JPH1130156A - 内燃機関の蒸発燃料放出防止装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発燃料放出防止装置

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JPH1130156A
JPH1130156A JP19799797A JP19799797A JPH1130156A JP H1130156 A JPH1130156 A JP H1130156A JP 19799797 A JP19799797 A JP 19799797A JP 19799797 A JP19799797 A JP 19799797A JP H1130156 A JPH1130156 A JP H1130156A
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canister
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pressure
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肇 宇土
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発燃料の大気への放出を防止しつつ、燃料
タンクを過正圧状態や過負圧状態から適切に保護するこ
とができる内燃機関の蒸発燃料放出防止装置を提供す
る。 【解決手段】 燃料タンク9には、チャージ通路31を
介してキャニスタ33が接続され、チャージ通路31の
途中には、燃料タンク系の内圧が第1の所定範囲外であ
るときに開弁する機械式の2ウェイバルブであるタンク
リリーフ弁35が設けられる。キャニスタ33を大気に
連通する大気開放通路37には、常閉のベントシャット
弁38が設けられ、ベントシャット弁38をバイパスす
るバイパス通路37aには、キャニスタ系の内圧が第2
の所定範囲外であるときに開弁する機械式の2ウェイバ
ルブであるキャニスタリリーフ弁39が設けられる。第
2の所定範囲は第1の所定範囲内に設定される。第1の
所定範囲は、目標圧力値Poが執りうる値を包含して設
定され、且つ燃料タンク9の耐圧力の範囲内に設定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸発燃料が大気に
放出するのを防止する内燃機関の蒸発放出防止装置に関
し、特に密閉型燃料タンクの保護を図った内燃機関の蒸
発放出防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の作動時に燃料タンク内を過度
に負圧化して、内燃機関の作動時はもとより内燃機関の
停止後も燃料タンクの内圧を負圧に保持することによ
り、給油のためにフィラーキャップを開けても、燃料タ
ンク内の蒸発燃料が大気に放出されることを防止するよ
うにした内燃機関の蒸発燃料放出防止装置が既に提案さ
れている(特願平9−116257号)。
【0003】この装置は、燃料タンクと内燃機関の吸気
管とを接続する蒸発燃料通路に該通路を開閉するタンク
圧制御弁を設け、内燃機関の作動中の吸気管内の負圧を
利用して、燃料タンクの内圧が目標値となるように、燃
料タンクの内圧をフィードバックしつつタンク圧制御弁
の開度を制御するように構成されている。このような装
置では、燃料タンクの内圧が適正な負圧状態に維持され
るため、一般的なキャニスタは不要であるが、給油時に
おける蒸発燃料の大気放出をより確実に防止するため
に、給油時専用のキャニスタ(ORVR(オンボード・
リフューエル・ベーパ・リサキュレーション)用キャニ
スタ)を設けることが多い。
【0004】この装置において、ORVR用キャニスタ
を設ける場合は、通常、燃料タンクとORVR用キャニ
スタとは給油時にのみ開弁するORVR用電磁弁を介し
て接続され、ORVR用キャニスタは、パージ実行中ま
たは給油時にのみ開弁するベントシャット弁を介して大
