JPH11300769A - 樹脂注型装置 - Google Patents

樹脂注型装置

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JPH11300769A
JPH11300769A JP10601198A JP10601198A JPH11300769A JP H11300769 A JPH11300769 A JP H11300769A JP 10601198 A JP10601198 A JP 10601198A JP 10601198 A JP10601198 A JP 10601198A JP H11300769 A JPH11300769 A JP H11300769A
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JP
Japan
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resin
casting
chamber
flow path
mold
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Application number
JP10601198A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Taki
学 滝
Hiroaki Tashiro
浩昭 田代
Akio Kusaura
章雄 草浦
Shoji Nishihara
正二 西原
Akira Horimoto
章 堀本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注型作業の能率向上を図る。 【解決手段】 所定の真空度に設定された注型室15内
の注型金型20に、樹脂供給手段27から樹脂を注型す
る樹脂注型装置において、樹脂供給手段27と注型室1
5との間を連通させた流路切替室18と、注型金型20
への樹脂の注型が終了してから樹脂の流路を注型金型2
0と異なる方向に切り替えて流路切替室18内に排出す
る流路切替手段35と、注型室15の真空度を保持する
ように流路切替室18と注型室15との間を閉塞する閉
塞手段32とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばエポキシ
樹脂等の熱硬化性樹脂を真空中で注型する樹脂注型装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平4−241914
号公報に記載された従来の樹脂注型装置の構成図であ
る。図4において、パレット1に載置された注型金型2
を注型室3に搬入し、真空ポンプ4で注型室3を真空引
きする。そして、注型室3が所定の真空度に設定された
時点で、樹脂供給手段5から注型金型2へ樹脂を注型す
る。注型金型2へ樹脂の注型が行われている間に、予備
加熱室6及び真空脱泡室7の外側のシャッタ6a、7a
を開く。そして、予備加熱室6に新たに注型金型8をパ
レット9に載置して搬入し、シャッタ6aを閉じてヒー
タ10で注型金型8を所定の温度に予備加熱すると共
に、真空ポンプ11で予備加熱室6の真空引きを行う。
【0003】一方、樹脂の注型後に真空脱泡室7で脱泡
が終わった注型金型12はパレット13に載置された状
態で搬出される。なお、真空脱泡室7の真空引きは真空
ポンプ14で行う。また、注型金型2への樹脂の注型が
完了すると、真空脱泡室7内の注型金型12を搬出した
後に、注型室3の各シャッタ3a、3bを開く。そし
て、注型室3の注型金型2をパレット1に載置した状態
で真空脱泡室7に搬送する。さらに、予備加熱室6内の
注型金型8をパレット9に載置した状態で注型室3に搬
送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の樹脂注型装置は
以上のように構成されているので、注型作業が終了した
後に樹脂供給手段に残留している樹脂を取り除いて、新
たに成分の異なる樹脂で注型を行う場合には、大気圧に
開放した注型室内に樹脂の受皿をおいて樹脂供給手段に
残留した樹脂を排出させる。このため、樹脂供給手段に
残留した樹脂を排出した後に、注型金型を注型室に配置
してから注型室の真空引きを行う必要があるので、注型
作業の能率向上を図ることが困難であるという問題点が
あった。
【0005】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたもので、作業能率の向上を図ることが
