JPH11300984A - インク容器及びそれを用いたインクジェット記録装置 - Google Patents

インク容器及びそれを用いたインクジェット記録装置

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JPH11300984A
JPH11300984A JP11032098A JP11032098A JPH11300984A JP H11300984 A JPH11300984 A JP H11300984A JP 11032098 A JP11032098 A JP 11032098A JP 11032098 A JP11032098 A JP 11032098A JP H11300984 A JPH11300984 A JP H11300984A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ安価な構造でもって、記録ヘッドに
供給されるインクを負圧状態で収納することができるイ
ンク容器及びそれを用いたインクジェット記録装置を提
供する。 【解決手段】 インク容器24は、内部にインクが収納
されている変形可能な柔軟性を有する袋状のインクパッ
ク31と、該インクパック31に埋設されたバネ部材3
2とからなる。インクパック31は、外側及び内側のパ
ック41,42からなる二重パック構造で、両パック間
にU字形状バネ部材32を配置するとともに、該両パッ
ク間を減圧状態とし、バネ部材32に両パック41,4
2を密着させている。バネ部材32の付勢力によりイン
クパック32の両側面部を互いに離れる方向に付勢し、
内部を負圧状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドに供給
されるインクが負圧状態で収納されているインク容器及
びそれを用いたインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置におい
て、記録ヘッドの性能維持や記録ヘッドのノズルに正圧
が作用してインクが漏れるのを防止するため、記録ヘッ
ドのノズルよりもインクカートリッジのインク液面を低
い位置に配置することにより、記録ヘッドに作用するイ
ンク供給圧力を所定の負圧に維持するものがある。
【0003】このような装置では、記録ヘッドに対する
インクタンクの配置位置の制約がある等の理由から、例
えば特開平6−183023号公報に記載されるよう
に、内部にインクを収容する可撓性の袋を有し、該可撓
性の袋の内部に剛性のある一対の板状部材と該一対の板
状部材の間にバネ部材を挟み込むことにより、可撓性の
袋の内部に負圧を発生させるインクカートリッジが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインクカートリッジでは、可撓性の袋の内部に一対
の板状部材やバネ部材を設ける構造であるので、全体構
造が複雑となる。よって、量産性に適さず、また、高価
である。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、簡単かつ安価な構造でもって、記録ヘッドに供給さ
れるインクを負圧状態で収納することができるインク容
器及びそれを用いたインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
ヘッドに供給されるインクが負圧状態で収納されている
インク容器であって、対向する2つの側面部を有し、内
部にインクが収納され変形可能な柔軟性を有するインク
パックと、該インクパックに埋設され前記両側面部を互
いに離れる方向に付勢する付勢手段とを備えるものであ
る。ここで、付勢手段がインクパックに埋設されるとい
うことは、付勢手段がインクパックに一体的に設けられ
ているということで、インクパックそのものに付勢手段
の一部又は全部が、インクパックから離れないように埋
め込まれていればよいことを意味する。
【0007】請求項1の発明によれば、付勢手段によっ
て、インクパックの両側面部が互いに離れる方向に付勢
され、パック内部のインクが負圧状態とされる。よっ
て、インク容器が記録ヘッドより上方に配置されても、
記録ヘッドのノズルからインクが漏れ出ることはない。
また、付勢手段の一部又は全部がインクパックに埋設さ
れ、それと一体化されているので、インクパックに付勢
手段を取り付けるという取付作業を必要としない。
【0008】請求項2の発明は、請求項1のインク容器
において、前記インクパックが、内側及び外側のパック
からなりそれらの間に閉空間を有する二重パック構造で
あり、前記閉空間内に前記付勢手段が位置しているもの
である。
【0009】請求項2の発明によれば、インクパック
が、内側及び外側のパックからなる二重パック構造であ