気に開放されるように構成される。これにより、給油時
には燃料タンク内の蒸発燃料をORVR用キャニスタに
吸着させると共に、パージの実行時にはORVR用キャ
ニスタ吸着された燃料を吸気系で燃焼させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記O
RVR用電磁弁やベントシャット弁は、通常時(給油時
やパージ時でないとき)は閉弁状態となるいわゆる常閉
弁であるため、燃料タンク(連接される通路を含む)及
びORVR用キャニスタ(連接される通路を含む)が密
閉状態となり、それらの内圧が状況によっては適正値か
ら大きく外れるおそれがあった。
【0006】例えば、車両走行により燃料温度が上昇し
た後長時間停車した場合、その後の外気温の降下が大き
いときは、燃料温度が著しく下降するため、燃料タンク
の内圧が過度に負圧化することがある(例えば大気圧を
基準として−400〜−500mmHg)。あるいは、
燃料タンクを負圧化するための上記圧力制御弁等の故障
により燃料タンクの負圧制御が不能となった場合に、停
車後の外気温上昇等の条件が重なると、燃料タンクの内
圧が過度に正圧化することがある。
【0007】このように、外気温や大気圧の変動、装置
故障等によって燃料タンクの内圧が過剰に上昇/低下
し、燃料タンクに対して有害であるという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、蒸発燃料の大気
への放出を防止しつつ、燃料タンクを過正圧状態や過負
圧状態から適切に保護することができる内燃機関の蒸発
燃料放出防止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の内燃機関の蒸発燃料放出防止装置
は、燃料タンクと、該燃料タンク内に発生する蒸発燃料
を吸着するキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タン
クとを連通するチャージ通路に設けられ、前記燃料タン
クの内圧が第1の所定範囲外であるとき開弁する第1の
リリーフ弁と、前記キャニスタを大気に開放する大気通
路に設けられた開閉弁と、該開閉弁をバイパスし前記キ
ャニスタの内圧が第2の所定範囲外であるとき開弁する
第2のリリーフ弁とを備え、前記第2の所定範囲を前記
第1の所定範囲内に設定したことを特徴とする。
【0010】この構成により、燃料タンクの内圧が第1
の所定範囲外であるときは、第1のリリーフ弁が開弁
し、前記燃料タンクと前記キャニスタと連通する。前記
燃料タンクの内圧が前記第1の所定範囲の上限を上回っ
たときは、前記燃料タンクから前記キャニスタに気体が
流れる一方、前記燃料タンクの内圧が前記第1の所定範
囲の下限を下回ったときは、前記キャニスタから前記燃
料タンクに気体が流れる。そして、程なく前記燃料タン
クの内圧が前記キャニスタの内圧と略等しくなる。
【0011】前記キャニスタの内圧が第2の所定範囲外
であるときは、第2のリリーフ弁が開弁し、開閉弁の開
閉にかかわらず前記キャニスタが大気通路を介して大気
に開放される。前記キャニスタの内圧が前記第2の所定
範囲の上限を上回ったときは、前記キャニスタから空気
が大気に放出される一方、前記キャニスタの内圧が前記
第2の所定範囲の下限を下回ったときは、大気が前記キ
ャニスタに導入される。
【0012】ここで、前記第2の所定範囲は前記第1の
所定範囲内に設定されているので、前記燃料タンクの内
圧が前記第1の所定範囲外である限り、前記第2のリリ
ーフ弁も前記第1のリリーフ弁の開弁と略同時かまたは
それ以前に開弁する。よって、前記開閉弁の開閉にかか
わらず前記燃料タンクが前記キャニスタを介して確実に
大気開放される。さらに、前記燃料タンクの蒸発燃料を
含む気体は、大気に放出される際に前記キャニスタにそ
の燃料分が吸着されるので、蒸発燃料の大気放出を回避
することができる。
【0013】従って、蒸発燃料の大気への放出を防止し
つつ、燃料タンクを過正圧状態や過負圧状態から適切に
