JP3459627B2 - 紙分取用計量装置 - Google Patents

紙分取用計量装置

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JP3459627B2
JP3459627B2 JP2000306173A JP2000306173A JP3459627B2 JP 3459627 B2 JP3459627 B2 JP 3459627B2 JP 2000306173 A JP2000306173 A JP 2000306173A JP 2000306173 A JP2000306173 A JP 2000306173A JP 3459627 B2 JP3459627 B2 JP 3459627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば新聞配達時
に折り込まれるチラシ等の束から必要枚数を分取する際
に、その分取位置を示す紙分取用計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、新聞に折り込まれて購読者に配達
される折り込みチラシは、広告代理店やスポンサからの
配布依頼を受けると、対応する折り込みチラシが入荷し
た順に倉庫の空いている任意の場所に保管される。この
後、保管された折り込みチラシは、配布される日付に対
応して、新聞の販売店毎の部数に仕分され、配送路線に
合わせて輸送車両に積み込まれるものである。
【0003】通常、仕分作業は、入荷した折り込みチラ
シの束の梱包を解き、その折り込みチラシの束がどの販
売店向けのものかを示すラベルの仕分情報に基づいて各
販売店毎の部数あるいは枚数に仕分し、仕分した折り込
みチラシを再度結束して、ラベルを付して路線別に配送
部門に回送されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、仕分け作業
において、折り込みチラシを各販売店毎の部数に仕分け
る作業は、まず仕分けすべき折り込みチラシ束の重量を
重量計で計測し、計測した重量と束ねられた枚数とから
折り込みチラシ1枚当たりの重量を演算し、その1枚当
たりの重量と仕分けるべく重量計に載せられた枚数が不
明の折り込みチラシの重量とから、その分取された折り
込みチラシの枚数を演算するものである。そして、仕分
ける枚数に足りない場合は、その上に不足分を加えて、
規定の枚数になるようにしている。
【0005】しかしながら、上記の方法では、折り込み
チラシの厚みがどの程度で何枚になるのか知らないと、
不足分の追加あるいは追加により過剰となった枚数の削
除のを何度も繰り返さないと、必要な枚数とならない場
合があった。つまり、作業者がこのような仕分け作業に
熟練しておらず、最初に重量計に載せた枚数では不足し
ているといった状態になった場合に、折り込みチラシの
追加を何度も繰り返すことになる。このため、所定の枚
数にするまでに時間がかかり、仕分け精度を高めること
が困難であった。
【0006】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る紙分取用計量装置は、積み
重ねられた紙の高さを計測手段により計測し、その高さ
と紙の総枚数とから1枚当たりの厚みを演算手段により
演算し、位置指示手段により高さと厚みと分取する枚数
データとから分取する枚数位置を決定して積み重ねられ
た紙に表示する構成としている。このような構成のもの
であれば、分取する枚数の位置が示されるので、正確に
紙を分取することが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、積み重ねられた総枚数
が既知である複数枚の紙を載置し得る計量台を備えてな
り、計量台に載置した積み重ねられた紙に入力された分
取枚数データに基づいて分取する位置を示し得るもので
あって、計量台に載置された紙の少なくとも高さを計測
する計測手段と、計測された紙の高さと総枚数とに基づ
いて紙1枚の厚みを演算する演算手段と、計測手段によ
り計測された高さと演算手段により演算された厚みと入
力された分取枚数データとに基づいて分取する枚数に対
応する位置を載置された紙に対して光学的に表示する位
置指示手段とを具備してなることを特徴とする紙分取用
計量装置である。