できる樹脂注型装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる樹脂注
型装置は、所定の真空度に設定された注型室内の注型金
型に、樹脂供給手段から樹脂を注型する樹脂注型装置に
おいて、樹脂供給手段と注型室との間を連通させた流路
切替室と、流路切替室内に設けられ、注型金型への樹脂
の注型終了時に樹脂の流路を注型金型と異なる方向に切
り替えて流路切替室内に排出する流路切替手段と、注型
室の真空度を保持するように流路切替室と注型室との間
を閉塞する閉塞手段とを備えたものである。
【0007】また、この発明に係わる樹脂注型装置は、
流路切替手段が樹脂供給手段から供給された樹脂の流路
を注型金型と異なる方向に流すように流路切替室内に移
動可能に配置された方向切替部材と、この方向切替部材
を所定の方向に駆動する駆動手段とで構成されたもので
ある。
【0008】また、この発明に係わる樹脂注型装置は、
流路切替手段により流路が変えられた樹脂を収集する樹
脂収集手段を流路切替室に設けたものである。
【0009】また、この発明に係わる樹脂注型装置は、
樹脂収集手段が樹脂を収集する樹脂受け手段と、この樹
脂受け手段が収集した樹脂を収容する樹脂収容手段とで
構成されたものである。
【0010】また、この発明に係わる樹脂注型装置は、
樹脂供給手段を複数台とし、いずれか1台の樹脂供給手
段と流路切替室との間を真空度が保持できる接続管路で
接続し、接続管路に接続された樹脂供給手段から接続管
路を介して注型金型に樹脂を注型するようにしたもので
ある。
【0011】また、この発明に係わる樹脂注型装置は、
接続管路が着脱可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1の構成図である。図1において、15は上部に注入口
15aが設けられた注型室で、シャッタ15b、15c
が側面に設けられている。16は注型室15の前段にシ
ャッタ15bを介して配置された予備加熱室で、シャッ
タ16aが設けられている。17は注型室15の後段に
シャッタ15cを介して配置された真空脱泡室で、シャ
ッタ17aが設けられている。18は開口部18aに接
続された接続管路19を介して後述の樹脂供給手段27
と接続された流路切替室で、樹脂供給手段27と注型室
15との間を連通させている。20はパレット21に載
置された注型金型で、予備加熱室16で所定の温度に加
熱されてから、シャッタ15bを開いて注型室15へ搬
入される。
【0013】22はパレット23に載置された状態で予
備加熱室16へ搬入された注型金型で、注型金型20へ
注型される樹脂の温度とほぼ同じ程度にヒータ24によ
り加熱される。25は樹脂の注型が終了して注型室15
から搬入された注型金型で、パレット26に載置された
状態で搬入される。27はバルブ28を介して接続管路
19に接続された樹脂供給手段で、注型金型20へ注型
する樹脂が所定の温度で貯留されている。29は注入口
15aを閉塞するふた、30はふた29に固着された支
持軸である。31は駆動手段で、支持軸30を介してふ
た29を図示上方へ駆動する駆動部31aと、支持軸3
0を回動させる駆動部31bとで構成されている。な
お、29〜31により閉塞手段32が構成されている。
33は接続管路19の下方と対向可能に流路切替室18
内に配置された方向切替部材で、図示の左右方向に移動
可能である。
【0014】34は駆動手段で、ピストン軸34aが方
向切替部材33に固着されている。なお、方向切替部材
33と駆動手段34とで流路切替手段35が構成されて
いる。36は排出口36aが設けられた樹脂受け手段
で、流路切替室18内の方向切替部材33の下方に配置
されている。37は樹脂収容手段で、排出口36aから
排出された樹脂を収容する。なお、樹脂受け手段36と
樹脂収容手段37とで樹脂収集手段38が構成されてい
る。39は注型室15の真空引きを行う真空ポンプ、4
0は予備加熱室16の真空引きを行う真空ポンプ、41
は真空脱泡室17の真空引きを行う真空ポンプ、42は
流路切替室18の真空引きを行う真空ポンプである。4
3はリークバルブで、流路切替室18を大気圧に開放す
る。44は監視カメラで、注型室15内の状況を監視す
る。
【0015】次に動作について説明する。図2は実施の
形態1の動作を示す説明図である。図1及び図2におい
て、樹脂供給手段27には混合、攪拌された樹脂が所定
の温度で貯留されている。貯留されている樹脂量は途中
の接続管路19の内面に付着する分量を見込んで、注型
金型20に注型される必要量より多くしてある。なお、
接続管路19に付着する樹脂量は周囲温度や樹脂の粘度
によっても変化する。次に、閉塞手段31を作動させて
