JPH11302725A - 工具鋼の焼なまし方法 - Google Patents
工具鋼の焼なまし方法Info
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- JPH11302725A JPH11302725A JP12424698A JP12424698A JPH11302725A JP H11302725 A JPH11302725 A JP H11302725A JP 12424698 A JP12424698 A JP 12424698A JP 12424698 A JP12424698 A JP 12424698A JP H11302725 A JPH11302725 A JP H11302725A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短時間で炭化物が均一に分散した焼なまし組
織が得られる工具鋼の焼なまし方法を提供することにあ
る。 【解決手段】 熱間加工またはオーステナイト化温度以
上の加熱によりオーステナイト結晶粒径を50μm以下
に制御した後、パーライトノーズ温度とベーナイト変態
開始温度の間の温度に300℃/時間以上の冷却速度で
冷却し、その後、パーライトノーズ温度とAc1変態点
の間の温度まで加熱して粒状化焼なましを行うことを特
徴とする工具鋼の焼なまし方法。
織が得られる工具鋼の焼なまし方法を提供することにあ
る。 【解決手段】 熱間加工またはオーステナイト化温度以
上の加熱によりオーステナイト結晶粒径を50μm以下
に制御した後、パーライトノーズ温度とベーナイト変態
開始温度の間の温度に300℃/時間以上の冷却速度で
冷却し、その後、パーライトノーズ温度とAc1変態点
の間の温度まで加熱して粒状化焼なましを行うことを特
徴とする工具鋼の焼なまし方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、JISのSKD1
1及びSKD61等のような工具鋼の焼なまし方法、更
に詳しくは、炭化物が均一に分散した焼なまし組織を短
時間で得ることができる工具鋼の焼なまし方法に関す
る。
1及びSKD61等のような工具鋼の焼なまし方法、更
に詳しくは、炭化物が均一に分散した焼なまし組織を短
時間で得ることができる工具鋼の焼なまし方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の工具鋼の焼きなまし方法
としては、図2のTTT曲線1及び2に示すように、1
200℃に加熱し熱間加工した後約24時間かけて約1
50℃まで徐冷し、その後曲線1ではAc3点直下、曲
線2ではAc1点直下の温度にそれぞれ加熱して5〜8
時間保持し、約30℃/時間以下の冷却速度で徐冷する
方法が一般に行われている。
としては、図2のTTT曲線1及び2に示すように、1
200℃に加熱し熱間加工した後約24時間かけて約1
50℃まで徐冷し、その後曲線1ではAc3点直下、曲
線2ではAc1点直下の温度にそれぞれ加熱して5〜8
時間保持し、約30℃/時間以下の冷却速度で徐冷する
方法が一般に行われている。
【0003】しかしこの焼なまし方法では、熱間加工後
の徐冷により結晶粒界に炭化物が析出してベーナイト変
態が生じるため、その後の焼なましで粒状炭化物の分布
状態が不均一となり、焼なまし状態での靭性,被削性が
悪くなるとゝもに、焼なましに48時間以上もかかると
いった、焼きなまし組織の点及び焼きなまし時間の点で
それぞれ欠点があった。
の徐冷により結晶粒界に炭化物が析出してベーナイト変
態が生じるため、その後の焼なましで粒状炭化物の分布
状態が不均一となり、焼なまし状態での靭性,被削性が
悪くなるとゝもに、焼なましに48時間以上もかかると
いった、焼きなまし組織の点及び焼きなまし時間の点で
それぞれ欠点があった。
【0004】そこで、工具鋼の焼なまし組織を改善する
方法としては、熱間加工後、焼なまし前に焼ならしを施
す方法が行われている。この方法は、オーステナイト域
に加熱することにより結晶粒界に析出した炭化物を基地
に固溶させ、その後急冷することで結晶粒界への炭化物
の優先析出とベーナイト変態を防止しようとするもので
ある。しかし、この方法を焼入性の良いマルテンサイト
系工具鋼の太物材に適用すると、急冷によって割れが発
生する虞があるとゝもに、焼ならしにはコストと時間が
かかるといった諸欠点があった。
方法としては、熱間加工後、焼なまし前に焼ならしを施
す方法が行われている。この方法は、オーステナイト域