保護することができる。キャニスタも同様に保護され
る。
【0014】また、本発明の請求項2の内燃機関の蒸発
燃料放出防止装置は、上記請求項1記載の構成におい
て、前記燃料タンクと前記内燃機関の吸気管とを接続す
る蒸発燃料通路と、該蒸発燃料通路に設けられ該蒸発燃
料通路を開閉する制御弁と、前記吸気管の負圧を利用し
て前記燃料タンクの内圧が目標圧力値となるように前記
制御弁の開度を制御する制御手段とを備え、前記第1の
所定範囲は、前記目標圧力値が執りうる値を包含して設
定されたことを特徴とする。
【0015】この構成により、制御弁が開弁し蒸発燃料
通路が開くと、内燃機関の吸気管の負圧が前記蒸発燃料
通路を通じて燃料タンクに作用し、前記燃料タンクの内
圧が低下していく。前記制御弁が閉弁すると、前記燃料
タンクの内圧が維持される。このように、前記燃料タン
クの内圧が目標圧力値となるように、前記制御弁が開閉
制御される。また、前記第1の所定範囲は、前記目標圧
力値が執りうる値を包含して設定されたので、前記第1
のリリーフ弁は、前記燃料タンクの内圧が目標圧力値に
正常に制御されているときは閉弁しており、前記燃料タ
ンクの内圧が正常に制御されていないときにのみ開弁し
得る。
【0016】従って、燃料タンクの過正圧状態や過負圧
状態からの保護を確保しつつ燃料タンクの内圧を負圧化
制御することができる。
【0017】具体的には、前記第1の所定範囲は、前記
燃料タンクの耐圧力に基づいて設定され、前記第2の所
定範囲は、前記キャニスタの耐圧力に基づいて設定さ
れ、第1の所定範囲は、例えば大気圧を基準として「−
320〜+100mmHg程度」に設定され、第2の所
定範囲は、例えば大気圧を基準として「−100〜+9
0mmHg程度」に設定される。
【0018】また、前記目標圧力値は、例えば前記燃料
タンク内の燃料温度と予め設定された最大外気温とに基
づいて設定され、大気圧より小さい値である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態に係る内燃機関
の蒸発燃料放出防止装置の構成を示す全体構成図であ
る。同図において、1は例えば4気筒を有する内燃機関
(以下単に「エンジン」という)であり、エンジン1の
吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されている。ま
た、スロットル弁3にはスロットル弁開度(θTH)セ
ンサ4が連結されており、当該スロットル弁3の開度に
応じた電気信号を出力して電子コントロールユニット
(制御手段、以下(ECU)という)5に供給する。
【0021】燃料噴射弁6は、吸気管2の途中であって
エンジン1とスロットル弁3との間の図示しない吸気弁
の少し上流側に各気筒毎に設けられている。また、各燃
料噴射弁6は燃料供給管7を介して密閉構造の燃料タン
ク9に接続しており、燃料供給管7の途中には燃料ポン
プ8が設けられている。燃料タンク9は給油のための給
油口10を有しており、給油口10にはフィラーキャッ
プ11が取付けられている。
【0022】燃料噴射弁6はECU5に電気的に接続さ
れ、該ECU5からの信号により燃料噴射の開弁時間が
制御される。
【0023】吸気管2の前記スロットル弁3の下流側に
は吸気管絶対圧PBAを検出する吸気管内絶対圧(PB
A)センサ13、及び外気温としての吸気温TAを検出
する吸気温(TA)センサ14が装着されている。ま
た、燃料タンク9には、燃料タンク9のタンク内圧Pt
を検出するタンク内圧(Pt)センサ15と、燃料タン
ク9内の燃料の温度Tgを検出する燃料温度(Tg)セ
ンサ16とがそれぞれ設けられている。またこれらのセ
ンサ13〜16の検出信号はECU5に供給される。
【0024】次に、燃料タンク9の内圧を負圧化制御す
るための構成を説明する。
【0025】燃料タンク9は蒸発燃料通路20を介して
吸気管2のスロットル弁3の下流側に接続されており、
蒸発燃料通路20の途中には蒸発燃料通路20を開閉す
るタンク圧制御弁30が設けられている。制御弁30
