JPH06187528A - 光学式計数装置 - Google Patents

光学式計数装置

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JPH06187528A
JPH06187528A JP4355485A JP35548592A JPH06187528A JP H06187528 A JPH06187528 A JP H06187528A JP 4355485 A JP4355485 A JP 4355485A JP 35548592 A JP35548592 A JP 35548592A JP H06187528 A JPH06187528 A JP H06187528A
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JP
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optical
measured
fixed
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unit
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JP4355485A
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Masaji Tanioka
正司 谷岡
Masami Aizawa
正巳 相澤
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CHIYODA TECHNO KK
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
CHIYODA TECHNO KK
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • G06M1/101Design features of general application for actuating the drive by electric or magnetic means by electro-optical means
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で高速かつ正確に紙葉類の枚数を
カウントできる計数装置を実現する。 【構成】 光学式計数装置70は、被測定物80を重ね
て載置する被測定物受台(ホッパー)82と、被測定物
80を固定する固定台83と、被測定物受台82に重ね
て固定された被測定物80の縁を移動して光学的な情報
を検知する光学センサ84とを有するセンサ台85とを
備え、被測定物受台82は、被測定物受台82上をスラ
イドする固定台83により被測定物80を挟んで被測定
物80を重ねて固定し、光学センサ84によって被測定
物受台82には重ねて固定した被測定物の縁に沿って光
情報を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類を計数する光学
式計数装置に係り、詳細には、封筒・はがき等の郵便物
に代表される紙葉類を計数する光学式計数装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】郵便物の発送業務の省力化・合理化を図
るため各部門毎に処理すべき郵便物の使用金額・数量
(通数)を正確に計数する必要がある。
【0003】従来この種の光学式計数装置としては、例
えば機械式の光学計数装置(図20)と、重量式の光学
式計数装置(図21)とがある。図20は機械式の光学
式計数装置10のブロック図であり、この図に示すよう
に光学式計数装置10は郵便物11を1枚ずつ移送する
搬送機械等からなる移送部12と、移送途中の郵便物に
光を当て光の反射の有無によってパルスを発生させるパ
ルス発生装置13と、移送部12を制御するとともに、
移送途中の郵便物によって発生したパルス発生装置13
からのパルスをカウントして郵便物の枚数をカウントす
るカウント制御部14と、カウント制御部14によりカ
ウントされた郵便物の枚数を表示する表示部15とから
構成される。
【0004】以上の構成において、機械式にカウントす
る光学式計数装置10は郵便物を1つずつ移送させ、そ
の移送する時点において機械式及び光学式のセンサでパ
ルスを発生させて郵便物をカウントする。