ふた29を図3のように注入口15aから退避させ、注
型室15及び流路切替室18を同一気圧にする。その
後、真空ポンプ39、42により注型室15及び流路切
替室18の真空引きを行う。また、流路切替手段35も
作動させて、方向切替部材33を図2に示すように接続
管路19の下方から退避させ、接続管路19と注型金型
20との間の流路を形成させる。
【0016】ここで、バルブ28を開いて樹脂供給手段
27から注型金型20へ樹脂の注型を行う。この場合、
樹脂の粘度が低いと、樹脂が過度に流出して注型金型2
0から溢れて注型室15内を汚損するので、バルブ28
の開口度が常に最適になるように調節される。そして、
注型時の状況は常に監視カメラ44によりモニタし、樹
脂が異常な振る舞いをした場合には注型作業の停止が行
われる。また、注型室15で注型金型20に注型が行わ
れている間に、シャッタ16aを開いて予備加熱室16
へ注型金型22が搬入される。そして、シャッタ16a
を閉じて真空ポンプ40により予備加熱室16の真空引
きを行うと共に、ヒータ24により注型金型22を注型
される樹脂の温度と同じくらいに予備加熱する。
【0017】一方、先に注型室15で樹脂が注型された
注型金型25は、真空脱泡室17へ搬入されている。そ
して、真空脱泡室17を真空ポンプ41により真空引き
して、注型金型25の注型品内に残存する気泡の除去が
行われる。このようにして脱泡処理が終了すると、シャ
ッタ17aが開かれて注型金型25がパレット26に載
置された状態で真空脱泡室17から搬出される。その
後、シャッタ17aを閉じて真空ポンプ41により真空
脱泡室17を所定の真空度に真空引きを行う。注型室1
5内で注型金型20への樹脂の注型が終了すると、バル
ブ28を閉じて樹脂の供給を停止させる。しかし、樹脂
は粘性を有するので、バルブ28を閉じた後にも接続管
路19に付着した樹脂が流出を続ける。
【0018】そこで、流路切替手段35を作動させて、
図1に示すように方向切替部材33を接続管路19の下
方へ移動させ、接続管路19から流出する樹脂の流路を
樹脂受け手段36側へ切り替える。さらに、バルブ28
を開いて樹脂供給手段27に残留している樹脂を樹脂収
集手段38の樹脂収容手段37に収容させる。また、流
路切替手段35を作動させると共に、駆動手段31を作
動させてふた29で注入口15aを閉塞させる。これに
より、注型室15、予備加熱室16及び真空脱泡室17
は、それぞれ独立して気密性を有し、所定の真空度が保
持されている。
【0019】ここで、リークバルブ43を開いて流路切
替室18を大気圧に開放し、樹脂収容手段37を流路切
替室18から取り出す。これにより、注型金型20への
注型時に接続管路19及び樹脂供給手段27に残留した
樹脂が、流路切替室18から排出される。接続管路19
及び樹脂供給手段27に残留した樹脂の処理が終了した
ら、リークバルブ43を閉じて真空ポンプ42により流
路切替室18の真空引きを行う。さらに、注型室15内
で注型が終了した注型金型20は、残留樹脂の処理が行
われている間に、シャッタ15cを開いてパレット21
に載置した状態で真空脱泡室17へ搬送される。そし
て、シャッタ15cを閉じて真空脱泡室17で注型金型
20の注型品に残存する気泡を除去する。
【0020】一方、予備加熱室16で所定の温度に予備
加熱された注型金型22は、シャッタ15bを開いてパ
レット23に載置された状態で注型室15へ搬送され
る。また、樹脂供給手段27には新たな樹脂が貯留され
る。そして、流路切替室18が所定の真空度に到達した
ら、閉塞手段31及び流路切替手段35を図2の状態に
した後、樹脂供給手段27から供給された樹脂により、
注型金型22への注型が行われる。
【0021】以上のように、樹脂供給手段27と注型室
15との間に流路切替室18を設け、流路切替室18と
注型室15との間を真空度を保持するように閉塞手段3
5により閉塞し、流路切替室18を大気圧に開放してか
ら接続管路19及び樹脂供給手段27に残留した樹脂の
処理を行っている間に、注型処理した注型金型20を真
空脱泡室17に搬入したり、予備加熱された注型金型2
2を注型室15に搬入することが並行して行えるので、
残留した樹脂の処理が終了した後に流路切替室18の真
空引きを行うことにより注型ができるため、作業能率の
向上を図ることができる。
【0022】実施の形態2.図3は実施の形態2の構成
図である。図3において、15〜18、20〜26、2
9〜44は実施の形態1のものと同様のものである。4
5は着脱可能な接続管路で、一端が流路切替室18の開
口部18aと気密に接続できる。46はレールで、後述
