JPH11301007A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11301007A
JPH11301007A JP10740698A JP10740698A JPH11301007A JP H11301007 A JPH11301007 A JP H11301007A JP 10740698 A JP10740698 A JP 10740698A JP 10740698 A JP10740698 A JP 10740698A JP H11301007 A JPH11301007 A JP H11301007A
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JP10740698A
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Hiroyuki Yamaji
博之 山地
Katsumi Adachi
克巳 足立
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飛翔型画像形成装置において、濃度ムラ等の
ない、高品位の画像を得ることができる画像形成装置を
提供すること。 【解決手段】 顕像剤担持体と、顕像剤担持体と対向配
置され、対向位置に複数の顕像剤通過孔が形成された絶
縁基板と、顕像剤通過孔の形成位置毎に配設された制御
電極と、絶縁基板と対向配置された対向電極と、該制御
電極と該対向電極の間の間隙部に記録媒体を挿通搬送す
るための記録媒体搬送手段とを備え、対向電極に顕像剤
と逆極性の電圧を印加し、制御電極に電圧を印加するこ
とで選択的に顕像剤通過孔における顕像剤の通過を制御
し、記録媒体搬送手段により記録媒体を該間隙部に挿通
搬送させることで顕像剤像を形成する画像形成装置にお
いて、顕像剤担持体による顕像剤の搬送方向が顕像剤通
過孔列方向に対して直交する方向であり、且つ記録媒体
の進行方向に対して直交する方向と顕像剤通過孔の列形
成方向とのなす角θをθ≠0とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
及びファクシミリ装置の印字部や、ディジタルプリン
タ、プロッタ等に適用され、画像信号に応じてトナー等
の顕像剤を飛翔させることにより記録媒体上に所定の高
解像度画像やカラー画像を形成する画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、ワードプロセッサあるい
はファクシミリ等の画像情報出力装置から出力される電
気信号に基づいて紙等の記録媒体上に可視像を形成する
装置としてインクを使用するインクジェット方式、イン
クを溶融する熱転写方式、インクを昇華する方式、ある
いは電子写真方式等による画像形成装置が知られてい
る。
【0003】このうち、近年の高速化、高画質化及び低
価格化の要求に伴い、ノンインパクト方式であり、プリ
ントヘッドが一体化されて比較的簡単な装置構成である
インクジェット方式が多用されつつある。
【0004】しかしながら、インクジェット方式では、
顕像剤として液体インクを使用することから、記録紙上
で滲みが生じ易く、良好な画像が得られ難いほか、カラ
ー印字において重ね印字を行った場合には、インクの混
合による混合色の発色が期待し難い。従って、高画質が
求められる画像を得る場合には、電子写真方式のトナー
による印字が採用されている。
【0005】顕像剤にトナーを採用した場合の印字で
は、滲みがなく、色調の濃い視覚的に優れた画像が得ら
れるほか、カラーの画像形成における複数色の混合が定
着の過程において行われ、良好な混合色を得ることがで
きる。
【0006】以上のことから、インクジェット方式の簡
単なプロセスとトナーによる画像形成の手法と電子写真
方式の手法を組み合わせた、トナー飛翔による直接印字
方式が提案されている。
【0007】ところで、トナー飛翔による直接印字方式
においては、絶縁層を挟んで片面に連続した基準電極と
もう一方の面に互いに絶縁された複数の制御電極から構
成され、各絶縁された複数の制御電極毎に3層を貫いて
少なくとも1列のトナー通過孔を有している絶縁基板
と、制御電極に基準電極との間に選択的に電位を与える
手段と、印可された電位によってトナー通過孔を通るト
ナー粒子の流れを変調されるよう帯電した粒子を供給す
る手段と、記録媒体をトナー通過孔に対して移動させて
記録媒体を粒子流路中に位置決めする手段から構成され
ている。
【0008】そして、トナーの飛翔により印字を行う飛
翔型の画像形成装置において、形成画素間に空白がない
ように印字をするためにはトナー通過孔ピッチよりも印
字ドット径を大きく形成する必要がある。