【0005】また、重量式の光学式計数装置20のブロ
ック構成図を図21に示すように、光学式計数装置20
は、郵便物21の重量を計量するはかり部22と、郵便
物21の1枚あたりの重量から計量した郵便物21の全
体の重量を割って枚数を演算する枚数演算部23と、枚
数演算部23からの演算結果に基づいて郵便物の枚数を
カウントするカウント制御部24と、カウント制御部2
4によりカウントされた郵便物の枚数を表示する表示部
25とから構成される。
【0006】重量式にカウントする光学式計数装置20
は、郵便物をサンプリングしてその重量を計量し、全体
の重量から枚数をカウントする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の光学式計数装置にあっては、機械式にカウン
トする光学式計数装置10では、計数のために郵便物を
機械的に移送する構造となっていたため、以下のような
問題点があった。すなわち、はがき等の受入れ・搬送
・受け側装置が必要なため、装置が大型になりコスト的
にも高価である。また、はがき等を1枚毎に搬送する
ため、計量のスピードが遅い(10〜2枚/秒)。同様
の理由で、郵便物が移送時に詰まったり破損したりす
ることが多い。
【0008】また、重量式にカウントする光学式計数装
置20では、直接枚数を計数するのではなく郵便物の重
量から演算しているので、郵便物には重量誤差(機械的
な誤差の他、封書等では、それ自体の誤差)があるため
枚数が正確に計数できないという問題点があった。
【0009】本発明の課題は、簡単な操作で高速かつ正
確に紙葉類の枚数をカウントできる光学式計数装置を実
現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0011】固定部1(図1のブロック図を参照、以下
同じ)は、紙葉類(例えば、封筒・はがき等の郵便物)
を重ねて固定するもので、封筒・はがき等の被測定物を
固定可能に重ねて載置する被測定物受台等である。
【0012】光センサ2は、固定部1により重ねて固定
された紙葉類の縁に沿って紙葉類と相対的に移動をしな
がら紙葉類の縁からの光を検知する光センサである。
【0013】計数部3は、光センサ2の検知により紙葉
類の枚数を計数するAD変換部やカウント制御部等であ
る。
【0014】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0015】紙葉類の枚数を計数する場合には、計数し
ようとする紙葉類を固定部により重ねて固定し、光セン
サを、重ねて固定された紙葉類の縁に沿って紙葉類と相
対的に移動をさせながら光センサによって紙葉類の縁か
らの光を検知する。そして、光センサにより検知された
紙葉類の枚数に対応する光強度変化により計数部が紙葉
類の枚数を計数する。
【0016】従って、簡単な操作で高速かつ正確に紙葉
類の枚数をカウントすることができる。
【0017】
【実施例】以下、図2〜図19を参照して一実施例を説
明する。
【0018】第1実施例 図2〜図15は光学式計数装置の第1実施例を示す図で
あり、本実施例は光学式計数装置を郵便料金計器に適用
した例である。
【0019】先ず、構成を説明する。図2は郵便料金計
器30の全体構成を示したブロック図である。図2にお
いて、符号31はCPUであり、CPU31は、ROM
32に格納されているマイクロプログラムに従ってRA
M33との間でデータの授受を行なったりしながら各動
作に必要な値を演算し、処理したデータに基づいて後述
する表示部36、印字部38、計量部40、計数部41
等を制御するための制御信号を出力する。
【0020】CPU31には、郵便料金集計処理を含む
郵便料金計器30の各種の動作を制御する制御用のマイ
クロプログラムを記憶するROM32、書込みと読出し
が可能な揮発性メモリからなり、郵便料金データ、演算
に使用するデータ及び演算結果を記憶するRAM33、
テンキー、ファンクションキー及び定形封筒、定形外封
筒、はがき等の種別を指定するキーが設けられた入力部
34を制御する入力制御部35、集計金額や郵便重量値
等の各種データを表示するLED等からなる表示部36
を駆動する表示駆動部37、RAM33に記憶された郵
便料金等の各種データ及び集計した郵便金額・通数等を
ジャーナル用紙及びレシート用紙に印字する印字部38
を制御する印字制御部39、郵便物の重量を計数する例
えば音叉振動式の計量部40、郵便物の計数を光学的に