【0009】本発明において、紙とは、新聞等に折り込
まれたり配布されたりする広告等を印刷した薄手のも
の、いわゆるチラシや、その他の印刷等の処理が施され
る前の原紙や処理後のものを指す。
【0010】このように、計量台に載置された複数枚数
の紙の高さを計測し、その計測した高さと既知の紙の総
枚数とから紙1枚の厚みを演算し、演算した紙の厚みと
計測された高さとから分取枚数に対応する分取位置を光
学的に表示するので、分取する紙の量を目視にて確認す
ることが可能になる。したがって、積み重ねられた紙か
ら容易に、かつ正確に所望の枚数の紙を分取することが
できる。
【0011】分取した紙の枚数を目視確認し得るように
するためには、計測手段が、さらに、計量台に載置され
た紙の総重量を計測するものであり、演算手段が、さら
に計測された総重量と載置された紙の総枚数とに基づい
て紙1枚の重量を演算するものであり、計量台に載置さ
れた紙が分取された後に分取された紙の枚数を計測手段
からの紙の総重量と分取後の重量と演算手段からの紙1
枚当たりの重量とに基づいて演算して可視状態に出力す
る出力手段をさらに具備するものが好適である。
【0012】分取の際の誤差を最小限に留めるために
は、分取された枚数に過不足がある場合に紙の総重量と
分取後に計量台に残留する紙の重量と紙1枚当たりの重
量とに基づいて分取過不足の枚数を演算する過不足分演
算手段をさらに備え、過不足分演算手段が演算した分取
過不足の枚数に対応して位置指示手段がその過不足枚数
に相当する位置を表示するものが好ましい。
【0013】積み重ねられた紙の高さを非接触に計測す
るためには、計測手段が、計量台に載置された紙の後側
面に光を照射する高さ計測用光源と、高さ計測用光源よ
り照射されて紙により反射された光を受光する受光体と
を具備し、受光体が光を受光した高さ位置に基づいて載
置された紙の高さを計測するものが好適である。
【0014】位置指示手段としては、レーザ光を発光す
るレーザ光源を具備するものが挙げられる。このように
レーザ光で分取枚数位置を示すことにより、分取枚数に
対応する位置に幅が発生しなくなり、その位置をより正
確に示すことが可能になる。また、高さ計測用光源と受
光体とレーザ光源とは、計量台の台本体に対して垂直方
向に上下移動可能に設けられる移動体に取り付けられる
ものが好ましい。
【0015】分取した紙の飛散を防止するためには、計
量台の近傍に設けられ、分取された紙を結束する結束装
置をさらに備えてなるものが好ましい。このように結束
装置を備えることにより、分取した紙を長距離移動させ
ることなく結束することより、以後の搬送を容易にする
ことが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜5を参照
して説明する。
【0017】図1に示す紙分取用計量装置1は、各販売
店毎に仕分けする仕分け配送センタにおいて、総枚数が
既知である複数枚の紙、例えば新聞に折り込まれるチラ
シPを分取するのに使用される。仕分け配送センタは、
配布を依頼する依頼人から入荷したチラシPの束を一時
的に保管し、各販売店毎に出荷するチラシPの枚数が決
定したところでチラシPの束の梱包を解き、紙分取用計
量装置1により決められた枚数を分取して、各販売店毎
の枚数のチラシPの束に仕分けて出荷するものである。
【0018】紙分取用計量装置1は、机の形状をしてお
り、その天板2上には、天板2の前縁2aに略平行にス
ライド移動し得る計量台3が取り付けられているととも
に、計量台3よりも奥側に、各種のデータを表示する例
えば表面に複数のタッチセンサあるいはタッチスイッチ
をマトリクス状に備える液晶表示装置等の表示パネル4
が配設され、また計量台3のスライド移動部位より後方
の天板2には後述する電子制御部5が設けてある。この
実施例の紙分取用計量装置1には、天板2の計量台3に
載置されたチラシPを計量するために計量台3を移動さ
せた位置である計量位置(図2)より左側に回転自在な
ローラ2bが設けてあり、分取したチラシPを隣接して
一体的に設置される結束装置6に容易に搬送できるよう
になっている。結束装置6は、分取されたチラシPを例
えば一重の結束紐で結束することができるものである。
【0019】計量台3は、中央部に溝状の凹部を有する
台本体3aと、その台本体3aの後縁から略垂直に起立
して、載置されたチラシPが台本体3aから脱落しない