【0009】そこで、特開平2−74359号公報にお
いては、等しい列間隔及び等しい開口間隔で配置した少
なくとも3列の開口を有する印字ヘッド構造を提供し、
飛翔制御部上に複数のトナー通過孔列が配置された画像
形成装置が提案されている。
【0010】また、特開平5−185642号公報にお
いては、従来は支持体の幅方向に横一列に並んだアパチ
ャー列が相対的に移動しながら画像を出力するために
は、一列分同時に画像出力が必要であったところ、用紙
等の記録媒体進行の直交方向に対して、トナーの通過を
制御するトナー通過孔列を斜め方向に配置し、制御電極
駆動周波数と記録媒体搬送速度を同期させることで、ア
パチャーへのシリアルな画像信号により、鮮明な画像出
力の得られる画像形成装置が開示されている。
【0011】更に、特開平5−31945号公報におい
ては、従来は複数のアパチャーの列と、支持体の進行方
向とのなす角度を同じにすると、製造誤差により僅かに
狂いが生じ、出力するカラー画像にモワレ縞が生じてい
たところ、トナー通過孔列やトナー画像供給手段等を備
える複数の画像形成装置の少なくとも一つを、そのトナ
ー通過孔列と記録媒体進行方向とのなす角度が他の画像
形成部と異なるように配置することで、出力するカラー
画像にモワレ縞の発生するのを防止する画像形成装置が
開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】トナーの飛翔により印
字を行う上述のような所謂飛翔型の画像形成装置では、
画素に対応した制御電極を用いて印字を行っており、例
えば、解像度を300dpiとするには、約85μmピ
ッチで形成されたトナー通過孔を用いて、120μm程
度のドットを形成している。
【0013】ところが、トナー通過孔内部へのトナー付
着等から実際にはそれ以上に大きいトナー通過孔が求め
られる。また、トナーを制御する制御電極の外径はトナ
ー通過孔径よりも大きくなるため、絶縁基板上のトナー
通過孔及び制御電極形成密度は非常に高くなる。従っ
て、形成画素間に空白がないように印字をするためには
トナー担持体上のトナー層に係る飛翔電界も高密度化
し、隣接するトナー通過孔へ影響を及ぼすこととなる。
【0014】従って、特開平2−74359号公報のよ
うなトナー通過孔の配列を採用する場合、隣り合ったト
ナー通過孔同士でのトナーの奪い合いが発生する。ま
た、トナーの搬送方向下流側での供給量が不足しがちに
なり、隣接する電極間でのトナーの奪い合いや、トナー
搬送方向上下流間のトナー供給能力の差によって、出力
される画像に濃度ムラが発生するといった問題点があっ
た。このような問題点を解決するためには、所望の解像
度を維持しながら、更にトナー通過孔あるいは制御電極
の形成密度を低下させる必要がある。
【0015】一方、特開平5−185642号公報で
は、シリアルな画像信号でもって画像出力を行うため
に、記録媒体進行の直交方向に対して、トナー通過孔列
を斜め方向に配置し、トナー制御電極駆動周波数と記録
媒体進行速度を同期させて、各トナー通過孔からのトナ
ー飛翔をシリアル処理で行っているため、印字速度が低
下するという問題点がある。
【0016】また、トナー通過孔列を記録媒体進行の直
交方向に対して斜め方向に配置することで、各トナー通
過孔間距離は広くとれ、トナー通過孔及び制御電極の形
成密度は低下できるものの、記録媒体進行方向と同方向
にトナーを供給した場合は、記録媒体進行方向に対する
直交成分の距離は所望の解像度ピッチで一定のため、直
前の印字に使用された隣接しあうトナー通過孔とトナー
搾取領域が重なって、トナーが不足し、濃度ムラが発生
する恐れがある。
【0017】更に、特開平5−31945号公報では、
モワレ防止を目的とし、複数の画像形成部のうち少なく
とも一つを、そのトナー通過孔列と記録媒体進行方向と
のなす角度が他の画像形成部と異なるように配置してお
り、複数の画像形成部を備えた画像形成装置において各
トナー通過孔列の相対的角度を変化させることが特徴で
あるが、それらの内の少なくとも一つが記録媒体進行方
向と垂直方向をなしている場合もあり、このような場合
には上記特開平2−74359号公報と同様の問題が発
生する。
【0018】本発明は、上述した従来技術の問題点を鑑
み、トナーの飛翔により印字を行う画像形成装置におい
て、トナー通過孔及び制御電極の形成密度を低下させる
と同時に、隣接するトナー通過孔もしくはトナー供給方
向上下流間の全てのトナー通過孔に対するトナー供給能
力を向上させ、濃度ムラ等のない、高品位の画像を得る
ことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の極性に帯電された顕像剤を担持する顕像剤担
持体と、顕像剤担持体と対向配置され、顕像剤担持体と
