JP5400669B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に装備される蒸発燃料処理装置に関するものであり、特に、燃料タンクとキャニスタとの連通路(ベーパ通路)の間に設けられる制御バルブの開度制御に関する。
自動車等の車両に装備される燃料タンクと、燃料タンクで発生した蒸発燃料(ベーパ)を吸着するキャニスタとの連通路(ベーパ通路)の間に制御バルブ(制御弁)を設け、給油状態および車両走行中に燃料タンク内の圧力が所定圧力よりも高くなった状態において制御バルブを開放し、車両停車中は制御バルブを閉塞する燃料タンクの蒸発ガス抑制装置が開示されている(特許文献1)。
特許第3397188号公報
ところで、給油作業時において、蒸発燃料処理装置は、連通路(ベーパ通路)に設けられた制御バルブを開放し、燃料タンクで発生した蒸発燃料(ベーパ)をキャニスタで吸着させて燃料タンクの圧抜きを行い、燃料タンクの内圧が所定の圧力以下となった後にフューエルリッドを開放することにより、給油作業時にフューエルリッドから蒸発燃料(ベーパ)が放出されることを防止している。この燃料タンクの圧抜きに要する時間は、給油作業時の待ち時間となり、給油作業者の利便性を考慮すると、より短時間で燃料タンクの圧抜きが可能な蒸発燃料処理装置が求められている。
一方、連通路(ベーパ通路)に高い流速の蒸発燃料(ベーパ)を流通させると流速音が発生し、給油作業者や搭乗者に不快感を与えるため、音商品性も考慮した蒸発燃料処理装置が求められている。
そこで本発明は、燃料タンクとキャニスタとの連通路(ベーパ通路)の間に設けられる制御バルブを制御することにより、燃料タンクの圧抜き時間の短縮と、音商品性とを両立する蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような課題を解決するために、請求項1に係る蒸発燃料処理装置は、
燃料タンクの蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路に設けられた制御バルブと、前記燃料タンクの内圧を検出するタンク内圧検出手段と、を備えた蒸発燃料処理装置であって、前記タンク内圧検出手段で予め検出された検出値に基づき前記制御バルブを開き、前記燃料タンクの内圧が所定値以下になった場合は、前記制御バルブの開度の変化量を前記燃料タンクの内圧が所定値以上の時よりも大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、燃料タンクの圧抜き時間の短縮と、音商品性とを両立することができる。
また、請求項2に係る蒸発燃料処理装置は、前記所定値は、前記キャニスタに蒸発燃料が吸着される値であることを特徴とする。
本発明によれば、キャニスタの蒸発燃料処理能力(蒸発燃料吸着能力)を考慮することができる。
また、請求項3に係る蒸発燃料処理装置は、前記予め検出された検出値が前記所定値以下の場合は、前記制御バルブを全開にすることを特徴とする。
本発明によれば、予め検出された検出値が所定値以下の場合、速やかに制御バルブを全開とすることにより、音商品性を確保しつつ、燃料タンクの圧抜き時間をより短縮することができる。
また、請求項4に係る蒸発燃料処理装置は、前記タンク内圧検出手段で検出される前記予め検出された検出値は前記制御バルブが開く前に検出された値であることを特徴とする。
本発明によれば、制御バルブが開く前のタンク内圧検出手段で検出された値を予め検出された検出値として用いて燃料タンクの圧抜き制御することにより、制御バルブの開速度を制御し、圧抜き時間の短縮と、音商品性との両立を図ることができる。
また、請求項5に係る蒸発燃料処理装置は、前記燃料タンクの内圧が所定値以下になったら、前記制御バルブを全開にすることを特徴とする。
本発明によれば、燃料タンクの内圧が所定値以下となった後に、制御バルブを全開とすることにより、音商品性を確保しつつ、燃料タンクの圧抜き時間をより短縮することができる。ことができる。
本発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、燃料タンクの圧抜き時間の短縮と、音商品性とを両立することができる。