は、その制御信号のオン−オフデューティ比を変更する
ことにより燃料タンク9内で発生する蒸発燃料の流量を
制御するように構成された電磁弁であり、制御弁30の
作動はECU5により制御される。なお、制御弁30は
その開度をリニアに変更可能な電磁弁を使用してもよ
い。
【0026】蒸発燃料通路20と燃料タンク9との接続
部には、カットオフ弁21が設けられている。カットオ
フ弁21は、燃料タンク9の満タン状態のときや燃料タ
ンク9の傾きが増加したときに閉弁するフロート弁であ
る。
【0027】次に、燃料タンク9内の蒸発燃料が大気へ
放出されるのを防止しつつ燃料タンク9及びキャニスタ
33の保護を図るための構成を説明する。
【0028】燃料タンク9には、チャージ通路31を介
してキャニスタ33が接続され、キャニスタ33は、吸
気管2のスロットル弁3の下流側にパージ通路32を介
して接続されている。
【0029】チャージ通路31の途中にはタンクリリー
フ弁35(第1のリリーフ弁)が設けられている。タン
クリリーフ弁35は、チャージ通路31のタンクリリー
フ弁35より燃料タンク9側の部分(以下「燃料タンク
系」と称する)の内圧が、第1の所定範囲(例えば大気
圧を基準として−320〜+100mmHg)外である
ときに開弁し、該第1の所定範囲内では閉弁するように
構成されている。具体的には、タンクリリーフ弁35
は、燃料タンク系の内圧がそれぞれ、「+100mmH
g」以上であるとき開弁する正圧弁と「−320mmH
g」以下であるとき開弁する負圧弁(いずれも不図示)
とから構成される機械式の2ウェイバルブである。上記
正圧弁及び上記負圧弁は各々、弁体と、該弁体を閉弁方
向に押圧するバネと、該バネに押圧された弁体と当接し
て流路を閉塞可能なシート部とから構成されるいわゆる
チェック弁である。なお、上記タンクリリーフ弁35に
は、その他の方式の方向制御弁を採用してもよく、電磁
弁を採用する場合は、タンク内圧Ptに応じてECU5
によりその作動を制御するようにすればよい。
【0030】上記第1の所定範囲は、後述する燃料タン
ク9の負圧化制御の目標圧力値Poが執りうる値を包含
して設定され、且つ燃料タンク9及びチャージ通路31
の耐圧力の範囲内で設定される。これにより、燃料タン
ク系がその耐圧力を越える過負圧状態や過正圧状態にな
ることを回避しつつ、燃料タンク9を負圧化制御するこ
とができる。
【0031】タンクリリーフ弁35をバイパスするバイ
パス通路31aには、電磁弁36(ORVR用電磁弁)
が設けられている。電磁弁36は、ECU5によりその
作動が制御され、給油時に開弁し、それ以外のときは閉
弁して、給油時に燃料タンク9内の蒸発燃料をキャニス
タ33に導通させる。
【0032】キャニスタ33は、大気開放通路37を介
して大気に連通可能となっており、燃料タンク9内から
の蒸発燃料を吸着するための活性炭を内蔵している。キ
ャニスタ33は、通常は給油時における蒸発燃料の大気
への放出防止専用に設けられたORVR用キャニスタで
あるが、本実施の形態では、後述する燃料タンク9の過
正圧のリリーフ時に燃料タンク9内の蒸発燃料の大気へ
の放出を防止する機能をも果たす。
【0033】大気開放通路37の途中にはベントシャッ
ト弁38が設けられている。ベントシャット弁(開閉
弁)38は、ECU5によりその作動が制御され、給油
時またはパージ実行中に開弁し、それ以外のときは閉弁
するいわゆる常閉弁である。
【0034】ベントシャット弁38をバイパスするバイ
パス通路37aにはキャニスタリリーフ弁39(第2の
リリーフ弁)が設けられている。キャニスタリリーフ弁
39は、バイパス通路37aのキャニスタ33からキャ
ニスタリリーフ弁39までの部分(以下「キャニスタ
系」と称する)の内圧が、第2の所定範囲(例えば大気
圧を基準として−100〜+90mmHg)外であると
きに開弁し、該第2の所定範囲内では閉弁するように構
成されている。具体的には、キャニスタリリーフ弁39
は、バイパス通路37aのキャニスタリリーフ弁39よ