の対向位置に顕像剤が通過可能な複数の顕像剤通過孔が
形成された絶縁基板と、該絶縁基板の該顕像剤通過孔の
形成位置毎に配設された制御電極と、該絶縁基板と対向
配置された対向電極と、該制御電極と該対向電極の間の
間隙部に記録媒体を挿通搬送するための記録媒体搬送手
段とを備え、該対向電極に顕像剤と逆極性の電圧を印加
すると共に、該制御電極に画像信号に応じた電圧を印加
することにより選択的に顕像剤通過孔における顕像剤の
通過を制御し、記録媒体搬送手段により記録媒体を該間
隙部に挿通搬送させることで顕像剤像を形成する画像形
成装置において、顕像剤担持体による顕像剤の搬送方向
が顕像剤通過孔列方向に対して直交する方向であり、且
つ記録媒体の進行方向に対して直交する方向と顕像剤通
過孔の列形成方向とのなす角θがθ≠0であることを特
徴とする画像形成装置である。
【0020】このように構成することで、記録媒体進行
方向に対して直交する方向にトナー通過孔列を配置する
従来の方法(θ=0)と比較して、飛翔制御部上のトナ
ー通過孔及び制御電極の形成密度は低下し、隣り合うト
ナー通過孔の間隔は(1/cosθ)倍に広がり、トナ
ー通過孔列に対して直交する向きにトナーを供給するこ
とで、トナー担持体上のトナー薄層から各トナー通過孔
によって搾取できる搾取領域の幅は(1/cosθ)倍
に拡大することから、各トナー通過孔に対して、充分な
トナーを供給できるようになり、結果として常に安定し
た画像濃度が得られると同時に、記録媒体進行方向に沿
った濃度ムラ、画像抜け等のない鮮明な画像が得られ
る。
【0021】請求項2に記載の発明は、上記顕像剤通過
孔列は記録媒体進行に対して直交する方向に解像度ピッ
チDで、記録媒体進行方向にN列設けられ、各顕像剤通
過孔からの最大顕像剤搾取領域径がS1である時、D×
N/cosθ>(S1)なる関係を満足することを特徴
とする請求項1に記載の画像形成装置であり、トナー担
持体上のトナー薄層から各トナー通過孔を通じて搾取さ
れる最大トナー搾取領域径を調査し、その結果に基づき
隣接しあうトナー通過孔の間隔がそれ以上になるように
トナー通過孔を配列することができ、記録媒体進行方向
に沿った濃度ムラ、画像抜け等のない鮮明な画像が常に
得られる。
【0022】請求項3に記載の発明は、上記顕像剤通過
孔列は記録媒体進行方向に対して直交する方向に解像度
ピッチDで、記録媒体進行方向にN列設けられ、その時
の制御電極外径がS2である時、D×N/cosθ>
1.2×(S2)なる関係を満足することを特徴とする
請求項1に記載の画像形成装置であり、トナー搾取領域
径とトナー搾取領域に影響を及ぼす制御電極外径との関
係から、隣接しあうトナー通過孔を配列することがで
き、記録媒体進行方向に沿った濃度ムラ、画像抜け等の
ない鮮明な画像が常に得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る画像形成装
置を搭載したプリンタの断面を図1に示し、画像形成の
工程について図3を用いてその概要を説明する。尚、以
下の説明においては、負帯電のトナーに対応する構成を
備えた画像形成装置について詳述するが、正帯電のトナ
ーを使用する場合には、それに応じて適宜各印加電圧の
極性を設定すればよい。
【0024】図1及び図3のように、本方式によるトナ
ーを用いた画像形成装置は、トナー供給部3のトナーを
飛翔制御部2により画像信号に応じて制御することによ
り記録媒体Pにトナー像を形成するものである。
【0025】印字部1への記録媒体Pの搬送方向上流側
には、給紙部4が設けられており、図1及び図3に示す
ように給紙部4は、記録媒体Pを収容する記録媒体収容
部40と、この記録媒体収容部40から記録媒体Pを送
り出すピックアップローラ41、供給された記録媒体P
を印字のタイミングにあわせて搬送する一対のレジスト
ローラ42とからなり、給紙ガイド板43と紙押さえ板
44により記録媒体Pは印字部1に案内される。
【0026】また、給紙部4は、記録媒体Pが供給され
たことを検出する給紙センサ(図示せず)を備えてお
り、上記のピックアップローラ41及びレジストローラ
42はコントローラ部6からの駆動信号により、図示し
ない駆動装置によって回転駆動される。
【0027】そして、印字部1からの記録媒体Pの搬送
方向下流側には、印字部1にて記録媒体P上に形成され
たトナー像を加熱及び加圧することにより記録媒体Pに
定着させる定着部5が設けられている。定着部5は、ヒ
ータ51を内包したヒートローラ52、圧力ローラ5
3、温度センサ54から構成され、ヒートローラ52は
例えば厚さ2mmのアルミニウム管からなる。ヒータ5
1は、例えばハロゲンランプからなり、ヒートローラ5
2に内包されている。圧力ローラ53は、例えばシリコ