るから、それらの間の閉空間に付勢手段を簡単に位置さ
せることが可能となる。
【0010】請求項3の発明は、請求項2のインク容器
において、前記閉空間が、減圧密封状態とされている。
【0011】請求項3の発明によれば、閉空間が減圧密
封状態とされているので、内側及び外側のパックが付勢
手段に密着してそれらが一体となり、付勢手段の付勢力
が、外側及び内側のパックに効率よく作用する。
【0012】請求項4の発明は、請求項2又は3のイン
ク容器において、前記付勢手段が、板状のバネ部材で、
該バネ部材が、内側パックの両側面部付近に位置する2
つの取付部と、該両取付部を内側のパックの端部を越え
て連結するU字形の連結部とを有する。
【0013】請求項4の発明によれば、付勢手段が、イ
ンクパックの両側面部付近に位置する2つの取付部を、
内側のパックの端部を越えるU字形の連結部にて連結す
ることで構成され、付勢手段そのものも簡単な構造とな
り、内側のパック内におけるインクの貯留を確保して、
内側及び外側のパックの間の閉空間内に付勢手段を簡単
に位置させることが可能となる。
【0014】請求項5の発明は、請求項4のインク容器
において、前記バネ部材の取付部が、中央に位置する連
結部との連結部分から複数回屈曲又は湾曲して外側に延
びている板バネ状である。
【0015】請求項5の発明によれば、バネ部材の被係
止部が、板バネ状で、中央に位置する連結部との連結部
分から複数回屈曲又は湾曲して外側に延びる構造で、被
係止部の付勢力が連結部より離れるに従って徐々に小さ
くなるようにされ、インクパックの各部位における付勢
力が調整される。
【0016】請求項6の発明は、請求項5のインク容器
において、前記バネ部材の取付部が、左右対称に形成さ
れ、左右の各部分が、一端部が連結部に連結されたコの
字形状の第1の部分と、該第1の部分に並設され一端部
が第1の部分の他端部に連結されているコの字形状の第
2の部分とを有するものである。
【0017】請求項6の発明によれば、コの字形状の第
1及び第2の部分を利用するという簡単な構成でもっ
て、インクパックの両側面部において外側表面の略全体
に亘ってバネ部材の取付部を設けることが可能とされ、
外側表面の全体に亘ってバネ部材の付勢力が作用せしめ
られる。それと共に、第2の部分による付勢力が第1の
部分による付勢力より小さくなっており、連結部より離
れるに従って付勢力が徐々に小さくなるように調整され
る。
【0018】請求項7の発明は、請求項5又は6のイン
ク容器において、前記インクパックが、シート状材料を
折り曲げてその周辺をコの字状に溶着して、袋状に形成
されたものであり、前記連結部が越える内側のパックの
端部は、前記折り曲げ部分とは反対側の溶着部分であ
る。
【0019】請求項7の発明によれば、シート状材料を
折り曲げかつ溶着して構成したインクパックが、付勢手
段の付勢により該折り曲げ部分を緊張させて三次元形状
の袋状とされる。
【0020】請求項8の発明は、記録ヘッドに供給され
るインクが負圧状態で収納されているインク容器であっ
て、対向する2つの側面部を有し、内部にインクが収納
され変形可能な柔軟性を有する袋状のインクパックと、
該インクパックに埋設され前記一方の側面部を中央部分
よりも周辺部分を小さい力で他方の側面部に対し離れる
方向に付勢する付勢手段とを備える。この構成におい
て、付勢手段の一部又は全部が、インクパックそのもの
に埋設されていればよく、また、インクパックの一方の
側面部が固定され、他方の側面部のみが変形可能である
場合であってもよい。
【0021】請求項8の発明によれば、インクパックに
埋設されている付勢手段によって、インクパックの両側
面部のうち一方の側面部が、中央部分よりも周辺部分が
小さい力で他方の側面部に対し離れる方向に付勢され、
インクパック内のインクが負圧状態とされる。
【0022】請求項9の発明は、請求項8のインク容器
において、前記付勢手段が、前記一方の側面部の中央部
分を他方の側面部に対し離れる方向に付勢する第1の部
分と、その第1の部分から前記一方の側面部に沿って延
びる第2の部分とを備えるものである。
【0023】請求項9の発明によれば、付勢手段の第1
の部分によって、一方の側面部の中央部分が他方の側面
部に対し離れる方向に付勢され、その第1の部分から前
記一方の側面部に沿って延びる第2の部分が設けられて
いることで、簡単な構造で、一方の側面部が、中央部分
よりも周辺部分が小さい力で他方の側面部に対し離れる
方向に付勢されることになる。
【0024】請求項10の発明は、請求項9のインク容
器において、前記第2の部分が、第1の部分から複数回
屈曲又は湾曲して側面部の周辺部分に向けて延びている
ものである。
【0025】請求項10の発明によれば、第1の部分か
