JPH11299160A - Dcモータのフラックスヨーク - Google Patents

Dcモータのフラックスヨーク

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Publication number
JPH11299160A
JPH11299160A JP10759998A JP10759998A JPH11299160A JP H11299160 A JPH11299160 A JP H11299160A JP 10759998 A JP10759998 A JP 10759998A JP 10759998 A JP10759998 A JP 10759998A JP H11299160 A JPH11299160 A JP H11299160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
flux yoke
motor
substantially triangular
fixing spring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10759998A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kawasaki
俊一 河崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10759998A priority Critical patent/JPH11299160A/ja
Publication of JPH11299160A publication Critical patent/JPH11299160A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの漏れ磁束を低減するためフラックス
ヨークを装着する際、フレームの精度・モータの品質を
損なわず、しかもフレーム側面に穴を空ける工程も省略
でき、容易に装着できる手段を提供する。 【解決手段】 円筒型フラックスヨーク15の端面円周
上に略三角形の突起16を内面方向に設け、該略三角形
の突起15をフレーム7の側面に設けたマグネット固定
バネ位置決め用の略三角形の凹部18にはめ込んで固定
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンターのヘッド
駆動用、紙送り用、PPCの紙送り用、ソーター用など
に使用されるDCモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から比較的磁束密度の高いマグネッ
トを使用したDCモータはフレーム側面からの漏れ磁束
を抑えるために、フラックスヨークをかぶせている。従
来例を図4に示す。この場合、フレーム面に四角形の穴
をあけ、一方フラックスヨークには円周の一部に突起を
設け、前記穴にはめ込んで固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、フレームの側面に四角形の穴をあける
ため、フレームのプレス工程が増え、フレームの真円度
が悪くなり、また前記穴から異物が入り込む等の課題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、円筒型フラックスヨークの端面円周上に略三
角形の突起を内面方向に設け、該略三角形の突起をモー
タフレーム側面に設けたマグネット固定バネ位置決め用
又はマグネット位置決め用の略三角形の凹部にはめ込ん
で固定したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、円筒型フラックスヨークの端面円周上に略三角形の
突起を内面方向に設け、該略三角形の突起をモータフレ
ーム側面に設けたマグネット固定バネ位置決め用の略三
角形の凹部にはめ込んで固定したものである。マグネッ
ト固定バネを有するDCモータにおいて、その位置決め
用突起の背後の空間を利用してフラックスヨークを固定
するので、フレームの穴開け加工を新規に行う必要がな
い。またその穴はマグネット固定バネによって塞がれて
いる。従って、フレームの真円度悪化、異物侵入を防ぎ
ながら容易にフラックスヨークを装着できるものであ
る。
【0006】本発明の請求項2に記載の発明は、円筒型
フラックスヨークの端面円周上に略三角形の突起を内面
方向に設け、該略三角形の突起をモータフレーム側面に
設けたマグネット位置決め用の略三角形の凹部にはめ込
んで固定したものである。マグネット位置決め用の突起
の背後に形成される空間を利用してフラックスヨークを
固定するので、フレームの穴開け加工を新規に行う必要
がない。またその穴はマグネットによって塞がれてい
る。従って、フレームの真円度悪化、異物侵入を防ぎな
がら容易にフラックスヨークを装着できるものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
【0008】図1〜図3において、シャフト1にはアマ
チュアコア2がかしめ固定され、アマチュアコア2には
インシュレータ3を介して巻線4が施されている。整流
子5の各ライザーにはコイルが巻かれ半田等で導通され
ている。さらに、整流子5の周囲にはスパーク吸収用の
バリスタ6が接続されている。以上のようにしてアマチ
ュア組立を構成する。
【0009】また、ブラケット10には、メタル11と
防振ゴムを貼った板バネ製のブラシ組立12、底板13
が取付けられ、ブラケット組立を構成している。フレー
ム7にはメタル8を圧入固定し、マグネット9を挿入す
ると同時にマグネット固定バネ17にて固定し、フレー
ム組立を構成している。なお、マグネット固定バネ17
は挿入時、フレームの天面に設けられたタップのバーリ