ーン樹脂からなる。
【0028】互いに対向して設けられた上記ヒートロー
ラ52及び圧力ローラ53には記録媒体Pを挟持して加
圧できるように、夫々の軸の両端に図示しないスプリン
グ等によって例えば2kgの荷重が加えられている。
【0029】温度センサ54は、ヒートローラ52の表
面の温度を測定するために設けられており、測定値はコ
ントローラ部6の図示しない温度制御部で制御され、温
度センサ54の測定結果に基づくヒートローラ52の表
面温度に応じてヒータ51のON/OFF等を制御し、
ヒートローラ52の表面温度を例えば150℃に保持す
る。また、定着部5は記録媒体Pが排出されたことを検
出する排紙センサ(図示せず)を備えている。
【0030】尚、ヒータ51、ヒートローラ52、圧力
ローラ53等の材質やヒートローラは特に限定されるも
のではなく、ヒートローラ52の表面の温度も特に限定
されるものではない。更に、定着部5は記録媒体Pを加
熱定着もしくは加圧することによりトナー像を定着させ
る構成となってもよい。
【0031】また、図示しないが、定着部5からの記録
媒体Pの排出側には、定着部5で処理された記録媒体P
を機外に排出する排出ローラ、及び排出された記録媒体
Pを受ける排出トレイが設けられている。上記のヒート
ローラ52、圧力ローラ53、及び排出ローラは、図示
しない駆動装置によって回転駆動される。
【0032】トナー供給部3は、1色のトナーにつき1
本のトナー担持体31でトナーを供給する図2(a)の
ような構成や、同色のトナーを収容して高解像度を実現
する図2(b)のような構成を採用することができる
が、本発明においてはどちらの構成でもよく、更に例え
ば1色のトナーに対して3本のトナー担持体を対応させ
てもよい。以下の説明では1色のトナーに1本のトナー
担持体を対応させた図2(a)について説明を行うが、
図2(b)に示すトナー供給部を用いても基本的な動作
は同じである。
【0033】図2(a)のようにトナー供給部3は、ト
ナーTが収容されているトナー貯蔵槽35とトナー貯蔵
槽35内のトナーTの片寄りを防ぐとともにトナーTを
送り出す撹拌ローラ34と、トナーTを担持、搬送する
円筒状の担持体(スリーブ)としてのトナー担持体3
1、トナー担持体31にトナーを供給する第1の供給ロ
ーラ33、トナーTに所定の電荷を付与するとともにト
ナー担持体31の外周面に担持されるトナー層の厚さを
規制するドクターブレード32から構成される。
【0034】ドクターブレード32は、トナー担持体3
1の対向電極11と向かい合う位置、すなわち飛翔位置
から見てトナー担持体31の回転方向上流側に、トナー
担持体31に所定の圧力で接するように設けられてい
る。
【0035】ここでトナーTは、例えばスチレンアクリ
ルを主体とする10μm程度の粒子で構成されており、
ドクターブレード32及び供給ローラ33近傍での撹
拌、搬送により、マイナス電荷が付与される。尚、トナ
ー担持体31、ドクターブレード32、供給ローラ33
の構成は本発明において、特に限定されるものではな
い。
【0036】トナー担持体31は、図示しない駆動装置
によって駆動され、図中、矢印方向に例えばその表面で
の速度が60mm/secで回転する。トナー担持体3
1は表面に数μmの凹凸が形成されており、トナーTは
ドクターブレード32によりトナー担持体31の凹凸面
に圧接される。これにより、トナー担持体31は、その
外周面にトナーTを担持することができるようになって
いる。尚、トナー担持体31の回転速度は、特に限定さ
れるものではない。
【0037】図3のように印字部1は、トナ一担持体3
1の外周面と対向する飛翔制御部2及び対向電極11か
ら構成され、画像信号に応じてリング状の制御電極23
(図4、5、6参照)に所定の電圧を印加することによ
りトナー担持体31から対向電極11へのゲート22の
トナー通過を選択的に制御する。
【0038】一方、記録媒体Pは、図1のように記録材
収容部40に収納され、コントローラ部6からの印字開
始信号によってピックアップローラ41により送り出さ
れレジストローラ42により搬送される。レジストロー
ラ42により搬送された記録媒体Pは、ファン12によ
って生じる吸引力(図3中の向かって上方向)により対
向電極11に密着して搬送される。
【0039】対向電極11は、トナー担持体31の外周
面からの距離が例えば1mmとなるように設けられてい
る。また、対向電極11には、対向電極電圧付与手段6
1により、例えば印字動作時において2kVの高圧が印
加されている。
【0040】つまり図5に示しているように、対向電極
11とトナー担持体31との間には、対向電極電圧付与
手段61による対向電極11への電圧付与により、トナ
ー担持体31に担持されたトナーTを対向電極11方向