ようにする垂直壁3bとを備えている。この計量台3
は、計量位置にスライド移動させた際に、例えばロード
セル等の重量を電気量に変換する重量センサWSに連結
されるもので、重量センサWSは計量台3に載置された
チラシPの重量に対応する電気信号を電子制御部5の電
子制御装置51に出力する。計量台3の垂直壁3bは、
その横方向の中央部分に計量台3に達する長さで切り込
み部3cが設けてあり、計量台3に載置されたチラシP
の後側面が縦方向に露出するようになっている。このよ
うに、計量第3が垂直壁3bを有していることにより、
載置されたチラシPの後縁を整列させることができ、ま
た垂直壁3bが切り込み部3cを有していることによ
り、チラシPの枚数が少ない場合でも高さの計量を行う
ことが可能になる。
【0020】電子制御部5は、その前面表面に上下移動
可能に設けられる正面から見た場合に水平方向に長尺な
形状をなす移動体である計測アーム52と、計測アーム
52を上下移動させる移動機構7を制御して計測アーム
52の高さを制御するとともに、重量及び高さを計測し
チラシP1枚当たりの重量と厚みとを演算する電子制御
装置51とを具備している。したがって、計測手段と演
算手段とが電子制御装置51により構成されるものであ
る。
【0021】計測アーム52は、両端部を水平に保った
状態で上下移動するもので、一方の端部に、高さ位置を
計測するための計測用光源52a及び受光素子52bを
内蔵するとともに、他方の端部に計測用光源52a及び
受光素子52bと同一高さに配置されて分取位置を表示
するためのレーザ光を出射するレーザ光源52cを内蔵
している。計測アーム52における計測用光源52a及
び受光素子52bは、計量台3が計量位置に移動された
際に、垂直壁3bに設けられた切り込み部3cの幅方向
の略中央を高さ計測用の光及びその反射光が通過する位
置に設けてある。計測用光源52a及び受光素子52b
は、電子制御装置51に電気的に接続してある。計測用
光源52aとしては、レーザ光を発するレーザダイオー
ドが、また受光素子52bとしてはフォトダイオードが
挙げられる。一方、位置指示手段を構成するレーザ光源
52cは、例えばレーザダイオードを備え、チラシP側
面に例えば赤色の直線を表示するものである。前述の重
量センサWSと計測用光源52aと受光素子52bと電
子制御装置51とにより、計測手段が構成されるもので
ある。
【0022】この計測アーム52を上下させる移動機構
7は、例えばステッピングモータを有し、ステッピング
モータの制御量により計測アーム52の移動距離が確認
できるものである。この移動機構7は、チラシPが計量
台3に載置されて計測が開始されるまで高さ計測の原点
位置すなわち計測用光源52aの高さが計量台3の表面
と同一高さとなる位置(図4に示すL1の位置)に計測
アーム52を保持しており、計測の開始と同時に上方に
計測アーム52を移動させる。
【0023】また、電子制御装置51は、マイクロプロ
セッサ、ROM、RAM、ハードディスク、I/Oイン
ターフェース等を備えるマイクロコンピュータシステム
を主要な構成要素としており、前述のように、複数枚の
チラシPの総重量とその高さとを計測するとともに、仕
分け配送センタのホストコンピュータから処理するチラ
シP束の配送データやその総枚数データ、さらに少なく
とも分取枚数データを有する仕分けデータ等を受信し
て、受信した総枚数データと分取枚数データと演算した
チラシP1枚当たりの厚みと重量とを演算し、分取枚数
データとチラシP1枚当たりの厚みと積み重ねられたチ
ラシPの高さとから分取高さを演算し、その受信した各
種のデータや演算した数値等をその都度表示パネル4に
表示させるものである。また、チラシP1枚当たりの重
量を演算しているので、分取が実行された後に計量台3
に残留しているチラシPの重量とチラシP1枚当たりの
重量とから残留するチラシPの枚数を演算し、総枚数と
残留分の枚数とから過不足分に対する枚数位置をレーザ
光により示すとともに、表示パネル4にその旨を表示す
る。したがって、電子制御装置51は、過不足演算手段
を構成する。
【0024】さらに、電子制御装置51は、分取する際
に、ホストコンピュータからデータを取り込んだり、分
取枚数の変更に対応し得るように枚数を入力するための
操作ボタンや数値ボタンを表示パネルに表示させるもの