本実施形態に係る蒸発燃料処理装置(密閉保持時)の構成図である。 本実施形態に係る蒸発燃料処理装置の構成図であり、給油時の状態を示している。 本実施形態に係る蒸発燃料処理装置の構成図であり、CS MODE走行時(パージ時)の状態を示している。 本実施形態に係る蒸発燃料処理装置に用いられる制御バルブのボールの回動軸を法線とする平面で切断した断面図であり、(a)は制御バルブの開度がゼロ度(全閉)の場合を示し、(b)は開度がゼロ度より大きく不感帯領域の最大の開度より小さい場合を示し、(c)は開度が不感帯領域の最大の開度に等しい場合を示し、(d)は開度が不感帯領域の最大の開度より大きく90度(全開)より小さい場合を示し、(e)は開度が90度(全開)に等しい場合を示している。 制御バルブの開度に対する制御バルブを流れる蒸発燃料の流量の関係を示すグラフである。 本実施形態に係る蒸発燃料処理装置の燃料タンク内の圧力と制御バルブの開度の時間変化を示すグラフである。 本実施形態に係る蒸発燃料処理装置の制御バルブの開度制御を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
≪蒸発燃料処理装置の構成≫
図1は、本実施形態に係る蒸発燃料処理装置(密閉保持時)1の構成図である。
車両に設けられる蒸発燃料処理装置1は、燃料を貯留する燃料タンク3と、蒸発燃料(ベーパ)を吸着するキャニスタ13と、一端が燃料タンク3に接続され他端がキャニスタ13に接続される蒸発燃料が流通するベーパ通路9と、ベーパ通路9上に接続される制御バルブ11と、制御バルブ11と並列にベーパ通路9上に接続される高圧2ウェイバルブ10と、制御バルブ11の開度を検出する開度検出手段12と、一端がキャニスタ13に接続され他端が内燃機関の吸気通路(図示省略)に接続されるパージ通路18と、パージ通路18上に接続されるパージコントロールバルブ14と、キャニスタ13内の圧力を検出する圧力センサ15と、三方弁17と、三方弁17で通気する方向を切り替えることでベーパ通路9内の制御バルブ11に対して燃料タンク3側の圧力とキャニスタ13側の圧力を検出する圧力センサ(タンク内圧検出手段)16と、制御手段2とを有している。
燃料タンク3には、フィラーパイプ4の一端とブリーザパイプ5の一端とが接続されている。ブリーザパイプ5の他端は、フィラーパイプ4の上部に接続されている。フィラーパイプ4の他端は、フィラーキャップ6で蓋がされている。
フューエルリッド7は、フィラーキャップ6に更に蓋をしている。リッドスイッチ8が給油作業者等によって押され、その後、所定の条件が満たされたと制御手段2が判定した場合に、制御手段2は、フューエルリッド7を開ける(後述する図7参照)。フューエルリッド7が開けば、給油作業者等は、フィラーキャップ6を開けて、燃料タンク3に給油することが可能になる。
燃料タンク3は、燃料を内燃機関(図示省略)に送るポンプ3aと、ベーパ通路9への開口に設けられたフロート弁3bとカット弁3cとを有している。フロート弁3bは、いわゆる満タンになったらベーパ通路9への開口を塞ぎ、燃料がベーパ通路9に入るのを防いでいる。カット弁3cは、いわゆる満タンになってもベーパ通路9への開口を塞がないが、例えば、燃料タンク3が傾いて燃料の液面が上昇し燃料がベーパ通路9に入るのを防いでいる。
キャニスタ13は、燃料を貯留する燃料タンク3で発生する蒸発燃料を吸着することができる。キャニスタ13は、活性炭等を内蔵し、この活性炭等によって蒸発燃料が吸着される。逆に、キャニスタ13は、大気から吸気して、その吸気した空気をパージ通路18に送ることにより、キャニスタ13内に吸着された蒸発燃料をキャニスタ13の外の内燃機関(図示省略)へパージすることができる。
制御バルブ11は、燃料タンク3とキャニスタ13とを連通するベーパ通路9に設けられている。本実施形態の制御バルブ11には、ボールバルブを用いることができる。詳細は後記するが、ボールバルブは、開度ゼロ度で全閉となり、開度ゼロ度付近で連通を遮断する不感帯領域を有し、開度90度で全開となる。
制御バルブ11は、制御手段2の開指令信号により任意の開度に開制御され、閉指令信号により任意の開度に閉制御される。また、制御バルブ11の開度は、開度検出手段12によって検出され、検出された開度は、制御手段2に送信される。
高圧2ウェイバルブ10は、ダイアフラム式の正圧弁と負圧弁を組み合わせた機械式弁を有している。正圧弁は、燃料タンク3側の圧力が、キャニスタ13側の圧力より所定圧力分高くなったときに開弁するように構成されている。この開弁により、燃料タンク3内で高圧になった蒸発燃料が、キャニスタ13に送られる。負圧弁は、燃料タンク3側の圧力が、キャニスタ13側の圧力より所定圧力分低くなったときに開弁するように構成されている。この開弁により、キャニスタ13に貯えられていた蒸発燃料が、燃料タンク3に戻される。
