JPH0721340A - 光学式計数装置 - Google Patents

光学式計数装置

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JPH0721340A
JPH0721340A JP5187524A JP18752493A JPH0721340A JP H0721340 A JPH0721340 A JP H0721340A JP 5187524 A JP5187524 A JP 5187524A JP 18752493 A JP18752493 A JP 18752493A JP H0721340 A JPH0721340 A JP H0721340A
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measured
signal
matter
optical
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JP5187524A
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Sho Kumagai
祥 熊谷
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M1/00Design features of general application
    • G06M1/08Design features of general application for actuating the drive
    • G06M1/10Design features of general application for actuating the drive by electric or magnetic means
    • G06M1/101Design features of general application for actuating the drive by electric or magnetic means by electro-optical means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で高速かつ正確に紙葉類の枚数を
カウントできる計数装置を実現する。 【構成】 光学式計数装置50は、被測定物60を重ね
て載置する被測定物受台(ホッパー)51と、被測定物
60を固定する固定台63と、被測定物受台62に重ね
て固定された被測定物60の縁に沿って被測定物60と
対向して実装され、被測定物60の縁からの光学的な情
報を検知するラインイメージセンサ64とを備え、被測
定物受台51は、被測定物受台51上をスライドする固
定台63により被測定物60を挟んで重ねて固定し、被
測定物受台62に重ねて固定した被測定物の縁に沿って
被測定物と対向して設けられたラインイメージセンサ6
4によって光情報を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類を計数する光学
式計数装置に係り、詳細には、封筒・はがき等の郵便物
に代表される紙葉類を計数する光学式計数装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】郵便物の発送業務の省力化・合理化を図
るため各部門毎に処理すべき郵便物の使用金額・数量
(通数)を正確に計数する必要がある。
【0003】従来この種の光学式計数装置としては、例
えば図10に示す機械式の光学計数装置と、重量式の光
学式計数装置とがある。図10は機械式の光学式計数装
置10のブロック図であり、この図に示すように光学式
計数装置10は郵便物11を1枚ずつ移送する搬送機械
等からなる移送部12と、移送途中の郵便物に光を当て
光の反射の有無によってパルスを発生させるパルス発生
装置13と、移送部12を制御するとともに、移送途中
の郵便物によって発生したパルス発生装置13からのパ
ルスをカウントして郵便物の枚数をカウントするカウン
ト制御部14と、カウント制御部14によりカウントさ
れた郵便物の枚数を表示する表示部15とから構成され
る。
【0004】以上の構成において、機械式にカウントす
る光学式計数装置10は郵便物を1つずつ移送させ、そ
の移送する時点において機械式及び光学式のセンサでパ
ルスを発生させて郵便物をカウントする。
【0005】また、重量式の光学式計数装置は、郵便物
をサンプリングしてその重量を計量し、全体の重量から
枚数をカウントする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の光学式計数装置にあっては、機械式にカウン
トする光学式計数装置10では、計数のために郵便物を
機械的に移送する構造となっていたため、以下のような
問題点があった。すなわち、 はがき等の受入れ・搬送・受け側装置が必要なため、
装置が大型になりコスト的にも高価である。また、はが
き等を1枚毎に搬送するため、計量のスピードが遅い
(10〜2枚/秒)。同様の理由で、郵便物が移送時に
詰まったり破損したりすることが多い。
【0007】また、重量式にカウントする光学式計数装
置20では、直接枚数を計数するのではなく郵便物の重
量から演算しているので、郵便物には重量誤差(機械的
な誤差の他、封書等では、それ自体の誤差)があるため