で、その操作ボタンには、重量及び高さの計測を行う際
の測定開始ボタンが含まれる。これらのボタンは、表示
パネル4の表面のタッチスイッチの座標と対応してお
り、タッチスイッチからの信号によりボタンの表示内容
に対応した処理を電子制御装置51は実行するものであ
る。
【0025】このような構成において、総枚数の分かっ
ているチラシP束より所定枚数を分取する作業及び電子
制御装置51の動作について説明する。
【0026】まず、作業者は、ホストコンピュータから
転送されて表示パネル4に表示されているチラシPのリ
ストから、これから仕分けしようとする目的のチラシP
の束を選択する。チラシPの束を選択することにより、
束ねられたチラシPの総枚数が表示パネル4に表示され
るとともに、各販売店毎の分取枚数が表示される。次
に、作業者は、目的とするチラシPの束の梱包を解いた
総枚数が既に分かっている複数枚のチラシPを計量台3
に載置し、その計量台3を計量位置に移動させる。計量
台3を計量位置に移動することによって、重量センサW
Sから出力される信号により、電子制御装置51は載置
されたチラシPの総重量を計測する。次に、計測した総
重量をホストコンピュータから受信した総枚数データで
除して、チラシP1枚当たりの重量を演算する。計測さ
れた総重量及び演算されたチラシP1枚当たりの重量
は、このチラシPの分取作業が終了するまで、電子制御
装置51において保存してある。
【0027】一方、電子制御装置51は、移動機構7を
制御して、計測アーム52を上方に移動させる。計測ア
ーム52を移動させている間に、計測アーム52に取り
付けた計測用光源52aからはレーザ光が計量台3上の
チラシPに出射され、その反射光が受光素子52bによ
り受光される。そして、受光素子52bが連続して反射
光を受光している状態から受光しない状態に変化した時
点で、電子制御装置51は移動機構7を制御して計測ア
ーム52の上方への移動を停止する(図4に示すL2の
位置)。この時点で、電子制御装置51は、移動機構7
を制御した制御量よりチラシPの高さを計測する。計測
されたチラシPの高さは、このチラシPの分取作業が終
了するまで、電子制御装置51において保存してある。
【0028】計量台3に載置されたチラシPの高さを計
測した後、電子制御装置51は、表示パネル4に表示さ
れている分取枚数の表示から選択された分取枚数のデー
タに基づいて、計測アーム52を下方に移動する距離を
演算する。距離を演算した後、電子制御装置51は、そ
の距離のデータだけ計測アーム52を移動するべく、移
動機構7を制御する。そして、計測アーム52を演算し
た距離移動させた位置(図4に示すL3の位置)で停止
させ、レーザ光源52cを駆動してチラシPの側面にレ
ーザ光を照射する。これにより、チラシPの側面に、レ
ーザ光による分取位置の表示Dが、図5に点線で示すよ
うに、なされる。
【0029】作業者は、照射されたレーザ光の位置より
上に存在するチラシPを天板2上のローラ2bに移動さ
せることにより、選択した分取枚数に対応する枚数のチ
ラシPを分取する。この状態で、電子制御装置51は、
計量台3に残っているチラシPの重量を計測し、計測し
た重量をチラシP1枚当たりの重量で除して、計量台3
に残っているチラシPの枚数を演算し、その枚数を分取
前の総枚数から減じて実際に分取されたチラシPの枚数
を演算する。実際に分取されたチラシPの枚数は、表示
パネル4に表示される。これにより、実際に分取したチ
ラシPの枚数を容易に確認することができる。また、演
算して得られた分取されたチラシPの枚数と分取前に選
択されたチラシPの分取枚数とを比較し、過不足がある
場合は、その過不足枚数とチラシP1枚の厚みとから、
分取あるいは分取したチラシPから計量台3に戻す枚数
の位置を演算し、計測アーム52を移動してその位置で
レーザ光源52cを駆動して示す。そして、分取したチ
ラシPの過不足を是正した後、さらに分取するチラシP
がある場合は、表示パネル4に表示されている分取枚数
から目的のものを選択して、計測を開始すれば、同様に
その分取枚数の位置をレーザ光が示すものである。
【0030】このように、複数枚のチラシPの束から必
要枚数を分取するに際して、チラシPの全てを計量台3
に載置し、計量台3に載置したチラシPから所望の枚数