これにより、後述する「駐車時」「CD MODE走行時」に密閉保持される燃料タンク3が高圧または低圧になりすぎた際に高圧2ウェイバルブ10が開弁されることにより、燃料タンク3の内圧が調整される。
パージコントロールバルブ14は、パージ通路18に設けられている。パージコントロールバルブ14には、電磁弁を用いることができる。パージコントロールバルブ14は、制御手段2によって、開制御と閉制御を行うことができる。
圧力センサ15、16には、圧電素子を用いることができる。圧力センサ15は、キャニスタ13に接続され、キャニスタ13内の圧力を検出することができる。また、キャニスタ13内の圧力は、パージ通路18内の圧力と、ベーパ通路9内の制御バルブ11よりキャニスタ13側の圧力とに等しくなるので、圧力センサ15は、実質的に、それらの圧力も検出できることになる。圧力センサ15で検出された圧力は、制御手段2に送信される。
圧力センサ(タンク内圧検出手段)16は、三方弁17の一口に接続されている。三方弁17の残りの二口は、ベーパ通路9の制御バルブ11よりキャニスタ13側と、ベーパ通路9の制御バルブ11より燃料タンク3側とに接続されている。制御手段2は、三方弁17を制御して、圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11よりキャニスタ13側とが連通する状態と、圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11より燃料タンク3側とが連通する状態に切り替えることができる。
圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11よりキャニスタ13側とが連通するように三方弁17を切り替えることにより、圧力センサ16は、ベーパ通路9内の制御バルブ11よりキャニスタ13側の圧力、更には、キャニスタ13内の圧力を検出することができる。このとき検出される圧力は、圧力センサ15に検出される圧力と、同じ箇所を計測し一致するはずなので、圧力センサ15、16の較正や故障診断を行うことができる。
一方、圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11より燃料タンク3側とが連通するように三方弁17を切り替えることにより、圧力センサ16は、ベーパ通路9内の制御バルブ11より燃料タンク3側の圧力、さらには、燃料タンク3内の圧力を検出することができる。圧力センサ16で検出された圧力は制御手段2に送信される。
≪蒸発燃料処理装置のバルブ開閉制御≫
次に、図1から図3を用いて本実施形態に係る蒸発燃料処理装置1の制御について説明する。なお、本実施形態に係る蒸発燃料処理装置1はプラグインハイブリッド車に搭載されているものとして以下説明する。
図1は、「駐車時」および「CD MODE走行時」(密閉保持時)の状態を示し、図2は「給油時」の状態を示し、図3は「CS MODE走行時」(パージ時)の状態を示している。ここで、「CD MODE走行時」とはエンジン(内燃機関)を駆動せず電気走行している状態であり、「CS MODE走行時」とはハイブリッド(HEV)走行でエンジン(内燃機関)が駆動して走行している状態である。
図2に示すように、制御手段2は「給油時」において、パージコントロールバルブ14を閉弁し、制御バルブ11を開弁することにより、蒸発燃料(ベーパ)はキャニスタ13で吸着され、フューエルリッド7から蒸発燃料が漏れ出さない構成となっている。
また、図3に示すように、制御手段2は「CS MODE走行時」(パージ時)において、パージコントロールバルブ14および制御バルブ11を開弁することにより、燃料タンク3の蒸発燃料やキャニスタ13に吸着された蒸発燃料がパージ通路18から内燃機関の吸気通路(図示省略)へと流れ、エンジン(内燃機関)の燃焼に用いられる。
一方、図1に示すように、制御手段2は「駐車時」および「CD MODE走行時」(密閉保持時)において、燃料タンク3で発生した蒸発燃料がキャニスタ13で吸着されないよう制御バルブ11は閉弁している。
≪制御バルブの構成≫