ら複数回屈曲又は湾曲して側面部の周辺部分に向けて延
びるようにして第2の部分を形成することで、簡単な構
造でもって、一方の側面部は、中央部分よりも周辺部分
が小さい力で他方の側面部に対し離れる方向に付勢され
ることになる。
【0026】請求項11の発明は、記録媒体にインクを
吐出して記録を行う記録ヘッドと、インクを貯留するイ
ンク容器と、該インク容器が着脱可能に装着されるイン
ク容器装着部と、該インク容器装着部に設けられ前記イ
ンク容器がインク容器装着部に装着される際に、前記イ
ンク容器に結合され前記インク容器内のインクを記録ヘ
ッドに導く中空針状の接続部材とを備えるインクジェッ
ト記録装置において、前記インク容器が、対向する2つ
の側面部を有し内部にインクが収納されている変形可能
な柔軟性を有する袋状のインクパックと、該インクパッ
ク内に埋設され前記インクパックの両側面部の少なくと
も一方の側面部を他方の側面部に対し離れる方向に付勢
するバネ手段とを有し、前記バネ手段の付勢力は、結合
された接続部材の先端部より離れた部位の方が、近い部
位よりも小さくなるように設定されている。
【0027】請求項11の発明によれば、結合された接
続部材の先端部より離れた部位の方が近い部位よりも小
さくなるように、バネ手段の付勢力が設定されているこ
とから、インクが消費されると、結合された接続部材の
先端部より離れた部位の方から側面部間の間隔が狭くな
るように形状が変化する。よって、インクパック内のイ
ンクの残量が少なくなっても、そのインクが接続部材の
先端部付近に集められ、インクパック内のインクを有効
に消費することが可能とされる。
【0028】請求項12の発明は、請求項11のインク
ジェット記録装置において、前記バネ手段が、前記一方
の側面部において前記接続部材の先端部が位置する部分
を、他方の側面部に対し離れる方向に付勢する第1の部
分と、その第1の部分から前記一方の側面部に沿って延
びる第2の部分とを備えるものである。
【0029】請求項12の発明によれば、一方の側面部
において接続部材の先端部が位置する部分が、バネ手段
の第1の部分によって、他方の側面部に対し離れる方向
に積極的に付勢され、その第1の部分から第2の部分が
前記一方の側面部に沿って延びることから、バネ手段の
付勢力は、結合された接続部材の先端部より離れた部位
の方が、近い部位よりも小さくなる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。
【0031】本発明に係るインクジェット記録装置の概
略構成を示す図1において、インクジェット記録装置5
1は、記録媒体(図示せず)にインクを吐出して記録を
行う記録ヘッド52を備え、該記録ヘッド52には、イ
ンクを貯留するインク容器24からインクが供給される
ようになっている。前記記録ヘッド52は、記録媒体の
幅方向に往復移動可能に設けられたキャリッジ53上に
搭載され、該キャリッジ53上に前記インク容器24が
着脱可能に装着されるインク容器装着部55が設けられ
ている。
【0032】前記インク容器装着部55は合成樹脂材料
により成形され、内部にインク貯留室56を有する縦壁
部57を備える。縦壁部57は、前壁部分57aと後壁
部分57bとを有する2重壁構造に形成され、前記前壁
部分57aと後壁部分57bとの間の空間部分が、噴射
される前のインクが一旦貯留されるインク貯留室56と
なっている。
【0033】前記縦壁部57の下端より後方に延びる下
壁部58と、前記縦壁部57の両側縁より後方に延び下
端縁が下壁部58に連設される側壁部(一方の側壁部5
9のみ図示)とを備え、それら壁部によって、インク容
器24が着脱可能に装着される装着凹部61が形成され
ている。
【0034】さらに、前記インク容器装着部55の縦壁
部57には、インク容器24が着脱可能にインク容器装
着部55の装着凹部61に装着される際に、前記インク
容器24に突き刺さることにより結合され前記インク容
器24内のインクを、インク貯留室56を通じて記録ヘ
ッド52に導く中空針状の接続部材62が筒状部材63
を介して設けられている。なお、前記縦壁部57の前壁
部分57aの下側にインク供給孔64が設けられ、該イ
ンク供給孔64に、アダプタ65,66を介して、記録
ヘッド52が接続されている。記録ヘッド52の上下
は、それぞれ上カバー67及び下カバー68にて覆われ
ている。
【0035】前記インク容器24は、対向する2つの側
面部31a,31bを有し内部にインクが収納されてい
る変形可能な柔軟性を有する袋状のインクパック31
と、該インクパック31内に埋設され前記両側面部31
a,31bを互いに離れる方向に付勢する付勢手段とし
ての板状のバネ部材32とを備えている。バネ部材32
