JPH11300286A - 搬送物区分け装置 - Google Patents

搬送物区分け装置

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JPH11300286A
JPH11300286A JP10116592A JP11659298A JPH11300286A JP H11300286 A JPH11300286 A JP H11300286A JP 10116592 A JP10116592 A JP 10116592A JP 11659298 A JP11659298 A JP 11659298A JP H11300286 A JPH11300286 A JP H11300286A
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JP
Japan
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JP10116592A
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Akira Koizumi
亮 小泉
Kenji Yasui
賢二 安井
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 困難な調整や高いコストを必要とせずに、多
種多様な大きさを有する搬送物の搬送中に搬送物の個別
の高さ情報を得ることができる搬送物区分け装置を提供
する。 【解決手段】 搬送中の郵便物12を選別し区分けする
郵便物区分け装置において、郵便物12の個々の大きさ
に対応する高さ情報eを検出する、郵便物12の両側に
位置し且つ郵便物12の高さ方向に所定間隔を有して配
列された複数組の発光素子23aと受光素子24aから
なる高さ検出部14を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送物区分け装置
に関し、特に郵便物等の紙葉類を一定の基準の基に選別
区分けする搬送物区分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、はがきや封書等の郵便物を選別区
分けする区分け装置が知られている。この区分け装置
は、2本のベルトの間に挟み立てた状態で搬送される多
種多様の郵便物を、搬送中に規定範囲内の長さ且つ高さ
であるか否かを判断する。長さは、例えば、搬送中の郵
便物が遮光可能に配置した光電センサにより遮光時間を
検出し、その時間と搬送速度により得られた算出値に基
づき判断される。高さは、例えば、搬送路上の所定の高
さに配置した光電センサにより遮光したか否かを検出
し、その何れかにより規定範囲内か規定範囲外かが判断
される。
【0003】判断の結果、規定範囲内の郵便物について
は、郵便物に貼付された切手や印刷された料金計器等の
料額印面からの種類情報により、予め種類毎に設置され
た複数の集積部に区分けして集積される。一方、規定範
囲外の郵便物は、排除専用の集積部に集積される。
【0004】ところで、この高さの判断は、郵便物の個
別の高さに基づいた比較ではなく、規定範囲内か規定範
囲外かの二者択一であったため、各郵便物毎の長さ、高
さ、縦横比(高さ:長さ)の各情報と各郵便物毎の料額
印面の種類情報を組み合わせた種類分けができず、多種
多様な郵便物を極め細かく選別し区分けすることができ
なかった。
【0005】そこで、郵便物の個別の高さ情報を得るた
めに、例えば、より小型のファイバー型光電センサを郵
便物の高さ方向に複数個配列してより極め細かく高さを
検出することが考えられる。
【0006】また、はがきや封書等と同様の紙葉品を一
定の基準の基に選別区分けするものとして、例えば、特
開昭62−70164号公報に開示された紙葉類集積装
置或いは特開平1−108697号公報に開示された
紙葉類のサイズ測定回路を備えた選別装置が、提案さ
れている。
【0007】紙葉類集積装置は、紙葉類を集積載置す
る集積受部材と、集積された紙葉類の両端を規制する第
1、第2の規制部材とを有し、集積受部材を紙葉類のサ
イズに応じて変位させると共に、これに追従して第2の
規制部材を変位させ、第1、第2の規制部材の対向間距
離を可変としている。これにより、集積される紙葉類の
サイズに応じて集積スペースを可変することができ、し
かも紙葉類サイズに合った集積スペースであるため取り
出しも容易となる。
【0008】また、紙葉類のサイズ測定回路を備えた選
別装置は、長さ等の検知結果を記憶するメモリー回路
をCPUに接続した構成を有し、メモリー回路がクリア
された状態において一枚目の紙葉類のサイズを検知手段
で検知することによって当該紙葉類の長さ、幅等のサイ
ズや、形状が基準値としてメモリー回路に保持される。
一枚目以後に測定される紙葉類はCPUにおいて基準値