図4に、制御バルブ11のボール(弁体)11bの回動軸を法線とする平面で切断した断面図を示す。図4(a)は、制御バルブ11の開度がゼロ度(全閉)の場合を示している。
開度がゼロ度(全閉)の場合、弁座11a内の流路の方向に対して、ボール(弁体)11b内の流路の方向が、90度傾き、弁座11a内の流路を、ボール(弁体)11bで塞いでいる。弁座11aには、全閉ストッパ11dと全開ストッパ11eが取り付けられ、ボール(弁体)11bには、ステム11cが取り付けられている。ステム11cは、ボール(弁体)11bの回動に伴って回動する。開度がゼロ度(全閉)の場合において、ステム11cは、全閉ストッパ11dに当接し、図4(a)に示す以上に反時計回りに回らないようになっている。制御手段2は、ボール(弁体)11b及びステム11cが反時計回りに回らなくなるまで回動させる閉制御を行い、回らなくなった状態の開度を、ゼロ度(ゼロ点)と記憶することで、開度のゼロ点補正を行うことができる。また、開度aが90度(全開)の場合において、ステム11cは、全開ストッパ11eに当接し、図4(e)に示す以上に時計回りにボール(弁体)11b回らないようになっている。なお、図4では、ボール(弁体)11bを時計回りに回動させて開弁しているが、これに限らず、反時計回りに回動させて開弁してもよく、この場合、ボール(弁体)11bとステム11cの回動の範囲に合わせて全閉ストッパ11dと全開ストッパ11eの取り付け位置を変更すればよい。
制御バルブ11は、蒸発燃料が流れない開度の範囲として、開度が略ゼロ度となり全閉となる領域以外にも、開度が略ゼロ度より大きく蒸発燃料の流量が開度に対して不感になる不感帯領域Bを有している。不感帯領域Bでは、制御バルブ11によりベーパ通路9は閉塞され連通しない領域であり、燃料タンク3内の蒸発燃料はキャニスタ13に吸着されない。
図4(b)に示すように、開度aがゼロ度より大きく不感帯領域Bの最大Bmaxの開度より小さい場合も、開度aがゼロ度の場合と同様に、弁座11a内の流路をボール(弁体)11bで塞いでおり、蒸発燃料は制御バルブ11を流れて通過することはできない。
図4(c)に示すように、開度aが不感帯領域Bの最大Bmaxの開度に等しい場合も、蒸発燃料は制御バルブ11を流れて通過することはできない。
図4(d)に示すように、開度aが不感帯領域Bの最大Bmaxの開度より大きく90度(全開)より小さい場合には、蒸発燃料は制御バルブ11を流れて通過することができる。
図4(e)に示すように、開度aが90度(全開)に等しい場合には、弁座11a内の流路の方向にボール(弁体)11b内の流路の方向が一致し、制御バルブ11は蒸発燃料を最大流量で流すことができる。ステム11cは、全開ストッパ11eに当接し、図4(e)に示す以上に時計回りにボール(弁体)11bが回らないようになっている。
図5に、制御バルブ11の開度aに対する制御バルブ11を流れる蒸発燃料の流量の関係の一例を示す。
開度aが0(ゼロ)度で流量が0(ゼロ)になっている。また、開度aが0(ゼロ)度を超えて15度まで、流量が0(ゼロ)になっている。この流量が0(ゼロ)で、開度aが0(ゼロ)度を超えて15度までの範囲が、不感帯領域Bである。そして、開度aの15度が、不感帯領域Bの最大Bmaxである。
開度aが、不感帯領域Bの最大Bmaxの15度を超えると、流量は0(ゼロ)より大きくなり、90度まで、開度aが大きくなる程、流量も大きくなる。
制御手段2は、図5のグラフのような開度aに対する流量の関係を記憶しており、所定の時間内に燃料タンク3内の圧力を所定の圧力以下に下げるのに、どれだけの流量を確保しなければならないかを算出し、算出した流量と、記憶された開度aに対する流量の関係から、開度aを決定することができる。なお、圧力センサ15、16を用いて、制御バルブ11の上流と下流との差圧を考慮して流量を計算してもよい。
このように、制御手段2は、制御バルブ(ボールバルブ)11のボール(弁体)11bを回転させることにより開度制御可能であり、ベーパ通路9を流通する蒸発燃料の流量を制御することができる。
なお、制御バルブ11の不感帯領域Bの最大Bmaxは15度として説明したが、制御バルブ11のボール(弁体)11bの直径および流路径を適宜変更することにより変更可能である。
≪蒸発燃料処理装置の制御バルブの開度制御(燃料タンクの圧抜き制御)≫
次に、図6および図7を用いて本実施形態に係る蒸発燃料処理装置1の給油作業開始時の制御バルブ11の開制御について説明する。