正確に計数する計数部41がそれぞれ接続されている。
【0021】図3は上記入力部34のキー配列を示す図
であり、この図において、入力部34には、テンキー5
1等の操作キーのほか、定形封筒キー52、定形外封筒
キー53、はがきキー54等の郵便物の種別を指定する
キー、市内キー55、別納キー56、g(重量)キー5
7、「枚」キー58、「円」キー59、集計キー60等
が設けられている。
【0022】これらの操作キーのうち、定形封筒キー5
2、定形外封筒キー53及びはがきキー54は、定形封
筒、定形外封筒、はがき等の種別を指定するキーであ
り、これらのキーを指定して郵便物の郵便料金や重量、
計数を算出するようにしている。
【0023】また、上記RAM33は郵便業務に関する
データや演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的
に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用され、
具体的には、RAM33には定形及び定形外の郵便物の
料金を記憶する定形/定形外メモリ61、はがきの料金
を記憶するはがきメモリ62及びCPU31の動作領域
(ワーキングエリア)等を含む他メモリ63が設けられ
ている。
【0024】図4は定形及び定形外の郵便物の料金を記
憶する定形/定形外メモリ61の構成を示す図であり、
定形郵便物の重量当たりの料金、及び定形外郵便物の重
量当たりの料金を記憶する。また、図5ははがきの料金
を記憶するはがきメモリ62の構成を示す図であり、通
常はがきの料金を記憶している。
【0025】図6は計数部41を備えた光学式計数装置
70のブロック構成図である。図6において、光学式計
数装置70は郵便物(封筒・はがき等)の被測定物を固
定可能に重ねて載置する被測定物受台(ホッパー)71
と、被測定物受台71に重ねてセットされた郵便物(封
筒・はがき等)の縁に光を照射し、その反射光を検知す
るセンサ部72と、センサー部72を重ねた郵便物(封
筒・はがき等)の縁に沿って連結的に移動させるレー
ル、ワイヤ、プーリー、モータ等からなる駆動系73
と、センサ部72により検知された光学的な情報を電気
的な信号に光電変換し、光電変換したアナログ信号をパ
ルス信号に変換するAD変換部74と、駆動系73及び
センサ部72を制御するとともに、AD変換されたパル
ス信号をカウントして被測定物受台71にセットされて
いる郵便物(封筒・はがき等)の枚数をカウントして計
数値をCPU31に出力するカウント制御部75と、カ
ウント制御部75により計数された郵便物の枚数をデー
タ処理に用いるとともに、その計数を表示部36に数字
として表示させるCPU31により構成されている。
【0026】上記センサ部72、駆動系73、AD変換
部74、カウント制御部75は、全体として計数部41
を構成している。
【0027】図7は光学式計数装置70の全体構成図で
あり、図9はその被測定物の要部を示す図、図10はそ
の被測定物と光学センサ(光センサ)を駆動する駆動系
の構成を示す図である。
【0028】図7において、光学式計数装置70は、本
体ケース81と、被測定物(ここでは、封筒)80を重
ねて載置する被測定物受台(ホッパー)82と、被測定
物80を固定する固定台83と、被測定物受台82に重
ねて固定された被測定物80の縁を移動して光学的な情
報を検知する光学センサ84とを有するセンサ台85
と、入力部34と、表示部36と、印字部38とから構
成される。
【0029】上記被測定物受台(ホッパー)82は、被
測定物受台82上をスライドする固定台83により被測
定物(ここでは、封筒)80を挟んで被測定物80を固
定するホッパーであり、被測定物受台82には重ねて固
定した被測定物の縁に沿って光学センサ84によって光
情報を検知するための読取窓82aが開口されている。
また、被測定物受台82にスライドして被測定物80を
固定する固定台83には、図8に示すように被測定物受
台82の読取窓82aに対応する切欠が形成されてい
る。また、固定台83が左端にスライドした場合、本体
ケース81の切欠(図示せず)に入り込んで、例えばは
がき1枚でも固定できるようになっている。
【0030】なお、被測定物80を固定するのに被測定
物80の側方へ長方体の重し台を置くようにしてもよ
く、この場合、被測定物受台82は不要となる。
【0031】また、上記被測定物受台82は、被測定物
