JPS5951357B2 - 自動選別装置 - Google Patents
自動選別装置Info
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- JPS5951357B2 JPS5951357B2 JP44180A JP44180A JPS5951357B2 JP S5951357 B2 JPS5951357 B2 JP S5951357B2 JP 44180 A JP44180 A JP 44180A JP 44180 A JP44180 A JP 44180A JP S5951357 B2 JPS5951357 B2 JP S5951357B2
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- cup
- weight
- chain
- rail
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- Sorting Of Articles (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は果実の重量等を選別する選果システムに用い
て好適な自動重量選別装置に関するものである。
て好適な自動重量選別装置に関するものである。
従来の選果システムに用いる自動重量選別装置において
は、コンベアに沿って複数の分級部を配列し、この分級
部にそれぞれ計量装置、分級装置および受ボックスを設
け、果実を載置したカップが分級部を通過する毎に計量
装置で荷重を計測し、その計量装置の設定重量に対して
果実の重量が軽ければそのまま通過させ、重ければ分級
装置を動作させてカップを傾斜させ、カップ上から果実
を落して受ボックスに収容するように構成されていた。
は、コンベアに沿って複数の分級部を配列し、この分級
部にそれぞれ計量装置、分級装置および受ボックスを設
け、果実を載置したカップが分級部を通過する毎に計量
装置で荷重を計測し、その計量装置の設定重量に対して
果実の重量が軽ければそのまま通過させ、重ければ分級
装置を動作させてカップを傾斜させ、カップ上から果実
を落して受ボックスに収容するように構成されていた。
しかしながら、従来のこのような自動重量選別装置では
、分級部の数だけ計量装置が必要となるため装置が大形
かつ重くなるとともに設備費が増し、また分級するため
の設定重量の調整を多数の計量装置についてそれぞれ行
なうため、調整作業が非常に面倒になる。
、分級部の数だけ計量装置が必要となるため装置が大形
かつ重くなるとともに設備費が増し、また分級するため
の設定重量の調整を多数の計量装置についてそれぞれ行
なうため、調整作業が非常に面倒になる。
また、カップが計量装置の上を通過するとき音が発生す
るが、計量装置が多いとその音が大きな騒音となって作
業環境を悪くする。
るが、計量装置が多いとその音が大きな騒音となって作
業環境を悪くする。
また、各分級部の階段毎の分級個数を集計する場合は、
各分級部に検出器を設けここから集計装置にデータを送
らねばならないので、検出器の取付、配線、保守等に作
業工数を要する。
各分級部に検出器を設けここから集計装置にデータを送
らねばならないので、検出器の取付、配線、保守等に作
業工数を要する。
また、計量装置に機械式のものを用いているため秤量精
度に限界があり、かつ計測能力を例えば1分間に150
0個程度ヒケ得られない。
度に限界があり、かつ計測能力を例えば1分間に150
0個程度ヒケ得られない。
さらに、各計量装置毎に分級するための重量を設定しで
あるため、果実の種類や品種を変更し、階級区分を変え
なければならないような場合、全ての計量装置の重量設
定値を変更する必要があり、この、作業に多くの工数を
要する。
あるため、果実の種類や品種を変更し、階級区分を変え
なければならないような場合、全ての計量装置の重量設
定値を変更する必要があり、この、作業に多くの工数を
要する。
また、分級部は重量の大きい方から順に配列せねばなら
ないために、レイアウドの自由度が少なくなる。
ないために、レイアウドの自由度が少なくなる。
このように従来の果実重量等を自動的に選別する自動選
別装置は数多くの欠点を有していた。