の付勢力により、インクパック31の両側面部は互いに
離れる方向に付勢され、記録ヘッド2に供給されるイン
クがインクパック31内に負圧状態で収納されるように
なっている。よって、接続部材62が、インクパック3
1に挿通された際に、インクパック31との接続部分や
記録ヘッド52のノズルよりインクが漏れ出るおそれが
ない。
【0036】また、前記インクパック31は、内側及び
外側のパック41,42からなりそれらの間に閉空間4
3を有する二重パック構造であり、前記閉空間43内に
バネ部材32が位置するようになっている。前記閉空間
43は、減圧密封空間とされ、内側及び外側のパック4
1,42がバネ部材32に密着して一体となり、バネ部
材32の付勢力が確実に外側及び内側のパック41,4
2に伝達されるようになっている。
【0037】ここで、前記閉空間43を減圧密封空間と
するのは、内外両パック41,42間にバネ部材32が
簡単に埋設状態で一体化され、バネ部材32の付勢力が
各側面部31a,31bに効率よく伝達される点で有利
であり望ましいからである。しかし、必ずしもバネ部材
32に内外両パック41,42を密着させる必要はな
く、内外両パック41,42の寸法差の設定次第で、少
しぐらいの隙間を生じてもバネ部材32の付勢力は各側
面部31a,31bに伝達されるので、実用上は大きな
問題はない。
【0038】前記インクパック31の内側及び外側のパ
ック41,42は、シート状材料を用いて形成されてい
る。各パック41,42は、共に、一端部31cで折り
返して重ね、一端部31cを除くコの字状の周辺部を溶
着して袋状に形成されており、その周辺部(溶着部分)
においては強度が高くなり、他の部分より変形しにくく
なっている。具体的には、一端部に連続する周辺部31
d,31fにおいて、内側及び外側のパック41,42
が一緒に溶着され、前記一端部31cと反対側の端部
は、内側及び外側のパック41,42が別々に溶着さ
れ、内側のパックの周辺部41a(溶着部分)が外側の
パック42内に位置し、外側に位置するのは、外側のパ
ック42の周辺部42a(溶着部分)のみとなってい
る。そして、内側のパック41の周辺部41aと外側の
パック42の周辺部42aとの間に、バネ部材32の後
述する連結部34が位置するようになっている。そし
て、バネ部材32の作用でインクパック31の両側面部
31a,31bが互いに離れる方向に付勢されることに
よって、前記一端部31cは、両側面部31a,31b
とほぼ直角に緊張状態に保持され、接続部材62を突き
刺しやすくなっている。
【0039】尚、上記インクパック31においては、接
続部材62が突き刺される一端部31cも内側及び外側
のパック41,42の二重構造となっているが、すべて
の部分において二重構造とする必要はなく、要するに二
重構造を利用してインクパック31にバネ部材32を埋
設してそれらを一体化できればよいのであって、例えば
接続部材62が突き刺しやすくなるように、一端部31
cの部分のみをシート状材料を二重としない1枚の構造
とすることも可能である。また、内側及び外側のパック
41,42を構成するシート状材料は、同材質であって
も異材質であってもよく、また、シート厚さも、例えば
内側のパック41を厚くするなど、両材料において変え
ることも可能である。さらに、両シート状材料の接合手
段としては、熱融着、超音波接合のほか、接着剤による
接着を利用することも可能であり、バネ部材32を埋設
して一体化できる二重構造とすることができる接合手段
であれば、どのような接合手段も用いることができるの
はいうまでもない。
【0040】一方、前記バネ部材32は、内側のパック
41の両側面部31a,31b付近に位置する2つの取
付部33,33と、該両取付部33,33を内側のパッ
ク41の他端部である周辺部41aを越えて連結するU
字形の連結部34とを有する。前記バネ部材32の取付
部33,33は、中央に位置する連結部34との連結部
分から複数回屈曲又は湾曲して外側に延びている板バネ
状とされていることから、中央部分よりも周辺部分が小
さい力で、取付部33,33(側面部31a,31b)
間の間隔が離れる方向に付勢されるようになっている。
【0041】そして、各取付部33は、左右対称に形成
された左右の部分33A,33Aを有し、左右の各部分
33Aが、一端部が連結部34に連結されたコの字形状
の第1の部分33aと、該第1の部分33aに並設され
一端部が第1の部分33aの他端部に連結されているコ
の字形状の第2の部分33bとを有する。
【0042】より具体的に説明すると、第1の部分33
aは、連結部34に一端部が連結され他端部がインクパ
ック31の一端部31c付近まで直線的に延びる第1の
縦線状部33a1と、該縦線状部33a1の他端部に一端部