を分取してチラシPを仕分けするものである。言い換え
れば、分取するチラシPは、チラシPから所望の枚数を
予測して分取し、その分取したチラシPを計量台3に載
置し、不足があれば計量台3にさらにチラシPを加える
のではなく、レーザ光で示された位置より上にあるチラ
シPを取り、分取に不足がある場合はさらに計量台3か
らチラシPを取るもので、チラシPの全体から所望の分
量を減算する方式を採用するものである。梱包を解いた
チラシPを計量台3に載置し、計量位置に移動して計量
を開始することにより、チラシPの上から数えて選択し
た分取枚数となる位置をレーザ光で示すので、チラシP
を正確に分取枚数だけ分取することができる。つまり、
レーザ光によりチラシPの側面に非常に細い直線が表示
されるので、表示された直線に対応して直線より上に位
置するチラシPを分取すれば、略過不足の生じない状態
で分取することができる。また、分取したチラシPに過
不足がある場合には、表示パネル4に過不足の有無が表
示され、その位置がレーザ光で示されるので、作業者は
分取したチラシPの枚数を容易に修正することができ
る。
【0031】また、この実施例では、結束装置6が隣接
して設置してあるので、分取したチラシPをローラ2b
により結束装置6に搬送し、結束装置6にて結束するこ
とにより、仕分けされたチラシPを各販売店毎に集荷す
るまでの搬送途中において、チラシPが分散するのを防
止することができる。
【0032】なお、本発明は以上に説明した実施例に限
定されるものではない。上記実施例では、光により計量
台3に載置されたチラシPの高さを計測したが、光に代
えて超音波を用いるものであってもよい。
【0033】また、分取作業の内容、すなわち分取した
チラシPの枚数をホストコンピュータにフィードバック
するように、電気制御装置を構成してもよい。加えて、
どのチラシPの束を、各販売店毎にどのような枚数で仕
分けしたのか、と言った仕分作業の実績を、プリンタに
より印刷して出力するものであってもよい。
【0034】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、位置指
示手段により分取する紙の枚数に対応する位置を、積み
重ねられた紙に対して表示するので、正確に、かつ容易
に所望の枚数の紙を分取することができる。したがっ
て、分取の作業時間を大幅に短縮することができる。
【0036】計測手段が、さらに、計量台に載置された
紙の総重量を計測するものであり、演算手段が、さらに
計測された総重量と載置された紙の総枚数とに基づいて
紙1枚の重量を演算するものであり、計量台に載置され
た紙が分取された後に分取された紙の枚数を計測手段か
らの紙の総重量と分取後の重量と演算手段からの紙1枚
当たりの重量とに基づいて演算して可視状態に出力する
出力手段をさらに具備するものであれば、実際に分取し
た紙の枚数を容易に目視確認することができ、分取作業
の利便性を向上させることができる。
【0037】分取された枚数に過不足がある場合に紙の
総重量と分取後に計量台に残留する紙の重量と紙1枚当
たりの重量とに基づいて分取過不足の枚数を演算する過
不足分演算手段をさらに備え、過不足分演算手段が演算
した分取過不足の枚数に対応して位置指示手段がその過
不足枚数に相当する位置を表示するものであれば、分取
の際の誤差を最小限に留めることができる。また、分取
した紙に過不足が生じた場合に、迅速に枚数を修正する
ことができる。
【0038】計測手段が、計量台に載置された紙の後側
面に光を照射する高さ計測用光源と、高さ計測用光源よ
り照射されて紙により反射された光を受光する受光体と
を具備し、受光体が光を受光した高さ位置に基づいて載
置された紙の高さを計測する構成にすれば、積み重ねら
れた紙の高さを非接触に計測することができる。
【0039】位置指示手段として、レーザ光を発光する
レーザ光源を具備するものであれば、レーザ光で分取枚
数に対応する位置を示すことにより、分取枚数の表示位
置に幅が発生しなくなり、その位置をより正確に示すこ
とができる。また、高さ計測用光源と受光体とレーザ光
源とが、計量台の台本体に対して垂直方向に上下移動可
能に設けられる移動体に取り付けられるものであれば、
計測部分の構成を簡素化することができる。
【0040】計量台の近傍に設けられ、分取された紙を
結束する結束装置をさらに備えてなる構成とすれば、分