別装置は数多くの欠点を有していた。
このような欠点を除くために、1台の計測装置で荷重等
の分級特性を全て計測し、その値に応じて被選別物が所
定距離搬送された時点で分級するようにすることが提案
されているが、このような装置では多くの長所があるが
、コンベアの搬送帯にのびが生じると、この量だけ分級
のタイミングがずれてくるという問題があった。
の分級特性を全て計測し、その値に応じて被選別物が所
定距離搬送された時点で分級するようにすることが提案
されているが、このような装置では多くの長所があるが
、コンベアの搬送帯にのびが生じると、この量だけ分級
のタイミングがずれてくるという問題があった。
この発明はこのような問題点を解決するためになされた
もので、1台の計測装置で全ての分級特性を計測して被
選別物を所定の箇所に分級する際に、たとえコンベアの
搬送帯にのびが生じても、被選別物を正確に分級できる
ような自動選別装置を提供することにある。
もので、1台の計測装置で全ての分級特性を計測して被
選別物を所定の箇所に分級する際に、たとえコンベアの
搬送帯にのびが生じても、被選別物を正確に分級できる
ような自動選別装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、この発明は、被選別
物を載置したカップを等間隔複数個配列して搬送する経
路中において、計測装置から送出される計測電気出力に
よって制御回路にて被選別物の特性計測を行なうととも
に、この出力の数をカウントシ、計測値に応じたカウン
ト数によって送出される分級指令信号によって被選別物
を分級させる際に、コンベアの搬送帯ののびを検出して
信号による分級タイミングを補正し、のびの影響をなく
すように構成したものである。
物を載置したカップを等間隔複数個配列して搬送する経
路中において、計測装置から送出される計測電気出力に
よって制御回路にて被選別物の特性計測を行なうととも
に、この出力の数をカウントシ、計測値に応じたカウン
ト数によって送出される分級指令信号によって被選別物
を分級させる際に、コンベアの搬送帯ののびを検出して
信号による分級タイミングを補正し、のびの影響をなく
すように構成したものである。
以下、この発明を実施例にもとすいて詳細に説明する。
第1図はこの発明に係る自動選別装置の一実施例の平面
図である。
図である。
図において、1は第1図には図示しない無端状の搬送帯
として用いるチェーンに一定間隔で連続的に複数個配列
して取付けられたカップ、2はチェーンを駆動するスプ
ロケットおよびモータ等からなる駆動部、3は駆動部2
の反対位置でチェーンを支持するスプロケット等からな
る従動部、4はチェーンに沿って複数配列された重量階
級毎の受ボックス、5は受ボックス4のシュート、6は
カップ搬送経路の各受ボックス4の位置にそれぞれ設け
られた分級装置、7は最前端の受ボックス4の前方のカ
ップ搬送経路に設けられた計測装置としての計量装置、
8は計量装置7のベースである。
として用いるチェーンに一定間隔で連続的に複数個配列
して取付けられたカップ、2はチェーンを駆動するスプ
ロケットおよびモータ等からなる駆動部、3は駆動部2
の反対位置でチェーンを支持するスプロケット等からな
る従動部、4はチェーンに沿って複数配列された重量階
級毎の受ボックス、5は受ボックス4のシュート、6は
カップ搬送経路の各受ボックス4の位置にそれぞれ設け
られた分級装置、7は最前端の受ボックス4の前方のカ
ップ搬送経路に設けられた計測装置としての計量装置、
8は計量装置7のベースである。
なお、チェーン、駆動部2および従動部3によりコンベ
ア手段が構成される。
ア手段が構成される。
ここで、駆動部2が動作するとカップ1は矢印の方向に
搬送され、駆動部2のところで下側にまわり、従動部3
のところで再び上側にまわる。
搬送され、駆動部2のところで下側にまわり、従動部3
のところで再び上側にまわる。
従動部3に近い載置点Aでカップ1上に次々に被選別と
しての果実を載置すると、この果実はカップ1に乗せら
れたままの状態で計量装置7によってその重量が計測さ
れる。
しての果実を載置すると、この果実はカップ1に乗せら
れたままの状態で計量装置7によってその重量が計測さ
れる。
この計測値は後記する制御部で演算され、ここでこの計