り大気側の部分の圧力(すなわち大気圧)に対するキャ
ニスタ系の内圧がそれぞれ、「+90mmHg」以上で
あるとき開弁する正圧弁と「−100mmHg」以下で
あるとき開弁する負圧弁(いずれも不図示)とから構成
される機械式の2ウェイバルブであり、タンクリリーフ
弁35と同様に構成される。なお、キャニスタリリーフ
弁39には、その他の方式の方向制御弁を採用してもよ
く、電磁弁を採用する場合は、キャニスタ33の内圧を
検出するセンサを別途設け、その検出値に応じてECU
5により当該電磁弁の作動を制御するようにしてもよ
い。
【0035】上記第2の所定範囲は、上記第1の所定範
囲内に設定され、後述する燃料タンク9の過正圧及び過
負圧のリリーフを円滑にする。また、上記第2の所定範
囲は、キャニスタ系の耐圧力の範囲内で設定され、キャ
ニスタ系がその耐圧力を越える過負圧状態や過正圧状態
になることを回避する。
【0036】パージ通路32におけるキャニスタ33と
吸気管2との間には、パージ制御弁34が設けられてい
る。パージ制御弁34は、その制御信号のオン−オフデ
ューティ比を変更することにより流量を連続的に制御す
ることができるように構成された電磁弁であり、その作
動はECU5により制御される。
【0037】ECU5は各種センサ等からの入力信号波
形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナロ
グ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する
入力回路、中央演算処理回路(以下「CPU」とい
う)、CPUで実行される演算プログラム及び演算結果
等を記憶する記憶手段のほか、燃料噴射弁6、制御弁3
0、パージ制御弁34、電磁弁36及びベントシャット
弁38に駆動信号を供給する出力回路等から構成され
る。
【0038】ECU5のCPUは、θTHセンサ3、P
BAセンサ13等の各種センサの出力信号に応じてエン
ジン1に供給する燃料量制御等を行う。燃料量制御は本
発明の主題ではないので説明を省略する。
【0039】このような構成において、各弁は給油時や
パージ時等、状況に応じて次のように動作する。
【0040】まず、給油時は、上述したように電磁弁3
6及びベントシャット弁38が開弁する。そのため給油
に伴い燃料タンク9内の蒸発燃料は電磁弁36を介して
キャニスタ33に吸着され、燃料分が除去された空気が
ベントシャット弁38を介して大気に放出される。従っ
て、給油時における蒸発燃料の大気への放出を防止する
ことができる。
【0041】次にパージ時は、電磁弁36は閉弁し、ベ
ントシャット弁38は開弁する。そして、パージ制御弁
34が開弁制御され、吸気管2の負圧がキャニスタ33
に作用する。すると、大気がベントシャット弁38を介
してキャニスタ33に供給され、キャニスタ33に吸着
されていた燃料がパージ制御弁34を介して吸気管2に
パージされる。従って、燃料タンク9内で発生した蒸発
燃料は大気に放出されることなく燃焼室で燃焼する。
【0042】次に、燃料タンク9やキャニスタ33の内
圧が過剰に変動した場合には、タンクリリーフ弁35及
びキャニスタリリーフ弁39が開弁してそれらを解消す
る。両リリーフ弁35、39は、電磁弁36またはベン
トシャット弁38の開/閉状態にかかわらず作動し、停
車中も作動し得る。
【0043】例えば、制御弁30の故障等により燃料タ
ンク9の負圧化制御(後述する)が不能となった場合
に、停車後の外気温上昇等の条件が重なると、燃料タン
ク系の内圧が過度に正圧化することがある。そして、燃
料タンク系の内圧が過正圧(上記第1の所定範囲の上限
=+100mmHg以上)になると、タンクリリーフ弁
35が開弁する。すると、燃料タンク系内の蒸発燃料を
含む気体がタンクリリーフ弁35を介してキャニスタ3
3側に流れ、燃料タンク系の内圧が下降する。その際、
キャニスタ系に燃料タンク系の高圧が作用するから、通
常はキャニスタ系もその内圧が上昇するが、キャニスタ
系の内圧が過正圧(上記第2の所定範囲の上限=+90