枚数が正確に計数できないという問題点があった。
【0008】本発明の課題は、簡単な操作で高速かつ正
確に紙葉類の枚数をカウントできる光学式計数装置を実
現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0010】固定部1(図1のブロック図を参照、以下
同じ)は、紙葉類(例えば、封筒・はがき等の郵便物)
を重ねて固定するもので、封筒・はがき等の被測定物を
固定可能に重ねて載置する被測定物受台等である。
【0011】光センサ2は、固定部1により重ねて固定
された紙葉類の縁に沿って紙葉類と相対的に移動をしな
がら紙葉類の縁からの光を検知する光センサである。
【0012】計数部3は、光センサ2の検知により紙葉
類の枚数を計数するAD変換部やカウント制御部等であ
る。
【0013】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0014】紙葉類の枚数を計数する場合には、計数し
ようとする紙葉類を固定部により重ねて固定し、光セン
サを、重ねて固定された紙葉類の縁に沿って紙葉類と相
対的に移動をさせながら光センサによって紙葉類の縁か
らの光を検知する。そして、光センサにより検知された
紙葉類の枚数に対応する光強度変化により計数部が紙葉
類の枚数を計数する。
【0015】従って、簡単な操作で高速かつ正確に紙葉
類の枚数をカウントすることができる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して一実施例を説明
する。
【0017】図1〜図9は光学式計数装置の一実施例を
示す図であり、本実施例は光学式計数装置を郵便料金計
器に適用した例である。
【0018】先ず、構成を説明する。図1は郵便料金計
器20の全体構成を示したブロック図である。図1にお
いて、符号21はCPUであり、CPU21は、ROM
22に格納されているマイクロプログラムに従ってRA
M23との間でデータの授受を行なったりしながら各動
作に必要な値を演算し、処理したデータに基づいて後述
する表示部26、印字部28、計量部30、計数部31
等を制御するための制御信号を出力する。
【0019】CPU21には、郵便料金集計処理を含む
郵便料金計器20の各種の動作を制御する制御用のマイ
クロプログラムを記憶するROM22、書込みと読出し
が可能な揮発性メモリからなり、郵便料金データ、演算
に使用するデータ及び演算結果を記憶するRAM23、
テンキー、ファンクションキー及び定形封筒、定形外封
筒、はがき等の種別を指定するキー、計数開始キー等が
設けられた入力部24を制御する入力制御部25、集計
金額や郵便重量値等の各種データを表示するLED等か
らなる表示部26を駆動する表示駆動部27、RAM2
3に記憶された郵便料金等の各種データ及び集計した郵
便金額・通数等をジャーナル用紙及びレシート用紙に印
字する印字部28を制御する印字制御部29、郵便物の
重量を計数する例えば音叉振動式の計量部30、郵便物
の計数を光学的に正確に計数する計数部31がそれぞれ
接続されている。
【0020】また、上記RAM23は郵便業務に関する
データや演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的
に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用され、
具体的には、RAM23には定形及び定形外の郵便物の
料金を記憶する定形/定形外メモリ41、はがきの料金
を記憶するはがきメモリ42及びCPU21の動作領域
(ワーキングエリア)等を含む他メモリ43が設けられ
ている。
【0021】図2は計数部31を備えた光学式計数装置
50のブロック構成図である。図2において、光学式計
数装置50は郵便物(封筒・はがき等)の被測定物を固
定可能に重ねて載置する被測定物受台(ホッパー)51
と、被測定物受台51に重ねてセットされた郵便物(封
筒・はがき等)の縁に光を照射し、その反射光を検知す
るセンサ部52と、センサ部52により検知された光学
的な情報を電気的な信号に光電変換し、光電変換したア
ナログ信号をパルス信号に変換するAD変換部53と、
センサ部52を制御するとともに、AD変換されたパル
ス信号をカウントして被測定物受台51にセットされて
いる郵便物(封筒・はがき等)の枚数をカウントして計
数値をCPU21に出力するカウント制御部54と、カ
ウント制御部54により計数された郵便物の枚数をデー
タ処理に用いるとともに、その計数を表示部26に数字
として表示させるCPU21により構成されている。
【0022】上記センサ部52、AD変換部53、カウ
ント制御部54は、全体として計数部31を構成してい
る。
【0023】図3は光学式計数装置50の全体構成図で
あり、図4は固定台の構成を示す図である。
【0024】図3及び図4において、光学式計数装置5
0は、本体ケース61と、被測定物(ここでは、封筒)
60を重ねて載置する被測定物受台(ホッパー)62
と、被測定物60を固定する固定台63と、被測定物受
台62に重ねて固定された被測定物60の縁に沿って被
測定物60と対向して実装され、被測定物60の縁から
の光学的な情報を検知するラインイメージセンサ64
と、入力部24と、表示部26と、印字部28とから構
成される。
【0025】上記ラインイメージセンサ64は、重ねて