のフレーム47、48が図示の左右方向に移動可能に配
置されている。47、48はキャスター47a、48a
が設けられたフレームで、レール46上を図示の左右方
向に移動可能である。49はフレーム47に搭載された
樹脂供給手段で、注型金型20に注型される樹脂が所定
の温度で貯留されている。
【0023】50は樹脂供給手段49に設けられたバル
ブで、接続管路45の他端と気密で分離可能に接続され
て樹脂の供給量を調節する。51はフレーム47に固着
された駆動手段で、樹脂供給手段49を昇降させる。5
2はフレーム48に搭載された樹脂供給手段で、注型金
型22に注型される樹脂が所定の温度で貯留されてい
る。53は樹脂供給手段52に設けられたバルブで、接
続管路45と気密で分離可能に接続されて樹脂の供給量
を調節する。54はフレーム48に固着された駆動手段
で、樹脂供給手段52を昇降させる。
【0024】次に動作について説明する。図3は流路切
替室18が真空引きされ、閉塞手段31及び流路切替手
段35が作動して接続管路45と注型金型20との間の
流路が形成された状態を示している。ここで、バルブ5
0を開いて樹脂供給手段49から注型室15内の注型金
型20に樹脂の注型を行う。注型室15で注型金型20
に注型が行われている間に、予備加熱室16及び真空脱
泡室17で行われる処理は実施の形態1と同様である。
【0025】注型室15内で注型金型20への樹脂の注
型が終了すると、バルブ50を閉じて樹脂の供給を停止
させる。そして、流路切替手段35を作動させて方向切
替部材33を接続管路45の下方へ移動させ、接続管路
45から流出する樹脂の流路を樹脂受け手段36側へ切
り替える。さらに、閉塞手段31を作動させて流入口1
5aをふた29で閉塞した後、リークバルブ43を開い
て流路切替室18を大気圧に開放する。その後、駆動手
段51により樹脂供給手段49を上昇させて、接続管路
45からバルブ50を分離させる。
【0026】接続管路45からバルブ50が分離される
と樹脂供給手段49の移動が可能になるので、レール4
6を移動させて洗浄工程(図示せず)及び新たな樹脂の
供給工程(図示せず)へ移動させる。次に、予備加熱室
16から注型室15へ搬送された注型金型22に樹脂の
注型を行う場合には、接続管路45を新たなものに取り
替えてから樹脂供給手段52を注型室15と対向する位
置まで移動させる。そして、駆動手段54を作動させて
バルブ53を新たな接続管路(図示せず)と接続して、
注型金型20への注型と同様の工程で、注型金型22に
注型を行う。
【0027】以上のように、2台の樹脂供給手段49、
52を移動可能に配置して、いずれか1台の例えば樹脂
供給手段49と流路切替室18との間を真空度が保持で
きる接続管路45で接続し、接続された樹脂供給手段4
9から接続管路45を介して注型金型20に樹脂を注型
することにより、樹脂供給手段49に残留した樹脂の処
理が容易になるので、作業能率の向上を図ることができ
る。また、接続管路45を着脱可能にしたことにより、
接続管路45の洗浄を容易に行うことができるので、作
業能率の向上を図ることができる。
【0028】上記実施の形態2において2台の樹脂供給
手段49、52の場合について説明したが、2台以上の
複数台についても同様の効果を期待することができる。
【0029】また、上記実施の形態2において複数台の
樹脂供給手段を配置した場合、それぞれの樹脂供給手段
に配合の異なる樹脂を貯留させることができるので、樹
脂の混入を防止して他種類の樹脂による注型を迅速に行
うことができる。
【0030】
【発明の効果】この発明は、樹脂供給手段と注型室との
間に流路切替室を設け、流路切替室と注型室との間を真
空度を保持するように閉塞手段により閉塞し、流路切替
室を大気圧に開放してから接続管路及び樹脂供給手段に
残留した樹脂の処理を行っている間に、注型処理した注
型金型を真空脱泡室に搬入したり、予備加熱された注型
金具を注型室に搬入することが並行して行えるので、残
留した樹脂の処理が終了した後に流路切替室の真空引き
を行うことにより注型ができるため、作業能率の向上を
図ることができる。
【0031】この発明は、また、樹脂供給手段から供給
された樹脂を注型金型と異なる方向に流すように流路切
替室内に移動可能に配置された方向切替部材と、この方
向切替部材を所定の方向に駆動する駆動手段とで流路切
替手段を構成したことにより、注型終了後に残った樹脂
の流路を容易に切り替えることができる。
【0032】この発明は、さらに、流路切替手段により
流路が変えられた樹脂を収集する樹脂収集手段を流路切
替室に設けたことにより、注型室の真空度を保持した状