図6は、本実施形態に係る蒸発燃料処理装置1の燃料タンク3の内圧の時間変化を示すグラフ(図6上段)と、制御バルブ11の開度の時間変化を示すグラフ(図6下段)とを対応付けて示したものである。図7は、本実施形態に係る蒸発燃料処理装置1の制御バルブ11の開度制御を示すフローチャートである。
まず、図7を用いて、給油作業開始時に行われる制御バルブ11の開度制御(燃料タンク3の圧抜き制御)からフューエルリッド7の開放までを説明する。
制御手段2は、制御バルブ11に開指令をする状態か否かを判断する(ステップS101)。開指令をする状態でない場合には(ステップS101でNo)、開指令をする状態となるまでステップS101を繰り返す。開指令をする状態の場合には(ステップS101でYes)、ステップS102に進む。
ここで、開指令をする状態とは、給油作業時においては、給油作業者によってリッドスイッチ8が押され、その信号を制御手段2が受信した状態に相当する。
制御手段2は、圧力センサ(タンク内圧検出手段)16を介して燃料タンク3の内圧を検出する(ステップS102)。
なお、制御手段2により三方弁17は、圧力センサ16と、ベーパ通路9の制御バルブ11より燃料タンク3側と、が連通する状態に切り替えられている。
なお、ステップS102で検出された制御バルブ11の開放される前の燃料タンク3の内圧を「検出値」と称する。また、「検出値」は、特許請求の範囲の「予め検出された検出値」に相当する。
制御手段2は、検出値が「リッド開許可圧力」より大きいか否かを判断する(ステップS103)。検出値が「リッド開許可圧力」より大きい場合には(ステップS103でYes)、ステップS104に進む。一方、検出値が「リッド開許可圧力」以下の場合には(ステップS103でNo)、ステップS114に進む。
ここで、「リッド開許可圧力」とは、給油作業者によるフィラーキャップ6の開動作を許可する圧力であり、例えばフィラーキャップ6を開けた際、燃料タンク3内の蒸発燃料(ベーパ)が放出されることはないように設定される。
制御手段2は、検出値が「全開許可圧力」より大きいか否かを判断する(ステップS104)。検出値が「全開許可圧力」より大きい場合には(ステップS104でYes)、ステップS105に進む。一方、検出値が「全開許可圧力」以下の場合には(ステップS104でNo)、ステップS111に進む。
ここで、「全開許可圧力」とは、制御バルブ11を全開にしても音商品性が確保される流速となる内圧から決定される値である。また、「全開許可圧力」は、キャニスタ13の吸着能力を超えない流速となる内圧から決定してもよい。
なお、「全開許可圧力」は、特許請求の範囲の「所定値」に相当する。
検出値が「全開許可圧力」より大きい場合には(ステップS104でYes)、制御手段2は、検出値が「閾値」より大きいか否かを判断する。検出値が「閾値」より大きい場合には(ステップS105でYes)、ステップS106に進む。一方、検出値が「閾値」以下の場合には(ステップS105でNo)、ステップS107に進む。
ここで、「閾値」とは、後述する開速度を設定するための閾値であり、「全開許可圧力」より大きな値で設定される。
検出値が「閾値」より大きい場合には(ステップS105でYes)、制御手段2は、開速度を小さな値で設定する(ステップS106)。
ここで、開速度とは、制御バルブ11の開度の変化量、即ち、開度を時間微分したものであり、図6下段に示す制御バルブ11の開度の傾きに相当する。
検出値が「閾値」以下の場合には(ステップS105でNo)、制御手段2は、開速度を大きな値で設定する(ステップS107)。
制御手段2は、ステップS106またはステップS107で設定した開速度で制御バルブ11の開制御を開始する(ステップS108)。
制御手段2は、圧力センサ(タンク内圧検出手段)16を介して燃料タンク3の内圧(内圧値)を検出する(ステップS109)。
制御手段2は、ステップS109で検出した内圧値が「全開許可圧力」より大きいか否かを判断する(ステップS110)。内圧値が「全開許可圧力」より大きい場合には(ステップS110でYes)、ステップS109に戻る。一方、内圧値が「全開許可圧力」以下の場合には(ステップS110でNo)、ステップS111に進む。
ステップS104で検出値が「全開許可圧力」以下の場合(ステップS104でNo)、または、ステップS110で内圧値が「全開許可圧力」以下の場合(ステップS110でNo)には、制御手段2は制御バルブ11を全開速度で開制御する(ステップS111)。