に加熱することにより結晶粒界に析出した炭化物を基地
に固溶させ、その後急冷することで結晶粒界への炭化物
の優先析出とベーナイト変態を防止しようとするもので
ある。しかし、この方法を焼入性の良いマルテンサイト
系工具鋼の太物材に適用すると、急冷によって割れが発
生する虞があるとゝもに、焼ならしにはコストと時間が
かかるといった諸欠点があった。
【0005】このような従来の欠点を解消するため、特
公昭64−6247号公報では、熱間加工または/およ
びオーステナイト化温度以上に加熱の後、マルテンサイ
ト変態の生ずる温度以下に冷却し、その後、残留オース
テナイトの分解処理を行い、次いで粒状化焼なましをす
ることにより、工具鋼の焼なまし組織を均一にする方法
が提案されている。しかしこの方法を太物材に適用しよ
うとすると、熱間加工後にマルテンサイト組織にするた
め急冷した場合、焼入性の良い工具鋼では割れが発生す
る虞がある、といった問題点がある。
公昭64−6247号公報では、熱間加工または/およ
びオーステナイト化温度以上に加熱の後、マルテンサイ
ト変態の生ずる温度以下に冷却し、その後、残留オース
テナイトの分解処理を行い、次いで粒状化焼なましをす
ることにより、工具鋼の焼なまし組織を均一にする方法
が提案されている。しかしこの方法を太物材に適用しよ
うとすると、熱間加工後にマルテンサイト組織にするた
め急冷した場合、焼入性の良い工具鋼では割れが発生す
る虞がある、といった問題点がある。
【0006】一方、焼なまし時間を短縮する方法とし
て、特開平8−311536号公報に開示されたマルテ
ンサイト系ステンレス鋼の焼きなまし方法がある。これ
は図3のTTT曲線1に示すように、熱間加工後にその
材料のMs点からMf点までの温度に急冷してマルテン
サイトとし、その後Ac1点直下の700〜770℃に
再加熱し、その後3〜10時間保持した後空冷すること
により、約24時間の熱処理するようにしたものである
が、この方法を焼入性の良いマルテンサイト系工具鋼の
太径材に適用した場合に、急冷による割れの問題点が残
っている。
て、特開平8−311536号公報に開示されたマルテ
ンサイト系ステンレス鋼の焼きなまし方法がある。これ
は図3のTTT曲線1に示すように、熱間加工後にその
材料のMs点からMf点までの温度に急冷してマルテン
サイトとし、その後Ac1点直下の700〜770℃に
再加熱し、その後3〜10時間保持した後空冷すること
により、約24時間の熱処理するようにしたものである
が、この方法を焼入性の良いマルテンサイト系工具鋼の
太径材に適用した場合に、急冷による割れの問題点が残
っている。
【0007】又、この工具鋼には被削性の問題がある
が、この被削性を改善する製造方法として、出願人は先
に特開平8−120333号公報に開示した工具鋼の製
造方法を出願した。これは、高融点のM7C3型炭化物
を有するSKD11系工具鋼において、溶融相が現出せ
ずに1150〜1210℃で高温ソーキングを施してM
7C3炭化物のみ残存させ、他の炭化物を固溶させた後
に10℃/分で急冷して粒界に炭化物を析出させるよう
にしたものであるが、この方法ではコストと時間の問題
点が残っている。
が、この被削性を改善する製造方法として、出願人は先
に特開平8−120333号公報に開示した工具鋼の製
造方法を出願した。これは、高融点のM7C3型炭化物
を有するSKD11系工具鋼において、溶融相が現出せ
ずに1150〜1210℃で高温ソーキングを施してM
7C3炭化物のみ残存させ、他の炭化物を固溶させた後
に10℃/分で急冷して粒界に炭化物を析出させるよう
にしたものであるが、この方法ではコストと時間の問題
点が残っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の諸問題点を解決するために成されたもので、短
時間で炭化物が均一に分散した焼なまし組織が得られる
とゝもに、焼きなまし状態での靭性,被削性が良好であ
り、且つ太径の工具鋼でも割れが発生することがない工
具鋼の焼なまし方法を提供することを目的としたもので
ある。
な従来の諸問題点を解決するために成されたもので、短
時間で炭化物が均一に分散した焼なまし組織が得られる
とゝもに、焼きなまし状態での靭性,被削性が良好であ
り、且つ太径の工具鋼でも割れが発生することがない工
具鋼の焼なまし方法を提供することを目的としたもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明においては、熱間加工またはオーステナイト