が連結されそれと直交する方向でかつ外方に延びる第1
の横線状部33a2と、該第1の横線状部33a2の他端部
に一端部が連結され第1の縦線状部33a1と平行に内側
のパック41の周辺部41a付近まで延びる第2の縦線
状部33a3とを有する。また、第2の部分33bは、第
1の部分33aにおける第2の縦線状部33a3の他端部
に連接部35を介して一端部が連結され他端部が第2の
縦線状部33a3と平行にインクパック31の一端部31
c付近まで延びる第1の縦線状部33b1と、該縦線状部
33b1の他端部に一端部が連結されそれと直交する方向
でかつ外方に延びる第1の横線状部33b2と、該第1の
横線状部33b2の他端部に一端部が連結され第1の縦線
状部33b1と平行に内側のパック41の周辺部41a付
近まで延びる第2の縦線状部33b3とを有する。
【0043】このように、バネ部材32の付勢力が、接
続部材62の先端部が位置する中央部分より離れた周辺
部分の方が、近い部位即ち中央部分よりも小さくなるよ
うに設定されている。即ち、第2の部分33bは第1の
部分33aより付勢力が小さく、第1の縦線状部33a
1、第1の横線状部33a2、第2の縦線状部33a3、連
接部35、第1の縦線状部33b1、第1の横線状部33
b2、及び第2の縦線状部33b3の順で付勢力が徐々に小
さくなっている。
【0044】よって、上記のように構成すれば、インク
パック31は、内側及び外側のパック41,42からな
る二重パック構造で、それらの間の閉空間43(減圧密
封空間)内にバネ部材32が位置するようにしているの
で、内側及び外側のパック41,42がバネ部材32の
取付部33,33の表裏面において密着して一体とな
て、インクパック31の両側面部31a,31bを構成
し、バネ部材32の付勢力が確実に外側及び内側のパッ
ク41,42に伝達され、インク容器24は、インクパ
ック31内のインクを負圧状態で貯留するようになって
いる。
【0045】そして、このようなインク容器24によれ
ば、インクが消費される前であってインクパック31内
にインクが一杯充填されている場合には、バネ部材32
の外方への付勢力とも相俟って、図3(a)に示すよう
に、インクパック31全体すなわち内側及び外側のパッ
ク41,42が膨張した状態にあるが、インクが消費さ
れると、バネ部材32の付勢力が、周辺部分の方が近い
中央部分よりも小さくなるように設定されていることか
ら、図3(b)に示すように、周辺部分の方から側面部
31a,31b間の間隔が狭くなるように形状が変化
し、残りのインクが中央部分即ち接続部材62の先端部
付近に集められる。なお、このような側面部31a,3
1b間の間隔が狭くなるような形状の変化は、インクパ
ック31の周辺部31d,31f及び周辺部41a,4
2aが溶着により強度が高くなっていることからも助長
される。
【0046】このように、インクパック31内のインク
の残量が少なくなっても、そのインクが接続部材62の
先端部付近に集められるので、インクパック31内のイ
ンクを、残量の多少にかかわらず、最後まで使用するこ
とができる。
【0047】次いで、接続部材62が、インク容器24
を突き刺すときの状態を説明する。
【0048】接続部材62の先端部でもって、インク容
器24においてバネ部材32の両自由端部の中間位置、
即ち一端部31cの平坦な部分の中央を、両側面部31
a,31bに沿う方向(つまりほぼ平行な方向)に押す
と、図4(b)に示すように一端部31cが凹み、それ
によりバネ部材32の両自由端部が互いに接近する方向
に引っ張られるとともに、U字形状のバネ部材32の両
辺の中央が互いに間隔を開く方向に座屈させられる。そ
の結果、一端部31cが凹むことによる体積変化より
も、両側面部31a,31bが外方に湾曲することによ
る体積変化の方が大きくなる。これは、U字形バネ部材
32の当初の形状を、図4(a)に示すように、その前
後方向ほぼ中央において最も間隔を開き、両端に向かい
徐々に間隔を狭めるように、予め少し湾曲した形状にし
ておくことにより、上記のように大きく湾曲しやすくな
る。
【0049】前記一端部31cは、両端において周辺部
31d,31fが接合されていることから、中央部分の
幅が広く側縁部になるに従って徐々に幅が狭くなってい
る形状をなす。このように、両側面部31a,31bの
中央部分の間隔よりも両端の周辺部31d,31f間の
長さの方が十分大きいことにより、上記のように、一端
部31cが凹むことによる体積変化よりも、前記側面部
31a,31bが外方に膨出することによる体積変化の
方が十分に大きくなることが助長される。
【0050】また、インク供給部即ち一端部31cは、
両側面部31a,31bを延長した仮想延長部分より内
側に位置しているので、インク供給部である一端部31