に飛翔させるのに必要な電界が形成されている。尚、対
向電極11とトナー担持体31との距離や対向電極11
に印加される電圧は特に限定されるものではなく、種々
の値に設定されうる。
【0041】また、コントローラ部6は、対向電極電圧
付与手段61、制御電極電圧付与手段62のほかに、図
示されない画像形成装置全体を制御する主制御部と、得
られた画像データを印刷すべき画像データの形式に変換
する図示されない画像処理部と、変換された該画像デー
タを記憶する画像メモリと、画像処理部から得られた画
像データを飛翔制御部2に与えるべき画像データに変換
する画像形成制御ユニツト63等で構成され、これらの
動作は図示されないCPUやシフトレジスタ等の集積回
路により制御される。また画像処理についてもハードウ
ェアやソフトウェア、及びそれらを組み合わせたもので
実現可能であることはいうまでもない。
【0042】上記の飛翔制御部2は、対向電極11と平
行をなして並設され、且つ対向電極11と対向して2次
元的に広がっており、トナー担持体31から対向電極1
1方向へのトナーが通過可能な構造となっている。そし
て、このゲート22を囲むように設けられた制御電極2
3に印加される電位により、トナー担持体31上のトナ
ー層に作用する電界が変化し、トナー担持体31から対
向電極11へのトナーTの飛翔が制御される。
【0043】上記の制御電極23は、トナー担持体31
の外周面からの距離が例えば100μmとなるように設
けられており、電極取付台21により固定保持される。
図4に示すように、飛翔制御部2は、絶縁層を介して制
御電極23とレンズ電極26を配した構成となってい
る。
【0044】絶縁層は、例えばポリイミド樹脂からな
り、厚さ25μmに成形されている。また、ベース基板
(絶縁基板)25には、ゲート22が形成されている。
制御電極23は、例えば厚さ18μmの銅箔からなり、
上記孔の周りに設けられており、所定の配列に従って配
置されている。また、各孔の開口部は、例えば直径16
0μmに形成されており、トナー担持体31から対向電
極11へ飛翔するトナーTの通過部となっている。
【0045】尚、制御電極23とトナー担持体31との
距離は、特に限定されるものではない。また、制御電極
23には開口部径が200μmの開口部が設けられてい
るが、この開口部径やゲート22の大きさ、絶縁層及び
制御電極23の材質や厚さ等も種々の値を設定できる。
【0046】上記制御電極23は、図6に示すように給
電線24を介して制御電極電圧付与手段62に電気的に
接続されている。また制御電極23は絶縁性基材の上に
配設されており、これにより、制御電極23同士の絶縁
性、給電線24同士の絶縁性、及び、互いに接続されて
いない制御電極23と給電線24との間の絶縁性や対向
電極11との絶縁が確保されている。
【0047】図5において飛翔制御部2の制御電極23
には、制御電極電圧付与手段62により画像信号に応じ
たパルス、即ち、電圧が印加される。つまり、制御電極
電圧付与手段62は、制御電極23に対し、トナー担持
体31に担持されたトナーTを対向電極11方向に通過
させる場合(以後ON電位と略す)には例えば300V
を印加し、通過させない場合(以後OFF電位と略す)
には例えば0Vを印加するようになっている。尚、制御
電極23の絶縁層を介して対向電極11の側のレンズ電
極26は、制御電極23通過後のトナー流整流等の目的
で適時配される。
【0048】このように、制御電極23への付与電位を
画像信号に応じて制御し、対向電極11におけるトナー
担持体31との対向面側に記録媒体Pを配すると、記録
媒体Pの表面に画像信号に応じたトナー像が形成され
る。尚、制御電極電圧付与手段62は、コントローラ部
6の画像形成制御ユニット63から送られてくる制御電
極制御信号によって制御されている。
【0049】尚、本実施例では記録媒体Pの吸着手段と
してファン12により吸着を行っているが、静電吸着や
粘着材を用いてもよい。また、記録材搬送ベルトを中間
転写ベルトに置き換えて、一旦、中間転写ベルトにトナ
ー像を形成した後に紙等に転写してもよい。
【0050】上記の画像形成装置はコンピューターやワ
ードプロセッサの出力用としてのプリンタとして使用可
能なほかにディジタルコピーの印字部分にも使用可能で
あるが、以下はプリンタとして使用した場合において本
実施例の説明を行う。
【0051】先ず、例えば図示されないホストコンピュ
ータよりの画像信号がコントローラ部6に送られると、
コントローラ部6では、画像信号をプリント開始信号や
記録媒体サイズ等の制御信号と画像データに分離し、先
ず、プリント開始信号によりピックアップローラ41を
回転させ(図1参照)、記録媒体収容部40に収容され
ている記録媒体Pをレジストローラ42に当接するまで