化温度以上の加熱によりオーステナイト結晶粒径を50
μm以下に制御した後、パーライトノーズ温度とベーナ
イト変態開始温度の間の温度に300℃/時間以上の冷
却速度で冷却し、その後、パーライトノーズ温度とAc
1変態点の間の温度まで加熱して粒状化焼なましを行う
ことを特徴とする工具鋼の焼なまし方法をその要旨とす
るものである。
め、本発明においては、熱間加工またはオーステナイト
化温度以上の加熱によりオーステナイト結晶粒径を50
μm以下に制御した後、パーライトノーズ温度とベーナ
イト変態開始温度の間の温度に300℃/時間以上の冷
却速度で冷却し、その後、パーライトノーズ温度とAc
1変態点の間の温度まで加熱して粒状化焼なましを行う
ことを特徴とする工具鋼の焼なまし方法をその要旨とす
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する
に、先ずJISのSKD61やKD11などの工具鋼
を、図1のTTT曲線1及び2に夫々示すように、オー
ステナイト変態点Ac3以上の温度に加熱または熱間加
工して、オーステナイト結晶粒径が50μm以下となる
ように制御する。ここで、熱間鍛造後のオーステナイト
結晶粒径が50μm以上に粗大化するとその後の焼なま
しにより炭化物が均一に分散した組織が得られず、焼な
まし状態での被削性や、焼入れ,焼戻し状態での衝撃靭
性値が悪くなるので、50μm以下にしておくことが必
要である。
に、先ずJISのSKD61やKD11などの工具鋼
を、図1のTTT曲線1及び2に夫々示すように、オー
ステナイト変態点Ac3以上の温度に加熱または熱間加
工して、オーステナイト結晶粒径が50μm以下となる
ように制御する。ここで、熱間鍛造後のオーステナイト
結晶粒径が50μm以上に粗大化するとその後の焼なま
しにより炭化物が均一に分散した組織が得られず、焼な
まし状態での被削性や、焼入れ,焼戻し状態での衝撃靭
性値が悪くなるので、50μm以下にしておくことが必
要である。
【0011】つぎに、パーライト変態のノーズ温度(7
50〜650℃)とベーナイト変態開始点Bsの温度の
間の温度に300℃/時間以上の冷却速度で冷却し、そ
の後前記パーライト変態のノーズ温度(750〜650
℃)とAc1変態点の間の温度に加熱して粒状化焼なま
しを行なう。これにより、太径の工具鋼でも割れること
なく、従来の焼なまし方法より短時間で被削性と衝撃靭
性に優れた炭化物が均一に分散した焼なまし組織を得る
ことができるとゝもに、図2に示す従来の焼なまし方法
では焼なまし時間に約48時間を要するが、本発明によ
る焼なまし方法では、図1に示すように、焼なまし時間
を約24時間程度に短縮することができる。
50〜650℃)とベーナイト変態開始点Bsの温度の
間の温度に300℃/時間以上の冷却速度で冷却し、そ
の後前記パーライト変態のノーズ温度(750〜650
℃)とAc1変態点の間の温度に加熱して粒状化焼なま
しを行なう。これにより、太径の工具鋼でも割れること
なく、従来の焼なまし方法より短時間で被削性と衝撃靭
性に優れた炭化物が均一に分散した焼なまし組織を得る
ことができるとゝもに、図2に示す従来の焼なまし方法
では焼なまし時間に約48時間を要するが、本発明によ
る焼なまし方法では、図1に示すように、焼なまし時間
を約24時間程度に短縮することができる。
【0012】
【実施例】つぎに、本発明方法を実施例により説明する
に、SKD61を1200℃に加熱し、熱間加工でオー
ステナイト結晶粒径を40μmにした後、これを500
℃まで1.5時間かけて冷却し、その後720℃で5時
間、760℃で15時間保持して粒状化焼なましを施し
た。その組織を写真1に示す。本発明方法による焼なま
し組織のこの写真1と、後述する従来方法による焼なま
し組織の写真2及び3と比較して明らかなように、微細
な炭化物が均一に分散した焼なまし組織が得られるてい
ることが判る。
に、SKD61を1200℃に加熱し、熱間加工でオー
ステナイト結晶粒径を40μmにした後、これを500
℃まで1.5時間かけて冷却し、その後720℃で5時
間、760℃で15時間保持して粒状化焼なましを施し
た。その組織を写真1に示す。本発明方法による焼なま
し組織のこの写真1と、後述する従来方法による焼なま
し組織の写真2及び3と比較して明らかなように、微細
な炭化物が均一に分散した焼なまし組織が得られるてい
ることが判る。
【0013】比較例1として、SKD61を本発明と同