mmHg以上)になれば、キャニスタリリーフ弁39が
開弁するので、キャニスタ系が大気に開放される。すな
わち、燃料タンク系が過正圧状態になったときは、タン
クリリーフ弁35が開弁してその過正圧状態が緩和され
るが、その際キャニスタ系も過正圧状態になったなら
ば、キャニスタリリーフ弁39も開弁して燃料タンク系
がキャニスタ系を介して大気に開放される。すると、燃
料タンク9の蒸発燃料を含む気体はキャニスタ33に供
給されるが、その燃料分はキャニスタ33に吸着される
ため、空気のみがキャニスタ33を介して大気に放出さ
れ、よって蒸発燃料の大気への放出が回避される。
【0044】一方、車両走行により燃料温度が上昇した
後、長時間停車した場合、その後の外気温の降下が大き
いときは、燃料温度が著しく下降するため、燃料タンク
9の内圧が過度に負圧化することがある。そして、燃料
タンク系の内圧が過負圧(上記第1の所定範囲の下限=
−320mmHg以下)になると、タンクリリーフ弁3
5が開弁する。すると、キャニスタ系内の気体がタンク
リリーフ弁35を介して燃料タンク9側に流れ、燃料タ
ンク系の内圧が上昇する。その際、キャニスタ系に燃料
タンク系の低圧が作用するから、通常はキャニスタ系も
その内圧が下降するが、キャニスタ系の内圧が過負圧
(上記第2の所定範囲の下限=−100mmHg以下)
になると、キャニスタリリーフ弁39が開弁するので、
キャニスタ系が大気に開放される。すなわち、燃料タン
ク系が過負圧状態になったときは、タンクリリーフ弁3
5が開弁してその過負圧状態が緩和されるが、その際キ
ャニスタ系も過負圧状態になったならば、キャニスタリ
リーフ弁39も開弁して燃料タンク系がキャニスタ系を
介して大気に開放される。すると、燃料タンク系にキャ
ニスタ33を介して大気が導入される。
【0045】上記第2の所定範囲は上記第1の所定範囲
内に設定されているので、タンクリリーフ弁35が開弁
するとき、燃料タンク系の内圧が上記第1の所定範囲外
である限り、キャニスタリリーフ弁39もタンクリリー
フ弁35の開弁と略同時かまたはそれ以前に開弁するこ
とになる。従って、電磁弁36やベントシャット弁38
の開閉状態にかかわらず燃料タンク9の大気開放が確実
になされる。よって、燃料タンク9の過正圧状態や過負
圧状態を迅速且つ確実に解消することができる。
【0046】キャニスタ系が上記のように燃料タンク系
の高圧を受ける等により過正圧状態になった場合は、上
述のようにキャニスタリリーフ弁39が開弁するので、
キャニスタ系が大気に開放され、キャニスタ33の過正
圧状態が迅速に解消される。
【0047】また、キャニスタ系は、上記のように燃料
タンク系の内圧の影響を受けて変動するほか、パージ制
御弁34やベントシャット弁38の故障時に吸気管2の
負圧が過剰に作用して独自に過負圧状態となる場合があ
る。しかし、キャニスタ系の内圧が過負圧(上記第2の
所定範囲の下限=−100mmHg以下)になると、キ
ャニスタリリーフ弁39が開弁してキャニスタ系が大気
に開放され、大気がキャニスタ33に導入されるので、
キャニスタ33の過負圧状態が迅速に解消される。
【0048】次に、燃料タンク9の負圧化制御を説明す
る。
【0049】ECU5のCPUは、上述のTgセンサ1
6、Ptセンサ15等の出力信号に応じて図2の処理に
基づいて制御弁30の開度を決定する。図2は、本発明
の実施の形態に係る蒸発燃料放出防止装置における蒸発
燃料放出防止装置止の制御処理を行うプログラムを示
す。
【0050】まず、ステップS1で、エンジン1のクラ
ンキングを検知する等によりエンジン1が作動中である
か否かを判別し、エンジン1が作動中であれば、ステッ
プS2に進み、Tgセンサ16により燃料タンク9内の
燃料の温度Tgを検出し、次いでPtセンサ15により
燃料タンク9のタンク内圧Ptを検出する(ステップS
3)。さらに、燃料タンク9内の目標圧力値Poを算出
する(ステップS4)。この際、前記目標圧力値Po
は、燃料温度Tg及び想定される外気温度に応じて設定
