JPH05212528A - 鋳造方法 - Google Patents

鋳造方法

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JPH05212528A
JPH05212528A JP5643592A JP5643592A JPH05212528A JP H05212528 A JPH05212528 A JP H05212528A JP 5643592 A JP5643592 A JP 5643592A JP 5643592 A JP5643592 A JP 5643592A JP H05212528 A JPH05212528 A JP H05212528A
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molten metal
passage
pressure
cavity
storage tank
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Hirokazu Onishi
宏和 大西
Minoru Uozumi
稔 魚住
Atsushi Ota
厚 太田
Yasuyuki Arakawa
恭行 荒川
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶湯に気泡が混入することにより発生する鋳
造欠陥を防止する。 【構成】 キャビティ56の湯口部56aをゲート機構
70によって閉鎖し、真空ポンプによってキャビティ5
6内を規定負圧にまで減圧する。また前記湯口部56a
を閉鎖した状態で、溶湯通路56内を排気通路70cを
介して減圧装置により減圧し、貯湯槽60内の溶湯をこ
の溶湯通路56内に吸引する。溶湯が溶湯通路56内に
満たされた状態で、前記排気通路70c内をさらに減圧
し、その内部圧力をキャビティ56内の規定負圧にほぼ
等しくする。キャビティ56及び排気通路70c内が規
定負圧に等しくなった状態で、湯口部56aを開放して
溶湯通路56内の溶湯をキャビティ56内に吸引する。
これによって溶湯が高速でキャビティ56内に吸引され
ても、溶湯通路56内の圧力が排気通路70c内の圧力
より低くならず、排気通路70cから溶湯通路56へ気
体が逆流することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳型内に形成されたキ
ャビティの内部を減圧することにより、貯湯槽に蓄えら
れている溶湯を溶湯通路を通して、そのキャビティ内に
差圧を利用して充填する鋳造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】これに関連する従来技術が、実開平3−
31058号公報に記載されている。本出願の願書に添
付した図12に、従来の鋳造方法を実施するために使用
される鋳造装置の要部縦断面図が示されている。この鋳
造装置は、鋳型1内に形成されたキャビティ2と、この
キャビテイ2内を減圧する真空ポンプ4を備えている。
さらにこのキャビティ2は、溶湯6を蓄える貯湯槽8と
溶湯通路10を介して連通している。そして、前記キャ
ビティ2の湯口部2aには、溶湯通路10を開閉するた
めのゲート機構12が設けられてる。このゲート機構1
2の内部には、その軸心方向に減圧ポンプ20と連通す
る排気通路12bが形成されており、この排気通路12
bの溶湯通路側開口部12cが通気性の排気ベント12
aを介して前記溶湯通路10に接続されている。
【0003】この鋳造装置において、前記キャビティ2
内に溶湯6を導くには次の手順による。先ず、ゲート機
構12で湯口部2aを閉鎖した後に、真空ポンプ4によ
ってキャビティ2内を真空に近い規定負圧にまで減圧す
る。また、ほぼ同時に減圧ポンプ20によって前記溶湯
通路10の内部を負圧にして、貯湯槽8に蓄えられてい