固定された被測定物60の縁に光を照射する発光素子
(例えば、LEDや発光ダイオードアレー等の固体光
源)と、反射した光を受光する受光部(例えば、フォト
トランジスタ)から構成され、ラインイメージセンサ6
4として、センサ幅が重ねて固定された被測定物60の
厚みの最大幅に等しい寸法として大形化した密着方式イ
メージセンサを使用する。この密着方式イメージセンサ
64を用いると光学系の光路長を大幅に短縮でき装置の
小型化が図られる。上記密着方式のラインイメージセン
サ64は、被測定物受台62に重ねて固定された被測定
物60の縁に対向し、かつ重ねて固定された被測定物6
0の縁に平行するように被測定物受台62の下方に固定
して設置される。
【0026】上記被測定物受台(ホッパー)62は、被
測定物受台62上をスライドする固定台63により被測
定物(ここでは、封筒)60を挟んで被測定物60を固
定するホッパーであり、被測定物受台62には重ねて固
定した被測定物の縁に沿って被測定物60と対向して設
けられたラインイメージセンサ64によって光情報を検
知するための読取窓62aが開口されている。また、被
測定物受台62にスライドして被測定物60を固定する
固定台63には、図4に示すように被測定物受台62の
読取窓62aに対応する切欠が形成されている。また、
固定台63が左端にスライドした場合、本体ケース61
の切欠(図示せず)に入り込んで、例えばはがき1枚で
も固定できるようになっている。また、上記被測定物受
台62は、被測定物60を読取窓62aにバラツキなく
接触させるために被測定物受台62を水平に対して約2
0〜40度の傾きが設けられている。
【0027】ここで、上記固定台63の厚みは、はがき
や封筒の厚みよりかなり厚く形成されており、したがっ
て、ラインイメージセンサ64によって検出された信号
のうち固定台63の厚みに基づく検出波形は図7の最終
信号のような大きな波形となるので、固定台63の厚み
を被測定物60の枚数として誤って計数することはな
い。
【0028】図5はラインイメージセンサ64及び、ラ
インイメージセンサ64の出力をパルス波形に変換する
AD変換部53の回路構成図であり、図6及び図7はA
D変換部53の各部の信号波形を示している。
【0029】図5において、ラインイメージセンサ64
は、重ねて固定された被測定物(封筒)60の縁に光を
照射する発光素子と、被測定物(封筒)60の縁及びそ
の縁と縁の間隙から反射した反射光を受光する受光部と
を一対とし、これを被測定物60の厚みの最大幅に等し
い寸法分だけ複数接続した密着方式イメージセンサであ
る。
【0030】また、AD変換部53は、オペアンプOP
1及び抵抗R1から構成され、ラインイメージセンサ6
4により検知された信号を電気的信号に変換する光電変
換回路71と、オペアンプOP2及び抵抗R2〜R4か
ら構成され、光電変換回路71により電気的信号に変換
されたアナログ信号(図6参照)を図7に示すようなパ
ルス信号に変換するAD変換回路72とにより構成され
ている。なお、アナログ信号をパルス信号に変換する際
のパルス信号の振幅はオペアンプOP2に供給する基準
電圧を抵抗R3を調整することにより行なう。
【0031】なお、このような被測定物を検出する回路
の他、現在の波形の電位と前の波形の電位に基づいて被
測定物を検出するような電位差検出回路を用いることも
できる。
【0032】次に、光学式計数装置50(図2)の動作
を説明する。
【0033】被測定物(封筒)60の枚数を計数しよう
とするときには、図3に示すように被測定物(封筒)6
0を本体ケース61の被測定物受台62に重ねてセット
し、重ねてセットした被測定物60が固定されるように
固定台63で被測定物60を挟むようにする。これによ
り、被測定物60は被測定物60の外縁部分が揃えられ
た状態で被測定物60に載置されることになる。この場
合、被測定物60は、被測定物受台62上に水平に対し
て約20〜40度の傾きを設けて載せられることにより
被測定物60を読取窓63aにバラツキなく接触させて
いる。
【0034】この状態で、被測定物受台(ホッパー)6
2にセットされた被測定物(封筒)60の計数を開始す
る計数開始キー操作が行なわれると、ラインイメージセ
ンサ64では重ねて固定された被測定物60の縁及び間
欠的な空間を光学的にスキャンした電気的な情報が連続
的に得られる。ラインイメージセンサ64が受光する光
は被測定物60の縁で反射される光と、それら縁の空隙
部分から反射される光とで図6に示すように強度に強弱
が生じたものとなり、信号波形にピークが発生する。
【0035】図2に戻って、このようにして、センサ部
52は被測定物60とその空間信号レベルとして獲得
し、AD変換部53によりパルス信号に変換してカウン
ト制御部54に出力する。すなわち、図5に示すよう
に、AD変換部53は、ラインイメージセンサ64によ
り検知された信号を光電変換回路71により電気的信号
に変換し、光電変換回路71により電気的信号に変換し
たアナログ信号をAD変換回路72によって図7に示す
ようなパルス信号に変換する。
【0036】カウント制御部54はセンサ部52の状態
を制御し、得られたパルス信号により被測定物受台51
にセットされている被測定物60の枚数をCPU21に
出力し、CPU21はこの計数値を数字として表示部2
6に表現させる。
【0037】また、上記光学式計数装置50は、郵便料