測した果実の重量によって分級されるべき受ボックス4
の位置が決定される。
測した果実の重量によって分級されるべき受ボックス4
の位置が決定される。
そしてこの果実を乗せたカップ1が前記所定の受ボック
ス4の位置まで搬送されたタイミングで、制御回路から
この受ボックス4の位置にある分級装置6に分級指令信
号が送出される。
ス4の位置まで搬送されたタイミングで、制御回路から
この受ボックス4の位置にある分級装置6に分級指令信
号が送出される。
これによって、分級装置6が動作し、詳細を後記するよ
うに、カップ1が受ボックス4側に傾斜して果実は受ボ
ックス4内に落下し収容される。
うに、カップ1が受ボックス4側に傾斜して果実は受ボ
ックス4内に落下し収容される。
次に計量装置7についてさらに詳細に説明する。
第2図は計量装置7の部分の側面図である。
図において、10はカップ1上に載置された果実、11
はカップ1を支軸11aを中心に第2図で左に回動して
傾斜できるようにした支持したカップ支持装置、12は
カップ支持装置11の下部に設けられた摺動ピン、13
,14は無端状のチェーン、15はカップ支持装置11
をチェーン13゜14に取付けるための取付部材、16
,17はチェーン13,14をそれぞれ支持する支持レ
ール、18はチェーン13に沿って設けられた摺動ピン
12を支持するためのピンレール、19はフレームであ
る。
はカップ1を支軸11aを中心に第2図で左に回動して
傾斜できるようにした支持したカップ支持装置、12は
カップ支持装置11の下部に設けられた摺動ピン、13
,14は無端状のチェーン、15はカップ支持装置11
をチェーン13゜14に取付けるための取付部材、16
,17はチェーン13,14をそれぞれ支持する支持レ
ール、18はチェーン13に沿って設けられた摺動ピン
12を支持するためのピンレール、19はフレームであ
る。
ピンレール18は計量装置7の部分だけ欠除されたりま
たは凹んでおり、この部分にピンレール18と平行に計
量装置7の秤量レール7aが配置されている。
たは凹んでおり、この部分にピンレール18と平行に計
量装置7の秤量レール7aが配置されている。
摺動ピン12には、カップ1、カップ支持装置11およ
び果実10の全重量がかかつているため、ピンレール1
8の欠除部分ではこの秤量レール7aに全重量の荷重が
加わる。
び果実10の全重量がかかつているため、ピンレール1
8の欠除部分ではこの秤量レール7aに全重量の荷重が
加わる。
計量装置7には、図示してないが、圧電素子等の機械・
電気変換素子からなるロードセルが設けられており、秤
量レール7aが受けた荷重はこのロードセルが加わるよ
うになっている。
電気変換素子からなるロードセルが設けられており、秤
量レール7aが受けた荷重はこのロードセルが加わるよ
うになっている。
ロードセルが加圧されると荷重に応じた電圧出力が発生
し、この電圧出力は後部の制御部に入力されて全重量値
が計測される。
し、この電圧出力は後部の制御部に入力されて全重量値
が計測される。
カップ1やカップ支持装置11の重量はあらかじめわか
っているので、全重量からこの重量を差引けば果実10
の重量を計測でき、しかもこの重量計測は果実10を搬
送しながら行なうことができる。
っているので、全重量からこの重量を差引けば果実10
の重量を計測でき、しかもこの重量計測は果実10を搬
送しながら行なうことができる。
次に分級装置6についてさらに詳細に説明する。
第3図は分級装置6の部分の正面図である。
図において、llbはカップ支持装置11の基部、11
Cは基部11bに上下に可動自在に支持されたリンク機
構である。
Cは基部11bに上下に可動自在に支持されたリンク機
構である。
基部11bは取付部材15を介してチェーン13,14
に取付けられており、また、リンク機構11Cには上部
に支軸11aによって傾斜自在にカップ1が取付けられ
かつその下部に摺動ピン12が設けられている。
に取付けられており、また、リンク機構11Cには上部
に支軸11aによって傾斜自在にカップ1が取付けられ
かつその下部に摺動ピン12が設けられている。
基部11bはチェーン13.14によって常に同一高さ
位置に保持されるが、リンク機構11Cは摺動ピン12
