JP5942410B2 - バルブユニット、液体噴射ユニット、および液体噴射装置、並びにバルブユニットの製造方法 - Google Patents
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Description
前記貫通孔を開閉する開閉バルブと、
前記開閉バルブを押圧可能な押圧部を有し、前記供給調整室の一側の開口面を封止する可撓性のフィルムと、をユニット本体に備え、
前記供給調整室内の圧力の低下に伴って前記フィルムが供給調整室の一側から他側へ向けて変形し、閉弁状態にある開閉バルブを前記押圧部により押圧して開弁状態に変換する一方、前記供給調整室内の圧力の増加に伴って前記フィルムが供給調整室の他側から一側へ向けて変形し、開弁状態にある開閉バルブに対する押圧を解除することにより閉弁状態に変換するバルブユニットであって、
前記供給調整室の底部に、前記フィルムの押圧部を供給調整室の外側に向けて付勢するフィルム付勢部材が設けられ、
前記フィルム付勢部材の自由長は、前記供給調整室の底部から当該供給調整室の開口周縁部におけるフィルムとの溶着位置までの深さよりも長く設定されていることを特徴とする。
また、本発明の液体噴射ユニットは、上記のバルブユニットと、
ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、を備え、
前記バルブユニットからの液体を前記液体噴射ヘッドに導入することを特徴とする。
前記バルブユニットへ液体を供給する液体供給源と、
を備えたことを特徴とする。
前記供給調整室の底部に、前記フィルムの押圧部を供給調整室の外側に向けて付勢するフィルム付勢部材が設けられ、
前記フィルム付勢部材の自由長は、前記供給調整室の底部から当該供給調整室の開口周縁部におけるフィルムとの溶着位置までの深さよりも長く設定され、
前記ユニット本体の前記供給調整室の開口周縁部に設けられた溶着部と前記フィルムとの溶着の際、前記フィルム付勢部材の付勢力によってフィルムの前記押圧部に対応する部分を前記溶着部と前記フィルムとの溶着位置よりも外側に変位させることで、当該フィルムに撓みを与えることを特徴とする。
本実施形態におけるバルブユニット21(サブタンクとも言う。)は、ポリプロピレン等の合成樹脂によって成型されたユニット本体50(外郭)の内部に、インク供給室51、供給調整室52、開閉バルブ53等を備えている。ユニット本体50の両側面(一側面および他側面)には、それぞれ可撓性を有するフィルム22a(本発明におけるフィルムに相当),フィルム22bがそれぞれ貼着されており、これらのフィルム22a,22bによって供給調整室52およびインク供給室51の開口部が封止されている。フィルム22は、圧力変化に応じて変位可能とするべく、軟質であると共に、水分透過度や、酸素や窒素透過度の低い材質であることが求められる。このため、本実施形態におけるフィルム22は、内側(供給調整室52またはインク供給室51側)から順に、ポリプロピレンフィルム層、シリカ(SiO2)からなるバリア層、およびポリエチレンテレフタラートからなる補強層を積層してラミネートした3層構造となっている。
Claims (5)
- 液体供給源からの液体を、底部に形成された貫通孔を通じて導入すると共に、導入した液体を液体供給対象側に導出する供給調整室と、
前記貫通孔を開閉する開閉バルブと、
前記開閉バルブを押圧可能な押圧部を有し、前記供給調整室の一側の開口面を封止する可撓性のフィルムと、をユニット本体に備え、
前記供給調整室内の圧力の低下に伴って前記フィルムが供給調整室の一側から他側へ向けて変形し、閉弁状態にある開閉バルブを前記押圧部により押圧して開弁状態に変換する一方、前記供給調整室内の圧力の増加に伴って前記フィルムが供給調整室の他側から一側へ向けて変形し、開弁状態にある開閉バルブに対する押圧を解除することにより閉弁状態に変換するバルブユニットであって、
前記供給調整室の底部に、前記フィルムの押圧部を供給調整室の外側に向けて付勢するフィルム付勢部材が設けられ、
前記開閉バルブは、前記押圧部に固定されておらず、
前記フィルム付勢部材の自由長は、前記供給調整室の底部から当該供給調整室の開口周縁部のうちフィルムが溶着された位置までの深さよりも長く設定されていることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項1に記載のバルブユニットと、
ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、を備え、
前記バルブユニットからの液体を前記液体噴射ヘッドに導入することを特徴とする液体噴射ユニット。 - 請求項2に記載の液体噴射ユニットと、
前記バルブユニットへ液体を供給する液体供給源と、
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 液体供給源からの液体を、底部に形成された貫通孔を通じて導入すると共に、導入した液体を液体供給対象側に導出する供給調整室と、前記貫通孔を開閉する開閉バルブと、前記開閉バルブを押圧可能な押圧部を有し、前記供給調整室の一側の開口面を封止する可撓性のフィルムと、をユニット本体に備え、前記供給調整室内の圧力の低下に伴って前記フィルムが供給調整室の一側から他側へ向けて変形し、閉弁状態にある開閉バルブを前記押圧部により押圧して開弁状態に変換する一方、前記供給調整室内の圧力の増加に伴って前記フィルムが供給調整室の他側から一側へ向けて変形し、開弁状態にある開閉バルブに対する押圧を解除することにより閉弁状態に変換するバルブユニットの製造方法であって、
前記供給調整室の底部に、前記フィルムの押圧部を供給調整室の外側に向けて付勢するフィルム付勢部材が設けられ、
前記フィルム付勢部材の自由長は、前記供給調整室の底部から当該供給調整室の開口周縁部におけるフィルムとの溶着位置までの深さよりも長く設定され、
前記ユニット本体の前記供給調整室の開口周縁部に設けられた溶着部と前記フィルムとの溶着の際、前記フィルム付勢部材の付勢力によってフィルムの前記押圧部に対応する部分を前記溶着部と前記フィルムとの溶着位置よりも外側に変位させることで、当該フィルムに撓みを与えることを特徴とするバルブユニットの製造方法。 - 前記フィルムに対して面方向のテンションが付与された状態で前記溶着部と前記フィルムとを溶着することを特徴とする請求項4に記載のバルブユニットの製造方法。
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