80を読取窓82aにバラツキなく接触させるために図
9に示すように被測定物受台82を水平に対して約20
〜40度の傾きが設けられている。
【0032】図10は被測定物と光学センサを駆動する
駆動系の構成を示す図であり、この図において、光学セ
ンサ84を有するセンサユニット85は、レール86上
を重ねた被測定物80の縁に沿ってi方向に移動可能に
なっていて、センサユニット85はモータ87の回転力
を受けたプーリー88及びワイヤ(又はベルト)89に
より駆動される。
【0033】上記モータ87、プーリー88及びワイヤ
89は、全体として駆動系73を構成する。
【0034】図11は光学センサ84と光学センサ84
の出力をパルス波形に変換するAD変換部74の回路構
成図であり、図12及び図13はAD変換部74の各部
の信号波形を示している。
【0035】図11において、光学センサ84は重ねて
固定された被測定物(封筒)80の縁に光を照射する発
光部84aと、被測定物(封筒)80の縁及びその縁と
縁の間隙から反射した反射光を受光する受光部84bと
を備え、発光部84aから照射された光は発光線91
を、被測定物80から反射した光は受光線92を形成す
る。また、AD変換部74は、オペアンプOP1及び抵
抗R1から構成され、光学センサ84の受光部84bに
より検知された信号を電気的信号に変換する光電変換回
路93と、オペアンプOP2及び抵抗R2〜R4から構
成され、光電変換回路93により電気的信号に変換され
たアナログ信号(図12参照)を図13に示すようなパ
ルス信号に変換するAD変換回路94とにより構成され
ている。なお、アナログ信号をパルス信号に変換する際
のパルス信号の振幅はオペアンプOP2に供給する基準
電圧を抵抗R3を調整することにより行なう。
【0036】なお、このような被測定物を検出する回路
の他、現在の波形の電位と前の波形の電位に基づいて被
測定物を検出するような電位差検出回路を用いることも
できる。
【0037】次に、光学式計数装置70の動作を説明す
る。
【0038】被測定物(封筒)80の枚数を計数しよう
とするときには、図7に示すように被測定物(封筒)8
0を本体ケース81の被測定物受台82に重ねてセット
し、重ねてセットした被測定物80が固定されるように
固定台83で被測定物80を挟むようにする。これによ
り、被測定物80は被測定物80の外縁部分が揃えられ
た状態で被測定物82に載置されることになる。この場
合、被測定物受台71を水平に対して約20〜40度の
傾きを設けることにより被測定物80を読取窓83aに
バラツキなく接触させている。また、この計数開始前に
は光センサ84は駆動系73によって所定位置まで復帰
されている。
【0039】この状態で、被測定物受台(ホッパー)8
2にセットされた被測定物(封筒)80の計数を開始す
るキー操作が行なわれると、光センサ84が駆動系73
によって重ねて固定された被測定物80の縁を横断する
ように移動し、これに伴って光学センサ84では被測定
物80の縁及び間欠的な空間を光学的にスキャンした電
気的な情報が連続的に得られる。光学センサ84の受光
部84bが受光する受光線92は被測定物80の縁で反
射される光と、それら縁の空隙部分から反射される光と
で図12に示すように強度に強弱が生じたものとなる。
【0040】このようにして、センサ部72は被測定物
80とその空間信号レベルとして獲得し、AD変換部7
4によりパルス信号に変換してカウント制御部75に出
力する。カウント制御部75は駆動系73とセンサ部7
2の状態を制御し、得られたパルス信号により被測定物
受台71にセットされている被測定物80の枚数をCP
U31に出力し、CPU31はこの計数値を数字として
表示部36に表現させる。
【0041】光学センサ84の駆動方法は具体的には図
10で示される。図10において、被測定物80をセン
サユニット85に装備された光学センサ84でパルス信
号として出力させるため、センサユニット85をレール
86の上を同図に示す移動方向にモータ87とプーリー
88によってワイヤ(又はベルト)89により駆動させ
る。センサユニット85の移動方向は位置方向に連続的
に滑らかに行なわれるが、読取精度を向上させる場合に
は往復して移動するようにしてもよく、このようにすれ
ば2つの検出結果が得られるので読取精度を向上させる
ことができる。
【0042】図10に示すようにセンサユニット85が
被測定物80の縁を移動すると、光学センサ84に対し
