下流側の鍔部において係合具4の突起43に
溝1Aが係合するように各異形断面線条体1を孔42に
通しておけば、回転目板2とともに制御部材3が適宜の
方向に回転したときに、各異形断面線条体1の溝1Aの
捩じれを常時突起43で抑えることができるから、溝1
Aの向きは、常に予め規制された方向(例えば、回転中
心方向)に向かい、他方向へずれるのを防止できる。ま
た、異形断面線条体の溝の各種形状が異なるものであっ
ても、それに合わせた係合突起を有する係合具を用意し
ておけば、適宜交換して制御部材3の挿通孔33に取り
付けることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、各異形断面線条体が通過する挿通孔を等角・同心
状に設け、回転目板に固着した制御部材と、異形断面線
条体の溝に係合する係合突起を有し、制御部材の挿通孔
に回転不動状態で取り付けた係合具とを備えており、こ
の係合具の突起に異形断面線条体の開口部が係合するよ
うに各異形断面線条体を通しておけば、各異形断面線条
体の捩じれ動作を確実に突起で抑えることができるか
ら、回転目板の回転動作にともない異形断面線条体の相
対姿勢がくずれる、つまり中心部材に対して溝の向きが
ずれるといったトラブルを、簡単な構成のもので有効に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる撚合せ装置の要部を示す概略
斜視図。
【図2】同装置の概略断面図。
【図3】この発明の係合具を示す斜視図。
【図4】この発明の制御部材を示す平面図。
【図5】従来の撚合せ装置を示す概略図。
【符号の説明】
1 異形断面線条体 1A 溝 2 回転目板 3 制御部材 4 係合具 43 突起 5 中心部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異形断面線(1)を中心部材
    (5)の周囲に撚り合わせる撚合装置において、 この撚合装置には、前記異形断面線(1)とともに中心
    部材(5)の周りを回転して、前記異形断面線(1)の
    溝を、常時、外側へ向ける制御部材(3)を有し、 この制御部材(3)には、前記異形断面線(1)の姿勢
    を制御する部位において、前記異形断面線(1)の溝に
    係合する突起(43)を有し、 この突起(43)の突出方向が、制御部材(3)の回転
    の内側へ向かっていることを特徴とする撚合装置。
  2. 【請求項2】 制御部材(3)の上流側に前記異形断面
    線(1)が通過する回転目板(2)を備え、 前記制御部材(3)と前記回転目板(2)は等角速度に
    て回転し、 前記異形断面線(1)は前記回転目板(2)を通過して
    整線された後に、前記制御部材(3)へ通線されて中心
    部材(5)に撚り合わされることを特徴とする請求項1
    に記載の撚合装置。
JP9309608A 1997-10-24 1997-10-24 撚合装置 Pending JPH11123482A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9309608A JPH11123482A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 撚合装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9309608A JPH11123482A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 撚合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11123482A true JPH11123482A (ja) 1999-05-11

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ID=17995082

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9309608A Pending JPH11123482A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 撚合装置

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