金計器に適用され、郵便料金計器は以下のような郵便料
金集計処理を行なうものである。
【0038】すなわち、初期化処理の後、定形封筒キ
ー、定形外封筒キー、はがきキー等のキー入力があれ
ば、カウント値及び集計金額をクリアして、入力された
キーの種類を判別する。入力されたキーに合わせて動作
モードを切り換え、例えば動作モードが定形封筒モード
及び定形外封筒モードのときは定形封筒、定形外封筒の
単体の重量を測定する。
【0039】次いで、例えば、「枚」キーが押下される
と計数部31(光学式計数装置50)により郵便物(封
筒・はがき等)をカウントする。「円」キーが押下され
たときは郵便物(封筒・はがき等)の計数が終了したと
きであるから集計金額を表示部26に表示し、印字部2
8により受領書を印字して処理を終える。
【0040】上記計数部31による計数処理を図8を用
いて更に詳細に説明する。
【0041】図8はCPU21により実行される枚数計
数処理のプログラムを示すフローチャートであり、本フ
ローははがき、封書等をセットし所定キー(計数開始キ
ー等)が操作された場合に処理を開始する。
【0042】先ず、ステップS1でCPU21内のカウ
ンタ21aのカウント値を「0」にする初期化処理を行
ない、ステップS2でカウント信号があるか否かを判別
し、カウント信号がなければステップS2に戻る。ここ
で、カウンタ21aは、図6に示すように、計数部31
により検出されたパルス信号をカウントするものであ
る。
【0043】カウント信号があるとそのカウント信号が
所定幅以上の信号か否かを判別し、カウント信号が所定
幅以上の信号でないときは被測定物60の枚数を示す検
出パルスであると判断してステップS4でカウンタ21
aをインクリメントして(+1して)ステップS2に戻
って次のパルス信号のカウントを繰り返す。
【0044】カウント信号が所定幅以上の信号のとき
は、図7に示すように固定台63の厚みに基づく最終信
号波形の可能性があると判断してステップS5で次の信
号があるか否かをし、次の信号がないときはステップS
6で所定時間待ったか否かを判別する。所定時間待って
いないときはステップS5に戻って上記処理を繰り返し
次の信号がない状態で所定時間が経過するまで待つ。所
定時間待ったときには、最終信号波形を検出したと判断
してステップS7でこの時のカウンタ21aのカウント
値を検出枚数としてメモリに記憶して本フローの処理を
終了する。
【0045】すなわち、カウンタ21aのカウント値を
「0」にする初期化処理を行なった後、図7に示すよう
なHiレベルのパルス信号(Hi信号という)があるか
否かを判別し、Hi信号を判別する度にカウンタ21a
のカウント値を+1する。そして、カウントを続けHi
信号が幅の大きい最終信号がくると、その時のカウンタ
21aのカウント値を通数とするものである。しかし、
Hi信号であっても、図6aに示すように被測定物60
の重なり具合によっては稀に2通を1パルスで計数しま
う場合(図7a参照)があるので、本実施例では、まず
幅の大きいパルス信号があることを検出し、幅の大きい
パルス信号があったときにはその信号の次にHi信号が
あることを判別し、Hi信号がなければ最終信号である
判断してその時のカウンタ21aのカウント値を通数と
する。
【0046】一方、ステップS5で所定幅以上の信号が
あった後に次の信号があると判別したときは得られた信
号に誤りがあると判断してステップS8でカウント時間
に基づく補正を行ない、ステップS9で補正値をカウン
ト値に加算する処理を行なってステップS4に戻る。
【0047】上記補正の方法例として、はがきあるいは
封書の夫々に対応した計数時間を予めプリセットしてお
き、補正時にはHi信号時間がプリセットされた時間の
何倍かを求め、倍率が整数に近い値を補正値する。例え
ば、図7aに示すHi信号では、図7aに示すHi信号
時間中に何通分のパルスがあったかを求めればよく、具
体的にはこのHi信号時間がはがきの計数時間の何倍か
を算出し、倍率が整数に近い値(ここでは、2)を補正
値として補正によって求めた通数「2」をカウンタ21
aに加算するようにする。
【0048】以上説明したように、本実施例の光学式計
数装置50は、被測定物60を重ねて載置する被測定物
受台(ホッパー)51と、被測定物60を固定する固定
台63と、被測定物受台62に重ねて固定された被測定
物60の縁に沿って被測定物60と対向して実装され、
被測定物60の縁からの光学的な情報を検知するライン
イメージセンサ64とを備え、被測定物受台51は、被
測定物受台51上をスライドする固定台63により被測
定物60を挟んで重ねて固定し、被測定物受台62に重
ねて固定した被測定物の縁に沿って被測定物と対向して
設けられたラインイメージセンサ64によって光情報を
検知するようにしているので、郵便物(封筒、はがき
等)の重なり合うすき間を光学的に効率良く読取ること
ができ、郵便物の凸凹を電気信号的に変換するだけの簡
易な装置で高速に、多量に、正確に計量できる利点があ
り、操作性も良好で測定物に対して安全に利用すること
ができる。
【0049】すなわち、重量式にカウントする光学式計
数装置10のように搬送・受け側装置が不要になるた
め、装置が小型化でき低コストで高速に、被測定物の計
量を行なうことができ、被測定物が移送途中で詰まった
り破損したりすることもない。さらに、重量式にカウン