と比較演算されることによって同一性について判断され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファイバー型光電センサを用いた区分け装置の場
合、設置された複数個の光電センサを等間隔で正確に位
置決めするために、個々の配置状態を調整するのは大変
困難であり、またコストが非常に高くなるのが避けられ
ない。
【0010】また、紙葉類集積装置においては、紙葉
類のサイズに応じて集積スペースを可変するものであ
り、紙葉類のサイズ測定回路を備えた選別装置におい
ては、基準値と比較演算することにより同一性について
判断するものであり、何れの場合もその個別の高さ情報
を得ることはできない。従って、多種多様な郵便物等の
紙葉類の搬送中にその個別の高さ情報を得ることには対
応することができない。
【0011】本発明の目的は、困難な調整や高いコスト
を必要とせずに、多種多様な大きさを有する搬送物の搬
送中に搬送物の個別の高さ情報を得ることができる搬送
物区分け装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る搬送物区分け装置は、搬送中の搬送物
を選別し区分けする搬送物区分け装置において、前記搬
送物の個々の大きさに対応する大きさ情報を検出する大
きさ検出手段を備えたことをことを特徴としている。ま
た、この大きさ検出手段は、前記搬送物の両側に位置し
且つ前記搬送物の高さ方向に所定間隔を有して配列され
た複数組の発光手段と受光手段からなる高さ検出部を有
する。
【0013】上記構成を有することにより、大きさ検出
手段が搬送物の個々の大きさに対応する大きさ情報を検
出し、多種多様な大きさを有する搬送物の搬送中に搬送
物の個別の高さ情報を得ることができる。また、大きさ
検出手段が、前記搬送物の両側に位置し且つ前記搬送物
の高さ方向に所定間隔を有して配列された複数組の発光
手段と受光手段からなる高さ検出部を有することによ
り、困難な調整や高いコストを必要とせずに、多種多様
な大きさを有する搬送物の搬送中に搬送物の個別の高さ
情報を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る郵便物
区分け装置の構成を示すブロック図である。図2は、図
1の郵便物区分け装置の主要構成物の配置状態を示す斜
視図である。
【0016】図1に示すように、郵便物区分け装置10
は、搬送路11を搬送される郵便物12の搬送方向長さ
を検出する光電センサ13と、この郵便物12の高さを
検出する高さ検出器14と、搬送された郵便物12をそ
の大きさにより選別区分けしてそれぞれの搬送先に振り
分ける分配機15と、振り分けられた郵便物12を集積
する複数の集積部16と、光電センサ13及び高さ検出
器14からの検出情報の入力により分配機15の作動を
制御する主制御部17とを有している。
【0017】主制御部17は、タイミング発生部18
と、郵便物長さ測定部19と、郵便物高さ測定部20
と、副制御部21とを有している。
【0018】図2に示すように、郵便物12は、ベース
基板22上の搬送路11に沿って、2本のベルト(図示
しない)の間に挟み立てた状態で搬送される。この郵便
物12は、はがきや封書等の紙葉類からなり、長さや高
さ等が異なる多種多様の形状及び大きさを有している。
搬送中の郵便物12は、搬送路11に沿って設置された
光電センサ13を通過した後、同様に設置された高さ検
出器14を通過する。
【0019】光電センサ13は、郵便物12を両側から
挟むように配置された発光器(投光器)13aと受光器
13bの一対から構成され、搬送中の郵便物12により
確実に遮光可能なベース基板22のやや上方にその光照
射位置を設定している。この光電センサ13は、発光器
13aから照射された光を郵便物12が遮って受光器1
3bが受光しなくなってから、郵便物12が通過して受
光器13bが再び受光するまでの時間を検出し、検出結
果を遮光/再受光信号aとして主制御部17のタイミン
グ発生部18及び郵便物長さ測定部19へ出力する。
【0020】この遮光/再受光信号aは、搬送されてく
る郵便物12による光電センサ13の遮光/再受光状態
をそのまま電気的な信号に置き換えたものであり、郵便
物12の高さと長さを測定する上でのタイミングを図る
ための信号である。
【0021】高さ検出器14は、光電センサ13の搬送
方向下流側に、郵便物12を両側から挟むように配置さ
れた発光部(投光部)23と受光部24の一対から構成
され、両脚部25a,25bを介して光電センサ13よ
りも高い位置にその光照射位置を設定している。
【0022】発光部23は、郵便物12の高さ方向に所
定間隔を有して配列された複数個の発光素子(発光手
段)23aを有し、受光部24は、発光素子23aに対
応して配列された複数個の受光素子(受光手段)24a