の支持位置が低くなるとそれと一体に下降し、これにと
もなってカップ1が傾斜するようになっている。
位置に保持されるが、リンク機構11Cは摺動ピン12
の支持位置が低くなるとそれと一体に下降し、これにと
もなってカップ1が傾斜するようになっている。
また、20はピンレール18に受ボックス4の範囲内に
て形成された前後に傾斜を有する分級凹部、21は分級
凹部20の前端に支軸22を中心に下方に回動自在に設
けられた分級レール、23は分級レール21を上下させ
るカム、24はカム23を回動させるロータリソレノイ
ド、25は分級凹部20の後端に支軸26を中心に上方
に回動自在に設けられた分級補助レール、27は分級凹
部20の上方に設けられた補助レールである。
て形成された前後に傾斜を有する分級凹部、21は分級
凹部20の前端に支軸22を中心に下方に回動自在に設
けられた分級レール、23は分級レール21を上下させ
るカム、24はカム23を回動させるロータリソレノイ
ド、25は分級凹部20の後端に支軸26を中心に上方
に回動自在に設けられた分級補助レール、27は分級凹
部20の上方に設けられた補助レールである。
ここで、ロータリソレノイド24が動作していないとき
は、分級レール21はピンレール18と平行に水平姿勢
になっているため、摺動ピン12は分級レール21から
補助レール27上を通って移動しカップ1は傾斜しない
。
は、分級レール21はピンレール18と平行に水平姿勢
になっているため、摺動ピン12は分級レール21から
補助レール27上を通って移動しカップ1は傾斜しない
。
しかし、ロータリソレノイド24が分級指令信号によっ
て動作すると、分級レール21はカム23の回動によっ
て傾斜姿勢になるため、摺動ピン12は分級レール21
から分級凹部20を通って移動する。
て動作すると、分級レール21はカム23の回動によっ
て傾斜姿勢になるため、摺動ピン12は分級レール21
から分級凹部20を通って移動する。
これによって摺動ピン12の支持装置は下がるため、リ
ンク機構11Cは下降してカップ1は傾斜し果実10は
受ボックス4内に落下する。
ンク機構11Cは下降してカップ1は傾斜し果実10は
受ボックス4内に落下する。
摺動ピン12は分級凹部20の後端まで来ると分級補助
レール25を押し上げピンレール18上に戻る。
レール25を押し上げピンレール18上に戻る。
分級補助レール25は摺動ピン12の通過後自重等によ
り元の水平姿勢に戻る。
り元の水平姿勢に戻る。
したがっである受ボックスに分級しようとする果実を乗
せたカップがこの受ボックスの分級レールの箇所までき
た時点において、制御部からこの分級レールを傾斜させ
るためにロータリソレノイドに分級指令信号を発信する
と、この果実は受ボックスに落下して分級動作がなされ
る。
せたカップがこの受ボックスの分級レールの箇所までき
た時点において、制御部からこの分級レールを傾斜させ
るためにロータリソレノイドに分級指令信号を発信する
と、この果実は受ボックスに落下して分級動作がなされ
る。
次に制御部について詳細に説明する。
第4図は制御部のブロック図である。
計量装置7から送出される荷重計測の電圧出力は増幅器
31で増幅され、フィルタ32を通った後A−D変換器
33でデジタル量に変換され制御回路に入力される。
31で増幅され、フィルタ32を通った後A−D変換器
33でデジタル量に変換され制御回路に入力される。
制御回路はライン制御コンピュータ40、メイン制御コ
ンピュータ50およびマスク制御コンピュータ60から
なる。
ンピュータ50およびマスク制御コンピュータ60から
なる。
そして、ライン制御コンピュータ40は、入カポ−1−
41、CPU42、RAM43、ROM44、入出力ポ
ート45.46からなり、メイン制御コンピュータ50
は入出カポ−1−51,CPU52、RAM53、RO
M54、CMO8−RAM55、記憶保持用バッテリ5
6、シリアル入出力ポート57からなり、またマスク制
御コンピュータ60はマスク制御部61.CRTディス
プレイ62、入力キーボード63、プリンタ64からな
る。
41、CPU42、RAM43、ROM44、入出力ポ
ート45.46からなり、メイン制御コンピュータ50
は入出カポ−1−51,CPU52、RAM53、RO