る溶湯6をゲート機構12の先端位置まで吸引する。即
ち、溶湯通路10の内部を溶湯6で満たす。次にゲート
機構12を開放し、キャビティ2内の圧力と溶湯通路1
0内の圧力との差圧を利用して、溶湯通路10内の溶湯
6を前記キャビティ2内に吸引し、このキャビティ2内
に溶湯6を充填する。なお、貯湯槽8に蓄えられている
溶湯6をゲート機構12の先端位置まで導くための別の
方法としては、前記貯湯槽8を密閉構造としてその貯湯
槽8内を気体で加圧し、前記溶湯6を溶湯通路10内に
押し上げる方法も採用されている。この場合、前記排気
通路12bは大気開放されており、溶湯6の上昇に伴っ
て溶湯通路10内の気体は排気通路12bから外部に排
出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の鋳造方法によると、キャビティ2の内部と溶湯通
路10の内部との差圧が大きいために、前記溶湯通路1
0内の溶湯6は前記キャビティ2内に高速で吸引され
る。このために前記排気通路12bの溶湯通路側開口部
12cの近傍圧力がこの排気通路12bの内部圧力より
も低くなる。これによって排気通路12b内の気体が溶
湯通路10側に逆流して、溶湯6に気泡が混入すること
がある。一旦、溶湯6に気泡が混入すると、キャビティ
2内でこの気泡を除去することは困難であり製品に引け
巣等の鋳造欠陥が発生する。また、貯湯槽8内を加圧す
ることにより溶湯6を溶湯通路10内に供給する方法で
も、溶湯通路10内の溶湯6が前記キャビティ2内に高
速で吸引される際には、前記排気通路12bの溶湯通路
側開口部12cの近傍圧力がこの排気通路12bの内部
圧力(大気圧)よりも低くなる。このために、上記と同
様な問題が発生する。
【0005】本発明の技術的な課題は、キャビティ2内
に溶湯6を吸引する際に、排気通路12bの溶湯通路側
開口部12cの近傍圧力がこの排気通路12bの内部圧
力よりも低くならないようにすることにより、排気通路
12b内から溶湯通路10側に気体が逆流しないように
して、溶湯6に気泡が混入しないようにするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
工程を有する鋳造方法によって解決される。即ち、請求
項1に記載の発明に係る鋳造方法は、鋳型内に形成され
たキャビティと、溶湯を蓄える貯湯槽とを連通させる溶
湯通路をゲート機構によって閉鎖し、前記キャビティ内
の気体を前記鋳型の隙間を通して外部に排出して、その
キャビティ内を真空に近い規定負圧にまで減圧する工程
と、前記溶湯通路を前記ゲート機構によって閉鎖した後
に、そのゲート機構と前記貯湯槽間に位置する溶湯通路
内の気体を排気通路を通して外部に排出することによ
り、その溶湯通路内を所定負圧にまで減圧し、前記溶湯
通路に前記貯湯槽内の溶湯を吸引して満たす工程と、前
記ゲート機構と前記貯湯槽間に位置する溶湯通路内が溶
湯で満たされた後に、前記排気通路の内部を前記キャビ
ティ内の規定負圧にほぼ等しくなるまで減圧する工程
と、前記キャビティ内の圧力が規定負圧に到達し、かつ
前記排気通路内の圧力も前記規定負圧にほぼ等しくなっ
た状態で、前記ゲート機構を開放し、前記溶湯通路内に
満たされた溶湯をキャビティ内に吸引する工程とを有し
ている。また、請求項2に記載の発明に係る鋳造方法
は、鋳型内に形成されたキャビティと、溶湯を蓄える貯
湯槽とを連通させる溶湯通路をゲート機構によって閉鎖
し、前記キャビティ内の気体を前記鋳型の隙間を通して
外部に排出して、そのキャビティ内を真空に近い規定負
圧にまで減圧する工程と、前記溶湯通路を前記ゲート機
構によって閉鎖した後に、前記貯湯槽内を第1所定圧力
にまで加圧してその貯湯槽内の溶湯を前記溶湯通路内に
押し上げるとともに、この溶湯通路内の気体を排気通路
を通して外部に排出し、前記ゲート機構と前記貯湯槽間