を有している(図2,4参照)。発光素子23aは、約
1mmの等間隔でベース基板22に対しほぼ垂直方向に
複数個が固定配置され、この各発光素子23aから照射
された光を受光する各受光素子24aも、約1mmの等
間隔でベース基板22に対しほぼ垂直方向に複数個が固
定配置されている。
【0023】従って、高さ検出器14により、搬送路1
1上の所定高さ以上には、搬送される郵便物12の高さ
方向に約1mmの等間隔で、複数組の発光素子23aと
受光素子24aが配列されることになる。この高さ検出
器14は、発光素子23aから照射された光を郵便物1
2が遮って受光素子24aが受光しなくなると、その受
光素子24aの数を示す検出素子数信号bを主制御部1
7の郵便物高さ測定部20へ出力する。
【0024】タイミング発生部18は、光電センサ13
からの遮光/再受光信号aが入力すると、高さ検出器1
4から出力される検出素子数信号bを郵便物高さ測定部
20に取り込むためのタイミング信号cを発生させ、郵
便物高さ測定部20へ出力する。
【0025】郵便物長さ測定部19は、光電センサ13
からの遮光/再受光信号aが入力すると、搬送中の郵便
物12が光電センサ13を遮光している時間を測定し、
その測定された時間と郵便物12の搬送速度から、郵便
物12の長さを算出する。算出された長さ情報dは、郵
便物高さ測定部20及び副制御部21へ出力される。
【0026】図3は、図1の光電センサによる郵便物の
長さ検出方法を示す説明図である。図3に示すように、
光電センサ13により測定された、郵便物12が光電セ
ンサ13を遮光している時間(遮光を開始してから再受
光により遮光が終了する迄の時間)から、L=t×v=
(t2−t1)×vの計算式を用いて実際の郵便物12
の長さを算出することができる。ここで、L:郵便物1
2の長さ[mm]、t:郵便物12が光電センサ13を
遮光(通過)している間の時間[ms]、t1:郵便物
12による遮光が始まった時刻、t2:郵便物12によ
る遮光が終わった時刻、v:郵便物12の搬送速度[m
/s]である。
【0027】郵便物高さ測定部20は、タイミング発生
部18から発生されたタイミング信号cに基づき、郵便
物長さ測定部19で算出された郵便物12の長さ情報d
に応じて、高さ検出器14から出力される検出素子数信
号bを入力し、その入力した検出素子数信号bから、郵
便物12の高さを算出する。算出された高さ情報eは、
副制御部21へ出力される。
【0028】図4は、図1の高さ検出器による郵便物の
高さ検出方法を示す説明図である。図4に示すように、
郵便物12が高さ検出器14を通過するときに、郵便物
12により遮光され受光素子24aの数から、H=A+
Bの計算式を用いて実際の郵便物12の高さを算出する
ことができる。ここで、H:郵便物12の高さ[m
m]、A:ベース基板22から高さ検出器14の最下段
の受光素子24a迄の距離[mm]、B:郵便物12で
遮光された高さ検出器14の受光素子24aの数[m
m]である。なお、Bは高さに対応しており、最下段の
受光素子24aを0として数えればBが最下段の受光素
子24aからの距離となる。
【0029】副制御部21は、郵便物長さ測定部19で
得られた長さ情報dと、郵便物高さ測定部20で得られ
た高さ情報eにより、郵便物12の長さ、高さ、縦横比
(高さ:長さ)を判断し、この判断結果と料額印面(切
手や料金計器等)の種類情報とを組み合わせて分配機制
御信号fを生成し、分配機15へ出力する。分配機制御
信号fが入力した分配機15は、郵便物12を予め定め
られた所定の各集積部16に集積させるために、搬送路
11の搬送ルートを切り替えて搬送された郵便物12を
対応する集積部16へと導く分配制御を行う。
【0030】つまり、光電センサ13、高さ検出器14
及び主制御部17により、郵便物12の個々の大きさに
対応する大きさ情報としての長さ情報d及び高さ情報e
を検出することができる。
【0031】この副制御部21には、郵便物12に貼付
または印刷された料額印面の種類情報や、郵便物12の
長さ、高さ、縦横比(高さ:長さ)の各情報等を組み合
わせて、郵便物12を種類毎に区分けできるように、マ
トリックス・テーブルが備えられている。このマトリッ
クス・テーブルには、区分けした郵便物12を複数の集
積部16の内のどの集積部16に集積させればよいかの
ソーティング・スキムデータが格納されており、このデ
ータに基づいて、搬送ルートの切り替えのための分配機
15の作動制御が行われる。
【0032】上記構成を有する郵便物区分け装置による
郵便物区分け方法を以下に説明する。
【0033】図5は図1の郵便物区分け装置における区
分け処理の流れを示すタイミングチャートである。図5
に示すように、搬送路11を搬送される郵便物12が光
電センサ13を通過すると、光電センサ13から遮光/
再受光信号aが出力される。この遮光/再受光信号a