M54、CMO8−RAM55、記憶保持用バッテリ5
6、シリアル入出力ポート57からなり、またマスク制
御コンピュータ60はマスク制御部61.CRTディス
プレイ62、入力キーボード63、プリンタ64からな
る。
ライン制御コンピュータ40に入力された計測テ゛ジタ
ル信号は、その値により、あらかじめ設定された階級区
分にもとすいて、計測した果実の重量がどの階級に属す
るものであるかを判別される。
ル信号は、その値により、あらかじめ設定された階級区
分にもとすいて、計測した果実の重量がどの階級に属す
るものであるかを判別される。
ライン制御コンピュータ40で処理された階級判別信号
は直ちにメイン制御コンピュータ50に送られ、この中
で階級判別を終えたカップ上の果実が搬送ライン徐のど
の分級装置6で分級されるかを決定される。
は直ちにメイン制御コンピュータ50に送られ、この中
で階級判別を終えたカップ上の果実が搬送ライン徐のど
の分級装置6で分級されるかを決定される。
決定された分級位置信号は再びライン制御コンピュータ
40に戻される。
40に戻される。
ライン制御コンピュータ40では、カップが重量計測を
終え計量装置7を通過した時点から、分級位置信号によ
り指定された分級装置6の分級箇所に至るまでの設定距
離だけ搬送されると、その分級装置6のロータリソレノ
イド24を動作させるための分級指令信号が送出される
ようになっている。
終え計量装置7を通過した時点から、分級位置信号によ
り指定された分級装置6の分級箇所に至るまでの設定距
離だけ搬送されると、その分級装置6のロータリソレノ
イド24を動作させるための分級指令信号が送出される
ようになっている。
この信号処理は次のようになされる。
分級位置信号により設定されるカップの計量装置通過時
点の箇所から分級箇所までの距離は、その間にカップが
何ピッチ並ぶかで決められる。
点の箇所から分級箇所までの距離は、その間にカップが
何ピッチ並ぶかで決められる。
すなわち、この設定距離をA、カップ間のピッチ長さを
P、計測されたカップ(摺動ピン)の搬送位置との分級
箇所までの距離をB、このカップが計測された後に計量
装置を通過する後続のカップの数のカウント数をnとす
ると、B=A−nPの関係が得られる。
P、計測されたカップ(摺動ピン)の搬送位置との分級
箇所までの距離をB、このカップが計測された後に計量
装置を通過する後続のカップの数のカウント数をnとす
ると、B=A−nPの関係が得られる。
なお、この後続カップの数は、カップが計量装置を通過
するときにライン制御コンピュータに入力される重量計
測用の電圧出力信号の立下りで得られるパルスによって
カウントされるため、カップ通過を検出するための別個
の検出手段が不要となる。
するときにライン制御コンピュータに入力される重量計
測用の電圧出力信号の立下りで得られるパルスによって
カウントされるため、カップ通過を検出するための別個
の検出手段が不要となる。
カップの搬送とともにカラン数nが順次増加してBは小
さくなって行く。
さくなって行く。
さして、BがPより小さくなってもはや減算できない値
すになるとタイマがセラ1へされ、bの距離だけカップ
が移動する時間を秒後に一定時間T秒だけ分級指令信号
が送出される。
すになるとタイマがセラ1へされ、bの距離だけカップ
が移動する時間を秒後に一定時間T秒だけ分級指令信号
が送出される。
これによって、指令されたロータリソレノイドは動作し
、T秒間第3図に示した分級レールが傾斜し、この間に
分級動作がなされる。
、T秒間第3図に示した分級レールが傾斜し、この間に
分級動作がなされる。
ここで、本装置ではカップがチェーンで搬送されるため
、長時間使用しているとりンクピン等の磨耗によりチェ
ーンがのびを生じ、カップのピッチが次第に長くなって
くる。
、長時間使用しているとりンクピン等の磨耗によりチェ
ーンがのびを生じ、カップのピッチが次第に長くなって
くる。
このようにピッチの長さPが大きくなると、前記の信号
処理に誤差を生じ、分級装置の分級のタイミングがずれ
てくることがある。
処理に誤差を生じ、分級装置の分級のタイミングがずれ
てくることがある。
この発明ではこのずれを検出装置を用いて補正している
。
。
第4図において、35,36は検出装置の検出器であり