送り出す。尚、この時記録媒体収容部40に設けられた
記録媒体の収容の有無を検知する記録媒体検知センサ
(図示されない)により、記録媒体Pがあることが確認
された上でピックアップローラ41の動作が始まる。
【0052】次に図3のようにレジストローラ42の等
速回転が始まり記録媒体Pは一定速度で、ファン12に
よって生じる吸引力により図中上方向、即ち対向電極1
1に沿うようにして搬送される。レジストローラ42の
回転動作の開始に同期してコントローラ部6の画像形成
制御ユニット63で画像信号の処理が開始されるが、記
録媒体Pはレジストローラ42に当接した状態から搬送
されるので、記録媒体Pの先端からの画像形成位置は画
像形成制御ユニット63内で計算され記録媒体Pの所定
の位置に印字を行うことができる。
【0053】(本発明の第1の実施例)次に第1の実施
例として、図2(a)に示すトナー供給部3に、図6に
示す飛翔制御部2を取り付けたプリンタの場合について
説明する。図2(a)において飛翔制御部2は一体の絶
縁基板25上に形成され、トナー供給部3のトナー担持
体31に対応するように電極取付台21に取り付けられ
る。
【0054】飛翔制御部2は図6に示しているように、
記録媒体進行方向に対して直交する方向に1/300イ
ンチ(85μm)間隔でゲート22となる開口部が設け
られ2a−1、2a−2、・・・、2a−2560のよ
うに配置される。ここで、ゲート22が形成された飛翔
制御部2は記録媒体進行方向に直交する方向に対してθ
(θ≠0)だけ傾けて設置されているため、ゲート22
の列方向も記録媒体進行方向の直交する方向に対してθ
だけ傾いて整列している。
【0055】更に図11に示すようにトナー担持体31
もゲート22の列方向に準ずる形でθだけ傾けて設置さ
れ、常にゲート22の列方向に対して直交する方向にト
ナーが供給されるようになっている。このように、ゲー
ト22の列及びトナー担持体31を配置することで、図
7に示した従来の設置方法(θ=0)に対して、隣接す
る各ゲート間隔は(1/cosθ)倍になり、一つのゲ
ート22に対するトナーの最大採取領域の幅も(1/c
osθ)倍になる。
【0056】例えば、傾きを60度(θ=60゜)とし
た場合では、従来と比較して一つのゲート22に対する
トナーの最大採取領域幅は2倍になり、各ゲート22に
充分なトナーを供給できる。このようにゲート22が形
成された飛翔制御部2を記録媒体進行方向に直交する方
向に対してθ(θ≠0)だけ傾けると同時に、トナー担
持体31もゲート22の列方向に準ずる形でθだけ傾け
て設置し、ゲート22の列に対して常に直交になるよう
にトナーを供給することで、各ゲート22に対するトナ
ーの最大供給能力は(1/cosθ)倍になり、各ゲー
ト22に対して充分なトナーを安定して供給する結果、
記録媒体進行方向に沿った画像濃度ムラのない鮮明な画
像が得られた。
【0057】(本発明の第2の実施例)図7に示す30
0dpi用のゲート配列構造を有した従来の飛翔制御部
は、記録媒体進行方向にゲート22が2列並び、同一列
における隣接するゲート間隔は170μmである。この
時、各ゲート22を通じてトナー担持体31表面から採
取されたのトナー搾取領域径を調査したところ、最大1
90μmでトナー担持体上のトナー搾取エリアは図8の
通り重なり合っていた。
【0058】また、得られた画像には、記録媒体進行方
向に沿って、白筋上の画像抜けや濃度ムラが顕著に見ら
れた。これは隣接するゲート22間でトナーの奪い合い
が起こり、ゲート22毎のトナー供給ムラが発生したた
めである。
【0059】そこで、図6において隣接するゲート22
の間隔(85μm×2=170μm)がトナー担持体か
らのトナー搾取領域径S1(S=190μm)以上にな
るように、記録媒体進行方向に対して直交する方向に飛
翔制御部2及びトナー担持体31をθだけ傾けて配置す
ると同時に、ゲート22の列に対して直交する方向にト
ナーを供給するようにした。
【0060】トナー搾取領域が重ならないような傾きθ
は、所望の解像度ピッチをD、ゲート列数をNとした場
合、 D×N/cosθ>(S1) より求められ、この条件式を満たす最小の傾きθは27
度であった。
【0061】このように各ゲート22によってトナー担
持体31から搾取されるトナー搾取領域径が既知の値
(190μm)である場合、ゲート配列2列で300d
piの印字を行うには、記録媒体進行方向に対して直交
する方向から27度だけ傾けてゲート22の配列を設け
て、ゲート22の配列に対して直交する方向にトナーを
供給することで、記録媒体進行方向に沿った濃度ムラの
ない鮮明な画像が得られた。
【0062】(本発明の第3の実施例)図9はトナーを
スイッチングする制御電極外径とトナー搾取領域径との