cが接続部材に突き刺される際に、図4(b)に示すよ
うに、一端部31cが側面部31a,31bに沿って受
ける外力により、両側面部31a,31bの一端部31
c側の部分が内側に、互いに接近する方向に無理なく偏
位せしめられ、側面部31a,31bの中央部分が外方
に湾曲される。
【0051】従って、インク供給部を構成する一端部3
1cに対し、接続部材62が突き刺される際には、上記
のように、一端部31cが凹むことによる体積変化より
も、前記側面部31a,31bの膨出による方が大きい
体積変化を生じることから、内部の負圧状態が高めら
れ、一端部31cに接続部材62が接続される際に、そ
の接続部分や記録ヘッド2のノズルよりインクが漏れ出
るおそれがない。
【0052】さらに、一端部31cが、バネ部材32の
付勢によってほぼ平坦に緊張され(図4(a)参照)、
そのほぼ中央に接続部材62が突き刺されるので、無理
なくかつ円滑に挿通される(図4(b)参照)。
【0053】インク容器24から記録ヘッドへ2へのイ
ンクの導入は、公知の装置と同様に、記録ヘッド2のノ
ズル側から吸引装置(図示せず)によりインクパック3
1内のインクを接続部材62を通して吸引する。また
は、インクパック31に圧力を加えて、インクを押し出
すことにより行われる。記録ヘッド2のノズルまでイン
クが充填された状態において、インクパック31内の負
圧状態がノズルまで作用しているから、記録動作時に、
ノズルからインクが漏れ出ることもない。
【0054】以上の説明において、本発明の実施の形態
の一例について説明しているが、本発明は、それに限定
されるものではなく、以下に説明するように種々の変更
が可能である。
【0055】(1)前記実施の形態においては、内外両パ
ック41,42間の閉空間43を減圧するとともにバネ
部材32全体が位置するようにしているが、内外両パッ
ク41,42間を減圧することなくその両者間にバネ部
材32を挟むように埋設する構成にしたり、またバネ部
材32の取付部33,33のみをインクパック内に埋設
する構成、接続部材62が突き刺しやすくなるように、
一端部31cのみ一重とする構成とする等、インクパッ
ク内にバネ部材の一部又は全部が埋め込まれて一体化さ
れていればよい。
【0056】(2)前記実施の形態においては、インクパ
ックの両側面部とも付勢手段によって変形するようにな
っているが、本発明はそれに限定されるものではなく、
例えば、両側面部のうち少なくとも一方の側面部略全体
に亘って付勢手段を設け、他方の側面部に対し離れる方
向に付勢するようにすることもできる。
【0057】(3)バネ部材の形状は、前記実施の形態の
もののほか、中央部分33a1から直角に複数のバネ部分
が周辺31d,31fに向け突出する等、種々の形状が
可能である。
【0058】(4)前記実施の形態においては、インク容
器はそのまま装着されるようになっているが、インク供
給孔を有するカートリッジケース内に収納して、インク
カートリッジとして用いることもできる。すなわち、例
えばカートリッジケースのインク供給孔が例えばゴム材
料からなる密閉部材にて密閉シールされ、該密閉部材に
対し、前記中空針状の接続部材62を突き刺さすこと
で、貫通可能となるようにすることが可能である。
【0059】(5)図1においては、記録ヘッド及びイン
ク容器を水平方向に向けているが、記録ヘッドが下方に
インクを噴射し、かつインク容器を上下方向に着脱する
ものにおいても実施することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0061】請求項1の発明は、対向する2つの側面部
を有し内部にインクが収納されている変形可能な柔軟性
を有する袋状のインクパックの両側面部を互いに離れる
方向に付勢手段にて付勢するようにしているので、イン
クパック内のインクを負圧状態として、インク供給系を
構成することができ、それによって記録ヘッドより上方
に配置されても、記録ヘッドのノズルからインクが漏れ
出るのをなくすことができる。特に、付勢手段をインク
パックそのものに埋設するようにしているので、特別な
取付作業も不要であり、簡単かつ安価な構造とすること
ができ、自動化させやすく、量産性においても優れる。
【0062】請求項2の発明は、インクパックを、内側
及び外側のパックからなる二重パック構造としているの
で、両パックの間の閉空間に付勢手段を位置させること
で、インクパック内に付勢手段を簡単に埋設することが
可能である。
【0063】請求項3の発明は、インクパックの閉空間
を、減圧密封状態としているので、外側及び内側のパッ
クと付勢手段とを一体化させて、付勢手段の付勢力をイ
ンクパック(外側及び内側のパック)に効率よく作用さ
せることができる。
【0064】請求項4の発明は、付勢手段を、内側パッ