は、郵便物12の先端進入による遮光開始で立ち上がり
郵便物12の後端通過による遮光終了で立ち下がる
((a)参照)。
【0034】遮光/再受光信号aの入力したタイミング
発生部18は、遮光/再受光信号aが受光→遮光に変化
した時点から検出素子数信号bが出力される時点迄(郵
便物12が高さ検出器14へ搬送される迄)の遅延時間
T1だけ遅れたタイミングで、タイミング信号cを発生
させる((b)参照)。
【0035】また、遮光/再受光信号aが入力した郵便
物長さ測定部19は、遮光/再受光信号aが受光→遮光
に変化した時点から遮光→再受光に変化した時点迄の時
間(搬送中の郵便物12が遮光している時間:郵便物の
長さ)Xを測定する((c)参照)。その測定結果によ
り実際の郵便物12の長さを算出し、長さ情報dを出力
する。
【0036】タイミング信号cが入力した郵便物高さ測
定部20は、検出素子数信号bに応じて、郵便物12で
遮光された受光素子24aの数を入力する。この郵便物
高さ測定部20は、タイミング信号cの出力中に最低1
回以上(例えば10ms間隔毎に複数回)、郵便物12
で遮光された受光素子24aの数を入力すればよい。そ
の遮光された受光素子24aの数に基づき、実際の郵便
物12の高さを算出し、高さ情報eを出力する。
【0037】長さ情報dと高さ情報eに加え、外部装置
からの料額印面の種類情報も入力した副制御部21は、
タイミング信号cの発生時点から遅延時間T2経過後
に、分配機制御信号fを出力する((e)参照)。
【0038】即ち、長さ或いは高さの何れか一方でも規
定範囲外の郵便物12であると判断された場合、その郵
便物12を排除専用の集積部16に集積させるように分
配機15が制御され、長さ且つ高さが共に規定範囲内の
郵便物12であると判断された場合、その郵便物12に
ついては、長さ、高さ、縦横比(高さ:長さ)に料額印
面の種類情報を組み合わせた種類分けを行って、種類毎
に各集積部16に集積させるように分配機15が制御さ
れる。
【0039】従って、分配機制御信号fにより、搬送路
11を搬送されてくる多種多様の郵便物12の中から特
定の郵便物12を、実際の郵便物12の長さ及び高さを
測定することにより、容易且つ正確に、更に郵便物12
の形状による種類分けでより一層極め細かく選別して、
予め定められた所定の各集積部16に集積させることが
できる。
【0040】また、郵便物12の搬送状況の変化に対し
ては、次に示すような方法により対応することができ
る。図6は、郵便物の種々の搬送状況を示し、(a)は
ベース基板に沿っている場合の斜視図、(b)はベース
基板に対し前上がりの場合の斜視図、(c)はベース基
板に対し後上がりの場合の斜視図である。
【0041】図6(a)に示すように、郵便物12の底
部全面がベース基板22に接触した状態で搬送された場
合は、上述した測定方法により郵便物12の長さ及び高
さが正確に測定できる。しかしながら、図6(b)、
(c)に示すように、郵便物12の底部の前側が浮き上
がっている場合((b)参照)や郵便物12の底部の後
側が浮き上がっている場合((c)参照)のように、郵
便物12の底部全面がベース基板22に接触していない
状態で搬送された場合は、郵便物12の高さが実際のも
のと大きく異なってしまうという問題が生じる。
【0042】そこで、図6(b)、(c)の場合は、郵
便物12が光電センサ13を遮光し、郵便物12の長さ
が規定範囲内であることが検出されるという条件の下、
高さ検出器14による遮光された受光素子24aの数の
検出を高さ検出器14を通過中に複数回行い、その平均
値を求めることにより、誤差を少なくして郵便物12の
実際の高さに近づけることが可能になる。
【0043】このように、本発明によれば、郵便物12
の高さを例えば1mm単位で郵便物12毎の個別の高さ
情報として得ることができる。よって、郵便物12の高
さが規定範囲内か規定範囲外かの二者択一であった従来
の検出方法と比べ、より詳細に郵便物12の高さが検出
できることから、搬送路11を搬送されてくる多種多様
な大きさの郵便物12の中から特定の郵便物12を容易
に且つ正確に選別区分けして、予め定められた所定の集
積部16に集積することができる。
【0044】また、切手や料額印面に対応させて郵便物
12を集積させるだけでなく、更に郵便物12の長さ及
び高さ情報を組み合わせることにより、多種多様な大き
さの郵便物12に対してより一層極め細かく且つ正確に
予め定められた範囲で郵便物12の形状(各サイズ)に
合わせた選別を行い、所定の集積部16に種類分けして
集積することができる。
【0045】なお、上記実施の形態において、搬送対象
は、はがきや封書等の紙葉類からなる郵便物であった
が、同様の紙葉類であれば郵便物に限らない。また、搬
送可能であれば、郵便小包等の紙葉類以外にも対応する
ことができる。