に位置する前記溶湯通路を溶湯で満たす工程と、前記ゲ
ート機構と前記貯湯槽間に位置する溶湯通路内が溶湯で
満たされた後に、前記貯湯槽内を第2所定圧力で加圧す
る工程と、前記キャビティ内の圧力が規定負圧に到達
し、かつ前記貯湯槽内の溶湯が第2所定圧力で加圧され
た状態で、前記ゲート機構を開放して前記溶湯通路内の
溶湯をキャビティ内に吸引する工程とを有している。そ
して前記第2所定圧力は、前記第1所定圧力よりも高圧
であり、かつ前記溶湯通路内の溶湯が前記キャビティ内
に吸引される際に、前記排気通路の溶湯通路側開口部の
近傍圧力が前記排気通路の内部圧力よりも低くならない
ような値に設定されている。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によると、ゲート機構と
貯湯槽との間に位置する溶湯通路内に溶湯を吸引する際
に、前記溶湯通路は排気通路を介して所定負圧にまで減
圧される。ここで前記所定負圧を、従来と同様に溶湯を
吸引するのに必要な最小限の値に設定しておけば、溶湯
は緩やかに溶湯通路内に導かれるために流れが乱れるこ
とがなく、溶湯に気泡等が巻き込まれることがない。ま
た前記溶湯通路内に溶湯が満たされた後に、さらに前記
排気通路内は所定負圧からキャビティ内の規定負圧にほ
ぼ等しい圧力にまで減圧される。このためゲート機構が
開放されて、この溶湯通路内の溶湯がキャビティ内に高
速で吸引されても、前記排気通路の溶湯通路側開口部の
近傍圧力はその排気通路の内部圧力よりも低くなること
がない。したがって排気通路から気体が溶湯通路側へ逆
流することがない。請求項2に記載の発明によると、ゲ
ート機構と貯湯槽との間に位置する溶湯通路内を溶湯で
満たす際に、貯湯槽内が第1所定圧力まで加圧され、前
記溶湯が前記貯湯槽から溶湯通路内に押し上げられる。
ここで第1所定圧力を、従来と同様に溶湯が溶湯通路に
供給されるために必要な最小限の値に設定しておけば、
溶湯は緩やかに溶湯通路内に導かれるため、流れが乱れ
ることがなく溶湯に気泡等が巻き込まれることがない。
また前記溶湯通路内に溶湯が満たされた後に、前記貯湯
槽内は第1所定圧力からさらに第2所定圧力にまで加圧
される。即ち、溶湯通路内に満たされた溶湯にも第2所
定圧力が加わる。ここで前記第2所定圧力は、溶湯通路
内の溶湯がキャビティ内に吸引される際に、前記排気通
路の溶湯通路側開口部の近傍圧力が、その排気通路の内
部圧力よりも低くならないような値に設定されている。
このためゲート機構が開放されて、この溶湯通路内の溶
湯がキャビティ内に高速で吸引されても、排気通路から
気体が溶湯通路側に逆流することがない。
【0008】
【実施例】以下、図1から図6を参照して本発明の第1
実施例に係る鋳造方法の説明を行う。図1は、本実施例
に係る鋳造方法を実施するために使用される鋳造装置の
要部縦断面図を表している。この鋳造装置は上型52と
下型54とから構成される鋳型50を備えており、この
上型52と下型54とが係合された状態で前記鋳型50
の内部中央にはキャビティ56が形成される。さらに前
記キャビティ56の中央部には、堰部56bを介して湯
口部56aが形成されており、この湯口部56aの部分
で前記キャビティ56は溶湯通路58と連通している。
【0009】前記溶湯通路58は、前記下型54の中央
に設けられた通路58aと、この通路58aに連通した
状態で前記下型54の下面に接続された円筒状のストー
ク58bとから構成される。前記ストーク58bの先端
部分は、上方が開放した溶解炉60(以下、貯湯槽60
という)に貯留されるアルミニウム合金溶湯(以下、溶
湯という)の内に侵漬されている。また下型54とスト
ーク58bとの合わせ面には耐熱ゴム製のOリング64
が設けられており、これによって溶湯通路58の気密性
が確保される。
【0010】前記キャビティ56の湯口部56aと前記