ングに当たらないように、フレーム側面に内側に向かっ
て設けられた略三角形の突起(外側からみれば略三角形
状の凹部18)で位置決めされる。
【0010】次に、上記のように構成された各部品組立
を使用して、モータ組立を構成する手順を説明する。ま
ずブラケット組立のブラシ組立12を治具で広げなが
ら、アマチュア組立を挿入する。次にフレーム組立をア
マチュア組立の上にかぶせる。さらに、ブラケット10
をフレーム7の嵌合部に納め、フレーム7の開口部の円
周上の数箇所をかしめ付け、モータ組立を完成する。
【0011】図2に示すように、さらにフレーム7の外
周にフラックスヨーク15を装着する。フラックスヨー
ク15は円周の一部にスリットが設けられており、外形
が大きくなるように開くことができる。さらに、円周端
部には内面に向かって略三角形の突起16を設けてあ
る。この突起16を前記フレーム7のマグネット固定バ
ネの位置決め凹部18にはめ込んで固定する。また、図
3に示すように、マグネット9の位置決め突起(外側か
らみると凹部19)に、前記フラックスヨーク15の突
起16をはめ込んで固定することも可能である。
【0012】なお、本明細書中で略三角形の凹部とはD
Cモータの軸と平行な方向からみた形状を言っている。
略三角形の凹部は製作の都合で略半円形その他の形状と
なることもある。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例の記載により明らかなよう
に、本発明によれば円筒型フラックスヨークの端面円周
上に略三角形の突起を内面方向に設け、該略三角形の突
起をフレーム側面に設けた略三角形の凹部にはめ込んで
固定したものであり、この凹部はマグネット又はマグネ
ット固定バネの位置決めのために設けられている凸部の
背面であるので、フレームの穴開け加工を新規に行う必
要がない。またその穴はマグネットによって塞がれてい
る。従って、フレームの真円度悪化や異物侵入を防ぎな
がら容易にフラックスヨークを装着できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における小型DCモータの構造
断面図
【図2】本発明の実施例におけるフラックスヨーク装着
説明斜視図
【図3】本発明の実施例におけるマグネット位置決め突
起周辺断面図
【図4】従来例のフラックスヨーク装着説明斜視図
【符号の説明】 1 シャフト 2 アマチュアコア 3 インシュレータ 4 巻線 5 整流子 6 バリスタ 7 フレーム 8 メタル 9 マグネット 10 ブラケット 11 メタル 12 ブラシ組立 13 底板 14 端子板 15 フラックスヨーク 16 突起 17 マグネット固定バネ 18 マグネット固定バネの位置決め凹部 19 マグネットの位置決め凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒型フラックスヨークの端面円周上に
    略三角形の突起を内面方向に設け、該略三角形の突起を
    モータフレーム側面に設けたマグネット固定バネ位置決
    め用の略三角形の凹部にはめ込んで固定したことを特徴
    とするDCモータのフラックスヨーク。
  2. 【請求項2】 円筒型フラックスヨークの端面円周上に
    略三角形の突起を内面方向に設け、該略三角形の突起を
    モータフレーム側面に設けたマグネット位置決め用の略
    三角形の凹部にはめ込んで固定したことを特徴とするD
    Cモータのフラックスヨーク。
JP10759998A 1998-04-17 1998-04-17 Dcモータのフラックスヨーク Withdrawn JPH11299160A (ja)

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JP10759998A JPH11299160A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 Dcモータのフラックスヨーク

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JP10759998A JPH11299160A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 Dcモータのフラックスヨーク

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JPH11299160A true JPH11299160A (ja) 1999-10-29

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ID=14463261

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004032895A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Matsushita Electric Works Ltd モータのステータケースの製造方法
JP2012191753A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Canon Electronics Inc 電磁回転機及びその製造方法並びに電磁回転機の製造装置
JP2017079591A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 周 文三 放熱効果を有するモータ構造
KR20230084388A (ko) * 2021-12-03 2023-06-13 계양전기 주식회사 플럭스링을 포함하는 모터

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