【0046】また、各発光素子23aと各受光素子24
aのそれぞれの配列間隔は、約1mmに限るものではな
く、例えば0.5mm或いは2mm等、必要に応じ任意
の配列間隔にすることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大きさ検出手段が搬送物の個々の大きさに対応する大き
さ情報を検出し、多種多様な大きさを有する搬送物の搬
送中に搬送物の個別の高さ情報を得ることができる。ま
た、大きさ検出手段が、前記搬送物の両側に位置し且つ
前記搬送物の高さ方向に所定間隔を有して配列された複
数組の発光手段と受光手段からなる高さ検出部を有する
ことにより、困難な調整や高いコストを必要とせずに、
多種多様な大きさを有する搬送物の搬送中に搬送物の個
別の高さ情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る郵便物区分け装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の郵便物区分け装置の主要構成物の配置状
態を示す斜視図である。
【図3】図1の光電センサによる郵便物の長さ検出方法
を示す説明図である。
【図4】図1の高さ検出器による郵便物の高さ測定方法
を示す説明図である。
【図5】図1の郵便物区分け装置における区分け処理の
流れを示すタイミングチャートである。
【図6】郵便物の種々の搬送状況を示し、(a)はベー
ス基板に沿っている場合の斜視図、(b)はベース基板
に対し前上がりの場合の斜視図、(c)はベース基板に
対し後上がりの場合の斜視図である。
【符号の説明】
10 郵便物区分け装置 11 搬送路 12 郵便物 13 光電センサ 13a 発光器 13b 受光器 14 高さ検出器 15 分配機 16 集積部 17 主制御部 18 タイミング発生部 19 郵便物長さ測定部 20 郵便物高さ測定部 21 副制御部 22 ベース基板 23 発光部 23a 発光素子 24 受光部 24a 受光素子 25a,25b 脚部 a 遮光/再受光信号 b 検出素子数信号 c タイミング信号 d 長さ情報 e 高さ情報 f 分配機制御信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送中の搬送物を選別し区分けする搬送物
    区分け装置において、 前記搬送物の個々の大きさに対応する大きさ情報を検出
    する大きさ検出手段を備えたことを特徴とする搬送物区
    分け装置。
  2. 【請求項2】前記大きさ検出手段は、前記搬送物の両側
    に位置し且つ前記搬送物の高さ方向に所定間隔を有して
    配列された複数組の発光手段と受光手段からなる高さ検
    出部を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送物
    区分け装置。
  3. 【請求項3】前記高さ検出部は、前記各受光手段毎の遮
    光情報に基づき前記搬送物の個々の高さに対応した検知
    情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の搬送
    物区分け装置。
  4. 【請求項4】前記検知情報は、検出時間を異ならせて複
    数回出力されることを特徴とする請求項3に記載の搬送
    物区分け装置。
  5. 【請求項5】前記搬送物は、両側から挟み込まれ立てた
    状態で搬送される紙葉類であることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の搬送物区分け装置。
  6. 【請求項6】前記大きさ情報は、前記紙葉類の搬送方向
    に沿う長さ、高さおよび長さと高さから得られた縦横比
    を基に算出されることを特徴とする請求項5に記載の搬
    送物区分け装置。
  7. 【請求項7】前記大きさ情報に基づき前記紙葉類を選別
    区分けし集積する区分け手段を有することを特徴とする
    請求項6に記載の搬送物区分け装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001270615A (ja) * 2000-03-28 2001-10-02 Yamato Scale Co Ltd 測定装置
JP2012179664A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Hitachi Koki Co Ltd 電動式打込機及び留め具の打込み方法
CN110455379A (zh) * 2019-08-02 2019-11-15 金陵科技学院 一种生产流水线用升降称重平台及控制方法及工作流程

Cited By (3)

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