クの両側面部付近に位置する2つの取付部と、該両取付
部を内側のパックの端部を越えて連結するU字形の連結
部とを有する板状のバネ部材としているので、簡単な構
造で、インクパックの両側面部を互いに離れる方向に付
勢する付勢手段を構成することができる。
【0065】請求項5の発明は、バネ部材の取付部を、
中央に位置する連結部との連結部分から複数回屈曲又は
湾曲して外側に延びている板バネ状としているので、イ
ンクパックの各部位において付勢力を変化させて調整
し、インクが効率よく消費されるようにすることができ
る。
【0066】請求項6の発明は、バネ部材の取付部を、
左右対称に形成し、左右の各部分が、一端部が連結部に
連結されたコの字形状の第1の部分と、該第1の部分に
並設され一端部が第1の部分の他端部に連結されている
コの字形状の第2の部分とを有するようにしているの
で、コの字形状の第1及び第2の部分を有効に利用し
て、インクパックの両側面部の外側表面の略全体に亘っ
てバネ部材の取付部を設け、外側表面の全体に亘ってバ
ネ部材の付勢力を作用させることが簡単に可能となる。
それと共に、連結部より離れるに従って付勢力が小さく
なることから、第2の部分による付勢力が第1の部分に
よる付勢力より小さくなり、それによってインクパック
のインクが有効に消費されるように容易に設定できる。
【0067】請求項7の発明は、インクパックを、シー
ト状材料を折り曲げてその周辺を溶着して袋状に形成
し、付勢手段の付勢により該折り曲げ部分を緊張させて
三次元形状の袋状とすることができる。
【0068】請求項8の発明は、インクパックの両側面
部のうち一方の側面部を中央部分よりも周辺部分を小さ
い力で他方の側面部に対し離れる方向に付勢する付勢手
段を埋設しているので、前記一方の側面部を中央部分よ
りも周辺部分を小さい力で他方の側面部に対し離れる方
向に付勢することができ、インク残量が少なくなると、
インクパック内のインクを中央部に集め、インクを効率
よく消費することができる。
【0069】請求項9の発明は、付勢手段が、前記一方
の側面部の中央部分を他方の側面部に対し離れる方向に
付勢する第1の部分と、その第1の部分から前記一方の
側面部に沿って延びる第2の部分とを備えるようにして
いるので、付勢手段の構造を複雑にすることなく、一方
の側面部において、中央部分よりも周辺部分が小さい力
で他方の側面部に対し離れる方向に付勢し、上記のよう
にインクを効率よく消費することができる。
【0070】請求項10の発明は、前記第2の部分が、
第1の部分から複数回屈曲又は湾曲して側面部の周辺部
分に向けて延びるようにしているので、上記のように中
央部分よりも周辺部分を小さい力で付勢することを簡単
な構成で実現でき、インクを効率よく消費することがで
きる。
【0071】請求項11の発明は、バネ手段の付勢力
が、インク容器に結合された接続部材の先端部より離れ
た部位の方を、近い部位よりも小さくなるように設定し
ているので、インクの残量が少なくなると、インクは、
前記バネ手段の付勢力によって、接続部材の先端部付近
に集められることとなり、インクパック内のインクを効
率よく消費することができる。
【0072】請求項12の発明は、一方の側面部におい
て、接続部材の先端部が位置する部分を、バネ手段の第
1の部分によって、他方の側面部に対し離れる方向に積
極的に付勢し、その第1の部分から第2の部分が前記一
方の側面部に沿って延びるようにしているので、簡単な
構造で、バネ手段の付勢力を、接続部材の先端部より離
れた部位の方が、近い部位よりも小さくなるようにする
ことを簡単な構成で実現でき、インクを効率よく消費す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の概略構
成を示す図である。
【図2】本発明に係るバネ部材の斜視図である。
【図3】本発明に係るインク容器の幅方向の横断面を示
し、(a)はインク使用の最初の状態を示す図、(b)
はインク使用の最後の状態を示す図である。
【図4】本発明に係るインク容器の長手方向の縦断面を
示し、(a)は接続部材を突き刺す前の状態を示す図、
(b)は接続部材を突き刺す瞬間の状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
24 インク容器 31 インクパック 31a 側面部 31b 側面部 31d 周辺部 31e 周辺部 31f 周辺部 32 バネ部材 33 取付部 33a 第1の部分 33b 第2の部分 34 連結部 51 インクジェット記録装置 52 記録ヘッド 62 接続部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドに供給されるインクが負圧状