取した紙を長距離移動させることなく結束することよ
り、以後の搬送を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の正面図。
【図3】同実施例の電気制御部の概略構成を示すブロッ
ク図。
【図4】同実施例の右側面図。
【図5】同実施例の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
3…計量台 4…表示パネル 5…電子制御部 51…電子制御装置 52…計測アーム 52a…計測用光源 52b…受光素子 52c…レーザ光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06M 7/00 361 G06M 7/00 361 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06M 9/00 G01B 11/02 G01B 21/02 G01G 17/02 G01G 19/42 G06M 7/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積み重ねられた総枚数が既知である複数枚
    の紙を載置し得る計量台を備えてなり、計量台に載置し
    た積み重ねられた紙に入力された分取枚数データに基づ
    いて分取する位置を示し得るものであって、 計量台に載置された紙の少なくとも高さを計測する計測
    手段と、 計測された紙の高さと総枚数とに基づいて紙1枚の厚み
    を演算する演算手段と、 計測手段により計測された高さと演算手段により演算さ
    れた厚みと入力された分取枚数データとに基づいて分取
    する枚数に対応する位置を載置された紙に対して光学的
    に表示する位置指示手段とを具備してなることを特徴と
    する紙分取用計量装置。
  2. 【請求項2】計測手段が、さらに、計量台に載置された
    紙の総重量を計測するものであり、演算手段が、さらに
    計測された総重量と載置された紙の総枚数とに基づいて
    紙1枚の重量を演算するものであり、計量台に載置され
    た紙が分取された後に分取された紙の枚数を計測手段か
    らの紙の総重量と分取後の重量と演算手段からの紙1枚
    当たりの重量とに基づいて演算して可視状態に出力する
    出力手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記
    載の紙分取用計量装置。
  3. 【請求項3】分取された枚数に過不足がある場合に紙の
    総重量と分取後に計量台に残留する紙の重量と紙1枚当
    たりの重量とに基づいて分取過不足の枚数を演算する過
    不足分演算手段をさらに備え、過不足分演算手段が演算
    した分取過不足の枚数に対応して位置指示手段がその過
    不足枚数に相当する位置を表示することを特徴とする請
    求項1又は2記載の紙分取用計量装置。
  4. 【請求項4】計測手段が、計量台に載置された紙の後側
    面に光を照射する高さ計測用光源と、高さ計測用光源よ
    り照射されて紙により反射された光を受光する受光体と
    を具備し、受光体が光を受光した高さ位置に基づいて載
    置された紙の高さを計測することを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の紙分取用計量装置。
  5. 【請求項5】位置指示手段が、レーザ光を発光するレー
    ザ光源を具備することを特徴とする請求項1、2、3又
    は4記載の紙分取用計量装置。
  6. 【請求項6】高さ計測用光源と受光体とレーザ光源と
    が、計量台の台本体に対して垂直方向に上下移動可能に
    設けられる移動体に取り付けられることを特徴とする請
    求項4又は5記載の紙分取用計量装置。
  7. 【請求項7】計量台の近傍に設けられ、分取された紙を
    結束する結束装置をさらに備えてなることを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5又は6記載の紙分取用計量装
    置。
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