様な上記の条件で熱間加工した後、図2に示すTTT曲
線1による従来方法で焼なましを施した。その組織を写
真2に示す。また比較例2として、SKD61を120
0℃に加熱し、熱間加工で結晶粒径を80μmにした
後、500℃まで1.5時間で冷却し、その後720℃
で5時間、760℃で15時間保持して粒状化焼なまし
を施した。その組織を写真3に示す。
様な上記の条件で熱間加工した後、図2に示すTTT曲
線1による従来方法で焼なましを施した。その組織を写
真2に示す。また比較例2として、SKD61を120
0℃に加熱し、熱間加工で結晶粒径を80μmにした
後、500℃まで1.5時間で冷却し、その後720℃
で5時間、760℃で15時間保持して粒状化焼なまし
を施した。その組織を写真3に示す。
【0014】図4は、SKD61の熱間鍛造後の結晶粒
径と本発明の焼なまし方法による焼なまし状態のラフィ
ングエンドミルによる析損までの切削距離の関係を示し
たものである。Φ6mmハイスエンドミルで回転数10
80r.p.m 、送り速度52mm/min、切込み6mm
で切削試験を行った。また図5は、熱間鍛造後の結晶粒
径と本発明の焼なまし方法により焼まなしを施した後、
1025℃×30分空冷で焼入れし、570℃×90分
空冷、590℃×90分空冷で焼戻しした状態の衝撃靭
性の関係を示したものである。これらの図から明らかな
ように、熱間加工後のオーステナイト結晶粒径を50μ
m以下としたものが、被削性及び耐衝撃性において優れ
ていることが判る。
径と本発明の焼なまし方法による焼なまし状態のラフィ
ングエンドミルによる析損までの切削距離の関係を示し
たものである。Φ6mmハイスエンドミルで回転数10
80r.p.m 、送り速度52mm/min、切込み6mm
で切削試験を行った。また図5は、熱間鍛造後の結晶粒
径と本発明の焼なまし方法により焼まなしを施した後、
1025℃×30分空冷で焼入れし、570℃×90分
空冷、590℃×90分空冷で焼戻しした状態の衝撃靭
性の関係を示したものである。これらの図から明らかな
ように、熱間加工後のオーステナイト結晶粒径を50μ
m以下としたものが、被削性及び耐衝撃性において優れ
ていることが判る。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る工具鋼の焼なまし方法は、
上記のように、熱間加工またはオーステナイト化温度以
上の加熱によりオーステナイト結晶粒径を50μm以下
に制御した後、パーライトノーズ温度とベーナイト変態
開始温度の間の温度に300℃/時間以上の冷却速度で
冷却し、その後、パーライトノーズ温度とAc1変態点
の間の温度まで加熱して粒状化焼なましを行う構成とし
たことにより、焼なまし時間を約24時間程度に短縮す
ることができるとゝもに、微細な炭化物が均一に分散し
た焼なまし組織が得られるため、焼きなまし状態での靭
性,被削性が良好であり、且つ太径の工具鋼でも割れが
発生することがない工具鋼を得ることができる、といっ
た諸効果がある。
上記のように、熱間加工またはオーステナイト化温度以
上の加熱によりオーステナイト結晶粒径を50μm以下
に制御した後、パーライトノーズ温度とベーナイト変態
開始温度の間の温度に300℃/時間以上の冷却速度で
冷却し、その後、パーライトノーズ温度とAc1変態点
の間の温度まで加熱して粒状化焼なましを行う構成とし
たことにより、焼なまし時間を約24時間程度に短縮す
ることができるとゝもに、微細な炭化物が均一に分散し
た焼なまし組織が得られるため、焼きなまし状態での靭
性,被削性が良好であり、且つ太径の工具鋼でも割れが
発生することがない工具鋼を得ることができる、といっ
た諸効果がある。
【図1】本発明に係る焼なまし方法のTTT曲線を説明
するための説明図である。
するための説明図である。
【図2】従来の焼なまし方法のTTT曲線を説明するた
めの説明図である。
めの説明図である。
【図3】更に他の従来の焼なまし方法のTTT曲線を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図4】熱間鍛造後のオーステナイト結晶粒径と焼なま
し状態のラフィングエンドミルによる折損までの切削距
離との関係を示す図である。
し状態のラフィングエンドミルによる折損までの切削距
離との関係を示す図である。
【図5】熱間鍛造後のオーステナイト結晶粒径と焼入
れ,焼戻しした状態のJIS3号試験片によるシャルピ
ー衝撃値との関係を示す図である。
れ,焼戻しした状態のJIS3号試験片によるシャルピ