    態で収納されているインク容器であって、 対向する2つの側面部を有し、内部にインクが収納され
    変形可能な柔軟性を有するインクパックと、 該インクパックに埋設され前記両側面部を互いに離れる
    方向に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とするイ
    ンク容器。
  2. 【請求項2】 前記インクパックは、内側及び外側のパ
    ックからなりそれらの間に閉空間を有する二重パック構
    造であり、前記閉空間内に前記付勢手段が位置している
    ところの請求項1記載のインク容器。
  3. 【請求項3】 前記閉空間は、減圧密封状態とされてい
    るところの請求項2記載のインク容器。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段は、板状のバネ部材で、 該バネ部材は、内側パックの両側面部付近に位置する2
    つの取付部と、該両取付部を内側のパックの端部を越え
    て連結するU字形の連結部とを有するところの請求項2
    又は3記載のインク容器。
  5. 【請求項5】 前記バネ部材の取付部は、中央に位置す
    る連結部との連結部分から複数回屈曲又は湾曲して外側
    に延びている板バネ状であるところの請求項4記載のイ
    ンク容器。
  6. 【請求項6】 前記バネ部材の取付部は、左右対称に形
    成され、左右の各部分が、一端部が連結部に連結された
    コの字形状の第1の部分と、該第1の部分に並設され一
    端部が第1の部分の他端部に連結されているコの字形状
    の第2の部分とを有するものであるところの請求項5記
    載のインク容器。
  7. 【請求項7】 前記インクパックは、シート状材料を折
    り曲げてその周辺をコの字状に溶着して、袋状に形成さ
    れたものであり、 前記連結部が越える内側のパックの端部は、前記折り曲
    げ部分とは反対側の溶着部分であるところの請求項5又
    は6記載のインク容器。
  8. 【請求項8】 記録ヘッドに供給されるインクが負圧状
    態で収納されているインク容器であって、 対向する2つの側面部を有し、内部にインクが収納され
    変形可能な柔軟性を有する袋状のインクパックと、 該インクパックに埋設され前記一方の側面部を中央部分
    よりも周辺部分を小さい力で他方の側面部に対し離れる
    方向に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とするイ
    ンク容器。
  9. 【請求項9】 前記付勢手段は、 前記一方の側面部の中央部分を他方の側面部に対し離れ
    る方向に付勢する第1の部分と、その第1の部分から前
    記一方の側面部に沿って延びる第2の部分とを備えるも
    のであるところの請求項8記載のインク容器。
  10. 【請求項10】 前記第2の部分は、第1の部分から複
    数回屈曲又は湾曲して側面部の周辺部分に向けて延びて
    いるものであるところの請求項9記載のインク容器。
  11. 【請求項11】 記録媒体にインクを吐出して記録を行
    う記録ヘッドと、インクを貯留するインク容器と、該イ
    ンク容器が着脱可能に装着されるインク容器装着部と、
    該インク容器装着部に設けられ前記インク容器がインク
    容器装着部に装着される際に、前記インク容器に結合さ
    れ前記インク容器内のインクを記録ヘッドに導く中空針
    状の接続部材とを備えるインクジェット記録装置におい
    て、 前記インク容器が、対向する2つの側面部を有し内部に
    インクが収納されている変形可能な柔軟性を有する袋状
    のインクパックと、該インクパック内に埋設され前記イ
    ンクパックの両側面部の少なくとも一方の側面部を他方
    の側面部に対し離れる方向に付勢するバネ手段とを有
    し、 前記バネ手段の付勢力は、結合された接続部材の先端部
    より離れた部位の方が、近い部位よりも小さくなるよう
    に設定されていることを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  12. 【請求項12】 前記バネ手段は、 前記一方の側面部において前記接続部材の先端部が位置
    する部分を、他方の側面部に対し離れる方向に付勢する
    第1の部分と、その第1の部分から前記一方の側面部に
    沿って延びる第2の部分とを備えるものであるところの
    請求項11記載のインクジェット記録装置。
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