て被測定物80が読取窓83により垂直に位置されてい
るから光学センサ84から発光した発光線91は被測定
物80の縁と縁の空間の最深部で反射するため、受光線
92には図に示すような信号のピークが存在する。光学
センサ84の受光部84bにより検知された信号は光電
変換回路93により電気的信号に変換され、光電変換回
路93により電気的信号に変換されたアナログ信号はA
D変換回路94により図13に示すようなパルス信号に
変換される。
【0043】次に、本実施例の動作を説明する。
【0044】図14はCPU31により実行される郵便
料金集計処理のプログラムを示すフローチャートであ
り、同図中、符号Sn(n=1,2,…)はフローの各
ステップを示している。
【0045】先ず、ステップS1で初期化処理を行な
い、ステップS2で定形封筒キー52、定形外封筒キー
53、はがきキー54等のキー入力があるか否かを判別
し、キー入力がなければステップS2に戻る。キー入力
があるとステップS3でカウント値及び集計金額をクリ
アし、ステップS4で入力されたキーの種類を判別す
る。入力されたキーが定形封筒キー52のときはステッ
プS6で動作モードを定形モードにして(動作モード←
定形モード)ステップS7に進み、入力されたキーが定
形外封筒キー53のときはステップS5で動作モードを
定形外モードにして(動作モード←定形外モード)ステ
ップS7に進み、入力されたキーがはがきキー54のと
きはステップS8で動作モードをはがきにして(動作モ
ード←はがき)ステップS9に進む。ステップS6で動
作モードを定形モードにしたとき、あるいはステップS
5で動作モードを定形外モードにしたときは集計しよう
とする定形封筒、定形外封筒の重量を計量する必要があ
ると判断してステップS7で定形封筒、定形外封筒の単
体の重量を測定する。また、入力されたキーがはがきキ
ー54のときははがきの重量は一定であると考えられる
からステップS8で動作モードをはがきにしてそのまま
ステップS9に進む。次いで、ステップS9で計数部4
1(光学式計数装置70)により郵便物(封筒・はがき
等)をカウントし、ステップS10で「枚」キー58又
は「円」キー59のキー入力を待ち、「枚」キー58が
押下されたときはステップS9に戻って次の郵便物(封
筒・はがき等)をカウントする。ステップS10で
「円」キー59が押下されたときは郵便物(封筒・はが
き等)の計数が終了したときであるからステップS11
で集計金額を表示部36に表示し、ステップS12で印
字部38により受領書を印字してステップS2に戻って
次のキー入力を待つ。
【0046】なお、定形封筒の処理で、発送地域が同一
区内の指定がなされ、所定通数以上ある場合はステップ
S11及びS12で割引きを行なう処理をする。例え
ば、同一市内に1000通以上の封筒を発送する場合、
10円割引きする等である。
【0047】以上説明したように、本実施例の光学式計
数装置70は、被測定物80を重ねて載置する被測定物
受台(ホッパー)82と、被測定物80を固定する固定
台83と、被測定物受台82に重ねて固定された被測定
物80の縁を移動して光学的な情報を検知する光学セン
サ84とを有するセンサ台85とを備え、被測定物受台
82は、被測定物受台82上をスライドする固定台83
により被測定物80を挟んで被測定物80を重ねて固定
し、光学センサ84によって被測定物受台82に重ねて
固定した被測定物の縁に沿って光情報を検知するように
しているので、郵便物(封筒、はがき等)の重なり合う
すき間を光学的に効率良く読取ることができ、郵便物の
凸凹を電気信号的に変換するだけの簡易な装置で高速
に、多量に、正確に計量できる利点があり、操作性も良
好で測定物に対して安全に利用することができる。すな
わち、重量式にカウントする光学式計数装置10のよう
に搬送・受け側装置が不要になるため、装置が小型化で
き低コストで高速に、被測定物の計量を行なうことがで
き、被測定物が移送途中で詰まったり破損したりするこ
ともない。さらに、重量式にカウントする光学式計数装
置20のように、被測定物の重量から演算するものでは
ないため、重量誤差(機械的な誤差の他、封書等では、
それ自体の誤差)の影響を受けることがなく枚数を正確
に計数することができる。
【0048】なお、本実施例では、被測定物受台82に
重ねて固定された被測定物80の縁の1方向から光情報
を検知するようにしているが、これに限らず、図15に
示ように被測定物受台(ホッパー)100に2つの読取