態で注型後に残った樹脂を処理することができる。
【0033】この発明は、さらにまた、樹脂を収集する
樹脂受け手段と、この樹脂受け手段が収集した樹脂を収
容する樹脂収容手段とで樹脂収集手段を構成したことに
より、注型後に残った樹脂を容易に収集することができ
る。
【0034】この発明は、また、樹脂供給手段を複数台
とし、いずれか1台の樹脂供給手段と流路切替室との間
を真空度が保持できる接続管路で接続可能とし、接続管
路に接続された樹脂供給手段から接続管路を介して注型
金型に樹脂を注型するようにしたことにより、樹脂供給
手段を移動させて残留した樹脂の処理ができるので、作
業能率の向上を図ることができる。
【0035】この発明は、また、接続管路を着脱可能に
したことにより、接続管路の洗浄を容易に行うことがで
きるので、作業能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
【図2】 図1の動作を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す構成図であ
る。
【図4】 従来の樹脂注型装置を示す構成図である。
【符号の説明】
15 注型室、18 流路切替室、20 注型金型、2
7,49,52 樹脂供給手段、32 閉塞手段、33
方向切替部材、34 駆動手段、35 流路切替手
段、36 樹脂受け手段、37 樹脂収容手段、38
樹脂収集手段、45 接続管路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西原 正二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 堀本 章 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の真空度に設定された注型室内の注
    型金型に、樹脂供給手段から樹脂を注型する樹脂注型装
    置において、上記樹脂供給手段と上記注型室との間を連
    通させた流路切替室と、上記流路切替室内に設けられ、
    上記注型金型への上記樹脂の注型終了時に上記樹脂の流
    路を上記注型金型と異なる方向に切り替えて上記流路切
    替室内に排出する流路切替手段と、上記注型室の上記真
    空度を保持するように上記流路切替室と上記注型室との
    間を閉塞する閉塞手段とを備えたことを特徴とする樹脂
    注型装置。
  2. 【請求項2】 流路切替手段は、樹脂供給手段から供給
    された樹脂を注型金型と異なる方向に流すように流路切
    替室内に移動可能に配置された方向切替部材と、この方
    向切替部材を所定の方向に駆動する駆動手段とで構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂注型装
    置。
  3. 【請求項3】 流路切替手段により流路が変えられた樹
    脂を収集する樹脂収集手段を流路切替室に設けたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂注型装
    置。
  4. 【請求項4】 樹脂収集手段は樹脂を収集する樹脂受け
    手段と、この樹脂受け手段が収集した上記樹脂を収容す
    る樹脂収容手段とで構成されていることを特徴とする請
    求項3に記載の樹脂注型装置。
  5. 【請求項5】 樹脂供給手段を複数台とし、いずれか1
    台の上記樹脂供給手段と流路切替室との間を真空度が保
    持できる接続管路で接続し、上記接続管路に接続された
    上記樹脂供給手段から上記接続管路を介して注型金型に
    樹脂を注型するようにしたことを特徴とする請求項1〜
    請求項4のいずれか一項に記載の樹脂注型装置。
  6. 【請求項6】 接続管路は着脱可能であることを特徴と
    する請求項5に記載の樹脂注型装置。
JP10601198A 1998-04-16 1998-04-16 樹脂注型装置 Pending JPH11300769A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102825692A (zh) * 2012-09-11 2012-12-19 张家港市益成机械有限公司 真空浇注装置
JP2013132210A (ja) * 2011-10-13 2013-07-04 Mitsui High Tec Inc 永久磁石の樹脂封止方法
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