溶湯通路58との接続部分には、前記湯口部56aを開
閉するためのゲート機構70が設置されている。このゲ
ート機構70は円柱形のゲートチップ70aと、このゲ
ートチップ70aを図示されていない移動機構に連結す
るための棒状のピン70bとを備えている。前記ゲート
チップ70aは、上型52の中央に形成された開孔52
aの内部に縦方向の摺動が可能な状態で収納されてい
る。そして、このゲートチップ70aが下限に位置した
状態で、ゲートチップ70aの先端面が下型54の表面
に当接し、キャビティ56の湯口部56aが閉鎖され
る。また前記ゲートチップ70aが上方に摺動して、ゲ
ートチップ70aの先端面が下型54の表面から離れる
と、キャビティ56の湯口部56aが開放される。
【0011】なお、ゲートチップ70aの外側面と上型
52の開孔52aの内壁面との間には耐熱ゴム製のOリ
ング72が設けられており、ゲートチップ70aの上下
摺動に起因したシール性の悪化防止を図っている。前記
ゲートチップ70aの上面中央には、前記ピン70bの
一端が同軸に接続されている。そしてこのゲートチップ
70aおよびピン70bの内部軸心方向に排気通路70
cが形成されている。この排気通路70cは、一端が前
記ゲートチップ70aの先端面で開口しており、この開
口部70e(溶湯通路側開口部70e)に通気性の排気
ベント70dが嵌合されている。また、排気通路70c
の他端は図示されていない減圧装置に接続されている。
この構造により、減圧装置が駆動されると前記溶湯通路
58内の気体が前記排気通路70cを通って排出されて
この溶湯通路58内の減圧が行われる。
【0012】前記キャビティ56は、図1に示すよう
に、上型52と下型54との合わせ面に生じた隙間53
を介して上型52の内部に形成された減圧通路52cに
連通している。そしてこの減圧通路52cが図示されて
いない真空ポンプに接続されている。なお、キヤビティ
56と鋳型50の外部との気密性を確保するために、上
型52と下型54との合わせ面の縁部分には耐熱ゴム製
のOリング53aが設けられている。この構造により、
前記ゲート機構が湯口部56aを閉鎖した状態で前記真
空ポンプが駆動されるとキャビティ56の内部は規定負
圧にまで減圧される。さらにキャビティ56の上部に
は、このキャビティ56内に充填された溶湯を加圧する
ための加圧ピン52dが設置されている。この加圧ピン
52dは、上型52の内部に形成されたシリンダ52e
内を上下方向に摺動できるようになっており、図示され
ていないピン駆動機構によって作動される。
【0013】次に、図2〜図6を参照して本実施例に係
る鋳造方法の説明を行う。ここで図2〜図5は各工程に
おける鋳造装置の動作状況を表す縦断面図であり、図6
はキャビティ56内(正確には減圧通路52c内)の圧
力変化(実線)と、溶湯通路58内(正確には排気通路
70c内)の圧力変化(点線)とを時系列的に表した図
である。先ず、図2に示すようにゲート機構70によっ
てキャビティ56の湯口部56aが閉鎖される。この状
態で前記真空ポンプが作用して、前記キャビティ56内
の気体が鋳型50の隙間53、減圧通路52cを通って
外部に排出される。これによって図6の実線に示すよう
に、キャビティ56の内部が真空に近い規定負圧(約2
0Torr)にまで徐々に減圧される。また上記のよう
に湯口部56aがゲート機構70によって閉鎖された状
態で減圧装置が作用して、溶湯通路58内の気体が排気
通路70cを通して外部に排出される。これによって、
図6の点線で示すように前記溶湯通路58の内部が徐々
に所定負圧(約420Torr)にまで減圧されて、前
記貯湯槽60に蓄えられている溶湯が溶湯通路58内に
吸引される。
【0014】前記溶湯通路58が溶湯で満たされた状態
が溶湯到達状態であり、図3にその様子が示されてい
る。ここで、前記所定負圧は溶湯を溶湯通路58に吸引