窓100a、100bと、この2つの読取窓100a、
100bに対応して2つの光学センサ84、101を設
け、被測定物受台100に重ねて固定された被測定物8
0の縁の2方向から光情報を検知するようにすれば、読
取精度を一段と向上させることが可能になる。さらに、
また同一の面にスライドする複数のセンサを設け光情報
を検知しても読取精度を向上させることができる。
【0049】第2実施例 図16及び図17は光学式計数装置の第2実施例を示す
図であり、はがき110等を重ねた場合のように被測定
物に凹凸が生じ難い場合であっても正確な被測定物の枚
数の計数ができるようにした例である。
【0050】本実施例の説明にあたり第1実施例と同一
構成部分には同一の番号を付している。
【0051】被測定物80が、ある厚みがある封筒の場
合には封筒の重なり合うすき間を光学的に読取ることに
よって、簡易な装置で高速に多量に正確に被測定物80
の計量を行なうことができる。
【0052】ところが、被測定物80がはがきの場合に
は封筒の場合と異なって厚みが均一であるため、重ねて
固定した場合に上記すき間が非常に少ない。すなわち、
図16において、被測定物80としてはがき110の枚
数を計数する場合、はがき110を重ね合わせて被測定
物受台82上で固定し、光学センサ84によりその縁
(外端)の光を受光したとしても、はがき110は均一
であるため隙間が少なく光学センサ84により検知され
た光学的読取り信号のダイナミックレンジが小さいもの
となっている。そのため、読取精度が低下することが考
えられる。
【0053】そこで本実施例では、図17に示すように
はがき110を斜めに重ねて固定できるように被測定物
受台82及び固定台83の構造を変える。具体的には、
被測定物80を挟んで固定する固定部を、所定の傾斜を
持つ構造に変え、この構造によって図17に示すように
被測定物80を傾斜して固定するようにする。
【0054】以上の構造において、はがき110等の被
測定物80を重ねて固定すると、重ね合わせたはがき1
10の端部に隙間ができ、隙間ができたはがき110の
縁を光学センサ84で光学的に測定すれば図17の出力
信号波形に示すように大きなダイナミックレンジを得る
ことが可能になり、読取精度を向上させることができ
る。なお、はがき110のように厚みが均一の被測定物
80においては本実施例のように所定の傾斜を与えて固
定することによって隙間を生じさせることができるが、
封書等の被測定物80ではこのような傾斜を与えると却
って隙間が減少するような場合は、第1実施例のように
被測定物80を光センサ84に対して垂直にするように
被測定物受台82及び固定台83の固定部の傾斜を可変
できるようにしてもよい。
【0055】第3実施例 図18及び図19は光学式計数装置の第3実施例を示す
図であり、はがき110等を重ねた場合のように被測定
物に凹凸が生じ難い場合であっても正確な被測定物の枚
数の計数ができるようにした例である。
【0056】本実施例の説明にあたり第1実施例及び第
2実施例と同一構成部分には同一の符号を付している。
【0057】図18は光学式計数装置120の全体構成
図であり、この図において、光学式計数装置120は、
本体ケース121と、放物ガイド122aを有する被測
定物受台(ホッパー)122と、被測定物受台(ホッパ
ー)122上に設けられ、はがき110等の被測定物8
0を固定して回動する回転台123と、回転台123上
に突出して形成された固定軸124と、固定軸124に
対向して設けられ、はがき110を挟んで固定する押え
軸125とから構成される。また、被測定物受台(ホッ
パー)122の放物ガイド122aには、光学センサ8
4によって光情報を検知するための読取窓122bが開
口されている。また、光学センサ84はこの放物ガイド
122aに沿って図19に示すように放物状に移動可能
に構成されている。
【0058】以上の構成において、はがき110の枚数
を計数する場合には、先ず、はがき110を回転台12
3上の固定軸124及び被測定物受台(ホッパー)12
2の直線部に当接するように直立させてセットし、次い
で回転台123上に突出した押え軸125によってはが
き110の一端部を挟んで固定する。このように、はが
き110の一端部を固定した状態で回転台123を読取
窓122b方向に回転させると、はがき110は読取窓
122b(封筒)上を当接しながら案内され、図19に
示すように被測定側のはがき110の端部に十分な隙間