ここで、全開速度とは、制御バルブ11の開速度として設定可能な最大値もしくはそれに類する値であり、ステップS107で設定される開速度より大きな値で設定される。
制御手段2は、圧力センサ(タンク内圧検出手段)16を介して燃料タンク3の内圧(内圧値)を検出する(ステップS112)。
制御手段2は、ステップS112で検出した内圧値が「リッド開許可圧力」以下か否かを判断する(ステップS113)。内圧値が「リッド開許可圧力」より大きい場合には(ステップS113でNo)、ステップS112に戻る。
一方、内圧値が「リッド開許可圧力」以下の場合には(ステップS113でYes)、ステップS114に進む。
ステップS103で検出値が「リッド開放許圧力」以下の場合(ステップS103でNo)、または、ステップS113で内圧値が「リッド開許可圧力」以下の場合(ステップS113でYes)には、制御手段2は、フューエルリッド7を開放する(ステップS114)。これにより、給油作業者は、フィラーキャップ6を開けて、燃料タンク3に給油することが可能になる。
また、フィラーキャップ6を開けた際、燃料タンク3内の蒸発燃料(ベーパ)が放出されることはない。
蒸発燃料処理装置1の制御バルブ11の開度制御(燃料タンク3の圧抜き制御)について、ステップS102において制御バルブ11の開制御開始前に検出した燃料タンク3の内圧(検出値)が、「(1)全開許可圧力よりも大きくかつ閾値よりも大きい場合(図6の一点鎖線参照)」、「(2)全開許可圧力よりも大きくかつ閾値以下の場合(図6の破線参照)」、「(3)リッド開許可圧力よりも大きくかつ全開許可圧力以下の場合(図6の実線参照)」、に分けて説明する。
<(1)全開許可圧力よりも大きくかつ閾値よりも大きい場合(一点鎖線)>
制御手段2は、ステップS103でYes、ステップS104でYes、および、ステップS105でYesと進み、小さい開速度(開度の傾き)が設定され(ステップS106)、時間t0 (図6参照)で制御バルブ11の開制御を開始する(ステップS108)。
時間t2 (図6参照)で内圧値が全開許可圧力以下となると(ステップS110でNo)、制御手段2は、制御バルブ11を全開速度で開制御し(ステップS111)、速やかに制御バルブ11を全開にする。
このように、検出値が閾値以上のため、小さな開速度を設定して制御バルブ11の開度量を制御することにより、音商品性を確保することができる。
加えて、内圧値が全開許可圧力以下となると、制御バルブ11を全開にしても音商品性を確保することができるため、制御バルブ11を全開速度で開制御し速やかに全開にすることにより、圧抜き時間を短縮することができる。
<(2)全開許可圧力よりも大きくかつ閾値以下の場合(破線)>
制御手段2は、ステップS103でYes、ステップS104でYes、および、ステップS105でNoと進み、大きい開速度(開度の傾き)が設定され(ステップS107)、時間t0 (図6参照)で制御バルブ11の開制御を開始する(ステップS108)。
時間t1 (図6参照)で内圧値が全開許可圧力以下となると(ステップS110でNo)、制御手段2は、制御バルブ11を全開速度で開制御し(ステップS111)、速やかに制御バルブ11を全開にする。
このように、検出値が閾値以下のため、制御バルブ11を(1)の場合よりも大きな開速度を設定して開度量を大きくしても音商品性を確保することができ、圧抜き時間を短縮することができる。
加えて、内圧値が全開許可圧力以下となると、制御バルブ11を全開にしても音商品性を確保することができるため、制御バルブ11を全開速度で開制御し速やかに全開にすることにより、圧抜き時間を短縮することができる。
<(3)リッド開許可圧力よりも大きくかつ全開許可圧力以下の場合(実線)>
制御手段2は、ステップS103でYes、ステップS104でNoと進み、時間t0 (図6参照)で制御バルブ11を全開速度で開制御を開始し(ステップS111)、速やかに制御バルブ11を全開にする。
このように、検出値が全開許可圧力以下のため、制御バルブ11を全開にしても音商品性を確保することができるため、初めから制御バルブ11を全開速度で開制御し速やかに全開にすることにより、圧抜き時間を短縮することができる。