するために必要な最小限の値に設定されている。このた
め溶湯は溶湯通路58内に緩やかに吸引されてその流れ
が乱れることがなく、溶湯に気泡等が巻き込まれること
がない。前記溶湯通路58が溶湯で満たされると、所定
負圧(約420Torr)に保持されている前記排気通
路70cの内部がさらに減圧され、最終的にキャビティ
56内の規定負圧(約20Torr)にほぼ等しくなる
まで減圧される。この状態で所定の時間が経過してキャ
ビティ56の内部が規定負圧に到達し、また排気通路7
0cの内部も規定負圧に到達した状態で前記ゲート機構
70が開放されて、図4に示すように溶湯通路58に満
たされていた溶湯が高速でキャビティ56内に吸引され
る。なお、溶湯通路58が溶湯で満たされた状態、即ち
溶湯到達状態からゲート機構70が開かれるまでの時間
は、3〜5秒の間に設定されている。
【0015】このようにしてキャビティ56の内部に溶
湯が充填されると、図5に示すようにゲートチップ70
aが下降してキャビティ56の湯口部56aが再び閉鎖
される。湯口部56aがゲート機構70によって閉鎖さ
れると、加圧ピン52dが下降してキャビティ56内の
溶湯が所定圧力で加圧される。またこれと平行して前記
排気通路70cが大気開放されて溶湯通路58に蓄えら
れていた溶湯が自重で貯湯槽60に戻されて、鋳造作業
が終了する。
【0016】このように本実施例によると、溶湯通路5
8内の溶湯がキャビティ56内に吸引される際に、排気
通路70cの内部はキャビティ56内の規定負圧(約2
0Torr)に等しい状態に保持されている。このた
め、溶湯通路58内の溶湯が高速でキャビティ56の内
部に吸引されたとしても、前記排気通路70cの溶湯通
路側開口部70eの近傍圧力がその排気通路70cの内
部圧力よりも低くなることがない。したがって排気通路
70c内の気体が溶湯通路58側に逆流することがな
い。
【0017】次に、図7〜図11を参照して本発明の第
2実施例に係る鋳造方法の説明を行う。図7に本実施例
に係る鋳造方法を実施するために使用される鋳造装置が
示されている。この鋳造装置のゲート機構170は、円
柱形のゲートチップ170aと、このゲートチップ17
0aを図示されていない移動機構に連結するための棒状
のピン170bとを備えている。前記ゲートチップ17
0aは、上型152の中央に形成された開孔152aの
内部に縦方向の摺動が可能な状態で収納されている。そ
して、このゲートチップ170aが下限に位置した状態
で、ゲートチップ170aの先端面が下型154の表面
に当接し、キャビティ156の湯口部156aが閉鎖さ
れる。また前記ゲートチップ170aが上方に摺動し
て、ゲートチップ170aの先端面が下型154の表面
から離れると、キャビティ156の湯口部156aが開
放される。前記ゲートチップ170aの上面中央には、
前記ピン170bの一端が同軸に接続されている。そし
てこのゲートチップ170aおよびピン170bの内部
軸心方向に排気通路170cが形成されている。この排
気通路70cは、一端が前記ゲートチップ170aの先
端面で開口しており、この開口部170e(溶湯通路側
開口部70e)に通気性の排気ベント170dが嵌合さ
れている。また、排気通路170cの他端は大気開放さ
れている。
【0018】また、この鋳造装置の貯湯槽160は、溶
湯を溜める溶解炉160aを密閉容器160bの内部に
収納している。ここで密閉容器160bには、上部にス
トーク158bが挿通できる開口160cが形成されて
おり、前記ストーク158bの先端が溶解炉160aに
溜められた溶湯に侵漬された状態で、前記開口160c
と前記ストーク158bの側壁との間は確実にシールさ
れる。前記貯湯槽160には、この貯湯槽160の内部
を加圧するための加圧装置180が設けられている。
【0019】前記加圧装置180は、4気圧(4×1.