が形成されることになる。その結果、図19の出力信号
波形に示すようにより一層大きなダイナミックレンジを
得ることが可能になり、読取精度を向上させることがで
きる。なお、移動方向は読取窓122bに沿って連続的
に滑らかに行なわれるが、本実施例にあっても読取精度
を向上させるため往復に移動するようにしてもよい。
【0059】なお、上記各実施例では、光学式計数装置
を郵便料金計器に適用した例であるが、これには限定さ
れず、紙葉類を計数するものであればどのような計数装
置にもてきようできることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、紙葉類を重ねて固定す
る固定部と、固定部により重ねて固定された紙葉類の縁
に沿って紙葉類と相対的に移動をする光センサと、光セ
ンサの検知により紙葉類の枚数を計数する計数部とを備
えているので、簡単な操作で高速かつ正確に紙葉類の枚
数をカウントすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】光学式計数装置の全体構成を示す図である。
【図3】光学式計数装置の入力部のキー配列を示す図で
ある。
【図4】光学式計数装置の定形及び定形外の郵便物の料
金を記憶する定形/定形外メモリの構成を示す図であ
る。
【図5】光学式計数装置のはがきの料金を記憶するはが
きメモリの構成を示す図である。
【図6】光学式計数装置のブロック構成図である。
【図7】光学式計数装置の全体構成図である。図9はそ
の被測定物の要部を示す図、図10はその被測定物と光
学センサを駆動する駆動系の構成を示す図で
【図8】光学式計数装置の固定台の構成を示す図であ
る。
【図9】光学式計数装置の被測定物の要部を示す図であ
る。
【図10】光学式計数装置の被測定物と光学センサを駆
動する駆動系の構成を示す図である。
【図11】光学式計数装置のAD変換部の回路構成図で
ある。
【図12】光学式計数装置のAD変換部の各部の信号波
形を示す図である。
【図13】光学式計数装置のAD変換部の各部の信号波
形を示す図である。
【図14】光学式計数装置の郵便料金集計処理のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図15】光学式計数装置の被測定物受台に2つの読取
窓及び光学センサを設けた場合の構成図である。
【図16】第2実施例の光学式計数装置の構成を説明す
るための図である。
【図17】第2実施例の光学式計数装置の構成を説明す
るための図である。
【図18】第3実施例の光学式計数装置の全体構成を示
す図である。
【図19】第3実施例の光学式計数装置の動作を説明す
るための図である。
【図20】従来の光学式計数装置のブロック構成図であ
る。
【図21】従来の光学式計数装置のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
30 郵便料金計器 31 CPU 33 RAM 34 入力部 36 表示部 40 計量部 41 計数部 70 光学式計数装置 71 被測定物受台 72 センサ部 73 駆動系 74 AD変換部 75 カウント制御部 80 被測定物(封筒) 82,122 被測定物受台(ホッパー) 83 固定台 84,101 光学センサ 100a,100b,122b 読取窓 110 はがき 123 回転台 122a 放物ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を重ねて固定する固定部と、 前記固定部により重ねて固定された紙葉類の縁に沿って
    紙葉類と相対的に移動をする光センサと、 前記光センサの検知により紙葉類の枚数を計数する計数
    部と、 を具備したことを特徴とする光学式計数装置。
  2. 【請求項2】 紙葉類を重ねて固定する固定部と、 前記固定部により重ねて固定された紙葉類の縁に沿って
    紙葉類と相対的に移動をしながら紙葉類の縁からの光を
    検知する光センサと、 前記光センサにより検知された紙葉類の枚数に対応する
    光強度変化により紙葉類の枚数を計数する計数部と、 を具備したことを特徴とする光学式計数装置。
JP4355485A 1992-12-18 1992-12-18 光学式計数装置 Pending JPH06187528A (ja)

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