関係を示したグラフであり、トナー担持体31からのト
ナーの搾取領域径は制御電極外径の1.2倍以下であっ
た。そこで、第2の実施例において制御電極外径をS2
とした時、 D×N/cosθ>1.2×(S2) を満たすように記録媒体進行方向に対して直交する方向
からθだけ傾けてゲート22の配列を設けて、ゲート2
2の配列に対して直交する方向にトナーを供給すること
で、トナー担持体31上のトナー搾取領域は図11のよ
うに重なることがなく、記録媒体進行方向に沿った濃度
ムラのない鮮明な画像が得られた。
【0063】(本発明の第4の実施例)解像度を300
dpiとした場合、記録媒体進行方向に対して直交する
方向に1/300インチ(85μm)間隔でゲート22
となる開口部が設けられるが、実際の印字ドット径は最
小ゲート間隔(85μm)×2の(1/√2)倍にあた
る120μm程度必要である。最小ゲート間隔よりゲー
ト22内径の方が大きいため、普通ゲート列は複数形成
される。
【0064】そこで、図10に示すように記録媒体進行
方向に対して直交する方向からθだけ傾けてゲート22
を配列する際に、ゲート22を記録媒体進行方向に対し
て直交する方向に所望の解像度ピッチで形成すると同時
に、トナー供給方向の直交方向に対しても等ピッチ間隔
で形成した。
【0065】更に、ゲート22の配列に対して直交する
方向にトナー担持体31でトナー供給した。但し、この
時のθの値は、少なくとも第2若しくは第3の実施例を
満たしている。
【0066】このようにトナー供給方向に対して直交す
る方向にも等ピッチで各ゲート22を形成することで、
トナー担持体31上のトナーを均一に使用でき、記録媒
体進行方向に沿った濃度ムラのない鮮明な画像が得られ
た。
【0067】(本発明の第5の実施例)図12、13の
ように図2(a)に示すトナー供給部3に図6に示す飛
翔制御部を設けて、厚さ50μmのポリイミドシートで
形成された中間転写ベルト13の進行方向と直交する方
向からθだけ傾けて中間転写ベルト13の移動方向に順
に並べて設置し、中間転写ベルト13の移動方向上流側
から順にイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーを入
れ、中間転写ベルト13上に各色のトナー像を順次形成
し定着部5において最終記録媒体としてコピー用の普通
紙記上に中間転写ベルト13上のトナー像を溶融しつつ
転写したところ、記録媒体P上に3色及び黒からなる合
成色の画像が形成された。得られた画像は記録媒体進行
方向に濃度ムラのない鮮明なカラー画像であった。
【0068】尚、本実施例では記録媒体Pとして、中間
転写ベルト13にトナー像を形成した後に、最終記録媒
体であるところの紙(普通紙)に転写を行う構成とした
が、図1に示す形態の画像形成装置のように、中間転写
ベルト13のかわりに直接紙を搬送して印字を行うよう
な構成にしてもよい。
【0069】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、記録媒
体進行方向に対して直交する方向とトナー通過孔列方向
とのなす角θをθ≠0とすると同時に、トナー通過孔列
方向に対して直交する方向にトナー担持体でトナーを供
給したので、記録媒体進行方向に対して直交する方向に
トナー通過孔列を配置する従来の方法(θ=0)と比較
して、飛翔制御部上のトナー通過孔及び制御電極の形成
密度は低下し、隣り合うトナー通過孔の間隔は(1/c
osθ)倍に広がる。
【0070】従ってそのような飛翔制御部を用いて、ト
ナー通過孔列に対して直交する向きにトナーを供給する
ことにより、トナー担持体上のトナー薄層から各トナー
通過孔によって搾取できる搾取領域の幅は(1/cos
θ)倍に拡大するため、各トナー通過孔に対して、充分
なトナーを供給できるようになり、常に安定した画像濃
度が得られると同時に、記録媒体進行方向に沿った濃度
ムラ、画像抜け等のない鮮明な画像が得られるという効
果が得られる。
【0071】請求項2に記載の発明によれば、トナー担
持体上のトナー薄層から各トナー通過孔を通じて搾取さ
れる最大トナー搾取領域径を調査し、その結果に基づき
隣接しあうトナー通過孔の間隔がそれ以上になるように
トナー通過孔を配列することにより、記録媒体進行方向
に沿った濃度ムラ、画像抜け等のない鮮明な画像が常に
得られるという効果が得られる。
【0072】請求項3に記載の発明によれば、トナー搾
取領域径とトナー搾取領域に影響を及ぼす制御電極外径
との関係から、隣接しあうトナー通過孔を配列すること
で、記録媒体進行方向に沿った濃度ムラ、画像抜け等の
ない鮮明な画像が常に得られるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の断面図