013×105 Pa)の清浄空気(フィルタで濾過した
空気)を供給するための加圧源182を備えており、こ
の加圧源182に高圧用レギュレータRHの一次側(入
口側)が接続されている。高圧用レギュレータRHは、
加圧源182から供給された4気圧の圧縮空気を所定の
気圧(1.3〜1.8気圧の範囲で調整可能)まで減圧
する装置であり、その二次側(出口側)が第1切替弁1
84の入口184aに接続されている。この第1切替弁
184は、流路の切り替えおよび遮断が可能な構造であ
り、制御ユニット181からの制御信号に基づいて駆動
される。この第1切替弁184の第1出口184bは低
圧用レギュレータRLの一次側(入口側)に接続されて
おり、また第2出口184cはこの低圧用レギュレータ
RLをバイパスするバイパス配管185の一端に接続さ
れている。
【0020】低圧用レギュレータRLは、高圧用レギュ
レータRHから供給された1.3〜1.8気圧の圧縮空
気を所定の気圧(0.3〜0.4気圧の範囲で調整可
能)まで減圧する装置であり、その二次側(出口側)が
第2切替弁186の第1入口186aに接続されてい
る。また前記バイパス配管185の他端がこの第2切替
弁186の第2入口186bに接続されている。そし
て、この第2切替弁186の出口186cが貯湯槽16
0に接続されている。この第2切替弁186も、前記第
1切替弁184と同様な構造であり、前記制御ユニット
181からの制御信号に基づいて作動される。上記構造
によって、第1切替弁184と第2切替弁186とがバ
イパス配管185を閉鎖する方向に切り替えられると、
高圧用レギュレータRHおよび低圧用レギュレータRL
が直列に接続されて、貯湯槽160の内部には低圧用レ
ギュレータRLからの0.3〜0.4気圧の圧縮空気が
供給される。また第1切替弁184と第2切替弁186
とがバイパス配管185を開放する方向に切り替えられ
ると高圧用レギュレータRHから出力された1.3〜
1.8気圧の圧縮空気がバイパス配管185を通って直
接、貯湯槽160の内部に供給される。さらに第2切替
弁186が流路を閉鎖した状態で、貯湯槽160への圧
縮空気の供給はストップされる。また前記貯湯槽160
には、この貯湯槽160の内部を大気開放する際に使用
される大気開放弁187が装着されている。この大気開
放弁187も前記制御ユニット181からの制御信号に
基づいて作動される。即ち、上記加圧装置180が、貯
湯槽160を第1所定圧力(低圧)あるいは第2所定圧
力(高圧)で加圧するための装置として機能する。
【0021】なお、本実施例に係る鋳造装置のゲート機
構170および貯湯槽160を除く他の部分の構成は、
前記第1実施例に係る鋳造装置の構成と同様である。次
に、図7〜図11を参照して本実施例に係る鋳造方法の
説明を行う。ここで図7〜図10は各工程における鋳造
装置の動作状況を縦断面図で表しており、図11は貯湯
槽160内の圧力変化を時系列的に表している。先ず、
図7に示すようにゲート機構170によってキャビティ
156の湯口部156aが閉鎖される。この状態で真空
ポンプが作用して、前記キャビティ56内の気体が鋳型
150の隙間153、減圧通路152cを通して外部に
排出される。これによってキャビティ156の内部が真
空に近い規定負圧(約20Torr)にまで徐々に減圧
される。
【0022】また上記のように湯口部156aがゲート
機構170によって閉鎖された状態で、前記加圧装置1
80の第1切替弁184と第2切替弁186とが高圧用
レギュレータRHおよび低圧用レギュレータRLを直列
に接続する方向に切り替えられる。これによって、前記
貯湯槽160の内部には0.4気圧の圧縮空気が供給さ
れて、貯湯槽160内の気圧は、図11の実線に示すよ
うに徐々に徐々に上昇する。そして、この貯湯槽160
に蓄えられている溶湯が圧縮空気に押圧されて前記溶湯