トする光学式計数装置のように、被測定物の重量から演
算するものではないため、重量誤差(機械的な誤差の
他、封書等では、それ自体の誤差)の影響を受けること
がなく枚数を正確に計数することができる。
【0050】また、本実施例では、得られた信号の誤り
を判別し、Hi信号時間中に何通分のパルスがあるかに
よって補正を行なうようにしているので、正確な枚数を
検出することができる。
【0051】なお、本実施例では、固定式のラインイメ
ージセンサ64に密着方式イメージセンサを用いている
が、これに限らず、図9に示す光学式計数装置80のよ
うにCCD方式のラインイメージセンサ81を用いるよ
うにしてもよい。図9中、81はCCD方式のラインイ
メージセンサ、82はCCD方式のラインイメージセン
サ81に像を結ぶための結像レンズである。
【0052】また、本実施例では、光学式計数装置を郵
便料金計器に適用した例であるが、これには限定され
ず、紙葉類を計数するものであればどのような計数装置
にもてきようできることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、紙葉類を重ねて固定す
る固定部と、固定部により重ねて固定された紙葉類の縁
に沿って紙葉類と対向し実装されたラインイメージセン
サと、光センサの検知により紙葉類の枚数を計数する計
数部とを備えているので、簡単な操作で高速かつ正確に
紙葉類の枚数をカウントすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学式計数装置の全体構成を示す図である。
【図2】光学式計数装置のブロック構成図である。
【図3】光学式計数装置の全体構成図である。
【図4】光学式計数装置の固定台の構成を示す図であ
る。
【図5】光学式計数装置のAD変換部の回路構成図であ
る。
【図6】光学式計数装置のAD変換部の各部の信号波形
を示す図である。
【図7】光学式計数装置のAD変換部の各部の信号波形
を示す図である。
【図8】光学式計数装置の枚数計数処理のプログラムを
示すフローチャートである。
【図9】光学式計数装置の全体構成図である。
【図10】従来の光学式計数装置のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
20 郵便料金計器 21 CPU 21a カウンタ 23 RAM 24 入力部 26 表示部 30 計量部 31 計数部 50,80 光学式計数装置 51 被測定物受台 52 センサ部 53 AD変換部 54 カウント制御部 60 被測定物(封筒) 62 被測定物受台(ホッパー) 63 固定台 64,81 ラインイメージセンサ 82 レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を重ねて固定する固定部と、 前記固定部により重ねて固定された紙葉類の縁に沿って
    紙葉類と対向し実装されたラインイメージセンサと、 前記ラインイメージセンサの検知により紙葉類の枚数を
    計数する計数部と、 を具備したことを特徴とする光学式計数装置。
JP5187524A 1993-06-30 1993-06-30 光学式計数装置 Pending JPH0721340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5187524A JPH0721340A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 光学式計数装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5187524A JPH0721340A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 光学式計数装置

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JPH0721340A true JPH0721340A (ja) 1995-01-24

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ID=16207595

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JP5187524A Pending JPH0721340A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 光学式計数装置

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JP (1) JPH0721340A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247501A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Toppan Forms Co Ltd 不良用紙検出装置
JP2016018244A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 ホリゾン・インターナショナル株式会社 折丁計数機

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