である。
【図2】本発明の実施形態に係るトナー供給部の断面図
であり、(a)はトナー担持体と供給ローラ、ドクター
ブレードが単一の場合、(b)が二つの場合を表す。
【図3】本発明の実施形態に係る印字部付近の断面図で
ある。
【図4】本発明の実施形態に係る飛翔制御部の斜視図で
ある。
【図5】本発明の実施形態に係る画像形成装置の飛翔制
御の説明図である。
【図6】本発明の実施形態に係る飛翔制御部をトナー供
給部から見た上面図である。
【図7】従来技術に係る飛翔制御部をトナー供給部から
見た上面図である。
【図8】従来技術に係るトナー担持体上のトナー搾取領
域を表す図である。
【図9】本発明の実施形態に係る制御電極外径とトナー
搾取領域径の関係を表す図である。
【図10】本発明の実施形態に係る飛翔制御部をトナー
供給部から見た上面図である。
【図11】本発明の実施形態に係るトナー担持体上のト
ナー搾取領域を表す図である。
【図12】本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置
の断面図である。
【図13】本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置
の飛翔制御部をトナー供給部から見た上面図である。
【符号の説明】
1 印字部 2、2a、2b 飛翔制御部 3 トナー供給部 4 給紙部 5 定着部 6 コントローラ部 11 対向電極 12 ファン 13 中間転写ベルト 21 電極取付台 22 ゲート(顕像剤通過孔) 23 制御電極 24 給電線 25 ベース基板(絶縁基板) 26 レンズ電極 31、31a、31b トナ一担持体(顕像剤担持体) 32 ドクターブレード 33 供給ローラ 34 撹拌ローラ 35 トナー貯蔵槽 40 記録材(記録媒体)収容部 41 ピックアップローラ(記録媒体搬送手段) 42 レジストローラ(記録媒体搬送手段) 43 給紙ガイド板(記録媒体搬送手段) 44 紙押さえ板(記録媒体搬送手段) 51 ヒータ 52 ヒートローラ 53 圧力ローラ 54 温度センサ 61 対向電極電圧付与手段 62 制御電極電圧付与手段 63 画像形成制御ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の極性に帯電された顕像剤を担持す
    る顕像剤担持体と、顕像剤担持体と対向配置され、顕像
    剤担持体との対向位置に顕像剤が通過可能な複数の顕像
    剤通過孔が形成された絶縁基板と、該絶縁基板の該顕像
    剤通過孔の形成位置毎に配設された制御電極と、該絶縁
    基板と対向配置された対向電極と、該制御電極と該対向
    電極の間の間隙部に記録媒体を挿通搬送するための記録
    媒体搬送手段とを備え、該対向電極に顕像剤と逆極性の
    電圧を印加すると共に、該制御電極に画像信号に応じた
    電圧を印加することにより選択的に顕像剤通過孔におけ
    る顕像剤の通過を制御し、記録媒体搬送手段により記録
    媒体を該間隙部に挿通搬送させることで顕像剤像を形成
    する画像形成装置において、 顕像剤担持体による顕像剤の搬送方向が顕像剤通過孔列
    方向に対して直交する方向であり、且つ記録媒体の進行
    方向に対して直交する方向と顕像剤通過孔の列形成方向
    とのなす角θがθ≠0であることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 上記顕像剤通過孔列は記録媒体の進行方
    向に対して直交する方向に解像度ピッチDで、記録媒体
    進行方向にN列設けられ、各顕像剤通過孔からの最大顕
    像剤搾取領域径がS1である時、 D×N/cosθ>(S1) なる関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記顕像剤通過孔列は記録媒体の進行方
    向に対して直交する方向に解像度ピッチDで、記録媒体
    進行方向にN列設けられ、その時の制御電極外径がS2
    である時、 D×N/cosθ>1.2×(S2) なる関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
JP10740698A 1998-04-17 1998-04-17 画像形成装置 Pending JPH11301007A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003089232A (ja) * 2001-09-19 2003-03-25 Canon Inc 画像形成装置

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