通路158に押し上げられる。また前記溶湯通路158
に溶湯が供給されるのと同時に、この溶湯に押されて溶
湯通路158内の気体が排気通路170cから外部に排
出される。前記溶湯通路158が溶湯で満たされた状態
が溶湯到達状態であり、図8にその様子が示されてい
る。ここで加圧装置180から貯湯槽160内に供給す
る圧縮空気の圧力は、従来と同様に溶湯を溶湯通路15
8内に供給するのに必要な最小限の値に設定されてい
る。このために溶湯は緩やかに溶湯通路158内に導か
れて流れが乱れることがなく、溶湯に気泡等が巻き込ま
れることがない。
【0023】前記溶湯通路158が溶湯で満たされる
と、前記加圧装置180の第1切替弁184と第2切替
弁186とがバイパス配管185を開放する方向に切り
替えられる。これによって高圧用レギュレータRHから
出力された1.5気圧の圧縮空気が直接、貯湯槽160
の内部に供給される。これによって貯湯槽160内の気
圧は、図11に示すように上昇し、この圧縮空気によっ
て貯湯槽160および溶湯通路158に蓄えられている
溶湯が加圧される。ここで前記高圧レギュレータRHの
出力空気圧は、溶湯通路158内の溶湯がキャビティ1
56に吸引される際に、前記溶湯通路158内が負圧に
ならないような値に設定されている。
【0024】所定の時間が経過してキャビティ156の
内部が規定負圧に到達し、また溶湯通路158に満たさ
れた溶湯が所定圧力(1.5気圧)で加圧されている状
態で、前記ゲート機構170が開かれて、図9に示すよ
うに溶湯通路158に満たされていた溶湯が高速でキャ
ビティ156内に吸引される。なお、ゲート機構170
が開く際、キャビティ156と溶湯通路158との差圧
が従来よりも大きくなるために、溶湯がキャビティ15
6内に吸引される速度が従来よりも速くなる。この結
果、キャビティ156内に溶湯が充填される時間が短く
なる。このようにしてキャビティ156の内部に溶湯が
充填されると、図10に示すようにゲートチップ70a
が下降してキャビティ156の湯口部156aが再び閉
鎖される。湯口部156aがゲート機構170によって
閉鎖せれると、加圧ピン152dが下降してキャビティ
156内の溶湯が所定圧力で加圧される。またこれと平
行して前記加圧装置180の第2切替弁186が閉鎖さ
れ、大気開放弁187が開放されることにより、溶湯通
路58に蓄えられていた溶湯が自重で貯湯槽60に戻
り、鋳造作業が終了する。
【0025】本実施例によると、ゲート機構170が開
放されて溶湯通路158内の溶湯がキャビティ156に
吸引される際に、前記溶湯通路158内の溶湯には所定
圧力(高圧レギュレータRHの出力空気圧=1.5気
圧)が加わっている。一方、ゲート機構170に形成さ
れた排気通路170cは大気開放されている。このため
溶湯通路158内の溶湯が高速で前記キャビティ156
に吸引されたとしても、前記排気通路170cの溶湯通
路側開口170eの近傍の圧力はその排気通路170の
内部圧力よりも低くなることがない。したがって排気通
路170c内の気体が溶湯通路158側に逆流すること
がない。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、溶湯通路内の溶湯がキ
ャビティに吸引される際に、ゲート機構に形成された排
気通路から溶湯通路側に気体が逆流することがない。こ
のため溶湯に気泡が混入することがなく、製品に引け巣
等の鋳造欠陥が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る鋳造方法を実施する
ために使用される鋳造装置の要部縦断面図である。
【図2】第1実施例に係る鋳造方法の各工程を表す図で
ある。
【図3】第1実施例に係る鋳造方法の各工程を表す図で
ある。
【図4】第1実施例に係る鋳造方法の各工程を表す図で
ある。