、この検出器35゜36はチェーンに対向して一定の間
隔をおいて配置されており、その出力はそれぞれ入出カ
ポ−1〜51に入力されるようになっている。
、この検出器35゜36はチェーンに対向して一定の間
隔をおいて配置されており、その出力はそれぞれ入出カ
ポ−1〜51に入力されるようになっている。
第5図は検出器35,36とチェーンとの関係を示す説
明図である。
明図である。
図において、2aは駆動部のスプロケット、3aは従動
部のスプロケット、37.38はチェーン13に一定の
間隔をおいて取付けられた検出体である。
部のスプロケット、37.38はチェーン13に一定の
間隔をおいて取付けられた検出体である。
ここで、検出器35と36はその間隔が検出体37と3
8との間隔と同じように配置されている。
8との間隔と同じように配置されている。
なおこの間隔が長い程チェーンののびの検出精度はよく
なる。
なる。
また、検出器35.36は検出体37.38が対向位置
を通過するとき、光学的、電気的、磁気的または機械的
方法によりこれを検出し出力信号を送出するようになっ
ている。
を通過するとき、光学的、電気的、磁気的または機械的
方法によりこれを検出し出力信号を送出するようになっ
ている。
チェーン13にのびが生じていない状態では、検出器3
5,36は同時に出力信号を送出する。
5,36は同時に出力信号を送出する。
このときは補正動作は行なわれない。
しかし、チェーン13がのびてくると、検出器36が検
出体38を検出して出力信号を出してからのびに応じた
時間遅れて検出器35が検出体37を検出して出力信号
を出す。
出体38を検出して出力信号を出してからのびに応じた
時間遅れて検出器35が検出体37を検出して出力信号
を出す。
したがって、この両出力信号のタイミング差から、メイ
ン制御コンピュータ50において、チェーン13が単位
長さ当り何mmのびたかを計算し、この計算値にもとす
いて前記PやA等などのテ゛−夕を修正し、分級箇所に
おける分級タイミングを補正するようになっている。
ン制御コンピュータ50において、チェーン13が単位
長さ当り何mmのびたかを計算し、この計算値にもとす
いて前記PやA等などのテ゛−夕を修正し、分級箇所に
おける分級タイミングを補正するようになっている。
検出体のかわりに、チェーンに取付けられている摺動ピ
ンを検出器35.36で検出するようにし、しかも検出
器35と36との間隔をカップピッチの整数倍になるよ
うに配置した検出装置によってもチェーンののひ゛を検
出することかで゛きる。
ンを検出器35.36で検出するようにし、しかも検出
器35と36との間隔をカップピッチの整数倍になるよ
うに配置した検出装置によってもチェーンののひ゛を検
出することかで゛きる。
このように、検出装置によってチェーンののびを自動的
に検出してそののびを補正し、常に正確な分級動作を行
なうことができる。
に検出してそののびを補正し、常に正確な分級動作を行
なうことができる。
なお、計量装置のロードセルは経時変化、環境変化等に
より、その荷重・電圧出力特性が変化するため、任意の
ときに計量装置においてロードセルにあらかじめわかっ
ている値の較正負荷を加え、その電圧出力を計測して前
記特性を較正するために、計測較正制御装置信号をライ
ン制御コンピュータから計量装置に送出するようになっ
ている。
より、その荷重・電圧出力特性が変化するため、任意の
ときに計量装置においてロードセルにあらかじめわかっ
ている値の較正負荷を加え、その電圧出力を計測して前
記特性を較正するために、計測較正制御装置信号をライ
ン制御コンピュータから計量装置に送出するようになっ
ている。
以上のような実施例における自動選別装置によると、1
つのコンベアユニットで計量装置が1台しかなく、しか
もカップの通過数を検出するセンサを計量装置が兼用す
るため、装置の構造が簡単になって小形軽量、低コスト
化ができるとともに、計量装置の調整、保守がきわめて
容易となる。
つのコンベアユニットで計量装置が1台しかなく、しか
もカップの通過数を検出するセンサを計量装置が兼用す
るため、装置の構造が簡単になって小形軽量、低コスト
化ができるとともに、計量装置の調整、保守がきわめて
容易となる。
また、階級重量値の設定は、マスク制御コンピュータの