以上のように、本実施形態に係る蒸発燃料処理装置1によれば、燃料タンク3の圧抜き時間の短縮と、音商品性とを両立することができ、給油作業者がリッドスイッチ8を操作してからフューエルリッド7が開放され給油作業者がフィラーキャップ6を取り外し可能になるまでの待ち時間を短縮することができる。
なお、ステップS102において制御バルブ11の開制御開始前に検出した燃料タンク3の内圧(検出値)が、リッド開許可圧力以下の場合には、制御手段2は、ステップS103でNoと進み、フューエルリッド7が開放される。この際、制御手段2は、制御バルブ11を全開速度で開制御してもよい。
≪変形例≫
以上、給油作業開始時における燃料タンク3の圧抜き制御について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
本実施形態では、検出値が全開許可圧力より大きい場合(図7のステップS104でYes)、1つの閾値を用いて開速度(開度の傾き)を設定する構成としたが(図7のステップS105〜ステップS107参照)、複数の閾値を用いて、検出値が大きくなるほど開速度(開度の傾き)が小さくなるように開速度を設定する構成としてもよい。
また、本実施形態では、圧力センサ16で検出される燃料タンク3の内圧(検出値/内圧値)を用いる構成として説明したが、圧力センサ16で検出される燃料タンク3の内圧と圧力センサ15で検出されるキャニスタ13側の圧力との差圧を用いる構成としてもよい。
また、本発明に係る蒸発燃料処理装置1を装備した車両が、図1に示す「CD MODE走行時」(密閉保持時)の状態から、図3に示す「CS MODE走行時」(パージ時)の状態へと移行する際の制御バルブ11を開制御においても、本発明の燃料タンク3の圧抜き制御(図7のステップS101からステップS110までを参照)を用いることができる。
1 蒸発燃料処理装置1
2 制御手段2
3 燃料タンク3
3a ポンプ3a
3b フロート弁3b
3c カット弁3c
4 フィラーパイプ4
5 ブリーザパイプ5
6 フィラーキャップ6
7 フューエルリッド7
8 リッドスイッチ8
9 ベーパ通路9
10 高圧2ウェイバルブ10
11 制御バルブ11(ボールバルブ)
11a 弁座11a
11b ボール11b(弁体)
11c ステム11c
11d 全閉ストッパ
11e 全開ストッパ
12 開度検出手段12
13 キャニスタ13
14 パージコントロールバルブ14
15 圧力センサ15
16 圧力センサ16(タンク内圧検出手段)
圧力センサ(タンク内圧検出手段)16
17 三方弁17
18 パージ通路18
a 開度a
B 不感帯領域B
Bmax不感帯領域Bの最大Bmax

Claims (5)

  1. 燃料タンクの蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
    前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路に設けられた制御バルブと、
    前記燃料タンクの内圧を検出するタンク内圧検出手段と、
    を備えた蒸発燃料処理装置であって、
    前記タンク内圧検出手段で予め検出された検出値に基づき前記制御バルブを開き、
    前記燃料タンクの内圧が所定値以下になった場合は、前記制御バルブの開度の変化量を前記燃料タンクの内圧が所定値以上の時よりも大きくする
    ことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 前記所定値は、前記キャニスタに蒸発燃料が吸着される値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記予め検出された検出値が前記所定値以下の場合は、前記制御バルブを全開にする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 前記タンク内圧検出手段で検出される前記予め検出された検出値は前記制御バルブが開く前に検出された値である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の蒸発燃料処理装置。
  5. 前記燃料タンクの内圧が所定値以下になったら、前記制御バルブを全開にする
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の蒸発燃料処理装置。
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