ー衝撃値との関係を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 熱間加工またはオーステナイト化温度以
上の加熱によりオーステナイト結晶粒径を50μm以下
に制御した後、パーライトノーズ温度とベーナイト変態
開始温度の間の温度に300℃/時間以上の冷却速度で
冷却し、その後、パーライトノーズ温度とAc1変態点
の間の温度まで加熱して粒状化焼なましを行うことを特
徴とする工具鋼の焼なまし方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12424698A JPH11302725A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 工具鋼の焼なまし方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12424698A JPH11302725A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 工具鋼の焼なまし方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11302725A true JPH11302725A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14880591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12424698A Pending JPH11302725A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 工具鋼の焼なまし方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11302725A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007016284A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Hitachi Metals Ltd | 工具鋼中間素材の製造方法及び工具鋼の製造方法 |
WO2007119722A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Hitachi Metals, Ltd. | 鋼材の製造方法 |
JP5093118B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2012-12-05 | 日立金属株式会社 | 工具鋼の製造方法 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP12424698A patent/JPH11302725A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007016284A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Hitachi Metals Ltd | 工具鋼中間素材の製造方法及び工具鋼の製造方法 |
WO2007119722A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Hitachi Metals, Ltd. | 鋼材の製造方法 |
EP2006398A1 (en) * | 2006-04-11 | 2008-12-24 | Hitachi Metals, Limited | Process for producing steel material |
JP5088633B2 (ja) * | 2006-04-11 | 2012-12-05 | 日立金属株式会社 | 鋼材の製造方法 |
EP2006398A4 (en) * | 2006-04-11 | 2013-06-19 | Hitachi Metals Ltd | PROCESS FOR PRODUCING STEEL |
JP5093118B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2012-12-05 | 日立金属株式会社 | 工具鋼の製造方法 |
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