入力キーボードを押操作することにより簡単に行なえる
ため、計量装置そのものに手を加える必要がなく、階級
値を変えたり、果実の種類を変更して階級重量値を変更
したりする際その作業がきわめて容易になる。
入力キーボードを押操作することにより簡単に行なえる
ため、計量装置そのものに手を加える必要がなく、階級
値を変えたり、果実の種類を変更して階級重量値を変更
したりする際その作業がきわめて容易になる。
また、動作する分級装置は分級指令信号によって任意に
選べるので、分級装置は必ずしも重量順に配列する必要
はなくレイアウトの自由度が増し、さらに選別される数
の多い階級の受ボックスは2個以上設けこれらに分級す
ることもできる。
選べるので、分級装置は必ずしも重量順に配列する必要
はなくレイアウトの自由度が増し、さらに選別される数
の多い階級の受ボックスは2個以上設けこれらに分級す
ることもできる。
また、コンピュータを用いているため、階級別の果実の
集計等は簡単にでき、従来の検出器によるものに比して
迅速かつ正確にできるとともに故障がなく保守が容易に
なる。
集計等は簡単にでき、従来の検出器によるものに比して
迅速かつ正確にできるとともに故障がなく保守が容易に
なる。
また、果実の重量をマスク制御コンピュータのCRTデ
ィスプレイやプリンタ等により直接数値として読みとる
ことが可能となる。
ィスプレイやプリンタ等により直接数値として読みとる
ことが可能となる。
さらに重量積算集計も簡単にできるために、一定個数で
箱詰めされる各階級の1箱当りの総重量を一定に制御す
るようなことも可能となる。
箱詰めされる各階級の1箱当りの総重量を一定に制御す
るようなことも可能となる。
ま、た、果実の重量計測およびその他のすべての信号処
理を電子的に行ない、しかも機械部分の構造も簡単にな
るので、作業速度が速くなる従来のものに比して2倍以
上の処理能力が得られる。
理を電子的に行ない、しかも機械部分の構造も簡単にな
るので、作業速度が速くなる従来のものに比して2倍以
上の処理能力が得られる。
このように、この発明に係る自動選別装置によると、コ
ンベアの搬送帯ののびを検出し、そののびを補正して分
級タイミングを設定できるため、常に被選別物を所定の
分級箇所に正確に分級できるという優れた効果がある。
ンベアの搬送帯ののびを検出し、そののびを補正して分
級タイミングを設定できるため、常に被選別物を所定の
分級箇所に正確に分級できるという優れた効果がある。
第1図はこの発明に係る自動重量選別装置の一実施例の
平面図、第2図は計量装置の部分の側面図、第3図は分
級装置の部分の正面図、第4図は制御部のブロック図、
第5図は検出器とチェーンとの関係を示す説明図である
。 1・・・・・・カップ、4・・・・・・受ボックス、6
・・・・・・分級装置、7・・・・・・計量装置、11
・・・・・・カップ支持装置、12・・・・・・摺動ピ
ン、13,14・・・・・・チェーン、16,17・・
・・・・支持レール、18・・・・・・ピンレール、2
1・・・・・・分級レール、23・・・・・・カム、2
4・・・・・・ロータリソレノイド、35,36・・・
・・・検出器、37,38・・・・・・検出体、40・
・・・・・ライン制御コンピュータ、50・・・・・・
メイン制御コンピュータ、60・・・・・・マスタ制御
コンピュータ。
平面図、第2図は計量装置の部分の側面図、第3図は分
級装置の部分の正面図、第4図は制御部のブロック図、
第5図は検出器とチェーンとの関係を示す説明図である
。 1・・・・・・カップ、4・・・・・・受ボックス、6
・・・・・・分級装置、7・・・・・・計量装置、11
・・・・・・カップ支持装置、12・・・・・・摺動ピ
ン、13,14・・・・・・チェーン、16,17・・
・・・・支持レール、18・・・・・・ピンレール、2
1・・・・・・分級レール、23・・・・・・カム、2
4・・・・・・ロータリソレノイド、35,36・・・
・・・検出器、37,38・・・・・・検出体、40・
・・・・・ライン制御コンピュータ、50・・・・・・
メイン制御コンピュータ、60・・・・・・マスタ制御
コンピュータ。
Claims (1)
- 1 被選別物を載置するカップを等間隔に複数取付けこ
れらを搬送する搬送帯からなるコンベア手段と、この搬