【図5】第1実施例に係る鋳造方法の各工程を表す図で
ある。
【図6】キャビティと溶湯通路の圧力変化を時系列的に
表した図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る鋳造方法を実施する
ために使用される鋳造装置の要部縦断面図である。
【図8】第2実施例に係る鋳造方法の各工程を表す図で
ある。
【図9】第2実施例に係る鋳造方法の各工程を表す図で
ある。
【図10】第2実施例に係る鋳造方法の各工程を表す図
である。
【図11】貯湯槽内の圧力変化を時系列的に表した図で
ある。
【図12】従来の鋳造方法を実施するために使用される
鋳造装置の要部縦断面図である。
【符号の説明】
50 鋳型 56 キャビティ 58 溶湯通路 60 貯湯槽 70 ゲート機構 70c 排気通路 150 鋳型 156 キャビティ 158 溶湯通路 160 貯湯槽 170 ゲート機構 180 加圧装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 恭行 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳型内に形成されたキャビティと、溶湯
    を蓄える貯湯槽とを連通させる溶湯通路をゲート機構に
    よって閉鎖し、前記キャビティ内の気体を前記鋳型の隙
    間を通して外部に排出して、そのキャビティ内を真空に
    近い規定負圧にまで減圧する工程と、 前記溶湯通路を前記ゲート機構によって閉鎖した後に、
    そのゲート機構と前記貯湯槽間に位置する溶湯通路内の
    気体を排気通路を通して外部に排出することにより、そ
    の溶湯通路内を所定負圧にまで減圧し、前記溶湯通路に
    前記貯湯槽内の溶湯を吸引して満たす工程と、 前記ゲート機構と前記貯湯槽間に位置する溶湯通路内が
    溶湯で満たされた後に、前記排気通路の内部を前記キャ
    ビティ内の規定負圧にほぼ等しくなるまで減圧する工程
    と、 前記キャビティ内の圧力が規定負圧に到達し、かつ前記
    排気通路内の圧力も前記規定負圧にほぼ等しくなった状
    態で、前記ゲート機構を開放し、前記溶湯通路内に満た
    された溶湯をキャビティ内に吸引する工程と、を有する
    ことを特徴とする鋳造方法。
  2. 【請求項2】 鋳型内に形成されたキャビティと、溶湯
    を蓄える貯湯槽とを連通させる溶湯通路をゲート機構に
    よって閉鎖し、前記キャビティ内の気体を前記鋳型の隙
    間を通して外部に排出して、そのキャビティ内を真空に
    近い規定負圧にまで減圧する工程と、 前記溶湯通路を前記ゲート機構によって閉鎖した後に、
    前記貯湯槽内を第1所定圧力にまで加圧してその貯湯槽
    内の溶湯を前記溶湯通路内に押し上げるとともに、この
    溶湯通路内の気体を排気通路を通して外部に排出し、前
    記ゲート機構と前記貯湯槽間に位置する前記溶湯通路を
    溶湯で満たす工程と、 前記ゲート機構と前記貯湯槽間に位置する溶湯通路内が
    溶湯で満たされた後に、前記貯湯槽内を第2所定圧力で
    加圧する工程と、 前記キャビティ内の圧力が規定負圧に到達し、かつ前記
    貯湯槽内の溶湯が第2所定圧力で加圧された状態で、前
    記ゲート機構を開放して前記溶湯通路内の溶湯をキャビ
    ティ内に吸引する工程とを有し、 前記第2所定圧力は、前記第1所定圧力よりも高圧であ
    り、かつ前記溶湯通路内の溶湯が前記キャビティ内に吸
    引される際に、前記排気通路の溶湯通路側開口部の近傍
    圧力が前記排気通路の内部圧力よりも低くならないよう
    な値に設定されていることを特徴とする鋳造方法。
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