され、エンジン1の停止後も燃料タンク9内の負圧が保
持できるように、予測される燃料タンク9内のタンク圧
力上昇分を見込んだ過度に負圧化された値に設定され
る。
【0051】上記予測され得る燃料タンク9内のタンク
内圧上昇の要因としては、燃料タンク9内の燃料のその
温度における保有熱量により燃料に含まれる成分のうち
燃料温度よりも低い温度で蒸発する成分が蒸発すること
と、外気温の上昇による燃料タンク9内の燃料の温度上
昇により上記と同様に燃料の一部が蒸発することが挙げ
られる。
【0052】次に、燃料タンク9のタンク内圧Ptと上
記目標圧力値Poとの差ΔPを算出し(ステップS
5)、前記差ΔPが0になるように制御弁30の開度を
制御して(ステップS6)、本処理を終了する。
【0053】ステップS1でエンジン1が停止中の場合
は、ECU5のCPUは前記目標圧力値Poに制御され
た燃料タンク9内の負圧を保持するために制御弁30を
閉成して(ステップS7)、本処理を終了する。
【0054】以上の構成により、エンジン1の作動中に
おいて、制御弁30の開度を制御することにより吸気管
2内の負圧を燃料タンク9内に作用させて、燃料タンク
9のタンク内圧Ptを前記所定の目標圧力値Poに保持
する。その結果、エンジン1の作動中はもとより停止後
も燃料タンク9内は負圧に保持され、給油のためフィラ
ーキャップ11を開けても燃料タンク9内の蒸発燃料が
大気に放出するのを防止することができる。
【0055】本実施の形態によれば、燃料タンク9の内
圧が上記第1の所定範囲外であるとき開弁するタンクリ
リーフ弁35、及びキャニスタ33の内圧が上記第2の
所定範囲外であるとき開弁するキャニスタリリーフ弁3
9を設けたので、燃料タンク9を過正圧状態や過負圧状
態から適切に保護することができる。しかも、上記第2
の所定範囲は上記第1の所定範囲内に設定されているの
で、燃料タンクの内圧が上記第1の所定範囲外である限
り、燃料タンク9がキャニスタ33を介して大気開放さ
れる。よって、燃料タンク9を過正圧状態や過負圧状態
からより確実に保護することができる。キャニスタ33
も同様に保護される。
【0056】また、エンジン1の作動中に、吸気管2内
の負圧が燃料タンク9内に作用して燃料タンク9内は所
定の目標圧力値Poに保持されるので燃料タンク9内の
負圧はエンジン1の停止後も保持され、給油時にフィラ
ーキャップ11から燃料タンク9内の蒸発燃料が大気に
放出するのを防止することができる。さらに、燃料タン
ク9の過正圧をリリーフする際にはキャニスタ33を介
して大気開放するようにしたので、燃料タンク9内の蒸
発燃料が大気に放出するのを給油時に限らず常に防止す
ることができるだけでなく、給油時専用のキャニスタ3
3を利用したので、通常のキャニスタを別途設ける必要
がなく、構成の複雑化やコストの上昇を回避することが
できる。
【0057】よって、蒸発燃料の大気への放出を防止し
つつ、燃料タンクを過負圧状態または過正圧状態から適
切に保護することができる。
【0058】また、上記第1の所定範囲は、燃料タンク
9の負圧化制御の目標圧力値Poが執りうる値を包含し
て設定されたので、燃料タンク9の過正圧状態や過負圧
状態からの保護を確保しつつ燃料タンク9の内圧を負圧
化制御することができる。
【0059】さらに、タンクリリーフ弁35及びキャニ
スタリリーフ弁39はいずれも機械式の弁であるので、
停車中等においても燃料タンク9及びキャニスタ33を
保護することができる。
【0060】また、燃料タンク9の過負圧をリリーフす
る場合は、キャニスタ33から蒸発燃料を燃料タンク9
にバックパージすることができるという効果も有する。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載の内燃機関の蒸発燃料放出防止装置によれば、燃
料タンクと、該燃料タンク内に発生する蒸発燃料を吸着
するキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タンクとを