送経路中に設けた被選別物の特性を計測するための計測
装置と、搬送経路に沿って複数設けた分級装置と、計測
装置の計測電気出力を入力しその計測値にもとすいて所
定の分級装置を指定するとともに、前記カップの通過数
にもとづいて所定の分級タイミングでこの分級装置に分
級指令信号を送出する制御部と、搬送帯ののびを検出す
る検出装置とを備え、前記検出装置の出力により前記分
級タイミングを補正するようにした自動選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP44180A JPS5951357B2 (ja) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | 自動選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP44180A JPS5951357B2 (ja) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | 自動選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5697583A JPS5697583A (en) | 1981-08-06 |
JPS5951357B2 true JPS5951357B2 (ja) | 1984-12-13 |
Family
ID=11473887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP44180A Expired JPS5951357B2 (ja) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | 自動選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951357B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6438662U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-08 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831842A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-24 | Fuji Electric Co Ltd | 搬送物体監視鑑別装置 |
JPS58186483A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-10-31 | 松山株式会社 | 農産物選別装置 |
JPS58173515U (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-19 | 日産自動車株式会社 | 自動車部品の遮音構造 |
US4585126A (en) * | 1983-10-28 | 1986-04-29 | Sunkist Growers, Inc. | Method and apparatus for high speed processing of fruit or the like |
JPS6091285U (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-22 | 誠和化学株式会社 | 重量別分配装置 |
JPH04346878A (ja) * | 1991-05-21 | 1992-12-02 | Kubota Corp | 重量選別装置 |
-
1980
- 1980-01-07 JP JP44180A patent/JPS5951357B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6438662U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5697583A (en) | 1981-08-06 |
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