連通するチャージ通路に設けられ、前記燃料タンクの内
圧が第1の所定範囲外であるとき開弁する第1のリリー
フ弁と、前記キャニスタを大気に開放する大気通路に設
けられた開閉弁と、該開閉弁をバイパスし前記キャニス
タの内圧が第2の所定範囲外であるとき開弁する第2の
リリーフ弁とを備え、前記第2の所定範囲を前記第1の
所定範囲内に設定したので、蒸発燃料の大気への放出を
防止しつつ、燃料タンクを過正圧状態や過負圧状態から
適切に保護することができる。また、燃料タンクの負圧
をリリーフする場合は、キャニスタから蒸発燃料をバッ
クパージすることができるという効果も有する。さら
に、燃料タンクの正圧を大気開放によってリリーフする
際には、蒸発燃料の大気への放出の防止が不可欠である
ところ、給油時専用のキャニスタを利用するので、通常
のキャニスタを別途設ける必要がなく、構成の複雑化や
コストの上昇を回避することができる。
【0062】請求項2の内燃機関の蒸発燃料放出防止装
置によれば、前記燃料タンクと前記内燃機関の吸気管と
を接続する蒸発燃料通路と、該蒸発燃料通路に設けられ
該蒸発燃料通路を開閉する制御弁と、前記吸気管の負圧
を利用して前記燃料タンクの内圧が目標圧力値となるよ
うに前記制御弁の開度を制御する制御手段とを備え、前
記第1の所定範囲は、前記目標圧力値が執りうる値を包
含して設定されたので、燃料タンクの過正圧状態や過負
圧状態からの保護を確保しつつ燃料タンクの内圧を負圧
化制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る内燃機関の蒸発燃料
放出防止装置の構成を示す全体構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る蒸発燃料放出防止装
置における蒸発燃料放出防止装置止の制御処理を行うプ
ログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 2 吸気管 3 スロットル 5 電子コントロールユニット(ECU)(制御手段) 9 燃料タンク 10 給油口 11 フィラーキャップ 15 タンク内圧センサ 16 燃料温度センサ 20 蒸発燃料通路 30 タンク圧制御弁 31 チャージ通路 33 キャニスタ 35 タンクリリーフ弁(第1のリリーフ弁) 36 電磁弁 37 大気開放通路 37a バイパス通路 38 ベントシャット弁(開閉弁) 39 キャニスタリリーフ弁(第2のリリーフ弁)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクと、該燃料タンク内に発生す
    る蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該キャニスタと前
    記燃料タンクとを連通するチャージ通路に設けられ、前
    記燃料タンクの内圧が第1の所定範囲外であるとき開弁
    する第1のリリーフ弁と、前記キャニスタを大気に開放
    する大気通路に設けられた開閉弁と、該開閉弁をバイパ
    スし前記キャニスタの内圧が第2の所定範囲外であると
    き開弁する第2のリリーフ弁とを備え、前記第2の所定
    範囲を前記第1の所定範囲内に設定したことを特徴とす
    る内燃機関の蒸発燃料放出防止装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料タンクと前記内燃機関の吸気管
    とを接続する蒸発燃料通路と、該蒸発燃料通路に設けら
    れ該蒸発燃料通路を開閉する制御弁と、前記吸気管の負
    圧を利用して前記燃料タンクの内圧が目標圧力値となる
    ように前記制御弁の開度を制御する制御手段とを備え、
    前記第1の所定範囲は、前記目標圧力値が執りうる値を
    包含して設定されたことを特徴とする請求項1記載の内
    燃機関の蒸発燃料放出防止装置。
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